JPH09105650A - 計器用発光指針 - Google Patents
計器用発光指針Info
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- JPH09105650A JPH09105650A JP26418895A JP26418895A JPH09105650A JP H09105650 A JPH09105650 A JP H09105650A JP 26418895 A JP26418895 A JP 26418895A JP 26418895 A JP26418895 A JP 26418895A JP H09105650 A JPH09105650 A JP H09105650A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光拡散板に代えて、着色塗料からなる着色層
を有効に活用することにより、部品点数を軽減しつつ指
針部の表面全長に亘り一様な輝度を確保するようにした
計器用発光指針を提供することを目的とする。 【解決手段】 着色層８０が、空所１２の上壁１２ｃに
半透光性着色塗料を塗布することにより形成されて、空
所１２内に露呈している。ここで、着色層８０を形成す
る着色塗料の色としては灰色が採用されている。
を有効に活用することにより、部品点数を軽減しつつ指
針部の表面全長に亘り一様な輝度を確保するようにした
計器用発光指針を提供することを目的とする。 【解決手段】 着色層８０が、空所１２の上壁１２ｃに
半透光性着色塗料を塗布することにより形成されて、空
所１２内に露呈している。ここで、着色層８０を形成す
る着色塗料の色としては灰色が採用されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両その他各種産
業機器用計器に係り、特に、当該計器に採用するに適し
た発光指針に関する。
業機器用計器に係り、特に、当該計器に採用するに適し
た発光指針に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の計器用発光指針において
は、図４にて示すように、指針部１ｂを回動中心部１ａ
から半径方向に延出させてなる指針本体１と、指針部１
ｂの回動中心部１ａ近傍に位置する両側壁及び後壁を覆
うキャップ２とを備えたものがある（特公平４−７８１
２４号公報参照）。
は、図４にて示すように、指針部１ｂを回動中心部１ａ
から半径方向に延出させてなる指針本体１と、指針部１
ｂの回動中心部１ａ近傍に位置する両側壁及び後壁を覆
うキャップ２とを備えたものがある（特公平４−７８１
２４号公報参照）。
【０００３】ここで、回動中心部１ａには、空所３が断
面逆三角形状に形成されており、この空所３の上壁に相
当する位置にて形成したスリット部４内には、光拡散板
５が空所３内を臨むようにして挿入されている。しかし
て、回動中心部１ａ内にその裏面から導入された光が、
空所３の傾斜状両反射壁３ａ、３ａにより指針部１ｂ内
に向け反射されて、指針部１ｂの表面全長に亘り発光さ
せるようになっている。
面逆三角形状に形成されており、この空所３の上壁に相
当する位置にて形成したスリット部４内には、光拡散板
５が空所３内を臨むようにして挿入されている。しかし
て、回動中心部１ａ内にその裏面から導入された光が、
空所３の傾斜状両反射壁３ａ、３ａにより指針部１ｂ内
に向け反射されて、指針部１ｂの表面全長に亘り発光さ
せるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような発
光指針では、空所３内に両反射壁３ａ、３ａを通り透過
して指針部１ｂの表面側へ透過する光が光拡散板５によ
り拡散されるとしても、光拡散板５を独立の部材として
採用なければならず、部品点数の増加を招くという不具
合がある。
光指針では、空所３内に両反射壁３ａ、３ａを通り透過
して指針部１ｂの表面側へ透過する光が光拡散板５によ
り拡散されるとしても、光拡散板５を独立の部材として
採用なければならず、部品点数の増加を招くという不具
合がある。
【０００５】また、キャップ２内に空所３から侵入した
光や、キャップ２内にその裏面側から直接侵入した光
が、指針部１ｂの両側壁とこれに対するキャップ２の両
対向壁との間の狭隙から外部に漏出して、当該狭隙近傍
の輝度が高くなる。このため、指針部１ｂの表面全長に
亘る輝度が一様にならず、その結果、指針部１ｂの見栄
えが悪いという不具合もある。
光や、キャップ２内にその裏面側から直接侵入した光
が、指針部１ｂの両側壁とこれに対するキャップ２の両
対向壁との間の狭隙から外部に漏出して、当該狭隙近傍
