JPH09102788A - 非同期転送モード電気通信ネットワークにおける多重化法およびその方法を実施するスイッチングノード - Google Patents

非同期転送モード電気通信ネットワークにおける多重化法およびその方法を実施するスイッチングノード

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JPH09102788A
JPH09102788A JP19381896A JP19381896A JPH09102788A JP H09102788 A JPH09102788 A JP H09102788A JP 19381896 A JP19381896 A JP 19381896A JP 19381896 A JP19381896 A JP 19381896A JP H09102788 A JPH09102788 A JP H09102788A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非同期転送モード電気通信ネットワークにお
ける多重化法およびその方法を実施するスイッチングモ
ードを提供することである。 【解決手段】 非同期転送モード電気通信ネットワーク
における多重化法は、同じ論理チャネルをサポートする
一連のデータコンテナと同じ論理チャネルをサポートす
る一連のセルにペイロードを置くことに存する。各コン
テナは、各セルのペイロードより大きい量のデータであ
る負荷を含む。好ましい実施形態においては、各コンテ
ナのペイロードは複合体である。それは通常の同期デジ
タルチャネルサンプルとデータマイクロパケットを含
む。各マイクロパケットは、論理チャネルとパケットの
長さを示すラベルを有する。適用例にはATM電気通信
ネットワークが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非同期転送モード
(asynchronous transfer mode)電気通信ネットワーク
における多重化法(multiplexing process)およびその
方法を用いるスイッチングノード(switching node)に
関する。
【0002】
【従来の技術】将来の広帯域統合サービスデジタルネッ
トワークは、CCITTによって標準化された非同期転
送モード(ATM)に基づくものになるであろう。その
モードでは、データはヘッダと、固定長のペイロード
(payload )とを含み、セル(cell)と呼ばれるパケッ
トで運ばれる。ネットワークの二つのノードの間でセル
がたどる論理経路は、各セルのヘッダに含まれる仮想回
路群識別子(virtual circuit group indentifier )お
よび仮想回路識別子(virtual circuit identifier)に
よって識別される。したがって、ソースはセルをそれ自
体のタイミング伝送速度で送り、ソースが接続されてい
るネットワークを直接参照することはない。それらのセ
ルはあらゆる種類のサービスをサポートでき、ネットワ
ーク内のただ一つの種類のスイッチング、すなわちAT
Mセルスイッチングを必要とするだけである。
【0003】しかし、標準セルはあらゆるサービスに理
想的に適合するものではない。狭帯域電話サービスは現
在は、同期デジタル回路を構成する同期ネットワークに
よってサポートされている。30個の電話信号のサンプ
ルが一緒に群にまとめられて、再帰的フレーム(recurr
ent frame )で送られる。各フレームは時間スロットに
分割される。それらの時間スロットのうちの30個が3
0の電話回線にそれぞれ割り当てられる。少なくとも非
同期転送モードネットワークの発展段階中は同期ネット
ワークは存在し続けようとし、セルの経路の大部分に対
してセルによって運ばれる同期モード電話回線のための
分配(distribution)ネットワークとして用いられさえ
するであろう。したがって、二種類のネットワークが共
存するようにするための手段を設けなければならない。
【0004】フランス特許出願第9300955号は、
極めて多数の同期回路をATM型スイッチングネットワ
ークで切り替えることができる同期デジタルチャネルの
ためのセル組立て(assembly)装置およびセル分解(di
sassembly )装置を記述している。セル組立て装置は、
論理チャネルによって運ぶことができる複数の種々の同
期回路からの信号を表すそれぞれのサンプルを、一つの
論理チャネルをサポートする同じセル内に置く。そうす
ると、セル組立て装置は同じ回路からの複数の連続する
サンプルがセルを効率的に充たすのを待つ時間をむだに
しない。したがって、同期ネットワークにおける往復時
間遅れに1ミリ秒の上限を課すCCITT勧告Q.55
1に適合する。こうしたセルを複合セル(composite ce
ll)と呼ぶことにする。
【0005】フランス特許出願第9411307号は、
複合セルに含まれるサンプルをスイッチングするための
装置、および複合セルに含まれるサンプルをスイッチン
グするためのそのような装置を含んでいる非同期転送モ
ードスイッチングネットワークへのアクセスノード(ac
cess node )とを記述している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】スイッチングネットワ
ークは複数のスイッチングマトリックス段を通常備えて
いる。所与の通信量と、所与の入力数と、CCITTで
定められているセル長さとに対して所与のブロッキング
(blocking)確率を得るように、それらの段の構造は最
適化される。多少とも最適な複数の構造の間で選択する
ために通常の計算を用いる。構造を更に最適化するため
には、セルの長さが選択できることが必要であるが、セ
ルの長さは標準化されているためにそれは可能ではな
