JPH0910593A - 揮発性有機塩素化合物の分解触媒 - Google Patents

揮発性有機塩素化合物の分解触媒

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JPH0910593A
JPH0910593A JP7188070A JP18807095A JPH0910593A JP H0910593 A JPH0910593 A JP H0910593A JP 7188070 A JP7188070 A JP 7188070A JP 18807095 A JP18807095 A JP 18807095A JP H0910593 A JPH0910593 A JP H0910593A
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JP
Japan
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catalyst
carrier
zirconia
titania
weight
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Application number
JP7188070A
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English (en)
Inventor
Toshio Yamaguchi
敏男 山口
Miki Masuda
幹 増田
Akiko Kitagawa
明子 北川
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揮発性有機塩素化合物の分解処理よう触媒に
おける上記した問題点に鑑みてなされたものであって、
揮発性有機塩素化合物を空気と水の存在下で、効率良く
分解することができ、かつ長期間触媒活性を維持するこ
とができるような触媒を提供する。 【構成】 ジルコニアとチタニアとからなる組成物にさ
らにリンまたはホウ素を含有させた三成分系酸化物担体
に、触媒成分として白金、パラジウム、ルテニウムから
なる群より選ばれた少なくとも1種の元素を0.1〜5
重量%担持させてなることを特徴とする揮発性塩素化合
物の分解触媒。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、揮発性有機塩素化合物
を分解処理するに際して用いられる触媒に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】揮発性有機塩素化合物には、塩化メチレ
ン、ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、テトラク
ロロエチレン等があり、これらは電子部品や金属製品の
脱脂工程やドライクリーニングなどに用いられている。
【0003】しかしながら、これらの揮発性有機塩素化
合物は、大気中に排出される場合にはオゾン層にまで達
して太陽からの強い紫外線によって分解され、この分解
生成物はオゾン層を破壊する。オゾン層が破壊されると
地表に到達する紫外線量が増大して、皮膚癌、白内症等
人体に対して悪影響を及ぼすのみならず、動植物の生長
を阻害するなど環境衛生上の諸問題を引き起こす。また
有機塩素化合物そのものも発癌性を有しており、不法投
棄等により土壌や地下水が汚染するする等の問題があ
る。
【0004】このため最近では環境保全上の見地から、
世界各地において厳しい法規制が設けられているのが現
状であり、この規制を克服するための揮発性有機塩素化
合物廃液等に対する無害化処理技術の開発が強く望まれ
ている。
【0005】従来、塩化メチレン、トリクロロエチレ
ン、テトラクロロエチレン等の揮発性有機塩素化合物の
処理法としては、活性炭、ゼオライトを用いて吸着回収
する方法が知られているが、回収された揮発性有機塩素
化合物の無害化処理法に関しては十分な考慮が払われて
いなかった。
【0006】最近になって、揮発性有機塩素化合物を分
解して無害化する方法として、熱分解法、光分解法、接
触分解法などが提案されている。これらのうち、接触分
解法は、熱分解法や光分解法が装置が大掛かりで処理コ
