JPH09105193A - 複層ガラス板およびその支持構造 - Google Patents

複層ガラス板およびその支持構造

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JPH09105193A
JPH09105193A JP26455895A JP26455895A JPH09105193A JP H09105193 A JPH09105193 A JP H09105193A JP 26455895 A JP26455895 A JP 26455895A JP 26455895 A JP26455895 A JP 26455895A JP H09105193 A JPH09105193 A JP H09105193A
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perforated
ring
tubular
tightening
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Hideto Onishi
秀人 大西
Yoshio Shibata
義雄 柴田
Masaaki Tsuji
正昭 逵
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複層ガラス板に点支持構法を適用したガラスス
クリーンに係る。 【解決手段】対向する2枚のガラス板の外周部をスペー
サー枠材を介し接着後、シーリング材にて密封する複層
ガラス板の穿孔部を同心円状とし、その大径側穿孔部の
周囲でガラス板間に環状スペーサーを接着剤で接着さ
せ、該環状スペーサー内周部とガラス板穿孔部間の凹部
をシーリング枠材で充填密封し、さらに筒状の分割リン
グを嵌合挿入させて、片側のガラス板の穿孔部端面と分
割リングの内面とを面一とした複層ガラス板と、室外側
より2枚のガラス板の同芯円状の穿孔部に挿通の締付ボ
ルトと、内側ガラス板の穿孔部の背面より締付部材を介
してナットとで締付ボルトと螺合させ、片側のガラス板
の穿孔部内に設けた押え金具と締付ボルトの軸部間、あ
るいは押え金具と前記穿孔部端面側に設けた筒状部材間
に穿孔部の中心位置ズレを吸収せしめる調整隙間を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複層ガラス板によ
るガラススクリーンの形成において、点支持構法を適用
する複層ガラス板とその支持構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】複層ガラス板の取付構法として代表的な
ものとして、複層ガラスの室内側周辺部の二辺または四
辺とサッシ枠等の構造フレーム間にシリコン等の構造用
シーラントを充填し強固に接着支持させるSSG構法
(Structural Sealant GlazingSystem)がある。例え
ば実公平7−12621号公報本文中には、複層ガラス
板の室内側ガラス周縁部とサッシ枠とのストラクチャー
シール部とを接着したもの、また大形のガスケットを用
い、複層ガラスをサッシ枠に取り付ける構造の記載があ
り、また本出願人による実開平4−119590号公報
には複層ガラスの周縁において外面側となるガラス板端
縁の内面に収納される凹状な成形部材は、複層ガラスの
空洞部に挿入接着し、成形部材の非挿入面に設けた取付
溝に脚部付のサッシを係合した構造のものを開示した。
【0003】また、ガラススクリ−ンを構成する他の構
法として金属金具による点支持構法がある。この点支持
構法は躯体に取付部を固着し、該取付部よりアーム形状
がX字状やH字状の支持部材を設け、該支持部材のアー
ム先端に複層ガラス板の四隅に穿設する取付孔を挿通し
支持するガラス板の四点支持構法が知られている。
【0004】例えば、特公平7−18200号公報に示
されるものでは、外ガラス板及び内ガラス板を周辺シー
ルにより相互離間させて接着した密封二重ガラス張りユ
ニットに於いて、該ユニットを建物の壁支持構造物に取
り付けるための、少なくとも1個の機械的取付構造体を
設け、該機械的取付構造体を一方のガラス板に対し取着
し、他方のガラス板に対しては隙間を残して遊貫したも
ので、該機械的取付構造体として、両ガラス板間の孔部
にボスを介在させると共に、このボスを両ガラス板に対
しシールしたものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実公平7−12621
号公報、および実開平4−119590号公報に記載の
ものはサッシ枠が外壁前面に露出せずフレームレスとな
るが、複層ガラス板の室内側にサッシ枠を設けて、該サ
ッシ枠に内側ガラス板を接着するか、若しくは二枚のガ
ラス板端縁間の凹部にガスケットを嵌合させて、該ガス
ケットを前記サッシ枠に取り付け固定することにより複
層ガラスを固定するものであるため、室内側に設けたサ
ッシ枠は必須で、複層ガラスの支持について有効である
が、視認性が欠けるという問題があった。
【0006】また、特公平7−18200号公報に示さ
れるものについては、複層ガラスの一方のガラス板の穿
孔部をボスとナイロン製からなるブッシュで挟持するも
のであり、他方のガラス板は遊貫していて、単に封止リ
ングとシール材とでボスとの隙間を密封しているにすぎ
ず、風圧等によりガラス板が変形する場合、支持金具は
一方のガラス板のみの支持となり、支持していない側の
ガラス板穿孔部の前記封止リングとシール材は変形を繰
り返すため、経年使用により封止リングとシール材が劣
化し、僅かなヒビからでも複層ガラス板内の密封性が損
なわれてしまう恐れが大きい。また風圧荷重やガラス板
の自重を複層ガラス板の片側ガラス板のみの挟持で支持
しているため、穿孔部に負担がかかりすぎる恐れがあ
り、さらにガラス板の穿孔部が皿孔加工であり、ブッシ
ュも頭部がテーパー状で構造が複雑で加工に時間を要
し、製作コストも高いものとなっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわちシンプルな構成で安価に複層ガラ
ス板を支持し、雨水、塵埃の浸入を防止し、かつ複層ガ
ラス板の支持をより確実に支持し、施工が極めて容易
で、かつ見栄えも良く、ガラススクリーンとしての透視
性も良くすることを目的として、対向する2枚のガラス