い。したがって、本発明の第一の目的は標準化されてい
るATMセルをスイッチングするためにスイッチングネ
ットワークの使用を一層最適にする多重化法を提案する
ことである。
【0007】ATMセルは、セルのペイロードの長さに
対応する長さを持つパケット(packet)に、運ぶべきデ
ータがまとめられるならば、データ伝送サービスを行う
ことができる。データソースが低いビット伝送速度で動
作し、したがって、データをマイクロパケット(microp
acket )で送るものとすると、同じソースにおける複数
の連続するマイクロパケットが各セルを効率よく充たす
のを待つことはしばしば不可能である。したがって、本
発明の第二の目的は、効率的に充たされる標準化したA
TMセルでデータマイクロパケットを伝送するための多
重化法を提案することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の態様においては、
本発明は、固定長の非同期転送モードセルにおいてデー
タを時分割多重化するための、非同期転送モード電気通
信ネットワークにおける多重化法であって、各セルは、 −前記ネットワークの二つのノードの間の論理チャネル
を定義する仮想回路群識別子および仮想回路識別子を含
むヘッダと、 −固定量のデータで構成されたペイロードとを含み、前
記ノードにおいてデータの経路指定を行う前に、同じ論
理チャネルをサポートする、データコンテナ(data con
tainer)と呼ばれる、一連の論理エンティティと同じ論
理チャネルをサポートする一連のセル内にペイロードを
置き、各コンテナは、各セルのペイロードの量より多い
量のデータである負荷を含み、前記ノードの使用がより
効率的になるように、各コンテナによって運ばれるデー
タの量を選択し、種々の回線から複数の信号のサンプル
を送り、かつデータを種々の宛先へ送るために、所与の
論理チャネルをサポートする、おのおの固定長さを有す
る一連のコンテナに、 −それぞれ前記回線に対応し、おのおのを前記コンテナ
内の位置によってそのコンテナ内部で識別できるサンプ
ルと、 −長さおよび宛先を示すラベル(label )をおのおのが
含む複数のデータパケットとを置く、多重化法にある。
【0009】上記方法は、各ノードに対する最適なコン
テナ長さを用いることによって、各ATMスイッチング
ノードの使用を更に最適にする。この長さは、通信量統
計解析(traffic statistic characteristics )に基づ
いて最後に選択し、または現在の通信量に従って変化す
る。それは、データマイクロパケット(セルのペイロー
ドより短い)と回路サンプルを同じセルで同時に運べる
ようにすることによっても、セルの使用を最適にする。
その理由は、各回路サンプルが、その位置と、固定され
ていて既知であるその長さとによって識別でき、かつ各
データマイクロパケットを、その長さを与えるラベルに
よって識別できるからである。
【0010】第二の態様においては、本発明は、先行す
る請求項のいずれか一項に記載の方法を実施するスイッ
チングノードであって、 −前記ノードによって受けられて種々のセルに含まれる
データを、同じ論理エンティティまたはコンテナにまと
めるための少なくとも一つの補助スイッチングマトリッ
クスを含み、前記データが、前記ノード内におけるその
経路指定の少なくとも一部分の間同じ経路に経路指定さ
れ、各コンテナが、同じ論理チャネルをサポートし各セ
ルのペイロードよりも大きな量のデータを運ぶ複数のセ
ルによって運ばれ、各コンテナで運ばれるデータの量
が、前記ノードの使用がより効率的になるように選ばれ
る、第一の段と、 −前記第一の段の出力端子に入力端子が結合される少な
くとも一つの通常の中間セルスイッチング段と、同じコ
ンテナにまとめられたために同じセル内で運ばれたデー
タを、別々の論理チャネルをそれぞれサポートする別々
のセルに置くために、少なくとも一つの補助スイッチン
グマトリックスを含む終段と、 −少なくとも一つの補助スイッチングマトリックスとを
含み、前記少なくとも一つの補助スイッチングマトリッ
クスは、 −−同期回路サンプルの経路指定に専用の第一のマーカ
メモリと、 −−前記第一のマーカメモリに記憶されているデータに
よって制御される、同期回路サンプルをセル内に置くた
めの第一のスペーススイッチと、 −−データパケットの経路指定に専用の第二のマーカメ
モリと、 −−前記第二のマーカメモリに記憶されている経路指定
データによって制御される、データパケットをセル内に
置くための第二のスペーススイッチとを含む、スイッチ
ングノードにある。
【0011】第三の態様においては、本発明は、請求項
1から5のいずれか一項に記載の方法を実施するスイッ
チングノードであって、前記ノードの入力端子を構成す
る主入力端子と、前記ノードの出力端子を構成する主出
力端子とを有する主セル(main cell )スイッチングネ
ットワークと、−−データが、前記ノード内におけるそ
の経路指定の少なくとも一部分の間同じ経路に経路指定
可能であり、各コンテナが、同じ論理チャネルをサポー
トする複数のセルによって運ばれる、種々のセルに含ま
れているセルデータのペイロードより大きい容量を持つ
同じ論理エンティティまたはコンテナ内でデータをまと
めるため、ならびに −−同じコンテナ内でまとめられたために同じセル内で
運ばれたデータを、それぞれ種々の論理チャネルをサポ
ートする別々のセルに置くための、 −前記主ネットワークの補助出力端子にそれぞれ接続さ
れる入力端子と、前記主ネットワークの補助入力端子に
それぞれ接続される出力端子とを有する少なくとも一つ
の補助セルスイッチングネットワークと、 −少なくとも一つの補助スイッチングマトリックスとを
含み、この少なくとも一つの補助スイッチングマトリッ
クスが、 −−同期回路サンプルの経路指定に専用の第一のマーカ
