JPH09107884A - 粉末茶の製造装置 - Google Patents

粉末茶の製造装置

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JPH09107884A
JPH09107884A JP30805395A JP30805395A JPH09107884A JP H09107884 A JPH09107884 A JP H09107884A JP 30805395 A JP30805395 A JP 30805395A JP 30805395 A JP30805395 A JP 30805395A JP H09107884 A JPH09107884 A JP H09107884A
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JP
Japan
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inner cylinder
tea
tea leaves
shredder
green tea
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JP30805395A
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English (en)
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Nario Ariki
整男 有木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 茶葉を臼などですりつぶすことなく、粉末茶
を家庭でも手軽に製造できる粉末茶の製造装置を提供す
る。 【解決手段】 茶葉7を細断する細断機1を設ける。細
断機1で細断した茶片7aを収集する収集器4を設け
る。収集された細断された茶片7aを粉末化する粉砕機
2を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、茶葉を粉末状にな
るまで粉砕する粉末茶の製造装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】緑茶を飲む方法として
は、茶葉を入れた急須にお湯を注いで煎じる方法が最も
一般的である。ところが、この方法によると急須内には
茶殻が残り、この茶殻には未だ多くのビタミンやミネラ
ルといった貴重な成分が残留するものの、茶殻は殆ど捨
てるしかなかった。この茶葉に含有している貴重な成分
を摂取する方法としては、昔から抹茶があり、これをお
湯に溶かして飲むことにより上記の成分を摂取できる。
しかしながら、抹茶はその製造工程から高価な物となら
ざるを得なく、家庭で手軽に上記した成分を摂取するの
は困難であるという問題点があった。また、抹茶の製造
は、その最終工程において臼で挽くことにより粉末状に
することから、多くのビタミンが破壊されるという問題
点があった。本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、茶葉を臼などですりつぶすことなく、粉末茶を家庭
でも手軽に製造できる粉末茶の製造装置を提供すること
を目的とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、略
円柱形の外周面にそれぞれ複数の細断刃がらせん状に形
成された2本のドラムと、それぞれのドラムの少なくと
も一端側に設けられ、該ドラムを互いに対称な方向に回
転させるギアとからなり、前記ドラムの前記細断刃の刃
先が互いに当接しながら回転する細断機と、一端に設け
られた前板に排出孔を有し、内周面にらせん状の突条が
形成された内筒と、該内筒内部に配置され、前記前板の
内面に当接しながら回転する回転刃を一端に有し、外周
面にらせん状の突条が形成された回転軸とからなる粉砕
機と、前記細断機により細断された茶葉を収集し、粉砕
機に投入する収集器とからなるようにしたものである。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明に係る粉末茶の製造装置
の内部構造を示す斜視図、図2は図1のA−A線におけ
る後面断面図、図3は細断機の平面図、図4は粉砕機の
一部破断正面図、図5は図4のB−B断面図、図6は図
4のC−C断面図、図7は本発明に係る粉末茶の製造装
置による粉末茶の製造過程を示す模式図である。
【0005】図1及び図2に示すように、本実施例の粉
末茶の製造装置は、投入口3と、投入口3の下部に設け
られた細断機1と、細断機1で細断された茶葉を収集す
る収集器4と、細断された茶葉を粉末化する粉砕機2
と、粉砕機2により粉砕された粉末茶を集積する受け皿
5と、細断機1と粉砕機2を駆動するモーター6と、こ
れらの部品を覆う外枠10により構成されている。
【0006】図3に示すように、細断機1は、それぞれ
の両端に回転ギア12a、12bが設けられた2本のド
ラム1a、1bからなり、それぞれのドラムの外周面に
はらせん状の細断刃11a、11bが複数形成されてい
る。ドラム1aとドラム1bは回転ギア12a、12b
がお互いにかみ合って回転することにより対称な方向に
回転する(図2参照)。また、細断刃11a、11b
は、対称な方向で形成され、ドラム1a、1bが回転す
ることにより一方の刃先が他方の刃先に沿って当接する
ようにされている。さらに、一方のドラム1aの端部に
は滑車13が設けられ、モーター6からの動力を伝える
ベルト61がかけられている。
【0007】図1に示すように、粉砕機2にはその上部
に収集器4が連結され、細断機1で細断された茶葉が溢
れることなく収集され、粉砕機2内部に入るようにされ
ている。また、細断機1の前面には網目状の排出孔24
が形成され、粉砕された茶葉が排出孔24から排出され
受け皿5に集積される。
【0008】図4及び図5に示すように、粉砕機2は排
出孔24が形成され回転自在な内筒21と、排出孔24
が設けられた前板21bに当接する回転刃23が設けら
れた回転軸22により構成されている。内筒21の内周
面にはらせん状の突条21aが設けられ、内筒21が回
転することにより茶葉を前方へ押し出すようにされてい
る。回転軸22の外周面にはらせん状の突条22aが設
けられ、回転軸22が回転することにより茶葉を後方へ
押し戻すようにされている。回転軸22の後端には滑車
