JPH09103086A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JPH09103086A
JPH09103086A JP8201621A JP20162196A JPH09103086A JP H09103086 A JPH09103086 A JP H09103086A JP 8201621 A JP8201621 A JP 8201621A JP 20162196 A JP20162196 A JP 20162196A JP H09103086 A JPH09103086 A JP H09103086A
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Hiromitsu Nakano
博充 中野
Kenichi Kishimoto
憲一 岸本
Tomohiro Inoue
智寛 井上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い速度範囲において高分解能で高い精度の
回転位置制御が可能なモータ制御装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 モータ1の回転位置に応じて互いに位相
の異なる第1及び第2の信号を出力する回転検出器2
と、前記第1及び第2の信号の1周期より細かい回転位
置を検出する内挿処理回路4を含む位置検出器52とを
備え、位置検出回路52の出力する回転位置信号を、前
記モータの目標位置を示す基準位置信号と比較し、その
位置誤差が最小になるように帰還をかけることにより、
前記モータ1の回転位置を制御するように構成したこと
を特徴とするモータ制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ制御装置、
とくに、高分解能の位置制御および速度制御を可能にし
たモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やプリンタ等のOA機器
は、デジタル化、精細化、カラー化が進んでおり、それ
に伴いこれらの機器に使用されるモータには、高分解
能、高精度の回転位置制御が可能で、かつ広い回転速度
範囲で高精度の速度制御ができるものが要求されつつあ
る。以下に図面を参照しながら、従来のモータ制御装置
の1例について説明する。
【0003】従来例としては、例えば特公昭63−10
668号公報に記載されたものがある。図14はこの従
来のモータ制御装置の概略回路構成図である。図14に
おいて、31はモータであり、32はモータ31の回転
速度に応じた信号を出力する速度発電機である。33は
速度発電機32の出力信号が入力され、モータ31の回
転速度に応じた周期の回転速度信号を出力するFG信号
発生回路(周波数信号発生回路)である。この回転速度
信号は、速度制御回路34にて基準信号発生回路により
発生する基準速度信号と比較され、その速度誤差信号が
D/Aコンバータ35を介して駆動回路36に供給され
ることにより、上記モータ31の回転速度が一定に制御
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のモータ制御装置においては、次のような問
題点があった。即ち、図14に示したような従来のモー
タ制御装置では、低速回転時に速度発電機32の出力信
号の周波数も減少するため安定した速度制御が困難とな
ることがしばしばあり、また、停止時のモータ回転位置
制御は不可能であった。
【0005】なお、従来回転位置制御が可能なモータと
しては、ステッピングモータがあるが、周知のように特
に低速で回転させた場合には、回転むらが顕著となるた
め、低回転むらの回転制御を必要とする場合には、大き
な慣性を有するフライホイールを付加する等の必要性が
あった。また、ステッピングモータの場合には、停止位
置を保持するために、駆動コイルに或る程度大きな駆動
電流を流し続けなければならず、発熱や消費電力の点か
らも課題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、広い速度範
囲において高分解能で高い精度の回転位置制御が可能な
モータ制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ制御装置
は、モータの回転位置に応じて互いに位相の異なる第1
及び第2の信号を出力する回転検出器と、前記第1及び
第2の信号の1周期より細かい回転位置を検出する内挿
処理回路を含む位置検出回路とを備え、前記位置検出回
路の出力する回転位置信号を、前記モータの目標位置を
示す基準位置信号と比較し、その位置誤差が最小になる
ように帰還をかけることにより、前記モータの回転位置
を制御するように構成したことを特徴とし、位置検出回
路からの信号を回転位置信号とし、第1、第2の信号の
1周期を細分割した回転位置信号と基準位置信号との位
置誤差に基づいてモータを制御するので、高分解能、高
精度の回転位置制御を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために、本願
第1の発明のモータ制御装置は、モータの回転位置に応
じて互いに位相の異なる第1及び第2の信号を出力する
回転検出器と、前記第1及び第2の信号の1周期より細
かい回転位置を検出する内挿処理回路を含む位置検出回
路とを備え、前記位置検出回路の出力する回転位置信号
を基準位置信号と比較し、その位置誤差が最小になるよ
うに帰還をかけることにより、前記モータの回転位置を
制御するように構成したものである。
【0009】また、本願第2の発明のモータ制御装置
は、モータの回転位置に応じて互いに位相の異なる第1
及び第2の信号を出力する回転検出器と、前記第1及び
第2の信号の1周期より細かい回転位置を検出する内挿
処理回路を含む位置検出回路と、前記第1及び第2のい
ずれか一方又は両方の信号から回転速度に対応した回転
速度信号を出力する周波数信号発生回路と、前記モータ
の目標位置を示す基準位置信号と前記位置検出回路の出
力する回転位置信号との誤差を検出する位置制御回路
と、基準速度信号と前記周波数信号発生回路の出力する
回転速度信号との誤差を検出する速度制御回路と、前記
位置制御回路の出力する位置制御信号と、前記速度制御
回路の出力する速度制御信号とを混合する混合回路とを
備え、前記混合回路の出力により、その位置誤差及び速
度誤差が最小になるように帰還をかけることにより、前
記モータの回転位置及び回転速度を制御するように構成
したものである。
【0010】本願第3の発明のモータ制御装置は、モー
タの回転位置に応じて互いに位相の異なる第1及び第2
の信号を出力する回転検出器と、前記第1及び第2の信
号の1周期より細かい回転位置を検出する内挿処理回路
を含む位置検出回路と、前記第1及び第2のいずれか一
方又は両方の信号から回転速度に対応した回転速度信号