メモリ(marker memory )と、 −−前記第一のマーカメモリに記憶されているデータに
従って制御される、同期回路サンプルをセル内に置くた
めの第一のスペーススイッチ(space switch)と、 −−データパケットの経路指定に専用の第二のマーカメ
モリと、 −−前記第二のマーカメモリに記憶されている経路指定
データに従って制御される、データパケットをセル内に
置くための第二のスペーススイッチとを含む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下の説明および添付図面から本
発明は一層良く理解され、かつその他の特徴が明らかに
なるであろう。
【0013】図1は本発明の多重化法の一例を示す。こ
の例では、各コンテナはセルの長さと、その長さの2倍
の長さとの間の固定長さを有する。この例では、3個の
コンテナCT1、CT2、CT3の列がセルCL1、C
L2、CL3等の列によって運ばれる。各セルはそれぞ
れヘッダHD1、HD2、HD3を有する。ヘッダは仮
想回路群識別子と仮想回路識別子を含む。セルCL1等
の仮想回路群識別子は同じチャネルを全て識別する。仮
想回路識別子はセルの間で異なることができる。各セル
はそれぞれペイロードPL1、PL2、PL3等をも含
む。
【0014】コンテナCT1はセルCL1、CL2にま
たがる。そのコンテナは負荷LD1を含む。その負荷は
二つの部分に分割され、固定パターンを構成するフラッ
グF1を初めに有する。フラッグF1と負荷LD1の第
一の部分は、セルCL1のペイロードPL1のためを意
図するフィールドの全てを占める。負荷LD1の第二の
部分は、フィールドのうち、セルCL2のペイロードP
L2のためを意図する部分を占める。この例では、フラ
ッグF1はセルCL1のヘッダHD1の直後に続くが、
コンテナの長さは各セルの長さの整数倍ではないから、
それは一般的にはそうではない。
【0015】コンテナCT2は、フラッグF1のパター
ンと同じパターンで構成されたフラッグF2を含み、セ
ルCL2の負荷LD1の第二の部分から続く。フラッグ
F2に負荷LD2の最初の部分が続く。負荷LD2は二
つの部分に分割されている。負荷LD2の第二の部分は
セルCL3のヘッダHD3の後に置かれる。コンテナC
T3はセルCL3の負荷LD2の第二の部分の後に置か
れる。それはフラッグF1、F2と同一のフラッグF3
で始まる。
【0016】この例では、各コンテナCT1、CT2、
CT3等の長さは固定される。それは所与のスイッチン
グノードの全ての入力に対して同じである。それはノー
ドが受ける通話量の統計的解析に基づいて決定される。
それらのコンテナが回路のみをサポートするのであれ
ば、従来の計算法を用いて、所与の統計的に評価した通
信量と所与のブロッキング確率とに対して、コンテナの
最適な長さを決定する。コンテナがデータマイクロパケ
ット、またはデータマイクロパケットと電話回線を混合
したものを運ばなければならないとすると、シミュレー
ションによってコンテナのサイズを最適にできる。
【0017】一実施形態においては、スイッチングノー
ドの所与の入力に対するコンテナの長さは時間的に変化
できる。長さを変化する前に、コンテナ長さ変化プロト
コルプリミティブ(protocol primitive)をコンテナの
ペイロードで送る。
【0018】別の実施形態においては、コンテナはフラ
ッグを含まないが、その代わりに、標準ATMセルのヘ
ッダで使用する誤り検出コード語(error detection co
de word )に類似する誤り検出コード語を含む。このコ
ード語は、ヘッダのビットに適用される標準化したアル
ゴリズムによって計算される。それはヘッダに影響を及
ぼす伝送誤りを検出するために使用する。このコード語
は各セルのスタートを検出するためにも使用する。標準
化したセルの連続流れ中の各セルの始まりと終りを検出
する既存の方法は、 −標準化したアルゴリズムを用いて、コード語を急いで
計算する段階と、 −コード語と同じ数のビットを含む語を、受けたビット
流(bit stream)から取り出す段階と、 −計算したコード語を受けたビットと比較し、計算した
コード語が、急いで取り出した語と同一であれば、セル
のヘッダが検出されたと結論する段階とを備える。
【0019】図2および図3はそれぞれ二つのコンテナ
CT4とCT5を、各コンテナの長さがセルの長さの2
倍に正確に等しく、電話回線サンプルとデータマイクロ
パケットを運ぶような状況において一層詳しく示す。こ
の例では、データはマイクロパケットの形をしており、
各マイクロパケットはセルのペイロードより短くて、回
路サンプルを同じセルで運ぶことを可能にする。
【0020】図2を参照して、それぞれヘッダHD4と
HD5を有するセルCL4とCL5によってコンテナC
T4が運ばれる。それらのヘッダは同じ仮想回路群識別
子VPと異なる仮想回路識別子VC1、VC2をそれぞ
れ含む。図にUで記したフィールドは空き(使用してい
ない)フィールドである。この例では、セルCL4は電
話回線CH1からのサンプルと、電話回線CH2からの
サンプルと、電話回線CH3からのサンプルと、データ
マイクロパケットPK1と、データマイクロパケットP
K2と、セルCL4のペイロードにおける誤りを検出す
るための二つの制御バイトCTR4とを運ぶ。電話回線
CH2からのサンプルは、使用できるが、隣接しない二
つのフィールドを使用するために、二つの部分に分割さ
れる。
【0021】この例では、各コンテナの初めを識別する
ためにフラッグは必要でない。その理由は、一つおきの
セルのヘッダから始まりを容易に識別できるからであ
る。
【0022】セルCL5は電話回線CH4からのサンプ
ルと、電話回線CH5からのサンプルと、データマイク
ロパケットPK3と、データマイクロパケットPK4
