JPH09106883A - セラミックヒータの製造方法 - Google Patents
セラミックヒータの製造方法Info
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- JPH09106883A JPH09106883A JP22801096A JP22801096A JPH09106883A JP H09106883 A JPH09106883 A JP H09106883A JP 22801096 A JP22801096 A JP 22801096A JP 22801096 A JP22801096 A JP 22801096A JP H09106883 A JPH09106883 A JP H09106883A
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- JP
- Japan
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- ceramic heater
- heater element
- silicon carbide
- electrode
- silicon
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の加熱用のヒータは何れも脱臭機能を期
待することができないものであり、脱臭を行うには別
途、脱臭装置を設ける必要が有った。 【解決手段】 炭化珪素と金属シリコンとを混合してハ
ニカム状に成形した後、不活性ガス中で反応焼結して、
炭化珪素、窒化珪素からなるセラミックヒータ素子11
を構成した後、セラミックヒータ素子11の表面に貴金
属系触媒を担持し、その後、セラミックヒータ素子11
に電極14、14を取り付ける。
待することができないものであり、脱臭を行うには別
途、脱臭装置を設ける必要が有った。 【解決手段】 炭化珪素と金属シリコンとを混合してハ
ニカム状に成形した後、不活性ガス中で反応焼結して、
炭化珪素、窒化珪素からなるセラミックヒータ素子11
を構成した後、セラミックヒータ素子11の表面に貴金
属系触媒を担持し、その後、セラミックヒータ素子11
に電極14、14を取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術】本発明は温風発生装置に用いるセ
ラミックヒータに係り、特に脱臭機能を有するセラミッ
クヒータの製造方法に関する。
ラミックヒータに係り、特に脱臭機能を有するセラミッ
クヒータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温風発生装置に用いる電気ヒータ
は次の2つに大別される。
は次の2つに大別される。
【0003】(1)金属系電気抵抗体を使用したもの (2)正特性セラミックヒータ素子を使用したもの 前者は、図5に示すようなシーズヒータ21やニクロム
線等を適当な形状に成形加工したものであり、毛髪用電
気ドライヤーのヒータや図6に示す衣類乾燥機のヒータ
31や図7に示すコンベクション型電子レンジのシーズ
ヒータ41等に利用されている。
線等を適当な形状に成形加工したものであり、毛髪用電
気ドライヤーのヒータや図6に示す衣類乾燥機のヒータ
31や図7に示すコンベクション型電子レンジのシーズ
ヒータ41等に利用されている。
【0004】また後者は、チタン酸バリウム系の正特性
セラミックヒータ素子を用いたもので、板状の同素子に
フィンをサンドイッチ状に貼り合わせたものと、同素子
をハニカム状に成形したものとがある。
セラミックヒータ素子を用いたもので、板状の同素子に
フィンをサンドイッチ状に貼り合わせたものと、同素子
をハニカム状に成形したものとがある。
【0005】サンドイッチ状のものとしては、例えば特
公昭61−17351号公報、特開昭59−87788
号公報等に、またハニカム状のものとしては実開昭51
−50428号公報、実開昭51−100342号公
報、実開昭52−91550号等に夫々詳細な説明がさ
れている。前記正特性セラミックヒータ素子を用いたセ
ラミックヒータはいずれも通常は電気温風暖房機等に使
用されている。
公昭61−17351号公報、特開昭59−87788
号公報等に、またハニカム状のものとしては実開昭51
−50428号公報、実開昭51−100342号公
報、実開昭52−91550号等に夫々詳細な説明がさ
れている。前記正特性セラミックヒータ素子を用いたセ
ラミックヒータはいずれも通常は電気温風暖房機等に使
用されている。
【0006】図8は従来のセラミックヒータの一例を示
すもので、セラミックヒータ50は次のように構成され
ている。すなわち、板状に形成された正特性セラミック
ヒータ素子51を波形状に形成したコルゲートフィン5
2を中央に入れサンドイッチした構造のアルミフィン5
2で上下から挟み固定している。アルミフィン52は正
特性セラミックヒータ素子51の放熱用と固定用と通電
用とを兼ねており、ファストン端子53に電気的に接続
されている。なお、図6に示す32はファン、33はモ