の輝度が高くなる。このため、指針部１ｂの表面全長に
亘る輝度が一様にならず、その結果、指針部１ｂの見栄
えが悪いという不具合もある。
【０００６】そこで、本発明は、このようなことに対処
するため、光拡散板に代えて、着色塗料からなる着色層
を有効に活用することにより、部品点数を軽減しつつ指
針部の表面全長に亘り一様な輝度を確保するようにした
計器用発光指針を提供することを目的とする。
するため、光拡散板に代えて、着色塗料からなる着色層
を有効に活用することにより、部品点数を軽減しつつ指
針部の表面全長に亘り一様な輝度を確保するようにした
計器用発光指針を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１乃至３及び６に記載の発明によれば、指針
部の回動中心部に設けた空所の指針部側に位置する内壁
に着色層を付着するようにしたので、光拡散板を独立の
部材として別途採用する必要もなく、発光指針の部品点
数を軽減できる。
め、請求項１乃至３及び６に記載の発明によれば、指針
部の回動中心部に設けた空所の指針部側に位置する内壁
に着色層を付着するようにしたので、光拡散板を独立の
部材として別途採用する必要もなく、発光指針の部品点
数を軽減できる。
【０００８】また、空所内に透過した光が指針部の表面
側への透過するとき、この光は着色層により減光され
る。このため、指針部の表面に亘る輝度が、空所に対応
する部分にて高くなることもなく、一様に確保できる。
その結果、指針部の見栄えを良好に維持できる。この場
合、請求項２に記載の発明のように、指針部の回動中心
部近傍に位置する両側壁部をキャップにより覆うように
しておき、指針部の両側壁部に着色層を付着すれば、キ
ャップ内に空所から侵入した光や、キャップ内にその裏
面側から直接侵入した光が、指針部の両側壁部とこれに
対するキャップの両対向壁との間の各狭隙から外部に漏
出するとき、当該光が、両着色層により減光される。従
って、当該狭隙近傍の輝度が高くなることなく、指針部
の表面に亘り一様な輝度を確保できる。その結果、請求
項１に記載の発明と同様の効果を達成しつつ、指針部の
見栄えをより一層良好に維持できる。
側への透過するとき、この光は着色層により減光され
る。このため、指針部の表面に亘る輝度が、空所に対応
する部分にて高くなることもなく、一様に確保できる。
その結果、指針部の見栄えを良好に維持できる。この場
合、請求項２に記載の発明のように、指針部の回動中心
部近傍に位置する両側壁部をキャップにより覆うように
しておき、指針部の両側壁部に着色層を付着すれば、キ
ャップ内に空所から侵入した光や、キャップ内にその裏
面側から直接侵入した光が、指針部の両側壁部とこれに
対するキャップの両対向壁との間の各狭隙から外部に漏
出するとき、当該光が、両着色層により減光される。従
って、当該狭隙近傍の輝度が高くなることなく、指針部
の表面に亘り一様な輝度を確保できる。その結果、請求
項１に記載の発明と同様の効果を達成しつつ、指針部の
見栄えをより一層良好に維持できる。
【０００９】また、請求項３に記載の発明のように、空
所の指針部側に位置する内壁を幅方向に沿い互いに逆向
きにそれぞれ突出した突出部の表面に着色層をそれぞれ
付着するようにしたので、キャップ内に空所から侵入し
た光や、キャップ内にその裏面側から直接侵入した光
が、両着色層により減光されて、指針部の両側壁部とこ
れに対するキャップの両対向壁との間の各狭隙から外部
に漏出することとなる。従って、当該狭隙近傍の輝度が
高くなることなく、指針部の表面に亘り一様な輝度を確
保できる。その結果、請求項２に記載の発明と同様の効
果を達成しつつ、指針部の見栄えをより一層良好に維持
できる。
所の指針部側に位置する内壁を幅方向に沿い互いに逆向
きにそれぞれ突出した突出部の表面に着色層をそれぞれ
付着するようにしたので、キャップ内に空所から侵入し
た光や、キャップ内にその裏面側から直接侵入した光
が、両着色層により減光されて、指針部の両側壁部とこ
れに対するキャップの両対向壁との間の各狭隙から外部
に漏出することとなる。従って、当該狭隙近傍の輝度が
高くなることなく、指針部の表面に亘り一様な輝度を確
保できる。その結果、請求項２に記載の発明と同様の効
果を達成しつつ、指針部の見栄えをより一層良好に維持
できる。
【００１０】また、請求項４及び６に記載の発明によれ
ば、請求項２に記載の発明と実質的に同様の効果を達成
できる。また、請求項５及び６に記載の発明によれば、
請求項３に記載の発明と実質的に同様の効果を達成でき
る。
ば、請求項２に記載の発明と実質的に同様の効果を達成
できる。また、請求項５及び６に記載の発明によれば、
