JPS5866663A - サンドブラスト段彫加工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感ソＣ７性樹脂を利用して作成されたマスキ
ングシ−１・を被ＩＪＩＩ　Ｘｉ相に付設してサンドブ
ラスト加−「を施し、マスキングシートに」：る未保護
部分を削り取って被加圧拐に浮かし彫又は透かし彫等の
彫加工を施すに際し、特に段彫状の彫加工を施す方法に
関する。

従来、感光性樹脂を利用した写真製版法により、文字、
記号、模様状のマスキングシート又は文字、記シ３．．
模様状の透孔部を有するマス・）・ングシートを形成し
、これを被加１Ｔ、利に付設してサンＩＳブラスト加工
を施すことか行なわレテいる。このようにすると、マス
キングシートで覆われた部分ではマスキングシートの弾
性により研暦拐か跳ね返されて被加に材か保護されるト
共に、マスキングシートによる未保勃部分は研磨材の衝
突によって削り取られることになるため、マスキングシ
ートの形状に沿った浮かし彫又は透かし彫か被加Ｅ利に
形成されることになる。

しかしなから、−１−記従来の方法では、マスキングシ
ートの形状に沿った均−深さで浮かし彫又は透かし彫が
成されるだけで変化に乏しく、表現範囲が狭い欠点があ
る。

本発明は、マスキングシートとサンドブラスト加工によ
る彫加工で段形を可能にし、もって多彩な変化を持つ彫
加工ができるようにすることを目的とする。

即ぢ、本発明は、文字、記号、模様等を区画するマスキ
ングシートを感光性樹脂を利用した写真製版法により形
成し、このマスキングシートを被加工材にイ」役してサ
ンドブラスト加工を施すことにより、マスキングシート
によって区画された文字、記号フ模様等を浮かし彫又は
透かし彫等として被加工材に施す彫加工において、区画
すべき文字、記号、模様等の区画範囲を段階的に変えた
複数枚のマスキングシートを用意し、順次このマスキン
グシートを定位置に付は替えて、サンドブラスト加工と
マスキングシートの付は替えを交互に行うことを特徴と
するサンドブラスト段彫加工方法である。

ここで、本明細書において文字、記号、模様状に区画さ
れたマスキングシートとは、マスキングシート自体が文
字、記号、模様状を成す場合と、マスキングシートに形
成された透孔部が文字、記号、模様状を成す場合との両
者を、は昧するものである。

以下、本発明を同曲を参照しつつ更に詳細Ｉに説明する
。

第１図（ａ）〜（ｂ）は、本発明に係るサンドブラスト
段彫加工方法の手順の一例を示す説明図である。

感光性（ＭＪ　ＩＩ′Ｆｉを利用した写真製版法により
形成。

されたマスキングシ−１・１は、通常、（ａ）に示され
るように、支持シート２及び補助フィルム６と、保護シ
ート４との間に挾まれて、所定の文字、記号、模様状等
に区画された形態を保持している。また、マスキングシ
ー１−１の保護シート４側には、粘着剤が塗布されてい
る。本例においては、マスキングシート１に形成された
透孔部５が文字、記号、模様等を構成するものとして説
明する。

まず保護シート４を剥して（ｂ）に示されるようにマス
キングシート１を被加工材６へ圧着し、支持シート２を
剥して（ｃ）に示されるようにサン１５プラスト加工を
施す。すると、（ｄ）に示されるように・研磨材の術突
によって補助フィルム６け破れ落ぢて、マスキングシー
ト１に覆われていない液加Ｉ　Ｅ’　６の露出部分は透
孔部５を介して研ＩＰｉ４ｇによって削り取られ、マス
キングシート１に覆われた被加工ｖＪ乙の表面は、マス
キングシー）・１の弾性によって研磨材が跳ね返されて
しまうのでそのままの形態を維持する。

このようにして彫加工の第一段階を終了し、最初のマス
キングシート１を剥して、（ｅ）に示されるように、最
初のマスキングシート１の透孔部５として形成されてい
た文字、記号、模様等Ｊ：り一回り大きく透孔部５′を
形成したマスキングシート１′を被加工材乙に圧着する
。前段のマスキングシート１と、新たに付設したマスキ
ングシート１′との透孔部５Ｉ５′が形成する文字、記
号、模様等の位置合わせをして一定位置に正しくイ」投
するのは勿論である。

この位置合わせの具体的方法としては、マスキングシー
ト１１１′を一定の大きさとし、かつ一定位置に文字、
記号、模様等を成、ず透孔部５．５′を有するものとし
、マスキングシート１．１′の四隅に相当する被加工材
６の位置にマークを付しておいてマスキングシ−１−１
、１’の四隅をこのマークに合わせて付設すれば」；い
。

