JPH09102071A - 薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販売機の商品収納/取出装置 - Google Patents

薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販売機の商品収納/取出装置

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JPH09102071A
JPH09102071A JP17872296A JP17872296A JPH09102071A JP H09102071 A JPH09102071 A JP H09102071A JP 17872296 A JP17872296 A JP 17872296A JP 17872296 A JP17872296 A JP 17872296A JP H09102071 A JPH09102071 A JP H09102071A
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solenoid
thin
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thin solenoid
vending machine
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Fuan Kimu Iru
ファン キム イル
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LG Industrial Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品取出の動作が迅速に行い商品販売の信頼
性を向上し得る薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販
売機の商品収納/取出装置に関するものである。 【解決手段】 本発明は、ソレノイドを薄型化し、ソレ
ノイドと商品を支持するストッパーとを直接連結して商
品の取出を迅速に行い得る薄型ソレノイド及びそれを用
いた自動販売機の商品収納/取出装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の商品
取出装置に係るもので、特に、ソレノイドを薄型化して
製造原価を節減し、ソレノイドと商品を支持するストッ
パーとを直接連結して商品の取出を迅速に行い得るよう
にした自動販売機の商品収納/取出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動販売機においては、図20
に示すように、本体1の内部に所定形状に屈曲形成され
た商品通路3aを有する複数個の商品収納棚3が立設さ
れ、該商品収納棚3の下方側に収納された商品Fを取り
出す商品収納/取出装置4が設置され、該商品収納/取
出装置4の下方側に商品Fを商品取出口5に案内する商
品シュート6が設置して構成されていた。
【0003】このように構成された従来自動販売機の動
作は、先ず、商品販売信号が印加すると、商品収納/取
出装置4の駆動により商品収納棚3に積載された商品F
が商品通路3aに沿って下方に落下し、該落下された商
品Fが商品シュート6に案内され本体1の商品取出口5
を経て外部に取り出される。
【0004】そして、前記商品収納/取出装置4は、商
品収納棚3の両方側に積載された商品Fを一つずつ交互
に順次落下させる役割をし、このような商品収納/取出
装置は、日本特許公報昭60−29437に提示されて
いる。
【0005】即ち、従来前記商品収納/取出装置におい
ては、図21乃至図23に示すように、中央所定部位に
長方形状の通孔1a、1bを夫々有した長方形状のベー
スプレート1と、該ベースプレート1の一方側隅部に装
着されたソレノイド2と、前記ベースプレート1の各両
方側支持片1c、1d、1eに夫々揺動可能に螺合され
たヒンジ棒7、8、9と、それら上下両方側ヒンジ棒
7、9に夫々揺動可能に嵌合され一方側端に係合片10
aを有した第1ストッパー10及び第2ストッパー11
と、前記中間部位のヒンジ棒8に揺動可能に嵌合され一
方側端に掛止ピン12aを有した押し片12と、一方側
端は前記ソレノイド2のフランジャ2aに連結され他方