請求項３に記載の発明と実質的に同様の効果を達成でき
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第１の実施の形態
を図１に基づいて説明する。図１は、車両用計器に採用
される発光指針に本発明が適用された例を示している。
この発光指針は、図１にて示すごとく、指針本体１０
と、筒状ボス２０と、キャップ３０とを備えている。
を図１に基づいて説明する。図１は、車両用計器に採用
される発光指針に本発明が適用された例を示している。
この発光指針は、図１にて示すごとく、指針本体１０
と、筒状ボス２０と、キャップ３０とを備えている。
【００１２】指針本体１０は、導光材料からなる指針部
１０ａを備えており、この指針部１０ａは、その回動中
心部１１の裏面に装着した筒状ボス２０により、環板状
文字盤４０の中央穴部４１及び環状導光板５０の中央穴
部５１を通り、計器本体６０の回動軸６１に軸支されて
いる。指針部１０ａの回動中心部１１には、断面逆台形
形状の空所１２が指針部１０ａの幅方向に開口して形成
されており、この空所１２には、指針部１０ａの長手方
向及びその下側を臨むように、傾斜状の両反射壁１２
ａ、１２ｂが形成されている。
１０ａを備えており、この指針部１０ａは、その回動中
心部１１の裏面に装着した筒状ボス２０により、環板状
文字盤４０の中央穴部４１及び環状導光板５０の中央穴
部５１を通り、計器本体６０の回動軸６１に軸支されて
いる。指針部１０ａの回動中心部１１には、断面逆台形
形状の空所１２が指針部１０ａの幅方向に開口して形成
されており、この空所１２には、指針部１０ａの長手方
向及びその下側を臨むように、傾斜状の両反射壁１２
ａ、１２ｂが形成されている。
【００１３】しかして、両ランプ７０ａ、７０ｂから導
光板５０内に導入された光が、中央穴部５１の周壁から
なる傾斜状反射壁５１ａにより反射されて、ボス２０の
周壁に沿い進行し指針部１０ａの回動中心部１１内にそ
の裏面から入射する。このように入射した光は、回動中
心部１１の空所１２の両傾斜状反射壁１２ａ、１２ｂに
より反射され、指針部１０ａの表面１３をその全長に亘
り発光させるようになっている。なお、図１にて符号７
０は回路基板を示す。
光板５０内に導入された光が、中央穴部５１の周壁から
なる傾斜状反射壁５１ａにより反射されて、ボス２０の
周壁に沿い進行し指針部１０ａの回動中心部１１内にそ
の裏面から入射する。このように入射した光は、回動中
心部１１の空所１２の両傾斜状反射壁１２ａ、１２ｂに
より反射され、指針部１０ａの表面１３をその全長に亘
り発光させるようになっている。なお、図１にて符号７
０は回路基板を示す。
【００１４】キャップ３０は、指針部１０ａの回動中心
部１１近傍の両側壁及び後壁を覆うように指針部１０ａ
に組み付けられている。次に、本発明の要部の構成につ
いて説明すると、着色層８０が、空所１２の上壁１２ｃ
に半透光性着色塗料を塗布することにより形成されて、
空所１２内に露呈している。ここで、着色層８０を形成
する着色塗料の色としては指針部１０ａの表面１３の色
と同一系統の色が採用されている。
部１１近傍の両側壁及び後壁を覆うように指針部１０ａ
に組み付けられている。次に、本発明の要部の構成につ
いて説明すると、着色層８０が、空所１２の上壁１２ｃ
に半透光性着色塗料を塗布することにより形成されて、
空所１２内に露呈している。ここで、着色層８０を形成
する着色塗料の色としては指針部１０ａの表面１３の色
と同一系統の色が採用されている。
【００１５】このように構成した本第１の実施の形態に
おいては、空所１２内に透過した光が指針部１０ｂの表
面側への透過するとき、この光は着色層８０によりその
色に応じて減光される。このため、指針部１０ａの表面
全長に亘る輝度が、空所１２に対応する部分にて高くな
ることもなく、同一系統色にて一様に確保できる。その
結果、指針部１０ａの見栄えを良好に維持できる。
おいては、空所１２内に透過した光が指針部１０ｂの表
面側への透過するとき、この光は着色層８０によりその
色に応じて減光される。このため、指針部１０ａの表面
全長に亘る輝度が、空所１２に対応する部分にて高くな
ることもなく、同一系統色にて一様に確保できる。その
結果、指針部１０ａの見栄えを良好に維持できる。
【００１６】この場合、上述のごとく着色層８０が着色
塗料の塗布により形成されているので、光拡散板を独立
の部材として別途採用する必要もなく、発光指針の部品
点数を軽減できる。次に、本発明の第２の実施の形態に
ついて図２を参照して説明する。この第２の実施の形態
では、上記第１の実施の形態にて述べた着色層８０に代
えて、両着色層９０ａ、９０ｂが採用されており、これ