ストがかさむのに比べて簡便で、しかも低濃度から高濃
度に至までのあらゆる濃度の揮発性有機塩素化合物を含
む気体に対しても有効に作用するので注目されている。
【0007】この接触分解法は、例えば特開昭50−2
669号公報、特開平3−12221号公報、特開平3
−47516号公報などに開示されているように、アル
ミナ、シリカ、ゼオライト、チタニア、ジルコニア等の
無機酸化物を単独あるいは組み合わせて得られた担体
に、銅、クロム、鉄、白金、パラジウム等の触媒活性成
分を担持させて得た触媒を用い、これとトリクロロエチ
レン等の揮発性有機塩素化合物とを水と酸素または空気
の存在の下で、400〜500℃の温度で接触させる方
法が採られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に触媒を用いたガ
スの接触反応においては、高いSV(単位時間当たりの
ガス流量/触媒の体積)と早いLV(線速度)の条件下
で反応を行わせることが効率上有利であるとされてい
る。このためには、該反応に用いる触媒は固体酸性が高
く、活性点の数が多いことが望ましく、特に揮発性有機
塩素化合物を接触分解するための触媒には、塩化水素に
対する耐酸性が優れていることが要求される。
【0009】これらの観点から上記従来の刊行物記載の
触媒を観ると、触媒の耐酸性の点からはジルコニア、チ
タニアおよびチタニア−ジルコニア触媒が有望である
が、該担体に白金、パラジウム等の触媒成分を担持させ
た触媒は、初期活性は高いものの長期間活性を持続させ
ることができない。また、耐酸性に優れ、かつ固体酸性
を高めるための成分を添加した触媒担体やこのための触
媒細孔構造についての検討は全くされていない。
【0010】本発明は、揮発性有機塩素化合物の分解処
理用触媒における上記した問題点に鑑みてなされたもの
であって、揮発性有機塩素化合物を空気と水の存在下
で、効率良く分解することができ、かつ長期間触媒活性
を維持することができるような触媒を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明者らは揮発性塩素化合物を分解することに
よって生成する塩化水素に対する耐酸性を有するチタニ
ア−ジルコニア二成分系酸化物の固体酸性度を高め、か
つ耐酸性を長期に保持し得るような第三成分の添加につ
いて検討を重ねた結果、該チタニア−ジルコニア二成分
系酸化物担体に第三成分としてリンまたはホウ素を添加
して三成分系酸化物担体とし、これに従来から触媒活性
成分として使用されている貴金属系成分を担持させた触
媒は、揮発性塩素化合物を極めて効率よく分解すること
ができることを見出した。また、これにおいて用いられ
る三成分系酸化物担体には好ましい組成範囲が存在する
こと、また得られる触媒の細孔構造にも好ましい範囲が
存在することについても併せて見出だし以下に示す本発
明を完成したものである。
【0012】すなわち本発明は、ジルコニアとチタニア
とからなる組成物にさらにリンまたはホウ素を含有させ
た三成分系酸化物担体に、触媒成分として白金、パラジ
ウム、ルテニウムからなる群より選ばれた少なくとも1
種の元素を0.1〜5重量%担持させてなることを特徴
とする揮発性塩素化合物の分解触媒である。本発明にお
いて、三成分系酸化物担体は、ジルコニアを25〜50
重量%含み、さらにリンをPO換算で2〜5重量%ま
たはホウ素をB換算で2〜5重量%含み、残部が
実質的にチタニアからなる組成を有することが好まし
い。また本発明の触媒は。水銀圧入法により測定した細
孔分布が、直径50nm以上の細孔の占める容積の全細
孔容積に対する割合が35%〜55%であるような細孔
構造を有するものであることが好ましい。
【0013】
【作用】以下に本発明の詳細ならびにその作用について
説明する。本発明は、本質的には特定の組成比を有する
ジルコニア(ZrO)とチタニア(TiO)からな
る二成分系酸化物に、さらに第三成分としてリンまたは
ホウ素を添加含有させた三成分系酸化物を担体とし、こ
れに触媒活性成分として白金、パラジウム、ルテニウム
からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を担持さ
せたものである。本発明において触媒担体に第三成分と