を出力する周波数信号発生回路と、前記モータの目標位
置を示す基準位置信号と前記位置検出回路の出力する回
転位置信号との誤差を検出する位置制御回路と、前記モ
ータの目標速度を示す基準速度信号と前記周波数信号発
生回路の出力する第1の回転速度信号との誤差を検出す
る第1の速度制御回路と、前記基準速度信号と前記位置
検出回路の出力する回転位置信号を時間微分して得られ
る第2の回転速度信号との誤差を検出する第2の速度制
御回路と、前記第1の速度制御回路の出力する第1の速
度制御信号と第2の速度制御信号とのいずれか一方を選
択して出力する切替え回路と、前記位置制御回路の出力
する位置制御信号と、前記切替回路の出力信号とを混合
する混合回路とを備え、前記混合回路の出力により、そ
の位置誤差及び速度誤差が最小になるように帰還をかけ
ることにより、前記モータの回転位置及び回転速度を制
御するように構成したものである。
【0011】本願第4の発明のモータ制御装置は、モー
タの回転位置に応じて互いに位相の異なる第1及び第2
の信号を出力する回転検出器と、前記第1及び第2の信
号の1周期より細かい回転位置を検出する内挿処理回路
を含む位置検出回路と、前記第1及び第2のいずれか又
は両方の信号から回転速度に対応した回転速度信号を出
力する周波数信号発生回路と、前記モータの目標位置を
示す基準位置信号と前記位置検出回路の出力する回転位
置信号との誤差を検出する位置制御回路と、前記モータ
の目標速度を示す基準速度信号と前記周波数信号発生回
路の出力する回転速度信号との誤差を検出する速度制御
回路と、前記位置制御回路の出力する位置制御信号と前
記速度制御回路の出力する速度制御信号とを切替える切
替回路を備え、前記切替回路の出力によりその位置誤差
あるいは速度誤差が最小になるように帰還をかけること
により、前記モータの回転位置あるいは回転速度を制御
するように構成したものである。
【0012】上記の発明において、内挿処理回路が、前
記第1、第2の信号より周波数が高くかつ互いに位相が
所定角度異なる第1、第2のキャリヤー信号を発生させ
る手段と、第1、第2の信号により第1、第2のキャリ
ヤー信号をそれぞれ変調する手段と、変調された両信号
を加算する手段と、加算結果を前記第1または第2のキ
ャリヤー信号と位相比較して前記回転検出器出力の位相
として検出する手段を備えた構成としたこと、あるい
は、内挿処理回路が、所定のタイミングで第1、第2、
第3及び第4のスイッチ切替信号を発生するスイッチ切
替信号発生回路と、スイッチ切替信号発生回路が出力す
る第1のスイッチ切替信号にしたがって、回転検出器の
第1の信号とその反転出力信号との切替を行いつつ、前
記スイッチ切替信号発生回路の出力する第3のスイッチ
切替信号にしたがって回転検出器の第1の信号あるいは
その反転出力信号をn段階(nは2以上の整数)に比率
を切替えながら、分圧して出力する第1の分圧比切替手
段と、前記スイッチ切替信号発生回路の出力する第2の
スイッチ切替信号にしたがって、前記回転検出器の第2
の信号とその反転出力信号との切替を行いつつ、前記ス
イッチ切替信号発生回路の出力する第4のスイッチ切替
信号にしたがって前記回転検出器の第2の信号あるいは
その反転出力信号をn段階(nは2以上の整数)に比率
を切替えながら、分圧して出力する第2の分圧比切替手
段と、前記第1および第2の分圧比切替手段の各出力信
号を加算する加算手段と、前記第1または第2のスイッ
チ切替信号を前記加算手段の出力信号の位相差を検出す
る位相検出手段を備えた構成としたことする。
【0013】さらに後者の場合においては、第1の分圧
比切替手段が、回転検出器の第1の信号あるいはその反
転出力信号を三角関数に基づいた所定の比率でn段階に
分圧して出力するように構成したこと、及び、第2の分
圧比切替手段が、回転検出器の第2の信号あるいはその
反転出力信号を三角関数に基づいた所定の比率でn段階
に分圧して出力するように構成したことを、とくに好ま
しい構成としている。
【0014】本願の第1発明は、上記の構成により、モ
ータの回転位置に応じて互いに位相の異なる第1、第2
の信号を出力する回転検出器の出力信号の1周期よりも
細かい回転位置を検出する内挿処理回路を設け、その内
挿処理回路を含む位置検出回路からの信号を回転位置信
号とし、第1、第2の信号の1周期を細分割した回転位
置信号と基準位置信号との位置誤差に基づいてモータを
制御するので、高分解能、高精度の回転位置制御を行う
ことができる。
【0015】また本願の第2、第3、第4発明における
ように、位置制御回路の出力する位置制御信号と速度制
御回路の出力する速度制御信号を混合または切替えるこ
とにより、高精度の停止制御はもとより、低速回転を含
めた幅広い速度範囲で高精度の回転速度制御あるいは回
転位置制御が可能である。上記第1〜第4発明におい
て、上記内挿処理回路が、前記第1、第2の信号より周
波数が高く位相が互いに異なるキャリヤー信号を発生さ
せる手段と、第1、第2の回転位置信号により第1、第
2のキャリヤー信号をそれぞれ変調する手段と、変調さ
れた両信号を加算する手段と、加算結果を前記第1また
は第2の信号と位相比較して、前記回転検出器出力の位
相として検出する位相検出手段とを備えた構成とするこ
とにより、とくに回転検出器の出力信号あるいはその反
転出力を、三角関数に基いた所定の比率になるように、
n段階に比率を変えながら分圧する第1、第2の分圧比
切替手段を設け、両切替手段の出力の加算出力の位相を
検出する方式とすることにより、加算手段の出力信号を
正弦波形に近づけることができ、高調波成分を減少させ
ることができるので、高調波成分に起因する位置情報の
ずれを防止でき、高精度の回転位置検出及び回転位置制
御が可能である。
【0016】
【実施例】以下本発明の第1実施例のモータ制御装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
モータ制御装置の第1実施例における回路構成図であ
り、図1において、1はモータ、2は回転検出器であ
る。回転検出器2は、モータ1の回転角度位置に応じて
互いに90°異なった第1、第2の2位相の信号MR
1、MR2を出力する。本実施例では、一応MR1=c
osθ、MR2=sinθの位相とする。MR1、MR
2は、モータの1回転当たり、例えば512波発生され
る。
【0017】破線枠内3は、1回転における回転位置信
号を出力する位置検出回路であり、位置検出信号MR
1、MR2の1周期をより細かく分割する内挿処理回路
4(破線枠4内)を包含し、本発明における重要な構成
の1つである。つぎに、位置検出回路3、内挿処理回路
4について具体的に説明する。41、42は、第1、第
2の信号MR1、MR2をそれぞれ増幅する増幅器であ
る。43,44はそれぞれ乗算回路ブロック、47は位
置検出信号MR1、MR2の周波数に比して十分高い周
波数(例えば数十kHzないし数百kHz)の互いに位
