JPH09109189A - 射出成形金型および射出成形方法 - Google Patents

射出成形金型および射出成形方法

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JPH09109189A
JPH09109189A JP7272599A JP27259995A JPH09109189A JP H09109189 A JPH09109189 A JP H09109189A JP 7272599 A JP7272599 A JP 7272599A JP 27259995 A JP27259995 A JP 27259995A JP H09109189 A JPH09109189 A JP H09109189A
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JP
Japan
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injection molding
pin
pressure
filling
mold
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JP7272599A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Fukushima
哲夫 福島
Yoshio Maruyama
義雄 丸山
Koichi Kumagai
浩一 熊谷
Yukio Maeda
幸男 前田
Yasuo Kugii
康雄 釘井
Kimihiro Wakamizu
公博 若水
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7272599A priority Critical patent/JPH09109189A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/284Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外でも使用可能なように電子機器用のセラ
ミック製電子回路基板を樹脂により封止成形する方法に
おいて、低粘度な樹脂を用いる場合でも、バリの発生や
実装された電子部品のリード間のショートがなく良好な
封止が行えることを目的とする。 【解決手段】 射出成形金型のスプルー部あるいはラン
ナー部にスライド可能なピンを設け、充填完了時にピン
を移動させて金型内を減圧する構成にした金型およびそ
の金型を用いた成形方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂によ
る成形および封止に用いる射出成形と金型と射出成形方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋外での使用を前提とした電子機器に使
用される電子回路基板は、過酷な温度および湿度に曝さ
れるため、基板の周囲を樹脂などで封止し、製品に組み
込まれる場合が多い。その封止に用いられる樹脂はその
多くが液体の状態で、基板全体の周囲、あるいは特定の
部品の周囲に供給され、長時間かけて硬化を行うことが
多いが、熱可塑性樹脂を用いて射出成形によって封止を
行うこともある。その封止樹脂によって電子部品の過酷
な環境下での使用が実現できている。
【0003】図14は従来の熱可塑性樹脂で封止された
回路基板の断面図であり、1はセラミック基板、2は実
装されているパッケージ部品、3は実装されているチッ
プ部品、4は封止に用いている液晶ポリマー、4aは樹
脂だまり、4bはバリである。この封止の方法は部品が
実装された基板1を射出成形金型内にセットし、熱可塑
性樹脂を注入し固化することによって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例では、セラミック基板を封止するために高粘
度の樹脂を充填すると、成形時において基板にクラック
などが発生するため、このクラックの発生を防止する方
法として、低粘度で成形収縮率も低い液晶ポリマーを高
温高速で充填する方法が用いられている。しかし、この
充填方法によると、充填完了時にスクリューを停止して
も残圧により、オーバーパック不良やバリ4bが発生
