JPH09109203A - 射出成形機のシャットオフノズル - Google Patents

射出成形機のシャットオフノズル

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JPH09109203A
JPH09109203A JP26506195A JP26506195A JPH09109203A JP H09109203 A JPH09109203 A JP H09109203A JP 26506195 A JP26506195 A JP 26506195A JP 26506195 A JP26506195 A JP 26506195A JP H09109203 A JPH09109203 A JP H09109203A
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JP
Japan
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nozzle
housing
shut
sleeve
rotary valve
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JP26506195A
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English (en)
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Taizo Murakami
泰造 村上
Masataka Mitsui
正敬 三井
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで、摩耗部品のみを簡便容易に交
換可能なロータリバルブを内蔵した射出成形機のシャッ
トオフバルブを提供するものである。 【解決手段】 溶融樹脂通路を備えたノズルの途中のハ
ウジングの内部に嵌装され、内部に貫通孔を具備し、か
つ、回動自在な円柱形のロータリバルブを配設するとと
もに、前記溶融樹脂通路の連通遮断を司る回動手段を備
えた射出成形機のシャットオフノズルであって、該ロー
タリバルブを、スリーブを介してハウジング内に嵌装す
るとともに、該ハウジングの両端に、それぞれ、該ハウ
ジングに隣接するノズル部が軸方向に摺動脱着自在で該
スリーブに達する穿孔部を形成し、該ハウジングの端部
外面を該ノズル部とボルト結合するか、または、該ノズ
ル部を該ハウジングの前記穿孔部にネジ結合した構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機のシャ
ットオフノズルに係り、特に、ロータリバルブの摺動部
分の取り替えを簡便化し、開閉動作の円滑化と長寿命化
を図った射出成形機のシャットオフノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機は、金型キャビティ内
へ溶融樹脂を射出充填する際、その経路を連通遮断する
シャットオフバルブを備えている。図5、図6、図7
は、従来の射出成形機のシャットオフノズル1を示した
もので、図6に示すように、射出装置14のノズル18
の中間部に貫通孔8を備えた円柱形のロータリバルブ2
が配設され、油圧シリンダ(シャットオフシリンダ用シ
リンダ30)によりロータリバルブ2を90度回動し
て、溶融樹脂通路10を連通遮断するようになってい
る。
【0003】そして、シャットオフノズル1のロータリ
バルブ2の両端部には、樹脂漏れを防止するピストンリ
ング6が適当間隔に離間して複数列配置されている。図
5は、このようなシャットノズル1を構成するロータリ
バルブ2の回動手段の構成を示す側面図であり、シャッ
トオフノズル1の両端部には、それぞれ、ロータリバル
ブ2の回動用のレバー26が突設されている。そして、
レバー26を約90度回動させてロータリバルブ2を約
90度回動し、溶融樹脂通路10を遮断することによっ
て保圧工程とは無縁の状態にして直ちに次ショットの計
量工程に入ることが可能なように、ロータリバルブ回動
装置28が加熱シリンダ16の下部に配設される。この
シャットオフノズル駆動装置28はシャットオフノズル
用シリンダ30とシャットオフノズル用リンクプレート
32とシャットオフアーム34などから構成される。
【0004】図5ならびに図6に示すように、略三角形
をしたシャットオフノズル用リンクプレート32の一端