相が90°異なる2相のキャリヤー信号を発生するキャ
リヤー信号発生回路であり、乗算回路ブロック43、4
4は上記増幅器41、42によりそれぞれ増幅された位
置検出信号とキャリヤー信号とを乗算し、キャリヤー信
号を位置検出信号により変調するものである。即ち、キ
ャリヤー信号発生回路47は、互いに位相が90°異な
る2相のキャリヤー信号を発生し、その信号の一方を+
sinωtとすれば(ω:角速度、t:時間)、他方は
cosωtまたは−cosωtとなる(一応前者で説明
する)。
【0018】一方の乗算回路ブロック43は一方の位相
の位置検出信号MR1(cosθ)と一方のキャリヤー
信号(+sinωt)とを乗算し、他方の乗算回路ブロ
ック44は他方の位相の位置検出信号MR2(sin
θ)と他方のキャリヤー信号(+cosωt)とを乗算
する。乗算回路ブロック43、44の各出力(+sin
ωt・cosθ)、(+cosωt・sinθ)は、加
算部50に導入されて加算され、sin(ωt+θ)と
なる。
【0019】加算された信号は高周波成分除去フィルタ
45に入力され、不要成分が除去され、矩形波に波形整
形する波形整形器46に入力され、波形整形器46の出
力は位相検出器52に入力される。位相検出器52は、
波形整形器46からの出力信号sin(ωt+θ)とキ
ャリヤー信号発生回路47からの出力信号sinωtと
の位相比較を行い、位相θを検出するものである。具体
的には、図2に示すように、sin(ωt+θ)、si
nωtをそれぞれ波形整形して同じ波高の矩形波とし、
矩形波の形で位相比較し、矩形波のパルス幅としてθを
取り出し、これをデジタル信号に変換し、従えば7ビッ
トのデータとして出力する。次に回転位置検出回路5に
ついて具体的に説明する。
【0020】回転位置検出回路5は、上記の位相θより
桁上げ桁下げ処理を行い、その結果を例えば16ビット
の回転位置データとして出力する。いま、前記回転検出
器2は1回転当たり、前記出力信号MR1またはMR2
を512波出力するものとし、さらにそのMR1または
MR2の1波を128分割するものとする。前記16ビ
ツトの位置データのフォーマットは、上位9ビットの部
分は上記出力信号MR1またはMR2の512波に割り
当て、下位7ビットの部分は上記出力信号MR1または
MR2の1波の128分割に割り当てるものとする。ま
た、下位7ビツトのうち、上位2ビツトの部分は桁上げ
/桁下げのデータとして使用する。
【0021】即ち、モータの回転に伴って下位7ビット
は、例えば0000000、0000001、0000
010・・・・・、と変化していき、次にオーバーフロ
ーして下位7ビットの内の上位2ビットが11から00
に変化したとき、桁上げが発生する。すなわち、桁上げ
桁下げパルス発生回路49は、桁上げパルスを出力し、
アップダウンカウンタ48は、1ビットを加算する。
【0022】それによって上位のビットの最下位ビット
が0から1へと変化し、上記出力信号MR1またはMR
2の次の1波へと移る。以上を繰り返し、全16ビット
のデータがモータの回転角度に応じて微小回転角度ごと
に変化し、1回転すると全16ビットのデータが全て1
の状態からすべて0の初期値にもどる。また逆回転の場
合は、下位7ビットのうちの上位2ビットが00から1
1に変化したとき、桁下げが発生するものとする。すな
わち、桁上げ桁下げパルス発生回路49は、桁下げパル
スを出力し、アップダウンカウンタ48は、1ビットを
減算する。
【0023】なお、データレジスタ50はアップダウン
カウンタ48の出力値を上位データとして格納し、デー
タ51は位相検出器52の出力値を下位データとして格
納し、それぞれ合わせて全16ビットのデータとして出
力される。以上のような動作を行うことにより、1回転
中の位置を16ビット、即ち65536のデータに細分
割できる。
【0024】6は位置制御回路であり、基準位置信号発
生回路99から発生するモータの目標位置を示す基準位
置信号と上記位置検出回路3から出力される回転位置信
号とを比較しその位置誤差に応じた位置制御信号を出力
する。基準位置信号としては、位置検出信号の高分解能
化、高精度化に対応して充分の高分解能と高精度を有す
るものを供給する。(後述の実施例における基準速度信
号等についても同様である。)上記位置制御信号はD/
Aコンバータ7を介して駆動回路8に入力され、モータ
1はその回転位置誤差が最小となるように回転位置が制
御される。
【0025】なお、上記位置制御回路6、D/Aコンバ
ータ7から駆動回路8に至る信号処理に関しては、位置
誤差信号をデジタルフィルタ、アンプ、D/Aコンバー
タを介して駆動回路に入力する場合や位置誤差信号をD
/Aコンバータに通した後アナログ的にフィルタ、アン
プを介して駆動回路に入力する場合などが考えられる。
【0026】以上のように、本発明のモータ制御装置に
おいては、回転検出器2の出力信号の1波の中を内挿処
理回路4により細分割して、その分割された信号を回転
位置信号としているため、高分解能で高い位置精度の回
転位置制御が実現できる。図3は本発明のモータ制御装
置の第2の実施例における回路構成図である。図3にお
いて、図1の実施例の構成要素と同様なものには、原則
として同じ図番を付し、その説明を省略する。9はモー
タの回転位置に応じて90°位相の異なった2相信号の
いずれか一方または両方より回転速度に対応した周波数
を有する回転速度信号を出力するFG信号発生回路であ
る。12は速度制御回路であり、基準速度信号発生回路
100から発生する、モータの目標速度を示す基準速度
信号と上記回転速度信号とを比較し、その速度誤差に応
じた制御信号を出力する。11は図1と同様な位置制御
回路であり、上記基準速度信号を積分器を介して得られ
る基準位置信号と位置検出回路3から出力される回転位
置信号とを比較し、その位置誤差に応じた制御信号を出
力する。上記速度誤差に応じた速度制御信号と位置誤差
に応じた位置制御信号は、混合回路13にて加算され
る。混合回路13の出力は、D/Aコンバータ7を介し
て駆動回路8に入力され、モータ1は位置誤差及び速度
誤差が最小になるように、回転位置及び回転速度が制御
される。
【0027】以上のように本発明の第2の実施例におい
ては、速度誤差に応じた速度制御信号と位置誤差に応じ
た位置制御信号とを混合した制御信号を用いているた
め、回転位置の制御が可能であるばかりでなく、回転速
度の精度を上げることができる。図4は本発明のモータ
制御装置の第3の実施例における回路構成図である。9
はモータの回転位置に応じて90°位相の異なった2相
信号のいずれか一方または両方より回転速度に対応した
周波数を有する回転速度信号を出力するFG信号発生回
路9である。12aは第1の速度制御回路であり、モー
タの目標位置を示す基準速度信号と上記回転速度信号と
を比較し、その速度誤差に応じた制御信号を出力する。
12bは第2の速度制御回路であり、基準速度信号と位