ら両着色層９０ａ、９０ｂは、回動中心部１１の空所１
２の上壁１２ｃに対応する指針部１０ａの両側壁部１
４、１５に、着色層８０と同様に塗布形成されている。
その他の構成は上記第１の実施の形態と同様である。
塗料の塗布により形成されているので、光拡散板を独立
の部材として別途採用する必要もなく、発光指針の部品
点数を軽減できる。次に、本発明の第２の実施の形態に
ついて図２を参照して説明する。この第２の実施の形態
では、上記第１の実施の形態にて述べた着色層８０に代
えて、両着色層９０ａ、９０ｂが採用されており、これ
ら両着色層９０ａ、９０ｂは、回動中心部１１の空所１
２の上壁１２ｃに対応する指針部１０ａの両側壁部１
４、１５に、着色層８０と同様に塗布形成されている。
その他の構成は上記第１の実施の形態と同様である。
【００１７】このように構成した本第２の実施の形態に
おいては、キャップ３０内に空所１２から侵入した光
や、キャップ３０内にその裏面側から直接侵入した光
が、指針部１０ａの両側壁部１４、１５とこれに対する
キャップ３０の両対向壁３１、３２との間の各狭隙から
外部に漏出するとき、当該光が、両着色層９０ａ、９０
ｂによりその色に応じて減光される。従って、当該狭隙
近傍の輝度が高くなることなく、指針部１０ｂの表面全
体に亘り一様な輝度を同一系統色にて確保できる。その
結果、指針部１０ａの見栄えを良好に維持できる。
おいては、キャップ３０内に空所１２から侵入した光
や、キャップ３０内にその裏面側から直接侵入した光
が、指針部１０ａの両側壁部１４、１５とこれに対する
キャップ３０の両対向壁３１、３２との間の各狭隙から
外部に漏出するとき、当該光が、両着色層９０ａ、９０
ｂによりその色に応じて減光される。従って、当該狭隙
近傍の輝度が高くなることなく、指針部１０ｂの表面全
体に亘り一様な輝度を同一系統色にて確保できる。その
結果、指針部１０ａの見栄えを良好に維持できる。
【００１８】この場合、上述のごとく着色層９０ａ、９
０ｂが着色塗料の塗布により形成されているので、光拡
散板を独立の部材として別途採用する必要もなく、発光
指針の部品点数を軽減できる。次に、上記第２の実施の
形態の変形例について図３を参照して説明する。この変
形例では、上記第２の実施の形態にて述べた空所１２の
幅が図３にて示すごとく広くなるように、回動中心部１
１の幅方向の形状が部分的に断面Ｔ字状に突出してい
る。これにより、両突出壁部１２ｄ、１２ｅが、空所１
２の上壁１２ｃに形成されて、この上壁１２ｃに対応す
る両側壁部１４、１５とこれに対するキャップ３０の両
対向壁３１、３２との間の両狭隙に対向する。
０ｂが着色塗料の塗布により形成されているので、光拡
散板を独立の部材として別途採用する必要もなく、発光
指針の部品点数を軽減できる。次に、上記第２の実施の
形態の変形例について図３を参照して説明する。この変
形例では、上記第２の実施の形態にて述べた空所１２の
幅が図３にて示すごとく広くなるように、回動中心部１
１の幅方向の形状が部分的に断面Ｔ字状に突出してい
る。これにより、両突出壁部１２ｄ、１２ｅが、空所１
２の上壁１２ｃに形成されて、この上壁１２ｃに対応す
る両側壁部１４、１５とこれに対するキャップ３０の両
対向壁３１、３２との間の両狭隙に対向する。
【００１９】また、上記第２の実施の形態にて述べた両
着色層９０ａ、９０ｂに代えて、両着色層９０ｃ、９０
ｄが採用されており、これら各着色層９０ｃ、９０ｄ
は、空所１２の両突出壁部１２ｄ、１２ｅの各表面に、
各着色層９０ａ、９０ｂと同様にして塗布形成されてい
る。その他の構成は上記第２の実施の形態と同様であ
る。
着色層９０ａ、９０ｂに代えて、両着色層９０ｃ、９０
ｄが採用されており、これら各着色層９０ｃ、９０ｄ
は、空所１２の両突出壁部１２ｄ、１２ｅの各表面に、
各着色層９０ａ、９０ｂと同様にして塗布形成されてい
る。その他の構成は上記第２の実施の形態と同様であ
る。
【００２０】このように構成した本変形例においては、
キャップ３０内に空所１２から侵入した光や、キャップ
３０内にその裏面側から直接侵入した光が、両着色層９
０ｃ、９０ｄによりその色に応じて減光されて、指針部
１０ａの両側壁部１４、１５とこれに対するキャップ３
０の両対向壁３１、３２との間の各狭隙から外部に漏出
することとなる。従って、当該狭隙近傍の輝度が高くな
ることなく、指針部１０ｂの表面全長に亘り一様な輝度
を同一系統色にて確保できる。その結果、指針部１０ａ
の見栄えを良好に維持できる。
キャップ３０内に空所１２から侵入した光や、キャップ
３０内にその裏面側から直接侵入した光が、両着色層９
０ｃ、９０ｄによりその色に応じて減光されて、指針部