部は、支軸を移動を許さず回転のみ自在に軸支され、他
端部にシャットオフノズル用シリンダ30のロッド30
a先端部ならびにシャットオフアーム34にピン接合さ
れ、支軸回りに回動される。シャットオフアーム34の
他端部は、前述したレバー26の端部にピン接合され
る。
【0005】このシャットオフノズル1は、シャットオ
フノズル用シリンダ30に作動油を供給することによっ
てロッド30aを前進させて貫通孔8を溶融樹脂通路1
0と導通させ、反対にロッド30aを後退させて貫通孔
8を溶融樹脂通路10と遮断するよう構成される。な
お、符号36はヒータである。
【0006】ロータリバルブの回動は、1成形サイクル
中に4回もある。すなわち、射出開始に閉から開、保圧
終了時に開から閉、サックバック開始時に閉から開、サ
ックバック終了時に開から閉の都合4回である。このう
ち、第3回目の動作の際(サックバック開始時)には、
ロータリバルブのノズル側(高圧)とスクリュ側(大気
圧)との圧力差が非常に大きく、この状態では、ロータ
リバルブに大きな回動力が加える必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、下記に示すような問題があった。 (1)シャットオフノズルは、長期間使用すると摺動部
分の摩耗により樹脂漏れがひどくなり、また、高温、高
圧、高速、ハイサイクル等の苛酷な運転条件で成形を繰
り返し行なうと、シャットオフノズルのロータリバルブ
に焼き付きを起こしてかじり現象を発生し、円滑な回動
が阻害される。 (2)このような場合には、シャットオフノズル全体の
交換が必要となり、交換作業が煩雑であるとともに、新
製在庫品を必要とし、大きな損害となる。 (3)ロータリバルブを嵌装するハウジングの摺動面に
は、耐摩耗のための様々な表面処理が施工されるが、図
6のように、ハウジング4がノズル部18と一体化され
ていると、その施工が非常に困難で(ときには、不可能
の場合も有る)充分な表面処理ができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明においては、第1の発明では、射出
成形機から金型キャビティ内へ溶融樹脂を導く溶融樹脂
通路を備えたノズルの途中のハウジングの内部に嵌装さ
れ、内部に貫通孔を具備し、かつ、回動自在な円柱形の
ロータリバルブを配設するとともに、前記溶融樹脂通路
の連通遮断を司る回動手段を備えた射出成形機のシャッ
トオフノズルであって、該ロータリバルブを、スリーブ
を介してハウジング内に嵌装するとともに、該ハウジン
グの両端に、それぞれ、該ハウジングに隣接するノズル
部が軸方向に摺動脱着自在で該スリーブに達する穿孔部
を形成し、該ハウジングの端部外面を該ノズル部とボル
ト結合するか、または、該ノズル部を該ハウジングの前
記穿孔部にネジ結合した構成としたものである。また、
第2の発明では、第1の発明における穿孔部を、大径部
と小径部とからなる段付部を有するインロー機構とし
た。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明においては、溶融樹脂通路
を備えたノズルの途中のハウジングの内部に嵌装され、
内部に貫通孔を具備し、かつ、回動自在な円柱形のロー
タリバルブを配設するとともに、前記溶融樹脂通路の連
通遮断を司る回動手段を備えた射出成形機のシャットオ
フノズルであって、該ロータリバルブを、スリーブを介
してハウジング内に嵌装するとともに、該ハウジングの
両端に、それぞれ、該ハウジングに隣接するノズル部が
軸方向に摺動脱着自在で該スリーブに達する穿孔部を形
成し、該ハウジングの端部外面を該ノズル部とボルト結
合するか、または、該ノズル部を該ハウジングの前記穿
孔部にネジ結合した構成としたので、ハウジングとこれ
に接合される両側のノズル部との脱着が簡便容易であ
り、また、摩耗消耗部品としてスリーブをハウジングと
ロータリバルブとの間に介在させておくことにより、摩
耗部品の交換が従来構造に比べてはるかに容易であり、
かつ、消耗品費用も安価になる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図4は本発明に係り、図1はシ
ャットオフノズルを備えた射出用ノズルの側面図、図2
はシャットオフノズルの側面縦断面図、図3はシャット
オフノズルの縦断面図、図4はシャットオフノズルのシ
ール部の要部断面図である。なお、図5〜図7は従来の
シャットオフノズル駆動装置の側面図、図6はシャット