側端が前記押し片12に連結ピン13により連結された
連結リンク14と、一方側端は前記連結ピン13に連結
され他方側端が前記ベースプレート1の下方側端に掛止
された引張スプリング15と、から構成されていた。
【0006】且つ、このような商品収納/取出装置は、
相互対応して各部品の配置された二つのベースプレート
1、1’が夫々向き合い装着されて一つの商品収納/取
出装置が構成され、このとき、最上位の各ソレノイド
2、2’が相互対応して位置されるため、空間の活用度
を高めようとすると商品取出装置4の全体的厚が厚くな
る、図中、’を有した符号は他方側ベースプレート1’
に夫々装着された各部品につけた符号である。
【0007】このような従来商品取出装置の動作に対し
説明する。
【0008】先ず、図20に示すように、商品Fが商品
通路3a上の商品収納棚3に夫々載置され、図21に示
すように、商品Fの販売待機状態においては、ソレノイ
ド2に電源が遮断され、引張スプリング15の引張力に
より連結リンク14が下降され、該連結リンク14と押
し片12との連結された連結ピン13が係合片10aを
押して、第1ストッパー10はベースプレート1の下部
通孔1aを通って外方側に突出し、最下位側商品Fを支
持するようになる。
【0009】この場合、前記押し片12は、連結リンク
14の下降により中間ヒンジ棒8を中心に時計方向に揺
動し、第2ストッパー11も自重により上部ヒンジ棒7
を中心に反時計方向に揺動して商品Fに干渉を与えない
ようになる。
【0010】次いで、このような状態で商品Fの販売信
号が印加すると、図22に示すように、ソレノイド2の
電磁作用によりフランジャ2aが引張スプリング15の
弾性を克服して上昇し、連結ピン13が上昇して係合片
10aは自由な状態になり、第1ストッパー10が下部
ヒンジ棒9を中心に反時計方向に揺動して、最下位の商
品Fが落下されると共に押し片12が時計方向に揺動
し、該押し片12の係止ピン12aが第2ストッパー1
1を連動させ、該第2ストッパー11は時計方向に揺動
して商品F’を支持する。
【0011】その後、前記ソレノイド2に供給された電
源が遮断されると、フランジャ2aはそれ以上電磁作用
を受けないため、引張スプリング15の引張力により、
図22に示すように、第2ストッパー11が反時計方向
に揺動すると共に第1ストッパー10が時計方向に揺動
して商品F’が瞬間的に下降され、該下降した商品F’
は第1ストッパー10に掛かって販売待機状態を維持す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来自動販売機の商品取出装置においては、各ベースプレ
ート1、1’の一方側面隅部にソレノイド2、2’が夫
々装着され、それらソレノイド2、2’の動力を第1ス
トッパー10、10’及び第2ストッパー11、11’
に伝達するための動力伝達系がベースプレート1、1’
の中心に対し両方側辺部位に夫々偏って設置され、それ
ら偏った動力伝達形のソレノイド2、2’動力が合成樹
脂物の第1ストッパー10、10’及び第2ストッパー
11、11’の反対側まで伝達される時、第1ストッパ
ー10、10’及び第2ストッパー11、11’が破損
する憂いがあり、第1ストッパー10、10’及び第2
ストッパー11、11’の誤動作により商品Fの販売動
作が不安定になる憂いがあるという不都合な点があっ
た。
【0013】且つ、通常、厚さの厚いソレノイド2、
2’の構造的特性上フランジャ2a、2a’のストロー
ク(stroke)が長く、それらフランジャ2a、2
a’に連結された連結リンク14、14’が第2ストッ
パー11の回転中心に対し円運動を行って、ソレノイド
2、2’の動力が迅速に第1ストッパー10及び第2ス
トッパー11まで伝達されないため商品の販売動作が不
安定になり、商品販売の信頼性が低下されるという不都
合な点があった。
【0014】又、ソレノイド2、2’の動力伝達系が複
雑で騒音が甚だしく発生し、容量の大きい効果のソレノ
イド2、2’を用いているため製品の製造原価が上昇さ
れるという不都合な点があった。
【0015】本発明の目的は、商品取出動作を迅速に行
って商品販売の信頼性を向上させ、容量の小さい薄型ソ
レノイドを用いて製造原価を節減し得る薄型ソレノイド
及びそれを用いた自動販売機の商品収納/取出装置を提
