JPH0910490A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH0910490A
JPH0910490A JP7165066A JP16506695A JPH0910490A JP H0910490 A JPH0910490 A JP H0910490A JP 7165066 A JP7165066 A JP 7165066A JP 16506695 A JP16506695 A JP 16506695A JP H0910490 A JPH0910490 A JP H0910490A
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JP
Japan
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carrier
clothes
drug
lid
antibacterial
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Pending
Application number
JP7165066A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kamisaki
昌芳 上崎
Hiroari Matsui
宏有 松井
Morinori Fukuda
守記 福田
Shunji Imai
俊次 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性
のいずれか1種の性状を有する薬剤を気化させて一般の
衣類や寝装、寝具に抗菌、抗黴、防臭、防虫処理が簡単
にできるようにする。 【構成】 衣類を転動攪拌する回転ドラム1の衣類投入
口を蓋体6により開閉し、この蓋体には抗菌、抗黴、防
臭、防虫の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤
を気化する担持体15を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも抗菌性、抗
黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性状を有する薬
剤を気化させて衣類に抗菌、抗黴、防臭、防虫処理がで
きる衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、衣類乾燥機は、回転ドラム内の衣
類を入れ、衣類を転動撹拌しながら温風を衣類内を通す
ことによって、洗濯などによって湿った衣類を乾燥する
ように構成している。
【0003】近年、このような衣類乾燥機において、殺
菌および殺ダニ機能を有するものがある。これは、乾燥
行程における恒率乾燥時に所定の温度以上を維持するこ
とによる湿熱乾燥によって殺菌および殺ダニ効果を発揮
している。
【0004】一方、抗菌、抗黴、抗ダニ作用を有する薬
剤を吸着処理した衣類が市販されている。この抗菌処理
衣料は、その購入前に抗菌剤によって処理されているも
のであり、洗濯をくり返すとその機械力によって抗菌剤
が洗い落とされ、抗菌効果が徐々に低下するものが多
く、洗濯方法として手洗い表示となっている。さらに市
販の抗菌処理衣料は、シミ状の汚れが付着しても、漂白
剤が抗菌剤を分解するために漂白は禁止事項となってい
る。
【0005】中でも抗菌性を有する天然系植物精油を利
用した抗菌処理衣料では、天然系植物精油が気化するこ
とでその抗菌作用を発揮するものであるから、衣類上の
天然系植物精油は徐々に少なくなる。このことから明ら
かなように、初期性能を長期的に維持することはきわめ
て困難である。このため大変高価なものとなるが、抗菌
剤をマイクロカプセル化し、着用時に摩擦などによる物
理作用によってマイクロカプセルが徐々に壊れ、気化す
る構成としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の殺菌および殺ダ
ニ効果がある衣類乾燥機では、衣類は衛生的に乾燥でき
るが、乾燥を終了した後、タンスなどに収納している期
間中に、または着用中にダニや菌の汚染を受ける。つま
り、せっかく衛生的に乾燥ができても、その状態を継続
的に維持できない一過性の効果である。
【0007】また、市販の抗菌処理衣料では、一般的に
洗濯などをくり返すと、徐々に抗菌作用が低下して行く
という耐久性の問題を有している。抗菌作用を長期にわ
たって発揮するためには、初期に薬剤を大量に吸着させ
ておかなければならないため、抗菌処理衣料を着用した