オフノズル駆動装置の縦断面図、図7はシャットオフノ
ズルのシール部の要部拡大断面図である。
【0011】図1に示すように、射出装置14は、加熱
シリンダ16の先端部に締結された加熱シリンダヘッド
17にノズル18がボルト17aによって装着され、こ
の加熱シリンダ16内に、図6と同様に、スクリュ20
が回転自在にかつ軸方向移動自在に挿通されている。こ
のスクリュ20の回転は、スクリュ20の後部に連結さ
れた図示しないモータにより行なわれ、軸方向移動は図
示しない油圧シリンダによって操作される。一方、ノズ
ル18の先端は金型22に穿設されたホットランナ部2
4に当接し、ノズル18内に配設された溶融樹脂通路1
0とホットランナ部24が連絡され、スクリュ20から
ホットランナ部24に至る溶融樹脂通路が形成される。
【0012】従来、ノズル18の中間部にノズル18と
一体的にシャットオフノズル1のハウジング4が設けら
れていたが、本発明では、ノズル18を中間部で二分
し、その間に独立してシャットオフノズル1のハウジン
グ4(具体的には、後述するように、第1ハウジング3
9と第2ハウジング42)が配設される。そして、シャ
ットオフノズル1の両側面端部には、ハウジング4内に
嵌装されたロータリバルブ2の縁端部と連結されたレバ
ー26が突設され、レバー26を約90度回動させて、
ロータリバルブ2を約90度回動し、溶融樹脂通路10
を遮断することによって保圧工程とは無縁の状態にして
直ちに次ショットの計量工程に入ることが可能なよう
に、シャットオフノズル駆動装置28が加熱シリンダヘ
ッド17の下部に配設される。このシャットオフノズル
駆動装置28は、シャットオフノズル用シリンダ30と
該シャットオフノズル用シリンダ30のピストンロッド
30aの先端部に連結金具31を介してピン接合された
シャットオフノズル用リンクプレート32とこれに同じ
くピン接合されたシャットオフアーム34とこれにピン
接合されるレバー26およびシャットオフノズル用シリ
ンダ30を加熱シリンダヘッド17に固設するブラケッ
ト50等で構成される。
【0013】シャットオフノズル1は、図2に示すよう
に、ノズル18の長手軸方向と直交して円形の透孔が穿
設され、この中にスリーブ38(具体的には、第1スリ
ーブ38Aと第2スリーブ38b)を中間に介在させた
うえロータリバルブ2が回動自在に嵌装される。ハウジ
ング4の両端部は、図2に示すように、それぞれ、ハウ
ジング4に隣接するノズル18(前部ノズル18Aと後
部ノズル18B)が軸方向に摺動脱着自在でスリーブ3
8に達する穿孔部4A、4Bを形成し、一方、前部ノズ
ル18Aと後部ノズル18Bの先端部は、それぞれこの
穿孔部4A、4Bに嵌合するように形成する。そして、
ハウジング4の端部外面をノズル18Aやノズル18B
とフランジを介してボルト結合するか、または、ノズル
18Aやノズル18Bの嵌合部の後方にネジSを螺設し
てハウジング4の前記穿孔部4A、4Bにネジ結合した
構成とした。図2の実施例では、右端(後部ノズル18
B側)をボルト結合とし、左端(前部ノズル18A側)
をネジ結合としたが、この逆としたり、あるいは、両方
ともボルト結合としたり、両方ともネジ結合としてもよ
い。
【0014】さらに、詳しく言うと、ハウジング4は、
図4に示されるように、軸方向に3分割され、中間部の
第2ハウジング42を中央に挟んで両側に一対の第1ハ
ウジング39を設け、この両側の第1ハウジング39の
内面の内側に、キー止めしたスリーブ38(具体的に
は、第1スリーブ38A)を嵌入させ、さらに第1スリ
ーブ38Aの内側に内側スリーブ40を嵌装してロータ
リバルブ2の外周にキー46を介してキー止めした。し
たがって、ロータリバルブ2の回動時に、第1スリーブ
38Aの内周面と内側スリーブ40の外周面との接触面
を摺動面とするようにしたものである。また、同様に、
第2ハウジング42の内面の内側にも、第2ハウジング
42の内周にキー止めしたスリーブ38(具体的には、
第2スリーブ38B)を嵌入させ、ロータリバルブ2の
回動時に、第2スリーブ38Bの内周面とロータリバル
ブ2の外周面との接触面を摺動面としている。したがっ
て、左右一対の第1スリーブ38Aは、中央に第2スリ
ーブ38Bを挟んで一列に配列される。シャットオフノ
ズル1は、図3〜図4に示すように、スリーブ38(第
1スリーブ38A2個と第2スリーブ38B)、内側ス
リーブ40、第1ハウジング39、第2ハウジング4
2、ロータリバルブ2、スリーブ押え板43、ブッシュ