して添加するリンまたはホウ素は、それぞれPO、B
として2〜5重量%であることが好ましく、また
触媒の細孔構造が、これをを水銀圧入法により測定した
とき、その細孔分布が直径50nm以上の細孔の占める
細孔容積の全細孔容積に対する割合が35%〜55%と
した場合に、揮発性塩素化合物を低濃度から高濃度に至
る範囲において最も効率よく分解させることができる。
【0014】本発明において、リンとジルコニアとチタ
ニアとからなる三成分系酸化物担体(以下、リン−ジル
コニア−チタニア担体と称する)は、例えば混合法など
の一般的な担体製造方法によって製造し得るものであ
る。すなわち、例えばメタチタン酸水和物ケーキに、触
媒担体としたときにジルコニア含有量が25〜50重量
%で、リン含有量がPOとして2〜5重量%となるよ
うに、水酸化ジルコニウム粉末とオルトリン酸溶液およ
び成型助剤とを加えて捏和して、成型し、乾燥し、さら
に焼成することによって得られる。
【0015】また、ホウ素とジルコニアとチタニアとか
らなる三成分系酸化物担体(以下、ホウ素−ジルコニア
−チタニア担体と称する)も同様に一般的な混合法など
の担体製造方法によって製造し得る。例えば、メタチタ
ン酸ケーキに、触媒担体としたときにジルコニア含有量
が25〜50重量%で、ホウ素含有量がBとして
2〜5重量%となるように水酸化ジルコニウム粉末と、
オルトホウ酸、メタホウ酸、四ホウ酸等のホウ酸類溶液
または該ホウ酸類溶液に成型助剤とを加えて捏和して、
成型し、乾燥し、焼成することによって得られる。
【0016】本発明の三成分系酸化物担体において、好
ましい態様としてジルコニア含有量を25〜50重量%
とし、リンをPO換算で2〜5重量%またはホウ素を
換算で2〜5重量%含有させ、残部を実質的に
チタニアからなる組成とするのは、この範囲の組成の三
成分系酸化物を担体として使用した場合において、得ら
れた触媒は低濃度から高濃度に至る揮発性塩素化合物を
長時間安定した分解活性を維持するのに最適であるから
である。
【0017】本発明において用いられる触媒助剤として
は、チタニアゾル、硝酸ジルコニウム溶液、炭酸ジルコ
ニウムアンモニウム溶液が挙げられ、このような触媒助
剤を添加することで成型担体の破壊強度を高めることが
できる。またセルローズ系の有機物を添加すれば成型性
の改善を図ることができる。なお。これら触媒助剤は、
従来からこの種触媒の成型性や強度を高めるために添加
される範囲で添加すればよく、またその種類も特に限定
されるものでないが、焼成後に本発明の触媒成分以外の
無機物が残留しないようにすることが望ましい。
【0018】本発明において、三成分系酸化物の成型体
を得るに当たって、その形状は、通常一般的に触媒担体
として用いられる形状、すなわち粉状、円筒状、球状、
ハニカム状、螺旋状、三つ葉状、四つ葉状などでよく、
得られた触媒が揮発性塩素化合物の分解に際しての接触
反応に適した形状であれば特に限定されるものでない。
【0019】また、該成型体を焼成して担体を得るので
あるが、このときの焼成温度は400〜500℃の範囲
であることが望ましい。これは焼成温度が上記範囲の下
限温度よりも低い場合には、十分な強度を持った触媒担
体が得られず、また上限温度よりも高い場合には酸化チ
タンはアナターゼ構造からルチル構造に熱転移し、また
酸化ジルコニウムは準安定製法正方晶系から単斜晶系に
熱転移し、いずれにしても得られる担体の比表面積が減
少するからである。
【0020】本発明の触媒は、上記のようにして得られ
たリン−ジルコニア−チタニア担体またはホウ素−ジル
コニア−チタニア担体に、白金、パラジウム、ルテニウ
ム等の触媒活性成分を担持させ、次いで80〜110℃
の温度で乾燥した後、400〜600℃の温度で焼成す
ることによって得られる。
【0021】担体に触媒活性成分を担持させるには、触
媒活性成分の塩溶液、すなわち白金塩、パラジウム塩、
ルテニウム塩の水溶液を準備し、所望量の触媒活性成分
を担持できるように濃度を調整した後、該水溶液に中に
担体を含浸し、触媒活性成分を担体中に吸収させるか、
あるいは前記した所望量の触媒活性成分を溶解させた水
溶液全量を担体に吸着させる。
【0022】本発明の触媒において、触媒活性成分の担
