JPS6030441B2 - 2周波数帯共用移相器 - Google Patents

2周波数帯共用移相器

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JPS6030441B2
JPS6030441B2 JP7961077A JP7961077A JPS6030441B2 JP S6030441 B2 JPS6030441 B2 JP S6030441B2 JP 7961077 A JP7961077 A JP 7961077A JP 7961077 A JP7961077 A JP 7961077A JP S6030441 B2 JPS6030441 B2 JP S6030441B2
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resonant
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/18Phase-shifters
    • H01P1/182Waveguide phase-shifters

Landscapes

  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えばマイクロ波帯の4GHZ帯と的日2帯
、あるいは準ミリ波帯の2昨日Z帯と3のHZ帯のよう
に連続しない2つの周波数帯において、互いに直交した
2つの方向に偏波した電磁波の間に特定の位相差を与え
る導波管移相器に関するものである。
このような導波管移相器は例えば直線偏波を円偏波に変
換、あるいはその逆変換を行なう直線偏波円偏波変換器
又はそれらを組合わせた偏波変換器として特にアンテナ
系の給電部等に使用されている。
第1図に従来の直線偏波円偏波変換器の代表的な構成例
の1部横断面図を、第2図にその正面図を示す。
第1図および第2図において、1は円形導波管であり、
その管軸はZ鱗であり、2は金属アイリスと称せられる
金属片である。これ等の図に示すようにそれぞれの金属
アイリス2は管軸にそって順次配列され、その板面は管
鞠と略々直角であり、高さは互いに異なる。これらの金
属アイリス2は、従来良く知られているようにZ軸に対
し反対側にある2つの金属アイリス2を結ぶ軸×に対し
4霧受の方向に偏波した電界EのX軸方向の電界成分E
xに対しては容量性に働き、この容量性を呈する度合は
伝播する電波のうち、高い周波数成分ほど大きく、低い
周波数成分ほど小さい。他方、電界EのうちExと直交
する電界成分EYに対しては、金属アイリス2は誘導性
に働き、その誘導性を呈する度合は低い周波数成分ほど
大きく、高い周波数成分に対してはわずかである。した
がって電界成分ExとEyに対する伝播波長をそれぞれ
入gxと^のとした場合、同一周波数では周知のように
入gx<^鱗となり、金属アイリス2が装荷された部分
の電波の実効伝播距離を1とすれば互いに直交した鰭界
成分ExとEyとの間に生ずる位相差のま式‘1}で求
まる。8(度)=36皿(亨−亨) ‘・’直線偏波円
隅波変換器としては、式‘1}で求まる位相差0が周波
数に関係なく900であることが望ましいが、金属アィ
IJス2の容量性および誘導性の働きの周波数特性によ
り、位相差8の周波数特性は第3図に示す曲線10のよ
うになる。
同図で縦軸は位相差の量を、横軸には周波数をとってあ
り、周波数fし, からfL2 は使用周波数のうちの
低い周波数帯域を、周波数fH,からfH2は使用周波
数のうち前記低い周波数帯とは連続しない高い周波数帯
域を示す。従って第1図および第2図に示すような構成
で直線偏波円偏波変換器を実現しても、第3図の位相差
の周波数特性曲線10のように低い周波数帯のfL,近
辺では金属アイリス2の譲導性が大きいため、また高い
周波数帯のfH2近辺では金属アイリス2の容量性が大
きいため位相差8はそれぞれ90度より大きくはずれる
ため正しい偏波の変換が行なわれない欠点があった。な
お、金属アイリス2のかわりに誘電体板等を用いたもの
もあるが位相差の周波数特性の鏡向は第3図の曲線10
と略々同じである。その他の従来の直線偏波円偏波変換
器としては袴公昭50−20825号公報(昭和50年
7月17日公告)に詳細に記されているものもある。
この変換器の構造は第1図の導波管1の外側に金属アイ
リスが配列されている壁面と略々直交する壁面に畠。導
波管を付加するものであるため全体の構造が大きくなり
、例えばマルチビームアンテナ等の給電回路として複数
個の偏波変換器を限られた場所に配置する必要がある場
合には物理的に配置が困難となり、重量も重くなるとい
う欠点がある。さらにこの変換器の位相差の周波数特性
は第3図の曲線10よりは多少平坦な周波数特性が得ら
れるが、第3図の周波数fL,からfH2 までの連続