板の外周部をスペーサー枠材を介し接着後、シーリング
材にて密封する複層ガラス板において、2枚のガラス板
の四隅コーナー部に設けた穿孔部を同心円とし、一方側
のガラス板を小径孔、他方側のガラス板を大径孔とし
て、その大径側穿孔部の周囲でガラス板間に環状スペー
サーを接着剤で接着させ、該環状スペーサー内周部とガ
ラス板穿孔部間の凹部をシール材で充填密封し、さらに
筒状の分割リングを嵌合挿入させて、穿孔部が大径側の
ガラス板の穿孔部端面と樹脂リングの内面とを面一とし
た複層ガラス板、あるいは、対向する2枚のガラス板の
外周部をスペーサー枠材を介し接着後、シーリング材に
て密封する複層ガラス板において、2枚のガラス板の四
隅コーナー部に設けた穿孔部を同心円とし、一方側のガ
ラス板側を小径孔、他方側ガラス板を大径孔として、そ
の大径側穿孔部の周囲でガラス板間に環状スペーサーを
接着剤で接着させ、該環状スペーサー内周部とガラス板
穿孔部間の凹部をシール材で充填密封し、穿孔部が大径
側のガラス板の穿孔部端面とシール材とを面一とした複
層ガラス板、あるいは、対向する2枚のガラス板の外周
部をスペーサー枠材を介し接着後、シーリング材にて密
封する複層ガラス板において、2枚のガラス板の四隅コ
ーナー部に設けた穿孔部を同心円とし、各ガラス板の穿
孔部の径を同一径とした複層ガラス板、さらに、前記複
層ガラス板のそれぞれのガラス板として強化ガラス板、
半強化ガラス板、未強化ガラス板、あるいはこれらのガ
ラス板に飛散防止膜を貼着したガラス板、または薄膜層
をコーティングしたガラス板、さらにこれらのガラス板
を組み合わせて中間膜、樹脂注入等で接着した合わせガ
ラス板である複層ガラス板と、構造体より前記記載の複
層ガラス板の背面側に突出のロッドに軸着の支持金具に
より支持される複層ガラス板穿孔部の締付金具により、
前記複層ガラス板の四隅コーナー穿孔部を緩衝材を介し
て締付支持する複層ガラス板の支持構造において、室外
側より2枚のガラス板の同芯状の穿孔部に挿通の締付ボ
ルトと、内側ガラス板の穿孔部の背面側より締付部材を
介してナットとで前記締付ボルトと螺合させ、片側のガ
ラス板の穿孔部内に設けた押え金具と締付ボルトの軸部
間、あるいは押え金具と該穿孔部の端部に設けた筒状部
材間にガラス板穿孔部の中心位置ズレを吸収せしめる調
整隙間を設け、また、外側ガラス板の穿孔部の周辺部両
面にリング状の緩衝材を介し、該穿孔部端面中央部にO
リングと該Oリングを挟むように一対の筒状カラーを内
接させ、背面側より挿通の鍔付筒状の押え金具の鍔部
と、前面側より軸部が大径と小径からなる段付で先端を
螺刻した締付ボルトを前記筒状カラーに挿通、および鍔
付筒状の押え金具に遊挿して、大径軸部と鍔部を当接さ
せ、前記締付ボルトの頭部と該鍔部とで外側ガラス板を
締付挟持すると共に、内側ガラス板の穿孔部端面中央部
に内接のOリングと該Oリングを挟むようにした一対の
筒状カラーを前記押え金具の筒状部の外周部で当接し、
内側ガラス板の穿孔部の裏側に緩衝材を介して締付部材
で前記押え金具および内側ガラス板を挟持し、締付金具
のボルト部とナットで螺合させて締付挟持し、締付ボル
トの小径軸部と押え金具間に、ガラス板穿孔部の中心位
置ズレ吸収用の調整隙間を設け、あるいは、外側ガラス
板の穿孔部の周辺部両面にリング状の緩衝材を介し、該
穿孔部端面中央部にOリングと該Oリングを挟むように
一対の筒状カラーを内接させ、背面側より挿通の内面に
螺刻の締付部材と、前面側より軸部が大径で先端部を螺
刻した締付ボルトを前記筒状カラーに挿通し、ボルト部
と締付部材とを螺合させ、軸部と締付部材を当接させ、
前記締付ボルトの頭部と該締付部材とで外側ガラス板を
締付挟持すると共に、内側ガラス板の穿孔部端面に筒状
部材を当接させ、内側ガラス板の穿孔部の裏側に緩衝材
を介して締付部材の締付部で内側ガラス板を挟持し、締
付部材の筒状外周部と筒状部材間に、ガラス板穿孔部の
中心位置ズレ吸収用の調整隙間を設け、あるいはまた、
外側ガラス板の穿孔部の周辺部両面にリング状の緩衝材
を介し、該穿孔部端面中央部にOリングと該Oリングを
挟むように一対の筒状カラーを内接させ、背面側より挿
通の断面がL字状の鍔付筒状の押え金具の鍔部と、前面
側より軸部が大径と小径からなる段付で先端を螺刻した
締付ボルトを前記筒状カラーに挿通し、さらに鍔付筒状
の押え金具に挿通して、大径軸部と鍔部を当接させ、前
記締付ボルトの頭部と該鍔部とで外側ガラス板を締付挟
持すると共に、内側ガラス板の穿孔部端面中央部に内接
のOリングと該Oリングを挟むようにした一対の筒状カ
ラーを筒状部材の外周部で当接し、内側ガラス板の穿孔
部の裏側に緩衝材を介して締付部材で前記押え金具およ
び内側ガラス板を挟持し、締付金具のボルト部にナット
を螺合させて締付挟持し、前記筒状部材と押え金具間
に、ガラス板穿孔部の中心位置ズレ吸収用の調整隙間を
設け、あるいはさらに、外側ガラス板の穿孔部の周辺部
両面にリング状の緩衝材を介し、該穿孔部端面中央部に
Oリングと該Oリングを挟むように一対の筒状カラーを
内接させ、背面側より挿通の断面がT字状の筒状部の外
周中央部に円盤状部を固着の押え金具の円盤状部と、前
面側より軸部がストレートで先端部を螺刻した締付ボル
トを前記押え金具の筒状部に挿通し、締付ボルトの頭部
と押え金具の円盤状部で外側ガラス板を締付挟持すると
共に、内側ガラス板の穿孔部端面中央部に内接のOリン
グと該Oリングを挟むようにした一対の筒状カラーを筒
状部材の外周部で当接させ、内側ガラス板の穿孔部の背
面側より緩衝材を介して締付部材と締付金具で前記押え
金具で締付強度を規制して複層ガラス板を挟持し、締付
金具のボルト部にナットを螺合させて締付挟持し、前記
筒状部材と前記押え金具の筒状部の内側ガラス板側外周
面との間に、ガラス板穿孔部の中心位置ズレ吸収用の調
整隙間を設け、あるいはさらにまた、外側ガラス板の穿
孔部を大径、内側ガラス板の穿孔部を小径とした前記複
層ガラス板において、外側ガラス板の穿孔部の外側面
と、内側ガラス板の穿孔部周辺部両面にリング状の緩衝
材を設け、内側ガラス板の穿孔部端面の中央部にOリン
グと該Oリングを挟むように一対の筒状カラーを内接さ
せ、前面側より断面がT字状で筒状部の外周中央部に円
盤状部を固着した押え金具の筒状部を前記Oリングと筒
状カラーに挿通し、外側ガラス板の端面中央部に内接の
Oリングと該Oリングを挟むようにした一対の筒状カラ
