JPH0910428A - ゲーム機における景品払出し装置 - Google Patents

ゲーム機における景品払出し装置

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Publication number
JPH0910428A
JPH0910428A JP16087995A JP16087995A JPH0910428A JP H0910428 A JPH0910428 A JP H0910428A JP 16087995 A JP16087995 A JP 16087995A JP 16087995 A JP16087995 A JP 16087995A JP H0910428 A JPH0910428 A JP H0910428A
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JP
Japan
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prize
storage box
box
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premium
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Application number
JP16087995A
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English (en)
Inventor
Teruo Ohira
輝雄 大平
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TAIHEI GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
TAIHEI GIKEN KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH0910428A publication Critical patent/JPH0910428A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アクチュエータの数を減少して構造を簡素化で
きるゲーム機における景品払出し装置を提供すること。 【構成】景品収容ボックス29をボックス連結プレート
24に環状配列して取付け、ボックス連結プレート24
の回転に伴い景品収容ボックス29が各テーブルに対し
て相対移動するように構成した。また、各テーブルと対
応するボディ内には景品収容ボックス29内のカプセル
30を排出する景品排出機構を設けた。入賞時には、ボ
ックス連結プレート24を回転させて入賞ナンバーに対
応する景品収容ボックス29と入賞したテーブルとを対
向させ、そのテーブルに配置された景品排出機構55を
駆動させ、所定の景品Kが払い出されるように構成し
た。これにより、各景品収容ボックス29毎に景品Kを
取り出すアクチュエータを配置する必要がなくなり、部
品点数の減少及び景品払出し装置を簡素化でき大幅にコ
ストの削減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲームセンター等に備
えられるゲーム機に係り、詳しくはゲームを行って入賞
した際に払い出される景品の払出し装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、入賞時に景品が払い出されるゲー
ムとして、例えば、ルーレットゲーム機を挙げることが
できる。このルーレットゲーム機においては、景品展示
室に異なる複数の景品が展示されている。各景品には個
々の景品ナンバーが付与されているとともに、操作パネ
ル上には景品ナンバーと対応する景品ナンバー選択ボタ
ンが設けられている。また、ウイルにも前記景品ナンバ
ーと対応するナンバーが付与されている。
【0003】ゲームを行う際には、プレーヤーは自分の
欲しい景品に付与された景品ナンバーに対応する景品ナ
ンバー選択ボタンを押下する(又は、入賞しそうなナン
バーに対応する景品ナンバー選択ボタンを押下する)。
ウイルが所定時間回転された後、その回転が停止される
と、ウイル上のボールの移動も停止される。そして、そ
のボールの停止位置に付与されたナンバーと、ウイルが
回転する前に押下された景品ナンバー選択ボタンのナン
バーとが一致した際には、そのナンバーと同じ景品ナン
