JPH09104482A - 錠剤等の製品収納用容器 - Google Patents
錠剤等の製品収納用容器Info
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- JPH09104482A JPH09104482A JP8206923A JP20692396A JPH09104482A JP H09104482 A JPH09104482 A JP H09104482A JP 8206923 A JP8206923 A JP 8206923A JP 20692396 A JP20692396 A JP 20692396A JP H09104482 A JPH09104482 A JP H09104482A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/72—Contents-dispensing means
- B65D5/724—Internal fittings facilitating the discharge of contents, e.g. guiding panels, movable bottoms or lifting strips
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C13/00—Details; Accessories
- A45C13/02—Interior fittings; Means, e.g. inserts, for holding and packing articles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65D25/00—Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S206/804—Special receptacle or package with means to lift or draw out content
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 錠剤等の製品を容器から取り出したときに、
この取り出しに対応してその収納容積が減じられるよう
にすることにより、容器内に残った製品が無秩序に移動
しないようにする容器を提供する。 【解決手段】 この容器１は、本体２の口部近傍に一端
部が取り付けられると共に容器の外側からアクセス可能
な他端部５ｂを有するテープ５を内側に備えている。こ
の他端部５ｂを引っ張ることにより、製品Ｐが容器１か
ら取り出される。これと同時に、このテープ５が蓋３と
の間に画定する容器内側の製品収納用容積が、残った製
品Ｐの容積に対応して連続的に減じられ、製品が容器内
で無秩序に移動することが防止される。
この取り出しに対応してその収納容積が減じられるよう
にすることにより、容器内に残った製品が無秩序に移動
しないようにする容器を提供する。 【解決手段】 この容器１は、本体２の口部近傍に一端
部が取り付けられると共に容器の外側からアクセス可能
な他端部５ｂを有するテープ５を内側に備えている。こ
の他端部５ｂを引っ張ることにより、製品Ｐが容器１か
ら取り出される。これと同時に、このテープ５が蓋３と
の間に画定する容器内側の製品収納用容積が、残った製
品Ｐの容積に対応して連続的に減じられ、製品が容器内
で無秩序に移動することが防止される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠剤等の製品を収
納する容器に関する。
納する容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような容器は、例えば、英国特許第
ＧＢ−Ａ−１ ３６５ ０４０号公報に開示されてい
る。
ＧＢ−Ａ−１ ３６５ ０４０号公報に開示されてい
る。
【０００３】このタイプの容器は、通常、透明であるこ
とができる成型されたプラスチック材料や、ボール紙
（厚紙、板紙）等の薄板状材料からなる角柱の小箱形状
に作られる。これらの小箱には、箱内の製品を視認でき
るように窓を取り付けることができるようになってい
る。
とができる成型されたプラスチック材料や、ボール紙
（厚紙、板紙）等の薄板状材料からなる角柱の小箱形状
に作られる。これらの小箱には、箱内の製品を視認でき
るように窓を取り付けることができるようになってい
る。
【０００４】上記製品は、本明細書において、「錠剤
等」と定義することにする。この用語は、経口服用が可
能であるように小さい寸法構成の錠剤、タブレット、ピ
ル、薬入り糖菓や、カプセル等の形状を有するすべての
製品を含む。その製品は、たとえば、食品や、菓子や、