ときに、有益な皮膚常在菌まで殺菌してしまう恐れがあ
る。また、薬剤として天然系植物精油を利用したものに
ついては、一定期間効果を持続させるために天然系植物
精油をマイクロカプセル化する高度な技術手段がとら
れ、高価な衣料となっている。これらの結果、抗菌衣料
としては、病院内のMRSAを対象とした院内衣料やア
トピー性皮膚炎を対象とした天然系の抗菌剤で抗菌性を
付与したパジャマなどの限られた衣料しか提供されてい
ないという問題がある。
【0008】さらに、小児のアトピ−性皮膚炎などを対
象とした天然系の抗菌剤で抗菌処理した衣類では、成長
の早い小児の成長にあわせて抗菌処理衣類を新しく購入
する必要がある。抗菌剤をスプレ−などによって直接衣
類に振りかけて抗菌作用を発揮する方法も考えられる
が、安全性と効果の点から適量を付着させなければなら
ないが、衣類に必要量だけ均一に抗菌剤を吸着させるこ
とはきわめて困難である。また、抗菌剤を吸い込んだ
り、他のものに抗菌剤をつけてしまったりする危険性も
ある。
【0009】また、高齢化社会を迎えようとしている
が、老人の弱い肌(乾燥肌)や寝たきり老人の増加、そ
して老人ホームなどを背景として、快適で衛生的な衣生
活をするために、抗菌防臭処理した寝装、寝具は期待さ
れるところである。
【0010】本発明は上記の課題を解決するもので、一
般家庭で簡単に一般の衣類や寝装、寝具を効率よく抗菌
処理ができるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この回
転ドラムの衣類投入口を開閉する蓋体を備え、前記蓋体
には抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれか1種
の性状を有する薬剤を気化する薬剤供給手段を設けたこ
とを第1の課題解決手段としている。
【0012】また、上記第1の課題解決手段の薬剤供給
手段は、薬剤を担持した担持体よりなり、この担持体を
着脱自在に装着できるようにしたことを第2の課題解決
手段としている。
【0013】また、上記第1の課題解決手段の薬剤供給
手段は、薬剤を担持した担持体よりなり、この担持体を
蓋体の内面側に設けた担持体装着部に装着したことを第
3の課題解決手段としている。
【0014】また、上記第2または第3の課題解決手段
の担持体は、蓋体内面とほぼ平行に装着したことを第4
の課題解決手段としている。
【0015】また、上記第1から第4の課題解決手段に
加えて、薬剤供給手段を加熱する加熱手段を備え、前記
加熱手段は、担持体と少なくとも一部が重なり合うよう
に設けたことを第5の課題解決手段としている。
【0016】また、上記第1から第5の課題解決手段に
加えて、蓋体の内面に膨出部を形成し、この膨出部に薬
剤供給手段を装着したことを第6の課題解決手段として
いる。
【0017】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
使用者が抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれか
1種の性状を有する薬剤を薬剤供給手段に充填するなど
の作業を行うときは、蓋体を手前に開いた状態で見なが
ら作業できるので簡単に作業を行うことができる。ま
た、薬剤供給手段で揮発拡散した薬剤が回転ドラム内を
循環する空気に含まれてから熱交換ファンに吸い込まれ
るまで衣類が転動攪拌される回転ドラムの中心を通過す
るため、薬剤と衣類との混合が十分になされるので、少
ない薬剤を揮発拡散させても、より多量の薬剤を均一に
衣類に付着させることができる。この結果、回転ドラム
内に投入された衣類表面にむらなく、簡単にかつ安価に
抗菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与することができる。
【0018】また、第2の課題解決手段により、担持体
に予め薬剤を適量担持することにより、処理したい衣類
の量に適した薬剤量を供給することができ、適量の薬剤
を衣類に付着することができ、限度を越した多量の薬剤
が衣類に付着して悪影響を及ぼす恐れがなくなる。使用
者は蓋体を開け、蓋体の内面に設けた担持体装着部の一
端からカバー部内面と、担持体を加熱し担持体に含浸し
た薬剤を気化するための加熱ヒータ面との隙間に、担持
体を挿入するという簡単な操作で担持体を加熱ヒータ面
に確実に装着することができる。また、繰り返しこの抗
菌処理を行う場合にも、使用済みの担持体を一旦引き抜
く操作を行うことなく、新たにな担持体をカバー部に挿