し、また、パッケージ部品2のリード部のはんだが溶解
して流され、ショートが発生するという問題を有してい
た。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、低粘度の樹脂を高速で金型内へ充填しても、オーバ
ーパック、バリなどの発生や、パッケージ部品がショー
トすることがなく、セラミック基板の樹脂封止を歩留ま
りよく行えることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第1の発明の射出成形金型は射出成形金型
のランナー部にスライド可能なピンを設けている。同様
に、本発明の第2の発明の射出成形金型は射出成形金型
のスプルー部にスライド可能なピンを設けている。
【0007】同様に、本発明の第3の発明の射出成形金
型は射出成形金型のスプルー部に設けたイジェクターピ
ンを金型内に設けた駆動部により移動させる構造として
いる。同様に、本発明の第4の発明の射出成形方法は射
出成形金型のスプルー部あるいはランナー部にスライド
可能なピンを設け、充填完了時にピンを移動させ金型内
に空間を形成し、金型内圧を低減するものである。
【0008】同様に、本発明の第5の発明の射出成形機
は、射出成形金型のスプルー部あるいはランナー部にス
ライド可能なピンを設け、充填完了時にピンを移動させ
る機構を有するものである。同様に、本発明の第6の発
明の射出成形金型は、射出成形金型の製品部の充填完了
位置近傍に圧力検出ピンを設けている。
【0009】同様に、本発明の第7の発明の射出成形方
法は、射出成形金型の製品部の充填完了位置近傍に圧力
検出ピンを設け、圧力を検出したタイミングで樹脂の射
出を制御するものである。同様に、本発明の第8の発明
の射出成形機は、射出成形金型の製品部の充填完了位置
近傍に圧力検出ピンを設け、圧力を検出したタイミング
で樹脂の射出を制御するコントローラを有している。
【0010】同様に、本発明の第9の発明の射出成形金
型は、射出成形金型のスプルー部に充填過程でスライド
可能なピンを設け、製品部の充填完了位置近傍に圧力検
出ピンを設けている。同様に、本発明の第10の発明の
射出成形金型は射出成形金型のランナー部に充填過程で
スライド可能なピンを設け、製品部の充填完了位置近傍
に圧力検出ピンを設けている。
【0011】同様に、本発明の第11の発明の射出成形
金型は、射出成形金型のスプルー部にイジェクターピン
を設け、樹脂の充填時に移動させることが可能で、かつ
製品部の充填完了位置近傍に圧力検出ピンを設けてい
る。同様に、本発明の第12の発明の射出成形方法は、
射出成形金型のスプルー部あるいはランナー部にスライ
ド可能なピンを設け、製品部の充填完了位置近傍に圧力
検出ピンを設けて充填完了タイミングを検出し、充填完
了時にピンを移動させて金型内に空間を形成し、金型内
圧を低減するものである。
【0012】同様に、本発明の第13の発明の射出成形
機は、射出成形金型のスプルー部あるいはランナー部に
スライド可能なピンを設け、製品部の充填完了位置近傍
に圧力検出ピンを設けて、充填完了時にピンを移動させ
る機構を有している。
【0013】本発明の第1から第5の発明の射出成形金
型、射出成形方法および射出成形機によれば、低粘度の
樹脂を高速で金型内に充填するとき、充填完了時にラン
ナー部あるいはスプルー部に接触するピンをスライドさ
せて空間を形成し、金型内圧を低減するため、残圧等に
より金型内圧が過剰になって発生するオーバーパック、
バリおよびパッケージ部品のショート等を低減すること
ができる。
【0014】本発明の第6から第8の発明の射出成形金
型、射出成形方法および射出成形機によれば、低粘度の
樹脂を高速で金型内に充填するとき、射出成形金型の製
品部の充填完了位置近傍に圧力検出ピンを設けているた
め、充填の完了がモニタリングでき、そのタイミングで
樹脂の射出を制御することができるため、スクリュー位
置の変動などにより、金型内圧が過剰になって発生する
オーバーパック、バリおよびパッケージ部品のショート
等を低減することができる。
【0015】本発明の第9から第13の発明の射出成形
金型、射出成形方法および射出成形機によれば、低粘度
の樹脂を高速で金型内に充填するとき、射出成形金型の
スプルー部あるいはランナー部にスライド可能なピンを