口臭止め（ｂｒｅａｔｈ ｆｒｅｓｈｅｎｅｒｓ）や、
薬品や、他の異なった使用が意図されている製品を含む
ことができる。
等」と定義することにする。この用語は、経口服用が可
能であるように小さい寸法構成の錠剤、タブレット、ピ
ル、薬入り糖菓や、カプセル等の形状を有するすべての
製品を含む。その製品は、たとえば、食品や、菓子や、
口臭止め（ｂｒｅａｔｈ ｆｒｅｓｈｅｎｅｒｓ）や、
薬品や、他の異なった使用が意図されている製品を含む
ことができる。
【０００５】これらの容器の使用において、容器内の製
品を消費する目的で、該製品が順次取り出されたとき、
残りの製品は容器内で無秩序に移動（所謂、「ダンシン
グ」）しようとすることが知見されている。
品を消費する目的で、該製品が順次取り出されたとき、
残りの製品は容器内で無秩序に移動（所謂、「ダンシン
グ」）しようとすることが知見されている。
【０００６】この現象により、少なくとも２つの不都合
が生じている。
が生じている。
【０００７】先ず、第１に、容器内の製品の移動によ
り、（一種のマラカス作用として定義することができ
る）雑音（ノイズ）が生じ易い。この雑音は、迷惑なも
のであったり、少なくとも不愉快なものであったりす
る。
り、（一種のマラカス作用として定義することができ
る）雑音（ノイズ）が生じ易い。この雑音は、迷惑なも
のであったり、少なくとも不愉快なものであったりす
る。
【０００８】第２に、上記製品は、その無秩序な動きに
よって、それらが互いに衝突したり、容器の壁部に衝突
したりすることによって、それらの表面のコーティング
が断片となって失われたりする等の損傷を受ける可能性
がある。この損傷は、歓迎されるべきことではないかも
しれない。というのは、製品が容器から取り出されたと
きに、製品の本来の外形が損なわれていたり、製品が実
際に損傷していたりするからである。たとえば、薬品に
ついて云えば、薬が、服用した者の体内に解放される時
間は、外側コーティングの厚さ及び連続性により決定さ
れるものと見なされている。
よって、それらが互いに衝突したり、容器の壁部に衝突
したりすることによって、それらの表面のコーティング
が断片となって失われたりする等の損傷を受ける可能性
がある。この損傷は、歓迎されるべきことではないかも
しれない。というのは、製品が容器から取り出されたと
きに、製品の本来の外形が損なわれていたり、製品が実
際に損傷していたりするからである。たとえば、薬品に
ついて云えば、薬が、服用した者の体内に解放される時
間は、外側コーティングの厚さ及び連続性により決定さ
れるものと見なされている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき技術的課題は、上記不都合を解消するところの、
錠剤等を収納する容器を提供することである。
すべき技術的課題は、上記不都合を解消するところの、
錠剤等を収納する容器を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記技術的
課題を解決するために、本発明によれば、以下の構成の
容器が提供される。
課題を解決するために、本発明によれば、以下の構成の
容器が提供される。
【００１１】すなわち、この容器は、錠剤等の製品収納
用容器であって、該製品を収納するべく各壁部材によっ
て画定された所定収納容積を有する。この容器は、上記
製品が容器から取り出されるにつれて、製品を収納する
容積が連続的に減じられるように移動できる少なくとも
一つの壁構成部材を備える。
用容器であって、該製品を収納するべく各壁部材によっ
て画定された所定収納容積を有する。この容器は、上記
製品が容器から取り出されるにつれて、製品を収納する
容積が連続的に減じられるように移動できる少なくとも
一つの壁構成部材を備える。
【００１２】本発明は、製品が容器から取り出されたと
きに製品の収納容積を減じるようにしたことを、その要
旨としている。すなわち、これによって、容器内に残っ
た製品が無秩序に移動することができる十分な空間が、
形成されないようになっている。
きに製品の収納容積を減じるようにしたことを、その要
旨としている。すなわち、これによって、容器内に残っ
た製品が無秩序に移動することができる十分な空間が、
形成されないようになっている。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第１，２の実施
形態を図１〜４に従って詳細に説明する。
形態を図１〜４に従って詳細に説明する。
【００１４】先ず、本発明の詳細な説明の導入部に続
き、英国特許第ＧＢ−Ａ−１ ３６５０４０号公報に記
載の角柱形状の箱の形態の容器に対する、２つの実施の