ータで、図7に示す42はドア、43はボディ、44は
食品、45はターンテーブル、46はファン、47はモ
ータ、Cは空気の循環経路を示している。
すもので、セラミックヒータ50は次のように構成され
ている。すなわち、板状に形成された正特性セラミック
ヒータ素子51を波形状に形成したコルゲートフィン5
2を中央に入れサンドイッチした構造のアルミフィン5
2で上下から挟み固定している。アルミフィン52は正
特性セラミックヒータ素子51の放熱用と固定用と通電
用とを兼ねており、ファストン端子53に電気的に接続
されている。なお、図6に示す32はファン、33はモ
ータで、図7に示す42はドア、43はボディ、44は
食品、45はターンテーブル、46はファン、47はモ
ータ、Cは空気の循環経路を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近家庭で
利用されている従来の温風発生装置に脱臭機能を有する
ものが要望されるようになってきた。例えば、電気温風
暖房機に於ける室内の煙草等の脱臭であり、また調理機
器、特にコンベクション型電子レンジに於ける調理時の
食品から出る臭い等の脱臭である。
利用されている従来の温風発生装置に脱臭機能を有する
ものが要望されるようになってきた。例えば、電気温風
暖房機に於ける室内の煙草等の脱臭であり、また調理機
器、特にコンベクション型電子レンジに於ける調理時の
食品から出る臭い等の脱臭である。
【0008】しかしながら、従来の技術で述べたヒータ
に脱臭機能を持たせることは、前者(1)の場合には不
可能であり、別途脱臭機能を有するものを設けていた。
例えば図7に示す電子レンジにおいては、熱風循環経路
Cに、シーズヒータ41とは別に脱臭機能を有する触媒
等(図示せず)を装置していた。また、後者(2)にお
いて、サンドイッチ状に形成したものは、もしも正特性
セラミックヒータ素子51自体に脱臭効果があるとして
も、同素子の表面積が極めて小さいので脱臭効果が微小
となる。またフィン52は材質がアルミであり脱臭機能
を有していない。ハニカム状に成形したものも前記に準
ずるものである。
に脱臭機能を持たせることは、前者(1)の場合には不
可能であり、別途脱臭機能を有するものを設けていた。
例えば図7に示す電子レンジにおいては、熱風循環経路
Cに、シーズヒータ41とは別に脱臭機能を有する触媒
等(図示せず)を装置していた。また、後者(2)にお
いて、サンドイッチ状に形成したものは、もしも正特性
セラミックヒータ素子51自体に脱臭効果があるとして
も、同素子の表面積が極めて小さいので脱臭効果が微小
となる。またフィン52は材質がアルミであり脱臭機能
を有していない。ハニカム状に成形したものも前記に準
ずるものである。
【0009】前記したように、従来のヒータは何れも脱
臭機能を期待することができないものであった。本発明
は上記事情に鑑みて創案されたものて、脱臭機能を有す
るセラミックヒータの製造方法を提供することを目的と
している。
臭機能を期待することができないものであった。本発明
は上記事情に鑑みて創案されたものて、脱臭機能を有す
るセラミックヒータの製造方法を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミックヒー
タは上記課題を解決するものであり、請求項1に記載の
発明は、炭化珪素と金属シリコンとを混合してハニカム
状に成形した後、不活性ガス中で焼結して、炭化珪素、
窒化珪素からなるセラミックヒータを構成するものであ
る。
タは上記課題を解決するものであり、請求項1に記載の
発明は、炭化珪素と金属シリコンとを混合してハニカム
状に成形した後、不活性ガス中で焼結して、炭化珪素、
窒化珪素からなるセラミックヒータを構成するものであ
る。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、炭化珪素
と金属シリコンとを混合してハニカム状に成形した後、
不活性ガス中で焼結して、炭化珪素、窒化珪素からなる
セラミックヒータを構成した後、該セラミックヒータの
表面に貴金属系触媒を担持するものである。
と金属シリコンとを混合してハニカム状に成形した後、
不活性ガス中で焼結して、炭化珪素、窒化珪素からなる
セラミックヒータを構成した後、該セラミックヒータの
表面に貴金属系触媒を担持するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るセラミックヒータの製造方法の一実施の形態を説明す
る。図1はセラミックヒータ素子と電極の外観斜視図
で、(A)は電極と通風孔とを平行に設けた場合、
(B)は電極と通風孔とを垂直に設けた場合を示す。図
2はセラミックヒータ素子の縦断面説明図、図3は暖房
器の縦断面説明図、図4は電子レンジの横断面図てあ
る。従来技術と同―の部分は同―の符号で示している。
なお、請求項で述べた、セラミックヒータとは、本実施
の形態にて述べるセラミックヒータ素子のことである。
るセラミックヒータの製造方法の一実施の形態を説明す
る。図1はセラミックヒータ素子と電極の外観斜視図
で、(A)は電極と通風孔とを平行に設けた場合、