入するするだけで、自動的に使用済みの担持体をカバー
部から押し出し、新たな担持体に入れ換えることでき
る。
【0019】また、第3の課題解決手段により、蓋体の
内面側に担持体装着部に担持体を装着することにより、
使用者は蓋体を開け、蓋体の内面に設けた担持体装着部
に担持体を挿入するという簡単な操作で担持体を装着す
ることができる。また、担持体が転動攪拌される衣類に
当たることによってほぐれなどの不具合を生じることが
少なくなり、また、一部の衣類に多量の薬剤が付着する
のを少なくすることができる。
【0020】また、第4の課題解決手段にり、担持体を
蓋体内面とほぼ平行にセットすることにより、薬剤供給
手段を含めた蓋体の厚みを薄く抑えることができ、乾燥
機本体の奥行を一定としたとき回転ドラム内の奥行を狭
くすることなく、蓋体に担持体を装着することができ
る。
【0021】また、第5の課題解決手段により、担持体
に担持されている薬剤を加熱することにより、薬剤の揮
発拡散を促進できる。さらに、加熱手段は少なくとも一
部が担持体と重なり合う状態であることから、加熱手段
からの熱が瞬時に担持体に担持されているの薬剤に伝わ
るので、短時間で揮発拡散を行うことができる。
【0022】また、第6の課題解決手段により、薬剤供
給手段から揮発拡散した薬剤が衣類に付着する前に、周
囲の蓋体内面に付着するという損失を少なくすることが
できるので、少ない薬剤を揮発拡散させても、より多量
の薬剤を衣類に付着することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3を参
照しながら説明する。
【0024】図1に示すように、回転ドラム1は、乾燥
機本体2内の後面で回転自在に軸支され、前面で円環状
のドラム前支持板3の外周フランジ部で摺動支持され、
モータ4とドラムベルト5によって回転駆動される。蓋
体6は、乾燥機本体2の前面に設けた衣類投入口を開閉
自在に覆っている。ヒータ7は、回転ドラム1内に流入
する乾燥用空気を加熱する。熱交換型ファン8は、回転
ドラム1の後部に回転自在に配設され、モータ4とファ
ンベルト9によって回転駆動され、この熱交換型ファン
8は乾燥機本体2内における加熱循環空気の送風機能を
有し、かつ乾燥機本体2内外の熱交換機能を有してい
る。
【0025】ファンケーシング10は、熱交換型ファン
8の表裏両面から排出される空気の流れの循環経路と冷
却経路を形成している。フィルター11は回転ドラム1
の後面に設け、糸屑などを除去する。乾燥機本体2の後
面は裏板12で覆っている。循環ダクト13は、ファン
ケーシング10の循環側排気をヒータ7に導く通風路を
構成し、この循環ダクト13の一部に排水口14を形成
し、熱交換型ファン8の熱交換作用によって生じた凝縮
水を排出するようにしている。
【0026】担持体15は、薬剤供給手段を構成するも
ので、パルプ材、発泡合成樹脂、金属焼結体などの多孔
質体に、ヒノキチオール、ハッカ油、塩化ベンザルコニ
ウムなどの抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれ
か1種の性状を有する薬剤を適量担持したものであり、
蓋体6の内面に設けた担持体装着部16に着脱自在に装
着している。
【0027】担持体装着部16は、蓋体6の内面に形成
した膨出部17に設けており、図2に示すように、凹状
部18を設け、カバー部19を挟んで両端に開口部2
0、21を構成し、担持体15を蓋体6の内面とほぼ平
行に装着できるようにしている。凹状部18は担持体1
5の挿抜に支障ないような面積を確保している。カバー
部19には、図3に示すように、回転ドラム1に面した
貫通穴22を多数設けている。ヒータ(加熱手段)23
は、PTC素子を内蔵したもので、薬剤を変質させた
り、他の部材に熱変形などの影響を与えない温度に設定
されており、ヒータ支持部材24によって蓋内面部材2
5に固定し、担持体15と少なくとも一部が重なり合う
ように設けている。
【0028】上記構成において動作を説明すると、使用
者は薬剤を予め含浸した担持体15を図2(a)の破線
で示す位置から担持体装着部16の上方開口部20より
ヒータ23とカバー部19で形成された隙間に挿入す
る。この担持体15は、ヒータ23とカバー部19の隙
間で狭持される。この状態で回転ドラム1内に衣類を投
入し、乾燥機本体の運転を開始するとともに、ヒータ2
3に通電し加熱する。
【0029】ヒータ23を加熱することで、面接触して
いる担持体15が加熱され、含浸された薬剤の成分は気
