JPH09107204A - マイクロ波偏波器 - Google Patents

マイクロ波偏波器

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Publication number
JPH09107204A
JPH09107204A JP8203969A JP20396996A JPH09107204A JP H09107204 A JPH09107204 A JP H09107204A JP 8203969 A JP8203969 A JP 8203969A JP 20396996 A JP20396996 A JP 20396996A JP H09107204 A JPH09107204 A JP H09107204A
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JP
Japan
Prior art keywords
microwave
waveguide
probes
probe
amplifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP8203969A
Other languages
English (en)
Inventor
David Mark Harrison
ハリソン デイビッド
Chaoying Guo
グオ チャオイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Technicolor SA
Original Assignee
Thomson Multimedia SA
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09107204A publication Critical patent/JPH09107204A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/16Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion
    • H01P1/161Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion sustaining two independent orthogonal modes, e.g. orthomode transducer

Landscapes

  • Microwave Amplifiers (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、侵入深さの関数として通常50オ
ームの入力インピーダンスに調整され、互いに直交し導
波管に侵入した探針を使用する円偏波されたマイクロ波
用の偏波器の干渉偏波の改良を目的とする。 【解決手段】 本発明のマイクロ波偏波器は、探針のイ
ンピーダンスが50オーム未満、特に、20オームに調
整される。これにより、侵入深さが短縮され、2本の探
針の間の間隔が増加され、干渉偏波が低減される。本発
明のマイクロ波偏波器は導波管と伝送線路の間でエネル
ギーを結合するシステムに使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波偏波器
に係り、特に、導波管と伝送線路の間、或いは、その逆
向きにエネルギーを結合するマイクロ波偏波器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】導波管と、増幅器に接続した伝送線路と
の間のエネルギーの結合は、通常、導波管の壁を通して
導波管空胴に挿入された少なくとも1本のワイヤ探針の
使用によって行われるので、探針は導波管の軸と交差し
てある。円偏波を適応させる導波管の場合、2本の上記
探針が空胴内で相互に直交する必要がある。上記探針
は、軸方向に所定の距離、通常は1波長だけ互いに間隔
を空けられてもよく、或いは、導波管の軸に直交した共
通平面内に設けられてもよい。円偏波のための偏波器
は、屡々、衛星によるテレビジョン信号の受信のため使
用され、この場合、屡々、別個のチャンネル用の種々の
偏波器が使用される。これは、受像機において、同一の
周波数と、種々の円偏波とを有するチャンネルを選択で
きることを意味する。従って、一つの伝搬周波数を多数
の別個のチャンネルのため使用することが可能になる。
これは、例えば、欧州特許出願第03500324号明
細書によって周知のマイクロ波偏波器において、一つの
円偏波が探針1の出力だけに生じ、一方、別の円偏波が
探針2の出力だけに生じることを意味する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際上、探針
の間の結合に起因して、一方の探針で受信された信号の
僅かな量がもう一方の探針の出力にも生じる。換言すれ
ば、周知の偏波器の干渉偏波の性能は低く、探針が一般
的に50オームのインピータンスに調整される整合回路
が探針と低ノイズ増幅器の間に必要とされる。
【0004】従って、本発明の目的は、干渉偏波が改良
され、かつ、整合回路が簡単化又は不必要にされた、導
波管と伝送線路の間でエネルギーを結合するマイクロ波
偏波器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、特許請求の
範囲の独立項に記載された特徴によって解決される。本
発明の更に好ましい実施例は従属項に記載されている。
マイクロ波偏波器の干渉偏波を改良するため、導波管に
侵入している探針の長さxは、探針の間の結合を低減さ
せるべく短縮される。これにより探針の入力インピーダ
ンスが低下するという効果も得られる。一般的に、探針
によって集められた信号は、低ノイズHEMT(高電子
移動度トランジスタ)増幅器を用いて増幅される。上記
増幅器の性能を最適化するため、その入力をあるインピ
ータンスレベルで終端する必要がある。幸運にもHEM
T増幅器の場合、インピーダンス中の抵抗の部分は、5
0オーム未満、典型的には20オームである。これは、
導波管に侵入する探針の長さを短縮することにより実現
される。これにより、従来の技術レベルでは必要とされ
ていた増幅器のノイズ性能を最適化するための整合回路
網が、探針と増幅器の入力との間に一般的に必要ではな
いという更なる利点が得られる。
【0006】導波管と、増幅器、特に、低ノイズ増幅器
に接続された伝送線路との間でエネルギーを結合する本
発明のマイクロ波偏波器は、導波管の軸に直交した平面
内に設けられ、上記導波管の中に長さxが侵入する2本
の直交した探針からなり、上記探針の侵入の深さxが5
0オーム未満のインピーダンスの値、特に、20オーム
に対応するインピーダンスの値に対応する値に設定され
る。
【0007】更に、上記2本の相互に直交した探針は、
共通のマイクロ波基板上に取り付けられ、上記マイクロ
波基板の表面上にエッチングされている。本発明のマイ
クロ波受信/送信装置は上記本発明の偏波器を使用し、