バーの景品が払い出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では次のような問題があった。 (1)各景品は個々の景品収容ボックスに収容されてい
る。各景品収容ボックスにはモータ等のアクチュエータ
が設けられ、入賞時にはこのアクチュエータの駆動に伴
い、景品収容ボックスから景品が排出される。しかし、
アクチュエータは各景品収容ボックス毎に設けられてい
ることから、部品点数が増加し、機構が複雑になるとと
もにゲーム機本体が大型化するという問題があった。
【0005】(2)入賞した際に払い出される景品は、
各プレーヤーの位置と対向する払出し口から払い出され
る。しかし、複数ある景品収容ボックスから所望の景品
を、所定の払出し口まで搬送する構造が非常に複雑であ
ることから、コストが高くなるという問題があった。
【0006】(3)前記各景品収容ボックスはゲーム機
のボディ内に並列に配置されていることから、景品収容
ボックス数の増加に伴いゲーム機が大型化する。そのた
め、景品の種類が少なく、ゲーム性が低いという問題が
あった。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、第1の目的は、アクチュエータの数
を減少して構造を簡素化できるゲーム機における景品払
出し装置を提供することにある。
【0008】第2の目的は、景品収容ボックス数を増加
しても、ゲーム機本体の大幅な大型化を防止し、ゲーム
性の高いゲーム機における景品払出し装置を提供するこ
とにある。
【0009】第3の目的は、払出し口が複数箇所にあっ
ても、簡単な構成で所定の景品を個々の払出し口に払出
しできるゲーム機における景品払出し装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、ボディ内に配置
され、回転手段により積極回転する回転体と、前記回転
体の軸心を中心として環状に配列され、異なる種類の景
品を各種別に収容する複数の景品収容ボックスと、前記
景品収容ボックス内の景品が排出される景品払出し口
と、前記景品払出し口と対応して設けられ、景品収容ボ
ックス内の景品を取り出して前記景品払出し口へ排出す
る景品取出手段とを備えたことをその要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明においては、前記景
品は景品収容ボックス内に縦積陳列状態で収容されてい
ることをその要旨とする。請求項3に記載の発明におい
ては、前記景品収容ボックスの個数と対応して円形を描
くように配置され、景品収容ボックスと同期回転するア
ドレス確認部と、前記各アドレス確認部のうち任意の一
つのアドレス確認部と位置決め対応して設けられ、景品
収容ボックスの回転に伴い前記任意の一つのアドレス確
認部と同期して回動するホームポジション確認部と、前
記各アドレス確認部の回動軌跡に対応して一個だけ設け
られ、各アドレス確認部を検出する毎にアドレス確認信
号を出力するアドレス確認用センサと、前記ホームポジ
ション確認部の回動軌跡に対応して一個だけ設けられ、
ホームポジション確認部を検出した際にホームポジショ
ン確認信号を出力するホームポジション確認用センサ
と、前記各センサからの信号入力タイミングに基づき、
所定の景品が収容されている景品収容ボックスの景品払
出し口に対する相対位置を認識する景品収容ボックス認
識手段とを備えたことをその要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明においては、払出し
予定の複数種の景品を表示する表示部と、ボディ内に配
置され、回転手段により積極回転する回転体と、前記回
転体の軸心を中心として環状に配列され、前記表示部に
表示されている景品を各種別に収容する複数の景品収容
ボックスと、前記表示部に表示されている複数種の景品
の中から、任意の景品を選択する景品選択手段と、前記
景品収容ボックス内の景品が排出される景品払出し口
と、所定の払出し条件が成立した際、前記各景品収容ボ
ックスを回転させ、前記景品選択手段により選択された
景品が収容された景品収容ボックスを、前記景品払出し
口と対応する位置に移動させる回転手段と、前記景品払
出し口と対応して設けられ、景品収容ボックス内の景品
を取り出して前記景品払出し口へ排出する景品取出手段
とからなることをその要旨とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明では、景品収容ボックス
内から所定の景品を払い出す際には、まず、回転手段に
より回転体が回転される。これにより、各景品収容ボッ
