JPH09109025A - ワークの品番等のマーキング方法 - Google Patents
ワークの品番等のマーキング方法Info
- Publication number
- JPH09109025A JPH09109025A JP29588795A JP29588795A JPH09109025A JP H09109025 A JPH09109025 A JP H09109025A JP 29588795 A JP29588795 A JP 29588795A JP 29588795 A JP29588795 A JP 29588795A JP H09109025 A JPH09109025 A JP H09109025A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- workpiece
- masking sheet
- shot
- item number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】１台のブラスト機で、ワークのショットブラス
ト加工と同時に、そのワークの品番等のマーキングを可
能とし、作業工数及び設備投資額の低減を得る。 【解決手段】ワークの品番等の抜き文字，記号６を有す
るマスキングシート５でワーク１の所定部位をマスキン
グし、ワーク１のショットブラスト加工と同時に、前記
マスキングシート５の上面からショットブラストして、
ワーク１に品番等を前記マスキングシート５の抜き文
字，記号６によって具現する微凹凸面で表示する。
ト加工と同時に、そのワークの品番等のマーキングを可
能とし、作業工数及び設備投資額の低減を得る。 【解決手段】ワークの品番等の抜き文字，記号６を有す
るマスキングシート５でワーク１の所定部位をマスキン
グし、ワーク１のショットブラスト加工と同時に、前記
マスキングシート５の上面からショットブラストして、
ワーク１に品番等を前記マスキングシート５の抜き文
字，記号６によって具現する微凹凸面で表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの品番等の
マーキング方法に関するものである。
マーキング方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】各種の装置等を構成するワークには、サ
イズや型式の品番等が表示されている。従来のワークの
品番等のマーキングは、刻印あるいは電蝕等の専用のマ
ーキング装置によって行っていた。
イズや型式の品番等が表示されている。従来のワークの
品番等のマーキングは、刻印あるいは電蝕等の専用のマ
ーキング装置によって行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】刻印の場合は、ワーク
の材質が硬いと刻印が効かないことがあり、また、前記
刻印あるいは電蝕等の専用のマーキング装置は高価なも
のであり、設備投資額が多大であると共に、ワーク自体
の加工作業の他に、ワークをこのマーキング装置によっ
てマーキング加工する別個の作業が必要であり、コスト
の面からも改善すべき問題があった。
の材質が硬いと刻印が効かないことがあり、また、前記
刻印あるいは電蝕等の専用のマーキング装置は高価なも
のであり、設備投資額が多大であると共に、ワーク自体
の加工作業の他に、ワークをこのマーキング装置によっ
てマーキング加工する別個の作業が必要であり、コスト
の面からも改善すべき問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
消するために提供するものであり、その方法は、ショッ
トブラスト加工を施すワークにおいて、ワークの品番等
の抜き文字，記号を有するマスキングシートでワークの
所定部位をマスキングし、ワークのショットブラスト加
工と同時に、前記マスキングシートの上面からショット
ブラストして、ワークに品番等を前記マスキングシート
の抜き文字，記号によって具現する微凹凸面で表示する
ものである。
消するために提供するものであり、その方法は、ショッ
トブラスト加工を施すワークにおいて、ワークの品番等
の抜き文字，記号を有するマスキングシートでワークの
所定部位をマスキングし、ワークのショットブラスト加
工と同時に、前記マスキングシートの上面からショット
ブラストして、ワークに品番等を前記マスキングシート
の抜き文字，記号によって具現する微凹凸面で表示する
ものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。ワークには、その表面をショットブラス
ト加工するものがある。例えば、図１で示すようなトラ
ンスミッション用のシンクロリング１は、その鍛造素材
の内周面又は外周面の摩擦面となる面に図２で示すよう
にモリブデンを溶射して表面硬化被膜２を施し、この表
面硬化被膜２を滑面に研磨している。
いて説明する。ワークには、その表面をショットブラス
ト加工するものがある。例えば、図１で示すようなトラ
ンスミッション用のシンクロリング１は、その鍛造素材
の内周面又は外周面の摩擦面となる面に図２で示すよう
にモリブデンを溶射して表面硬化被膜２を施し、この表
面硬化被膜２を滑面に研磨している。
【０００６】このモリブデンの溶射による表面硬化被膜
２がシンクロリング１の内周面又は外周面に確実にくい
ついて、表面硬化被膜２をシンクロリング１と一体化さ
せるために、モリブデンを溶射する前にモリブデンを溶
射する面をショットブラスト加工して、微凹凸面になる
よう前処理を行っている。
２がシンクロリング１の内周面又は外周面に確実にくい
ついて、表面硬化被膜２をシンクロリング１と一体化さ
せるために、モリブデンを溶射する前にモリブデンを溶
射する面をショットブラスト加工して、微凹凸面になる
よう前処理を行っている。
【０００７】本発明は、このようなショットブラスト加
工を施すワークにおいて、ワークの品番等の抜き文字，
記号を有するマスキングシートでワークの所定部位をマ
スキングし、ワークのショットブラスト加工と同時に、
前記マスキングシートの上面からショットブラストする
ものである。
工を施すワークにおいて、ワークの品番等の抜き文字，
記号を有するマスキングシートでワークの所定部位をマ
スキングし、ワークのショットブラスト加工と同時に、