設け、製品部の充填完了位置近傍に圧力検出ピンを設け
ているため、充填の完了がモニタリングでき、そのタイ
ミングでピンを移動させて金型内に空間を形成し、金型
内圧を低減することができるため、スクリュー位置の変
動や残圧等により金型内圧が過剰になって発生するオー
バーパック、バリおよびパッケージ部品のショート等を
低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の射出成形金型の実
施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例による金
型で形成された製品部と金型の一部の断面図である。図
において、5はスプルー部、6はランナー部、7はゲー
ト、8は製品部、9は封止されているセラミック基板、
10はセラミック基板9に実装されているチップ部品、
11はパッケージ、12は樹脂だまり、13は封止材料
である液晶ポリマー、14はスプルー部5に設けられ充
填完了直後に矢印方向に所定量移動する減圧ピンであ
る。
【0017】図1に基づいて説明する。本発明の第1の
実施例の射出成形金型で成形を行う場合、まずパッケー
ジ部品11などが実装されたセラミック基板9を金型内
に固定し、型締めを行った後に射出成形機により液晶ポ
リマー13を充填する。液晶ポリマー13は低粘度であ
るが、溶融温度が高いため、基板に対する熱のダメージ
を低減するため高速充填が行われる。そのため、充填の
完了直後にスクリュー停止や二次圧力切り換えを行って
も残圧により、オーバーパック、バリおよびショート等
が発生する。そこで、スクリュー停止あるいは二次圧力
切り換えと同期させて、スプルー部5に設けた減圧ピン
14を矢印方向に移動させ、金型内に空間を形成するこ
とにより残圧が解消され、オーバーパックやバリなどを
低減することができる。またパッケージ部品のショート
等も低減できる。
【0018】図2は本発明の第2の実施例による金型で
形成された製品部と金型の一部の断面図であり、15は
スプルー部、16はランナー部、17はゲート、18は
製品部、19は封止されているセラミック基板、20お
よび21はセラミック基板19に実装されているチップ
部品およびパッケージ部品、22は樹脂だまり、23は
封止材料である液晶ポリマー、24はランナー部16に
設けられ充填完了直後に矢印方向に所定量移動する減圧
ピンである。
【0019】図2に示された射出成形金型で成形を行う
場合、第1の実施例と同様に液晶ポリマーの高速充填が
行われるが、オーバーパック、バリおよびパッケージ部
品のショート等の発生を防止するため、スクリュー停止
あるいは二次圧力切り換えと同期させて、ランナー部に
設けた減圧ピン24を矢印方向に移動させ、金型内に空
間を形成することにより残圧を解消する。そのため、オ
ーバーパックやバリなどの発生を低減することができ
る。またパッケージ部品のショート等も低減することが
できる。本実施例では、減圧用のピン24はランナー部
16に設けられているため、減圧ピン24は第1の実施
例よりも製品部に近い位置で機能することになり、圧力
解消の効果が高く、不良発生率をさらに低くすることが
できる。
【0020】図3は本発明の第3の実施例による金型で
形成された製品部と金型の一部の断面図であり、25は
スプルー部、26はランナー部、27はゲート、28は
製品部、29は封止されているセラミック基板、30お
よび31はセラミック基板29に実装されているチップ
部品およびパッケージ部品、32は樹脂だまり、33は
封止材料である液晶ポリマー、34は充填完了時に矢印
方向に所定量移動可能なイジェクターピンである。
【0021】図3に示された射出成形金型で成形を行う
場合、第1の実施例と同様に液晶ポリマーの高速充填が
行われるが、オーバーパック、バリおよびパッケージ部
品のショート等の発生を防止するため、スクリュー停止
あるいは二次圧力切り換えと同期させて、イジェクター
ピン34を矢印方向に移動させ、金型内に空間を形成す
ることにより残圧を解消する。そのため、オーバーパッ
クやバリなどの発生を低減できる。またパッケージ部品
のショート等も低減できる。本実施例では、イジェクタ
ーピンに減圧の機能を持たせることにより、金型内のレ
イアウトを従来の射出成形金型と同様にすることがで
き、金型設計面での難易度を低くすることができる。