供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような本発明に係る
薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販売機の商品収納
/取出装置においては、中央から下方側に長方形状の通
孔が形成されたベースプレートと、該ベースプレート両
方側面が所定間隔離れた位置に商品取出装置厚さの1/
2以内の厚さを有して装着される薄型ソレノイドと、前
記通孔の両方側縁内部に所定形状の支持片が形成されそ
れら支持片上下部に夫々揺動可能に嵌合された各ヒンジ
棒と、それらヒンジ棒に夫々揺動可能に嵌合され両方側
に係合片を夫々有した第1ストッパー及び第2ストッパ
ーと、該第2ストッパーの下部と前記薄型ソレノイドの
フランジャとを連結する連結リンクと、一方側端部が前
記第2ストッパーの所定部位に掛合され他方側端はベー
スプレートの下方側端部に掛止される引張スプリング
と、から構成されている。
【0017】且つ、前記薄型ソレノイドにおいては、コ
イルの巻回される長方形状のコイル巻回面を有したボビ
ンと、該ボビンの外周に覆われるコアと、前記ボビンの
内部に揺動可能に嵌合されるフランジャと、を備え、前
記ボビンの各コイル巻回面中ベースプレートに接するコ
イル巻回面とそれに対応するコイル巻回面間の厚さt1
が、隣接した両方側コイル巻回面の厚さt2よりも薄く
形成されることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対し
説明する。
【0019】本発明に係る自動販売機の商品収納/取出
装置においては、図1及び図2に示すように、中央から
下方側に長方形状の通孔21aが穿孔形成されたベース
プレート21と、該ベースプレート21両方側面から所
定間隔離れた位置に商品取出装置20の厚さの1/2以
下の厚さを有して装着される薄型ソレノイド22と、前
記通孔21aの両方側縁内部に所定形状の支持片21
b、21b’が装置されそれら支持片21b、21b’
間の上下部にそれぞれ揺動可能に嵌合されたヒンジ棒2
3、24と、それらヒンジ棒23、24にそれぞれ回転
可能に結合され両方側に係合片25aをそれぞれ有した
第1ストッパー25及び第2ストッパー26と、前記第
2ストッパー26の下部横手方向に嵌合された作動棒2
7と、前記ソレノイド22の下部にフランジャ140が
嵌合され該フランジャ140と前記作動棒27とを連結
する連結リンク28と、一方側端が前記第2ストッパー
26の所定部位に掛合され他方側端は前記ベースプレー
ト21の下端部に掛止される引張スプリング29と、か
ら構成されている。
【0020】且つ、前記ベースプレート21において
は、上方側端中央部に誘導防止用の屈曲部21dが屈曲
形成され、該屈曲部21dの下面に前記薄型ソレノイド
22の上面が接触され該薄型ソレノイド22の作動によ
る誘導が防止されるようになっている。
【0021】又、前記薄型ソレノイド22においては、
図5に示すように、コイルの巻回されるボビン110
と、該ボビン110の外周に覆われたコア130と、前
記ボビン110の内部に揺動可能に嵌合されるフランジ
ャ140と、を備えている。
【0022】更に、前記ボビン110においては、図6
A−図6Dに示すように、コイルの巻回される四方の長
方形状コイル巻回面111、112、113、114が
形成され、それらコイル巻回面111、112、11
3、114上下両方側端に直四角形の上下部フランジャ
面115、116がそれぞれ形成され、それらコイル巻
回面111、112、113、114内部にフランジャ
140の嵌合される長方形孔117が形成されている。
【0023】この場合、それらコイル巻回面111、1
12、113、114中ベースプレート21内面に接す
るコイル巻回面111とそれに対向するコイル巻回面1
12間の厚さt1が、隣接した両方側コイル巻回面11
3と114間の厚さt2よりも薄く形成され、従って、
それらコイル巻回面111、112、113、114に
巻回されるコイルの厚さ及び該コイルを覆うテープ保護
部151の厚さが薄くなって、コイルの厚さが既存のソ
レノイドの場合に比べ顕著に薄くなる。
【0024】且つ、前記ボビン110のコイル巻回面1
11と112との厚さt1を図5に示したコア130の
厚さt3よりも薄く形成することが好ましい。
【0025】また、前記ボビン110の薄い厚さのコイ