化し、カバー部19の面に設けた貫通穴22を通過して
回転ドラム1内に揮発拡散される。ここで、ヒータ23
により担持体15を加熱する温度は、所定時間(たとえ
ば、20分)内に揮発拡散するのに必要な温度、たとえ
ば、160〜200℃、好ましくは、180〜190℃
である。
【0030】この揮発拡散された薬剤が回転ドラム1内
を循環する空気に含まれてから熱交換型ファン8に吸い
込まれるまで衣類が転動攪拌される回転ドラム1の中心
を通過するため、薬剤と衣類との混合が十分になされる
ので、少ない薬剤を揮発拡散させても、より多量の薬剤
を均一に衣類に付着させることができる。この結果、回
転ドラム1内に投入された衣類表面にむらなく、簡単に
かつ安価に抗菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与すること
ができる。
【0031】この際、担持体15はカバー部19により
覆われており、回転ドラム1内の衣類に直接接触するこ
とはない。したがって、気化する直前の液状の薬剤が衣
類に接触することがなく、薬剤をむらなく蒸気状態にて
衣類に付着することができる。そして、処理後は使用済
みの担持体15はその挿入された状態で放置し、乾燥機
本来の機能である衣類の乾燥を行っても、気化する成分
もなく何等問題は生じない。
【0032】また、担持体装着部16は蓋体6の内面に
設けているので、使用者が担持体15を供給したり、担
持体装着部16を清掃したりする作業が目の前で行える
ため、使い勝手がよいものとなっている。また、担持体
15には予めメーカー製造段階において抗菌性などを有
する薬剤が適量担持されてあり、使用者は液体の薬剤を
扱うというわずらわしさを伴わずに衣類に抗菌機能を付
与することができる。
【0033】また、担持体15は担持体装着部16の中
で蓋体6の内面とほぼ平行に装着しているため、担持体
15とこの担持体15を装着する担持体装着部16を設
けることで奥行き寸法が増えるのを最小限に抑えること
ができる。さらに、ヒータ23により、担持体15に担
持されている薬剤を加熱するので、薬剤の揮発拡散を積
極的に行うことができ、短時間で所定量の薬剤を担持体
15から揮発拡散し尽くすことができる。
【0034】さらに、担持体15より揮発拡散した薬剤
は、加熱された周囲の空気とともに上方に移動するが、
担持体装着部16は、蓋体6の内面に形成した膨出部1
7に設けているため、蓋体6の内面に結露する量を最小
限に押さえることができ、少ない薬剤を揮発拡散させて
も、より多量の薬剤を衣類に付着することができる。
【0035】なお、上記実施例では、担持体15により
薬剤供給手段を構成しているが、抗菌、抗黴、防臭、防
虫の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤を収納
した薬剤ケースを蓋体6に設け、薬剤を揮発拡散するよ
うにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、衣類を転動攪拌
する回転ドラムと、この回転ドラムの衣類投入口を開閉
する蓋体を備え、前記蓋体には抗菌、抗黴、防臭、防虫
の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤を気化す
る薬剤供給手段を設けたから、使用者が抗菌、抗黴、防
臭、防虫の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤
を薬剤供給手段に充填するなどの作業を行うときは、蓋
体を手前に開いた状態で見ながら作業できるので簡単に
作業を行うことができ、また、薬剤供給手段で揮発拡散
した薬剤を回転ドラム内で転動攪拌される衣類に均一に
付着させることができ、この結果、回転ドラム内に投入
された衣類表面にむらなく、簡単にかつ効率よく抗菌、
抗黴、防臭、防虫機能を付与することができる。
【0037】しかも、乾燥を終了した後、箪笥などにし
まったり、着用によって雑菌の汚染を受けないで、その
状態を継続的に維持する性能を衣類に付与することがで
きる。さらに、洗濯などによって抗菌作用が低下しても
再び処理をすれば同じ抗菌性状を付与することができ、
経済的である。また、一度に何枚も投入できる衣類乾燥
機で処理することができ、着替えるための衣類を一括処
理できる。
【0038】また、薬剤供給手段は、薬剤を担持した担
持体よりなり、この担持体を着脱自在に装着できるよう
にしたから、担持体に予め薬剤を適量担持することによ
り、適量の薬剤を衣類に付着することができ、限度を越