した周波数帯域にわたって位相特性を平坦にしようとし
ているため、第3図の周波数fL2からfH,までの使
用しない周波数帯域で最も平坦な特性となってしまい、
位相差の周波数特性の煩向は本質的に第3図の曲線と大
差ないという欠点がある。この発明の目的は2つの連続
しない使用周波数帯内で、お互いに直交した2つの方向
に偏波した電磁波の間に特定の位相差を与える導波管移
相器において、前記2つの連続しない使用周波数帯内で
の前記特定の位相差の周波数特性が良好で小形な移相器
を提供することである。この発明によれば、前記2つの
周波数帯内で前記特定の位相差よりも概ね小さい位相差
を前記2つの方向の偏波の間に与え、かつその位相差は
2つの周波数帯の低い方の帯城においては周波数が高く
なるに従って小となり、高い方の帯域においては周波数
が高くなるに従って大となるような位相差付与手段を設
ける。
この位相差付与手段として従来と同様の移相器例えば第
1図に示した位相器を用いることができる。ただしその
位相差を前記特定の位相差より概ね小さく(例えば0〜
30度)設定するために従来より管軸方向の寸法を小さ
くすることができる。お互いに直交した2つの方向に偏
波した電磁波のうち、一方の偏波に対してのみ直列共振
し、その共振周波数がほゞ同一で前記2つの使用周波数
帯の中間の周波数帯内にあるように調整された少なくと
も1個の第1共振素子と、他の偏波に対してのみ直列共
振し、その共振周波数もほ)、同一でやはり前記2つの
使用周波数帯の中間の周波数帯内にあり、かつ前記第1
共振素子の共振周波数よりも高くなるように調整された
少なくとも1個の第2共振素子とを前記位相差付与手段
に付加し、これらの直列共振素子が前記2つの偏波間に
生じせしめる位相差の大きさは前記低い方の帯域では第
1共振素子による値の方が第2素子による値よりも大き
くなり、前記高い方の帯域では第1共振素子による値の
方が第2共振素子による値よりも小さくなるよう調整す
る。これら第1共振素子による位相差の大きさと第2共
振素子による位相差の大きさとの差の周波数特性が、各
使用周波数帯内で従来の移相器の持つ周波数特性と逆の
特性であることを利用して、前記位相差の各使用周波数
帯内での周波数特性が良好な移相器が実現できる。次に
第4図以下の図面について詳細に説明する。第4図から
第8図まではこの発明で用いる直列共振素子の構成例と
、お互いに直交した2つの漏波間に前記直列共振素子が
生じせしめる位相差の周波数特性を説明する図である。
第4図は円形導波管1に直列共振素子として金属榛3を
付加した実施例の一部横断面図、第5図はその正面図で
あり、金属棒3は軸×と平行とされ、鞠Zに対して対称
となるように一端が導波管1に固定される。導波管1を
軸Z方向に、偏波面が軸×と45度傾いた方向に電界成
分Eを持つ電磁波が伝播する場合、周知のように金属榛
3は電界EのうちEy成分に対してはほとんどなんの作
用もせず、Ex成分に対しては直列共振素子として働く
。こ)で金属棒3が電界Exに対して持つインダクタン
スとキャパシタンスとそれぞれL,C,更に共振周波数
をfR、導波管内を伝播する電波の任意の周波数をfと
すれば、金属棒3により電界Exに対して生ずるァドミ
ッタンスYは式■および‘3’で求まる。f<fRでは
Y=j2mfC/(1−f2/fR2) (2)f<f
RではY=−j/2汀山(1一fR2/f2)‘3’従
って共振周波数fRより低い周波数帯では金属榛3は電
界Exに対し容量性で働き、fRより高い周波数帯では
誘導性に働き、電界Exに対する影響は共振周波数fR
に近い周波数程大きいことがわかる。
なお共振周波数fRは導波管の寸法や第4図に示した金
属棒3の導波管内の長さ1により定まり、異なった1に
対する各共振周波数の間には式(4}の関係がある。1
.<12の場合 1,で定まる共振周波数fR,>12で定まる共振周波
数fR2 (4}以上より、
第4図及び第5図に示した金属綾3により電界EyとE
xの間に生ずる位相差の周波数特性を示したのが第6図
である。
同図で縦軸は位相差、機軸は周波数を示し、fL,から
fL2 までが使用する低い周波数帯域を、fH,から
fH2 までは使用する高い周波数帯城を示す。周波数
fR,は金属棒3の長さ1が1,,fR2 は1力汀2
の場合の共振周波数を表わし、実線11及び21は金属
榛3の長さ1が1,の場合、また破線12及び22は1
が12の場合の各使用周波数帯域内での位相差の周波数
特性を示す。同図より破線12と実線11との差△OL
=8,2一0,.と、破線22と実線21との差△8H
=82一82,は共に正であり、しかもその大きさは△
aLの場合はfL2に近い周波数ほど、また△ひ日の場
合はfH,に近い周波数ほど大きいことがわかる。この