持量を金属換算で0.1〜5重量%とするのは、該成分
の担持量が0.1重量%未満であると十分な分解活性が
得られず、一方5重量%を超えてそれ以上としても活性
向上に対する効果に差がないからであり、経済性を考慮
すると前記の範囲以上に担持させる必要がないからであ
る。
【0023】また本発明の触媒の細孔構造を、水銀圧入
法で測定された細孔分布において、直径が50nm以上
(なお水銀圧入法により測定可能な細孔の直径の上限値
は5.5μmである)の細孔の占める細孔容積の全細孔
容積に対する割合(以下、細孔特性と称する)を35%
〜55%とするのは、35%未満、すなわち直径50n
m以上の細孔が少ないときは、揮発性塩素化合物が侵入
し得る細孔の数が減少するので触媒として機能する有効
表面積が減少してしまい、分解活性が早期に低下してし
まうからである。また細孔特性を35%以上にするとき
は、細孔内まで揮発性塩素化合物を導入することができ
るので表面積を有効に活用することができ、高い分解率
を長期間に亘って維持することができるが、55%を超
えると、触媒の表面積が逆に減少したり、担体の強度が
低下してしまうため、上記の数値範囲に限定した。な
お、水銀圧入法による細孔分布の測定に当たっては水銀
の触媒に対する接触角を140度、表面張力を480d
yn/cmとし、また細孔の形状は真円形であると仮定
した。
【0024】本発明の触媒が低濃度から高濃度までの揮
発性塩素化合物を極めて効率よく分解することができる
のは、固体酸の酸性点に水分子が吸着されてプレンステ
ッド酸型の活性を発揮し、揮発性塩素化合物から塩素を
引き抜くことにより分解機能が一段と向上することによ
るものと思われる。また担体の持つ三成分の相乗効果に
より活性点の数が増したためであると考えられる。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を比較例とともに述べ
る。
【0026】実施例1〜3 (1)担体の調製 先ず、チタニアとして40重量%、SOとして5.7
重量%を含むメタチタン酸スラリー(チタン工業社製)
1.5kgに、SOを除去するために濃度7%のアン
モニア水50lを加え、十分撹拌を行った後、濾過する
操作を3回繰り返し、チタニアとして15重量%、SO
として0.5重量%を含むメタチタン酸ケーキを得
た。
【0027】次に、該メタチタン酸ケーキ1,967g
(チタニアとして295g)と、ジルコニアとして3
5.5重量%含む水酸化ジルコニウム粉体(日本軽金属
社製)493g(ジルコニアとして175g)と、濃度
が85重量%のオルトリン酸溶液18,2g(PO
して15g)とを加温ジャケット付きニーダー中で捏和
し、次いで、該捏和物に成型助剤として、チタニアを6
重量%含むチタニアゾル(多木化学社製)250g(チ
タニアとして15g)と、アビセル(商品名・旭化成社
製)15gと、メトロース(商品名・信越化学社製)7
gを加え、十分に可塑化するまでさらに捏和した。な
お、捏和物の500℃での強熱減量は、62%であっ
た。
【0028】次ぎに、該捏和物を製丸機によって直径2
mmφのビードに造粒し、100℃の温度で15時間乾
燥した後、500℃で2時間焼成して、リンをPO
して3重量%、ジルコニア(ZrO)を35重量%含
み、残部が実質的にチタニア(TiO)からなるリン
−ジルコニア−チタニア担体AAを得た。
【0029】また、上記のメタチタン酸ケーキ1,96
7gに対する水酸化ジルコニウム粉体とオルトリン酸溶
液の加入量の組み合わせを、それぞれ304gと15.
7gおよび930gと24.0gとに変えたこと以外は
上記の手順と同様の手順によって、上記担体AAとジル
コニア含有量の異なる(リン含有量は同一で、チタニア
含有量が異なる)担体ABおよびACを得た。担体A
A、ABおよびACの組成をそれぞれ表1に示す。
【0030】(2)触媒の調製 塩化白金酸2.0gを水30mlに溶解し、担体の吸水
量に見合う液量に水で液量調節を行った含浸溶液を、担
体AA、AB、ACのそれぞれ150gに含浸させ、1
10℃の温度で15時間乾燥し、次いで500℃で2時
間焼成して触媒LL、LMおよびLNを得た。触媒L
L、LMおよびLNの白金の担持量はともに0.5重量
%である。