形態において参照符号が付されているところでは、その
形状は、如何なる場合においても、必須なものとして解
釈されてはならない。つまり、この容器は、事実上、例
えば円筒形状等の全く異なった形状を備えることも可能
である。
き、英国特許第ＧＢ−Ａ−１ ３６５０４０号公報に記
載の角柱形状の箱の形態の容器に対する、２つの実施の
形態において参照符号が付されているところでは、その
形状は、如何なる場合においても、必須なものとして解
釈されてはならない。つまり、この容器は、事実上、例
えば円筒形状等の全く異なった形状を備えることも可能
である。
【００１５】同様にして、製品収納容積を連続的に減じ
ることは、該製品収納容積を画定すると共に製品が消費
されるにつれて移動する１つ又はそれ以上の壁部材を備
えることにより達成することが可能である。この移動
は、外部から作用させる積極的動作の手段によって、又
は、自律的に、たとえば（他の実施形態において説明す
るところの）収納容積を変化させる壁部材であってその
弾性に特徴を有する壁部材によって、達成されることが
可能である。上記外部から作用させる積極的動作の手段
としては、たとえば、（以下に記載の第１実施形態にお
いて説明するところの）テープ部材の引き手等が挙げら
れる。
ることは、該製品収納容積を画定すると共に製品が消費
されるにつれて移動する１つ又はそれ以上の壁部材を備
えることにより達成することが可能である。この移動
は、外部から作用させる積極的動作の手段によって、又
は、自律的に、たとえば（他の実施形態において説明す
るところの）収納容積を変化させる壁部材であってその
弾性に特徴を有する壁部材によって、達成されることが
可能である。上記外部から作用させる積極的動作の手段
としては、たとえば、（以下に記載の第１実施形態にお
いて説明するところの）テープ部材の引き手等が挙げら
れる。
【００１６】上記弾性は、壁部材固有の特性であること
ができ、或いは、たとえば、スプリング等の補助部材の
手段によって実現されることができる。上記壁部材又は
各壁部材は、同様にして、（以下に記載する２つの実施
形態に示すように）容器本体に付加された部材であるこ
とができる。上記壁部材又は各壁部材は、或いは、それ
自体、たとえば容器全体をスプリング・タイプに構成す
ることによって移動可能にした容器本体の壁部材の１つ
であることができる。このスプリング・タイプの容器に
ついて、移動可能な底壁には、スプリングが備えられて
おり、これによって、製品が取り出されたときに、該底
壁は、容器の開口方向に連続的に移動する。
ができ、或いは、たとえば、スプリング等の補助部材の
手段によって実現されることができる。上記壁部材又は
各壁部材は、同様にして、（以下に記載する２つの実施
形態に示すように）容器本体に付加された部材であるこ
とができる。上記壁部材又は各壁部材は、或いは、それ
自体、たとえば容器全体をスプリング・タイプに構成す
ることによって移動可能にした容器本体の壁部材の１つ
であることができる。このスプリング・タイプの容器に
ついて、移動可能な底壁には、スプリングが備えられて
おり、これによって、製品が取り出されたときに、該底
壁は、容器の開口方向に連続的に移動する。
【００１７】上記の如く、図１〜４において、参照符号
１は、錠剤等（当該表現については、上記導入部で示し
た用語上の前提が参照されるべきである）の製品を収納
する容器を示している。この容器は、図示される本実施
形態において、細長の透明プラスチック材料からなるビ
ーカー形状の本体によって本質的に形成された角柱の箱
の形状をなしている。透明プラスチック材料の使用によ
り、内部の製品Ｐを視認することができるようになって
いる。
１は、錠剤等（当該表現については、上記導入部で示し
た用語上の前提が参照されるべきである）の製品を収納
する容器を示している。この容器は、図示される本実施
形態において、細長の透明プラスチック材料からなるビ
ーカー形状の本体によって本質的に形成された角柱の箱
の形状をなしている。透明プラスチック材料の使用によ
り、内部の製品Ｐを視認することができるようになって
いる。
【００１８】上記ビーカー形状の本体２の口部は、蓋３
によって閉じられている。該蓋３は、また、たとえば、
（通常は透明ではない）プラスチック材料から形成され
る。この蓋３は、本体２の口部を完全に閉鎖しフラップ
４を備えた一種の角柱のストッパに接続されることがで
きる。このフラップ４は、ピボットにより軸支されてお
り、図２、４に破線で大略的に示す如く開口位置に回動
して、製品Ｐを容器１から取り出すことができる（不図
示の）開口部を開口することができるようになってい
る。
によって閉じられている。該蓋３は、また、たとえば、