【0022】図4(a)および(b)は本発明の第4の
実施例による射出成形方法のフローチャートであり、図
4(a)は保圧工程のない場合、図5は保圧工程のある
場合のフローチャートである。図4(a)に示すように
保圧工程がない場合は、液晶ポリマーの充填を開始した
後、スクリューの位置で充填完了を検出し、充填を停止
すると同時に、減圧ピンを駆動する信号を出し金型内を
減圧する。その後、冷却を行ったあとで取り出しを行
う。図4(b)のように保圧工程がある場合は、液晶ポ
リマーの充填を開始した後、スクリューの位置で充填完
了を検出し、圧力を2次圧力に切り換えると同時に、減
圧ピンを駆動する信号を出し金型内を減圧する。その
後、保圧をかけて、冷却後取り出しを行う。いづれの工
法によってもオーバーパックやバリなどが発生すること
はない。またパッケージ部品のショート等も発生しな
い。
【0023】図5は実施例4に示された射出成形方法を
実施するための、本発明の第5の実施例による射出成形
機の模式図であり、40は射出成形機本体、41は射出
成形金型、42は射出シリンダー、43はホッパードラ
イヤー、44はメインコントローラ、45は射出ユニッ
ト、46は減圧用ピン、47は減圧用ピン駆動ユニッ
ト、48はスクリュー位置検出センサである。
【0024】図5に示された射出成形機で成形を行う場
合、まず、メインコントローラ44から射出の信号が出
され、ホッパードライヤー43内の樹脂ペレットが射出
ユニット45により可塑化され、射出シリンダ42から
金型41内へ充填される。充填の完了をスクリュー位置
検出センサ48が検出すると、メインコントローラ44
が充填完了の信号を出し、シリンダーは停止するかある
いは2次圧力負荷の状態になる。それと同時に、メイン
コントローラ44からは減圧用ピン駆動ユニット46に
対して、減圧の信号を出すことにより、減圧用ピン46
が樹脂接触面から後退し、型内圧を減圧する。この成形
機40を使用することにより、封止成形品のオーバーパ
ック、バリおよびパッケージ部品のショートを低減し、
連続的に封止成形品を生産することが可能となる。
【0025】図6は本発明の第6の実施例による金型で
形成された製品部と金型の一部の断面図であり、50は
スプルー部、51はランナー部、52はゲート、53は
製品部、54は封止されているセラミック基板、55お
よび56はセラミック基板54に実装されているチップ
部品およびパッケージ部品、57は樹脂だまり、58は
封止材料である液晶ポリマー、59は圧力検出ピンであ
る。
【0026】図6に示された射出成形金型で成形を行う
場合、第1の実施例と同様に液晶ポリマーの高速充填が
行われるが、スクリュー停止あるいは二次圧力切り換え
のタイミングをスクリュー位置から検出するのではな
く、金型内の製品部の充填完了位置近傍に設けた圧力検
出ピン59により検出するようにしている。そのため、
樹脂の物性変化やスクリュー位置精度および検出精度の
低下があっても確実に充填完了のタイミングを検出する
ことができる。そのため残圧の発生も少なく、オーバー
パックやバリなどが低減できる。またパッケージ部品の
ショート等も低減できる。
【0027】図7(a)および(b)は本発明の第7の
実施例による射出成形方法のフローチャートであり、図
7(a)は保圧工程のない場合、図7(b)は保圧工程
のある場合のフローチャートである。図7(a)に示す
ように保圧工程がない場合は、液晶ポリマーの充填を開
始した後、型内圧センサで充填完了を検出し、充填を停
止する。その後、冷却を行ったあとで取り出しを行う。
図7(b)のように保圧工程がある場合は、充填を開始
した後、型内圧センサで充填完了を検出し、圧力を2次
圧力に切り換える。その後、保圧をかけて、冷却後取り
出しを行う。いづれの工法によってもスクリュー停止あ
るいは二次圧力切り換えのタイミングをスクリュー位置
から検出するのではなく、金型内の製品部の充填完了位
置近傍に設けた圧力検出ピンにより検出するようにして
いるため、樹脂の物性変化やスクリュー位置精度および
検出精度の低下があっても確実に充填完了のタイミング
を検出することができる。そのため残圧の発生も少な
く、オーバーパックやバリなどが低減できる。またパッ
ケージ部品のショート等も低減できる。
【0028】図8は実施例7に示された射出成形方法を