【0031】(3)触媒の評価 触媒充填量50mlの固定床流通型反応装置に、得られ
た触媒LL、LMおよびLNをそれぞれ充填し、トリク
ロロエチレンを2,000ppm、5,000ppmお
よび10,000ppm含む空気に水を10体積%添加
しながら、反応温度350℃、空間速度SV=5,00
0hr−1で触媒層を通過させてトリクロロエチレンの
分解試験を行った。
【0032】なお、上記の反応は発熱反応であるため、
反応温度350℃に設定してもトリクロロエチレンの濃
度を高めると酸化熱が発生し、トリクロロエチレンの濃
度が5,000ppmのとき触媒温度が400℃に、ま
た10,000ppmのときは触媒温度が500℃に昇
温した。各濃度のトリクロロエチレンに対して反応開始
後100時間経過したときの各触媒の性能評価結果を表
1に示す。なお、処理ガスの分析は島津製作所社製ガス
クロマトグラフを用いてガスクロマト法により分析し
た。
【0033】表1に示すように、触媒LL、LMおよび
LNは、使用された担体はリン含有量がPOとしてと
もに3重量%であり、ジルコニア含有量がそれぞれ35
重量%、25重量%および50重量%であり、いずれも
本発明の組成範囲内に属するリン−ジルコニア−チタニ
ア担体である。これらの触媒を用いてトリクロロエチレ
ンの分解を行った場合には、低濃度から高濃度の広い範
囲において分解率99.9%以上の高率で、かつ長時間
に亘りトリクロロエチレンの分解による無害化を行うこ
とができることが分かる。なお、99.9以上の分解率
を有していない場合は作業環境基準の管理濃度を十分に
満足することができないのである。
【0034】比較例1および2 (1)担体の調製 メタチタン酸ケーキに加える水酸化ジルコニウム粉体と
オルトリン酸溶液の加入量の組み合わせを、それぞれ1
01gと13g、および1417gと30.5gとの2
種類に変化させたこと以外は、実施例1に示す方法と同
様の手順でリン−ジルコニア−チタニア担体AFおよび
AGを得た。担体AFおよびAGの組成を表1に示す。
【0035】(2)触媒の調製 実施例1と同様の方法により担体AGおよびAFに白金
を担持させて触媒LTおよびLUを調製した。白金の担
持量は両触媒ともに0.5重量%である。
【0036】(3)触媒の評価 触媒LTおよびLUを用い実施例1と同様の方法により
評価試験を行った。その結果を表1に示す。触媒LTお
よびLUは、担体として用いたリン−ジルコニア−チタ
ニア担体におけるジルコニア含有量がそれぞれ10重量
%および60重量%と本発明の範囲を逸脱するものであ
り、これらの触媒を用いてトリクロロエチレンの分解を
行った場合には、トリクロロエチレンが低濃度、高濃度
いずれの場合においても分解率は99.9%を下回って
いることが分かる。
【0037】実施例4および5 (1)担体の調製 メタチタン酸ケーキに加える水酸化ジルコニウム粉体と
オルトリン酸溶液の加入量の組み合わせを、それぞれ4
85gと11.9gおよび510gと31.3gとの2
種類に変化させたこと以外は、実施例1に示す方法と同
様の手順でリン−ジルコニア−チタニア担体ADおよび
AEを得た。担体ADおよびAEの組成を表1に示す。
【0038】(2)触媒の調製 実施例1と同様の方法により担体ADおよびAEに白金
を担持させて触媒LOおよびLPを調製した。白金の担
持量は両触媒ともに0.5重量%である。
【0039】(3)触媒の評価 触媒LOおよびLPを用い実施例1と同様の方法により
評価試験を行った。その結果を表1に示す。触媒LOお
よびLPは、担体として用いたリン−ジルコニア−チタ
ニア担体におけるジルコニア含有量がともに35重量%
で、リン含有量がそれぞれ2重量%および5重量%と本
発明の範囲内に入るものである。これらの触媒を用いて
トリクロロエチレンの分解を行った場合には、トリクロ
ロエチレンが低濃度、高濃度いずれの場合においても分
解率は99.9%以上であり、かつ長時間に亘り分解活
性を維持していることが分かる。
【0040】比較例3〜5 (1)担体の調製 メタチタン酸ケーキに加える水酸化ジルコニウム粉体と
オルトリン酸溶液の加入量の組み合わせを、それぞれ4
79gと5.9gおよび527gと5.9gのの2種類
に変化させたこと以外は、実施例1に示す方法と同様の