頃向は先に述べた第3図の従来の移相器の位相差の周波
数特性曲線10の頭向と逆である。このことに着目すれ
ば、曲線1川こ前記△OL及び△aHを加え合わせると
により使用する2つの周波数帯内での位相差の周波数特
性を希望する特定の位相差により近ずけることが可能で
あることが容易に理解できる。第7図は先に述べた△a
Lと△aHとを具体的に実現するための直列共振素子の
構成例の正面図であり、共振素子としては第4図及び第
5図の場合と同様に金属榛を使用している。
第8図は第7図に示した構成における電界成分EYに対
する鰭界成分Exの位相差の周波数特性を示す図である
。第7図において金属榛4は長さが12、金属棒5は長
さが1,で12>1,の関係があり、金属棒4はX軸上
に、金属棒5はY軸上に設けられ、従ってこれ等は互い
に直交するように、しかも導波管1内を伝播する電波の
電界Eの偏波方向に対しそれぞれ45度煩いて導波管1
に付加されている。従って金属棒4は電界成分Exに対
して共振周波数がfR4の直列共振素子として働き、金
属綾5は電界効分EYに対して共振周波数fR5の直列
共振素子として働き、電界EYに対する電界Exの位相
差は低い周波数帯では第6図の破線12と実線11との
差△aLとして第8図の曲線31のような周波数特性を
示し、高い周波数帯では第6図の破線22と実線21と
の差△8日として第8図の曲線32のような周波数特性
を示す。なお、第8図において縦軸、機軸、変数fL.
,fL2,f一・,fH2 は第6図の対応するものと
同一である。第8図の曲線31と32とを第3図の曲線
10と比較すると、使用周波数帯域内での額向が逆であ
り、従釆の移相器、例えば直線偏波円偏波変換器に第7
図に示すような直列共振素子を付加することにより位相
差の周波数特性を従釆のものより改善できる。また第8
図の位相差△8L及び△OHが第3図に示すような位相
特性に加算さるので、この分だけ位相等化される移相器
の位相差を小さく選ぶことができ、2つの周波数帯で特
定の位相差(例えば90度)より概ね小さく選ぶことが
できる。
従って位相等化される移相器の管軸万向の寸法を従来の
移相器より小さくすることが可能となる。なお以上の説
明では導波管は総て円形導波管としたが、円形導波管以
外の導波管、例えば正方形導波管等においても直列共振
素子を用いて第8図の曲線31及び32と同様の特性が
得られることはいいうまでもない。
第9図はこの発明を直線偏波円偏波変換器に適用した場
合の代表的実施例の一部横断面図、第10図はその正面
図である。
第9図及び第10図において、1は正方形導波管、2は
第1図および第2図で説明した金属アイリス群であり、
管軸Z方向に順次配列され、かつ一つの対角を結ぶ軸×
と平行している。金属棒4及び5は第10図に示すよう
にお互いに直交するよう管轄Z方向複数個順次正方形導
波管に付加され、金属榛4が付加される方向は金属アイ
リス2が付加される方向と同一である。また6はインピ
ーダンス整合用に電界ExとEYのそれぞれの方向に付
加された整合用ピスである。導波管1を伝播する電波の
電界Eは金属榛4と5に対して45度懐いた方向である
とする。第7図の場合と同様に電界成分Exに対しては
金属榛4が共振周波数fR4の直列共振素子として、ま
た電界成分EYに対しては金属榛5が共振周波数fR5
の直列共振素子として働き、第7図で説明したものと同
様に両共振周波数は連続しない2つの使用周波数帯の中
間の周波数帯にあり、fR4<fR5の関係がある。従
って第9図および第10図に示す構成とした直線偏波円
偏波変換器の電界成分EYに対するEx位相差の周波数
特性はアイリスの特性と共振素子の特性とが合わさった
ものとなり、上述たように使用周波数帯内で良好な特性
が得られる。第11図は第9よび第10図に示した構成
により具体的に試作した4GHZとめ日2帯との共用の
直線偏波円偏波変換器の位相差の周波数特性の実測値を
アイリスのみの場合とアイリスに直列共振素子を付加し
た場合とに分けて示した図である。
試作した直線偏波円偏波変換器の全長は18仇舷、使用
したアイリス2は対向した2枚を1組として11組、使
用した金属棒4,5は導波管1の管軸Zと直交する平面
上にある4本を1組として4組、他にインピーダンス整
合用のピスが電界Ex及びEYのそれぞれの方向に4本
づっ設けられている。第11図の縦藤は位相差を、機軸
は周波数を表わし、アイリスのみの周波数特性は4,昨
日Zでそれぞれ破線40及び41となり、共振素子を付
加した場合の周波数特性は4,的HZ帯でそれぞれ実線
42及び43となる。同図からも明らかなようにアイリ
スのみの場合は使用周波数帯内で最大24隻の位相差の
周波数特性があるのに対し、共振素子を付加した場合に
はこれが10度迄改善されており、この発明の効果が確
認される。第12図に先に述べた試作道線偏波円偏波変