ーにさらに筒状部材を内接させ、前面側より軸部がスト
レートで先端部を螺刻した締付ボルトを前記押え金具の
筒状部に挿通し、押え金具の円盤状部と内側ガラス板の
穿孔部の背面側より緩衝材を介して前記押え金具により
締付強度を規制して締付部材とナットで内側ガラス板を
締付挟持すると共に、締付ボルトの頭部と前記断面がT
字状の押え金具の円盤状部とで外側ガラス板の穿孔部を
挟持し、前記筒状部材と前記押え金具の筒状部との間
に、2枚のガラス板穿孔部の中心位置ズレ吸収用の調整
隙間を設け、さらに、複層ガラス板の穿孔部内に設けた
断面がT字状の押え金具を締付ボルトと円盤状の締付部
材で挟持する構造に代えて、鍔付筒状で断面がL字状の
押え金具を外側ガラス板の穿孔部内に設け、背面側より
筒状部を備えた締付部材の筒状部を内側ガラス板内に設
けて、複層ガラス板を締付挟持し、外側ガラス板の穿孔
部内の前記筒状部材と前記断面がL字状の押え金具の筒
状部の外周面との間に、ガラス板穿孔部の中心位置ズレ
吸収用の調整隙間を設け、そして、外側ガラス板の穿孔
部を大径、内側ガラス板の穿孔部を小径とした前記複層
ガラス板において、外側ガラス板の穿孔部の外側面と、
内側ガラス板の穿孔部周辺部両面にリング状の緩衝材を
設け、内側ガラス板の穿孔部端面の中央部にOリングと
該Oリングを挟むように一対の筒状カラーを内接させ、
背面側より筒状部を備えた締付部材の筒状部を前記一対
の筒状カラー内に挿通し、外側ガラス板の端面中央部に
内接のOリングと該Oリングを挟むようにした一対の筒
状カラーにさらに断面がL字形の筒状の押え金具を内接
させ、前面側より軸部がストレートで先端部を螺刻した
締付ボルトを前記押え金具の筒状部に挿通し、前記押え
金具の鍔部に当接の締付部材の筒状部により内側ガラス
板の締付強度を規制し、押え金具の鍔部と締付部材の締
付部を介したナットとで内側ガラス板を締付挟持すると
共に、締付ボルトの頭部と前記締付部材とで複層ガラス
板の穿孔部を挟持し、前記断面がL字状の押え金具と締
付ボルトのストレート部との間に、2枚のガラス板穿孔
部の中心位置ズレ吸収用の調整隙間を設けた複層ガラス
板の支持構造を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる複層ガラス
板およびその支持構造の実施の形態を図面に基づき詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の実施の形態である一部を切
欠、省略した複層ガラス板の縦断面図を示し、図2は本
発明の別の実施の形態である一部を切欠、省略した複層
ガラス板の縦断面図を示し、図3は本発明の実施の形態
を説明する一部を切欠、省略した複層ガラス板の支持構
造の縦断面図を示し、図4乃至図10は本発明の別の実
施の形態を説明する一部を切欠、省略した複層ガラス板
の支持構造の縦断面図を示し、図11は本発明により形
成された複層ガラス板によるガラススクリーンを示し、
図12は本発明の複層ガラス板の支持構造を説明する支
持金具の斜視図を示す。
【0010】まず、本発明の実施の形態である複層ガラ
ス板1の構成としては、図1に示すように、対向する2
枚のガラス板1a、1bの外周部を乾燥剤2入りのスペ
ーサー枠材3を介し接着後、スペーサー枠材3とガラス
板1a、1b間の凹部にシーリング材4を充填密封した
複層ガラス板1において、該複層ガラス板1の四隅コー
ナー部で前記スペーサー枠材3の内側に設けた小径孔と
大径孔の径の異なる同心円の穿孔部5a、5bの大径側
穿孔部の周囲でガラス板間に環状スペーサーを接着剤で
接着させ、該環状スペーサー7内周部とガラス板穿孔部
間の凹部をシリコンシーラント等のシール材で充填密封
し、さらに4つに分割したポリカーボネート等の樹脂製
の分割リング9を嵌合挿入させて、穿孔部が大径側のガ
ラス板の穿孔部端面と樹脂製の分割リングの内面とを面
一とさせた。
【0011】また、前記複層ガラス板1の支持構造とし
ては、図3に示すように、外側ガラス板の穿孔部の周辺
部両面にEPDM等のリング状の緩衝材を介し、該穿孔
部端面中央部に止水用のOリングと該Oリングを挟むよ
うに一対の樹脂製の筒状カラーを内接させ、複層ガラス
板の背面側より穿孔部に挿通の鍔付筒状の押え金具の鍔
部と、前面側より軸部が大径軸部12bと小径軸部12
cからなる段付の軸部で先端を螺刻した締付ボルトを前
記筒状カラー16a、16aに挿通、および鍔付筒状の
押え金具17の貫通孔に遊挿して、大径軸部12bの端
部と押え金具の鍔部を当接させ、前記締付ボルト12の
頭部12aと押え金具17の該鍔部とで外側ガラス板1
aを大径軸部の長さにて締付強度を規制して締付挟持す
ると共に、内側ガラス板の穿孔部端面中央部に内接のO
リングと該Oリングを挟むようにした一対の筒状カラー
を前記押え金具の筒状部の外周部と当接させ、内側ガラ
ス板の穿孔部の裏側にEPDM等の緩衝材14cを介し
て締付部材20で前記押え金具17および内側ガラス板
1bを挟持し、締付金具13のボルト部12dとナット
21を螺合させて複層ガラス板1を締付挟持し、締付ボ
ルト12の小径軸部12cと押え金具17間に、ガラス
板穿孔部5a、5bの中心位置ズレ吸収用の調整隙間1
9を設けた。
【0012】この前記複層ガラス板1の穿孔部5a、5
bを締付挟持した締付金具13の締付ボルト12は、図
示しない構造体より複層ガラス板1の背面側に突出の図
12に示されるロッド33に軸着の支持金具30の取付
孔31に図示しない緩衝材を介し、同じく図示しないナ
ットで締付固定し、複層ガラス板1を支持するものであ
る。
【0013】このようにして複層ガラス板1の四隅コー
ナーを支持し、図11に示すように、複数枚の複層ガラ
ス板1、1、・・・を縦横に併設し、互いに隣接する4
枚の複層ガラス板1、1、・・の縦横の目地の交点付近
に設けた支持金具30より四方に延設の支持アーム32
の先端の取付孔31に、互いに隣接する4枚のガラス板
1、1、・・の穿孔部5a、5b、・・を支持する締付
金具13、13、・・を取り付ければ、フレームレスで
視認性の良い複層ガラス板1、1、・・のガラススクリ
ーン40が形成できる。尚、隣接するガラス板1、1、
・・・間の目地にはシリコンシーラント等でシール部4
1を形成し、雨水の浸入を防ぐ。
【0014】前記複層ガラス1の組立については、片方
のガラス板、例えば四隅に設けた穿孔部の径の大きな内