クスが同軌跡上を回転移動する。各景品収容ボックスが
回転され、所定の景品を収容する景品収容ボックスと景
品払出し口とが対向されると、景品取出手段により景品
収容ボックス内の景品が取り出され、その取り出された
景品は景品払出し口へと排出される。
【0014】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用に加え、前記各景品収容ボックス内の景
品は縦積陳列状態で収容されていることから、景品収容
ボックスのコンパクト化が図られる。
【0015】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明の作用に加え、前記景品収容ボッ
クスを回転させると、各景品収容ボックスとアドレス確
認部及びホームポジション確認部とが同期して回転す
る。そして、アドレス確認用センサはアドレス確認部を
検出する毎にアドレス確認信号を出力する。そして、景
品収容ボックス認識手段には各センサからの信号が入力
され、景品収容ボックス認識手段はこれらの各信号の入
力タイミングに基づき、所定の景品が収容されている景
品収容ボックスの景品払出し口に対する相対位置を認識
する。
【0016】請求項4に記載の発明では、まず、プレー
ヤーは景品選択手段により表示部に表示されている複数
種の景品の中から、任意の景品を選択する。景品が選択
されると、回転手段により回転体が回転され、選択され
た任意の景品を収容する景品収容ボックスが、景品払出
し口と対応する位置に移動する。その後、景品取出手段
により景品収容ボックス内の景品が景品払出し口へ排出
される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、ボディ11は立
方体状に形成され、上面にはポール12を介して景品展
示部13が設けられている。景品展示部13には景品展
示盤14が景品展示盤回転用モータ(ここでは図示せ
ず)の駆動に伴い、回転可能に支持されている。景品展
示盤14の周面には複数(本実施例では20室)の景品
展示室15が形成されている。各景品展示室15にはマ
スコット人形やミニカー等の異なる種類の景品Kがそれ
ぞれ収容されている。各景品展示室15の正面には透明
のカバー16が設けられ、同カバー16により景品展示
室15が閉鎖されている。各カバー16には景品ナンバ
ーNK(本実施例では「1〜20」)が表示されてい
る。
【0018】前記ボディ11の上面には、景品ナンバー
選択ボタン17及び硬貨挿入口18がそれぞれ4箇所に
設けられている。また、ボディ11の側面には景品払出
し口19が4箇所に設けられている。以下、一組の景品
ナンバー選択ボタン17、硬貨挿入口18及び景品払出
し口19をテーブルという。従って、本実施例ではボデ
ィ11に第1テーブルT1、第2テーブルT2、第3テ
ーブルT3、第4テーブルT4の4つのテーブルが設け
られている。各テーブルT1〜T4に対応するボディ1
1の側面には、ボディ11内の点検及び後述する景品収
容体23に景品Kを補充する際等に開放するドア11a
が設けられている。
【0019】前記ボディ11の上面中央にはウイル20
が設けられている。ウイル20はボディ11に対して回
転しない固定側ウイル20aと、同固定側ウイル20a
に対して回転可能な回転側ウイル20bとから形成され
ている。回転側ウイル20bはボディ11内に設けられ
たウイル回転用モータ(ここでは図示せず)により積極
回転する。回転側ウイル20bには凹状のボール収容部
21が複数形成されている。各ボール収容部21には前
記景品ナンバーNKと対応するナンバー「1」〜「2
0」が同数ずつ付与されている。本実施例では、ボール
収容部21に付与されたナンバーを入賞ナンバーNNと
いう。ウイル20上にはボール22が載置されている。
回転側ウイル20bの回転に伴い、ボール22はウイル
20上を転動する。前記回転側ウイル20bの下面に
は、ボール22がどのボール収容部21に収容されてい
るかを検出するボール位置検出センサ(ここでは図示せ
ず)が設けられている。
【0020】図3及び図4に示すように、前記ボディ1
1内には景品収容体23が配置されている。回転体とし
てのボックス連結プレート24はカムフォロワ25を介
してボディ11に回転可能に支持されている。ボックス
連結プレート24の外周面にはプレート回転用モータ2
6に支持されたゴムローラ27が係合している。プレー
ト回転用モータ26の駆動に伴い、ゴムローラ27を介
してボックス連結プレート24がカムフォロワ25上を
回転する。前記ボックス連結プレート24の下面には、