ル巻回面111、112と、厚い厚さのコイル巻回面1
13、114との厚さ比は1:2.0−1:2.5程度
にすることが好ましいが、1:2.3にすることが最も
好ましい。
【0026】更に、前記ボビン110の上部フランジャ
面115の前後両方側にコア130装着用固定突条11
8、119が所定間隔を置いて夫々突成され、それら固
定突条118、119間の間隔t4とコア130の厚さ
t3とはそれら固定突条118、119の間にコア13
0が緊密に装着されるように形成する。
【0027】そして、それら固定突条118、119は
コア130の装着を確実にするため図6Dに示したよう
に、両方側面にそれぞれ傾斜面120及び係止面121
が形成されている。
【0028】且つ、前記上部フランジャ115の一方側
隅部は、図5に示したように、電源供給線引出用の切欠
溝123が切欠形成され、前記下部フランジャ116の
側面所定部位にも、図6Cに示したように、係止突条1
24が所定長さに形成され、該係止突条124に図5に
示した板スプリング154が介在されて前記ボビン11
0と前記コア130との圧着力を向上させるようになっ
ている。
【0029】又、該板スプリング154においては、長
方形状の連結板155と、該連結板155側方に複数の
段を有して下方向き延長形成された複数の弾性支持板1
56と、を備え、それら連結板155及び弾性支持板1
56によりボビン110とコア130との圧着力が向上
されるようになっている。
【0030】更に、前記フランジャ140においては、
図5に示したように、前記コア130に対応して両方側
に翼体141、141’を夫々有した十字状に形成さ
れ、該十字状下方側端に結合溝142が切刻形成され、
該結合溝142の側壁十字状下方側端にネジ孔142a
が穿孔形成され、該結合溝142内に連結リンク128
が嵌合された後、それら連結リンク28及びフランジャ
140が薄型ソレノイド22に前記ネジ孔142aを通
して固定ネジ30により螺合されるようになっている。
【0031】且つ、前記コア130においては、上方側
辺部131及び両方側辺部132、132’を夫々有し
て長方形状に屈曲形成され、それら辺部132、13
2’に複数個のネジ孔133が夫々穿孔形成され、それ
らネジ孔133を通しネジ157により薄型ソレノイド
22がベースプレート21内面に螺合されるようになっ
ている。
【0032】又、前記連結リンク28においては、図1
3に示すように、前記フランジャ140の結合溝142
内に嵌合される長方体状の結合部29aと、該結合部2
8a側面に前記フランジャ140のネジ孔142aに対
応して穿孔形成されたネジ孔28dと、前記結合部28
a下部に延長拡大して形成された連結部28bと、該連
結部28b側面中央に穿孔形成され前記作動棒27の挿
合されるヒンジ孔28cと、を備えている。
【0033】そして、図3に示したように、前記ベース
プレート21の上方側隅部位に商品Fの有無を感知する
商品感知手段が備えられ、該商品感知手段においては、
ベースプレート21の上面に固定ネジ31により固定さ
れるブラケット32と、該ブラケット32により支持さ
れるマイクロスイッチ33と、前記ブラケット32の横
手方向に回転可能に軸支されマイクロスイッチ33を作
動させる商品感知レバー35と、該商品感知レバー35
を弾性支持するトーションバネ36と、を備えている。
図中、未説明符号21c及び26aは引張スプリング2
9の両方側端が夫々掛止される各スプリング掛止片を示
したものである。
【0034】このように構成された本発明に係るソレノ
イド及びそれを用いた自動販売機の商品収納/取出装置
の動作に対し説明する。
【0035】先ず、図3乃至図15に示したように、薄
型ソレノイド22のコイルに電源が印加すると、通常の
電磁作用によりボビン110の長方形孔117に嵌合さ
れたフランジャ140が直線往復運動をし、該フランジ
ャ140に連結された連結リンク28が連動される。
【0036】このとき、前記コア130及びフランジャ
140は、本発明の構造的特徴として、横手方向幅(厚
さ)よりも薄く形成され、前記コア130上方側辺部1
31及び両方側辺部132、132’が広い面を有し、
前記フランジャ140の両方側翼体141、141’が
前記コア130の広い面積に対応して形成されているた
め、フランジャ140の電磁作用が向上され、迅速に作
動される。