このマイクロ波検波器は、円形導波管と、円形λ/4
(4分の1波長)短絡空胴との間に挟み込まれている。
導波管内で伝搬するマイクロ波は、アンテナのフィード
によって供給される。偏波器によってピックアップされ
た探針の信号は、次に、HEMT増幅器によって増幅さ
れる。
【0008】増幅器の性能を更に改良し、かつ、増幅器
の入力で必要な抵抗性部分を得るため、短絡空胴の長さ
を適当に調整することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
のマイクロ波偏波器の一実施例の説明を行う。図1の
(a)には本発明のマイクロ波偏波器の端面が表わされ
ている。2本の探針1及び2がマイクロ波基板5上に互
いに直交してある。探針1及び2は、例えば、マイクロ
波ストリップ3,4を介して増幅器(図示しない)に接
続されている。探針1,2は、導波管6によって与えら
れた空間内に深さxで侵入する。探針E−Eの二つの端
部はある距離で間隔が空けられ、探針の二つの端部の間
隔が減少したとき、干渉偏波(即ち、クロストーク)が
増加する。本発明による侵入深さxは、夫々の探針の入
力インピーダンスが50オーム未満、好ましくは、20
オームであるように選択される。
【0010】図1の(b)は、導波管6と短絡空胴7と
の間に挟み込まれ、探針1,2と基板5とからなる偏波
器を備えた受信/送信装置の断面正面図である。上記短
絡空胴7は、好ましくは、波長の約4分の1である。特
に、短絡空胴の長さは、探針1,2の入力インピーダン
スに従って最適化される。使用される増幅器は、好まし
くは、HEMT形である。例えば、電界が探針1と直交
するようにフィードを介して衛星から到達した信号を偏
波すると想定される通常のTE11モードで導波管内を伝
搬する場合、理想的には、上記信号が探針2の出力だけ
に生じる。しかし、実際上、従来のシステムにおいて、
探針1,2の侵入の深さが50オームの出力インピーダ
ンスを発生するよう設定された場合、2点Eの間の間隔
は非常に接近するので、探針の間の結合に起因して、僅
かな量の信号が探針1の出力にも生じる。この結合によ
って、システムの干渉偏波が劣化する。システムの干渉
偏波を改良するため、侵入深さxが短縮され、その結果
として、2本の探針の端点Eの間の距離が増加され、探
針の間の結合が低減される。これにより、探針1,2の
入力インピーダンスが低減される効果も得られる。通
常、探針1,2によって集められた信号は、低ノイズH
EMT増幅器(図示しない)を用いて増幅される。この
増幅器の性能を最適化するため、増幅器の入力をあるイ
ンピータンスレベルで終端する必要がある。HEMT増
幅器の場合、インピーダンスの抵抗性部分は、50オー
ム未満、典型的には、20オームである。この入力イン
ピーダンスは、探針の侵入の深さxを短縮することによ
り得られる。このため、増幅器のノイズ性能を最適化す
るための探針と増幅器の入力の間の整合回路網は不要で
ある。これより、回路網による損失が除去され、受信器
のノイズが減少されるという利点が得られる。更に増幅
器の性能を改良するため、短絡空胴の長さを適当に調整
する必要がある。上記探針は、マイクロ波基板上にエッ
チングされた探針に限定されることはなく、円形導波管
におけるあらゆるタイプの探針システムを利用すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の偏波器の断面図であり、
(b)は導波管と短絡空胴との間に取り付けられた偏波
器の断面正面図である。
【符号の説明】
1,2 探針 3,4 マイクロ波ストリップ 5 マイクロ波基板 6 導波管 7 短絡空胴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波管の軸に直交した平面内に設けら
    れ、長さxが上記導波管の中に侵入する2本の直交した
    探針からなり、導波管と、増幅器、特に、低ノイズ増幅
    器に接続された伝送線路との間でエネルギーを結合する
    マイクロ波偏波器であって、 上記探針の侵入の深さxが、50オーム未満のインピー
    ダンスの値に対応する値に設定されることを特徴とする
    マイクロ波偏波器。
  2. 【請求項2】 上記探針の侵入の深さxが、20オーム
    に対応するインピーダンスの値に対応する値に設定され
    る請求項1記載のマイクロ波偏波器。
  3. 【請求項3】 上記2本の相互に直交した探針が共通の
    マイクロ波基板上に取り付けられている請求項1又は2
    記載のマイクロ波偏波器。
  4. 【請求項4】 上記2本の探針が上記マイクロ波基板の
    表面上にエッチングされている請求項3記載のマイクロ
    波偏波器。
  5. 【請求項5】 円形導波管と、円形の4分の1波長の短
    絡空胴との間に挟み込まれた請求項1乃至4のうちいず
    れか1項記載の偏波器を使用するマイクロ波受信/送信
    装置。
  6. 【請求項6】 上記導波管はアンテナのフィードによっ
    て給電される請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 探針の信号がHEMT(高電子移動度ト
    ランジスタ)増幅器によって増幅される請求項5又は6
    記載の装置。
JP8203969A 1995-08-03 1996-08-01 マイクロ波偏波器 Pending JPH09107204A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR95401826:3 1995-08-03
EP95401826 1995-08-03

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JPH09107204A true JPH09107204A (ja) 1997-04-22

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ID=8221513

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JP8203969A Pending JPH09107204A (ja) 1995-08-03 1996-08-01 マイクロ波偏波器

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US (1) US5760659A (ja)
JP (1) JPH09107204A (ja)
DE (1) DE69630490T2 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
DE69630490D1 (de) 2003-12-04
DE69630490T2 (de) 2004-08-12
US5760659A (en) 1998-06-02

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