前記景品展示室15と同数の景品収容ボックス29が、
ボックス連結プレート24の回転軸線を中心として放射
状に20室取付固定されている。
【0021】図3〜図5に示すように、各景品収容ボッ
クス29は縦長の箱状に形成され、その内部には景品K
を収容したカプセル30が縦積陳列状態で複数個収容さ
れている。各景品収容ボックス29にはボックスナンバ
ーNBが付与されている。同ボックスナンバーNBは前
記景品ナンバーNKと対応しており、「1」〜「20」
まで付与されている。例えば、「1」の景品ナンバーN
Kが付与されている景品展示室15内の景品と、「1」
のボックスナンバーNBが付与されている景品収容ボッ
クス29の景品Kとは同じ物である。
【0022】図2〜図4に示すように、前記景品収容ボ
ックス29の外方面には開口部31が形成されている。
開口部31は、その開口幅のほぼ半分の扉体32により
一部開閉可能に閉鎖されている。前記扉体32はスプリ
ング付ヒンジ33により景品収容ボックス29に開閉可
能に支持されているとともに、常時開口部31を閉鎖す
る方向に付勢されている。景品収容ボックス29に景品
Kを補充する際、ボディ11のドア11aを開放し、ス
プリング付ヒンジ33の弾性力に抗して扉体32を開放
して行う。各景品収容ボックス29の底面にはボックス
連結プレート24の回転軸線に対して放射状に切り欠か
れた切欠部34がそれぞれ形成されている。また、景品
収容ボックス29の下部内方面には、前記カプセル30
よりも幅広のカプセル排出口35が形成されている。さ
らに、景品収容ボックス29の下部側面及び底面には景
品検出用切欠孔36が形成されている。景品検出用切欠
孔36の回転軌跡上におけるボディ11の部位には、景
品収容ボックス29内の景品Kの有無を検出する景品ス
トック検出スイッチ56が装着されている。
【0023】前記各テーブルT1〜T4と対応するボデ
ィ11内には、景品取出手段としての景品排出機構55
がそれぞれ配置されている。景品排出機構55を構成す
るプッシャ用モータ37には駆動プーリ38が支持され
ている。同駆動プーリ38と対向する部位には従動プー
リ39が配置され、両プーリ38,39間にはベルト4
0が巻回されている。各ベルト40にはプッシャ41が
それぞれ支持され、同プッシャ41はプッシャ用モータ
37の駆動に伴い、前記景品収容ボックス29の切欠部
34を通過してボックス連結プレート24の回転軸線側
(図5において反時計方向(同図の矢印方向)へ移動す
る。なお、前記景品払出し口19とカプセル排出口35
との間は図示しない通路により連結されている。景品収
容ボックス29から排出されたカプセル30は、前記通
路を転がって景品払出し口19へと移動する。
【0024】図2及び図3に示すように、前記ボックス
連結プレート24の上方には、同ボックス連結プレート
24と一体回転する環状のアドレス確認プレート42が
連結されている。アドレス確認プレート42には、前記
各景品収容ボックス29と個数対応した20個のアドレ
ス確認用孔43が回転軸線を中心として円形を描くよう
に透設されている。各アドレス確認用孔43は前記各景
品収容ボックス29と個別対応する関係にあり、それら
の対応関係、すなわち、どのアドレス確認用孔43がど
の景品収容ボックス29に対応しているかは後述するコ
ントローラに予め記憶設定されている。また、各アドレ
ス確認用孔43のうち予め設定した一つの確認用孔(以
下、「起点アドレス確認用孔」という)43の内側に
は、同孔43とアドレス確認プレート42の回転軸線と
を結ぶ線上にホームポジション確認用孔44が透設され
ている。そして、どのアドレス確認用孔43が起点アド
レス確認用孔43になっているかもコントローラに予め
記憶設定されている。
【0025】図3に示すように、ボディ11の内部にお
いてアドレス確認プレート42の周縁部付近には断面コ
字状をなすセンサ支持ブラケット45がその上下両片4
5a,45bにより前記アドレス確認プレート42を上
下から挟むようにして配置されている。センサ取付ブラ
ケット45の両片45a,45bの対向面にはアドレス
確認用センサ46とホームポジション用センサ47とが
取付けられている。前記両センサ46,47はそれぞれ
一対の投・受光器46a,46b,47a,47bから
なり、前記アドレス確認用孔43とホームポジション確
認用孔44の各回動軌跡をそれぞれ上下から挟むように
配置されている。アドレス確認用センサ46の受光器4
6bはアドレス確認用孔43を介して投光器46aから
の光を受光する毎にアドレス確認信号を出力する。ま