【0037】且つ、前記ボビン110とコア130間に
は、連結板155と弾性支持部156、156’とを有
した板スプリング154が介在されているため、それら
ボビン110とコア130との圧着力が向上される。
【0038】又、コイルの巻回されるボビン110の長
方形状コイル巻回面111、112、113、114中
ベースプレート21に接するコイル巻回面111とそれ
に対向するコイル巻回面112間の厚さt1は、隣接し
た両方側コイル巻回面113、114間の厚さt2に対
し大略1:2.0−1:2.5の比率に薄く形成されて
いるため、それら長方形状コイル巻回面111、11
2、113、114に巻回されるコイルの厚さ及び該コ
イルを覆うテープの保護部151の厚さが薄くなり、従
って、その全体的厚さは既存のソレノイドよりも顕著に
薄くなる。
【0039】次いで、図9に示すように、ソレノイド2
2に印加した電源が遮断され商品Fの販売待機状態にな
ると、引張スプリング29の引張力が作用して、ソレノ
イド22のフランジャ140に連結された連結リンク2
8が下降される。
【0040】次いで、第2ストッパー26の作動棒27
が第1ストッパー25の係合片25aを押し、第1スト
ッパー25はベースプレート21の通孔21aを通って
外方側に突出して最下位の商品Fを支持し、このとき、
第2ストッパー26は上部ヒンジ棒24を中心に時計方
向に揺動して立設の状態を維持するため、商品Fとは何
の干渉を受けないようになる。
【0041】このような状態で商品Fの販売信号が印加
すると、図10に示すように、ソレノイド22の電磁作
用によりフランジャ140が引張スプリング29の弾性
を克服して上昇し、作動棒27が上昇して係合片25a
が自由な状態になり、第1ストッパー25が自重により
下部ヒンジ棒23を中心に反時計方向に揺動して最下位
の商品Fを落下させる。同時に、第2ストッパー26が
上部ヒンジ棒24を中心に反時計方向に揺動し次の商品
F’を支持する。
【0042】次いで、ソレノイド22に供給された電源
が遮断されると、フランジャ140はそれ以上電磁作用
を受けないため、再び引張スプリング29の引張力によ
り第2ストッパー26が時計方向に揺動すると共に、第
1ストッパー25が時計方向に揺動して商品F’が瞬間
的に下降され、最下位の商品F’が第1ストッパー25
に掛かって販売待機状態を維持する。
【0043】且つ、前記商品感知手段の動作に対し説明
する。
【0044】商品の積載された状態において、図11に
示すように、商品感知レバー35に商品が接触すると、
該商品感知レバー35はマイクロスイッチ33を作用さ
せない。
【0045】併し、最終の商品が販売され商品感知レバ
ー35から商品が離れると、図12に示すように、商品
感知レバー35はトーションバネ36の復元力により回
転してマイクロスイッチ33を作動させ、前記マイクロ
スイッチ33の電気的信号により商品の品切れを知らせ
る。
【0046】そして、図14乃至図17Bに示すよう
に、本発明の自動販売機の商品収納/取出装置の他の実
施形態として次のように構成して使用することもでき
る。
【0047】即ち、図17A及び図17Bに示したよう
に、フランジャ140と第2ストッパー26とを連結す
る連結リンク28’において、フランジャ140の下方
側に穿孔形成されたフック孔142bに嵌合されるフッ
ク状の結合突条28’aと前記作動棒27に連結される
連結部28’bとが一体に形成され、該連結部28’b
側面にヒンジ孔28’cが穿孔形成され、該ヒンジ孔2
8’cにスプリングピン40を嵌合して連結リンク2
8’を前記作動棒27に係合させるように構成されてい
る。
【0048】且つ、ベースプレート21の下方側端中央
及び第2ストッパー26下部中央に引張スプリング29
両方側端の掛止されるスプリング掛止片21’c、2
6’cが夫々形成され、その他は本発明の第1実施形態
と同様に形成されている。
【0049】このような本発明の他の実施形態の商品取
出装置は、商品Fの販売動作時にフランジャ140のフ
ック孔142bが連結リンク28’の結合突条28’a
よりも大きく形成され、前記連結リンク28’のヒンジ
孔28’cは長孔に形成されて、フランジャ140が瞬
間的動作により垂直方向に移動するとき何の衝撃も与え
られないようになっている。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るソレ