45、ピストンリング6およびバッファリング44等か
ら構成される。図4に示されるように、ロータリバルブ
2には、ロータリバルブ2の軸芯と直交方向に貫通孔8
が穿設されている。この貫通孔8の両端側(ロータリバ
ルブの軸方向中央部)には、上述したように、第2スリ
ーブ38Bが嵌装され、ロータリバルブ2の軸方向端部
外周には、内側スリーブ40が嵌着される。
【0015】第1ハウジング39の両側には、ボルトで
締結されたスリーブ押え板43が設けられ、スリーブ押
え板43とロータリバルブ2外周面との摺動面間にはブ
ッシュ45が嵌装される。第1スリーブ38Aや第2ス
リーブ38Bとブッシュ45は、それぞれ、摺動相手方
の内側スリーブ40やロータリバルブ2とスリーブ押え
板45の内面の摩耗を極力抑えるため、摺動相手方の内
側スリーブ40やロータリバルブ2やスリーブ押え板4
5よりも摩耗し易い材質を選定し、一方、内側スリーブ
40やロータリバルブ2の摺動面は耐摩耗性の表面処理
を施しておくことが望ましい。内側スリーブ40の第1
スリーブ38Aと接する部分には、溶融樹脂の漏れを防
止するための矩形断面を有するピストンリング6が軸方
向に2対配列されて設けられる。
【0016】また、第1スリーブ38Aと内側スリーブ
40ならびに第2スリーブ38Bとの当接箇所には、図
4に示すように、矢印形状のバッファリング44が重畳
して配設されており、該当接箇所の空間部(図4に図示
のホームベース形空間部)にバッファリング44が密着
して係合し、シール機能を確実に付与できるようになっ
ている。
【0017】また、第2の発明では、穿孔部4A,4B
を、大径部と小径部とからなる段付部を有するインロー
機構として、接合面に沿って流れる樹脂漏れを出来るだ
け少なくなるようにした。
【0018】以上のように構成された本発明の射出成形
機のシャットオフノズルの作動について説明する。ま
ず、スクリュ20を回動しながら適宜な距離ほど後退さ
せたうえで、計量工程としてスクリュ20の前方の貯溜
部に所定の量の溶融樹脂を貯溜する。このとき、計量工
程中のシャットオフノズル1は溶融樹脂通路10を遮断
した状態にしておくことは勿論である。計量工程が終了
した後の射出工程では、シャットオフノズル1を連通状
態にした後、貯溜部に貯溜された溶融樹脂は、スクリュ
20の前進動(ただし回転はなし)にて図示しない金型
間のキャビティ内にホットランナ部24を経由して射出
充填される。
【0019】充填完了と同時に、シャットオフノズル用
シリンダ30に作動油を導入するとロッド30aが前進
し、シャットオフノズル用リンクプレート32ならびに
シャットオフアーム34ならびにレバー26を介してロ
ータリバルブ2が約90度回動することにより、溶融樹
脂通路は遮断される。シャットオフノズル1が溶融樹脂
通路10を遮断すると、スクリュ20を回動、かつ、後
退しながら再度計量工程に入る。一方、キャビティ部へ
充填された溶融樹脂は金型によって冷却される間に起こ
る、樹脂の収縮(換言すれば、ひけ)分を補うため、シ
ャットオフノズル1を遮断して保圧工程中のホットラン
ナ24内の残圧で、冷却中のキャビティ内の溶融樹脂に
所定の加圧を付与する。
【0020】一定時間の金型による樹脂の冷却固化が完
了すると、冷却工程は終了し、金型を開いて成形品を取
り出し、再度金型の型締を行なうとともに、シャットオ
フノズル1を連通状態に復元して溶融樹脂通路10を開
放して、射出工程に入る。このような計量工程、射出お
よび保圧工程、冷却工程(冷却工程中には次ショットの
計量工程を含む)の繰り返しにより、射出成形時の射出
圧力が、例えば、1000kg/cm2 になったり、あ
るいは、その後の保圧工程時にはそれ以上の圧力を負荷
するので、シャットオフノズル1の開閉、すなわち、ロ
ータリバルブ2の回動動作に大きな力を要する。
【0021】以上述べたように、本発明では、溶融樹脂
通路を備えたノズルの途中のハウジングの内部に嵌装さ
れ、内部に貫通孔を具備し、かつ、回動自在な円柱形の
ロータリバルブを配設するとともに、前記溶融樹脂通路
の連通遮断を司る回動手段を備えた射出成形機のシャッ
トオフノズルであって、該ロータリバルブを、スリーブ
を介してハウジング内に嵌装するとともに、該ハウジン
グの両端に、それぞれ、該ハウジングに隣接するノズル
部が軸方向に摺動脱着自在で該スリーブに達する穿孔部
を形成し、該ハウジングの端部外面を該ノズル部とボル
ト結合するか、または、該ノズル部を該ハウジングの前