た、ホームポジション確認用センサ47の受光器47b
はホームポジション確認用孔44を介して投光器47b
からの光を受光した際にホームポジション確認信号を出
力する。
【0026】次に、ルーレットゲーム機の電気的構成を
図6のブロック図に基づいて説明する。各種機器を駆動
制御するコントローラCにはI/Oインターフェース4
9を介して各テーブルT1〜T4の景品ナンバー選択ボ
タン17が接続されている。景品ナンバー選択ボタン1
7はプレーヤーによりオンされた際に、コントローラC
にオン信号を出力する。コントローラCは景品ナンバー
選択ボタン17からオン信号を入力した際、そのオン信
号がどのテーブルT1〜T4から出力されたものかを識
別するとともに、そのオン信号が何番の景品ナンバー選
択ボタン17から出力されたものかを識別する。
【0027】また、コントローラCにはI/Oインター
フェース49を介してボール位置検出センサ50が接続
されている。ボール位置検出センサ50はボール22が
回転側ウイル20aのどのボール収容部21に収容され
ているのかを検出し、その旨をコントローラCに出力す
る。コントローラCはボール位置検出センサ50からの
出力信号に基づき、ボール22が収容されているボール
収容部21の入賞ナンバーNNを識別する。
【0028】また、コントローラCにはI/Oインター
フェース49を介してアドレス確認用センサ46及びホ
ームポジション確認用センサ47が接続されている。コ
ントローラCは両センサ46,47からの出力信号に基
づき、各テーブルT1〜T4と景品収容ボックス29と
の相対位置を判別する。
【0029】また、コントローラCにはI/Oインター
フェース49を介して景品展示盤回転用モータ51が接
続され、コントローラCは電源の投入に伴い景品展示盤
回転用モータ51を駆動する。また、コントローラCに
はI/Oインターフェース49を介してウイル回転用モ
ータ48が接続されている。コントローラCはゲームの
開始に伴い、所定時間だけウイル回転用モータ48を駆
動させ、回転側ウイル20bを回転させる。
【0030】また、コントローラCにはI/Oインター
フェース49を介してプレート回転用モータ26が接続
され、コントローラCはプレート回転用モータ26を駆
動させてボックス連結用プレート24及びアドレス確認
プレート42を回転させる。また、コントローラCには
I/Oインターフェース49を介して各テーブルT1〜
T4のプッシャ用モータ37が接続されている。コント
ローラCは入賞したテーブルT1〜T4に対応するプッ
シャ用モータ37を駆動させる。
【0031】次に、上記のように構成されたルーレット
ゲーム機の作用を説明する。図7は本実施例におけるコ
ントローラCによって実行される制御の処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【0032】まず、ステップ101において、所定料金
分の硬貨が投入された旨を確認すると、ステップ10
2,103に移行し、所定時間内に硬貨が投入されたテ
ーブルT1〜T4に対応する景品ナンバー選択ボタン1
7がオン(選択)されたか否かを判別する。ここで選択
できる景品ナンバーは、所定時間内であれば投入した硬
貨の金額に応じて、複数のナンバーを選択することがで
きる。ステップ103において所定時間が経過した場合
には、ステップ104に移行する。ステップ104,1
05においてウイル回転用モータ48を駆動させ、回転
側ウイル20bを回転させる。そして、106におい
て、ボール位置検出センサ50からの出力信号に基づ
き、ボール22の入賞ナンバーNNを識別した後、ステ
ップ107においてウイル回転用モータ48の駆動を停
止させる。
【0033】次のステップ108においては、入賞ナン
バーNNと景品ナンバーNKとが一致する入賞テーブル
T1〜T4が存在するか否かを判別する。ここで、入賞
したテーブルT1〜T4が存在しないと判別した場合に
は、それ以降の処理を一旦終了する。一方、入賞したテ
ーブルT1〜T4が存在すると判別した場合には、ステ
ップ109に移行する。
【0034】ステップ109においては、プレート回転
用モータ26を駆動させるとともに、ホームポジション
確認用センサ47及びアドレス確認用センサ46からの
出力信号に基づき、入賞ナンバーNN(景品ナンバーN
K)と同ナンバーのボックスナンバーNBが付与された
景品収容ボックス29を、入賞したテーブルT1〜T4
に移動させる。ステップ110においては、景品ストッ
ク検出スイッチ56がオンか否かを判別し、オンの場合
には次のステップ111に移行する。一方、景品ストッ