１０ａの両側壁部１４、１５とこれに対するキャップ３
０の両対向壁３１、３２との間の各狭隙から外部に漏出
することとなる。従って、当該狭隙近傍の輝度が高くな
ることなく、指針部１０ｂの表面全長に亘り一様な輝度
を同一系統色にて確保できる。その結果、指針部１０ａ
の見栄えを良好に維持できる。
【００２１】この場合、上述のごとく着色層９０ｃ、９
０ｄが着色塗料の塗布により形成されているので、光拡
散板を独立の部材として別途採用する必要もなく、発光
指針の部品点数を軽減できる。なお、本発明の実施にあ
たっては、車両用計器の指針に限ることなく、各種産業
機器の計器用指針に本発明を適用して実施してもよい。
０ｄが着色塗料の塗布により形成されているので、光拡
散板を独立の部材として別途採用する必要もなく、発光
指針の部品点数を軽減できる。なお、本発明の実施にあ
たっては、車両用計器の指針に限ることなく、各種産業
機器の計器用指針に本発明を適用して実施してもよい。
【００２２】また、上記各着色層８０、９０ａ乃至９０
ｄを形成する着色塗料は、半透明の着色塗料に限ること
なく、不透明の着色塗料を採用して実施してもよい。ま
た、本発明に実施にあたっては、第１の実施の形態にて
述べた着色層８０を設ける構成に、第２の実施の形態に
て述べた両着色層９０ａ、９０ｂ及びその変形例にて述
べた両着色層９０ｃ、９０ｄの一方或いは双方を設ける
構成を付加して実施してもよい。これにより、着色層８
０を設ける構成と上記付加構成との相乗効果でもって、
部品点数の軽減及び指針部の表面全長の一様な輝度をよ
り一層向上できる。
ｄを形成する着色塗料は、半透明の着色塗料に限ること
なく、不透明の着色塗料を採用して実施してもよい。ま
た、本発明に実施にあたっては、第１の実施の形態にて
述べた着色層８０を設ける構成に、第２の実施の形態に
て述べた両着色層９０ａ、９０ｂ及びその変形例にて述
べた両着色層９０ｃ、９０ｄの一方或いは双方を設ける
構成を付加して実施してもよい。これにより、着色層８
０を設ける構成と上記付加構成との相乗効果でもって、
部品点数の軽減及び指針部の表面全長の一様な輝度をよ
り一層向上できる。
【図１】本発明を適用した計器の第１の実施の形態を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の第３の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図４】従来の計器用発光指針の断面図である。
１０・・・指針本体、１０ａ・・・指針部、１１・・・
回動中心部、１２・・・空所、１２ａ、１２ｂ・・・反
射壁、１２ｃ・・・上壁、１３・・・表面、１４、１５
・・・側壁部、３０・・・キャップ、８０、９０ａ乃至
９０ｄ・・・着色層。
回動中心部、１２・・・空所、１２ａ、１２ｂ・・・反
射壁、１２ｃ・・・上壁、１３・・・表面、１４、１５
・・・側壁部、３０・・・キャップ、８０、９０ａ乃至
９０ｄ・・・着色層。
Claims (6)
- 【請求項１】 計器本体（６０）に軸支される回動中心
部（１１）から半径方向に延出する指針部（１０ａ）を
有し、前記回動中心部内にその裏面から導入された光
を、前記回動中心部に設けた空所（１２）でもって形成
される傾斜状反射壁（１２ａ、１２ｂ）により前記指針
部内にその長手方向に反射してその表面（１３）に亘り
発光させる導光性指針本体（１０）を備える発光指針に
おいて、 前記空所の前記指針部側に位置する内壁（１２ｃ）に着
色層（８０）を付着してなることを特徴とする計器用発
光指針。 - 【請求項２】 前記指針部の前記回動中心部近傍に位置
する両側壁部（１４、１５）を覆うキャップ（３０）を
備え、 前記指針部の前記両側壁部に着色層（９０ａ、９０ｂ）
を付着してなることを特徴とする請求項１に記載の計器
用発光指針。 - 【請求項３】 前記空所の前記指針部側に位置する内壁
（１２ｃ）を幅方向に沿い互いに逆向きに突出部（１２
ｄ、１２ｅ）をそれぞれ突出させてなり、 これら各突出部の表面に着色層（９０ｃ、９０ｄ）をそ
れぞれ付着してなることを特徴とする請求項２に記載の
計器用発光指針。 - 【請求項４】 計器本体（６０）に軸支される回動中心
部（１１）から半径方向に延出する指針部（１０ａ）を
有し、前記回動中心部内にその裏面から導入された光
を、前記回動中心部に設けた空所（１２）でもって形成
される傾斜状反射壁（１２ａ、１２ｂ）により前記指針
部内にその長手方向に反射してその表面（１３）に亘り
発光させる導光性指針本体（１０）と、 前記指針部の前記回動中心部近傍に位置する両側壁部
（１４、１５）を覆うキャップ（３０）とを備える計器