と、セルCL5のペイロードで伝送されるデータに影響
を及ぼす誤りを検出するための二つの制御バイトCTR
5とを含む。各マイクロパケットは、各マイクロパケッ
トを独立に経路指定するための論理基準を構成するラベ
ルL1、L2、L3、L4と、マイクロパケットの終り
の範囲を正確に定めるための長さ標識(length indicat
ion )とを含む。
【0023】図3はコンテナCT4に続くコンテナCT
5を示す。それは、それぞれのヘッダHD6とHD7を
有する連続する二つのセルCL6とCL7によってサポ
ートされる。それらのヘッダは同じ仮想回路群識別子V
Pと異なる仮想回路識別子VC1、VC2をそれぞれ含
む。
【0024】図3は、それぞれ仮想回路のおのおのにつ
いてのコンテナCT4とCT5が、電話回線がセットア
ップされたままである限り、それらの電話回線について
正確に同じ構造を有するが、データマイクロパケットに
ついては異なる構造を有することを示す。
【0025】セルCL6は、セルCL4における電話回
線CH1、CH2、CH3からのサンプルが占めていた
のと全く同じ位置にある、それらの電話回線からのサン
プルを運ぶ。同様に、セルCL7は、セルCL5におけ
る電話回線CH4とCH5からのサンプルが占めていた
のと全く同じ位置にある、それらの電話回線からのサン
プルを運ぶ。しかし、セルCL6は、ラベルL5を有す
るが、セルCL4におけるマイクロパケットPK1、P
K2と必ずしも同じ長さではなく、または同じ位置にな
いラベルL5を有するデータマイクロパケットPK5を
運ぶ。
【0026】セルCL6は、セルCL6によって運ばれ
る全てのペイロードによって条件付けられる制御語(co
ntrol word)CTR6も運ぶ。
【0027】同様に、セルCL7は、セルCL5によっ
て運ばれるマイクロパケットPK3、PK4と同じ長さ
ではなく、または同じ位置にないマイクロパケットPK
6を運ぶ。セルCL7は、セルCL7によって運ばれる
全てのペイロードに基づいて計算される制御語CTR7
も運ぶ。
【0028】他の実施形態においては、所与の回線から
のサンプルの位置を時間的に変更して、セルの充填を最
適にできる。その後でサンプル位置変更プロトコルプリ
ミティブをそれらのコンテナで運ぶ。
【0029】この例では、送るべきデータパケットはセ
ルより非常に短いマイクロパケットであるが、それらは
セルのペイロードより長い、たとえば、セルの長さの
1.5倍の、データパケットに等しくできる。そのよう
なパケットのいずれも同じコンテナを構成する第一のセ
ルと第二のセルの間に分割されている。
【0030】好適な実施形態においては、全ての回線サ
ンプルはコンテナの第一の部分にまとめられ、全てのマ
イクロパケットは第二の部分にまとめられる。そうする
とコンテナの二つの部分の間の境界の位置は、信号回線
によって伝送されるコンテナの構造を定めるデータ部分
である。このデータはコンテナ内の各回線からのサンプ
ルの位置も含む。この位置は回線が持続する間固定さ
れ、または可変である。
【0031】図4は本発明のスイッチングノードの第一
の実施形態を示す。この実施形態は、 −n個の光ネットワークユニットONU1からONUn
にそれぞれ接続されているn個の入力リンクIL1から
ILnと、n個の光ネットワークユニットONU’1か
らONU’nにそれぞれ接続されているn個の出力リン
クOL1からOLnと、 −この非常に簡単にした例では、三つの入力と三つの出
力をおのおの有するp個の入力マトリックスIM1から
IMpと、 −この非常に簡単にした例では、三つの入力と三つの出
力をおのおの有するp個の出力マトリックスOM1から
OMpと、 −n個の入力端子とn個の出力端子を有する複数の段
(図示せず)で構成された通常のATMスイッチングネ
ットワークSNとを含む。各光ネットワークユニット
は、図に点で示す一つまたは複数のユーザ端末に接続さ
れている。
【0032】各光ネットワークユニットONU1からO
NUnの出力端子が、入力マトリックスIM1からIM
pの一つの入力マトリックスの入力端子に接続される。
各光ネットワークユニットONU’1からONU’nの
入力端子が、出力マトリックスOM1からOMpの一つ
の出力マトリックスの出力端子に接続される。各入力マ
トリックスIM1からIMpの出力端子はスイッチング
ネットワークSNの入力端子に接続される。スイッチン
グネットワークSNの各出力端子は、出力マトリックス
OM1からOMpの一つの出力マトリックスの入力端子
に接続される。
【0033】入力マトリックスIM1からIMpおよび
出力マトリックスOM1からOMpについては、図6を
参照して後で説明する。
【0034】図4はこの第一の実施形態の動作を例によ
って説明する。その例では、 −光ネットワークユニットONU1に接続されているユ
ーザ端末T1が、ユーザ端末Aに宛てられているデータ
(電話回線サンプルまたはデータマイクロパケット)を
含んでいるセルCL10を送り、 −光ネットワークONU1に接続されているユーザ端末
T2が、ユーザ端末Bに宛てられているデータを含んで
いるセルCL11を送り、 −光ネットワークユニットONU3に接続されているユ
ーザ端末T3が、ユーザ端末Cに宛てられているデータ
を含んでいるセルCL12を送る。
【0035】ユーザ端末AとCは光ネットワークユニッ
トONU’1に接続され、ユーザ端末Bが光ネットワー
クユニットONU’2に接続される。ユーザ端末A、
B、Cは同じ出力マトリックスOM1に接続されてお
り、それら三つのユーザ端末に宛てられているデータを
同じコンテナにまとめることが可能であり、かつ出力マ
トリックスOM1に関する限りは、このコンテナを単一
のエンティティとして処理することが可能である。マト
リックスOM1の機能は、一方ではユーザ端末AとCへ