（通常は透明ではない）プラスチック材料から形成され
る。この蓋３は、本体２の口部を完全に閉鎖しフラップ
４を備えた一種の角柱のストッパに接続されることがで
きる。このフラップ４は、ピボットにより軸支されてお
り、図２、４に破線で大略的に示す如く開口位置に回動
して、製品Ｐを容器１から取り出すことができる（不図
示の）開口部を開口することができるようになってい
る。
【００１９】上記構成は、当該技術（たとえば、上記英
国特許第ＧＢ−Ａ−１ ３６５ ０４０号公報参照）に
おいて周知となっている技術水準によって実現される。
この基準（標準）は、ここでは記載しない。なぜなら、
それは、本願発明を実施する目的とは関係していないか
らである。
国特許第ＧＢ−Ａ−１ ３６５ ０４０号公報参照）に
おいて周知となっている技術水準によって実現される。
この基準（標準）は、ここでは記載しない。なぜなら、
それは、本願発明を実施する目的とは関係していないか
らである。
【００２０】さらに、上記の如く、角柱の形状を選択す
ることが、絶対に必要な要件であると如何なる見地にお
いても考えるべきではない。当然の事ながら、このこと
は、また、１つ又はそれ以上の部分から形成されること
ができる容器の構成に対しても、また、製品Ｐが容器１
から取り出される方法についても当てはまる。
ることが、絶対に必要な要件であると如何なる見地にお
いても考えるべきではない。当然の事ながら、このこと
は、また、１つ又はそれ以上の部分から形成されること
ができる容器の構成に対しても、また、製品Ｐが容器１
から取り出される方法についても当てはまる。
【００２１】図１，２に示した第１の実施形態におい
て、参照符号５は、付加的な壁部材を構成して製品Ｐを
収容するための容積の境界をなすように本体内に位置し
ている一種のテープ又はバンドを示している。
て、参照符号５は、付加的な壁部材を構成して製品Ｐを
収容するための容積の境界をなすように本体内に位置し
ている一種のテープ又はバンドを示している。
【００２２】図１，２に示した特定の実施形態におい
て、本体２は、ストッパ又は蓋３の反対側に位置するベ
ース又は底壁６と、より小さい１対の側壁７と、より大
きい１対の側壁８とを備えている。各対の側壁は、互い
に、反対側に位置している（対向している）。
て、本体２は、ストッパ又は蓋３の反対側に位置するベ
ース又は底壁６と、より小さい１対の側壁７と、より大
きい１対の側壁８とを備えている。各対の側壁は、互い
に、反対側に位置している（対向している）。
【００２３】上記テープ又はバンド５は、上記したより
小さい側壁７の一つと共通平面にあるヘッドつまり第１
端部５ａが本体２の口部に接続されるように容器（本体
２又は蓋３）に取り付けられた状態で、本体２の内側に
挿入されている。
小さい側壁７の一つと共通平面にあるヘッドつまり第１
端部５ａが本体２の口部に接続されるように容器（本体
２又は蓋３）に取り付けられた状態で、本体２の内側に
挿入されている。
【００２４】容器１のパッケージング時及び／又は充填
時において、テープ５は、従って、第１端部５ａをもっ
て該第１端部５ａが接続されている第１の側壁７に接っ
しめられ、底壁６及び他方の側壁７に沿って延在するよ
うに容器１の内側に位置せしめられる。このテープ５の
一端部５ｂは、容器１の外部からアクセス可能であり、
該一端部５ｂは、（本体２の口部における）容器１の反
対側の側面から外部に延在している。
時において、テープ５は、従って、第１端部５ａをもっ
て該第１端部５ａが接続されている第１の側壁７に接っ
しめられ、底壁６及び他方の側壁７に沿って延在するよ
うに容器１の内側に位置せしめられる。このテープ５の
一端部５ｂは、容器１の外部からアクセス可能であり、
該一端部５ｂは、（本体２の口部における）容器１の反
対側の側面から外部に延在している。
【００２５】このように、容器のパッケージング時、充
填時、又は連続的な使用段階に拘わらず、テープ５は、
本体２の上記口部の両側を結ぶ大略弓状の延在方向に沿
って延在する。
填時、又は連続的な使用段階に拘わらず、テープ５は、
本体２の上記口部の両側を結ぶ大略弓状の延在方向に沿
って延在する。
【００２６】特に、上記テープ５の端部５ｂは、適切な
スロット又はスリット９を蓋３が本体２を閉鎖する領域
に設けることにより、容器１の外部に案内されるように
することができる。このスリット９は、同様にして、蓋
３、又は、本体２、又は、蓋３と本体２との両方に形成
されることができる。
スロット又はスリット９を蓋３が本体２を閉鎖する領域
に設けることにより、容器１の外部に案内されるように
することができる。このスリット９は、同様にして、蓋
３、又は、本体２、又は、蓋３と本体２との両方に形成
されることができる。