ノイド及びそれを用いた自動販売機の商品収納/取出装
置においては、ベースプレートの上部中央に商品取出装
置厚さの1/2以内の厚さを有した薄型ソレノイドを装
着し、該薄型ソレノイドのフランジャを第2ストッパー
に直接連結して構成されるため、動力の片寄り現象を解
決して第1、第2ストッパーの破損を防止し、第1、第
2ストッパーの動作を正確迅速に行って製品の信頼性を
向上し得るという効果がある。
【0051】且つ、ソレノイド及びフランジャの直線運
動を具現しストロークの距離を短縮させ、従来動力伝達
時に部品が円運動を行って商品の販売動作が0.5秒所
要されたことを約0.1秒まで短縮し、商品の取出動作
を迅速に行い得るという効果がある。
【0052】又、ソレノイドの動力伝達形を単純化して
騒音を減少させ、容量の小さい薄型ソレノイドを用いる
ため、製造原価を節減し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の商品取出装置の構成
を示した斜視図である。
【図2】本発明に係る商品取出装置の重ね装着状態を示
した平面図である。
【図3】本発明に係るベースプレート内各部品の分解斜
視図である。
【図4】本発明に係るベースプレート内各部品の背面図
である。
【図5】本発明に係る薄型ソレノイドの分解斜視図であ
る。
【図6A】本発明に係る薄型ソレノイドのボビン構成図
で、平面図である。
【図6B】本発明に係る薄型ソレノイドのボビン構成図
で、正面図である。
【図6C】本発明に係る薄型ソレノイドのボビン構成図
で、底面図である。
【図6D】図6AのA部の拡大図である。
【図7】本発明に係る薄型ソレノイドの装着作用を説明
するための分解斜視図である。
【図8】図7の装着状態表示断面図である。
【図9】本発明に係る商品の販売待機状態を示した動作
説明図である。
【図10】本発明に係る商品の販売状態を示した動作説
明側断面図である。
【図11】本発明に係る商品の積載時の状態表示側断面
図である
【図12】本発明に係る商品の品切れ時の状態表示側断
面図である。
【図13】本発明に係る連結リンク28を示した側断面
図である。
【図14】本発明に係るベースプレート内各部品の他の
実施形態表示分解斜視図である。
【図15】本発明に係るベースプレート内各部品の他の
実施形態表示背面図である。
【図16】本発明に係るベースプレート内各部品の他の
実施形態表示縦断面図である。
【図17A】本発明の他の実施形態の連結リンク28’
を示した構成図で、正面図である。
【図17B】本発明の他の実施形態の連結リンク28’
を示した構成図で、側面図である。
【図18】本発明の他の実施形態の販売待機状態表示状
態図である。
【図19】本発明の他の実施形態の販売状態表示図であ
る。
【図20】一般の自動販売機の概略構成図である。
【図21】従来自動販売機の商品の販売待機状態を示し
た側断面図である。
【図22】従来自動販売機の商品の販売状態を示した側
断面図である。
【図23】従来自動販売機の商品取出装置の背面図であ
る。
【図24】従来自動販売機の商品取出装置の重ね装着状
態を示した平面図である。
【符号の説明】
20 商品取出装置 21 ベースプレート 21b、21b’ 支持片 21d 屈曲部 22 薄型ソレノイド 23、24 ヒンジ棒 25 第1ストッパー 25a 係合片 26 第2ストッパー 27 作動棒 28、28’ 連結リンク 28a 結合部 28’a 結合突条 28b、28’b 連結部 28c、28’c ヒンジ孔 28d ネジ孔 29 引張スプリング 40 スプリングピン 110 ボビン 111、112、113、114 コイル巻回面 115、116 フランジャ 117 長方形孔 118、119 固定突条 120 傾斜面 121 掛止面 123 切欠溝 124 係止突起 130 コア 131 情報側辺部 132、132’ 両方側辺部 133 ネジ孔 140 フランジャ 141、141’ 翼体 142 結合溝 142a ネジ孔 142b フック孔 150a 固定孔 154 板スプリング 155 連結板 156、156’ 弾性支持板 157 ネジ t1−t4 厚さ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一双のベースプレート(21)でなる自
    動販売機の商品収納/取出装置であって、 前記ベースプレート(21)の中央から下方側向きに穿
