JPH09106247A - 裏ラベル確認装置 - Google Patents

裏ラベル確認装置

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JPH09106247A
JPH09106247A JP29054695A JP29054695A JPH09106247A JP H09106247 A JPH09106247 A JP H09106247A JP 29054695 A JP29054695 A JP 29054695A JP 29054695 A JP29054695 A JP 29054695A JP H09106247 A JPH09106247 A JP H09106247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
back label
label
belt conveyor
threshold value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29054695A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Shibata
光敏 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kibun Foods Inc
Original Assignee
Kibun Foods Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kibun Foods Inc filed Critical Kibun Foods Inc
Priority to JP29054695A priority Critical patent/JPH09106247A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏ラベル有無の判断が高精度で簡便に行なえ
る裏ラベル確認装置を得る。 【解決手段】 ラップ包装された製品の裏面にラベルを
貼り付ける製造ライン上で、製品が予め定められた位置
に到達した際に、光センサによって製品の裏面からの反
射光を検出し、警告手段がその検出結果に基づいて製品
の裏面のラベルの有無を判断し、ラベル無し状態が判断
された際に警告動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラップで包まれた
製品の裏ラベルの有無を確認する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般販売用の生鮮食品、加工食品等の製
品は、通常、合成樹脂製皿に載置された状態で皿ごとポ
リ塩化ビニリデン製の透明なラップで包装され、裏面
に、製造元・製造年月日等の情報が記載されているラベ
ルが貼り付けられて商品となる。このようなラップ包装
からラベル貼付までの工程は、ライン上で自動的に行な
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにラップ包
装後、裏ラベルを貼り終えた製品は、箱詰め梱包されて
出荷される。しかしながら、従来は、この箱詰め作業の
際に裏ラベルが貼られているかどうかを作業者が目視で
判断し、裏ラベルが貼られていない製品を人手でより分
けていたため、当然、判断ミスが生じ、裏ラベルが貼ら
れていないままの製品が混じって出荷されてしまうとい
う問題があった。このような判断ミスは、製品数が大量
で時間がかかる程、作業者の疲労に伴って増大する。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、裏ラベル有
無の判断が高精度で簡便に行なえる裏ラベル確認装置を
得ることを主目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る裏ラベル確認装置で
は、ラップ包装された製品の裏面にラベルを貼り付ける
製造ライン上で、前記製品が予め定められた位置に到達
した際に、前記製品の裏面からの反射光を検出する光セ
ンサと、この光センサによる検出結果に基づいて、前記
製品の裏面のラベルの有無を判断し、ラベル無し状態が
判断された際に警告動作を行なう警告手段と、を備えた
ものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明に係る裏ラベ
ル確認装置では、請求項1に記載の裏ラベル確認装置に
おいて、前記ライン上の、前記光センサによる検出位置
より前位置に、前記ラップ包装済の製品の裏面を加熱す
る加熱手段を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、ラップ包装された製品
に裏ラベルが貼られているかどうかを、光センサで製品
の裏面の光沢度を検出することによって判断する裏ラベ
ル確認装置である。
【0008】現在、一般的に食製品のラップ包装に、例
えば、結着性のあるポリ塩化ビニリデン製の透明フィル
ムがラップ材として使用されている。このようなラップ
材表面は、通常使用されている紙製などの裏ラベル表面
に比べて光反射率が大きく、従って反射光による光沢が
強い。
【0009】従って、ラップ包装済製品の裏面の裏ラベ
ルが貼られるべき表面領域の光沢を反射光強度として光
センサで検出し、この検出結果を予め設定しておいた裏
ラベル表面の光沢度レベル(反射光レベル)と比較すれ
ば、裏ラベルが貼られていないときは、設定値より高い
ラップ表面による検出値が得られるので、裏ラベルの欠
落を検知することができる。