手順でリン−ジルコニア−チタニア担体AHおよびAI
を得た。また、リンを全く含まない担体として、メタチ
タン酸ケーキ1967gにオルトリン酸溶液を加えず、
水酸化ジルコニウム粉体を470g加入させたこと以外
は実施例1の方法と同様の手順でジルコニア−チタニア
二成分系酸化物担体AJを得た。これら担体AH、AI
およびAJの組成を表1に示す。
【0041】(2)触媒の調製 実施例1と同様の方法により担体AH、AIおよびAJ
に白金を担持させて触媒LV、LWおよびLXを調製し
た。白金の担持量は各触媒ともに0.5重量%である。
【0042】(3)触媒の評価 触媒LV、LWおよびLXを用い実施例1と同様の方法
により評価試験を行った。その結果を表1に示す。触媒
LVおよびLWは、担体として用いたリン−ジルコニア
−チタニア担体におけるリン含有量がPO換算でそれ
ぞれ1重量%および7重量%と本発明の範囲を逸脱する
ものであり、また触媒LXは担体にリンを全く含まぬジ
ルコニア−チタニア担体を用いたものである。表1に示
されるようにこれらの触媒を用いてトリクロロエチレン
の分解を行った場合には、トリクロロエチレンが低濃
度、高濃度いずれの場合においても分解率は99.9%
を下回っていることが分かる。
【0043】実施例6〜8 (1)担体の調製 担体として実施例1の担体AAと同様のリン−ジルコニ
ア−チタニア担体を準備した。
【0044】(2)触媒の調製 塩化白金酸1.0g、4.0gおよび12.0gをそれ
ぞれ水30mlに溶解し、担体の吸水量に見合う液量に
水で液量調節を行った各含浸溶液をそれぞれ担体AAの
150gに含浸させ、110℃の温度に15時間乾燥
し、次いで500℃で2時間焼成して触媒LQ、LRお
よびLSを得た。
【0045】(3)触媒の評価 触媒LQ、LRおよびLSを用い実施例1と同様の方法
により評価試験を行った。その結果を表1に示す。触媒
LQ、LRおよびLSは、担体として用いたリン−ジル
コニア−チタニア担体の組成がすべて本発明の範囲内に
属するものであり、また、触媒活性成分の白金もPtと
して0.25重量%、1.0重量%および3.0重量%
相当量と本発明の範囲内において担持させたものであ
る。これらの触媒を用いてトリクロロエチレンの分解を
行った場合には、トリクロロエチレンが低濃度、高濃度
いずれの場合においても分解率は99.9%以上であ
り、かつ長時間に亘り優れた分解活性を維持しているこ
とが分かる。
【0046】比較例6 (1)担体の調製 メタチタン酸ケーキとチタニアゾルの加入量を、それぞ
れ1700gと917gに変えたこと以外は実施例1に
示す方法と同様の手順でリン−ジルコニア−チタニア担
体AKを得た。担体の組成を表1に示す。捏和した捏和
物の500℃における強熱減量は59%であった。
【0047】(2)触媒の調製 実施例1と同様の方法により担体AKに白金を担持させ
て触媒LYを調製した。白金の担持量は0.5重量%で
ある。
【0048】(3)触媒の評価 触媒LYを用い実施例1と同様の方法により評価試験を
行った。その結果を表1に示す。触媒LYは、リン−ジ
ルコニア−チタニア担体の組成および白金の担持量は本
発明の触媒LLと同様であるが、細孔特性が本発明の範
囲外の17%であった。この触媒を用いてトリクロロエ
チレンの分解を行った場合には、表1に示されるように
トリクロロエチレンが低濃度、高濃度いずれの場合にお
いても分解率は99.9%を下回っていることが分か
る。
【0049】
【表1】
【0050】実施例9〜11 (1)担体の調製 実施例1で用いたオルトリン酸溶液の代わりにオルトホ
ウ酸26.5g(Bとして15g)を用いたこと
以外は実施例1と同様の組成でかつ同様の手順で得られ
た捏和物を製丸機によって直径2mmφのビードに造粒
し、100℃の温度で15時間乾燥した後、500℃で
2時間焼成して、ホウ素をBとして3重量%、ジ
ルコニア(ZrO)を35重量%含み、残部が実質的
にチタニア(TiO)からなるホウ素−ジルコニア−
チタニア担体BAを得た。なお、捏和物の500℃での
強熱減量は62%であった。
【0051】一方、上記のメタチタン酸ケーキ1,96
7gに対する水酸化ジルコニウム粉体とオルトホウ酸溶
液の加入量の組み合わせを、それぞれ304gと22.
