JPH09104359A - 自動車のルーフ構造 - Google Patents
自動車のルーフ構造Info
- Publication number
- JPH09104359A JPH09104359A JP30187295A JP30187295A JPH09104359A JP H09104359 A JPH09104359 A JP H09104359A JP 30187295 A JP30187295 A JP 30187295A JP 30187295 A JP30187295 A JP 30187295A JP H09104359 A JPH09104359 A JP H09104359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealer
- roof panel
- roof
- drip
- spatula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドリップ部のシーラのヘラ仕上げを安定的に
行えるようにすることである。 【解決手段】 フロントルーフパネル1とリヤルーフパ
ネル2とをこれらの端部で重ね合せて、重ね合わせ部で
ドリップ部4を形成し、上側に重ね合せたフロントルー
フパネル1の端縁に沿ってシーラ3を塗布した構造にお
いて、上記ドリップ部4両端の下方に傾斜する部分R
を、シーラ塗布部を除き、終端でルーフ一般面と略同一
面となるように除変させた。
行えるようにすることである。 【解決手段】 フロントルーフパネル1とリヤルーフパ
ネル2とをこれらの端部で重ね合せて、重ね合わせ部で
ドリップ部4を形成し、上側に重ね合せたフロントルー
フパネル1の端縁に沿ってシーラ3を塗布した構造にお
いて、上記ドリップ部4両端の下方に傾斜する部分R
を、シーラ塗布部を除き、終端でルーフ一般面と略同一
面となるように除変させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリップ部を形成
してなる自動車のルーフ構造に関する。
してなる自動車のルーフ構造に関する。
【0002】
【従来技術】近年、バン型車は同車種の中でロングボデ
ータイプやショートボデータイプを製造する等、車種の
多様化に対応してルーフを前後に分割し、一方のルーフ
パネルを共通化することが行われている。上記の分割ル
ーフ構造においては、一方のルーフパネルの端縁に背切
り部を設けてここに他方のルーフパネルの端縁を重ね合
せ、重ね合せ部をスポット溶接して両ルーフパネルを一
体化し、上側に重ねたルーフパネルの端縁に沿って防
水、防錆のためのシーラを塗布している。そして重ね合
せ部両端の下方に傾斜する部分は見栄え上シーラのヘラ
仕上げを行っている。
ータイプやショートボデータイプを製造する等、車種の
多様化に対応してルーフを前後に分割し、一方のルーフ
パネルを共通化することが行われている。上記の分割ル
ーフ構造においては、一方のルーフパネルの端縁に背切
り部を設けてここに他方のルーフパネルの端縁を重ね合
せ、重ね合せ部をスポット溶接して両ルーフパネルを一
体化し、上側に重ねたルーフパネルの端縁に沿って防
水、防錆のためのシーラを塗布している。そして重ね合
せ部両端の下方に傾斜する部分は見栄え上シーラのヘラ
仕上げを行っている。
【0003】図4ないし図6は、上記構造のルーフパネ
ルの重ね合せ部を示す。リヤルーフパネル20の端縁に
は背切り部が設けられ、この背切り部にフロントルーフ
パネル10の端縁が重ね合せられ、重ね合せ部はスポッ
ト溶接されている。また、上記重ね合せ部ではフロント
ルーフパネル10の端縁に沿ってシーラ3が塗布され
る。そして、重ね合せ部両端の下方に傾斜する部分Rは
見栄え上シーラ3のヘラ仕上げを行っている。上記ヘラ
仕上げは図略のゴム製のヘラを用いてその先端を両ルー
フパネル10,20の重ね合せ部に押し当て傾斜部R下
方へ移動させシーラ3の盛上がり部を掻き取ることによ
って行なう。
ルの重ね合せ部を示す。リヤルーフパネル20の端縁に
は背切り部が設けられ、この背切り部にフロントルーフ
パネル10の端縁が重ね合せられ、重ね合せ部はスポッ
ト溶接されている。また、上記重ね合せ部ではフロント
ルーフパネル10の端縁に沿ってシーラ3が塗布され
る。そして、重ね合せ部両端の下方に傾斜する部分Rは
見栄え上シーラ3のヘラ仕上げを行っている。上記ヘラ
仕上げは図略のゴム製のヘラを用いてその先端を両ルー
フパネル10,20の重ね合せ部に押し当て傾斜部R下
方へ移動させシーラ3の盛上がり部を掻き取ることによ
って行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ヘ
ラ仕上げではシーラ3を掻き取り過ぎて、シール性が不
充分となったり、ヘラ仕上げ開始部に段差aを生じるた
め見栄えが悪い。また、手作業で上記ヘラ仕上げを行な
う場合にヘラ仕上げ範囲が安定しないという問題があ
る。
ラ仕上げではシーラ3を掻き取り過ぎて、シール性が不
充分となったり、ヘラ仕上げ開始部に段差aを生じるた
め見栄えが悪い。また、手作業で上記ヘラ仕上げを行な
う場合にヘラ仕上げ範囲が安定しないという問題があ
る。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、シール性や
見栄えを損なうことなく、安定したシーラのヘラ仕上げ
が可能な自動車のルーフ構造を提供することを目的とす
る。
見栄えを損なうことなく、安定したシーラのヘラ仕上げ
が可能な自動車のルーフ構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車のルーフ
構造はフロントルーフパネル1とリヤルーフパネル2と
をこれらの端部で重ね合せて、重ね合せ部でドリップ部
4を形成し、上側に重ね合せたフロントルーフパネル1
の端縁に沿ってシーラ3を塗布した構造であって、上記
ドリップ部4両端の下方に傾斜する部分Rを、シーラ塗
布部を除き、終端でルーフ一般面と略同一面となるよう
に除変させたことを特徴とする。
構造はフロントルーフパネル1とリヤルーフパネル2と
をこれらの端部で重ね合せて、重ね合せ部でドリップ部
4を形成し、上側に重ね合せたフロントルーフパネル1
の端縁に沿ってシーラ3を塗布した構造であって、上記
ドリップ部4両端の下方に傾斜する部分Rを、シーラ塗