宛てられ、他方ではユーザ端末Bへ宛てられているデー
タを、異なって経路指定する、すなわち、それぞれ出力
リンクOL1とOL2へ宛てることである。スイッチン
グネットワークSNの機能は、この例では二つのセルを
おのおの含むコンテナへ、二つのセルを個々に同じ経路
で経路指定することによって、二つのセルがコンテナを
構成していることを知ることなしに、コンテナまで経路
指定することである。
【0036】この例では、光ネットワークユニットON
U1は、Aへ宛てられたデータとBへ宛てられたデータ
を含む複合セルCL13を形成する。光ネットワークユ
ニットONU3は、セルCL12のペイロードを変更す
ることなしに、そのセルを送る。入力マトリックスIM
1は連続する二つのセルCL14とCL15で構成され
たコンテナCT6を形成し、それぞれの宛先に到達する
前に出力マトリックスOM1を通らなければならない全
てのデータをそのコンテナに置く。したがって、A、
B、Cへ宛てられたデータはコンテナCT6の中に置か
れる。ネットワークSNは二つのセルCL14とCL1
5を、マトリックスOM1の入力端子に接続されている
ネットワークSNの任意の出力端子まで経路指定する。
【0037】マトリックスOM1はコンテナCT6を分
割して、それが含んでいるデータを、光ネットワークユ
ニットONU’1とONU’2へそれぞれ宛てられてい
る二つのセルCL16とCL17に含んでいるデータを
置く。セルCL16は複合セルであって、Aに宛てられ
たデータとBに宛てられたデータを含む。セルCL17
はCに宛てられたデータのみを含むセルである。光ネッ
トワークユニットOMU’2はセルCL17を、そのペ
イロードを変更することなしに、ユーザ端末Bへ送る。
光ネットワークユニットONU’1は複合セルCL16
を二つのセルCL18とCL19に分割する。それらの
セルCL18とCL19は、Aに宛てられたデータのみ
と、Cに宛てられたデータのみとをそれぞれ含む。
【0038】図5は本発明のスイッチングノードの第二
の実施形態のブロック図を示す。この第二の実施形態
は、 −光ネットワークユニットONU1からONUnに接続
されているn個の入力リンクIL1からILnと、n個
の光ネットワークユニットONU’1からONU’nに
それぞれ接続されているn個の出力リンクOL1からO
Lnと、 −n個の主入力端子と、n個の主出力端子と、n個の補
助入力端子と、n個の補助出力端子とを有する通常のA
TMスイッチングネットワークSN’と、 −ネットワークSN’のn個の補助出力端子にそれぞれ
接続されているn個の入力端子と、ネットワークSN’
のn個の補助入力端子にそれぞれ接続されているn個の
出力端子とを有する、補助ATMスイッチングネットワ
ークASNとを含む。
【0039】この例では補助ネットワークASNは、 −n個の入力端子とn個の出力端子を有する通常のAT
MスイッチングマトリックスMOと、 −この簡単にした例では、二つの入力端子と二つの出力
端子をおのおの有するq個の入力マトリックスIM’1
からIM’qと、 −この簡単にした例では、二つの入力端子と二つの出力
端子をおのおの有するq個の出力マトリックスOM’1
からOM’qとを含む。
【0040】マトリックスIM’1からIM’qの入力
端子はネットワークASNのn個の入力端子を構成す
る。それらの出力端子はマトリックスM0のn個の入力
端子にそれぞれ接続される。マトリックスM0のn個の
出力端子は出力マトリックスOM’1からOM’qの入
力端子にそれぞれ接続される。それらの出力マトリック
スの出力端子はネットワークASNのn個の出力端子を
それぞれ構成する。後で図6を参照して入力マトリック
スIM’1からIM’qと、出力マトリックスOM’1
からOM’qについて説明する。
【0041】図5は、 −光ネットワークユニットONU1に接続されているユ
ーザ端末T1が、ユーザ端末Aに宛てられているデータ
を含んでいるセルCL21を送り、 −光ネットワークユニットONU1に接続されているユ
ーザ端末T2が、ユーザ端末Bに宛てられているデータ
を含んでいるセルCL22を送り、 −光ネットワークユニットONU3に接続されているユ
ーザ端末T3が、ユーザ端末Cに宛てられているデータ
を含んでいるセルCL23を送るような状況におけるこ
の第二の実施形態の動作を示す。
【0042】ユーザ端末AとCは同じ光ネットワークユ
ニットONU’1に接続され、ユーザ端末Bは光ネット
ワークユニットONU’2に接続される。A、B、Cに
宛てられているデータを経路のほとんどを介して同じコ
ンテナにまとめることが可能であり、ネットワークS
N’は、そのコンテナを最後の可能な時刻に分配し、デ
ータをそれぞれ宛先に経路指定する。
【0043】光ネットワークユニットONU1は、ユー
ザ端末AとBへ宛てられたデータをまとめることによっ
て複合セルCL24を形成する。光ネットワークユニッ
トONU3は、セルCL23のペイロードを変更するこ
となしに、そのセルを送る。セルCL24とCL23を
補助ネットワークASNの二つの入力端子まで経路指定
して、光ネットワークユニットONU’1を通じて送る
データと、光ネットワークユニットONU’2を通じて
送るデータとを含んでいる、コンテナCT7を補助ネッ
トワークASNが形成できるようにするために、ネット
ワークSN’は最初に用いられる。それら二つの入力端
子は同じ入力マトリックスIM’1に対応する。コンテ
ナCT7は連続する二つのセルCL25とCL26で構
成される。セルCL25は端末Aへ宛てられたデータと
端末Bへ宛てられたデータを運ぶ。セルCL26は端末
Cへ宛てられたデータを運ぶ。セルCL25は端末Aへ
宛てられたデータと端末Bへ宛てられたデータを運ぶ。
セルCL26は端末Cへ宛てられたデータを運ぶ。コン
テナCT7は、ネットワークSN’の補助入力端子ま