8gおよび930gと34.0gとに変えたこと以外は
上記の手順と同様の手順によって、上記担体BAとジル
コニア含有量の異なる(リン含有量は同一で、チタニア
含有量が異なる)担体BBおよびBCを得た。担体B
A、BBおよびBCの組成をそれぞれ表2に示す。
【0052】(2)触媒の調製 塩化白金酸2.0gを水30mlに溶解し、担体の吸水
量に見合う液量に水で液量調節を行った含浸溶液を、担
体BA、BB、BCのそれぞれ150gに含浸させ、1
10℃の温度で15時間乾燥し、次いで500℃で2時
間焼成して触媒ML、MMおよびMNを得た。触媒M
L、MMおよびMNの白金の担持量はともに0.5重量
%である。
【0053】(3)触媒の評価 ML、MMおよびMNについて実施例1と同様にして評
価試験を行った。各触媒の性能評価結果を表2に示す。
表2に示されるように、触媒ML、MMおよびMNは、
使用された担体はリン含有量がPOとしてともに3重
量%であり、ジルコニア含有量がそれぞれ35重量%、
25重量%および50重量%であり、いずれも本発明の
組成範囲内に属するホウ素−ジルコニア−チタニア担体
である。これらの触媒を用いてトリクロロエチレンの分
解を行った場合には、低濃度から高濃度の広い範囲にお
いて分解率99.9%以上の高率で、かつ長時間に亘り
トリクロロエチレンの分解による無害化を行うことがで
きることが分かる。
【0054】比較例7および8 (1)担体の調製 メタチタン酸ケーキに加える水酸化ジルコニウム粉体と
オルトホウ酸溶液の加入量の組み合わせを、それぞれ1
01gと18.9gおよび1417gと44.2gとの
2種類に変化させたこと以外は、実施例9に示す方法と
同様の手順でホウ素−ジルコニア−チタニア担体BFお
よびBGを得た。担体BFおよびBGの組成を表2に示
す。
【0055】(2)触媒の調製 実施例9と同様の方法により担体BGおよびBFに白金
を担持させて触媒MTおよびMUを調製した。白金の担
持量は両触媒ともに0.5重量%である。
【0056】(3)触媒の評価 触媒MTおよびMUを用い実施例1と同様の方法により
評価試験を行った。その結果を表2に示す。触媒MTお
よびMUは、担体として用いたホウ素−ジルコニア−チ
タニア担体におけるジルコニア含有量がそれぞれ10重
量%および60重量%と本発明の範囲を逸脱するもので
ある。表2に示されるように、これらの触媒を用いてト
リクロロエチレンの分解を行った場合には、トリクロロ
エチレンが低濃度、高濃度いずれの場合においても分解
率は99.9%を下回っていることが分かる。
【0057】実施例12および13 (1)担体の調製 メタチタン酸ケーキに加える水酸化ジルコニウム粉体と
オルトホウ酸溶液の加入量の組み合わせを、それぞれ4
85gと17.4gおよび510gと45.7gとの2
種類に変化させたこと以外は、実施例9に示す方法と同
様の手順でホウ素−ジルコニア−チタニア担体BDおよ
びBEを得た。担体BDおよびBEの組成を表2に示
す。
【0058】(2)触媒の調製 実施例9と同様の方法により担体BDおよびBEに白金
を担持させて触媒MOおよびMPを調製した。白金の担
持量は両触媒ともに0.5重量%である。
【0059】(3)触媒の評価 触媒MOおよびMPを用い実施例9と同様の方法により
評価試験を行った。その結果を表2に示す。触媒MOお
よびMPは、担体として用いたホウ素−ジルコニア−チ
タニア担体におけるジルコニア含有量がともに35重量
%で、ホウ素含有量がB換算でそれぞれ2重量%
および5重量%と本発明の組成範囲内に入るものであ
る。これらの触媒を用いてトリクロロエチレンの分解を
行った場合には、トリクロロエチレンが低濃度、高濃度
いずれの場合においても分解率は99.9%以上であ
り、かつ長時間に亘り分解活性を維持していることが分
かる。
【0060】比較例9および10 (1)担体の調製 メタチタン酸ケーキに加える水酸化ジルコニウム粉体と
オルトホウ酸溶液の加入量の組み合わせを、それぞれ4
79gと8.6gおよび527gと66.2gの2種類
に変化させたこと以外は、実施例9に示す方法と同様の
手順でホウ素−−ジルコニア−チタニア担体BHおよび
BIを得た。担体BHおよびBIの組成を表2に示す。
【0061】(2)触媒の調製 実施例9と同様の方法により担体BHおよびBIに白金
を担持させて触媒MLVおよびMWを調製した。白金の
担持量は各触媒ともに0.5重量%である。
【0062】(3)触媒の評価 触媒MVおよびMWを用い実施例9と同様の方法により
評価試験を行った。その結果を表2に示す。触媒MVお