【0010】この設定値より高い検出値が得られたと
き、その製品には裏ラベルが無いことが判断され、作業
者にそのことを何らかのサイン、例えばブザー、点灯表
示等の警告手段で知らせれば、作業者はその裏ラベル無
し製品をライン上から排除することができる。このよう
な光センサを用いれば、作業者が製品裏面を見て判断す
る場合のような判断ミスは減少する。
【0011】さらに、ライン上から製品を排除する機構
を設け、警告サインとして裏ラベル無しの判断信号を排
除装置に出力して自動的に製品を排除させるように制御
する構成とすれば、作業者の手が係らず、製品梱包まで
の工程がより簡便となると共に、作業者による製品排除
ミスも無くなる。
【0012】また、一般的なラップ材は、例えば90℃
程度に加熱することによって、その後の温度低下に伴っ
てハリが生じ、シワのない緊張した状態になる。ラップ
材表面もシワやヨリの無い緊張状態の方が光沢の度合い
は高い。従って、ライン上の光センサによる検出位置よ
り前にヒーターなどの加熱手段を設けて、製品裏面を加
熱してラップ材を緊張した状態にしておけば、光沢によ
る裏ラベル有無の判断精度はより高くなる。
【0013】なお、本発明に用いる光センサとしては、
例えば、被検出表面に向けて斜めに光を照射する照射光
学系と、被検出表面からの全反射光を受光する検出光学
系とを備え、被検出表面の光沢の度合いを反射光の強度
によって検出できるものであれば良い。
【0014】次に、本発明の一実施形態による裏ラベル
確認装置を用いて裏ラベルの有無を判断し、裏ラベルの
無い製品を排除する工程を、図1の側面図(a)および
正面図(b)に示す。
【0015】本装置は、ラップ包装済の製品を運ぶベル
トコンベア10とベルトコンベア12との間に、構成す
る裏ラベル送り込みドラム11aと台紙捲りドラム11
bとから構成される裏ラベル貼付機構を備え、この裏ラ
ベル貼付機構を越えて送られてきた製品2をさらに送る
ベルトコンベア12と、ベルトコンベア12より低い位
置にあるベルトコンベア13へ製品2を送る傾斜ローラ
13と、傾斜ローラ13の下部に設置された光沢度計5
とベルトコンベア10の下部に設置されたヒーター15
とを備えたものである。
【0016】光沢度計5は、製品2が傾斜ローラ13上
を進んでその端部がベルトコンベア14に掛り始めた時
点で位置検出用センサ7に検出されると、位置検出用セ
ンサ7からの出力信号を受けた制御部6からの指令によ
り作動される。
【0017】光沢度計5は、制御部6からの作動指令が
入力される時点での製品2位置における製品2裏面1の
ほぼ中央の裏ラベル3が貼り付けられている領域に光を
斜めに照射すると共にその全反射光を受光できるように
配置されており、照射光および反射光は傾斜ローラ13
の間隙を通過するようになっている。
【0018】制御部6には、予め裏ラベル3の表面光沢
度に応じた閾値が設定されており、光沢度計5から得ら
れた検出値と閾値とを比較し、検出値が閾値より高い場
合には、製品裏面1に裏ラベルが無いと判断し、警告信
号を出力する。本装置では、傾斜ローラ3から製品2が
送られてくるベルトコンベア14のサイドに製品排除バ
ー8を設置し、制御部6からの警告信号が入力される
と、駆動部(不図示)を介して製品排除バー8が回動さ
れ、製品2がベルトコンベア14外へ押し出される構成
とした。
【0019】上記の如き構成における裏ラベル確認動作
の流れを以下に説明する。まず、加工食品を入れた皿器
がラップ包装された状態の製品2がベルトコンベア10
上を進むが、その間、ベルトコンベア10の搬送面を熱
するヒーター15によって下面のラップ材9が加熱され
る。この加熱後の温度低下に伴って、ラップ材9は全体
的にシワのない緊張した状態となる。
【0020】このように下面のラップ材9が加熱された
製品2は、その後、冷却されながらラップ材9が緊張し
た状態となってベルトコンベア10上をさらに進み、次
のベルトコンベア12へ渡る。この際、両ベルトコンベ
ア間において、裏ラベル送り込みドラム11aによって
台紙4上に配列された状態で送られてきた接着剤付きの
裏ラベル6が、台紙捲りドラム11bで台紙4が捲られ
て接着面を露出しつつ製品2の裏面1のほぼ中央部に貼
り付けられていく。
【0021】このラップ材9が緊張した状態でさらに裏
ラベル6貼付工程を越えた製品2は、ベルトコンベア1
2からさらに傾斜ローラ13に渡り、ベルトコンベア1
4に向かって下りていく。製品2の先端がベルトコンベ
ア14に達して、位置検出用センサ7で検出されると、
位置検出用センサ7からの出力信号を受けた制御部6
は、光沢度計5に作動指令信号を出力する。
【0022】光沢度計5は、制御部6からの作動指令に
応じて照明光学系から照明光を斜めに射出し、製品2
の、ちょうど裏ラベル3が貼られているべき領域からの
全反射光を検出光学系で受光し、検出信号を制御部6へ
出力する。
【0023】制御部6は、光沢度計5からの検出信号に
基づいて光沢度を算出して検出値とし、予め設定された
裏ラベル3表面の光沢度に応じた閾値と比較する。この
時、制御部6は、検出値が閾値と同程度であれば、この
製品2には所定位置に裏ラベル3が貼られており、問題
ないものと判断し、検出値をリセットして次回の光沢度
検出に備えて待機状態となる。製品2は、そのままベル
トコンベア14上を進み、箱詰め梱包工程へと送られ
る。
【0024】しかし、もしベルトコンベア10とベルト
コンベア12とに間の工程で製品2の裏面1の所定位置
に良好に裏ラベル3が貼り付けられていなければ、光沢
度計5による検出値は、緊張状態のラップ材9表面の光