側ガラス板1bの周囲に乾燥剤2入りのスペーサー枠材
3を接着配置し、さらに内側ガラス板1bの四隅の穿孔
部5bの内径よりもやや大きめな内径の環状スペーサー
7を前記穿孔部5bと同心円状に配置して同じく接着剤
にて接着させ、前記スペーサー枠材3および環状スペー
サー7に塗布の接着剤によりガラス板1aを接着させ
た。尚、二枚のガラス板1a、1bとスペーサー枠材3
との外周側凹部にシーリング材4で充填シールすると共
に、環状スペーサー7と2枚のガラス板1a、1bの穿
孔部5a、5b間の凹部にシリコンシーラント等の充填
によりシーリング枠材8を形成し、さらに内側ガラス板
1bの穿孔部5bの内径と同一の内径であるポリカーボ
ネート製で例えば4つに筒状の分割リング9をシーリン
グ枠材8に押し込み接着させ、ガラス板1a、1b間の
空気層1cを密封させ、乾燥剤2により乾燥状態を保て
るようにした。
【0015】形成されたガラススクリーン40は風荷重
により、各複層ガラス板1、1、・・が変形するが、締
付ボルト12の頭部12aと外側ガラス板1a間の緩衝
材14a、及び締付部材20と内側ガラス板1b間の緩
衝材14c、および押え金具17の鍔部と外側ガラス板
1a間に緩衝材14bを設けたことにより風圧荷重によ
る複層ガラス板1の変形および相関変位に対し、前記緩
衝材14a、14b、14cの圧縮変形により変位を吸
収し追従でき、また、締付ボルトの大径軸部12bと、
押え金具の筒状部の端部とを当接させることにより、複
層ガラス板1の穿孔部5a、5bを前記締付ボルト12
と締付部材20を介してナット21で緊締螺合しても、
複層ガラス板1の穿孔部5a、5bに無理な力を与える
ことがない。
【0016】さらに、前記複層ガラス板1の穿孔部5
a、5bの各端面にOリング15a、、15b、および
該Oリング15a、15bを挟持する位置に一対の円筒
状のカラー16a、16a、16b、16bを内接さ
せ、締付ボルト12の大径軸部12b、および押え金具
17と密着させたことにより、締付金具13と複層ガラ
ス板1の穿孔部間への雨水の浸入を防ぐことができる。
【0017】次に別の実施の形態について説明する。ま
ず本発明の別の実施の形態である複層ガラス板1’の構
成としては、図2に示すように、対向する2枚のガラス
板1a’、1b’の外周部を乾燥剤2入りのスペーサー
枠材3を介し接着後、スペーサー枠材3とガラス板1
a’、1b’間の凹部にシーリング材4を充填密封した
複層ガラス板1’において、該複層ガラス板1’の四隅
コーナー部で前記スペーサー枠材3の内側に設けた小径
孔と大径孔の径の異なる同心円の穿孔部5a’、5b’
の大径側穿孔部の周囲でガラス板間に環状スペーサーを
接着剤で接着させ、該環状スペーサー内周部とガラス板
穿孔部間の凹部をシリコンシーラント等のシーリング枠
材8で充填密封し、穿孔部が大径側のガラス板の穿孔部
端面と該シーリング枠材8とを面一とさせた。
【0018】つぎに図4に示すように、図2で説明した
前記複層ガラス板1’の支持構造の別の実施の形態とし
ては、外側ガラス板1a’の穿孔部5a’の周辺部両面
にEPDM等のリング状の緩衝材14a、14bを介
し、該穿孔部5a’端面中央部にOリング15aと該O
リング15aを挟むように一対の筒状カラー16a、1
6aを内接させ、内側ガラス板1b’の背面側より挿通
の内側面に螺刻部を設けた締付部材20’と、外側ガラ
ス板1a’の前面側より軸部が大径の大径軸部12b’
と先端部を螺刻したボルト部12d’からなる締付ボル
ト12’を前記一対の筒状カラー16a、16aに挿通
し、ボルト部12d’と締付部材20’とを螺合させ、
大径軸部12b’と締付部材20’の筒状部20a’と
を当接させ、前記締付ボルト12’の頭部12a’と該
締付部材20’とで外側ガラス板1a’を締付挟持する
と共に、内側ガラス板1b’の穿孔部5b’端面に筒状
部材18を当接させ、内側ガラス板1b’の穿孔部5
b’の裏側に緩衝材14cを介して締付部材20’の締
付部20b’で内側ガラス板1b’を挟持し、締付部材
20’の筒状部20a’の外周部と筒状部材18間に、
外側ガラス板1a’の穿孔部5a’と内側ガラス板1
b’の穿孔部5b’の中心位置ズレ吸収用の調整隙間1
9’を設けた。
【0019】この前記複層ガラス板1’の穿孔部5
a’、5b’を締付挟持した締付金具13の締付ボルト
12’は、図示しない構造体より前記複層ガラス板1’
の背面側に突出の図12に示されるロッド33に軸着の
支持金具30の取付孔31に図示しない弾性ゴムからな
る緩衝材を介し、同じく図示しないナットで締付固定
し、複層ガラス板1’を支持するものである。
【0020】このようにして複層ガラス板1’の四隅コ
ーナー部を支持し、図11に示すように、複数枚の複層
ガラス板1’、1’、・・・を縦横に併設し、互いに隣
接する4枚の複層ガラス板1’、1’、・・の縦横の目
地の交点付近に設けた支持金具30より四方に延設の支
持アーム32の先端の取付孔31に、互いに隣接する4
枚のガラス板1’、1’、・・の穿孔部5a’、5
b’、・・を支持する締付金具13、13、・・を取り
付ければ、フレームレスで視認性の良い複層ガラス板
1’、1’、・・のガラススクリーン40が形成でき
る。尚、隣接するガラス板1’、1’、・・・間の目地
にはシリコンシーラント等でシール部41を形成し、雨
水の浸入を防ぐ。
【0021】前記複層ガラス1’の組立については、ガ
ラス板の四隅に設けた穿孔部の径の大きな内側ガラス板
1b’の周囲に乾燥剤2入りのスペーサー枠材3を接着
配置し、さらに内側ガラス板1b’の四隅の穿孔部5
b’の内径よりもやや大きめな内径の環状スペーサー7
を前記穿孔部5b’と同心円状に配置して同じく接着剤
にて接着させ、前記スペーサー枠材3および環状スペー
サー7に塗布の接着剤によりガラス板1a’に接着させ
た。尚、二枚のガラス板1a’、1b’とスペーサー枠
材3との外周側凹部にシリコンシーラント等のシーリン
グ材4で充填シールすると共に、環状スペーサー7と2
枚のガラス板1a’、1b’の穿孔部5a’、5b’間
の凹部にシリコンシーラント等の充填によりシーリング
枠材8を形成し、ガラス板1a’、1b’間の空気層1
c’を密封し、乾燥剤2により前記空気層1c’の乾燥
状態を保てるようにした。
【0022】形成されたガラススクリーン40は風荷重
により、各複層ガラス板1’、1’、・・は変形する