置検出回路3から出力される回転位置信号を微分して得
られる回転速度信号とを比較し、その速度誤差に応じた
制御信号を出力する。19は切替制御であり、基準速度
信号の大きさに応じて制御信号を出力する。18は切替
回路であり、第1の速度制御回路12a及び第2の速度
制御回路12bが出力する各制御信号を、切替え制御回
路19の出力する切替え信号に従って切り替える。11
は図1と同様な位置制御回路であり、上記基準速度信号
を積分器を介して得られる基準位置信号と位置検出回路
3から出力される回転位置信号とを比較し、その位置誤
差に応じた制御信号を出力する。上記速度誤差に応じた
速度制御信号と位置誤差に応じた位置制御信号は、混合
回路13にて加算される。混合回路13の出力は、D/
Aコンバータ7を介して駆動回路8に入力され、モータ
1は位置誤差及び速度誤差が最小になるように、回転位
置及び回転速度が制御される。
【0028】以上のように構成された本発明の第3の実
施例においては、基準速度信号が所定の大きさ以下の時
には、切替え制御回路19及び切替え回路18は、第2
の速度制御回路12bの出力する制御信号に切替え、基
準速度信号が所定の大きさより大きい時には、第1の速
度制御回路12aの出力する制御信号に切り替わる。こ
れにより、モータ1の回転速度が低い場合、すなわちF
G信号発生回路9の出力するFG信号の周波数が低い場
合においても、本発明の第1の実施例と同様に、回転位
置の制御あるいは停止位置の制御が可能であるばかりで
なく、回転速度が高い場合においては、第2の速度制御
回路よりも第1の速度制御回路の方がノイズ分の少ない
制御信号が得られるため、回転ムラ精度を上げることが
できる。
【0029】なお、第1、第2の速度制御回路の切替方
法については、モータの停止時あるいは加速時には、第
2の速度制御回路を選択し、定常速度で回転している場
合は、第1の制御回路を選択するなどの方法が考えられ
る。ところで、前記位置検出回路3として、内挿検出に
より回転位置を検出する場合、低速回転領域においては
高分解能となり安定な制御ができるが、モータが高速回
転になるにつれて、内挿検出が高周波となり高速処理が
必要となるが、おのずから処理には限界速度があるた
め、誤差を生じる可能性も考えられる。
【0030】図5は本発明のモータ制御装置の第4の実
施例における回路構成図であり、上記の高速回転領域に
おける検出限界速度の発生を回避できるように構成した
ものである。図5において、図1および図4の実施例の
構成要素と同様なものには、原則として同一図番を付
し、その説明を省略する。図5において、15は速度・
位相制御回路であり、FG信号発生回路9から出力され
る回転速度信号を基準速度信号と比較し、周波数及び位
相の誤差に応じた制御信号を出力するものである。14
は、図1、図3の6、11と同様の位置制御回路であ
り、基準位置信号と位置検出回路3から出力される回転
位置信号とを比較し、その位置誤差に応じた制御信号を
出力する。
【0031】16は制御信号の切替回路であり、モータ
の回転状態に応じて位置制御回路14からの制御信号と
上記の速度・位相制御回路15からの制御信号を切り換
えるものである。切替制御200は、FG信号発生回路
9の出力するFG信号の周波数を検出し、モータ1の回
転速度に応じて切替信号を切替回路16に出力する。こ
の切替は、原則としてFG信号発生回路9から発生する
回転速度を切替制御200により検出し、この結果に応
じて切替え回路16で自動切替を行うように構成される
が、手動切替も可能なように構成してもよい。切替回路
16の出力は、D/Aコンバータ7を介して駆動回路8
に入力され、モータ1は回転位置あるいは回転速度が制
御される。
【0032】以上のように構成されたモータ制御回路に
ついて、その動作を説明する。起動から低速回転時にお
いては、切替回路16を位置制御回路14からの制御信
号に切替え、起動時からの内挿検出による高分解能の位
置検出を行いつつ、回転数の立ち上げを行う。これによ
り、基準回転数に達した時点においても、高分解能の回
転位置制御により安定なモータ制御を行うことができ
る。
【0033】また中速回転を行う場合には、低速回転を
行う場合と同様に、起動時は切替回路16を位置制御回
路14からの制御信号に切替え、内挿検出による高分解
能の位置検出を行いつつ、回転数の立ち上げを行う。そ
して、基準回転速度に達した時点においては、前記切替
回路16を前記速度・位相制御回路15からの制御信号
に切替え、安定な回転速度制御を行うようにすることが
できる。
【0034】また、高速回転を行う場合には、低速回転
を行う場合と同様に、起動時は内挿検出による高分解能
の位置検出を行いつつ、回転数の立ち上げを行う。回転
速度が高速化して内挿検出が高周波領域の処理となり、
検出限界速度に達するような高周波領域になると、前記
切替回路16を速度・位相制御回路15からの制御信号
に切替えることにより、検出限界から生じる誤検出をな
くし、回転速度を維持することができる。なお、起動時
の加速段階においては、回転位置制御によってモータを
制御しているため、回転位置精度も維持できる。
【0035】以上のように、本発明の第4実施例におい
ては、広い速度範囲において高い精度かつ安定なモータ
制御が可能である。なお図5の実施例において、速度制
御回路15を速度・位相制御回路として構成し、基準速
度信号中の周波数成分及び位相成分と、FG信号中の周
波数成分及び位相成分とを比較し、速度誤差及び位相誤
差の信号を出力するように構成することもできる。
【0036】また、場合によっては、第2、3実施例の
制御システムと第4実施例の制御システムを併設し、位
置制御、速度・位相制御の混合制御方式と、位置制御、
速度・位相制御の切替制御方式を併用して、両方式の選
択切替ができるように構成し、位置制御、あるいは速度
制御(または速度・位相制御)、あるいは、位置制御と
速度制御(または速度・位相制御)との混合制御との3
種類の制御の切替ができるように構成することもでき
る。これによって、制御対象モータの種類と回転状態に
応じた、多彩な制御が可能となる。また、図6に示すよ
うに切替回路16に切替信号を出力する切替制御200
は基準速度信号100の基準信号に応じて自動切替する
ことも可能である。
【0037】さて、本発明の実施例の位置検出回路3に
含まれている内挿処理回路の実施例につき、詳細に説明
する。ところで、従来の内挿処理回路としては、特開平
2−248816号公報に記載されたようなものがある
が、この構成では混合器からの出力信号中に不要な高周
波成分が多くなり、フィルタによって除去し切れなかっ
た不要成分が位置情報の低下として現れ、高精度の位置
制御を行う時には、さらに改善を必要とする場合があっ
た。
【0038】図7は、上記課題の改善を考慮し、より実
用化に適するようにした本発明のモータ制御装置におけ
る内挿処理回路の実施例構成図である。図7において、
101は回転検出器であり、モータの回転位置に応じて