実施するための本発明の第8の実施例による射出成形機
の模式図であり、60は射出成形機本体、61は射出成
形金型、62は射出シリンダー、63はホッパードライ
ヤー、64はメインコントローラ、65は射出ユニッ
ト、66は圧力検出ピン、67は圧力検出センサであ
る。
【0029】図8に示された射出成形機で成形を行う場
合、まず、メインコントローラ64から射出の信号が出
され、ホッパードライヤー63内の樹脂ペレットが射出
ユニット65により可塑化され、射出シリンダ62から
金型61内へ充填される。充填の完了を圧力検出ピン6
6を介して圧力センサ67で検出するとメインコントロ
ーラ64が充填完了の信号を出し、シリンダーは停止す
るかあるいは2次圧力負荷の状態になる。本実施例によ
ると、スクリュー停止あるいは二次圧力切り換えのタイ
ミングをスクリュー位置から検出するのではなく、金型
内の製品部の充填完了位置近傍に設けた圧力検出ピンに
より検出するようにしているため、樹脂の物性変化やス
クリュー位置精度および検出精度低下があっても確実に
充填完了のタイミングを検出することができる。そのた
め残圧の発生も少なく、オーバーパックやバリなどを低
減できる。またパッケージ部品のショート等も低減でき
る。この成形機を使用することにより、封止成形品のオ
ーバーパック、バリおよびパッケージ部品のショートを
低減し、連続的に封止成形品を生産することが可能とな
る。
【0030】図9は本発明の第9の実施例による金型で
封止成形された製品部と金型の一部の断面図であり、7
0はスプルー部、71はランナー部、72はゲート、7
3は製品部、74は封止されているセラミック基板、7
5、76はセラミック基板74に実装されているチップ
部品およびパッケージ部品、77は樹脂だまり、78は
封止材料である液晶ポリマー、79は充填完了直後に矢
印方向に所定量移動する減圧用ピン、80は圧力検出ピ
ンである。
【0031】本発明の第9の実施例の射出成形金型で成
形を行う場合、第1の実施例と同様に液晶ポリマーの高
速充填が行われるが、スクリュー停止あるいは二次圧力
切り換えのタイミングをスクリュー位置から検出するの
ではなく、金型内の製品部73の充填完了位置近傍に設
けた圧力検出ピン80により検出するようにしている。
そのため、樹脂の物性変化やスクリュー位置精度および
検出精度低下があっても確実に充填完了のタイミングを
検出し、スクリュー停止あるいは二次圧力切り換えを行
うことができる。さらに、そのタイミングと同期させ
て、スプルー部に設けたピン79を矢印方向に移動さ
せ、金型内に空間を形成することにより残圧が解消さ
れ、オーバーパックやバリなどを低減できる。またパッ
ケージ部品のショート等も低減できる。本実施例は樹脂
の充填のタイミングを樹脂圧力で検出するため、樹脂の
物性変化やスクリュー位置精度および検出精度の低下が
あっても確実に充填完了のタイミングを検出することが
できるから、第1の実施例に比べ高い動作信頼性を有す
る。
【0032】図10は本発明の第10の実施例による金
型で形成された製品部と金型の一部の断面図であり、8
1はスプルー部、82はランナー部、83はゲート、8
4は製品部、85は封止されているセラミック基板、8
6および87はセラミック基板85に実装されているチ
ップ部品およびパッケージ部品、88は樹脂だまり、8
9は封止材料である液晶ポリマー、90は充填完了直後
に矢印方向に所定量移動する減圧用ピン、91は圧力検
出ピンである。
【0033】本発明の第10の実施例の射出成形金型で
成形を行う場合、第9の実施例と同様に、スクリュー停
止あるいは二次圧力切り換えのタイミングをスクリュー
位置から検出するのではなく、金型内の製品部84の充
填完了位置近傍に設けた圧力検出ピン91により検出す
るようにしている。そのため、樹脂の物性変化やスクリ
ュー位置精度および検出精度の低下があっても確実に充
填完了のタイミングを検出し、スクリュー停止あるいは
二次圧力切り換えを行うことができる。さらに、そのタ
イミングと同期させて、ランナー部に設けたピン90を
矢印方向に移動させ、金型内に空間を形成することによ
り残圧が解消され、オーバーパックやバリなどが低減で
きる。またパッケージ部品のショート等も低減できる。
本実施例では、ランナー部で減圧用のピンを保持するた
め、第9の実施例よりも製品部に近い位置で機能するこ