用発光指針において、 前記指針部の前記両側壁部に着色層（９０ａ、９０ｂ）
を付着してなることを特徴とする計器用発光指針。 - 【請求項５】 計器本体（６０）に軸支される回動中心
部（１１）から半径方向に延出する指針部（１０ａ）を
有し、前記回動中心部内にその裏面から導入された光
を、前記回動中心部に設けた空所（１２）でもって形成
される傾斜状反射壁（１２ａ、１２ｂ）により前記指針
部内に反射してその表面（１３）に亘り発光させる導光
性指針本体（１０）と、 前記指針部の前記回動中心部近傍に位置する両側壁部
（１４、１５）を覆うキャップ（３０）とを備える計器
用発光指針において、 前記空所の前記指針部側に位置する内壁（１２ｃ）を幅
方向に沿い互いに逆向きに突出部（１２ｄ、１２ｅ）を
それぞれ突出させてなり、 これら各突出部の表面に着色層（９０ｃ、９０ｄ）をそ
れぞれ付着してなることを特徴とする計器用発光指針。 - 【請求項６】 前記着色層が不透明及び半透明の一方を
有する着色塗料により形成されていることを特徴とする
請求項１乃至５のいずれか一つに記載の計器用発光指
針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26418895A JP3505881B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 計器用発光指針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26418895A JP3505881B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 計器用発光指針 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09105650A true JPH09105650A (ja) | 1997-04-22 |
| JP3505881B2 JP3505881B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=17399706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26418895A Expired - Fee Related JP3505881B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 計器用発光指針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3505881B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012154795A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Yazaki Corp | 指針部材、指針ユニット、及び、指針計器 |
| US9995606B2 (en) | 2011-01-26 | 2018-06-12 | Yazaki Corporation | Indicator member, indicator unit and indicator instrument |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP26418895A patent/JP3505881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012154795A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Yazaki Corp | 指針部材、指針ユニット、及び、指針計器 |
| US9995606B2 (en) | 2011-01-26 | 2018-06-12 | Yazaki Corporation | Indicator member, indicator unit and indicator instrument |
| US10072955B2 (en) | 2011-01-26 | 2018-09-11 | Yazaki Corporation | Indicator member, indicator unit and indicator instrument |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3505881B2 (ja) | 2004-03-15 |
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