JPH0910727A - 廃棄物の焼却集塵灰固化用処理剤及び処理方法 - Google Patents

廃棄物の焼却集塵灰固化用処理剤及び処理方法

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JPH0910727A
JPH0910727A JP7166441A JP16644195A JPH0910727A JP H0910727 A JPH0910727 A JP H0910727A JP 7166441 A JP7166441 A JP 7166441A JP 16644195 A JP16644195 A JP 16644195A JP H0910727 A JPH0910727 A JP H0910727A
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cement
solidifying
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dust ash
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Masaru Honda
優 本田
Michio Kimita
美智雄 君田
Takao Koide
貴夫 小出
Tomoko Kiko
智子 木虎
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で処理が簡便なセメントを使用し、しか
も焼却灰中のカルシウムなどと反応して不溶性塩を形成
し、pHをできるだけ低下させると共に、鉛の溶出量を
必ず0.3ppm以下とすることが可能な廃棄物の焼却
灰固化用処理剤及び処理方法を提供することにある。 【構成】 所定容器内に廃棄物の焼却灰と共に、CaO :
Al2O3 のモル比の値が0.5〜3.0であるアルミナセ
メント、或いは該セメントと、1又は2種以上のポゾラ
ンとからなる混合セメントに、硫酸アルミニウム等の無
機塩類を添加し、その中に適量の水を加えて、そのpH
を7〜11に調整し、固化処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ゴミ焼却場等より
排出される廃棄物の焼却集塵灰を固化処理する処理剤及
びその処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ゴミ焼却場等より排出される廃棄物
の焼却集塵灰は、廃棄物処理法により特別管理一般廃棄
物に指定されており、その処理処分には特別な管理が義
務付けられている。
【0003】特に、前記焼却集塵灰の中に存在する鉛,
カドミウム,水銀,クロムなどの有害な重金属の処理処
分に関しては、従来より問題となっており、例えば、そ
の有効な処理法として溶融ガラス固化法やキレート剤の
添加による処理法がある。
【0004】しかしながら、前記溶融ガラス固化法は設
備投資が大きくエネルギー消費が非常に大きいため、必
ずしも適当な方法とは言えなかったし、また、前記キレ
ート剤の添加による処理法においても、該キレート剤そ
のものがかなり高価なものであるためコスト高の問題も
ある上、該キレート剤は有機化合物であるため、廃棄後
に紫外線や微生物によって分解され、一度固化処理され
た前記重金属が長期的には溶出してくる恐れがあった。
【0005】そこで、近年では、安価で処理が簡便な(C
aO)3-SiO2 (以下、CaO を単にC,SiO2を単にSと記
す。)や、C2 S, C3-Al203 (以下、Al203 を単にA
と記す。),C4 A-Fe203(以下、Fe203 を単にFと記
す。)ならびに石膏を含み、更に少量の粉砕助剤や高炉
水砕スラグなどの添加物を含んだポルトランドセメント
による固化処理が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ポ
ルトランドセメントを単独で使用して固化処理した場合
(表1の従来例参照)、水和硬化反応に伴って水酸化カ
ルシウムを放出し、pHは12以上となる。また、塩素
ガス等の捕集のために添加される水酸化カルシウムが焼
却集塵灰中にも残存する為、前記ポルトランドセメント
を添加して混練しただけではpHは低下しない。