が、締付ボルト12’の頭部12a’と外側ガラス板1
a’間の緩衝材14a、及び締付部材20’の締付部2
0b’と内側ガラス板1b’間の緩衝材14c、外側ガ
ラス板1a’と締付部材20’の筒状部20a’間の緩
衝材14bとしたことにより風圧荷重による複層ガラス
板1’の変形および相関変位に対し、前記緩衝材14
a、14b、14cの圧縮変形により変位を吸収し変形
に追従でき、また、締付ボルト12’の大径軸部12
b’と、締付部材20’の筒状部20a’の端部とを当
接させたことにより、複層ガラス板1’の穿孔部5
a’、5b’を前記締付ボルト12’と締付部材20’
およびナット21で緊締螺合しても、複層ガラス板1’
の穿孔部5a’、5b’に無理な力を与えることがな
い。
【0023】さらに、前記複層ガラス板1’の穿孔部5
a’の端面にOリング15a、および該Oリング15a
を挟持する位置に一対の円筒状のカラー16a、16a
を内接させ、締付ボルト12’の大径軸部12b’と密
着させたことにより、締付金具13と複層ガラス板1’
の穿孔部間への雨水の浸入を防ぐことができる。
【0024】また、図5に別の実施の形態による複層ガ
ラス板の支持構造を示す。複層ガラス板は図1に示され
るもので、外側ガラス板1aの穿孔部5aの周辺部両面
にリング状の緩衝材14a、14bを介し、該穿孔部端
面中央部にOリング15aと該Oリング15aを挟むよ
うに一対の筒状カラー16a、16aを内接させ、複層
ガラス板1の背面側より挿通の断面がL字状の鍔付筒状
の押え金具17”の鍔部17a”と、前面側より軸部が
大径軸部12bと小径軸部12cからなる段付で先端を
螺刻したボルト部12dからなる締付ボルト12を前記
一対の筒状カラー16a、16aに挿通し、さらに鍔付
筒状の押え金具17”に挿通して、大径軸部12bと押
え金具17”の鍔部17a”を当接させ、前記締付ボル
ト12の頭部12aと押え金具17”の該鍔部17a”
とでEPDM等の緩衝材14a、14bを介して外側ガ
ラス板1aを締付挟持すると共に、内側ガラス板1bの
穿孔部5b端面中央部に内接のOリング15bと該Oリ
ング15bを挟むようにした一対の筒状カラー16b、
16bを筒状部材18”の外周部で当接し、内側ガラス
板1bの穿孔部5bの裏側に緩衝材14cを介して締付
部材20で前記押え金具17”および内側ガラス板1b
を挟持し、締付ボルト12のボルト部12dにナット2
1を螺合させて前記複層ガラス板1全体を締付挟持し、
前記筒状部材18”と押え金具17”間に、外側ガラス
板1aの穿孔部5aと内側ガラス板1bの穿孔部5bの
中心位置ズレ吸収用の調整隙間19”を設けた複層ガラ
ス板1の支持構造とすることができる。
【0025】さらに、図6に示すように別の実施の形態
による複層ガラス板の支持構造を示す。外側ガラス板1
aの穿孔部5aの周辺部両面にリング状の緩衝材14
a、14bを介し、該穿孔部5aの端面中央部にOリン
グ15aと該Oリング15aを挟むように一対の筒状カ
ラー16a、16aを内接させ、内側ガラス板1bの背
面側より挿通の断面がT字状の筒状部22bの外周中央
部に円盤状部22aを固着の押え金具22の円盤状部2
2aと、前面側より軸部12b’がストレートで先端部
を螺刻したボルト部12d’からなる締付ボルト12’
を前記押え金具22の筒状部22bに挿通し、締付ボル
ト12’の頭部12a’と押え金具22の円盤状部22
aで緩衝材14a、14bを介して外側ガラス板1aを
締付挟持すると共に、内側ガラス板1bの穿孔部5bの
端面中央部に内接のOリング15bと該Oリング15b
を挟むようにした一対の筒状カラー16b、16bを筒
状部材18’の外周部で当接させ、内側ガラス板1bの
穿孔部5bの背面側より緩衝材14cを介して締付部材
20と締付金具12’で前記押え金具22により締付強
度を規制して複層ガラス板1を挟持し、締付ボルト1
2’のボルト部12d’とナット21を螺合させて締付
挟持し、前記筒状部材18’と前記押え金具22の筒状
部22bの内側ガラス板1b側外周面との間に、外側ガ
ラス板1aの穿孔部5aと内側ガラス板1bの穿孔部5
bの中心位置ズレ吸収用の調整隙間19”を設けた複層
ガラス板1の支持構造とすることができる。
【0026】さらにまた、図7に示すような別の実施の
形態による複層ガラス板の支持構造については、外側ガ
ラス板1a”の穿孔部5a”を大径、内側ガラス板1
b”の穿孔部5b”を小径とした前記複層ガラス板1”
において、外側ガラス板1a”の穿孔部5a”の外側面
にリング状の緩衝材14aを設け、内側ガラス板1b”
の穿孔部5b”の周辺部両面にリング状の緩衝材14
c,14dを設け、内側ガラス板1b”の穿孔部5b”
の端面の中央部にOリング15bと該Oリング15bを
挟むように一対の筒状カラー16b、16bを内接さ
せ、外側ガラス板1a”の前面側より断面がT字状で筒
状部22bの外周中央部に円盤状部22aを固着した押
え金具22の筒状部22bを前記Oリング15bと一対
の筒状カラー16b、16bに挿通し、外側ガラス板1
a”の端面の中央部に内接のOリング15aと該Oリン
グ15aを挟むようにした一対の筒状カラー16a、1
6aにさらに筒状部材18’を内接させ、外側ガラス板
1a”の前面側より軸部12b’がストレートで先端部
を螺刻したボルト部12d’からなる締付ボルト12’
を前記押え金具22の筒状部22bに挿通し、押え金具
22の円盤状部22aと内側ガラス板1b”の穿孔部5
b”の背面側より緩衝材14cを介して前記押え金具2
2により締付強度を規制して締付部材20とナット21
で内側ガラス板1b”を締付挟持すると共に、締付ボル
ト12’の頭部12a’と前記断面がT字状の押え金具
22の円盤状部22aとで外側ガラス板1a”の穿孔部
5a”を挟持し、前記筒状部材18’と前記押え金具2
2の筒状部22bとの間に、2枚のガラス板1a”、1
b”の穿孔部5a”、5b”の中心位置ズレ吸収用の調
整隙間19”を設けた複層ガラス板1”の支持構造とす
ることができる。
【0027】あるいはまた、図8において示すような別
の実施の形態による複層ガラス板の支持構造について
は、前記図7で説明したような複層ガラス板の穿孔部内
に設けた断面がT字状の押え金具22を締付ボルト1
2’と円盤状の締付部材20で挟持する構造に代えて、
鍔付筒状で断面がL字状の押え金具23を外側ガラス板