互いに90°位相の異なった2相信号MR1、MR2を
出力する。102及び103は回転検出器101の2出
力をそれぞれ増幅する増幅器である。
【0039】104及び105は、回転検出器101の
出力MR1、MR2をそれぞれ所定のタイミングと予め
プログラムされた分圧比にしたがって分圧する第1、第
2の分圧比切替手段であり、スイッチ切替信号発生回路
110から出力されるスィッチ切替信号Sa、Sb、S
c及びSdによって、前記増幅器102及び103によ
って、増幅された前記回転検出器101の出力(図1の
MR1、MR2に対応)とそれらの反転出力をn段階
(nは2以上の整数)に分圧するものである。
【0040】これらのスイッチ切替は、図1において説
明したキャリヤー信号の1周期を細分割(例えば16分
割)した微小時間毎に行われるが、これについては図8
に基づき後述する。第1の分圧比切替手段104は、正
転バッファ120、反転バッファ121、両バッファの
一方を選択する2接点アナログスイッチ122、4段階
に分圧比率を切替する抵抗分圧器を有する4接点アナロ
グスイッチ123を備えており、スイッチ123は4段
階に分圧するための分圧抵抗器R1〜R4を有してお
り、各抵抗器は、後述のように、三角関数に基づいた比
率で分圧するように抵抗値が選択されている。第1の分
圧比切替手段104の分圧比切替は、スイッチ切替信号
Sa、Scにより行われる。第2の分圧比切替手段10
5も同様の構成を備えているが、分圧比切替はスイッチ
切替信号Sb、Sdにより切替えられる。
【0041】106は、前記第1及び第2の分圧比切替
手段104およぴ105の出力の加算を行う加算手段で
ある。107は、前記加算手段106の出力信号から高
周波成分を取り除くフィルタである。108は前記フィ
ルタ107により不要成分を除去された信号を矩形波に
する波形整形器である。109は、前記波形整形器10
8から出力される信号と前記スィッチ切替信号発生回路
110から出力される信号Saとの位相差を検出する回
転位置検出回路である。以下に、本内挿処理回路につい
て、その動作を説明する。
【0042】回転検出器101は、モータの回転位置に
応じて90°位相の異なった信号を出力し、増幅器10
2および103は、それぞれの信号を増幅する。増幅器
102の出力信号は、Acosθであり、増幅器103
の出力信号は、Asinθである。但し、Aは増幅され
た回転検出器の出力信号の振幅、θは増幅された回転検
出器の出力信号の位相である。
【0043】Sa、Sb、Sc、及びSdは、それぞれ
第1、第2、第3、及び第4のスイッチ切替信号であ
り、ここでこの信号により、図8に示したスイッチ切替
タイミングが決定される。図8に第1、第2の分圧比切
替手段104、105がスイッチングを行うタイミング
を示す。
【0044】図8では、highの期間に図7の各スイッチ
a、b、c、d、e、f、g、h、i、j、k及びlに
スイッチが接続されることを示している。ここで、、横
軸は時間を示しており、図8に示すT0 からT16の時間
を1周期とし、T0 のタイミングが位相比較を行う場合
の基準となる。図9(a)は、第1の分圧比切替手段1
04が、スイッチ切替信号により、正転バッファ120
または反転バッファ121の出力を4段階に分圧比切替
を行っている様子を示し、前記分圧比切替手段104に
よる1周期間の分圧比の変化を示している。図7のR
1、R2、R3及びR4は、増幅された回転検出器の出
力信号を三角関数に基づいた比率で4段階に分圧するよ
うに抵抗値が決定されている。すなわち、R1、R2,
R3,及びR4による分圧の比率は、図10に示すよう
にsinωtの波形を0°から90°まで22.5°ご
との4つの区間に離散化し、一区間内における平均値に
近似し、各区間の近似値の比率に等しくなるように決定
する(ただし、近似値の最大値が1になるように正規化
する。この図9(a)に示す分圧比の変化波形は、キャ
リヤー信号の1周期を細分割した所定の微小時間毎に、
一方のキャリヤー信号sinωtが離散化された階段波
形に相当し、増幅された回転検出器の出力信号MR1=
Acosθは、この分圧比にしたがつて分圧され第1の
分圧切替手段104の出力信号となる。その出力をma
とする。即ち、上記第1の分圧比切替手段104の出力
maは、回転検出器の一方の検出信号MR1が図7に示
すスイッチ切替信号Sa、Scおよび三角関数(sin
ωt)に基づいた比率で抵抗分圧されたものであり、近
似的に(1)式に示す波形に近づけることができる。
【0045】 ma=Acosθ・sinωt ・・・・・(1) ここで、ωは図8におけるT0 からT16までの期間を1
周期とするとその角周波数であり、tは時間である。な
お、cosθの変化分だけ、maの波形はsinωtの
波形とは異なるが、分圧比の変化を明瞭に示すため、図
では一応sinωtに基づく分圧比の変化で示し、1周
期間におけるcosθの変化に基づくmaの変化分の図
示は省略した。
【0046】同様に、図9(b)は、他方のキャリヤー
信号cosωtが図9(a)と同様に離散化された階段
波形にしたがって、回転検出器の他方の検出信号MR2
を分圧する際の、分圧切替手段105による分圧比の変
化を示している。即ち、第2の分圧比切替手段105の
出力mbは、回転検出器の出力MR2=sinθがスイ
ッチ切替信号Sb、Sd及び三角関数(cosωt)に
基づいた比率で抵抗分圧されたものであり、近似的に
(2)式に示す波形に近づけることができる。
【0047】 mb=Asinθ・cosωt ・・・・・(2) なお、この場合も、sinθの変化分だけ、mbの波形
はcosωtの波形とは異なるが、図9(a)の場合と
同じ理由により、図ではcosωtに基づく分圧比の変
化で示した。
【0048】上記のように、第1、第2の分圧比切替手
段104、105は、第1、第2のキャリヤー信号si
nωt、cosωtを、その1周期を細分割し、所定の
微小時間毎にそれぞれ離散化し、これを回転検出器の検
出出力MR1=cosθ、MR1=sinθとそれぞれ
乗算する動作を行うものである。106は上記第1およ
び第2の分圧比切替手段104、105の各出力maと
mbとの加算を行う加算手段である。
【0049】図9(c)は、前記加算手段106の加算
した後の出力信号である。ここで、前記加算手段106
の出力信号mcは次の(3)式のようになり、位相θが
含まれていることがわかる。 mc=1/2・(ma+mb)=1/2・Asin(ωt+θ)・・(3) 107は前記加算手段106の出力信号から、高周波成
分を除去するフィルタである。108は前記フィルタ1
07より不要成分を取り除かれた信号を矩形波にする波
形整形器である。
【0050】109は、前記波形整形器108から出力
される位相θの含まれた信号とスイッチ切替信号発生回
路110のスイッチ切替信号Saとを位相比較すること
で位相θを検出する回転位置検出回路からなる回転位置