また、支持シー）２．２’の適宜の周縁部に基線を利し
、液加玉料６に利された基線と合わせてマスキングシー
１−１．１’をイ」設しても」：イ。

このようにして一定位置に次段のマスキングシート１′
を付設して支持シート２′　を剥し、（ｆ）に示される
ように前段と同様にサンドブラスト加工を施せば、（ｇ
）に示される」：うに、補助フィルム３’８Ｊ破れ落ち
て、前段で削り取られた被加工材乙の四部は史に削り取
られると共に、透孔部５′が−回り大きいマスキングシ
ート１１によって露出されることとなった前段で削り取
られた四部の周縁部分も徐々に削り取られることになる
。

以−１，のようにして、透孔部５，５′・・・・・とじ
て形成される文字、記号、模様等の大きさを小から犬へ
と所望の大きさまで順次変えたマスキングシート１．１
′　・・・・・を定位置に付は替えて、その都度サンド
ブラスト加工を施すと、（ｈ）に示されるように、彫深
さが周縁部から中央部に向って深くなる段１彰加工が施
されて、彫加工に変化が持たされる。

本発明における被加工材６は、サンドブラスト加工によ
り削り得るものであればどのようなものでもよく、具体
的には、ガラス製品、木を竹材、陶磁器、金属製品、皮
革、合成樹脂製品等、極めて幅広く用いることができる
。そして、これらのものに段用状の浮かし模様や透かし
模様等をイＫＪせば、極めてその工芸品的価値を高める
ことができる。また、被加工材乙の湾曲面にも加工可能
である。

本例ハ、マスキングシー）１．１’・・・・・・に形成
された透孔＋％　５　、５　’・・・・・が文字、記号
、模様状等を成すものとして説明したが、これをマスキ
ングシー）１，１’自体が文字、記じ′、模様状成すも
のとしても一層に差し支えない。この場合、形成される
文字・記し・、模様等は、大きなものから徐々に所望の
大きさまで小さくなって浮き出されることになる。

マスキングシート１．ｉ’・・・・を（”Ｊけ替、ｔつ
つ行なうサンドブラスト加工の段数は、所ｑ１の段形状
態によって適宜選択すればよい。また、マスキングシー
）１，１’・・・・・・の区画範囲の段階的変化は、必
ずしも所望の文字、記号、模様等と相似形で行なう必要
はなく、非相似形に段階変化させたり一部分のみを区画
変化させて段形状態に変化を持たせれば一層表現が多彩
なものとなる。

第２図は、本発明の他の例を示す説明図で、まず透孔５
を有するマスキングシート１を被加工材乙に伺設して（
ａ）に示される如くザンＩ：′ブラスト加工を施す。次
いで、透孔５及び５１を有するマスキングシート１′を
定位置に付設して（ｂ）に示される如くサンドブラスト
加工を施す。

このＪ：うにすると、透孔５の部分に相当する液加］二
利６は深く削り取られ、透孔５′の部分に相当する被加
工４′Ａ６は比較的浅く削られることになり、透孔５部
分と透孔５′部分とで彫深さの異なる段形が得られる。

以」二説明の通り、本発明によれば、簡便に彫深さの異
なる段形状態を得ることができ、浮かし彫又は透かし彫
等の彫加工を極めて多彩なものとし得るものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の手順の一例を示す説明図、第２図は他
の例を示す説明図である。 １．１’：マスキングシート、２．２’：支持シート、
３．３’：補助フィルム、４：保護シート、５＋５′　
：透孔部、６：被加工材。 出願人　　旭化成工業株式会社 代理人　　け　Ｌ目　善　雄 （ｂ） （Ｃ） ５ｆ製豐醤ト（ （ｆ） （’１） （ｈ） 馬２ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）文字、記写゛、模様等を区画するマスキングシ−１
   ・を感光性樹脂を利ｌｌｌ１．た写真製版法により形成
   し、このマスキングシーＩ・を被加工４′Ａに伺１役し
   てサン１こブラスト加工を施すことにより、マスキング
   シートによって区画された文字、記壮、模様等を浮かし
   彫又は透かし彫等として被加工拐に施す彫加工において
   、区画すべき文字、記号、模様等の区画範囲を段階的に
   変えた複数枚のマスキングシ−１・を用意し、順次この
   マスキングシ−１・を定位１ヒｔに（＝ＪＧづ替えて、
   リン１５プラスト加工とマスキングシートの伺は替えを
   交互に行なうことを特徴とするサン１″′プラスト段彫
   加工方法。