1a”の穿孔部5a”内に設け、内側ガラス板1b”の
背面側より筒状部20bを備えた締付部材20の筒状部
20bを内側ガラス板1b”内に設けて、複層ガラス板
1”を締付挟持し、外側ガラス板1a”の穿孔部5a”
内の前記筒状部材18’と前記断面がL字状の押え金具
23の筒状部23bの外周面との間に、外側ガラス板1
a”の穿孔部5a”と内側ガラス板1b”の穿孔部5
b”の中心位置ズレ分を吸収する調整隙間19”を設け
た複層ガラス板1”の支持構造とすることができる。
【0028】さらにまた、図9に示すような別の実施の
形態による複層ガラス板1”の支持構造については、外
側ガラス板1a”の穿孔部5a”を大径、内側ガラス板
1b”の穿孔部5b”を小径とした前記複層ガラス板
1”において、外側ガラス板1a”の穿孔部5a”の外
側面にリング状の緩衝材14aを、そして内側ガラス板
1b”の穿孔部5b”の周辺部両面にリング状の緩衝材
14c,14dを設け、内側ガラス板1b”の穿孔部5
b”端面の中央部にOリング15bと該Oリング15b
を挟むように一対の筒状カラー16b、16bを内接さ
せ、背面側より筒状部20bを備えた締付部材20の筒
状部20bを前記一対の筒状カラー16b、16b内に
挿通し、外側ガラス板1a”の端面中央部に内接のOリ
ング15aと該Oリング15aを挟むようにした一対の
筒状カラー16a、16aにさらに断面がL字形の筒状
の押え金具24を内接させ、前面側より軸部12b’が
ストレートで先端部を螺刻したボルト部12d’を備え
た締付ボルト12’を前記押え金具24の筒状部24b
に挿通し、前記押え金具24の鍔部24aに当接の締付
部材20の筒状部20bにより内側ガラス板1b”の締
付強度を規制し、押え金具24の鍔部24aと締付部材
20の締付部20aを介したナット21とで内側ガラス
板1b”を締付挟持すると共に、締付ボルト12’の頭
部12a’と前記締付部材20とで複層ガラス板1”の
穿孔部5a”、5b”を挟持し、前記断面がL字状の押
え金具24と締付ボルト12’のストレートの軸部12
b’との間に、2枚のガラス板穿孔部5a”、5b”の
組立時の中心位置ズレを吸収する調整隙間19”を設け
た複層ガラス板1”の支持構造とすることができる。
【0029】さらにまた、図10においては、別の実施
の形態による複層ガラス板1、およびその支持構造につ
いて示すが、外側ガラス板1a、および内側ガラス板1
bの穿孔部5a、5bを同一径とした前記複層ガラス板
1を用いたガラス板、およびその支持構造を示すもので
ある。
【0030】この場合の組立としては、断面がL字状の
押え金具22は鍔部22aと筒状部22bとからなる
が、鍔部22aと筒状部22bを切り離し可能とし、鍔
部22aを半割にしたものにしておけば、複層ガラス板
1の組立後に鍔部22aと筒状部22bからなる押え金
具22をセットできる。あるいは複層ガラス板1の組立
時に押え金具をセットしておいても良い。
【0031】ここで、複層ガラス板1、1’、1”のそ
れぞれのガラス板1a、1b、1a’、1b’、1
a”、1b”としては強化ガラス板、半強化ガラス板、
未強化ガラス板、あるいはこれらのガラスに飛散防止膜
を貼着したガラス板、または薄膜層をコーティングした
ガラス板、さらにこれらのガラス板を組み合わせてPV
BやEVA等の中間膜、または樹脂注入等で接着した合
わせガラス板とした複層ガラス板であっても良い。
【0032】さらにまた、室内間仕切りとして使用する
こともでき、複層ガラスの持つ断熱効果等が得られ、非
常に簡単な構造で点支持構法(DPG構法、Dot P
oint Grazing)のもつ開放的な空間を形成
できる。
【0033】以上好適な実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考えら
れるものである。緩衝材14a、14b、14c、14
d、および止水用のOリング15a、15bは耐候性の
良いEPDM、ネオプレンゴム、シリコンゴム、バイト
ンゴム、ウレタンゴム等の弾性ゴム材を使用し、シーリ
ング枠材8およびシーリング材4はシリコンゴム、ある
いはブチルゴムとし、四つに分割した分割リング9、カ
ラー16a、16b、筒状部材18はポリカーボネート
等の樹脂材料とし、締付ボルト、ナット、支持金具等の
金物はSUS等の錆びない金属が望ましいが、SS材に
防錆塗料等を施したりメッキしたものでも良い。
【0034】また、環状スペーサー7の枠内に乾燥剤を
設けたものであっても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明は、断熱効果の高い複層ガラスを
点支持金具にて支持するため、複層ガラスによるガラス
スクリーンをサッシレスで形成でき、視認性も向上し、
また大径側の穿孔部内に設けた押え金具と締付ボルトの
軸部間、あるいは前記押え金具とガラス板の穿孔部端面
側に設けた筒状部材との間に、外側ガラス板の穿孔部と
内側ガラス板の穿孔部の組立時の中心位置ズレ分を吸収
する調整隙間を設けたことにより、取付作業性、歩留ま
りも大幅に向上し、さらにガラス板の穿孔部を押え金具
等により締付強度を規制して締付ボルトと、締付部材お
よびナットで複層ガラス板を締付挟持しているため、締
めすぎによる各ガラス板の穿孔部への無理な力がかかる
こともなく、さらにまたガラス板の穿孔部周辺部分を弾
性体である緩衝材を介して締付支持しており、さらに押
え金具とガラス板の穿孔部間もゴム等の緩衝材や弾性材
料からなるため、風荷重や相関変位等によるガラス板の
変形に対しても、前記緩衝材やゴム等の弾性材料の圧縮
変形により吸収できる等その効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である一部を切欠、省略し
た複層ガラス板の縦断面図を示す。
【図2】本発明の別の実施の形態である一部を切欠、省
略した複層ガラス板の縦断面図を示す。
【図3】本発明の実施の形態を説明する一部を切欠、省
略した複層ガラス板の支持構造の縦断面図を示す。
【図4】本発明の別の実施の形態を説明する一部を切
欠、省略した複層ガラス板の支持構造の縦断面図を示
す。
【図5】本発明の別の実施の形態を説明する一部を切
欠、省略した複層ガラス板の支持構造の縦断面図を示
す。
【図6】本発明の別の実施の形態を説明する一部を切
欠、省略した複層ガラス板の支持構造の縦断面図を示