25が設けられ、モーター6の回転をベルト61により
伝動し回転軸22が回転する。また、この滑車25には
もう1本のベルト61がかけられており、モーター6の
回転をさらに細断機1に伝動する(図2参照)。
【0009】図6に示すように、粉砕機2の後部には回
転軸22と同軸の中心ギア26と、中心ギア26の回転
を伝える伝動ギア27と、伝動ギア27の回転により内
筒21を回転させる内周ギア28が設けられている。伝
動ギア27を軸支する固定軸27aは粉砕機2の外筒2
aに固定されている(図5参照)ことにより、回転軸2
2と内筒21が逆方向に回転するようにされている。し
たがって、回転刃23と排出孔24の相対的回転数はモ
ーター6の回転数の2倍になる。また、内筒21の突条
21aと回転軸22の突条22aが同一方向に形成さ
れ、且つ内筒21と回転軸22とが反対方向に回転する
ため、内筒21内に投入された茶葉は内筒21内を対流
しながら移動する。
【0010】次に、本実施例の作用について説明する。
図7に示すように、投入口3から投入された茶葉7は、
細断機1により細断され茶片7aとなり、収集器4によ
り収集される。さらに細断され茶片7aは、粉砕機2内
へ投入され、それぞれ反対方向に回転する突条21a、
22aにより粉砕機2内を対流する。すなわち突条21
aにより前方へ押しやられた茶片7aは、回転す老回転
刃23と前板21bによりさらに粉砕されて粉末茶7b
となり、排出孔24から排出されて受け皿に集積され
る。回転刃23に当たらなかった茶片7aは突条22a
により一旦押し戻されるが、内筒2内を対流して再び前
方へ押し出されることとなり、茶片7aが全て粉末茶7
bとなるまで粉砕が繰り返される。
【0011】
【発明の効果】本発明では以上のように構成したので、
どの様な茶葉でも容易に粉末茶とすることができ、茶葉
に含有される有効な成分をそのまま摂取できる。特に、
抹茶のように臼ですりつぶすのと違い、切断による粉砕
であるためビタミンの破壊を防止することができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉末茶の製造装置の内部構造を示
す斜視図である。
【図2】図1のA−A線における後面断面図である。
【図3】細断機の平面図である。
【図4】粉砕機の一部破断正面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図4のC−C断面図である。
【図7】本発明に係る粉末茶の製造装置による粉末茶の
製造過程を示す模式図である。
【符号の説明】
1 細断機 1a ドラム 1b ドラム 11a 細断刃 11b 細断刃 12a 回転ギア 12b 回転ギア 13 滑車 2 粉砕機 2a 外筒 21 内筒 21a 突条 21b 前板 22 回転軸 22a 突条 23 回転刃 24 排出孔 25 滑車 26 中心ギア 27 伝動ギア 27a 固定軸 28 内周ギア 3 投入口 4 収集器 5 受け皿 6 モーター 61 ベルト 7 茶葉 7a 茶片 7b 粉末茶 10 外枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円柱形の外周面にそれぞれ複数の細断
    刃がらせん状に形成された2本のドラムと、それぞれの
    ドラムの少なくとも一端側に設けられ、該ドラムを互い
    に対称な方向に回転させるギアとからなり、前記ドラム
    の前記細断刃の刃先が互いに当接しながら回転する細断
    機と、一端に設けられた前板に排出孔を有し、内周面に
    らせん状の突条が形成された内筒と、該内筒内部に配置
    され、前記前板の内面に当接しながら回転する回転刃を
    一端に有し、外周面にらせん状の突条が形成された回転
    軸とからなる粉砕機と、前記細断機により細断された茶
    葉を収集し、粉砕機に投入する収集器とからなることを
    特徴とする粉末茶の製造装置。
  2. 【請求項2】 内筒が回転自在に設けられ、回転軸の回
    転刃と前記内筒の前板が反対方向に回転することを特徴
    とする請求項1記載の粉末茶の製造装置。
  3. 【請求項3】 内筒の突条と回転軸の突条のらせんが同
    一方向に形成され、内筒と回転軸が反対方向に回転する
    ことにより、前記内筒内に投入された茶葉が前後に対流
    を繰り返すことを特徴とする請求項1記載の粉末茶の製
    造装置。
JP30805395A 1995-10-21 1995-10-21 粉末茶の製造装置 Pending JPH09107884A (ja)

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JP30805395A JPH09107884A (ja) 1995-10-21 1995-10-21 粉末茶の製造装置

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JPH09107884A true JPH09107884A (ja) 1997-04-28

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JP30805395A Pending JPH09107884A (ja) 1995-10-21 1995-10-21 粉末茶の製造装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015053919A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 株式会社山益製作所 茶葉切断装置
CN107243401A (zh) * 2017-07-26 2017-10-13 湄潭县君梦食品有限公司 一种茶叶剁碎机
CN111438124A (zh) * 2020-04-18 2020-07-24 王庭宣 一种茉莉花茶清洁生产设备
CN112715700A (zh) * 2020-08-28 2021-04-30 邓妙婷 一种茶叶揉搓装置

Cited By (5)

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CN112715700B (zh) * 2020-08-28 2022-08-23 恩施州凤鸣藤茶有限公司 一种茶叶揉搓装置

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