布部を除き、終端でルーフ一般面と略同一面となるよう
に除変させたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図3において、フロン
トルーフパネル1とリヤルーフパネル2とをこれらの端
部で重ね合せて、重ね合せ部でドリップ部4を形成し、
上記重ね合せ部はフロントルーフパネル1を上側として
スポット溶接により接合され、該フロントルーフパネル
1の端縁に沿ってシーラ3が塗布される。
トルーフパネル1とリヤルーフパネル2とをこれらの端
部で重ね合せて、重ね合せ部でドリップ部4を形成し、
上記重ね合せ部はフロントルーフパネル1を上側として
スポット溶接により接合され、該フロントルーフパネル
1の端縁に沿ってシーラ3が塗布される。
【0008】本発明では、上記ドリップ部4はその両端
の下方に傾斜する部分Rをシーラ3の塗布部を除き、終
端でルーフ一般面と略同一面となるように除変させてい
る。図2(A),(B),(C)は、それぞれ図1のA
−A,B−B,C−C線に沿うドリップ部4の断面を示
し、ドリップ部4は両端の下方に傾斜する部分Rで、シ
ーラ3の塗布部を除いてその深さh1,h2,h3が下
方に向うに従い浅くなっている。また、これにより上記
ドリップ部4の両端の下方に傾斜する部分Rにはシーラ
溜り用の上方開口の溝5が形成され、上記溝5はその深
さが下方に向うに従いドリップ部4に対し相対的に深く
なっている。
の下方に傾斜する部分Rをシーラ3の塗布部を除き、終
端でルーフ一般面と略同一面となるように除変させてい
る。図2(A),(B),(C)は、それぞれ図1のA
−A,B−B,C−C線に沿うドリップ部4の断面を示
し、ドリップ部4は両端の下方に傾斜する部分Rで、シ
ーラ3の塗布部を除いてその深さh1,h2,h3が下
方に向うに従い浅くなっている。また、これにより上記
ドリップ部4の両端の下方に傾斜する部分Rにはシーラ
溜り用の上方開口の溝5が形成され、上記溝5はその深
さが下方に向うに従いドリップ部4に対し相対的に深く
なっている。
【0009】上記構成により、シーラのヘラ仕上げにお
いてはゴム製のヘラ6を上記ドリップ部4をガイドとし
て下方へ移動させることで、ヘラ仕上げしない部分との
段差を生じることなくシーラ3を安定してヘラ仕上げす
ることができる。
いてはゴム製のヘラ6を上記ドリップ部4をガイドとし
て下方へ移動させることで、ヘラ仕上げしない部分との
段差を生じることなくシーラ3を安定してヘラ仕上げす
ることができる。
【0010】
【発明の効果】上記構成により、ドリップ部両端の下方
に傾斜する部分のヘラ仕上げをシール性や見栄えを損な
うことなく、安定して行うことができる。
に傾斜する部分のヘラ仕上げをシール性や見栄えを損な
うことなく、安定して行うことができる。
【図1】本発明のルーフ構造のドリップ部両端の下方に
傾斜する部分の斜視図である。
傾斜する部分の斜視図である。
【図2】図1におけるA−A,B−B,C−C線に沿う
各断面図である。
各断面図である。
【図3】図1における傾斜部Rのシーラのヘラ仕上げ状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図4】従来の分割ルーフの斜視図である。
【図5】従来ルーフの重ね合せ部を示す斜視図である。
【図6】従来のシーラのヘラ仕上げ部を示す斜視図であ
る。
る。
1…フロントルーフパネル 2…ルヤルーフパネル 3…シーラ 4…ドリップ部 5…溝 R…傾斜部
Claims (1)
- 【請求項1】 フロントルーフパネルとリヤルーフパネ
ルとをこれらの端部で重ね合せて、重ね合せ部でドリッ
プ部を形成し、上側に重ねたルーフパネルの端縁に沿っ
てシーラを塗布した自動車のルーフ構造であって、上記
ドリップ部両端の下方に傾斜する部分を、シーラ塗布部
を除き終端でルーフ一般面と略同一面となるように除変
させたことを特徴とする自動車のルーフ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30187295A JPH09104359A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 自動車のルーフ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30187295A JPH09104359A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 自動車のルーフ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09104359A true JPH09104359A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17902170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30187295A Pending JPH09104359A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 自動車のルーフ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09104359A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012218667A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Mitsubishi Motors Corp | 車体の接合構造 |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP30187295A patent/JPH09104359A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012218667A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Mitsubishi Motors Corp | 車体の接合構造 |
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