JPH09101982A - 半導体集積回路のcadシステム - Google Patents

半導体集積回路のcadシステム

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JPH09101982A
JPH09101982A JP7284617A JP28461795A JPH09101982A JP H09101982 A JPH09101982 A JP H09101982A JP 7284617 A JP7284617 A JP 7284617A JP 28461795 A JP28461795 A JP 28461795A JP H09101982 A JPH09101982 A JP H09101982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
individual
semiconductor integrated
layers
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7284617A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Katsu
満徳 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP7284617A priority Critical patent/JPH09101982A/ja
Publication of JPH09101982A publication Critical patent/JPH09101982A/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 複数の類似の回路を作成して管理するのに適
した半導体集積回路のCADシステムを提供する。 〔解決手段〕 設計対象の半導体集積回路の共通部分を
共通のレイヤー上に作成して管理する手段と、複数の個
別部分のそれぞれを複数の個別のレイヤーのそれぞれの
上に作成して管理する手段と、管理中の複数の個別部分
の一つを選択し、共通部分と併合して可視化し、回路図
として表示し、出力する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
設計に利用されるCADシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体論理集積回路の設計に利用される
CADシステムでは、回路の共通部分に複数の互いに異
なる個別部分を追加することによって回路構成が少しづ
つ異なる複数の類似の製品を開発することが多々ある。
従来のCADシステムでは、このような複数の類似の回
路を設計する場合、それぞれについて回路を作成し管理
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCADシス
テムでは、複数の類似の回路を設計する際にそれぞれに
ついて回路を作成し管理しているので、次のような問題
がある。 1.多数の回路を作成し管理しなければならないので労
力とメモリ容量がかさむ。 2.各回路を対応のマスクレイアウトなどと照合する検
証作業の際に誤って選択した異なる回路を照合してしま
うおそれがある。 3.回路の個別部分を変更する際に確定した共通部分を
誤って変更してしまうことによりデータを破壊してしま
うおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる半導体集
積回路のCADシステムは、回路の共通部分を共通のレ
イヤー上に作成し管理する手段と、回路の複数の個別部
分のそれぞれを複数の個別のレイヤー上に作成し管理す
る手段と、前記複数の個別のレイヤー上に管理中の複数
の個別部分の一つを選択し前記共通のレイヤー上に管理
中の共通部分と併合して可視化し、回路図として表示
し、出力する手段とを備えている。
【0005】
【発明の実施の形態】半導体集積回路の物理的な構造に
おける多層配線の概念と同様に、設計の段階においても
仮想的な層(レイヤー)を想定し、回路の共通部分はレ
イヤー0上に、複数の個別部分はそれぞれレイヤー1,
2,3・・・上にという具合に、分解して作成し管理す
る。各レイヤーには、異なる表示色や、実線、点線など
描画のための異なる線種などが割り当てられる。
【0006】
【実施例】図4は、本発明の一実施例に係わる半導体集
積回路のCADシステムの構成を示すブロック図であ
り、1は回路の作成・表示・プロットアウト処理を実行
するコンピュータ、2は作成済の回路が共通部分と個別
部分とに分離された状態で格納されるメモリ、3は作成
中や作成済みの回路を可視化し回路図として表示するC
RT、4はマウス、5はプロッタである。
【0007】図1に示すように、メモリ2内に想定され
た仮想的なレイヤー0上には回路の共通部分を可視化し
