JPH09105376A - 可変容量型斜板式圧縮機 - Google Patents

可変容量型斜板式圧縮機

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JPH09105376A
JPH09105376A JP7289284A JP28928495A JPH09105376A JP H09105376 A JPH09105376 A JP H09105376A JP 7289284 A JP7289284 A JP 7289284A JP 28928495 A JP28928495 A JP 28928495A JP H09105376 A JPH09105376 A JP H09105376A
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JP
Japan
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swash plate
shoe
piston
rollers
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7289284A
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English (en)
Inventor
Yukio Kazahaya
幸生 風早
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPH09105376A publication Critical patent/JPH09105376A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
    • F04B27/1054Actuating elements

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 斜板とシューとの焼付きや摩耗を防ぐことが
できる可変容量型斜板式圧縮機を提供する。 【解決手段】 シャフト5と一体に回転するスラストフ
ランジ40と、シャフト5に取り付けられ、スラストフ
ランジ40と一体に回転する斜板10と、斜板10の回
転につれて往復運動するピストン7と、斜板10とピス
トン7との間に配設されるシュー11とを備え、斜板1
0が収容されたクランク室8の圧力の変化に応じて斜板
10が傾斜角を変え、ピストン7のストローク量が変わ
る可変容量型斜板式圧縮機において、斜板10とシュー
11との間に、斜板10上のニードルローラ52と、ニ
ードルローラ52を回転可能に保持するレース53とが
配設され、斜板10が回転したとき、ニードルローラ5
2は斜板10上を転がり、シュー11はレース53上を
相対的に摺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は可変容量型斜板式
圧縮機に関し、特に斜板とシューとの焼付きや摩耗を防
ぐことができる可変容量型斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変容量型斜板式圧縮機として、
シャフトに固定され、シャフトと一体に回転するスラス
トフランジと、シャフトに傾斜かつ回転可能に取り付け
られ、スラストフランジの回転につれて一体に回転する
斜板と、斜板の回転につれてシリンダボア内を直線往復
運動するピストンと、斜板とピストンとの間に配設さ
れ、斜板上を相対的に回転・摺動するシューとを備え、
斜板が収容されたクランク室の圧力の変化に応じて斜板
が傾斜角を変え、ピストンのストローク量が変わるもの
がある。
【0003】この可変容量型斜板式圧縮機の場合、斜板
とシューとの摺動面の周速が大きく、低負荷時、クラン
ク室内の潤滑油の量が不足し、斜板とシューとの焼付き
や摩耗が増大する。
【0004】これに対し、従来の他の可変容量型圧縮機
として、図4に示すものがある(特開平5−19595
号公報)。
【0005】図4は従来の可変容量型圧縮機の一部を示
す断面図である。
【0006】この可変容量型圧縮機は、シャフト105
に固定されるスラストフランジ140と、シャフト10
5に傾斜かつ回転可能に取り付けられ、スラストフラン
ジ140の回転につれて一体に回転するドライブハブ1
41と、ドライブハブ141に保持され、シャフト10
5を中心として揺動する斜板110と、スラストフラン
ジ140の回転をドライブハブ141に伝達するととも
に、ドライブハブ141をシャフト105の中心軸と直
角な面に対して傾斜可能に支持するリンク機構141
と、斜板110の揺動につれて図示しないシリンダボア
内を直線往復運動するピストン107と、斜板110と
ピストン107との間に配設され、斜板110上を相対
的に回転するシュー111とを備え、斜板110が収容
されたクランク室108の圧力の変化に応じて斜板が傾
斜角を変え、ピストン107のストローク量が変わるも
のである。
【0007】この可変容量型斜板式圧縮機では、斜板1
10はスラスト軸受160,161及びラジアル軸受1
62を介してドライブハブ141に揺動可能に支持され