(B)は電極と通風孔とを垂直に設けた場合を示す。図
2はセラミックヒータ素子の縦断面説明図、図3は暖房
器の縦断面説明図、図4は電子レンジの横断面図てあ
る。従来技術と同―の部分は同―の符号で示している。
なお、請求項で述べた、セラミックヒータとは、本実施
の形態にて述べるセラミックヒータ素子のことである。
【0013】セラミックヒータ10はセラミックヒータ
素子11、触媒12、電極13、電極押え14、導線1
5からなっている。セラミックヒータ素子11は図2に
示すように、複数個の縦リブ111と横リブ112で形
成される多角形の小さい通風孔113を多数有するハニ
カム構造をしており、以下にセラミックヒータ素子11
の製造方法を説明する。すなわち、炭化珪素、金属シリ
コンを主原料とし、混合、加水、混練したものをハニカ
ム状に押し出し、成形する。そして、これを窒素(不活
性ガス)雰囲気中の炉で反応焼結させることにより、炭
化珪素、窒化珪素の複合系のセラミックヒータ素子11
となる。このセラミックヒータ素子11は導電性を有し
ており、多孔質である。
素子11、触媒12、電極13、電極押え14、導線1
5からなっている。セラミックヒータ素子11は図2に
示すように、複数個の縦リブ111と横リブ112で形
成される多角形の小さい通風孔113を多数有するハニ
カム構造をしており、以下にセラミックヒータ素子11
の製造方法を説明する。すなわち、炭化珪素、金属シリ
コンを主原料とし、混合、加水、混練したものをハニカ
ム状に押し出し、成形する。そして、これを窒素(不活
性ガス)雰囲気中の炉で反応焼結させることにより、炭
化珪素、窒化珪素の複合系のセラミックヒータ素子11
となる。このセラミックヒータ素子11は導電性を有し
ており、多孔質である。
【0014】触媒12はセラミックヒータ素子11の表
面に担持させたもので、パラジウム、白金、ロジウム等
の貴金属系物質からなっている。セラミックヒータ素子
11の表面にガンマアルミナによるアンダーコート処理
を施し、これを前記貴金属の溶解槽に浸漬して溶解液を
付着させた後、焼付けて貴金属をセラミックヒータ素子
11に担持せしめている。なお前記アンダーコート処理
は同素子11の表面積を大きくして、触媒12の担持を
よくするためのものであるが、本処理は必ずしも要する
ものではない。また、触媒12は貴金属系のうちl種類
でなく、複数種類を組み合わせてもよい。
面に担持させたもので、パラジウム、白金、ロジウム等
の貴金属系物質からなっている。セラミックヒータ素子
11の表面にガンマアルミナによるアンダーコート処理
を施し、これを前記貴金属の溶解槽に浸漬して溶解液を
付着させた後、焼付けて貴金属をセラミックヒータ素子
11に担持せしめている。なお前記アンダーコート処理
は同素子11の表面積を大きくして、触媒12の担持を
よくするためのものであるが、本処理は必ずしも要する
ものではない。また、触媒12は貴金属系のうちl種類
でなく、複数種類を組み合わせてもよい。
【0015】電極13はセラミックヒータ素子11を挟
む上面と下面に前記通風孔113と平行もしくは垂直に
設けられており、耐熱性で導電性を有する銀ベーストを
塗布し、高温焼成するか、又は純アルミを溶射して形成
される。
む上面と下面に前記通風孔113と平行もしくは垂直に
設けられており、耐熱性で導電性を有する銀ベーストを
塗布し、高温焼成するか、又は純アルミを溶射して形成
される。
【0016】電極押え14は導電性で且つ耐熱性を有す
る材料で構成されており、電極13を上面と下面から押
さえ、これに導線15が耐熱溶接されている。
る材料で構成されており、電極13を上面と下面から押
さえ、これに導線15が耐熱溶接されている。
【0017】前記のように構成されたセラミックヒータ
10は図示しない通風路に配置されており、図示しない
ファンによって通風孔113に空気を通過させるように
配置されている。
10は図示しない通風路に配置されており、図示しない
ファンによって通風孔113に空気を通過させるように
配置されている。
【0018】次にセラミックヒータ10の作用について
説明する。
説明する。
【0019】電極13に電圧を印加すると、セラミック
ヒータ素子11に電流が流れ、ジュール熱に相当する熱
を発生する。またファンから送風された空気は図示矢印
Aの方向に流れ、通風孔113を通過する。この際、縦
リブ111、横リブ112の入口側から出口側の全面に
わたって空気がこれに接触し、セラミックヒータ素子1
1によって熱交換されて、温風となるとともに、空気に
含有されている臭いの粒子、例えば煙草臭であるアセト
アルデヒド、アンモニア、酢酸等は適宜加熱された触媒
12と接触して酸化反応を起こし、脱臭される。
ヒータ素子11に電流が流れ、ジュール熱に相当する熱
を発生する。またファンから送風された空気は図示矢印
Aの方向に流れ、通風孔113を通過する。この際、縦
リブ111、横リブ112の入口側から出口側の全面に
わたって空気がこれに接触し、セラミックヒータ素子1
1によって熱交換されて、温風となるとともに、空気に
含有されている臭いの粒子、例えば煙草臭であるアセト