検出手段である。以上のように、本実施例の内挿処理回
路は、スイッチの切替毎にn段階に分圧されて出力され
る第1および第2の分圧比切替手段の各出力信号を加算
した加算手段の出力信号を、正弦波波形に近づけること
ができる。
【0051】また前記分圧比切替手段の分圧の段階数を
増すことにより、さらに正弦波に近づけることができ、
高周波成分を減少させることができるので、フィルタ1
07の位相特性を改善することができ、高精度の回転位
置検出が可能となる。図11は、本発明のモータ制御装
置における内挿処理回路の第2の実施例図である。図1
1において、401は回転検出器であり、モータの回転
位置に応じて、互いに位相が90°異なった2相信号を
出力する。402および403は増幅器であり、前記回
転検出器401の出力を増幅する。404および405
は、スイッチ切替信号発生回路410から出力されるス
イッチ切替信号Sa〜Sdによって、前記増幅器402
および403によって、増幅された回転検出器401の
出力とその反転出力との間をn段階に分圧して前記スイ
ッチ切替信号によって切替えられた電圧を出力する第1
および第2の分圧比切替手段である。
【0052】406は、前記第1および第2の分圧比切
替手段404及び405の出力の加算を行う加算手段で
ある。407は前記加算手段406の出力信号から高周
波成分を除去するフィルタである。408は、前記フィ
ルタ407より不要成分を取り除かれた信号を矩形波に
する波形整形器である。409は前記波形整形器408
から出力される信号と前記スイッチ切替信号発生回路4
10との位相比較を行うことにより位相を検出する回転
位置検出回路からなる回転位置検出手段である。
【0053】図11において、第1の分圧比切替手段4
04は、4接点のアナログスイッチ420、正転バッフ
ァ421、反転バッファ422、および2接点のアナロ
グスイッチ423で構成される。同様に第2の分圧比切
替手段405は4接点のアナログスイッチ424、正転
バッファ425、反転バッファ426及び2接点のアナ
ログスイッチ427で構成される。
【0054】スイッチ切替信号Sa 、Sb 、Sc 、及び
Sd のタイミングは、内挿処理回路の第1の実施例の場
合と同じであり、第1及び第2の分圧比切替手段404
及び405の出力ma、mb及び加算手段406の出力
mcは、内挿処理回路の第1実施例の場合と同様とな
る。以上のように、本実施例においては処理回路の第1
実施例と同様に高精度に回転位置を検出できるが、図8
に示すように抵抗分圧を行う4接点のアナログスイッチ
420及び424の後に正転バッファ421および42
5、反転バッファ422および426が置かれ、スイッ
チ切り替え信号SaおよびSbにより2接点のアナログ
スイッチ423および427の切替が行われる。
【0055】このため、図7に示した、内挿処理回路の
第1実施例では、2接点のアナログスイッチ122、1
26のそれぞれのオン抵抗がばらつくと、第1の分圧比
切替手段104と 第2の分圧比切替手段105の各出
力信号の振幅に違いが出るため、回転位置の検出精度が
低下するおそれがある。これに対して、図8に示した内
挿処理回路の第2実施例の回路構成では、加算手段40
6の抵抗Rの抵抗値を大きくすることにより、アナログ
スイッチ423及び427の各オン抵抗値のばらつきの
影響を小さくできるという効果がある。
【0056】次に、図12は、本発明のモータ制御装置
における内挿処理回路の第3の実施例構成図である。図
9において、501は回転検出器であり、モータの回転
位置に応じて互いに90°位相の異なった2相信号を出
力する。502および503は増幅器であり、前記回転
検出器501の出力を増幅する。504および505
は、スイッチ切替信号発生回路510から出力されるス
イッチ切替信号Sa およびSb によって、前記増幅器5
02および503によって増幅された回転検出器501
の出力とその反転出力との間をn段階に分圧して、前記
スイッチ切替信号により切替えられた電圧を出力する第
1および第2の分圧比切替手段である。506は前記第
1及び第2の分圧比切替手段504および505の出力
の加算を行う加算手段である。507は前記加算手段5
06の出力信号から高周波成分を除去するフィルタであ
る。508は前記フィルタ507により不要の高周波成
分を除去した信号を矩形波に整形する波形整形器であ
る。
【0057】509は、前記波形整形器508から出力
される信号と前記スイッチ切替信号発生回路510との
位相比較を行うことにより、図5で説明したように位相
を検出する、回転位置検出回路509からなる回転位置
検出手段である。図12において、第1の分圧比切替手
段504は、正転バッファ520、反転バッファ521
及び8接点のアナログスイッチ522で構成される。
【0058】同様に、第2の分圧比切替手段505は、
正転バッファ523、反転バッファ524及び8接点の
アナログスイッチ525で構成される。図13は、図1
2の構成において、前記スイッチ切替信号Sa 及びSb
によって、前記第1及び第2の分圧比切替手段504お
よび505がスイッチングを行うタイミングを示したも
のである。
【0059】図13では、highの期間に図12の各スイ
ッチ端子a、b、c、d、e、f、g、h、i、j、
k、l、m、n、o及びpにスイッチが接続することを
示している。ここで横軸は、時間を示しており、図13
に示すT0 からT16までの時間を1周期とし、T0 のタ
イミングが位相比較を行う場合の基準となる。図12の
R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 およびR7 は、増
幅された回転検出器501の出力と、その反転出力との
間の電圧を8段階に正弦波型近似を行うように、抵抗分
圧比が決定される。前記第1および第2の分圧比切替手
段504及び505の出力信号ma及びmb、また前記
加算手段506の出力信号mcは、内挿処理回路の第1
実施例の場合と同様となる。
【0060】図12に示した内挿処理回路の第3実施例
の回路構成では、図7に示した第1実施例の場合と比較
して、図7に示す分圧比切替手段104および105の
2接点のアナログスイッチ122および126を使用せ
ず、そのオン抵抗のばらつきによる検出精度の悪化が存
在しないため、第1実施例の場合と比べ有利である。と
ころで、図1、図3及び図4に示した本発明の実施例の
被制御モータ1及び回転検出器2について、説明を付加
する。
【0061】被制御モータ1には、ブラシ付きDCモー
タあるいはブラシレスモータを使用するのが適当であ
る。即ち、ブラシ付きDCモータあるいはブラシレスモ
ータを使用すれぱ、停止位置制御を行う場合、その位置
誤差が最小になるように回路が動作することにより、負
荷トルクに応じたモータ駆動電流が流れることになる。
これは負荷トルクが小さい時は、それに応じてモータ駆