沢度に応じて閾値より高いものとなる。このように検出
値が閾値より高い場合、制御部6は、この製品2には所
定位置に裏ラベル3が貼られておらず、欠陥品であると
判断し、警告信号を排除バー8の駆動部に出力する。
【0025】排除バー8の駆動部は、制御部6からの警
告信号に従って排除バー8を回動させ、ベルトコンベア
14上の欠陥製品2を押し出す。制御部6は、警告信号
を排除バー8駆動部へ出力した後、検出値をリセットし
て次回の光沢度検出に備えて待機状態となる。
【0026】以上のような裏ラベル確認動作を、順次ラ
イン上で流されてくるラップ包装済製品2毎に繰返し、
裏ラベル3が良好に貼り付けられていないものを排除
し、良好に裏ラベル3が貼り付けられているものだけを
箱詰め梱包工程へ送る。
【0027】なお、本装置では、裏ラベル3が良好に貼
り付けられていない欠陥品を自動的に排除する構成とし
たが、これは、製品数が大量である場合には特に有効で
あるが、製品数が比較的少なく、作業者への負担が小さ
い場合には、ラインからの排除を人手によって行なう構
成としても良い。この時、制御部からの警告信号として
作業者にとって判りやすいサインを、例えばブザーやラ
イト点灯などの方法で表示すれば良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、光センサ
を用いた裏ラベル確認装置であるので、作業者が製品裏
面を見て判断する場合のような判断ミスは減少するとい
う効果がある。また、ヒーター等の加熱手段によって製
品裏面を加熱し、ラップ材をシワのない緊張した状態に
することによって、光センサの検出精度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による裏ラベル確認装置を
用いた裏ラベルの有無を判断し、裏ラベルの無い製品を
排除する工程を示した説明図であり、(a)は製造ライ
ンの概略側面図、(b)は製造ラインの概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1:製品裏面 2:製品 3:裏ラベル 4:台紙 5:光沢度計 6:制御部 7:位置検出用センサ 8:(欠陥製品)排除バー 9:ラップ材 10,12,14:ベルトコンベア 11a:裏ラベル送り込みドラム 11b:台紙捲りドラム 13:傾斜ローラ 15:ヒーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラップ包装された製品の裏面にラベルを
    貼り付ける製造ライン上で、前記製品が予め定められた
    位置に到達した際に、前記製品の裏面からの反射光を検
    出する光センサと、 この光センサによる検出結果に基づいて、前記製品の裏
    面のラベルの有無を判断し、ラベル無し状態が判断され
    た際に警告動作を行なう警告手段と、 を備えたことを特徴とする裏ラベル確認装置。
  2. 【請求項2】 前記ライン上の、前記光センサによる検
    出位置より前位置に、前記ラップ包装済の製品の裏面を
    加熱する加熱手段を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の裏ラベル確認装置。
JP29054695A 1995-10-13 1995-10-13 裏ラベル確認装置 Pending JPH09106247A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29054695A JPH09106247A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 裏ラベル確認装置

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JP29054695A JPH09106247A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 裏ラベル確認装置

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Publication Number Publication Date
JPH09106247A true JPH09106247A (ja) 1997-04-22

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ID=17757435

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JP29054695A Pending JPH09106247A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 裏ラベル確認装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110906979A (zh) * 2019-11-08 2020-03-24 杭州智控网络有限公司 价签生产检验批量测试方法及其系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110906979A (zh) * 2019-11-08 2020-03-24 杭州智控网络有限公司 价签生产检验批量测试方法及其系统
CN110906979B (zh) * 2019-11-08 2021-08-17 杭州智控网络有限公司 价签生产检验批量测试方法及其系统

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