JPH09102144A - 記録媒体 - Google Patents

記録媒体

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Publication number
JPH09102144A
JPH09102144A JP7256456A JP25645695A JPH09102144A JP H09102144 A JPH09102144 A JP H09102144A JP 7256456 A JP7256456 A JP 7256456A JP 25645695 A JP25645695 A JP 25645695A JP H09102144 A JPH09102144 A JP H09102144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
area
signals
recorded
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7256456A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Yokogawa
文彦 横川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP7256456A priority Critical patent/JPH09102144A/ja
Publication of JPH09102144A publication Critical patent/JPH09102144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不法コピー盤であるか否かの識別を容易に行
うこと。 【構成】 光ピックアップに備えられている対物レンズ
は、ディスク基板21を光が通過したときに、ディスク
基板21の厚み誤差によって発生する球面収差が打ち消
されてなくなるように設計されており、クランピングエ
リア23に記録されている所定の信号28を読み取らせ
ようとした場合、肉厚部27の形成によって肉厚部27
の内側の所定の信号28の読み取りが球面収差の発生に
よって不可能となる。 【効果】 CD20の再生によって得られるRF信号
は、リードイン24、プログラムエリア25及びリード
アウト26に記録されているピットからのものに限られ
てしまうため、コピー盤にはリードイン24、プログラ
ムエリア25及びリードアウト26に記録されて信号の
みが記録されることになり、所定の信号28の有無を確
認することにより、不法にコピーされたコピー盤の識別
が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不法コピー盤の識
別を容易とする記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、CD(コンパクトディスク)
では、1.2mm厚の透明なプラスチック製のディスク
基板上に形成された複数のピットを、反射膜及び保護層
によって覆った構成がとられていてる。
【0003】CDのエリア構成は、たとえば図3に示す
ように、ディスク基板21のセンターホール22の外周
部分から順に、クランピングエリア23、リードイン2
4、プログラムエリア25及びリードアウト26が設け
られるように規格されている。
【0004】ディスクプレーヤにおける通常再生では、
光ピックアップによってリードイン24のTOC情報が
読み取られた後、プログラムエリア25のプログラム再
生が行われ、リードアウト26の部分でプログラム再生
が終了するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した光
ピックアップの対物レンズは、ディスク基板21を光が
通過したときに、ディスク基板21の厚み誤差によって
発生する球面収差が打ち消されてなくなるように設計さ
れており、1.2mm厚とされたディスク基板21のピ
ットが光ピックアップによって読み取られることによ
り、ピットの有無により変調されたRF信号が得られる
ようになっている。
【0006】このため、光ピックアップによって読み取
られたRF信号を2値化してカッティングマシーンに与
えることにより、大量の高音質のコピー盤を得ることが
可能である。
【0007】すなわち、ディスク基板21上に記録され
ている情報は、ディシタル信号であるため、記録再生の
過程を何回繰り返しても、符号に誤りを生じない限り、
音質劣化を招くことがないためである。
【0008】このようなことから、不法にコピーされた
コピー盤は、外見上、識別が付けにくいため、不法コピ
ーであることの識別を容易とする手法の開発が望まれて
いる。
【0009】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、不法コピー盤であるか否かの識別を容易に
行うことができる記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ディスク基板の一部に肉厚部を設け、そ
の肉厚部の内側に、所定の信号又は光屈折によって文字
や図形が表示される表示痕が形成されていることを特徴
とする。
【0011】
【作用】本発明の記録媒体では、ディスク基板の一部に
肉厚部を設けるとともに、その肉厚部の内側に、所定の
信号又は光屈折によって文字や図形が表示される表示痕
を形成するようにしたので、ディスク再生時においては
肉厚部の内側に形成した所定の信号又は表示痕を読み取
ることが不可能となる。
【0012】すなわち、光ピックアップに備えられてい
る対物レンズは、ディスク基板を光が通過したときに、
ディスク基板の厚み誤差によって発生する球面収差が打
ち消されてなくなるように設計されており、肉厚部の内
側の所定の信号又は表示痕の読み取りが球面収差の発生
によって不可能となることから、肉厚部の内側の所定の
信号又は表示痕がコピー盤に有るか無いかを確認するこ
とにより、不法コピー盤の識別が容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の詳細
を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する図に
おいて、図3と共通する部分には同一符号を付し重複す
る説明を省略する。
【0014】図1は、本発明の記録媒体をCDに適用し
た場合の一実施の形態を示すものである。同図に示すよ
うに、CD20のディスク基板21のセンターホール2
2の外周部のクランピングエリア23の信号読取り面側
に、センターホール22の外形に沿った肉厚部27が設
けられている。肉厚部27の内側である上述したプログ
ラムエリア25の記録面と同一平面上には所定の信号
(ピット)28が記録され、この所定の信号28は上記
同様に、反射膜及び保護層によって覆われている。
【0015】このような構成では、CD20の再生が行
われるとき、上述したように、光ピックアップによって
リードイン24のTOC情報が読み取られた後、プログ
ラムエリア25のプログラム再生が行われ、リードアウ
ト26の部分でプログラム再生が終了する。
【0016】ここで、光ピックアップに備えられている
対物レンズは、ディスク基板21を光が通過したとき
に、ディスク基板21の厚み誤差によって発生する球面