で、マトリックスM0と出力マトリックス(たとえば、
OM’q)によって経路指定される。その後で、コンテ
ナCT7を構成する二つのセルCL25とCL26を、
対応する補助ネットワークASNの入力端子へ、たとえ
ば、入力マトリックスIM’qに接続されているネット
ワークSN’の補助出力端子まで、全く同じ経路で経路
指定するために、二回目の時も後者を用いる。
【0044】マトリックスIM’qとマトリックスM0
はコンテナを出力マトリックスOM’1まで経路指定す
る。その出力マトリックスは、それぞれの光ネットワー
クユニットONU’1とONU’2を介して通される二
つのセルCL28とCL29にコンテナCT7を分割す
るというタスク(task)を有する。セルCL28は複合
セルであって、Aに宛てられたデータと、Cに宛てられ
たデータとを含む。セルCL29はBに宛てられたデー
タを含む。その後で、ネットワークSN’は、3回目
に、それら二つのセルCL28とCL29をそれぞれの
光ネットワークユニットONU’1とONU’2まで送
るそれぞれのリンクOL1、OL2へ経路指定する。ユ
ニットONU’1は複合セルCL28を二つのセルCL
30とCL31に分割する。それらのセルCL30とC
L31は、Aに宛てられたデータのみと、Cに宛てられ
たデータのみとをそれぞれ含む。ユニットONU’2は
セルCL29を、そのペイロードを変更することなし
に、ユーザ端末Bへ送る。
【0045】A、B、Cへ宛てられたデータはネットワ
ークSN’を3回通り、図4に示す実施形態では、その
データはそのネットワークを1回だけ通されることに注
目されたい。したがって、第二の実施形態はより多くの
スイッチング資源を消費する。しかし、第二の実施形態
は、ある程度までネットワークSN’の構造に並列であ
る、ネットワークASNの構造がそのネットワークAS
Nに起きるある障害を修理できるために、より信頼でき
るという利点を持ち、一方第一の実施形態では入力マト
リックスIM1からIMpのいずれか、または出力マト
リックスOM1からOMpのいずれかに起きる障害を修
理できない。
【0046】図6は、図4と図5に示す実施形態で使用
する、マトリックスIM1からIMp、OM1からOM
p、IM’1からIM’q、OM’1からOM’qのい
ずれかを構成できるマトリックスAMのブロック図を示
す。このマトリックスAMは、 −N個の入力端子I1からIN、 −それぞれの入力端子が入力端子I1からINの一つに
接続される、それぞれの入力端子をおのおの有するN個
の入力回路IC1からICN、 −同期電話回線サンプルを経路指定するため専用の第一
のマーカメモリM1、 −同期電話回線サンプルに専用の第一のスペーススイッ
チS1、 −データマイクロパケットを経路指定するため専用の第
二のマーカメモリM2、 −データマイクロパケットに専用の第二のスペーススイ
ッチS2、 −N個の出力回路OC1からOCN、 −出力回路OC1からOCNの一つの出力回路のそれぞ
れの出力端子におのおの接続されるN個の出力端子O1
からON、 −マトリックスAMの各サブシステムを制御する制御ユ
ニットCUを含む。
【0047】各入力回路IC1からICNは、それぞれ
の入力端子I1からINに受けたセルを記憶するための
レジスタを含む。セルは、制御ユニットCUによって供
給されるクロック信号(図示せず)の制御の下に直列に
受けられ、メモリに書き込まれる。
【0048】マーカメモリM1の書込みアドレス入力端
子が制御ユニットCUの出力端子に結合され、読出しア
ドレス入力端子が各入力回路IC1からICNの出力端
子に結合されて、セルヘッダHDを受ける。マーカメモ
リM1のデータ入力端子が制御ユニットCUの出力端子
に接続される。マーカメモリM1の内容は制御ユニット
CUによって供給され、呼出しセットアップ(set-up)
中に制御ユニットCUの制御の下に書き込まれる。
【0049】入力端子I1からINの一つに終端する各
論理チャネルは、その論理チャネルをサポートする各セ
ルのヘッダHDに含まれている仮想回路群識別子と仮想
回路識別子によって識別される。入来する(incoming)
各論理チャネルに対して、マーカメモリM1は、同じ線
上において、 −入来論理チャネルによって運ばれ、入来セル中のそれ
らのサンプルの位置を示す、同期電話回線の識別子と、 −出(outgoing)論理チャネルの識別子と、出力端子O
1からONの識別子と、論理チャネルをサポートする各
出て行くセル中の電話回線サンプルに割当てられた位置
を示す識別子と、 −各セルが、同期電話回線サンプルのみを含む第一の部
分と、データマイクロパケットのみを含む第二の部分と
をおのおの有するような、それを超えると、入来セルの
内容がデータマイクロパケットを運ぶ、セルごとに変化
する、位置Xの指示とを含む。
【0050】このデータは信号リンク(図示せず)によ
って制御ユニットCUへ供給される。
【0051】メモリM1の第一のデータ出力端子が入力
回路IC1からICNの共通入力端子に接続されて、そ
れを越えるとセルのペイロードがマイクロパケットを運
ぶような、位置の指示Xをその共通入力端子に供給す
る。メモリM1の第二のデータ出力端子がスペーススイ
ッチS1の制御入力端子に接続されて、マトリックスA
Mと、出論理チャネルにおける各セル内の同期電話回線
サンプルの位置を識別する識別子との出力端子O1から
ONの一つのアイデンティティ(identity)で構成され
た経路指定データR1をその制御入力端子に供給する。
メモリM1の第三のデータ出力端子がスペーススイッチ
S1の入力端子に接続されて、出論理チャネルの識別子
でほぼ構成されたヘッダHD’をその入力端子に供給す
る。
【0052】スイッチS1は、N個の出力端子O1から
ONに対する同期電話回線サンプルに専用されるセルの