    孔形成された通孔と、 前記ベースプレート(21)内方側面から所定間隔離れ
    た位置に前記商品収納/取出装置厚さの1/2以下の厚
    さを有して装着される薄型ソレノイド(22)と、 該薄型ソレノイド(22)の下部に該薄型ソレノイド
    (22)の部品として螺合され下方側端に結合溝(14
    2)の切刻形成されたフラ形状の各支持片(21b)
    (21b’)が夫々形成されそれら支持片(21b)
    (21b’)間上下両方側に揺動可能に嵌合され両方側
    に係合片(25a)を有した第1ストッパー(25)
    と、 前記ヒンジ溝(24)に揺動可能に嵌合された第2スト
    ッパー(26)と、 該第2ストッパー(26)の下部横手方向に嵌合された
    作動棒(27)と、 該作動棒(27)と前記フランジャ(140)の結合溝
    (142)とに連結される連結リンク(28)と、 前記第2ストッパー(26)の所定部位に一方側端が掛
    合され他方側端は前記ベースプレート(21)の下方側
    端部に掛止される引張スプリング(29)と、を備えて
    構成される自動販売機の商品収納/取出装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースプレート(21)の上方側中
    央には、前記薄型ソレノイド(22)の遊動を防止する
    遊動防止用の屈曲部(21d)が所定形状に形成される
    請求項1記載の薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販
    売機の商品収納/取出装置。
  3. 【請求項3】 前記薄型ソレノイド(22)は、コイル
    の巻回されるボビン(110)と、該ボビン(110)
    の外周に覆われたコア(130)と、前記ボビン(11
    0)の内部に揺動可能に嵌合され下方側端に結合溝(1
    42)を有したフランジャ(140)と、を備え、 前記ボビン(110)は、コイルの巻回される回数の長
    方形状コイル巻回面(111)(112)(113)
    (114)と、それらコイル巻回面(111)(11
    2)(113)(114)上下方両方側端外方側に延長
    形成された上部フランジャ面(115)及び下部フラン
    ジャ面(116)とにより構成され、 それらコイル巻回面(111)(112)(113)
    (114)中前記ベースプレート(21)内面に接する
    コイル巻回面(111)とそれに対向するコイル巻回面
    (112)間の厚さ(t1)が、隣接した両方側コイル
    巻回面(113)(114)間の厚さ(t2)よりも薄
    く形成され、それらコイル券回面(111)(112)
    (113)(114)に巻回されるコイルの厚さ及び該
    コイルを覆うテープの厚さが薄くなるように構成された
    請求項1記載の薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販
    売機の商品収納/取出装置。
  4. 【請求項4】 前記コイル巻回面(111)(112)
    間とコイル巻回面(113)(114)間の厚さ比はt
    1:t2=1:2−1:2.5の範囲内で形成される請
    求項2記載の薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販売
    機の商品収納/取出装置。
  5. 【請求項5】 前記連結リンク(28’)は、前記フラ
    ンジャ(140)の結合溝(142)に嵌合される長方
    体状の結合部(28a)と、該結合部(28a)側面に
    穿孔形成され前記フランジャ(140)の結合溝(14
    2)に螺合されるネジ孔(28d)と、前記結合部(2
    8a)下部に延長拡大して形成された連結部(28b)
    と、該連結部(28b)中央に穿孔形成され前記作動棒
    (27)の挿合されるヒンジ孔(28c)と、を備えた
    請求項1記載の薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販
    売機の商品収納/取出装置。
  6. 【請求項6】 前記ベースプレート(21)の下端部及
