JPH09109086A - 産業用ロボット - Google Patents

産業用ロボット

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JPH09109086A
JPH09109086A JP26331795A JP26331795A JPH09109086A JP H09109086 A JPH09109086 A JP H09109086A JP 26331795 A JP26331795 A JP 26331795A JP 26331795 A JP26331795 A JP 26331795A JP H09109086 A JPH09109086 A JP H09109086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball screw
frame
air
robot
industrial robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP26331795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuguyoshi Kitagawa
嗣芳 北川
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドアーム等にエアーやケーブルを容易に
取付けることができる産業用ロボットを提供するもので
ある。 【解決手段】 直方体状のフレーム14内部にボールネ
ジ18を配し、ボールネジ18に中空モータ24を有す
る移動体22を設け、フレーム14の一端部にエアーで
作動して作業を行うハンドアーム34を設け、ボールネ
ジ18内部にエアー配管用の空洞部20を設け、フレー
ム14の他端部からハンドアーム34がある一端部へボ
ールネジ18の空洞部20を通してエアーを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸移動体型の産業
用ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットには、直方体状のフレー
ムにボールネジを設け、このボールネジに沿って、移動
体が直線方向に移動する軸移動体型ものがある。
【0003】この産業用ロボットは、直線方向の移動の
みに使用する場合は、1個のロボットを用いる。
【0004】また、平面移動で使用する場合は、2組以
上のロボットを組合わせて使用する。すなわち、移動体
がX軸方向に移動するX軸移動用ロボットと、このX軸
移動用ロボットの移動体に、Y軸移動用ロボットの移動
体を取付ける。そして、このY軸移動用ロボットの先端
部に作業等を行うハンドアームを取付けている。これに
より、両ロボットの移動体を移動させることにより、ハ
ンドアームがXY軸方向にそれぞれ移動し、平面上に作
業を行うことができる。
【0005】また、高さ方向にハンドアームを移動させ
る場合には、Y軸移動用ロボットにZ軸移動用ロボット
を取付けて作業を行わせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように、上
記のような産業用ロボット100において、ハンドアー
ム102を作動させるための動力としては、圧搾空気
(以下、エアーという)や電気が用いられている。そし
て、ハンドアーム102にエアーや電気を供給するため
に、ハンドアームにエアー配管104やケーブルを、コ
ントローラ106からハンドアーム102に設けてい
た。
【0007】そのため、これらエアー配管104等が外
観上わずらわしく、また、このエアー配管104等が絡
んだりすることがあった。
【0008】そこで、本発明の上記問題点に鑑み、ハン
ドアーム等にエアーやケーブルを容易に取付けることが
できる産業用ロボットを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の産業
用ロボットは、直方体状のフレーム内部にボールネジを
配し、前記ボールネジを移動する移動体を設け、前記フ
レームの一端部に、エアーで作動して作業を行う作業部
材を設けた産業用ロボットにおいて、前記ボールネジ
は、前記フレームに固定され、前記ボールネジの内部に
エアー配管用の空洞部を有し、前記フレームの他端部か
ら前記一端部にある前記作業部材へ前記ボールネジの空
洞部を通してエアーを送るものである。
【0010】請求項2の産業用ロボットは、直方体状の
フレーム内部にボールネジを配し、前記ボールネジを移
動する移動体を設け、前記フレームの一端部に、電気で
作動して作業を行う作業部材を設けた産業用ロボットに
おいて、前記ボールネジは、前記フレームに固定され、
前記ボールネジの内部にケーブル配線用の空洞部を有
し、前記フレームの他端部から前記一端部にある前記作
業部材へ前記ボールネジの空洞部を通してケーブルの配
線を行うものである。
【0011】請求項1の産業用ロボットであると、ボー
ルネジの空洞部を通して作業部材にエアーが供給される
ため、外部にエアー配管等を行う必要がない。
【0012】請求項2の産業用ロボットであると、ボー
ルネジの空洞部を通して作業部材に配線されるため、外
部にケーブルを配線する必要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例の産業用ロ
ボットについて説明する。
【0014】本実施例は、X軸移動用のロボット10
に、取付けられたY軸移動用ロボットに関するものであ
る。
【0015】符号14は、Y軸移動用ロボットのフレー
ムであって、直方体状を成し、底面は、開口部16を有
している。
【0016】符号18は、フレーム14の長手方向に沿
って固定されたボールネジである。このボールネジ18
内部は中空になっており、空洞部20を有している。そ
して、ボールネジ18の一端部18a及び他端部18b
は、フレーム14の一端部及び他端部から突出してい
る。
【0017】符号22は、固定されたボールネジ18を
フレーム14の長手方向に沿って移動する移動体であ
る。この移動体22内部には、中空モータ24が設けら
れている。すなわち、移動体22には固定子26が設け
られ、この固定子26の内周側には、中空の回転子28