とになり、圧力解消の効果が高く、製品不良をさらに低
減できる。
【0034】図11は本発明の第11の実施例による金
型で封止形成された製品部と金型の一部の断面図であ
り、92はスプルー部、93はランナー部、94はゲー
ト、95は製品部、96は封止されているセラミック基
板、97および98はセラミック基板96に実装されて
いるチップ部品およびパッケージ部品、99は樹脂だま
り、100は封止材料である液晶ポリマー、101は充
填完了時に矢印方向に所定量移動可能なイジェクターピ
ン、102は圧力検出ピンである。
【0035】本発明の第11の実施例の射出成形金型で
成形を行う場合、第9の実施例と同様に、スクリュー停
止あるいは二次圧力切り換えのタイミングをスクリュー
位置から検出するばかりはなく、金型内の製品部95の
充填完了位置近傍に設けた圧力検出ピン102により検
出するようにしている。そのため、樹脂の物性変化やス
クリュー位置精度および検出精度の低下があっても確実
に充填完了のタイミングを検出し、スクリュー停止ある
いは二次圧力切り換えを行うことができる。さらに、そ
のタイミングと同期させて、イジェクターピン101を
矢印方向に移動させ、金型内に空間を形成することによ
り残圧を解消する。そのため、オーバーパックやバリな
どを低減することができる。またパッケージ部品のショ
ート等も低減できる。本実施例では、イジェクターピン
101に減圧機能を持たせことにより、金型内のレイア
ウトを従来の射出成形金型と同様にすることができ、第
9の実施例と比較すると金型設計面での難易度を低くす
ることができる。また、樹脂の充填タイミングを樹脂圧
力で検出するため、樹脂の物性変化やスクリュー位置精
度および検出精度の低下があっても確実に充填完了のタ
イミングを検出することができることから、第3の実施
例よりも高い動作信頼性を有する。
【0036】図12(a)および12(b)は本発明の
第12の実施例による射出成形方法のフローチャートで
あり、図12(a)は保圧工程のない場合、図12
(b)は保圧工程のある場合のフローチャートである。
図12(a)に示すように保圧工程がない場合は、充填
を開始した後、型内圧センサで充填完了を検出して、充
填を停止する。それと同時に、減圧ピンを駆動する信号
を出し金型内を減圧し、冷却を行ったあとで取り出しを
行う。図12(b)のように保圧工程がある場合は、充
填を開始した後、型内圧センサで充填完了を検出し、圧
力を2次圧力に切り換える。それと同時に減圧ピンを駆
動する信号を出し金型内を減圧する。その後、保圧をか
け、冷却の後取り出しを行う。いづれの工法によっても
スクリュー停止あるいは二次圧力切り換えのタイミング
をスクリュー位置から検出するのではなく、金型内の製
品部の充填完了位置近傍に設けた圧力検出ピンにより検
出するようにしているため、樹脂の物性変化やスクリュ
ー位置精度および検出精度の低下があっても確実に充填
完了のタイミングを検出することができる。かつ、充填
完了のタイミングで減圧ピンの駆動も行うことが可能で
あり、そのため残圧の発生も少なく、オーバーパックや
バリなどを低減することができる。またパッケージ部品
のショート等も低減できる。本実施例は第4および第7
の実施例の射出成形方法と比較して、最も信頼性の高い
射出成形方法である。
【0037】図13は本発明の第13の実施例による射
出成形機の模式図であり、103は射出成形機本体、1
04は射出成形金型、105は射出シリンダー、106
はホッパードライヤー、107はメインコントローラ、
108は射出ユニット、109は減圧用ピン、110は
減圧用ピン駆動ユニット、111は圧力検出ピン、11
2は圧力検出センサである。
【0038】図13に示された射出成形機で成形を行う
場合、まず、メインコントローラ107から射出の信号
が出され、ホッパードライヤー106内の樹脂ペレット
が射出ユニット108により可塑化され、射出シリンダ
105から金型104内へ充填される。充填の完了を圧
力検出ピン111を介して圧力センサ112で検出する
とメインコントローラ107が充填完了の信号を出し、
シリンダーは停止するかあるいは2次圧力負荷の状態に
なる。それと同時に、メインコントローラ107からは
減圧用ピン駆動ユニット110に対して、減圧の信号を
出すことにより、減圧用ピン109が樹脂接触面から後