動電流が小さくて済み、また負荷トルクが大きいときに
はその負荷トルクに応じたモータ駆動電流が流れる。
【0062】即ち、従来のステッピングモータのように
停止位置を保持するために、大きな駆動電流を流す必要
が無く、発熱や消費電力の点からも利点が多い。また、
回路動作時にみれば、帰還ループが構成されており、従
来のステッピングモータで存在するいわゆる脱調現象も
生じない。また、回転速度制御を行う場合も、低回転む
らの少ない高い精度の速度制御が可能となるため、ステ
ッピングモータで必要となる大きな慣性を有するフライ
ホィールを必要としない。
【0063】また、回転検出器2は、モータ1と一体に
回転する多極着磁された永久磁石と、前記永久磁石の近
傍に設置されて前記モータ1の回転位置に応じ、前記永
久磁石による磁力の変化を電気信号に変換する磁電変換
素子とで構成することにより、比較的簡単な構造で実現
することができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明により、以下の効果
を得ることができる。 イ)モータの回転位置に応じて互いに位相の異なる第1
および第2の信号を出力する回転検出器と、前記第1お
よび第2の信号の1周期より細かい回転位置を検出する
内挿処理回路を含む位置検出回路を備え、基準位置信号
と前記位置検出回路の出力する回転位置信号とを比較
し、その位置誤差が最小になるように帰還をかけること
により、前記モータの回転位置を制御するようにしてい
るので、高分解能で高い位置精度の回転位置制御ができ
る。
【0065】ロ)位置制御回路の出力する位置制御信号
と、速度制御回路の出力する速度制御信号とを混合する
混合回路とを備え、混合回路の出力により、その位置誤
差及び速度誤差が最小になるように帰還をかけ、モータ
の回転位置及び回転速度を制御することにより、停止位
置の制御が可能なだけでなく、一定回転速度における回
転精度を上げることができる。
【0066】ハ)位置制御回路と速度制御回路を備え、
モータの回転状態に応じてそれぞれの出力する位置制御
信号と速度制御信号とを切替えて、位置誤差あるいは速
度誤差が最小なるように帰還をかけ、モータの回転位置
あるいは回転速度を制御することにより、内挿処理回路
の検出限界に達するような高速領域でも、誤差なく安定
した回転精度を維持できる。また、前記切替回路の切替
選択によって回転位置精度を上げるのか、回転速度精度
を上げるのかといった調整も可能である。
【0067】ニ)回転検出器の出力信号あるいはその反
転出力を、n段階に比率を変えながら分圧する第1、第
2の分圧比切替手段を設け、両方の切替手段の出力の加
算出力の位相を検出する方式とすることにより、加算手
段の出力信号を正弦波波形に近づけることができ、した
がってフィルタ特性を改善でき、高調波成分を減少させ
ることができるので、高周波成分による検出位置情報の
ずれを防止でき、回転位置の検出精度を向上することが
できる。さらに、前記回転検出器の第1の出力信号ある
いはその反転出力信号及び第2の出力信号あるいはその
反転出力信号を三角関数に基づいた所定の比率でn段階
に分圧することにより、より一層フィルタの位相特性を
改善することができ、さらに高精度の回転位置検出が期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるモータ制御装置
の回路構成図
【図2】図1の位相検出の動作説明用図
【図3】本発明の第2の実施例におけるモータ制御装置
の回路構成図
【図4】本発明の第3の実施例におけるモータ制御装置
の回路構成図
【図5】本発明の第4の実施例におけるモータ制御装置
の回路構成図
【図6】本発明の第4の実施例におけるモータ制御装置
の回路構成図
【図7】本発明のモータ制御装置における内挿処理回路
の第1の実施例構成図
【図8】図7のスイッチング切替タイミングの動作説明
【図9】図7の構成における分圧比切替動作の説明図
【図10】図7のR1、R2、R3、R4による分圧を
示す図
【図11】本発明のモータ制御装置における内挿処理回
路の第2の実施例構成図
【図12】本発明のモータ制御装置における内挿処理回
路の第3の実施例構成図
【図13】図12のスイッチング切替タイミングの動作
説明図
【図14】従来のモータ制御装置の回路構成図
【符号の説明】
1 モータ 2 回転検出器 3 位置検出回路 4 内挿処理回路 6、11、14 位置制御回路 7 D/Aコンバータ 8 駆動回路 9 FG信号発生回路 12,12a、12b 速度制御回路 16 切替回路 104、404、504 第1の分圧比切替手段 105、405、505 第2の分圧比切替手段 106、406、506 加算手段 45、107、407、507 フィルタ 5、109、409、509 回転位置検出手段 110、410、510 スイッチ切替信号発生回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転位置に応じて互いに位相の異
    なる第1及び第2の信号を出力する回転検出器と、前記
    第1及び第2の信号の1周期より細かい回転位置を検出
    する内挿処理回路を含む位置検出回路とを備え、前記位
    置検出回路の出力する回転位置信号を、前記モータの目
    標位置を示す基準位置信号と比較し、その位置誤差が最
    小になるように帰還をかけることにより、前記モータの
    回転位置を制御するように構成したことを特徴とするモ
    ータ制御装置。
  2. 【請求項2】モータの回転位置に応じて互いに位相の異
    なる第1及び第2の信号を出力する回転検出器と、前記
    第1及び第2の信号の1周期より細かい回転位置を検出
    する内挿処理回路を含む位置検出回路と、前記第1及び
    第2のいずれか一方又は両方の信号から回転速度に対応
    した回転速度信号を出力する周波数信号発生回路と、前
    記モータの目標位置を示す基準位置信号と前記位置検出
    回路の出力する回転位置信号との誤差を検出する位置制
    御回路と、前記モータの目標速度を示す基準速度信号と
    前記周波数信号発生回路の出力する回転速度信号との誤
    差を検出する速度制御回路と、前記位置制御回路の出力
    する位置制御信号と、前記速度制御回路の出力する速度
    制御信号とを混合する混合回路とを備え、前記混合回路
    の出力により、その位置誤差及び速度誤差がに最小にな
    るように帰還をかけることにより、前記モータの回転位
    置及び回転速度を制御するように構成したことを特徴と
    するモータ制御装置。
  3. 【請求項3】モータの回転位置に応じて互いに位相の異
    なる第1及び第2の信号を出力する回転検出器と、前記
    第1及び第2の信号の1周期より細かい回転位置を検出
    する内挿処理回路を含む位置検出回路と、前記第1及び
    第2のいずれか一方又は両方の信号から回転速度に対応