アルデヒド、アンモニア、酢酸等は適宜加熱された触媒
12と接触して酸化反応を起こし、脱臭される。
【0020】本実施の形態において、容積90lの密閉
したアクリル容器の天井に酸化錫系ガスセンサを取付
け、内部に本発明のセラミックヒータ10とファンを配
置して通風孔113に向けて通風させるようにしてお
く。次に前記容器内に煙草の副流煙を約15秒問にわた
って対流撹拌させた後、前記ガスセンサによって脱臭性
能を測定した結果、脱臭効果を確認することができた。
したアクリル容器の天井に酸化錫系ガスセンサを取付
け、内部に本発明のセラミックヒータ10とファンを配
置して通風孔113に向けて通風させるようにしてお
く。次に前記容器内に煙草の副流煙を約15秒問にわた
って対流撹拌させた後、前記ガスセンサによって脱臭性
能を測定した結果、脱臭効果を確認することができた。
【0021】本発明のセラミックヒータ10は前記した
材質に準ずる負特性セラミックヒータ素子のみでなく、
正特性セラミックヒータ素子又は両者に準ずるセラミッ
クヒータ素子てあってもよく、さらにセラミックヒータ
素子を1本だけてなく、複数本を本実施の形態以外の多
角形の通風孔を有するハニカム形状てあってもよい。
材質に準ずる負特性セラミックヒータ素子のみでなく、
正特性セラミックヒータ素子又は両者に準ずるセラミッ
クヒータ素子てあってもよく、さらにセラミックヒータ
素子を1本だけてなく、複数本を本実施の形態以外の多
角形の通風孔を有するハニカム形状てあってもよい。
【0022】本発明のセラミックヒータ10を暖房器用
ヒータとして用いた一例を図3に示す。室内に浮遊する
煙草の臭いやペット等部屋の臭いのついた空気を器具に
取付けた対流ファン20をモータ22により経路Bのよ
うに循環させ、セラミックヒータ10に通風させること
によって暖房と脱臭の両効果をあげることができる。ま
たコンベクション型電子レンジ用ヒータとして用いる一
例を図4に示す。
ヒータとして用いた一例を図3に示す。室内に浮遊する
煙草の臭いやペット等部屋の臭いのついた空気を器具に
取付けた対流ファン20をモータ22により経路Bのよ
うに循環させ、セラミックヒータ10に通風させること
によって暖房と脱臭の両効果をあげることができる。ま
たコンベクション型電子レンジ用ヒータとして用いる一
例を図4に示す。
【0023】電子レンジ内の空気は、図9に示すファン
46によってセラミックヒータ10の通風孔113を通
過し、図示矢印Cのように器内を循環するので、調理時
の臭いや煙を室内に放出することがない。従って、従来
のように触媒を別設する必要がなく、またヒータが腐食
することがない。
46によってセラミックヒータ10の通風孔113を通
過し、図示矢印Cのように器内を循環するので、調理時
の臭いや煙を室内に放出することがない。従って、従来
のように触媒を別設する必要がなく、またヒータが腐食
することがない。
【0024】
【発明の効果】本発明のセラミックヒータの製造方法に
よれば、請求項1によれば、導電性を有する多孔質のセ
ラミックヒータを製造することができるため、従来のセ
ラミックヒータに比べて、その表面積が大きくなって臭
気に接触する面積が大きくなるため、セラミックヒータ
自体による脱臭効果が期待できる。
よれば、請求項1によれば、導電性を有する多孔質のセ
ラミックヒータを製造することができるため、従来のセ
ラミックヒータに比べて、その表面積が大きくなって臭
気に接触する面積が大きくなるため、セラミックヒータ
自体による脱臭効果が期待できる。
【0025】また、請求項2によれば、導電性を有して
おり多孔質のセラミックヒータの表面に貴金属系触媒を
担持するため、貴金属系触媒を担持する表面積を広くと
ることができるので脱臭効率がよくなり、従来のように
温風付加装置を必要とせずに、十分な脱臭効果をあげる
ことができる。
おり多孔質のセラミックヒータの表面に貴金属系触媒を
担持するため、貴金属系触媒を担持する表面積を広くと
ることができるので脱臭効率がよくなり、従来のように
温風付加装置を必要とせずに、十分な脱臭効果をあげる
ことができる。
【図1】本発明に係るセラミックヒータ素子とその電極
に関し、(A)は電極と通風孔とを平行に設ける斜視
図、(B)は電極と通風孔とを垂直に設ける斜視図であ
る。
に関し、(A)は電極と通風孔とを平行に設ける斜視
図、(B)は電極と通風孔とを垂直に設ける斜視図であ
る。
【図2】図1のセラミックヒータ素子の縦断面図であ
る。
る。
【図3】図1のセラミックヒータ素子を用いた暖房器の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】図1のセラミックヒータ素子を用いた電子レン
ジの横断面図である。
ジの横断面図である。
【図5】従来のシーズヒータの外観斜視図である。
【図6】従来の衣類乾燥機の正面断面図である。
【図7】従来の電子レンジの横断面図である。
【図8】従来のセラミックヒータの(A)は断面図、
(B)は平面図である。
(B)は平面図である。
【図9】図7のファンの要部斜視図である。