退し、型内圧を減圧する。本実施例の射出成形機ではス
クリュー停止あるいは二次圧力切り換えのタイミングを
スクリュー位置から検出するのではなく、金型内の製品
部の充填完了位置近傍に設けた圧力検出ピンにより検出
するようにしているため、樹脂の物性変化やスクリュー
位置精度および検出精度の低下があっても確実に充填完
了のタイミングを検出することができる。かつ、本実施
例の射出成形機では、充填完了のタイミングで減圧ピン
を駆動することが可能であり残圧の発生も少ない。この
成形機を使用することにより、封止成形品のオーバーパ
ック、バリおよびパッケージ部品のショートを解消し、
連続的に封止成形品を生産することが可能となる。本実
施例は第5の実施例および第8の実施例の射出成形機と
比較して、最も信頼性の高い射出成形機である。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の射出成形金
型、射出成形方法および射出成形機は、射出成形品のス
プルー部あるいはランナー部に、充填過程でスライド可
能なピンを設けることにより、高速で充填する場合に発
生する残圧が引き起こす封止成形品のオーバーパック、
バリおよびパッケージ部品のショート等を低減できる。
また、本発明の射出成形金型、射出成形方法および射出
成形機は、スクリュー停止あるいは二次圧力切り換えの
タイミングをスクリュー位置から検出するのではなく、
金型内の製品部の充填完了位置近傍に設けた圧力検出ピ
ンにより検出するようにしているため、樹脂の物性変化
やスクリュー位置精度低下および検出精度低下があって
も確実に充填完了のタイミングを検出することができる
ため、封止成形品のオーバーパック、バリおよびパッケ
ージ部品のショート等をさらに低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による金型で形成された
製品部と金型の一部の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例による金型で形成された
製品部と金型の一部の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例による金型で形成された
製品部と金型の一部の断面図である。
【図4】(a)(b)は本発明の第4の実施例による射
出成形方法のフローチャートである。
【図5】本発明の第5の実施例による射出成形機の模式
図である。
【図6】本発明の第6の実施例による金型で形成された
製品部と金型の一部の断面図である。
【図7】(a)(b)は本発明の第7の実施例による射
出成形方法のフローチャートである。
【図8】本発明の第8の実施例による射出成形機の模式
図である。
【図9】本発明の第9の実施例による金型で形成された
製品部と金型の一部の断面図である。
【図10】本発明の第10の実施例による金型で成形さ
れた製品部と金型の一部の断面図である。
【図11】本発明の第11の実施例による金型で成形さ
れた製品部と金型の一部の断面図である。
【図12】(a)(b)は本発明の第12の実施例によ
る射出成形方法のフローチャートである。
【図13】本発明の第13の実施例による射出成形機の
模式図である。
【図14】従来例における封止成形品の断面図である。
【符号の説明】
1 セラミック基板 2 パッケージ部品 3 チップ部品 4 熱可塑性樹脂 4b バリ 5 スプルー部 6 ランナー部 7 ゲート 8 製品部(成形封止品) 9 セラミック基板 10 チップ部品 11 パッケージ部品 12 樹脂だまり 13 液晶ポリマー 14 減圧ピン 34 イジェクターピン 40 射出成形機 41 射出成形金型 42 射出シリンダー 43 ホッパードライヤー 44 メインコントローラ 45 射出ユニット 46 減圧用ピン 47 減圧用ピン駆動ユニット 48 スクリュー位置検出センサ 59 圧力検出ピン 67 圧力検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:34 (72)発明者 前田 幸男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 釘井 康雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 若水 公博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形金型のスプルー部にポリマーの