す。
【図7】本発明の別の実施の形態を説明する一部を切
欠、省略した複層ガラス板の支持構造の縦断面図を示
す。
【図8】本発明の別の実施の形態を説明する一部を切
欠、省略した複層ガラス板の支持構造の縦断面図を示
す。
【図9】本発明の別の実施の形態を説明する一部を切
欠、省略した複層ガラス板の支持構造の縦断面図を示
す。
【図10】本発明の別の実施の形態を説明する一部を切
欠、省略した複層ガラス板の支持構造の縦断面図を示
す。
【図11】本発明により形成された複層ガラス板による
ガラススクリーンを示す。
【図12】本発明の複層ガラスの支持構造を説明する支
持金具の斜視図を示す。
【符号の説明】
1、1’、1” 複層ガラス板 1a、1a’、1a” 外側ガラス板 1b、1b’、1b” 内側ガラス板 1c、1c’、1c” 空気層 2 乾燥剤 3 スペーサー枠材 4 シーリング材 7 環状スペーサー 8 シーリング枠材 9 分割リング 12、12’ 締付ボルト 12a、12a’ 頭部 12b、12b’ 大径軸部 12c 小径軸部 12d、12d’ ボルト部 13 締付金具 14a、14b、14c、14d 緩衝材 15a、15b Oリング 16a、16b カラー 17 、17” 押え金具 18、18’、18” 筒状部材 19、19’、19” 板ずれ調整隙間 20、20’ 締付部材 22、23、24 押え金具 40 ガラススクリーン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する2枚のガラス板の外周部をスペー
    サー枠材を介し接着後、シーリング材にて密封する複層
    ガラス板において、2枚のガラス板の四隅コーナー部に
    設けた穿孔部を同心円とし、一方側のガラス板を小径
    孔、他方側のガラス板を大径孔として、その大径側穿孔
    部の周囲でガラス板間に環状スペーサーを接着剤で接着
    させ、該環状スペーサー内周部とガラス板穿孔部間の凹
    部をシール材で充填密封し、さらに筒状の分割リングを
    嵌合挿入させて、穿孔部が大径側のガラス板の穿孔部端
    面と樹脂リングの内面とを面一としたことを特徴とする
    複層ガラス板。
  2. 【請求項2】対向する2枚のガラス板の外周部をスペー
    サー枠材を介し接着後、シーリング材にて密封する複層
    ガラス板において、2枚のガラス板の四隅コーナー部に
    設けた穿孔部を同心円とし、一方側のガラス板側を小径
    孔、他方側ガラス板を大径孔として、その大径側穿孔部
    の周囲でガラス板間に環状スペーサーを接着剤で接着さ
    せ、該環状スペーサー内周部とガラス板穿孔部間の凹部
    をシール材で充填密封し、穿孔部が大径側のガラス板の
    穿孔部端面とシール材とを面一としたことを特徴とする
    複層ガラス板。
  3. 【請求項3】対向する2枚のガラス板の外周部をスペー
    サー枠材を介し接着後、シーリング材にて密封する複層
    ガラス板において、2枚のガラス板の四隅コーナー部に
    設けた穿孔部を同心円とし、各ガラス板の穿孔部の径を
    同一径としたことを特徴とする複層ガラス板。
  4. 【請求項4】前記複層ガラス板のそれぞれのガラス板と
    して強化ガラス板、半強化ガラス板、未強化ガラス板、
    あるいはこれらのガラス板に飛散防止膜を貼着したガラ
    ス板、または薄膜層をコーティングしたガラス板、さら
    にこれらのガラス板を組み合わせて中間膜、樹脂注入等
    で接着した合わせガラス板であることを特徴とした前記
    請求項1乃至3記載の複層ガラス板。
  5. 【請求項5】構造体より請求項1乃至4記載の複層ガラ
    ス板の背面側に突出のロッドに軸着の支持金具により支
    持される複層ガラス板穿孔部の締付金具により、前記複
    層ガラス板の四隅コーナー穿孔部を緩衝材を介して締付
    支持する複層ガラス板の支持構造において、室外側より
    2枚のガラス板の同芯状の穿孔部に挿通の締付ボルト
    と、内側ガラス板の穿孔部の背面側より締付部材を介し
    てナットとで前記締付ボルトと螺合させ、片側のガラス
    板の穿孔部内に設けた押え金具と締付ボルトの軸部間、
    あるいは押え金具と該穿孔部の端部に設けた筒状部材間
    にガラス板穿孔部の中心位置ズレを吸収せしめる調整隙
    間を設けたことを特徴とする複層ガラス板の支持構造。
  6. 【請求項6】外側ガラス板の穿孔部の周辺部両面にリン
    グ状の緩衝材を介し、該穿孔部端面中央部にOリングと
    該Oリングを挟むように一対の筒状カラーを内接させ、
    背面側より挿通の鍔付筒状の押え金具の鍔部と、前面側
    より軸部が大径と小径からなる段付で先端を螺刻した締
    付ボルトを前記筒状カラーに挿通、および鍔付筒状の押
    え金具に遊挿して、大径軸部と鍔部を当接させ、前記締
    付ボルトの頭部と該鍔部とで外側ガラス板を締付挟持す
    ると共に、内側ガラス板の穿孔部端面中央部に内接のO
    リングと該Oリングを挟むようにした一対の筒状カラー
    を前記押え金具の筒状部の外周部で当接し、内側ガラス
    板の穿孔部の裏側に緩衝材を介して締付部材で前記押え
    金具および内側ガラス板を挟持し、締付金具のボルト部
    とナットで螺合させて締付挟持し、締付ボルトの小径軸
    部と押え金具間に、ガラス板穿孔部の中心位置ズレ吸収
    用の調整隙間を設けたことを特徴とする前記請求項5記
    載の複層ガラス板の支持構造。
  7. 【請求項7】外側ガラス板の穿孔部の周辺部両面にリン
    グ状の緩衝材を介し、該穿孔部端面中央部にOリングと
    該Oリングを挟むように一対の筒状カラーを内接させ、
    背面側より挿通の内面に螺刻の締付部材と、前面側より
    軸部が大径で先端部を螺刻した締付ボルトを前記筒状カ
    ラーに挿通し、ボルト部と締付部材とを螺合させ、軸部
    と締付部材を当接させ、前記締付ボルトの頭部と該締付
    部材とで外側ガラス板を締付挟持すると共に、内側ガラ
    ス板の穿孔部端面に筒状部材を当接させ、内側ガラス板
    の穿孔部の裏側に緩衝材を介して締付部材の締付部で内
    側ガラス板を挟持し、締付部材の筒状外周部と筒状部材