【0007】また、この高いpHのためカドミウム、水
銀などは水酸化物となり不溶性化するが、両性金属であ
る鉛はpH8以上では不溶性化するものの、更にpH1
2以上となると亜鉛酸イオン等にイオン化され、再溶解
してしまう。
【0008】一方、溶出基準法の改正により鉛の溶出量
が3ppmから0.3ppm以下に強化されたため、前
記ポルトランドセメントでは鉛の溶出を充分に抑えるこ
とはできない。
【0009】そこで、本発明においては、安価で処理が
簡便なセメントを使用し、しかも焼却集塵灰中のカルシ
ウムなどと反応して不溶性塩を形成し、pHをできるだ
け低下させると共に、鉛の溶出量を必ず0.3ppm以
下とすることが可能な廃棄物の焼却集塵灰固化用処理剤
及び処理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次の技術的手段を講じる。
【0011】即ち、その第一の技術的手段は、処理剤に
特徴があり、廃棄物の焼却集塵灰を固化する処理剤にお
いて、CaO :Al2O3 のモル比の値が0.5〜3.0であ
るアルミナセメント、或いは該セメントと、1又は2種
以上のポゾランとからなる混合セメントに、硫酸アルミ
ニウム等の無機塩類を添加してなることにある。
【0012】また、その第二の技術的手段は、処理方法
に特徴があり、廃棄物の焼却集塵灰を固化処理する方法
において、所定容器内に廃棄物の焼却集塵灰と、前記請
求項1〜4記載の何れかに記載の処理剤とを入れ、その
中に適量の水を加えて混成し、そのpHを7〜11に調
整して、固化処理することである。
【0013】
【作用】廃棄物の焼却集塵灰を固化処理する際、該焼却
集塵灰に、CaO :Al2O3 のモル比の値が0.5〜3.0
であるアルミナセメント、或いは該セメントと、1又は
2種以上のポゾランとからなる混合セメントを加え、更
に、硫酸アルミニウム等の無機塩類を適量添加していく
と、pHを7〜11とすることができるので、焼却集塵
灰中のカドミウム、水銀、鉛などが溶出してくる恐れは
ないし、特に鉛の溶出量を0.3ppm以下に抑えるこ
とが充分可能である。
【0014】
【実施例】本発明は、都市ゴミ焼却場等より排出される
廃棄物の焼却集塵灰の処理処分における処理剤及び処理
方法であり、特に該焼却集塵灰の中に存在する鉛,カド
ミウム,水銀,クロムなどの有害な重金属の好適な処理
法を見いだしたものである。以下、本発明の実施例につ
いて、いくつかの実験例を挙げ、詳述に説明する。
【0015】アルミナセメントはCAを主成分とし、そ
の他CA2 、C3 A、C127 、C 117 CaF2 、C
4 3 SO3 等のカルシウムアルミネート系鉱物を多量
に含むセメントで、前記CAはポルトランドセメントを
構成するC3 SやC2 Sと比較して硬化速度が大きく、
耐火性,早強性に優れている。
【0016】該アルミナセメントは水和硬化反応におい
て水酸化カルシウム等の水酸化物の放出が少なく、低p
Hおよそ10前後での反応が進行するため、廃棄物の焼
却集塵灰を固化処理する処理剤としては非常に好適であ
る。
【0017】前記アルミナセメントを使用して、実際に
処理する際は、先ず、アルミナセメントのCaO :Al2O3
のモル比の値が0.5〜3.0となるように化学組成%
を選択調整しておく。
【0018】次に、所定容器内に廃棄物の焼却集塵灰を
入れ、前記セメント剤をその中に入れて適量の水を加え
混練し、この際、硫酸アルミニウムや水酸化アルミニウ
ム、塩化アルミニウム、硫酸第一鉄、第二リン酸カルシ
ウム等のリン酸塩など、焼却集塵灰中のカルシウム等と
反応して不溶性塩を形成し、pHを低下させる無機塩類
を適量添加し、そのpHを7〜11、好ましくは9〜1
1に調整する。
【0019】前記混練物を造粒、または円柱状に形成
し、7日間程度の養生を行うことにより廃棄・埋め立て
処分に充分耐えられる強度が発現し、重金属の溶出量は
溶出基準法による基準値の範囲内に確実に収まる。
【0020】尚、前記アルミナセメントのCaO :Al2O3
のモル比の値が0.5〜3.0から外れると、即ち、
0.5よりも小さいと、水酸化物の形成が充分に行われ
ないため、焼却集塵灰中のカドミウム、水銀等アルカリ
性金属が溶出してくるし、また、前記モル比の値が3.