【００２７】変形形態として、テープ５の端部５ｂを、
単純に、本体２の端部と蓋３との間に通すようにしても
よい。この場合、本体２と蓋３とは、テープ５が容器１
から連続的に引っ張られるときに本体２と蓋３との間に
過度の摩擦が生じないようなテープのための十分なスペ
ースが形成されるような接続公差をもって形成される。
単純に、本体２の端部と蓋３との間に通すようにしても
よい。この場合、本体２と蓋３とは、テープ５が容器１
から連続的に引っ張られるときに本体２と蓋３との間に
過度の摩擦が生じないようなテープのための十分なスペ
ースが形成されるような接続公差をもって形成される。
【００２８】図２は、製品Ｐが連続的に取り出されるこ
とによりその数が減じられるに伴って、その収納容積
が、テープ５の端部５ｂを引っ張ることによって、如何
にして連続的に減じられることができるかを示してい
る。これは、テープ５の部分が容器１の内側、実際に
は、本体２の内側に延在しており、これにより、テープ
が蓋３に連続的に接近する方向に移動することに基づい
ている。従って、製品の収納容積は、容器内に残ってい
る製品Ｐに対して該製品Ｐが容器１内で無秩序に移動す
るに十分なスペースを残すことなく、連続的に減じられ
る。
とによりその数が減じられるに伴って、その収納容積
が、テープ５の端部５ｂを引っ張ることによって、如何
にして連続的に減じられることができるかを示してい
る。これは、テープ５の部分が容器１の内側、実際に
は、本体２の内側に延在しており、これにより、テープ
が蓋３に連続的に接近する方向に移動することに基づい
ている。従って、製品の収納容積は、容器内に残ってい
る製品Ｐに対して該製品Ｐが容器１内で無秩序に移動す
るに十分なスペースを残すことなく、連続的に減じられ
る。
【００２９】図１，２に示す（課題）解決策において、
製品Ｐは、その分量に係わりなく、常に、その底部が容
器１内に位置するテープの部分によって画定されると共
にその側面が本体２のより大きい側壁８の部分によって
画定される一種の袋内に保持されることになる。ここ
で、製品Ｐは、常に、テープ５と蓋３との間に保持され
る。
製品Ｐは、その分量に係わりなく、常に、その底部が容
器１内に位置するテープの部分によって画定されると共
にその側面が本体２のより大きい側壁８の部分によって
画定される一種の袋内に保持されることになる。ここ
で、製品Ｐは、常に、テープ５と蓋３との間に保持され
る。
【００３０】図１，２に示す実施形態において、上記製
品Ｐを収納する容積は、使用者がテープの端部５ｂを引
っ張ってテープを連続的に引き出して製品を容器１から
取り出すにつれて、連続的に減小する。
品Ｐを収納する容積は、使用者がテープの端部５ｂを引
っ張ってテープを連続的に引き出して製品を容器１から
取り出すにつれて、連続的に減小する。
【００３１】同様の結果は、たとえば、テープ５を弾性
材料から形成すると共にその両端部を本体２の上記口部
に取り付けることによって、得ることが可能である。こ
れは、そのストレスが作用していない状態において、そ
の弾性テープが本体２の口部を横切る方向に延在して、
該弾性テープがより小さい両側壁７を接続することによ
るものである。
材料から形成すると共にその両端部を本体２の上記口部
に取り付けることによって、得ることが可能である。こ
れは、そのストレスが作用していない状態において、そ
の弾性テープが本体２の口部を横切る方向に延在して、
該弾性テープがより小さい両側壁７を接続することによ
るものである。
【００３２】容器１が充填されたとき、上記弾性テープ
又は弾性バンドは、図１に示す如く状態に拡張されてテ
ンションが作用する。テープ又はバンド５の弾性によ
り、テープは、初期収縮状態に復帰しようとする。この
場合、当該復帰により、製品Ｐの収納容積は、図２に示
したのと実質的に同様に、自動的に減少する。
又は弾性バンドは、図１に示す如く状態に拡張されてテ
ンションが作用する。テープ又はバンド５の弾性によ
り、テープは、初期収縮状態に復帰しようとする。この
場合、当該復帰により、製品Ｐの収納容積は、図２に示
したのと実質的に同様に、自動的に減少する。
【００３３】図１，２が示す（課題）解決策は、図２の
１０で大略的に示す如くテープやバンド５に言葉や絵柄
やシンボル等の視覚情報を付することが可能であるた
め、好ましい。この視覚情報は、種々の目的に使用する
ことが可能である。
１０で大略的に示す如くテープやバンド５に言葉や絵柄
やシンボル等の視覚情報を付することが可能であるた
め、好ましい。この視覚情報は、種々の目的に使用する
ことが可能である。
【００３４】それは、たとえば、娯楽（競技、試合、遊
び）目的に用いられることができる。当該目的におい