ク検出スイッチ56がオフの場合には、エラーとなって
それ移行の動作を一旦終了する。
【0035】ステップ111においては、入賞したテー
ブルT1〜T4のプッシャ用モータ37を駆動させ、景
品収容ボックス29からカプセル30を排出する。次の
ステップ112においては、入賞した全テーブルT1〜
T4の払出しが完了したか否かを確認し、未だ全テーブ
ルT1〜T4の払出しが完了していない場合にはステッ
プ109にジャンプし、それ以降の処理を繰り返す。一
方、入賞した全テーブルT1〜T4の払出しが完了した
際には、以降の処理を終了する。
【0036】上記のように、本実施例のルーレットゲー
ム機によれば、まず、プレーヤーは硬貨投入口18から
硬貨を投入する。そして、プレーヤーは回転する景品展
示室15を見ながら意中の景品Kに付与された景品ナン
バーNKと同ナンバーの景品ナンバー選択ボタン17を
押す(又は、今回のゲームで入賞しそうな入賞ナンバー
NNを予想し、その入賞ナンバーNNと同ナンバーの景
品ナンバー選択ボタン17を押す)。そして、ウイル2
0が回転・停止されると、ボール22がいずれかのボー
ル収容部21に収容される。このとき、ボール22が収
容されたボール収容部21の入賞ナンバーNNと、選択
された景品ナンバー選択ボタン17の数字とが一致する
と景品収容体23が回転され、入賞したテーブルT1〜
T4と、入賞ナンバーNN(景品ナンバー選択ボタン1
7により選択された景品ナンバーKN)と同ナンバーの
ボックスナンバーNBが付与されている景品収容ボック
ス29とが対向する。
【0037】その後、入賞したテーブルT1〜T4のプ
ッシャ用モータ37が駆動され、プッシャ41により景
品収容ボックス29内の最下段に収容されているカプセ
ル30が外部に押し出される。そして、その押し出され
たカプセル30が入賞したテーブルT1〜T4の景品払
出し口19へ払い出される。最下段のカプセル30が排
出された後、その上段に載置されていたカプセル30が
自重により落下し、次回入賞時に払い出されるカプセル
30として待機する。
【0038】本実施例では、上記のようにルーレットゲ
ーム機を構成したことにより次のような効果を得ること
ができる。 (1)入賞時に獲得できる景品Kの種類が20種類と非
常に豊富であることから、ゲーム性を大幅に向上でき
る。
【0039】(2)ボックス11の4位置にテーブルT
1〜T4を設け、4人同時にプレーが可能であることか
ら、よりゲーム性を向上できる。 (3)景品払出し口19が、それぞれのテーブルに設け
られていることから入賞時においても景品Kの取り出し
が容易である。
【0040】(4)景品展示室15を有する景品展示盤
14は回転することから、どのテーブルT1〜T4位置
からでも全景品展示室15内の景品Kを確認することが
できる。
【0041】(5)景品Kが収容される景品収容ボック
ス29を、ボックス連結プレート24に環状配列して取
付け、ボックス連結プレート24の回転に伴い景品収容
ボックス29が各テーブルT1〜T4(ボディ11)に
対して相対移動するように構成した。また、各テーブル
T1〜T4と対応するボディ11内には景品収容ボック
ス29内のカプセル30を排出する景品排出機構55を
設けた。そして、入賞時には、ボックス連結プレート2
4を回転させて入賞ナンバーNNに対応する景品収容ボ
ックス29と入賞したテーブルT1〜T4とを対向さ
せ、そのテーブルT1〜T4に配置された景品排出機構
55を駆動させ、所定の景品Kが払い出されるように構
成した。
【0042】このように、本実施例では従来とは異な
り、各景品収容ボックス29毎に景品Kを取り出すアク
チュエータを配置する必要がない。その結果、部品点数
の減少及び景品払出し装置を簡素化でき大幅にコストの
削減を図ることができる。また、簡単な構造で異なる景
品Kを各々の景品払出し口19に払い分けることができ
る。
【0043】(6)各景品収容ボックス29を環状に配
置したことにより、ボディ11の大型化を防止すること
ができる。また、複数の種類の景品Kを収容することが
できることから、景品Kの選択及び入賞ナンバーNNの
予想が拡張されてよりゲーム性を向上することができ
る。
【0044】(7)アドレス確認プレート42と2組の
センサ46,47という簡単な構成で、各テーブルT1
〜T4に対する景品収容ボックス29の相対位置を容易
に検出することができ、ここでもコストの削減に貢献で
きる。
【0045】(8)景品Kを専用のカプセル30に収容
したとともに、同カプセル30を景品収容ボックス29
に縦積陳列して収容した。そして、プッシャ41により