    び第2ストッパー(26)の所定部位には、前記引張ス
    プリング(29)の掛止される掛止片(21’c)(2
    6’a)が夫々形成される請求項1記載の薄型ソレノイ
    ド及びそれを用いた自動販売機の商品収納/取出装置。
  7. 【請求項7】 前記ベースプレート(21)の上方所定
    部位には、商品感知手段が設置される請求項1記載の薄
    型ソレノイド及びそれを用いた自動販売機の商品収納/
    取出装置。
  8. 【請求項8】 前記ベースプレート(21)の側面所定
    部位及び前記薄型ソレノイド(22)のコア(130)
    面所定部位には、複数個の固定孔(150a)及びネジ
    孔(133)が夫々穿孔形成され、それらネジ孔(13
    3)及び固定孔(150a)にネジ(157)が挿入し
    て薄型ソレノイド(22)がベースプレート(21)に
    螺合される請求項1記載の薄型ソレノイド及びそれを用
    いた自動販売機の商品収納/取出装置。
  9. 【請求項9】 前記ボビン(110)と前記コア(13
    0)との間には、長方形状の連結板(155)と、該連
    結板(155)側方に複数の段を有して下方向き延長さ
    れた複数の弾性支持板(156)とを備えた板スプリン
    グ(154)が挿合され、それらボビン(110)及び
    コア(130)の圧着力が向上されるようになる請求項
    3記載の薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販売機の
    商品収納/取出装置。
  10. 【請求項10】 前記ボビン(110)の上部フランジ
    ャ面(115)には、複数のコア(130)装着用固定
    突条(118)(119)が夫々突成され、それら固定
    突条(118)(119)は両方側面に傾斜面(12
    0)及び係止面(121)が夫々形成されてコア(13
    0)の確実な装着を行い得るようになる請求項3記載の
    薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販売機の商品収納
    /取出装置。
  11. 【請求項11】 前記連結リンクは、フック状の結合突
    条(128’a)と、該結合突条(28’a)下部に延
    長形成された連結部(28’b)と、該連結部(28’
    b)下方側端部位に穿孔形成されたヒンジ孔(28’
    c)と、を有してなる請求項1記載の薄型ソレノイド及
    びそれを用いた自動販売機の商品収納/取出装置。
  12. 【請求項12】 前記フランジャ(140)は、十字状
    に形成された該十字状両方側に前記コア(130)に対
    応する翼体(141)(141’)が夫々形成され、そ
    の十字状下方側端に長方体状の前記結合溝(142)が
    前記連結リンク(28)の長さよりも十分に深く切刻形
    成される請求項1及び3記載の薄型ソレノイド及びそれ
    を用いた自動販売機の商品収納/取出装置。
  13. 【請求項13】 前記フランジャ(140)は、三つの
    単位フランジャ(140’)が積層して構成される請求
    項1及び3記載の薄型ソレノイド及びそれを用いた自動
    販売機の商品収納/取出装置。
JP17872296A 1995-06-20 1996-06-20 薄型ソレノイド及びそれを用いた自動販売機の商品収納/取出装置 Pending JPH09102071A (ja)

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KR16983/1995 1996-01-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196049A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の商品払出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05325008A (ja) * 1992-05-25 1993-12-10 Sanee Denki Kk 自動販売機の商品搬出装置

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