て、上記視覚情報により、たとえば、（賞品に関係す
る）運まかせの勝負事であることができる勝負事ゲーム
の結果に関する情報が伝えられる。容器１は、従って、
通常、クジ引き（抽選、ｐｕｌｌ ａｎｄ ｗｉｎ）と
して知られているゲーム等に用いられることが可能であ
る。
び）目的に用いられることができる。当該目的におい
て、上記視覚情報により、たとえば、（賞品に関係す
る）運まかせの勝負事であることができる勝負事ゲーム
の結果に関する情報が伝えられる。容器１は、従って、
通常、クジ引き（抽選、ｐｕｌｌ ａｎｄ ｗｉｎ）と
して知られているゲーム等に用いられることが可能であ
る。
【００３５】その情報は、しかしながら、異なった種類
のものであることができる。たとえば、薬品の場合、そ
の情報１０は、製品Ｐの所定服用量に基づいて容器１が
順次空になって行くことに対応するテープ又はバンド５
の引き出し長さに対応させることが可能であり、これに
より、使用者に対して、所定期間内における製品の過度
の服用を表示することができる。
のものであることができる。たとえば、薬品の場合、そ
の情報１０は、製品Ｐの所定服用量に基づいて容器１が
順次空になって行くことに対応するテープ又はバンド５
の引き出し長さに対応させることが可能であり、これに
より、使用者に対して、所定期間内における製品の過度
の服用を表示することができる。
【００３６】図３，４に示す第２の実施形態において、
製品Ｐの容量の連続的減少は、蓋３に取り付けられた２
つの補助的な（ブレード・スプリングやリーフ・スプリ
ングと類似の）弾性を有する壁部材７ａによって達成さ
れるようになっている。該２つの補助的な壁部材７ａ
は、また、同様にして、本体２の口部に取り付けられる
ことができる。２つの補助的な壁部材７ａの端部は、一
般的に本体２の内部を横切って走査するように、互いに
接近する方向に自由に移動する。容器１が製品Ｐ（図３
参照）で充填されているとき、上記壁部材７ａは、より
小さい側壁７に対して付勢されている。製品Ｐが容器１
から取り出されるにつれて、その壁部材７ａの固有の弾
性によって、該壁部材７ａは、互いに接近する方向に移
動すると共に本体２のより大きい側壁８に沿って摺動す
る。その２つの壁部材７ａは、互いに近接する方向に移
動し、製品Ｐの容量を順次減じる。この場合、当該製品
Ｐの容積は、徐々に、顕著なジョウゴ形状になってい
く。この選択（実施形態）によって、製品Ｐが壁部材７
ａの下端部間のスペース内下方に逃げることにより本体
２の空になっている下部内に落下可能である状況を回避
したいという要望が、確実に実現される。
製品Ｐの容量の連続的減少は、蓋３に取り付けられた２
つの補助的な（ブレード・スプリングやリーフ・スプリ
ングと類似の）弾性を有する壁部材７ａによって達成さ
れるようになっている。該２つの補助的な壁部材７ａ
は、また、同様にして、本体２の口部に取り付けられる
ことができる。２つの補助的な壁部材７ａの端部は、一
般的に本体２の内部を横切って走査するように、互いに
接近する方向に自由に移動する。容器１が製品Ｐ（図３
参照）で充填されているとき、上記壁部材７ａは、より
小さい側壁７に対して付勢されている。製品Ｐが容器１
から取り出されるにつれて、その壁部材７ａの固有の弾
性によって、該壁部材７ａは、互いに接近する方向に移
動すると共に本体２のより大きい側壁８に沿って摺動す
る。その２つの壁部材７ａは、互いに近接する方向に移
動し、製品Ｐの容量を順次減じる。この場合、当該製品
Ｐの容積は、徐々に、顕著なジョウゴ形状になってい
く。この選択（実施形態）によって、製品Ｐが壁部材７
ａの下端部間のスペース内下方に逃げることにより本体
２の空になっている下部内に落下可能である状況を回避
したいという要望が、確実に実現される。
【００３７】既に、本記載の導入部分で述べたように、
２つ（又はそれ以上）の補助壁部材７ａの使用は、可能
な例として理解されることができる。本体２内を大略走
査又は横切る方向に移動可能なただ一つの補助壁部材を
用い、対向するより小さい側壁７と蓋３とをもって容積
を順次減少させるようにすることができる。
２つ（又はそれ以上）の補助壁部材７ａの使用は、可能
な例として理解されることができる。本体２内を大略走
査又は横切る方向に移動可能なただ一つの補助壁部材を
用い、対向するより小さい側壁７と蓋３とをもって容積
を順次減少させるようにすることができる。
【００３８】上記一つ又は２つの壁部材は、固有の弾性
により移動させるようにする代わりに、本体２の口部又
は蓋３に対応する位置に設けられる例えばネジリバネ等
のスプリングによって移動させるようにすることが可能
である。この場合、スプリングが設けられる位置は、容
器１に対してその位置が変化しない壁部材７ａの端部が