最下段のカプセル30を押し出すように構成した。これ
により、最下段のカプセル30が景品収容ボックス29
から排出されてもその上段に積層されているカプセル3
0が順次自重で落下する。これにより、景品排出機構5
5を上下方向に移動させることなく、カプセル30の排
出を容易に行うことができる。また、景品収容ボックス
29への景品Kの収容効率を向上できるとともに、景品
収容ボックス29のコンパクト化を図ることができる。
【0046】なお、本発明は次のように構成することも
できる。 (1)本発明を、ルーレットゲーム機以外のゲーム機
(ビンゴゲームやスマートボール等)の景品払出し装置
に具体化してもよい。
【0047】(2)テーブルT1〜T4の数を適宜変更
して具体化すること。 (3)景品展示室15の数を適宜変更して具体化するこ
と。 (4)景品収容ボックス29と景品展示室15との数を
必ずしも一致させて具体化しなくてもよい。例えば、一
種類の景品Kを2つの景品収容ボックス29に亘って収
容して本発明を具体化してもよい。
【0048】(5)景品取出手段としての景品排出機構
55は、ベルト40に支持されたプッシャ41をプッシ
ャ用モータ37の駆動により移動させ、プッシャ41に
よりカプセル30を押し出して取り出す構成とした。こ
れに対し、ソレノイドやシリンダ等の直線運動を行うア
クチュエータにプッシャ41を取付けた景品取出手段で
構成してもよい。
【0049】(6)景品収容ボックス29内のカプセル
(景品K)30の有無を検出する景品ストック検出スイ
ッチ56はマイクロスイッチを使用したが、光センサや
その他のセンサ等を使用してカプセル30の有無を検出
するようにしてもよい。
【0050】以上の各実施例から把握される請求項以外
の技術的思想について、その効果とともに以下に記載す
る。 (1)請求項1〜請求項4のいずれかに記載のゲーム機
の景品排出装置において、前記景品払出し口は複数部位
に設けられているゲーム機における景品払出し装置。
【0051】この構成によれば、複数位置から景品の払
出しを行うことができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、各景品
収容ボックスを環状に配置したことにより、ボディの幅
を小さくできる。また、回転体の回転に伴い、各景品収
容ボックスが回転するように構成したとともに、景品払
出し口と対応する部位に景品取出手段を設けたことによ
り、各景品収容ボックス毎に景品を取り出すアクチュエ
ータ等を設ける必要がない。その結果、部品点数を減少
及び構造を簡素化でき、延いてはコストの低減を図るこ
とができる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、景品収容ボックスへの景品
の収容効率を向上できるとともに、景品収容ボックスの
コンパクト化を図ることができる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加え、各景品収容ボ
ックス毎にセンサを設けることなく、景品払出し口に対
する各景品収容ボックスの位置を認識することができる
ので、部品点数の減少を図ることができる。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、景品は複
数種用意されていることから、ゲーム性を向上できる。
また、景品を収容する各景品収容ボックスは環状に配置
されていることから、ボディの幅を小さくできる。ま
た、回転体の回転に伴い、各景品収容ボックスを回転す
るように構成し、景品払出し口と対応する部位に景品取
出手段を設けたことにより、各景品収容ボックス毎に景
品を取り出すアクチュエータ等を設ける必要がない。そ
の結果、部品点数を減少及び構造を簡素化でき、延いて
はコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるルーレットゲーム機の斜視図。
【図2】景品収容体の斜視図。
【図3】景品収容体の正面図。
【図4】景品収容ボックス及び景品排出機構の斜視図。
【図5】景品収容ボックス及び景品排出機構の側面図。
【図6】ルーレットゲーム機の電気的構成を示すブロッ
ク図。
【図7】コントローラの作用を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…ボディ、13…表示部としての景品展示部、17
…景品選択手段としての景品ナンバー選択ボタン、19
…景品払出し口、24…回転体としてのボックス連結プ
レート、26…回転手段としてのプレート回転用モー