ており、スラストフランジ140の回転につれてドライ
ブハブ141が回転したとき、斜板110は回転せず、
ドライブハブ141の回転につれて揺動するので、前述
した周速が大きいために生じる焼付きや摩耗の問題は回
避できる。
【0008】従来の別の可変容量型圧縮機として、図5
に示すものがある(特開平5−106553号公報)。
【0009】図5は従来の可変容量型圧縮機の一部を示
す断面図である。
【0010】この可変容量型圧縮機では、斜板210と
シュー211との間にスラスト軸受270が配設され、
スラスト軸受270のアウタレース271に凸部271
aが、シュー211に凹部211aがそれぞれ形成さ
れ、その凸部271aと凹部211aとが嵌合され、シ
ュー211がスラスト軸受270に対して相対移動しな
い構成が採用されている。
【0011】図示しないシャフトの中心軸からアウタレ
ース271の凸部271aまで距離は斜板210の傾斜
につれて変化するように、シュー211を保持するシュ
ーディスク280がシャフトの半径方向へ移動できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した図
4の従来の可変容量型圧縮機の場合、スラストフランジ
140と一体に回転するドライブハブ141には、斜板
110を揺動可能に支持するスラスト軸受160,16
1及びラジアル軸受162等の軸受が装着されるので、
ドライブハブ141が大型化し、重量も重くなり、回転
体の質量増加に伴うアンバランスやコスト増加を招くと
いう問題がある。
【0013】これに対し、前述した図5の従来の可変容
量型圧縮機の場合、アウタレース271に複数の凸部2
71aを設けることは加工上容易ではないとともに、シ
ュー211が半径方向に摺動できるようにするためにシ
ューディスク280が必要になるため、コストの増加を
招くという問題がある。
【0014】また、アウタレース271の凸部271a
間の距離は斜板210の傾きに応じて変化しなければな
らないにもかかわらず、凸部271aは固定であるた
め、斜板210はシャフトに対して直角な面と平行な状
態(小容量状態)を維持し、傾くことはできない。
【0015】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はコストの増加を招かずに、斜板と
シューと摺動面の周速を減少させ、低負荷時等の潤滑が
不足するときに、斜板とシューとの焼付きや摩耗が増大
を防ぐことができる可変容量型斜板式圧縮機を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めこの発明の可変容量型斜板式圧縮機は、回転軸に固定
され、前記回転軸と一体に回転する回転部材と、前記回
転軸に傾斜かつ回転可能に取り付けられ、前記回転部材
の回転につれて一体に回転する斜板と、前記斜板の回転
につれてシリンダボア内を直線往復運動するピストン
と、前記斜板と前記ピストンとの間に配設され、前記斜
板上を相対的に回転するシューとを備え、前記斜板が収
容されたクランク室の圧力の変化に応じて前記斜板が傾
斜角を変え、前記ピストンのストローク量が変わる可変
容量型斜板式圧縮機において、前記斜板と前記シューと
の間に、前記斜板上を転がる複数のローラと、このロー
ラを回転可能に保持するレースとが配設されていること
を特徴とする。
【0017】前述のように斜板とシューとの間に、斜板
上を転がる複数のローラと、このローラを回転可能に保
持するレースとを配設したので、斜板が回転したとき、
ローラは転がり、シューはレース上を相対的に摺動し、
斜板とシューとの間の周速が小さくなる。したがって、
低負荷時等の潤滑油が不足するときに、斜板とシューと
の焼付きや摩耗が増大するのを防ぐことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1はこの発明の一実施形態に係る可変容
量型斜板式圧縮機を示す縦断面図、図2は図1の可変容
量型斜板式圧縮機の一部を示す拡大断面図、図3は斜板
の正面図である。
【0020】この可変容量型斜板式圧縮機のシリンダブ
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定
されている。シリンダブロック1のリヤ側端面とバルブ
プレート2との間、リヤヘッド3のフロント側端面とバ
ルブプレート2との間には、それぞれ図示しないガスケ
ットが配設されている。
【0021】前記シリンダブロック1のリヤ側には、シ
ャフト(回転軸)5を中心にして周方向に所定間隔おき
に複数のシリンダボア6が配設されている。これらのシ
リンダボア6内にはピストン7がそれぞれ摺動可能に収
容されている。
【0022】シリンダブロック1のフロント側にはクラ
ンク室8が形成され、このクランク室8には、シャフト
5の回転に連動して回転する斜板10が収容されてい
る。この斜板10はほぼ半球状の一対のシュー11を介
してピストン7に連結され、斜板10の回転によりピス
トン7がシリンダボア6内を往復運動する。
【0023】図2に示すように、ピストン7のフロント
側端部には凹部51が設けられ、凹部51にはピストン
7の移動方向に互いに対向する凹面部51a,51bが