位置する位置である。
により移動させるようにする代わりに、本体２の口部又
は蓋３に対応する位置に設けられる例えばネジリバネ等
のスプリングによって移動させるようにすることが可能
である。この場合、スプリングが設けられる位置は、容
器１に対してその位置が変化しない壁部材７ａの端部が
位置する位置である。
【００３９】繰り返せば、一般的に、上記壁部材７ａ
は、補助部材としてではなく、連続的に移動可能なより
小さい側壁７の少なくとも一部から夫々構成されること
ができる。
は、補助部材としてではなく、連続的に移動可能なより
小さい側壁７の少なくとも一部から夫々構成されること
ができる。
【００４０】繰り返せば、図示した２つの実施形態の如
く壁構成部材５，７ａを側壁沿いに移動させることによ
って（課題）解決を図る代わりに、底壁６を蓋３方向に
連続的に移動させる、大略注射装置の如く構成される、
手段により、製品Ｐの容積を連続的に減少させて（課
題）解決を図ることも可能である。
く壁構成部材５，７ａを側壁沿いに移動させることによ
って（課題）解決を図る代わりに、底壁６を蓋３方向に
連続的に移動させる、大略注射装置の如く構成される、
手段により、製品Ｐの容積を連続的に減少させて（課
題）解決を図ることも可能である。
【図１】 本発明の第１の実施形態に係る容器の１使用
状態を全体斜視図として示す図である。
状態を全体斜視図として示す図である。
【図２】 図１の容器の１使用状態に連続する使用状態
を全体斜視図として示す図である。
を全体斜視図として示す図である。
【図３】 本発明の第２の実施形態に係る容器の１使用
状態を全体斜視図として示す図である。
状態を全体斜視図として示す図である。
【図４】 図３の容器の１使用状態に連続する使用状態
を全体斜視図として示す図である。
を全体斜視図として示す図である。
１ 容器 ２ 本体 ３ 蓋（ストッパ） ４ フラップ ５ テープ（バンド） ５ａ 第１端部 ５ｂ 端部 ６ 底壁（ベース） ７ より小さい側壁 ７ａ 壁部材 ８ より大きい側壁 ９ スリット（スロット）
Claims (12)
- 【請求項１】 錠剤等の製品収納用容器であって該製品
（Ｐ）を収納するべく各壁部材（６，７，８）によって
画定された所定収納容積を有する容器において、 上記製品（Ｐ）が容器から取り出されるにつれて、製品
（Ｐ）を収納する容積が連続的に減じられるように移動
できる少なくとも一つの壁構成部材（５，７ａ）を備え
たことを特徴とする容器。 - 【請求項２】 上記壁構成部材は、テープ又はバンド
（５）であることを特徴とする請求項１記載の容器。 - 【請求項３】 上記テープ又はバンド（５）は、上記収
納容積の外側からアクセス可能な少なくとも一つの端部
（５ｂ）を備え、 該端部（５ｂ）を引っ張ることによって、上記製品
（Ｐ）を収納する容積を画定するテープ又はバンド
（５）の長さが減じられると共に、該容積が必然的に減
じられるようにしたことを特徴とする請求項２記載の容
器。 - 【請求項４】 上記テープ又はバンド（５）には、上記
端部（５ｂ）を引っ張ることにより露出して視認される
ことができる視覚情報（１０）が表示されたことを特徴
とする請求項３記載の容器。 - 【請求項５】 上記視覚情報（１０）は、運まかせの勝
負事に関するものであることを特徴とする請求項４記載
の容器。 - 【請求項６】 １対の第１対向側壁（７）と、１対の第
２対向側壁（８）とを備えた大略角柱形状を備え、 上記テープ又はバンド（５）は、上記製品（Ｐ）を収納
する大略袋形状の容積を画定するように、第２対向側壁
（８）をもって、第１対向側壁（７）の間に延在するこ
とを特徴とする請求項２〜５のいずれかに記載の容器。 - 【請求項７】 口部を有する大略ビーカー形状の収納本
体（２）を備え、 上記テープ又はバンド（５）は、上記口部の対向面を接
続する大略弓状の延在方向をもって延在することを特徴
とする請求項２〜６のいずれかに記載の容器。 - 【請求項８】 上記壁構成部材（７ａ）は、弾力手段に
よって移動し、これにより、上記製品（Ｐ）を収納する
容積が連続的に減じられるようにしたことを特徴とする
請求項１〜７のいずれかに記載の容器。 - 【請求項９】 上記壁構成部材（７ａ）は、固有の弾性
を備え、 壁構成部材（７ａ）はその性質によって移動し、該壁構
成部材（７ａ）が不変形の静止位置に復帰することによ
り、上記製品（Ｐ）を収納する容積が必然的に減じられ
ることを特徴とする請求項１記載の容器。 - 【請求項１０】 上記壁構成部材（７ａ）は、大略ブレ
ード形状であることを特徴とする請求項１記載の容器。 - 【請求項１１】 上記壁構成部材（７ａ）を２つ備え、 該壁構成部材（７ａ）の間に、上記製品（Ｐ）を収納す