収差が打ち消されてなくなるように設計されているた
め、クランピングエリア23に記録されている所定の信
号28を読み取らせようとした場合、所定の信号28の
読み取りが肉厚部27による球面収差の発生によって不
可能となる。
【0017】したがって、CD20の再生によって得ら
れるRF信号は、リードイン24、プログラムエリア2
5及びリードアウト26に記録されているピットからの
ものに限られてしまうため、読み取られたRF信号を2
値化してカッティングマシーンに与えたとしても、コピ
ー盤にはリードイン24、プログラムエリア25及びリ
ードアウト26に記録されて信号のみが記録されること
になり、所定の信号28の有無を確認することにより、
不法にコピーされたコピー盤の識別が容易となる。
【0018】図2は、本発明の記録媒体をLDに適用し
た場合の他の実施の形態を示すものである。同図に示す
ように、LD30は、A面側の単盤31とB面側の単盤
32とが貼り合わされて構成されている。両単盤31,
32のセンターホール33の外周のクランピングエリア
34の信号読取り面側には、センターホール33の外形
に沿った肉厚部35が形成されており、それぞれの肉厚
部35の内側には所定の信号(ピット)36が形成さ
れ、この所定の信号36は上記同様に、反射膜及び保護
層によって覆われている。
【0019】このような構成では、LD30の再生が行
われるとき、上述したように、光ピックアップによって
リードイントラックの情報が読み取られた後、プログラ
ムエリアのプログラム再生が行われ、リードアウトトラ
ックの部分でプログラム再生が終了する。
【0020】ここで、上述したように、光ピックアップ
の対物レンズは、単盤31又は32を光が通過したとき
に、単盤31又は32の厚み誤差によって発生する球面
収差が打ち消されてなくなるように設計されているた
め、クランピングエリアに記録されている所定の信号3
6を読み取らせようとした場合、所定の信号36の読み
取りが肉厚部35による球面収差の発生によって不可能
となる。
【0021】したがって、LD30の再生によって得ら
れるRF信号は、リードイントラック、プログラムエリ
ア及びリードアウトトラックに記録されているピットか
らのものに限られてしまうため、読み取られたRF信号
を2値化してカッティングマシーンに与えたとしても、
コピー盤にはこれらリードイントラック、プログラムエ
リア及びリードアウトトラックに記録されて信号のみが
記録されることになり、所定の信号36の有無を確認す
ることにより、不法にコピーされたコピー盤の識別が容
易となる。
【0022】なお、以上の実施の形態においては、肉厚
部27,35の内側に形成された所定の信号の有無によ
って不法コピー盤であるか否かの識別を行わせるように
した場合について説明したが、この例に限らず、これら
肉厚部27,35の内側に光屈折によって文字や図形が
表示される表示痕を形成してもよく、この場合には、一
見してて不法コピー盤であるか否かの識別を行うことが
できる。
【0023】また、以上の実施の形態では、CD20の
ディスク基板21のセンターホール22の外周部のクラ
ンピングエリア23又は、LD30の両単盤31,32
のセンターホール33の外周のクランピングエリア34
に肉厚部27,35を設けるとともに、これらの肉厚部
27,35の内側に所定の信号28,36を形成した場
合について説明したが、これらの例に限らず、これら肉
厚部27,35をプログラムエリアに設けるとともに、
それぞれの肉厚部27,35の内側に所定の信号28,
36を形成してもよく、この場合にはショックプルーフ
メモリを使用することで、プログラムエリアの信号再生
が支障なく行われる。
【0024】更に、以上の実施の形態では、本発明をC
D及びLDに適用した場合について説明したが、これら
の例に限らず、光学式ピックアップによって信号が読み
取られるCDV、CD−ROM及びミニディスク等の他
の光ディスクに適用してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録媒体
によれば、ディスク基板の一部に肉厚部を設けるととも
に、その肉厚部の内側に、所定の信号又は光屈折によっ
て文字や図形が表示される表示痕を形成するようにした
ので、ディスク再生時においては肉厚部の内側に形成し
た所定の信号又は表示痕の読み取りが不可能となり、肉
厚部の内側の所定の信号又は表示痕がコピー盤に有るか
無いかを確認することにより、不法コピー盤であるか否
かの識別を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をCDに適用した場合の一実施の形態を
示す図である。
【図2】本発明をLDに適用した場合の他の実施の形態
を示す図である。
【図3】従来のCDを示す斜視図である。
【符号の説明】
20 CD 21 ディスク基板 22,33 センターホール 23,34 クランピングエリア 27,35 肉厚部 28,36 所定の信号 30 LD 31,32 単盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク基板の一部に肉厚部を設け、そ
    の肉厚部の内側に、所定の信号又は光屈折によって文字
    や図形が表示される表示痕が形成されていることを特徴
    とする記録媒体。
JP7256456A 1995-10-03 1995-10-03 記録媒体 Pending JPH09102144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7256456A JPH09102144A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7256456A JPH09102144A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09102144A true JPH09102144A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17292899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7256456A Pending JPH09102144A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09102144A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007027120A1 (fr) * 2005-08-30 2007-03-08 Andrei Vladimirovich Tropillo Support de donnees en forme de disque

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007027120A1 (fr) * 2005-08-30 2007-03-08 Andrei Vladimirovich Tropillo Support de donnees en forme de disque

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