    充填過程でスライド可能なピンを設け、ピンのスライド
    により金型内に空間を形成し、金型内圧を低減すること
    を特徴とする射出成形金型。
  2. 【請求項2】 射出成形金型のランナー部にポリマーの
    充填過程でスライド可能なピンを設け、ピンのスライド
    により金型内に空間を形成し、金型内圧を低減すること
    を特徴とする射出成形金型。
  3. 【請求項3】 射出成形金型のスプルー部にイジェクタ
    ーピンを設け、金型内に設けた駆動部によりポリマーの
    充填時にイジェクターピンを移動させ、金型内に空間を
    形成し、金型内圧を低減することを特徴とする射出成形
    金型。
  4. 【請求項4】 射出成形金型のスプルー部あるいはラン
    ナー部にスライド可能なピンを設け、充填完了時にピン
    を移動させ金型内に空間を形成し、金型内圧を低減する
    ことを特徴とする射出成形方法。
  5. 【請求項5】 射出成形金型のスプルー部あるいはラン
    ナー部にスライド可能なピンを設け、充填完了時にピン
    を移動させる機構を有することを特徴とする請求項4記
    載の射出成形方法を実施するための射出成形機。
  6. 【請求項6】 射出成形金型の製品部の充填完了位置近
    傍に圧力検出ピンを設け、スクリュー停止あるいは二次
    圧力切り換えのタイミングを検出することを特徴とする
    射出成形金型。
  7. 【請求項7】 射出成形金型の製品部の充填完了位置近
    傍に圧力検出ピンを設け、圧力を検出したタイミングで
    樹脂の射出を制御することを特徴とする射出成形方法。
  8. 【請求項8】 射出成形金型の製品部の充填完了位置近
    傍に圧力検出ピンを設け、圧力を検出したタイミングで
    ポリマーの射出を制御するコントローラを有することを
    特徴とする請求項7記載の射出成形方法を実施するため
    の射出成形機。
  9. 【請求項9】 射出成形金型のスプルー部にポリマーの
    充填過程でスライド可能なピンを設け、かつ製品部の充
    填完了位置近傍に圧力検出ピンを設け、圧力検出ピンに
    よりスクリュー停止あるいは二次圧力切り換えのタイミ
    ングを検出し、そのタイミングと同期させてピンを移動
    させ金型内に空間を形成し、金型内圧を低減することを
    特徴とする射出成形金型。
  10. 【請求項10】 射出成形金型のランナー部にポリマー
    の充填過程でスライド可能なピンを設け、かつ製品部の
    充填完了位置近傍に圧力検出ピンを設け、圧力検出ピン
    によりスクリュー停止あるいは二次圧力切り換えのタイ
    ミングを検出し、そのタイミングと同期させてピンを移
    動させて金型内に空間を形成し、金型内圧を低減するこ
    とを特徴とする射出成形金型。
  11. 【請求項11】 射出成形金型のスプルー部にイジェク
    ターピンを設け、かつ製品部の充填完了位置近傍に圧力
    検出ピンを設け、圧力検出ピンによりスクリュー停止あ
    るいは二次圧力切り換えのタイミングを検出し、そのタ
    イミングと同期させてイジェクターピンを移動させて金
    型内に空間を形成し、金型内圧を低減することを特徴と
    する射出成形金型。
  12. 【請求項12】 射出成形金型のスプルー部あるいはラ
    ンナー部にスライド可能なピンを設け、製品部の充填完
    了位置近傍に圧力検出ピンを設けて充填完了タイミング
    を検出し、充填完了時にピンを移動させて金型内に空間
    を形成し、金型内圧を低減することを特徴とする射出成
    形方法。
  13. 【請求項13】 射出成形金型のスプルー部あるいはラ
    ンナー部にスライド可能なピンを設け、製品部の充填完
    了位置近傍に圧力検出ピンを設け、かつ充填完了時にピ
    ンを移動させる機構を設けたことを特徴とする請求項1
    2記載の射出成形方法を実施するための射出成形機。
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