る容積が形成され、 該容積は、壁構成部材（７ａ）が連続的に相互に接近す
ることにより、連続的に減小することを特徴とする請求
項１０記載の容器。 - 【請求項１２】 口部を備えた大略角柱形状をなし、 上記壁構成部材（７ａ）の少なくとも一つは、上記壁部
材（７）の一方の口部近傍に取り付けられたことを特徴
とする請求項１０又は１１記載の容器。
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|---|---|---|---|
| CH02289/95A CH690363A5 (it) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | Contenitore per prodotti quali pastiglie e simili. |
| CH2289/95-3 | 1995-08-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09104482A true JPH09104482A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=4230298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8206923A Pending JPH09104482A (ja) | 1995-08-09 | 1996-08-06 | 錠剤等の製品収納用容器 |
Country Status (17)
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|---|---|
| US (1) | US5819944A (ja) |
| EP (1) | EP0757957B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09104482A (ja) |
| AR (1) | AR003199A1 (ja) |
| AT (1) | ATE197271T1 (ja) |
| AU (1) | AU706600B2 (ja) |
| CA (1) | CA2182139A1 (ja) |
| CH (1) | CH690363A5 (ja) |
| CZ (1) | CZ235796A3 (ja) |
| DE (1) | DE69610803T2 (ja) |
| DK (1) | DK0757957T3 (ja) |
| ES (1) | ES2153062T3 (ja) |
| GR (1) | GR3035154T3 (ja) |
| IL (1) | IL118994A (ja) |
| MX (1) | MX9603166A (ja) |
| PT (1) | PT757957E (ja) |
| SK (1) | SK103196A3 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| RU2498936C1 (ru) * | 2012-05-15 | 2013-11-20 | Общество с ограниченной ответственностью "Австрийская бумага" | Упаковка для изделий в стопке |
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- 1996-07-29 EP EP96112229A patent/EP0757957B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-29 AT AT96112229T patent/ATE197271T1/de not_active IP Right Cessation
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- 1996-07-29 DE DE69610803T patent/DE69610803T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1996-08-06 SK SK1031-96A patent/SK103196A3/sk unknown
- 1996-08-06 JP JP8206923A patent/JPH09104482A/ja active Pending
- 1996-08-06 AR ARP960103892A patent/AR003199A1/es unknown
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