0よりも大きいとpHが充分に低下せず、焼却集塵灰中
の鉛等中性金属が溶出してくるので、好ましくない。
【0021】また、前記アルミナセメントの焼却集塵灰
に対する添加量は、その焼却集塵灰中に存在する水酸化
カルシウム量や重金属の種類や量によって異なるが、該
重金属の溶出量の基準値内に入るよう適宜調整すれば良
い。
【0022】この際、例えば、前記CaO :Al2O3 のモル
比の値が0.5に近い場合は、焼却集塵灰に対して5%
程度の添加量が好ましく、またモル比の値が3.0に近
い場合は、焼却集塵灰に対して20%程度の添加量が経
済的に好ましい。
【0023】更に、前記セメントにおいてはアルミナセ
メント単独で使用する他に、該アルミナセメントに、常
温で石灰と反応して硬化するシリケート質またはアルミ
ノシリケート質物質の微粉末である、例えば、高炉水砕
スラグ、フライアッシュ等のポゾランから1又は2種以
上選択して混成させて造った混合セメントを使用しても
勿論良い。
【0024】ここで、本発明に至るまでの実験例を記
す。
【0025】<第一実験例>従来から使用されているポ
ルトランドセメントからなる処理剤と、本発明に係るア
ルミナセメントからなる処理剤との比較実験を行った。
【0026】サンプル体を作製するにあたっては、10
0部の焼却集塵灰、市販のポルトランド或いはアルミナ
セメントに、不溶性塩を形成し得る硫酸アルミニウム,
塩化アルミニウム,硫酸第一鉄,第二リン酸カルシウ
ム,硫酸カルシウムから選択された1種類の無機塩類を
添加した10部の処理剤、更に、水を該焼却集塵灰に対
して35部添加したものを充分に混練し、径5cm、高さ
10cmの型枠に詰めて養生を行った。
【0027】6日目に一軸圧縮強度を測定し、7日目に
鉛の溶出量を測定した。該鉛の溶出量の測定は、前記各
サンプル体を粉砕し、目開き0.5mmと5mmのフルイの
間に残ったものを50g採取し、これに蒸留水500g
を加えて6時間振盪を行った後、濾過したものを試験液
として測定し、その際、該試験液のpHの測定も併せて
行った。
【0028】その結果を下記表1にて示す。
【0029】
【表1】
【0030】前記実験結果からわかるように、ポルトラ
ンドセメントでは、例え無機塩類を添加してもpHを1
1以下に落とすことができなかったが、アルミナセメン
トでは単独で使用してもpHを11以下に落とすことが
可能であるし、それに無機塩類を添加すると更にpHは
低下することがわかる。
【0031】また、鉛の溶出量においても、ポルトラン
ドセメントでは、例え無機塩類を添加しても2ppm以
上となって溶出基準法で定められた0.3ppm以下と
いう基準値をクリアすることができないのに対して、ア
ルミナセメントを使用するとどの場合も前記基準値をク
リアすることがわかる。
【0032】この際、アルミナセメントを単独で使用し
てもポルトランドセメントに比べてかなり鉛の溶出量を
減少することが可能であることがわかるが、更に、無機
塩類、即ち塩化アルミニウムや硫酸第一鉄を添加したも
のであれば、鉛の溶出量はそれ以上に減少し、特に、前
記硫酸アルミニウムであれば、殆ど溶出されない程の効
果が見られる。
【0033】<第二実験例>次に、従来のポルトランド
セメントにポゾランを混合した混合セメントからなる処
理剤と、アルミナセメントに同様にポゾランを混合した
混合セメントからなる処理剤との比較実験を行った。
【0034】先ず、上記第一実験例で使用した各処理剤
に更に、高炉水砕スラグ、フライアッシュなどのポゾラ
ンを1又は2種以上混合して10部の混合セメントと
し、これを使用して上記同様にサンプル体を作製して同
様の試験を行った。
【0035】その結果を下記表2にて示す。尚、従来例
3〜5を見たらわかるように、高炉水砕スラグ,フライ
アッシュをそれぞれ単独で用いるより、双方を混合した
もののデータの方が良好であるので、アルミナセメント
に前記高炉水砕スラグ,フライアッシュをそれぞれ単独
で混合した実験例の記載は省略する。
【0036】
【表2】
【0037】前記実験結果からわかるように、混合セメ
ントの場合であってもポルトランドセメントをベースと
するより、アルミナセメントをベースとしたものの方が
pHにおいても、また、鉛の溶出量においても従来例で
は見られない良い結果となる。
【0038】また、前記第一実験例同様、無機塩類とし
て硫酸アルミニウムを添加させた場合が、中でも一番効
果的であることがわかる。
【0039】<第三実験例>前記第一実験例及び第二実
験例から、焼却集塵灰に、アルミナセメント、或いは該
セメントと、1又は2種以上のポゾランとからなる混合
セメントを加え、更に、無機塩類を適量添加していくと
pHを10〜11に減少させることができると共に鉛の
溶出量を0.3ppm以下に抑えることことも可能とな
ることが判明できたが、更に、前記アルミナセメントの
成分である酸化カルシウムと酸化アルミニウムのモル比
による効果の違いを調べるための対比実験を行った。
【0040】アルミナセメントのCaO :Al2O3 のモル比
の値を0.5〜8.0までの範囲内で調整したものを、