設けられている。凹面部51a,51bにはシュー11
の球面部11aが摺動可能に収まっている。
【0024】シュー11の平面部11bと斜板10との
間には、斜板10上を転がる複数のニードルローラ(ロ
ーラ)52と、ニードルローラ52を回転可能に保持す
る環状のレース53とが配設されている。斜板10の両
面には、ニードルローラ52が収められるローラ溝10
cが周方向に沿って設けられている。
【0025】また、シリンダブロック1の中央部には、
シャフト5のリヤ側端部が挿入される中心孔22が設け
られている。中心孔22にはラジアル軸受24及びスラ
スト軸受25がそれぞれ収容されている。ラジアル軸受
24及びスラスト軸受25はシャフト5のリヤ側端部を
回転可能に支持する。中心孔22の雌ねじ22aにはア
ジャストスクリュー50が螺着されている。
【0026】前記リヤヘッド3内には、吐出室12と、
この吐出室12の周囲に位置する吸入室13とが形成さ
れている。リヤヘッド3には吸入口3a及び吐出口3b
がそれぞれ設けられ、吸入口3aは吸入室13に、吐出
口3bは吐出室12にそれぞれ連通している。
【0027】前記バルブプレート2には、シリンダボア
6と吐出室12とを連通させる吐出ポート16と、シリ
ンダボア6と吸入室13とを連通させる吸入ポート15
とが、それぞれ周方向に所定間隔おきに設けられてい
る。吐出ポート16は吐出弁17により開閉され、吐出
弁17はバルブプレート2のリヤヘッド側端面に弁押さ
え18とともにボルトナット19により固定されてい
る。また、吸入ポート15は吸入弁21により開閉さ
れ、吸入弁21はバルブプレート2とシリンダブロック
1との間に配設されている。
【0028】前記フロントヘッド4の中央部には、シャ
フト5のフロント側端部が挿入される中心孔23が設け
られている。中心孔23にはラジアル軸受26及びシー
ル部材27がそれぞれ収容されている。ラジアル軸受2
6はシャフト5のフロント側端部を回転可能に支持す
る。
【0029】また、シリンダブロック1及びバルブプレ
ート2には吸入室13とクランク室8とを連通させるた
めの連通路31が設けられ、この連通路31の途中に設
けられた圧力調整弁収容室31aに圧力調整弁32が設
けられ、この圧力調整弁32により吸入室13内とクラ
ンク室8内との圧力調整が行なわれる。連通路31は、
シリンダブロック1に設けられた圧力調整弁収容室31
aと、バルブプレート2及び図示しないガスケットに設
けられ、吸入室13と圧力調整弁収容室31aとを連通
させる連通孔31bとで構成されている。圧力調整弁収
容室31aの一端には、連通孔34aと弁座34bとを
有するカップリング34がOリング35を介して設けら
れ、カップリング34の連通孔34aを通じてクランク
室8と圧力調整弁収容室31aとが連通する。
【0030】圧力調整弁32は、圧力調整弁収容室31
a内の圧力に応じて伸縮するベローズ32aと、ベロー
ズ32aの一端に固定され、連通孔34aを開閉するニ
ードル32bと、ベローズ32aの他端が固定される台
座32cとで構成されている。台座には2つの小孔39
が設けられている。
【0031】前記シャフト5にはシャフト5の回転を斜
板10に伝達するためのスラストフランジ(回転部材)
40が固定され、このスラストフランジ40はスラスト
軸受33を介してフロントヘッド4の内壁面に支持され
ている。スラストフランジ40と斜板10とはリンク機
構41を介して連結され、斜板10がシャフト5と直角
な面に対して傾斜可能である。
【0032】リンク機構41は、斜板10に設けられた
アーム42と、アーム42の端部に設けられたピン43
と、スラストフランジ40の突片部40aに設けられ、
ピン43と係合する長孔44とで構成されている。
【0033】斜板10は、シャフト5に摺動可能に装着
されたヒンジボール9を介して、シャフト5に傾斜かつ
回転可能に装着されている。斜板10の中心孔には、ヒ
ンジボール9の球面部9aと対応するヒンジボール受け
面10aが設けられている。斜板10のヒンジボール受
け面10aは、ヒンジボール9の球面部9aに摺動可能
に嵌合している。ヒンジボール9の球面部9aには互い
に平行な平面部9bが設けられているので、外部からヒ
ンジボール9を斜板10の中心孔に収容できる。
【0034】ヒンジボール9とスラストフランジ40と
の間のシャフト5の外周には、巻バネ46が装着され、
この巻バネ46によりヒンジボール9がリヤ側へ付勢さ
れている。
【0035】次に、この可変容量型斜板式圧縮機の作動
を説明する。
【0036】図示しない車載エンジンの回転動力がシャ
フト5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラスト
フランジ40、ヒンジ機構41を経て斜板10に伝達さ
れ、斜板10が回転する。
【0037】斜板10の回転によりシュー11が斜板1
0上をニードルローラ52及びレース53を介して相対
回転するので、斜板10からの回転力はピストン7の直
線往復運動に変換される。ピストン7はシリンダボア6
内を往復運動し、その結果、シリンダボア6内の容積が
変化し、この容積変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮及
