JPH09105549A - 空調機の風量制御装置 - Google Patents

空調機の風量制御装置

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Publication number
JPH09105549A
JPH09105549A JP7287991A JP28799195A JPH09105549A JP H09105549 A JPH09105549 A JP H09105549A JP 7287991 A JP7287991 A JP 7287991A JP 28799195 A JP28799195 A JP 28799195A JP H09105549 A JPH09105549 A JP H09105549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air volume
air conditioner
filter
filter unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7287991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekatsu Fujita
英克 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP7287991A priority Critical patent/JPH09105549A/ja
Publication of JPH09105549A publication Critical patent/JPH09105549A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02B30/746

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  • Ventilation (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定期間毎に風量調整する必要を省くため、
空調機の吹き出し風速を感知して、風量の減少を自動的
に感知して、自動的に風量調節用ダンパーの開度を調節
して、常に一定風量をクリーンルーム内に供給できる空
調機の風量制御装置を提供する 【解決手段】 クリーンルーム内に設置される空調機に
おいて、上部のフィルタユニットBと下部の空調機ユニ
ットAとを組み合わせて一体とし、このフィルタユニッ
トBと空調機ユニットAの接続位置の吹き出し口に風量
調整用ダンパーを設ける。そしてフィルタユニット内の
吹き出しグリル8に風速センサー12を設け、この風速
センサー12にて検出した風速にて風量調整用ダンパー
2の開度を調整してフィルタ6の目詰まり状態に関係な
く、一定風量を室内に供給できるようにする。さらに吹
き出し風速により風量調整用ダンパー2を制御すること
を特徴とする空調機の風量制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機の風量制御
装置、特に工業用及びバイオ用のクリーンルームに使用
されるフィルタユニット付空調機においてフィルタの目
詰まり状態に関係なく、一定風量を室内に供給できるよ
うに空調機の風量を制御する空調機の風量制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】クリーンルームは空調機とフィルタユニ
ットとの組み合わせで室内の清浄度及び空調を確保して
いる。清浄度を確保するためには一定の循環風量を確保
する必要があるため、従来はフィルタの目詰まりにより
風量低下したときは、手動で風量調節用ダンパーの開度
を増し、一定風量を確保していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空調機の風
量制御システムでは、フィルタの汚れ度合いをフィルタ
の風上と風下との圧損を測定し、一定期間毎に風量調節
用ダンパーの開度を調整する必要があるため、手数を要
するとともに、常に一定風量とすることができない等の
問題点があった。本発明は、上記従来の空調機の風量制
御装置の有する問題点を解決し、一定期間毎に風量調整
する必要を省くため、空調機の吹き出し風速を感知し
て、風量の減少を自動的に感知して、自動的に風量調節
用ダンパーの開度を調節して、常に一定風量をクリーン
ルーム内に供給できる空調機の風量制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空調機の風量制御装置は、クリーンルーム
内に設置される空調機において、上部のフィルタユニッ
トと下部の空調機ユニットとを組み合わせて一体とし、
このフィルタユニットと空調機ユニットの接続位置の吹
き出し口に風量調整用ダンパーを設けると共に、フィル
タユニット内の吹き出しグリルに風速センサーを設け、
この風速センサーにて検出した風速にて風量調整用ダン
パーの開度を調整してフィルタの目詰まり状態に関係な
く、一定風量を室内に供給できるように、吹き出し風速
により風量調整用ダンパーを制御することを特徴とす
る。
【0005】上記の構成からなる本発明の空調機の風量
制御装置は、空調機からの吹き出し風量を常に一定に制
御するために、空調機の送風機(シロッコファン)の直
後に風量調節用ダンパーを設置することにより、吹き出
し風速の変動を変換器を通してダンパー用モーターへ出
力させ、風量減少分のみダンパー開度を増やすことによ
り、風量を一定に保つことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空調機の風量制御
装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0007】図1においてAと、Bはそれぞれ分割面9
により上下に分割可能なユニット形とした空調機本体と
なる下側の空調機ユニットと、フイルターを備えた上側
のフィルタユニットで、この下側の空調機ユニットA内
に空調機の送風機1と、蒸発器3及び制御器箱4、そし
て前記蒸発器3の下方位置にドレンパン5を備え、この
送風機1の直上に風量調節用ダンパー2を設けると共
に、送風機の駆動にて下側の空調機ユニットA外の室内
空気を吸入し、蒸発器3内を通過する空気中の過飽和空
気中の湿度を結露させドレンパン5にて受け、又前記風
量調節用ダンパー2にはその開度を調整するためのダン