よびMWは、担体として用いたホウ素−ジルコニア−チ
タニア担体におけるホウ素子含有量がB換算でそ
れぞれ1重量%および7重量%と本発明の範囲を逸脱す
るものである。表1に示されるようにこれらの触媒を用
いてトリクロロエチレンの分解を行った場合には、トリ
クロロエチレンが低濃度、高濃度いずれの場合において
も分解率は99.9%を下回っていることが分かる。
【0063】実施例14〜16 (1)担体の調製 担体として実施例9の担体BAと同様のホウ素−ジルコ
ニア−チタニア担体を準備した。
【0064】(2)触媒の調製 塩化白金酸1.0g、4.0gおよび12.0gをそれ
ぞれ水30mlに溶解し、担体の吸水量に見合う液量に
水で液量調節を行った各含浸溶液をそれぞれ担体BAの
150gに含浸させ、110℃の温度に15時間乾燥
し、次いで500℃で2時間焼成して触媒MQ、MRお
よびMSを得た。
【0065】(3)触媒の評価 触媒MQ、MRおよびMSを用い実施例1と同様の方法
により評価試験を行った。その結果を表2に示す。触媒
MQ、MRおよびMSは、担体として用いたホウ素−ジ
ルコニア−チタニア担体の組成がすべて本発明の範囲内
に属するものであり、また、触媒活性成分の白金もPt
として0.25重量%、1.0重量%および3.0重量
%相当量と本発明の範囲内において担持させたものであ
る。これらの触媒を用いてトリクロロエチレンの分解を
行った場合には、トリクロロエチレンが低濃度、高濃度
いずれの場合においても分解率は99.9%以上であ
り、かつ長時間に亘り優れた分解活性を維持しているこ
とが分かる。
【0066】比較例11 (1)担体の調製 メタチタン酸ケーキとチタニアゾルの加入量を、それぞ
れ1700gと917gに変えたこと以外は実施例9に
示す方法と同様の手順でホウ素−ジルコニア−チタニア
担体BKを得た。担体BKの組成を表2に示す。捏和し
た捏和物の500℃における強熱減量は59%であっ
た。
【0067】(2)触媒の調製 実施例9と同様の方法により担体BKに白金を担持させ
て触媒MYを調製した。白金の担持量は0.5重量%で
ある。
【0068】(3)触媒の評価 触媒MYを用い実施例9と同様の方法により評価試験を
行った。その結果を表2に示す。触媒MYは、ホウ素−
ジルコニア−チタニア担体の組成および白金の担持量は
本発明の触媒MLと同様であるが、細孔特性が本発明の
範囲外の18%であった。この触媒を用いてトリクロロ
エチレンの分解を行った場合には、表2に示されるよう
にトリクロロエチレンが低濃度、高濃度いずれの場合に
おいても分解率は99.9%を下回っていることが分か
る。
【0069】
【表2】
【0070】
【発明の効果】本発明の触媒を揮発性有機塩素化合物と
水蒸気および空気の共存下で接触させることによって、
低濃度から高濃度に至までの揮発性有機塩素化合物を効
率良く処理することができ、しかも触媒の活性が長時間
安定して持続するのできわめて実用的である。よって、
本発明の触媒は勤続の脱脂工程やドライクリーニング等
から排出される廃ガス、廃液中の揮発性有機塩素化合物
の無害化処理に利用することができ、環境汚染防止対策
上きわめて有効な発明であるといえる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジルコニアとチタニアとからなる組成物
    にさらにリンまたはホウ素を含有させた三成分系酸化物
    担体に、触媒成分として白金、パラジウム、ルテニウム
    からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を0.1
    〜5重量%担持させてなることを特徴とする揮発性塩素
    化合物の分解触媒。
  2. 【請求項2】 三成分系酸化物担体が、リンをPO
    算で2〜5重量%またはホウ素をB換算で2〜5
    重量%、ジルコニアを25〜50重量%含み、残部が実
    質的にチタニアからなることを特徴とする請求項1記載
    の揮発性有機塩素化合物の分解触媒。
  3. 【請求項3】 水銀圧入法により測定した細孔分布が、
    直径50nm以上の細孔の占める容積の全細孔容積に対
    する割合が35%〜55%であることを特徴とする請求
    項1または2記載の揮発性有機塩素化合物の分解触媒。 【0001】
JP7188070A 1995-06-30 1995-06-30 揮発性有機塩素化合物の分解触媒 Pending JPH0910593A (ja)

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