び吐出が順次行なわれ、斜板10の傾斜角に応じた容量
の高圧冷媒ガスが吐出される。吸入時、吸入弁21が開
き、吸入室13からシリンダボア6内の圧縮室へ低圧の
冷媒が吸入され、吐出時、吐出弁17が開き、圧縮室か
ら吐出室12へ高圧の冷媒が吐出される。
【0038】熱負荷が小さくなり、吸入室13の圧力が
低くなると、圧力調整弁収容室31aの圧力も低くな
り、ベローズ32aが伸長し、ニードル32bが弁座3
4bに着座して連通孔34aを塞ぎ、クランク室8と吸
入室13との連通が絶たれる。その結果、圧縮室からク
ランク室8へ漏れたブローバイガスによってクランク室
8内の圧力が上昇し、斜板10の傾斜角が小さくなり、
これによってピストン7のストローク量が少なくなって
吐出容量が減少する。
【0039】熱負荷が大きくなり、吸入室13の圧力が
高くなると、圧力調整弁収容室31aの圧力も高くな
り、ベローズ32aが収縮し、ニードル32bが弁座3
4bから離れ、クランク室8と吸入室13とが連通す
る。その結果、クランク室8へ漏れたブローバイガスは
連通路31を通じて吸入室13へ逃げるので、クランク
室8内の圧力が下降し、斜板10の傾斜角が大きくな
り、これによってピストン7のストローク量が多くなっ
て吐出容量が増加する。
【0040】シュー11の平面部11bと斜板10との
間に、斜板10上を転がる複数のニードルローラ52
と、ニードルローラ52を回転可能に保持するレース5
3とが配設されているので、斜板10が回転したとき、
ニードルローラ52は転がり、シュー11の平面部11
bはレース53上を相対的に摺動し、シュー11の平面
部11bと斜板10とを直接当てたときに較べ、シュー
11の摺動速度(m/sec)が小さくなる。
【0041】また、シュー11はレース53上をシャフ
ト5の半径方向へ相対的に摺動できるので、斜板10は
クランク室8の圧力変化に応じて傾斜できる。
【0042】この第1の実施形態の可変容量型斜板式圧
縮機によれば、前述のようにシュー11と斜板10との
間にニードルローラ52及びレース53が介在し、ニー
ドルローラ52は転がり、シュー11はレース53上を
相対的に摺動するため、シュー11と斜板10との間の
摺動速度が小さくなり、低負荷時等の潤滑油が不足する
ときに、斜板10とシュー11との焼付きや摩耗が増大
するのを防ぐことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の可変容量
型斜板式圧縮機によれば、斜板が回転したとき、ローラ
は斜板上を転がり、シューはレース上を相対的に摺動
し、シューの摺動速度が小さくなるので、低負荷時等の
潤滑油が不足するときに、斜板とシューとの焼付きや摩
耗が増大するのを防ぐことができる。
【0044】また、従来例に較べ、構造が簡単であり、
困難な加工も必要とせず、またシューを保持するシュー
ディスクも不要になるため、コストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る可変容量型
斜板式圧縮機を示す縦断面図である。
【図2】図2は図1の可変容量型斜板式圧縮機の一部を
示す拡大断面図である。
【図3】図3は斜板の正面図である。
【図4】図4は従来の可変容量型圧縮機の一部を示す断
面図である。
【図5】図5は従来の可変容量型斜板式圧縮機の一部を
示す断面図である。
【符号の説明】
5 シャフト 6 シリンダボア 7 ピストン 8 クランク室 10 斜板 11 シュー 40 スラストフランジ 52 ニードルローラ 53 レース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に固定され、前記回転軸と一体に
    回転する回転部材と、 前記回転軸に傾斜かつ回転可能に取り付けられ、前記回
    転部材の回転につれて一体に回転する斜板と、 前記斜板の回転につれてシリンダボア内を直線往復運動
    するピストンと、 前記斜板と前記ピストンとの間に配設され、前記斜板上
    を相対的に回転するシューとを備え、 前記斜板が収容されたクランク室の圧力の変化に応じて
    前記斜板が傾斜角を変え、前記ピストンのストローク量
    が変わる可変容量型斜板式圧縮機において、 前記斜板と前記シューとの間に、前記斜板上を転がる複
    数のローラと、このローラを回転可能に保持するレース
    とが配設されていることを特徴とする可変容量型斜板式
    圧縮機。
JP7289284A 1995-10-11 1995-10-11 可変容量型斜板式圧縮機 Withdrawn JPH09105376A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001006124A1 (fr) * 1999-07-19 2001-01-25 Zexel Valeo Climate Control Corporation Compresseur a plateau oscillant a deplacement variable
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