記穿孔部にネジ結合した構成としたことにより、ロータ
リバルブ2の摺動面の摩耗をスリーブ38(具体的に
は、第1スリーブ38Aと第2スリーブ38B)に集中
させ、ロータリバルブ2やハウジング4(具体的には第
1ハウジング39や第2ハウジング42)を摩耗から保
護し、かつ、摩耗部品であるスリーブ38の取り替えを
簡便容易に実施できるようにした。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、下記のような優れた効果を発揮できる。 (1)シャットオフノズルのハウジングをノズル部より
分離独立させたので、摩耗対策が極限化され、交換部品
の費用が低減される。 (2)ロータリバルブやハウジングの摺動面全体を耐摩
耗処理する必要がなくなり、イニシアルコストが安価に
なる。 (3)摩耗部品であるスリーブの交換が、簡便容易でら
る。 (4)ロータリバルブ回動の摩耗に起因する樹脂漏れが
少なくなるので、樹脂の除去作業が不要でメンテナンス
が簡便容易である。 (4)摩耗部品であるスリーブの交換作業が容易になる
結果、シャットオフノズル全体の長寿命化を図ることが
でき、連続安定運転が継続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシャットオフノズルを備
えた射出用ノズルの側面図である。
【図2】本発明の実施例に係るシャットオフノズルの側
面縦断面図である。
【図3】本発明の実施例に係るシャットオフノズルの縦
断面図である。
【図4】本発明の実施例に係るシャットオフノズルのシ
ール部の要部断面図である。
【図5】従来のシャットオフノズル駆動装置の側面図で
ある。
【図6】従来のシャットオフノズル駆動装置の縦断面図
である。
【図7】従来のシャットオフノズルのシール部の要部拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 シャットオフノズル 2 ロータリバルブ 4 ハウジング 4A、4B 穿孔部 6 ピストンリング 8 貫通孔 10 溶融樹脂通路 14 射出装置 16 加熱シリンダ 17 加熱シリンダヘッド 17a 取り付けボルト 18 ノズル 18A 前部ノズル 18B 後部ノズル 20 スクリュ 22 金型 24 ホットランナ部 26 レバー 28 ロータリバルブ回動手段(シャットオフノズル駆
動装置) 30 油圧シリンダ(シャットオフノズル用シリンダ) 30a ピストンロッド 31 連結金具 32 シャットオフノズル用リンクプレート 34 シャットオフアーム 38 スリーブ 38A 第1スリーブ 38B 第2スリーブ 39 第1ハウジング 40 内側スリーブ 42 第2ハウジング 43 スリーブ押え板 44 バッファリング 45 ブッシュ 46 キー 50 ブラッケット S ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機から金型キャビティ内へ溶融
    樹脂を導く溶融樹脂通路を備えたノズルの途中のハウジ
    ングの内部に嵌装され、内部に貫通孔を具備し、かつ、
    回動自在な円柱形のロータリバルブを配設するととも
    に、前記溶融樹脂通路の連通遮断を司る回動手段を備え
    た射出成形機のシャットオフノズルであって、 該ロータリバルブを、スリーブを介してハウジング内に
    嵌装するとともに、 該ハウジングの両端に、それぞれ、該ハウジングに隣接
    するノズル部が軸方向に摺動脱着自在で該スリーブに達
    する穿孔部を形成し、 該ハウジングの端部外面を該ノズル部とボルト結合する
    か、または、該ノズル部を該ハウジングの前記穿孔部に
    ネジ結合したことを特徴とする射出成形機のシャットオ
    フノズル。
  2. 【請求項2】 穿孔部を、大径部と小径部とからなる段
    付部を有するインロー機構とした請求項1記載の射出成
    形機のシャットオフノズル。
JP26506195A 1995-10-13 1995-10-13 射出成形機のシャットオフノズル Pending JPH09109203A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017113171A1 (zh) * 2015-12-30 2017-07-06 四川蓝光英诺生物科技股份有限公司 生物打印机
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