10 セラミックヒータ 11 セラミックヒータ素子 111 縦リブ 112 横リブ 113 通風孔 12 触媒
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミックヒー
タは上記課題を解決するものであり、請求項lに記載の
発明は、炭化珪素と金属シリコンとを混合してハニカム
状に成形した後、窒素中で焼結して、炭化珪素、窒化珪
素からなるセラミックヒータを構成するものである。
タは上記課題を解決するものであり、請求項lに記載の
発明は、炭化珪素と金属シリコンとを混合してハニカム
状に成形した後、窒素中で焼結して、炭化珪素、窒化珪
素からなるセラミックヒータを構成するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項2に記載の発明によれば、炭化珪素
と金属シリコンとを混合してハニカム状に成形した後、
窒素中で焼結して、炭化珪素、窒化珪素からなるセラミ
ックヒータを構成した後、該セラミックヒータの表面に
貴金属系触媒を担持するものである。
と金属シリコンとを混合してハニカム状に成形した後、
窒素中で焼結して、炭化珪素、窒化珪素からなるセラミ
ックヒータを構成した後、該セラミックヒータの表面に
貴金属系触媒を担持するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】セラミックヒータ10はセラミックヒータ
素子11、触媒12、電極13、電極押え14、導線1
5からなっている。セラミックヒータ素子11は図2に
示すように、複数個の縦リブ111と横リブ112で形
成される多角形の小さい通風孔113を多数有するハニ
カム構造を備えている。以下、前記セラミックヒータ素
子11の製造方法を説明する。すなわち、炭化珪素、金
属シリコンを主原料とし、混合、加水、混練したものを
ハニカム状に押し出し、成形する。そして、これを窒素
雰囲気中の炉で反応焼結させることにより、炭化珪素、
窒化珪素の複合系のセラミックヒータ素子11となる。
このセラミックヒータ素子11は導電性を有しており、
多孔質である。
素子11、触媒12、電極13、電極押え14、導線1
5からなっている。セラミックヒータ素子11は図2に
示すように、複数個の縦リブ111と横リブ112で形
成される多角形の小さい通風孔113を多数有するハニ
カム構造を備えている。以下、前記セラミックヒータ素
子11の製造方法を説明する。すなわち、炭化珪素、金
属シリコンを主原料とし、混合、加水、混練したものを
ハニカム状に押し出し、成形する。そして、これを窒素
雰囲気中の炉で反応焼結させることにより、炭化珪素、
窒化珪素の複合系のセラミックヒータ素子11となる。
このセラミックヒータ素子11は導電性を有しており、
多孔質である。
Claims (2)
- 【請求項1】 炭化珪素と金属シリコンとを混合してハ
ニカム状に成形した後、不活性ガス中で焼結して、炭化
珪素、窒化珪素からなるセラミックヒータを構成するこ
とを特徴とするセラミックヒータの製造方法。 - 【請求項2】 炭化珪素と金属シリコンとを混合してハ
ニカム状に成形した後、不活性ガス中で焼結して、炭化
珪素、窒化珪素からなるセラミックヒータを構成した
後、該セラミックヒータの表面に貴金属系触媒を担持す
ることを特徴とするセラミックヒータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22801096A JPH09106883A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | セラミックヒータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22801096A JPH09106883A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | セラミックヒータの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106883A true JPH09106883A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=16869771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22801096A Pending JPH09106883A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | セラミックヒータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09106883A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1996
- 1996-08-29 JP JP22801096A patent/JPH09106883A/ja active Pending
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