一部をそれぞれ記憶し、かつ、それらのサンプルを運ぶ
各セルのヘッダHD’を記憶するためのN個のレジスタ
RG1からRGNを有する。スペーススイッチS1のタ
スクは、各入来セルの第一の部分に含まれている同期電
話回線サンプルを出力回路OC1からOCNの一つに切
替えることはできる。
【0053】各入来セルが含んでいるデータを切り替え
るために十分な時間をとるために、各入来セルは入力回
路IC1からICNの一つにおけるメモリに記憶され
る。受けた各セルのヘッダHDの内容が入力回路によっ
てマーカメモリM1の読出しアドレス入力端子に供給さ
れる。このアドレスでマーカメモリM1を読み出すと、
経路指定データR1がスペーススイッチS1の制御入力
端子に供給されて、それが、出力回路OC1からOCN
へそれぞれ宛てられたサンプルを、レジスタRG1から
RGNのおのおのに記憶するようにする。それらのデー
タはそれらのレジスタの、出て行くセル中でそれらが占
める位置に対応する位置に記憶される。マーカメモリM
1の読出しによって出て行くセルのヘッダHD’も供給
される。このヘッダもレジスタRG1からRGNの一つ
に記憶される。その後で、各レジスタRG1からRGN
の内容が出力回路OC1からOCNの一つに転送され、
そこで出て行れくセルに挿入される。
【0054】マーカメモリM1はまた、それを超えると
入来セルの内容がデータマイクロパケットを運ぶ位置の
指示Xを入力回路IC1からICNに供給する。こうし
て各入力回路IC1からICNは位置Xを知り、そこか
らデータマイクロパケットの読出しを開始できる。
【0055】マーカメモリM2はそれらのマイクロパケ
ットの経路指定に専用される。そのデータ入力端子が制
御ユニットCUの出力端子に接続され、書込みアドレス
入力端子が制御ユニットCUの出力端子に接続され、読
出しアドレス入力端子が入力回路IC1ないしICNの
共通出力端子に接続され、二つのデータ出力端子がスペ
ーススイッチS2の二つの入力端子にそれぞれ接続され
る。マーカメモリM2は経路指定データR2を含む。そ
のデータは、マトリックスAMの出力端子O1からON
の一つを識別するアイデンティティで構成され、かつ各
データマイクロパケットについての新しいラベルL’を
含む。
【0056】入力回路IC1からICNの一つの出力端
子がスペーススイッチS2の入力端子に接続されて、各
データマイクロパケットに含まれているデータDをその
入力端子に供給する。入力回路IC1からICNの他の
出力端子がマーカメモリM2の読出しアドレス入力端子
に接続されて、各データマイクロパケットのラベルLを
その入力端子に供給する。データマイクロパケットが入
力回路で読み出されると、マーカメモリM2がアドレス
Lで読み出される。マーカメモリM2の出力端子がその
データパケットに対する新しいラベルL’をスペースス
イッチS2の入力端子に供給する。後者は、新しいラベ
ルL’とデータDで構成された各データマイクロパケッ
トを、出力回路OC1からOCNの一つにそれぞれ対応
する待ち行列(queue )Q1からQNに記憶する。それ
らの待ち行列Q1からQNを用いて、データマイクロパ
ケットアドレスが同じ出力端子O1からONに同時に到
達したことに起因する競合問題(contention problem)
を解決する。それらの待ち行列は通常のやり方で管理す
る。
【0057】スペーススイッチS2の待ち行列Q1から
QNの出力端子が出力回路OC1からOCNのそれぞれ
の入力端子に接続されて、新しいラベルL’とデータD
でおのおの構成されているデータマイクロパケットをそ
れらの入力端子に供給する。出力回路OC1からOCN
の読出しが、リンク(図示せず)を介して制御回路CU
によって定期的に指令される。各出力回路においてこの
ようにして読み出されたセルは、その出力回路に対応す
る出力端子O1からONへ直列に供給される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一連のセル内に置かれて、セルの長さの整数倍
でない長さを持つ一連のデータコンテナを示す線図であ
る。
【図2】標準セルの長さの2倍に等しい長さをおのおの
有するコンテナの一つの特定の例を示す図である。
【図3】標準セルの長さの2倍に等しい長さをおのおの
有するコンテナの一つの特定の例を示す図である。
【図4】本発明のスイッチングノードの第一の実施形態
のブロック図である。
【図5】本発明のスイッチングノードの第二の実施形態
のブロック図である。
【図6】それらの実施形態の両方で使用できるスイッチ
ングマトリックスを示す図である。
【符号の説明】
CL1、CL2、CL3 セル CT1、CT2、CT3 コンテナ F1、F2、F3 フラッグ LD1、LD2 負荷 PL1、PL2、PL3 ペイロード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長の非同期転送モードセルにおいて
    データを時分割多重化するための、非同期転送モード電
    気通信ネットワークにおける多重化法であって、各セル
    が、 前記ネットワークの二つのノードの間の論理チャネルを
    定義する仮想回路群識別子および仮想回路識別子を含む
    ヘッダと、 固定量のデータで構成されたペイロードとを含み、 前記ノードにおいてデータの経路指定を行う前に、同じ
    論理チャネルをサポートする、データコンテナと呼ばれ
    る、一連の論理エンティティ(entity)と同じ論理チャ
    ネルをサポートする一連のセル内にペイロードを置き、
    各コンテナは、各セルのペイロードの量より多い量のデ
    ータである負荷を含み、前記ノードの使用がより効率的
    になるように、各コンテナによって運ばれるデータの量
    を選択し、 種々の回線から複数の信号のサンプルを送り、かつデー