    した回転速度信号を出力する周波数信号発生回路と、前
    記モータの目標位置を示す基準位置信号と前記位置検出
    回路の出力する回転位置信号との誤差を検出する位置制
    御回路と、前記モータの目標速度を示す基準速度信号と
    前記周波数信号発生回路の出力する第1の回転速度信号
    との誤差を検出する第1の速度制御回路と、前記基準速
    度信号と前記位置検出回路の出力する回転位置信号を時
    間微分して得られる第2の回転速度信号との誤差を検出
    する第2の速度制御回路と、前記第1の速度制御回路の
    出力する第1の速度制御信号と第2の速度制御信号との
    いずれか一方を選択して出力する切替え回路と、前記位
    置制御回路の出力する位置制御信号と、前記切替回路の
    出力信号とを混合する混合回路とを備え、前記混合回路
    の出力により、その位置誤差及び速度誤差がに最小にな
    るように帰還をかけることにより、前記モータの回転位
    置及び回転速度を制御するように構成したことを特徴と
    するモータ制御装置。
  4. 【請求項4】モータの回転位置に応じて互いに位相の異
    なる第1及び第2の信号を出力する回転検出器と、前記
    第1及び第2の信号の1周期より細かい回転位置を検出
    する内挿処理回路を含む位置検出回路と、前記第1及び
    第2のいずれか一方又は両方の信号から回転速度に対応
    した回転速度信号を出力する周波数信号発生回路と、前
    記モータの目標位置を示す基準位置信号と前記位置検出
    回路の出力する回転位置信号との誤差を検出する位置制
    御回路と、前記モータの目標速度を示す基準速度信号と
    前記周波数信号発生回路の出力する回転速度信号との誤
    差を検出する速度制御回路と、前記位置制御回路の出力
    する位置制御信号と前記速度制御回路の出力する速度制
    御信号とを切替える切替回路を備え、前記切替回路の出
    力によりその位置誤差あるいは速度誤差が最小なるよう
    に帰還をかけることにより、前記モータの回転位置ある
    いは回転速度を制御するように構成したことを特徴とす
    るモータ制御装置。
  5. 【請求項5】内挿処理回路が、前記第1、第2の信号よ
    り周波数が高くかつ互いに位相が所定角度異なる第1、
    第2のキャリヤー信号を発生させる手段と、第1、第2
    の信号により第1、第2のキャリヤー信号をそれぞれ変
    調する手段と、変調された両信号を加算する手段と、加
    算された信号と前記第1または第2のキャリヤー信号と
    の位相差を検出する位相検出手段を備え、前記位相検出
    手段の出力信号を回転検出器の第1あるいは第2の信号
    の1周期より細かい回転位置として出力することを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載のモータ制御装
    置。
  6. 【請求項6】内挿処理回路が、所定のタイミングで第
    1、第2、第3及び第4のスイッチ切替信号を発生する
    スイッチ切替信号発生回路と、前記スイッチ切替信号発
    生回路が出力する第1のスイッチ切替信号にしたがっ
    て、回転検出器の第1の信号とその反転出力信号との切
    替を行いつつ、前記スイッチ切替信号発生回路の出力す
    る第3のスイッチ切替信号にしたがって回転検出器の第
    1の信号あるいはその反転出力信号をn段階(nは2以
    上の整数)に比率を切替えながら、分圧して出力する第
    1の分圧比切替手段と、前記スイッチ切替信号発生回路
    の出力する第2のスイッチ切替信号にしたがって、回転
    検出器の第2の信号とその反転出力信号との切替を行い
    つつ、前記スイッチ切替信号発生回路の出力する第4の
    スイッチ切替信号にしたがって前記回転検出器の第2の
    信号あるいはその反転出力信号をn段階(nは2以上の
    整数)に比率を切替えながら、分圧して出力する第2の
    分圧比切替手段と、前記第1および第2の分圧比切替手
    段の各出力信号を加算する加算手段と、前記第1または
    第2のスイッチ切替信号と前記加算手段の出力信号との
    位相差を検出する位相検出手段とを備え、前記位相検出
    手段の出力信号を回転検出器の第1あるいは第2の信号
    の1周期より細かい回転位置として出力することを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載のモータ制御装
    置。
  7. 【請求項7】内挿処理回路が、所定のタイミングで第1
    及び第2のスイッチ切替信号を発生するスイッチ切替信
    号発生回路と、前記スイッチ切替信号発生回路が出力す
    る第1のスイッチ切替信号にしたがって、回転検出器の
    第1の信号とその反転出力信号との間をn段階(nは2
    以上の整数)に比率を切替ながら、分圧して出力する第
    1の分圧切替手段と、前記スイッチ切替信号発生回路の
    出力する第2のスイッチ切替信号にしたがって回転検出
    器の第1の信号とその反転出力信号との間をn段階(n
    は2以上の整数)に比率を切替ながら、分圧して出力す
    る第2の分圧切替手段と、前記第1及び第2の分圧比切
    替手段の各出力信号を加算する加算手段と、前記第1ま
    たは第2のスイッチ切替信号と前記加算手段の出力信号
    との位相差を検出する位相検出手段とを備え、前記位相
    検出手段の出力信号を回転検出器の第1あるいは第2の
    信号の1周期より細かい回転位置として出力することを
    特徴とする請求項1、2、3または4記載のモータ制御
    装置。
  8. 【請求項8】回転検出器の第1の信号あるいはその反転
    出力信号を三角関数に基づいた所定の比率でn段階に分
    圧して出力する第1の分圧比切替手段と、前記回転検出
    器の第2の信号あるいはその反転出力信号を、三角関数
    に基づいた所定の比率でn段階に分圧して出力する第2
    の分圧比切替手段とを備えた請求項6または7記載のモ
    ータ制御装置。
  9. 【請求項9】被制御モータがブラシ付きDCモータまた
    はブラシレスモータである請求項1〜8いずれかに記載
    のモータ制御装置。
  10. 【請求項10】回転検出器は、モータと一体に回転する
    多極着磁された永久磁石と、前記永久磁石の近傍に設置
    され、前記モータの回転位置に応じた前記永久磁石によ
    る磁力の変化を電気信号に変換する磁電変換素子で構成
    された請求項1〜9いずれかに記載のモータ制御装置。
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