パー開度調整用のモータ20が設けられる。このモータ
20により、空調機ユニット内の送風機から吹き出され
る風量を調節する。
【0008】分割面9より上方のフィルタユニットB内
には、フィルタ受け11を配し、このフィルタ受け11
にフィルタユニットとしてHEPAフィルタ等のフィル
タ6を、取付用金具7を介して着脱自在に取り付けると
共に、この上側のフィルタユニットBの一側面に吹き出
しグリル8を備える。そしてこの吹き出しグリル8内に
吹き出し風速センサー12を設け、吹き出しグリルを経
て吹き出される空気の速度を測定する。
【0009】フィルタを備えたフィルタユニットB内で
は、フィルタ受け11を介して吹き出しグリルを有する
側が低圧チャンバ10B、下側ケーシングAの吹き出し
口の風量調節ダンパー2に導通接続する側が高圧チャン
バ10Aとなっており、フィルタの圧損は、この高圧チ
ャンバ10Aと低圧チャンバ10Bとの圧力差、即ちフ
ィルタが汚れればフィルタを通過する空気に抵抗が増
し、圧損が増えることになる、この圧力差を測定してフ
ィルタの汚れ度合いを知るものである。
【0010】上述の如く構成した空調機における空気の
流れは次のようになる。送風機1を駆動することにより
空調機ユニットA内は負圧となり、室内から蒸発器3を
経て室内空気が吸引される。この時、蒸発器3を通過す
る空気は蒸発器3内で冷却空調され、その後送風機1に
吸い込まれ、吹き出し口の風量調節ダンパー2を経て上
側のフィルタユニット内に送り込まれる。即ちこの風量
調節ダンパー2で風量調節され、必要な風量のみ分割面
9より上側のフィルタユニットの高圧チャンバ10A内
に送り込まれる。
【0011】次に高圧チャンバ10Aからフィルタ6を
通過し清浄に、かつ空調された空気は低圧チャンバ10
Bを経て吹き出しグリル8を通過して室内に放出され
る。この時吹き出しグリル内に吹き出し風速センサー1
2を設けているので、吹き出しグリル内の吹き出し風速
を検出する。この吹き出し風速の変動は、即ち風速が低
下したら風量も減少することになる。
【0012】この吹き出しグリル内の吹き出し風速が変
動したら、その検出信号を制御器箱4に伝達し、電気回
路内の変換器を通し風量調節用ダンパーのモーター20
に必要な開度を指示し、これによりフィルタの目詰まり
に関係なく送風機からの高圧チャンバ10A室内への送
風量を、即ち吹き出しグリル8からの送風量を常に一定
風量になるよう確保するものである。
【0013】
【発明の効果】本発明の空調機の風量制御装置によれ
ば、フィルタユニットと空調機の分割面直下に風量調節
用ダンパーを内蔵することにより、外部からの風量調節
も容易である。さらにダンパーを自動的に開閉すること
のできるモーターとダンパーを直結することにより、吹
き出し風速を常に一定に保つよう自動的にモーターを動
かしダンパーを開閉させて風量を一定にさせることが安
価で可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調機の風量制御装置の第1実施例を
示す空調機ユニットとフィルタユニットの内部の断面図
である。
【図2】本発明の風量調節用ダンパーの取付部を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 送風機 2 風量調節用ダンパー 3 蒸発器 4 制御器箱 5 ドレンパン 6 フィルタ 7 取付金具 8 吹き出しグリル 9 分割面 11 フィルタ受け 12 風速センサー 20 風量調節用ダンパー用モーター A 空調機ユニット B フィルタユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルーム内に設置される空調機に
    おいて、上部のフィルタユニットと下部の空調機ユニッ
    トとを組み合わせて一体とし、このフィルタユニットと
    空調機ユニットの接続位置の吹き出し口に風量調整用ダ
    ンパーを設けると共に、フィルタユニット内の吹き出し
    グリルに風速センサーを設け、この風速センサーにて検
    出した風速にて風量調整用ダンパーの開度を調整してフ
    ィルタの目詰まり状態に関係なく、一定風量を室内に供
    給できるように、吹き出し風速により風量調整用ダンパ
    ーを制御することを特徴とする空調機の風量制御装置。
JP7287991A 1995-10-09 1995-10-09 空調機の風量制御装置 Pending JPH09105549A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7287991A JPH09105549A (ja) 1995-10-09 1995-10-09 空調機の風量制御装置

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JP7287991A JPH09105549A (ja) 1995-10-09 1995-10-09 空調機の風量制御装置

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JPH09105549A true JPH09105549A (ja) 1997-04-22

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ID=17724391

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JP7287991A Pending JPH09105549A (ja) 1995-10-09 1995-10-09 空調機の風量制御装置

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JP (1) JPH09105549A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010453A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 株式会社東芝 衣類乾燥機
CN110274381A (zh) * 2018-03-15 2019-09-24 珠海格力电器股份有限公司 空调壳体组件
JP2022106820A (ja) * 2017-11-09 2022-07-20 アイナックス稲本株式会社 洗濯物のガス乾燥機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021126