前記第一実験例及び第二実験例で一番良好な効果を得た
実施例3と実施例9で使用した各配合によって処理し、
各サンプル体を作製して同様の試験を行った。
【0041】その結果を下記表3にて示す。
【0042】
【表3】
【0043】前記実験結果からわかるように、CaO :Al
2O3 のモル比の値が0.5〜3.0好ましくは0.7〜
2.0であるアルミナセメントを使用すれば、pHの低
下においても、また鉛の溶出量の減少においても更に良
好な効果を得ることができる。
【0044】<第四実験例>前記第三実験例より、アル
ミナセメントのCaO :Al2O3 のモル比の値が1.38で
あるものを使用する場合が一番良好であったので、その
モル比よりなるアルミナセメントを用いると共に、前記
第一実験例及び第二実験例で一番良好な効果を得た無機
塩類として硫酸アルミニウムを用い、更に、該アルミナ
セメントと硫酸アルミニウムとの配合量による効果の違
いを調べるための対比実験を行った。
【0045】その結果を下記表4にて示す。
【0046】
【表4】
【0047】前記実験結果からわかるように、前記アル
ミナセメントと硫酸アルミニウムの配合比が3:1〜
1:1であるものがpH値、鉛の溶出量共に一番好適な
値となり、該配合比での硫酸アルミニウムの添加が処理
剤の効果を一層向上させることがわかる。
【0048】尚、前記実験例では記していないが、例え
ば、硫酸アルミニウム等の無機塩類を単独処理剤として
使用した場合は、鉛の溶出量は0.01ppm程度の非
常に低いものとなり得るのであるが、この場合のサンプ
ル体は膨張破壊を起こすので、実際の使用はアルミナセ
メントを入れなければできないことがわかった。
【0049】以上の結果から、廃棄物の焼却集塵灰を固
化する処理剤として一番良好なものは、CaO :Al2O3
モル比の値が0.5〜3.0、好ましくは0.7〜2.
0であるアルミナセメントに、無機塩類として硫酸アル
ミニウムを、3:1〜1:1の配合比にて混成したもの
であることがわかる。
【0050】この場合、pHは必ず7〜11となるの
で、焼却集塵灰中のカドミウム、水銀、鉛などが溶出し
てくる恐れは全く、特に鉛の溶出量においては0.01
ppm程で殆ど溶出されることがないと言える。
【0051】
【発明の効果】本発明における廃棄物の焼却集塵灰固化
用処理剤、即ち、CaO :Al2O3 のモル比の値が0.5〜
3.0であるアルミナセメント、或いは該セメントと、
1又は2種以上のポゾランとからなる混合セメントに、
無機塩類を添加した処理剤を使った処理方法であれば、
廃棄物の焼却集塵灰を固化処理する際、焼却集塵灰に、
前記処理剤を加えるだけで、pHを7〜11とすること
ができ、焼却集塵灰中のカドミウム、水銀、鉛などが溶
出してくる恐れはないし、特に鉛の溶出量を0.3pp
m以下に抑えることができる。
【0052】従って、本発明の処理剤であれば、改正さ
れた溶出基準法の範囲内にて問題なく廃棄物の焼却集塵
灰固化が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 貴夫 大阪市大正区南恩加島7−1−55 住友大 阪セメント株式会社中央研究所セメント・ コンクリート研究所内 (72)発明者 木虎 智子 大阪市大正区南恩加島7−1−55 住友大 阪セメント株式会社中央研究所セメント・ コンクリート研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物の焼却集塵灰を固化する処理剤に
    おいて、CaO :Al2O3のモル比の値が0.5〜3.0で
    あるアルミナセメントに、無機塩類を添加してなること
    を特徴とする廃棄物の焼却集塵灰固化用処理剤。
  2. 【請求項2】 廃棄物の焼却集塵灰を固化する処理剤に
    おいて、CaO :Al2O3のモル比の値が0.5〜3.0で
    あるアルミナセメントと、1又は2種以上のポゾランと
    からなる混合セメントに、無機塩類を添加してなること
    を特徴とする廃棄物の焼却集塵灰固化用処理剤。
  3. 【請求項3】 前記無機塩類が硫酸アルミニウムである
    請求項1又は請求項2記載の廃棄物の焼却集塵灰固化用
    処理剤。
  4. 【請求項4】 前記アルミナセメントと硫酸アルミニウ
    ムの配合比が3:1〜1:1である請求項3記載の廃棄
    物の焼却集塵灰固化用処理剤。
  5. 【請求項5】 廃棄物の焼却集塵灰を固化処理する方法
    において、所定容器内に廃棄物の焼却集塵灰と、前記請
    求項1〜4記載の何れかに記載の処理剤とを入れ、その
    中に適量の水を加えて混成し、そのpHを7〜11に調
    整して、固化処理することを特徴とする廃棄物の焼却集
    塵灰固化処理方法。
JP7166441A 1995-06-30 1995-06-30 廃棄物の焼却集塵灰固化用処理剤及び処理方法 Pending JPH0910727A (ja)

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