が設けられている。この回転子28の内周部には雌ネジ
部30が設けられており、ボールネジ18と螺合してい
る。そして、この中空モータ24が回転すると、移動体
22がボールネジ18に沿って移動する。また、この移
動体22の底面部は、Y軸移動用ロボット10の移動体
32に固定されており、X軸移動用ロボット10のX軸
方向の移動に沿って、Y軸移動用ロボット12の全体が
移動する。
【0018】符号34は、フレーム14の一端部に設け
られたハンドアームである。このハンドアーム34は、
エアーによって作動する。
【0019】符号36は、ハンドアーム34とボールネ
ジ18の一端部18aとの間を結ぶパイプである。
【0020】符号38は、ハンドアーム34の基部とパ
イプ36を覆うカバーである。
【0021】符号40は、ボールネジ18の他端部18
bにエアーを供給するためのパイプ40である。このパ
イプ40の先端部には、不図示のエアー供給装置が設け
られている。そして、このエアー供給装置から供給され
たエアーによってハンドアーム34が作業を行う。
【0022】上記構成のY軸移動用ロボット12の動作
状態について説明する。
【0023】Y軸移動用ロボット12がY軸方向に動く
には、中空モータ24を回転させ、それに伴って移動体
22がボールネジ18に沿って移動するものである。
【0024】また、ハンドアーム34に作業を行わせる
には、パイプ40からエアーを供給する。すると、エア
ーはボールネジ18の空洞部20を経てパイプ36に至
り、ハンドアーム34にエアーが供給され作業が行われ
る。
【0025】上記構成のY軸移動用ロボット12である
と、ハンドアーム34を動作させるエアー供給のための
エアー配管をボールネジ18内部に設けているため、エ
アー配管を外部に設ける必要がなく、外観上見栄えがよ
くなるとともに、エアー配管が産業用ロボットの移動に
伴って絡んだりすることがない。
【0026】本発明の第2の実施例を図2に基づいて説
明する。
【0027】第2の実施例のY軸移動用ロボット42と
第1の実施例のY軸移動用ロボット12の異なる点は、
ハンドアーム44が電気で動作する点にある。そのた
め、ボールネジ18の内部に、ケーブル46を配線す
る。
【0028】これにより、Y軸移動用ロボット42の外
部にケーブルを配線する必要がないため、外観上見栄え
がよくなり、ケーブルが絡んだりすることがない。
【0029】上記第1及び第2の実施例では、移動体2
2の移動に中空モータ24を使用したが、これに代えて
次のように行ってもよい。
【0030】すなわち、移動体22に通常のモータとボ
ールネジナットを設ける。ボールネジナットは、ボール
ネジ18と螺合している。そして、モータの回転力をプ
ーリ及びベルトを介してボールネジナットに伝え、モー
タを回転させることによってホールネジナットが回転
し、それに伴ってボールネジ18に沿って移動体22が
移動するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上により本発明の産業用ロボットであ
ると、ボールネジの空洞部にエアー配管またはケーブル
を配線しているため、ロボット外部にエアー配管やケー
ブルを設ける必要がなく、外観上見栄えがよくなるとと
もに、エアー配管やケーブルが産業用ロボットの移動に
伴って絡んだりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すY軸移動用ロボッ
トの縦断面図である。
【図2】第2の実施例のY軸移動用ロボットの縦断面図
である。
【図3】従来の産業用ロボットの斜視図である。
【符号の説明】
10 X軸移動用ロボット 12 Y軸移動用ロボット 14 フレーム 18 ボールネジ 20 空洞部 22 移動体 24 中空体 34 ハンドアーム 36 パイプ 40 パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直方体状のフレーム内部にボールネジを配
    し、 前記ボールネジを移動する移動体を設け、 前記フレームの一端部に、エアーで作動して作業を行う
    作業部材を設けた産業用ロボットにおいて、 前記ボールネジは、前記フレームに固定され、 前記ボールネジの内部にエアー配管用の空洞部を有し、 前記フレームの他端部から前記一端部にある前記作業部
    材へ前記ボールネジの空洞部を通してエアーを送ること
    を特徴とする産業用ロボット。
  2. 【請求項2】直方体状のフレーム内部にボールネジを配
    し、 前記ボールネジを移動する移動体を設け、 前記フレームの一端部に、電気で作動して作業を行う作
    業部材を設けた産業用ロボットにおいて、 前記ボールネジは、前記フレームに固定され、 前記ボールネジの内部にケーブル配線用の空洞部を有
    し、 前記フレームの他端部から前記一端部にある前記作業部
    材へ前記ボールネジの空洞部を通してケーブルの配線を
    行うことを特徴とする産業用ロボット。
JP26331795A 1995-10-11 1995-10-11 産業用ロボット Pending JPH09109086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26331795A JPH09109086A (ja) 1995-10-11 1995-10-11 産業用ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26331795A JPH09109086A (ja) 1995-10-11 1995-10-11 産業用ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09109086A true JPH09109086A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17387807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26331795A Pending JPH09109086A (ja) 1995-10-11 1995-10-11 産業用ロボット

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