した多量の薬剤が衣類に付着して悪影響を及ぼす恐れを
なくすることができる。
【0039】また、薬剤供給手段は、薬剤を担持した担
持体よりなり、この担持体を蓋体の内面側に設けた担持
体装着部に装着したから、担持体が転動攪拌される衣類
に当たることによってほつれなどの不具合を生じること
が少なくなり、また、一部の衣類に多量の薬剤が付着す
るのをなくすることができる。
【0040】また、担持体は、蓋体内面とほぼ平行に装
着したから、薬剤供給手段を含めた蓋体の厚みを薄く抑
えることができ、回転ドラム内の奥行を狭くすることな
く、蓋体に担持体を装着することができる。
【0041】また、薬剤供給手段を加熱する加熱手段を
備え、前記加熱手段は、担持体と少なくとも一部が重な
り合うように設けたから、担持体に担持されている薬剤
を加熱することにより、薬剤の揮発拡散を促進でき、さ
らに、加熱手段は少なくとも一部が担持体と重なり合う
状態であることから、加熱手段からの熱が瞬時に担持体
に担持されているの薬剤に伝わるので、短時間で揮発拡
散を行うことができる。
【0042】また、蓋体の内面に膨出部を形成し、この
膨出部に薬剤供給手段を装着したから、薬剤供給手段か
ら揮発拡散した薬剤が衣類に付着する前に、周囲の蓋体
内面に付着するという損失を少なくすることができ、少
ない薬剤を揮発拡散させても、より多量の薬剤を衣類に
付着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機の断面図
【図2】(a)同衣類乾燥機の担持体装着部の拡大断面
図 (b)同衣類乾燥機の担持体装着部の正面図
【図3】同衣類乾燥機の担持体装着部の斜視図
【符号の説明】
1 回転ドラム 6 蓋体 15 担持体(薬剤供給手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 俊次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この
    回転ドラムの衣類投入口を開閉する蓋体を備え、前記蓋
    体には抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれか1
    種の性状を有する薬剤を気化する薬剤供給手段を設けた
    衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 薬剤供給手段は、薬剤を担持した担持体
    よりなり、この担持体を着脱自在に装着できるようにし
    た請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 薬剤供給手段は、薬剤を担持した担持体
    よりなり、この担持体を蓋体の内面側に設けた担持体装
    着部に装着した請求項1記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 担持体は、蓋体内面とほぼ平行に装着し
    た請求項2または3記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 薬剤供給手段を加熱する加熱手段を備
    え、前記加熱手段は、担持体と少なくとも一部が重なり
    合うように設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 蓋体の内面に膨出部を形成し、この膨出
    部に薬剤供給手段を装着した請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の衣類乾燥機。
JP7165066A 1995-06-30 1995-06-30 衣類乾燥機 Pending JPH0910490A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2110452A1 (en) 2008-04-18 2009-10-21 United Technologies Corporation High strength L12 aluminium alloys

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EP2110452A1 (en) 2008-04-18 2009-10-21 United Technologies Corporation High strength L12 aluminium alloys

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