    タを種々の宛先へ送るために、所与の論理チャネルをサ
    ポートする、おのおの固定長さを有する一連のコンテナ
    に、 それぞれ前記回線に対応し、おのおのを前記コンテナ内
    の位置によってそのコンテナ内部で識別できるサンプル
    と、 長さおよび宛先を示すラベルをおのおのが含む複数のデ
    ータパケットとを置く、多重化法。
  2. 【請求項2】 所与の回路からの全てのサンプルが前記
    回路の全持続時間の間固定される請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 所与の回路からのサンプルの位置が前記
    回路の持続時間の間可変であり、サンプル位置変更プロ
    トコルプリミティブがコンテナ内で運ばれる請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 各コンテナのスタート位置が所定のフラ
    ッグで識別される請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 所与のリンクを介して伝送される前記コ
    ンテナの長さを変更でき、コンテナの長さ変更プロトコ
    ルプリミティブが、長さの変更が行われる前に、コンテ
    ナのペイロード中で伝送される請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ノードによって受けられて種々のセ
    ルに含まれるデータを、同じ論理エンティティまたはコ
    ンテナにまとめるための少なくとも一つの補助スイッチ
    ングマトリックスを含み、前記データが、前記ノード内
    におけるその経路指定の少なくとも一部分の間同じ経路
    に経路指定され、各コンテナが、同じ論理チャネルをサ
    ポートし各セルのペイロードよりも大きな量のデータを
    運ぶ複数のセルによって運ばれ、各コンテナで運ばれる
    データの量が、前記ノードの使用がより効率的になるよ
    うに選ばれる、第一の段と、 この第一の段の出力端子に入力端子が結合される少なく
    とも一つの通常の中間セルスイッチング段と、 同じコンテナにまとめられたために同じセル内で運ばれ
    たデータを、別々の論理チャネルをそれぞれサポートす
    る別々のセルに置くために、少なくとも一つの補助スイ
    ッチングマトリックスを含む終段と、 少なくとも一つの補助スイッチングマトリックスとを含
    み、前記少なくとも一つの補助スイッチングマトリック
    スが、 同期回路サンプルの経路指定に専用の第一のマーカメモ
    リと、 前記第一のマーカメモリに記憶されているデータによっ
    て制御される、同期回路サンプルをセル内に置くための
    第一のスペーススイッチと、 データパケットの経路指定に専用の第二のマーカメモリ
    と、 前記第二のマーカメモリに記憶されている経路指定デー
    タによって制御される、データパケットをセル内に置く
    ための第二のスペーススイッチとを含む請求項1から5
    のいずれか一項に記載の方法を実施するスイッチングノ
    ード。
  7. 【請求項7】 前記ノードの入力端子を構成する主入力
    端子と、前記ノードの出力端子を構成する主出力端子と
    を有する主セルスイッチングネットワークと、 データが、前記ノード内におけるその経路指定の少なく
    とも一部分の間同じ経路に経路指定可能であり、各コン
    テナが、同じ論理チャネルをサポートする複数のセルに
    よって運ばれる、種々のセルに含まれるセルデータのペ
    イロードより大きい容量を持つ同じ論理エンティティま
    たはコンテナ内でデータをまとめるため、ならびに同じ
    コンテナ内でまとめられたために同じセル内で運ばれた
    データを、それぞれ種々の論理チャネルをサポートする
    別々のセルに置くための、 前記主ネットワークの補助出力端子にそれぞれ接続され
    る入力端子と、前記主ネットワークの補助入力端子にそ
    れぞれ接続される出力端子とを有する少なくとも一つの
    補助セルスイッチングネットワークと、 少なくとも一つの補助スイッチングマトリックスとを含
    み、この少なくとも一つの補助スイッチングマトリック
    スが、 同期回路サンプルの経路指定に専用の第一のマーカメモ
    リと、 前記第一のマーカメモリに記憶されているデータに従っ
    て制御される、同期回路サンプルをセル内に置くための
    第一のスペーススイッチと、 データパケットの経路指定に専用の第二のマーカメモリ
    と、 前記第二のマーカメモリに記憶されている経路指定デー
    タに従って制御される、データパケットをセル内に置く
    ための第二のスペーススイッチとを含む請求項1から5
    のいずれか一項に記載の方法を実施するスイッチングノ
    ード。
  8. 【請求項8】 送るべきコンテナ内部の資源を最適にす
    るために、各回路サンプルに前記コンテナ内部の位置を
    割り当て、それに従って第一のマーカメモリの内容を修
    正し、全ての回路のセットアップのために、回路サンプ
    ル位置変更プロトコルプリミティブを前記コンテナに置
    くための手段と、 コンテナを受けた時に、前記コンテナによって運ばれた
    プリミティブを解釈し、かつ位置変更を指示して、前記
    コンテナ内を運ばれたサンプルの位置を決定し、それに
    従って前記第一のマーカメモリを更新するための手段と
    を更に備える請求項6または7に記載のスイッチングノ
    ード。
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