    間に、ガラス板穿孔部の中心位置ズレ吸収用の調整隙間
    を設けたことを特徴とする請求項5記載の複層ガラス板
    の支持構造。
  8. 【請求項8】外側ガラス板の穿孔部の周辺部両面にリン
    グ状の緩衝材を介し、該穿孔部端面中央部にOリングと
    該Oリングを挟むように一対の筒状カラーを内接させ、
    背面側より挿通の断面がL字状の鍔付筒状の押え金具の
    鍔部と、前面側より軸部が大径と小径からなる段付で先
    端を螺刻した締付ボルトを前記筒状カラーに挿通し、さ
    らに鍔付筒状の押え金具に挿通して、大径軸部と鍔部を
    当接させ、前記締付ボルトの頭部と該鍔部とで外側ガラ
    ス板を締付挟持すると共に、内側ガラス板の穿孔部端面
    中央部に内接のOリングと該Oリングを挟むようにした
    一対の筒状カラーを筒状部材の外周部で当接し、内側ガ
    ラス板の穿孔部の裏側に緩衝材を介して締付部材で前記
    押え金具および内側ガラス板を挟持し、締付金具のボル
    ト部にナットを螺合させて締付挟持し、前記筒状部材と
    押え金具間に、ガラス板穿孔部の中心位置ズレ吸収用の
    調整隙間を設けたことを特徴とする請求項5記載の複層
    ガラス板の支持構造。
  9. 【請求項9】外側ガラス板の穿孔部の周辺部両面にリン
    グ状の緩衝材を介し、該穿孔部端面中央部にOリングと
    該Oリングを挟むように一対の筒状カラーを内接させ、
    背面側より挿通の断面がT字状の筒状部の外周中央部に
    円盤状部を固着の押え金具の円盤状部と、前面側より軸
    部がストレートで先端部を螺刻した締付ボルトを前記押
    え金具の筒状部に挿通し、締付ボルトの頭部と押え金具
    の円盤状部で外側ガラス板を締付挟持すると共に、内側
    ガラス板の穿孔部端面中央部に内接のOリングと該Oリ
    ングを挟むようにした一対の筒状カラーを筒状部材の外
    周部で当接させ、内側ガラス板の穿孔部の背面側より緩
    衝材を介して締付部材と締付金具で前記押え金具で締付
    強度を規制して複層ガラス板を挟持し、締付金具のボル
    ト部にナットを螺合させて締付挟持し、前記筒状部材と
    前記押え金具の筒状部の内側ガラス板側外周面との間
    に、ガラス板穿孔部の中心位置ズレ吸収用の調整隙間を
    設けたことを特徴とする請求項5記載の複層ガラス板の
    支持構造。
  10. 【請求項10】外側ガラス板の穿孔部を大径、内側ガラ
    ス板の穿孔部を小径とした前記複層ガラス板において、
    外側ガラス板の穿孔部の外側面と、内側ガラス板の穿孔
    部周辺部両面にリング状の緩衝材を設け、内側ガラス板
    の穿孔部端面の中央部にOリングと該Oリングを挟むよ
    うに一対の筒状カラーを内接させ、前面側より断面がT
    字状で筒状部の外周中央部に円盤状部を固着した押え金
    具の筒状部を前記Oリングと筒状カラーに挿通し、外側
    ガラス板の端面中央部に内接のOリングと該Oリングを
    挟むようにした一対の筒状カラーにさらに筒状部材を内
    接させ、前面側より軸部がストレートで先端部を螺刻し
    た締付ボルトを前記押え金具の筒状部に挿通し、押え金
    具の円盤状部と内側ガラス板の穿孔部の背面側より緩衝
    材を介して前記押え金具により締付強度を規制して締付
    部材とナットで内側ガラス板を締付挟持すると共に、締
    付ボルトの頭部と前記断面がT字状の押え金具の円盤状
    部とで外側ガラス板の穿孔部を挟持し、前記筒状部材と
    前記押え金具の筒状部との間に、2枚のガラス板穿孔部
    の中心位置ズレ吸収用の調整隙間を設けたことを特徴と
    する請求項5記載の複層ガラス板の支持構造。
  11. 【請求項11】複層ガラス板の穿孔部内に設けた断面が
    T字状の押え金具を締付ボルトと円盤状の締付部材で挟
    持する構造に代えて、鍔付筒状で断面がL字状の押え金
    具を外側ガラス板の穿孔部内に設け、背面側より筒状部
    を備えた締付部材の筒状部を内側ガラス板内に設けて、
    複層ガラス板を締付挟持し、外側ガラス板の穿孔部内の
    前記筒状部材と前記断面がL字状の押え金具の筒状部の
    外周面との間に、ガラス板穿孔部の中心位置ズレ吸収用
    の調整隙間を設けたことを特徴とする請求項10記載の
    複層ガラス板の支持構造。
  12. 【請求項12】外側ガラス板の穿孔部を大径、内側ガラ
    ス板の穿孔部を小径とした前記複層ガラス板において、
    外側ガラス板の穿孔部の外側面と、内側ガラス板の穿孔
    部周辺部両面にリング状の緩衝材を設け、内側ガラス板
    の穿孔部端面の中央部にOリングと該Oリングを挟むよ
    うに一対の筒状カラーを内接させ、背面側より筒状部を
    備えた締付部材の筒状部を前記一対の筒状カラー内に挿
    通し、外側ガラス板の端面中央部に内接のOリングと該
    Oリングを挟むようにした一対の筒状カラーにさらに断
    面がL字形の筒状の押え金具を内接させ、前面側より軸
    部がストレートで先端部を螺刻した締付ボルトを前記押
    え金具の筒状部に挿通し、前記押え金具の鍔部に当接の
    締付部材の筒状部により内側ガラス板の締付強度を規制
    し、押え金具の鍔部と締付部材の締付部を介したナット
    とで内側ガラス板を締付挟持すると共に、締付ボルトの
    頭部と前記締付部材とで複層ガラス板の穿孔部を挟持
    し、前記断面がL字状の押え金具と締付ボルトのストレ
    ート部との間に、2枚のガラス板穿孔部の中心位置ズレ
    吸収用の調整隙間を設けたことを特徴とする請求項5記
    載の複層ガラス板の支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107953893A (zh) * 2018-01-03 2018-04-24 冯政尧 密封管道高速列车的密封管结构
CN112675441A (zh) * 2020-12-24 2021-04-20 台州市中心医院(台州学院附属医院) 一种可移动放疗用ct装置

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