前記マスキングシートの上面からショットブラストする
ものである。
【０００８】例えば、ワークが前記トランスミッション
用のシンクロリング１の場合、サイズや型式の区別を品
番等で表示している。そこで、図４に示すように、ゴム
材等のマスキングシート５に品番等の抜き文字，記号６
を施し、これを図３で示すように、シンクロリング１の
側面に対接して側面をマスキングする。
用のシンクロリング１の場合、サイズや型式の区別を品
番等で表示している。そこで、図４に示すように、ゴム
材等のマスキングシート５に品番等の抜き文字，記号６
を施し、これを図３で示すように、シンクロリング１の
側面に対接して側面をマスキングする。
【０００９】そして、図３に示すように、マスキングシ
ート５の上面からショットブラストノズル３によってＡ
位置から回転するシンクロリング１の内周面に向けて微
粒子または小球を噴射して吹き付け、図２で示すように
表面硬化被膜２を形成するためのモリブデンを溶射する
シンクロリング１の内周面を微凹凸面４になるようショ
ットブラスト加工する。
ート５の上面からショットブラストノズル３によってＡ
位置から回転するシンクロリング１の内周面に向けて微
粒子または小球を噴射して吹き付け、図２で示すように
表面硬化被膜２を形成するためのモリブデンを溶射する
シンクロリング１の内周面を微凹凸面４になるようショ
ットブラスト加工する。
【００１０】次にショットブラストノズル３をＡ位置か
らＢ位置に移動してマスキングシート５の直上から微粒
子または小球を噴射して吹き付ける。これにより、ショ
ットブラストノズル３から噴射する微粒子または小球
は、マスキングシート５に施された品番等の抜き文字，
記号６のみを通過してシンクロリング１の側面に微凹凸
面で品番等が表示されるのである。
らＢ位置に移動してマスキングシート５の直上から微粒
子または小球を噴射して吹き付ける。これにより、ショ
ットブラストノズル３から噴射する微粒子または小球
は、マスキングシート５に施された品番等の抜き文字，
記号６のみを通過してシンクロリング１の側面に微凹凸
面で品番等が表示されるのである。
【００１１】従って、本発明によると、ワークをショッ
トブラスト加工する１台のブラスト機で、そのワークの
品番等をマーキングすることができる。
トブラスト加工する１台のブラスト機で、そのワークの
品番等をマーキングすることができる。
【００１２】尚、前記の実施例では、ショットブラスト
ノズル３をＡ位置からＢ位置に移動している説明である
が、Ｂ位置からＡ位置に移動してもよい。
ノズル３をＡ位置からＢ位置に移動している説明である
が、Ｂ位置からＡ位置に移動してもよい。
【００１３】また、ワークは上記前記トランスミッショ
ン用のシンクロリング１に限定されるものではなく、シ
ョットブラスト加工を施すワークであり、それに品番等
をマーキングする必要のあるものに適用される。
ン用のシンクロリング１に限定されるものではなく、シ
ョットブラスト加工を施すワークであり、それに品番等
をマーキングする必要のあるものに適用される。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、１台
のブラスト機で、ワークのショットブラスト加工と同時
に、そのワークの品番等をマーキングすることができ、
作業工数及び設備投資額の低減が得られ、材質が硬いワ
ークであっても確実にマーキングすることが可能であ
る。
のブラスト機で、ワークのショットブラスト加工と同時
に、そのワークの品番等をマーキングすることができ、
作業工数及び設備投資額の低減が得られ、材質が硬いワ
ークであっても確実にマーキングすることが可能であ
る。
【図１】本発明が適用されるワークの一例を示す斜視図
【図２】本発明が適用されるワークの一例を示す断面図
【図３】本発明方法を示す断面図
【図４】マスキングシートの要部平面図
１ シンクロリング ２ 表面硬化被膜 ３ ショットブラストノズル ４ 微凹凸面 ５ マスキングシート ６ 品番等の抜き文字，記号
Claims (1)
- 【請求項１】 ショットブラスト加工を施すワークにお
いて、ワークの品番等の抜き文字，記号を有するマスキ
ングシートでワークの所定部位をマスキングし、ワーク
のショットブラスト加工と同時に、前記マスキングシー
トの上面からショットブラストして、ワークに品番等を
前記マスキングシートの抜き文字，記号によって具現す
る微凹凸面で表示することを特徴とするワークの品番等
のマーキング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29588795A JPH09109025A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | ワークの品番等のマーキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29588795A JPH09109025A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | ワークの品番等のマーキング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109025A true JPH09109025A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17826463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29588795A Pending JPH09109025A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | ワークの品番等のマーキング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09109025A (ja) |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP29588795A patent/JPH09109025A/ja active Pending
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