換器のVSWR特性実測値をを示す。
一般に前記共振素子を付加するとにより、その共振素子
による反射波が生じ、VSWR特性を劣化させるが共振
素子の管鼠方向の間隔を調整することにより、あるいは
反射波を生じにくい共振素子を用いることによりVSW
R特性の劣化を防ぐことは可能である。今回共振素子と
して用いた金属棒のような比較的反射波を生じやすい素
子の場合でも管軸万向の間隔を調整し、インピーダンス
整合用のビスを用いることにより第12図に示すように
1,2以下のVSWR特性を実現できる。第13図から
第16図までは直列共振素子の他の実施例を示す図あり
、第13図は一部横断面図、第14図はその正面図、第
15図は一部横断面図、第16図はその正面図である。
第13図及び第14図に示す構成例では導波管1に付加
する金属素子3の先端を多少管軸方向に折曲げて反射波
を減少させようとするものであり、第15図及び第16
図の構成例では導波管1に付加する金属素子3の先端部
分を多少太くすることにより、導波管内での金属素子の
長さを減少し、反射波を減少させようとするものであり
、いずれの場合にも金属素子3が電界成分Exに対して
直列共振素子として働くことは勿論である。なお、以上
の説明では導波管内で位相差を与える従来の変換器とし
て金属アイリスを用いた場合についてのみ説明したが、
他の従来の変換器、例えば誘電体板を用いた変換器等に
ついてもこの発明が適用可能なことは云うまでもない。
以上説明したようにこの発明によれば直列共振素子4及
び5の組合わせによる位相補正用共振素子を用いること
により連続しない2つの周波数帯において、周波数特・
性の良好な直線偏波円偏波変換器をはじめとする偏波変
換器が実現でき、更に前記位相補正素子を導波管内部に
付加することにより全体が小形になり、例えばマルチビ
ームアンテナ等の給電回路として複数個の偏波変換器を
限られた場所に配置する場合や、衛星搭載用アンテナの
給電回路としてできるだけ小形の偏波変換器が必要な場
合等に用いて大きな効果を生ずる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直線偏波変換器の一部横断面図、第2図
はその正面図、第3図は位相差の周波数特性図、第4図
は直列共振素子の一部横断面図、第5図はその正面図、
第6図は位相差の周波数特性図、第7図はこの発明に用
いる直列共振素子を組み合てせた位相補正共振素子の実
施例を示正面図、第8図は位相差の周波数特性図、第9
図はこの発明を用いた直線偏波円偏波変換器の実施例を
示す一部横断面図、第10図はその正面図、第11図は
位相差の周波数特性図、第12図はV.S.W.R.特
性図、第13図及び第14図は他の直列共振素子の一部
横断面図及び正面図、第15図及び第16図は更に他の
直列共振素子の一部横断面図及び正面図である。 1:導波管、2:金属アイリス、3,4,5:直列共振
素子、6:インピーダンス整合用ビス。 第1図第2図 第3図 努4図 第5図 第6 図 鰭ヮ図 麓8 図 努q図 発10図 ※ 71 図 蜂 ー2 図 溝 13 図 廉ー4 図 第 15 図 舞ー6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2つの連続しない周波数帯内で、お互いに直交した
    2つの方向に偏波した電磁波の間に特定の位相差を与え
    る導波管移相器において、前記2つの周波数帯内で前記
    特定の位相差よりも概ね小さい位相差を前記2つの方向
    の偏波の間に与え、かつその位相差は2つの周波数帯の
    低い方の帯域においては周波数が高くなるに従つて小と
    なり、高い方の帯域においては周波数が高くなるに従つ
    て大となる位相差付与手段と、前記2つの偏波のうち一
    方の偏波に対してのみ直列共振し、その共振周波数がほ
    ゞ同一で前記2の周波数帯の中間の周波数帯内にあるよ
    うに調整された少なくとも1個の第1共振素子と、他方
    の偏波に対してのみ直列共振し、その共振周波数がほゞ
    同一で前記2つの周波数帯の中間の周波数帯内にあり、
    かつ前記第1共振素子の共振周波数よりも高くなるよう
    調整された少なくとも1個の第2共振素子とを備え、か
    つ前記2つの方向の偏波の間に与える位相差の大きさは
    前記低い方の帯域では第1共振素子による値の方が第2
    共振素子による値よりも大きくなり、前記高い方の帯域
    では第1共振素子による値の方が第2共振素子による値
    よりも小さくなるよう調整されていることを特徴とした
    2周波数帯共用移相器。
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