タ、29…景品収容ボックス、30…収納体としてのカ
プセル、42…アドレス確認部としてのアドレス確認
孔、44…ホームポジション確認部としてのホームポジ
ション確認用孔、46…アドレス確認用センサ、47…
ホームポジション確認用センサ、55…景品取出手段と
しての景品排出機構、C…景品収容ボックス認識手段と
してのコントローラ、K…景品。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ内に配置され、回転手段により積
    極回転する回転体と、 前記回転体の軸心を中心として環状に配列され、異なる
    種類の景品を各種別に収容する複数の景品収容ボックス
    と、 前記景品収容ボックス内の景品が排出される景品払出し
    口と、 前記景品払出し口と対応して設けられ、景品収容ボック
    ス内の景品を取り出して前記景品払出し口へ排出する景
    品取出手段とを備えたゲーム機における景品払出し装
    置。
  2. 【請求項2】 前記景品は景品収容ボックス内に縦積陳
    列状態で収容されている請求項1に記載のゲーム機にお
    ける景品払出し装置。
  3. 【請求項3】 前記景品収容ボックスの個数と対応して
    円形を描くように配置され、景品収容ボックスと同期回
    転するアドレス確認部と、 前記各アドレス確認部のうち任意の一つのアドレス確認
    部と位置決め対応して設けられ、景品収容ボックスの回
    転に伴い前記任意の一つのアドレス確認部と同期して回
    動するホームポジション確認部と、 前記各アドレス確認部の回動軌跡に対応して一個だけ設
    けられ、各アドレス確認部を検出する毎にアドレス確認
    信号を出力するアドレス確認用センサと、 前記ホームポジション確認部の回動軌跡に対応して一個
    だけ設けられ、ホームポジション確認部を検出した際に
    ホームポジション確認信号を出力するホームポジション
    確認用センサと、 前記各センサからの信号入力タイミングに基づき、所定
    の景品が収容されている景品収容ボックスの景品払出し
    口に対する相対位置を認識する景品収容ボックス認識手
    段とを備えた請求項1又は請求項2に記載のゲーム機に
    おける景品払出し装置。
  4. 【請求項4】 払出し予定の複数種の景品を表示する表
    示部と、 ボディ内に配置され、回転手段により積極回転する回転
    体と、 前記回転体の軸心を中心として環状に配列され、前記表
    示部に表示されている景品を各種別に収容する複数の景
    品収容ボックスと、 前記表示部に表示されている複数種の景品の中から、任
    意の景品を選択する景品選択手段と、 前記景品収容ボックス内の景品が排出される景品払出し
    口と、 所定の払出し条件が成立した際、前記各景品収容ボック
    スを回転させ、前記景品選択手段により選択された景品
    が収容された景品収容ボックスを、前記景品払出し口と
    対応する位置に移動させる回転手段と、 前記景品払出し口と対応して設けられ、景品収容ボック
    ス内の景品を取り出して前記景品払出し口へ排出する景
    品取出手段とからなるゲーム機における景品払出し装
    置。
JP16087995A 1995-06-27 1995-06-27 ゲーム機における景品払出し装置 Pending JPH0910428A (ja)

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JP (1) JPH0910428A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179158A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Copcom Co Ltd 物品払い出し装置およびこれを備えたゲーム機
WO2021149439A1 (ja) * 2020-01-23 2021-07-29 株式会社マーベラス 配出機構およびゲーム装置

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JP2007179158A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Copcom Co Ltd 物品払い出し装置およびこれを備えたゲーム機
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