回路図として表示したり、プロットアウトしたりするた
めの配線や素子に関する情報から成る回路構成情報が作
成され、管理される。また、仮想的なレイヤー1,2,
3・・・上には回路の個別部分1,2,3・・・を可視
化し回路図として表示したり、プロットアウトしたりす
るための回路構成情報が作成され、管理される。
【0008】回路Aの回路図をCRT3上に表示した
り、プロッタ5にプロットアウトしたりする場合、マウ
ス4からコンピュータ1に対して個別部分1の選択指令
が発せられる。コンピュータ1は、メモリ2に格納中の
共通部分と選択された個別部分1の構成情報とを読出
し、両者を併合して可視化することにより回路Aの回路
図を作成し、これをCRT3上に表示したりプロッタ5
にプロットアウトしたりする。同様に、コンピュータ1
は、メモリ2に格納中の選択された個別部分2や3の回
路構成情報とを読出し、共通部分と選択された個別部分
2や3とを併合して可視化することにより回路Bや回路
Cの回路図を作成し、CRT3上に表示したりプロッタ
5にプロットアウトしたりする。
【0009】次に、コンピュータ1による新規設計時の
処理内容を図2のフローチャートを参照して説明する。
新規設計モードの選択によってその実行が開始される
と、まず、回路の共通部分の名称、例えば「TEST」
が入力され(ステップ21)、続いて、レイヤー番号
0,1,2,3・・・が指定される(ステップ22)。
例えば、前述のように、新規の設計対象が共通部分であ
ればレイヤー番号0が指定され、設計対象が個別部分
1,2,3・・・であればレイヤー番号1,2,3・・
・が指定される。続いて、各レイヤーで使用する表示
色、表示線種が指定される(ステップ23)。
【0010】以下のステップ24乃至27においては、
従来と同様の回路設計が行われる。すなわち、配線の場
合について例示するように、配線番号、この配線の始
点、中継点、終点のそれぞれが(X,Y)座標によって
指定される。(ステップ24,25,26,27)。設
計対象の共通部分や個別部分に含まれる全ての配線につ
いて上記一連の配線処理が反復され、最後の配線につい
ての処理の終了がステップ28で判定されると、新規設
計処理は終了する。実際には、上記配線処理と並行し
て、論理素子の配列と結線なども行われる。
【0011】次に、コンピュータ1によるプロットアウ
ト時の処理内容を図3のフローチャートを参照して説明
する。指定されたプロットアウトの実行が開始される
と、まず、プロットアウトしようとする回路の共通部分
の名称、この例では「TEST」が入力され(ステップ
31)、続いて、レイヤー番号、例えばレイヤー1を指
定する番号「1」が入力される(ステップ32)。次
に、この回路の名称、例えば、「TESTーA」が入力
される(ステップ33)。
【0012】最後に実行コマンドが入力される(ステッ
プ34)。コンピュータ1は、メモリ2に格納中の共通
部分と選択された個別部分1の構成情報とを読出し、両
者を併合して可視化することにより回路Aの回路図を作
成し、これをプロッタ5にプロットアウトする。コンピ
ュータ1は、プロッタ5の動作の終了を判定すると(ス
テップ35)、全ての処理が終了する。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のC
ADシステムは、半導体集積回路の物理的な構造におけ
る多層配線の概念と同様に、設計の段階においてもメモ
リ内に仮想的な層(レイヤー)を想定し、共通部分はレ
イヤー0上に、個別部分はそれぞれレイヤー1,2,3
・・・上にという具合に、分解して作成し管理する構成
であるから、共通部分を重複して作成し管理する必要が
なくなり、労力とメモリ容量が節減される。
【0014】また、本発明のCADシステムは、共通部
分と個別部分とを分解して作成し、管理する構成である
から、マスクレイアウトなどと照合すべき対応の回路の
選択に誤りが生じにくくなると共に、個別の回路部分を
変更する際に確定した共通の回路部分を誤って変更して
しまうことによるデータの破壊も生じにくくなる。特
に、レイヤーごとに異なる表示色、線種を使用すれば、
そのような誤りの防止を一層有効に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCADシステムで作成され管理される
共通部分と、複数の個別部分とこれらを組合せた複数の
回路との関係を説明するための概念図である。
【図2】本発明のCADシステムによって半導体集積回
路を新規に設計する手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】本発明のCADシステムによって作成され管理
されている回路をプロットアウトする手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例のCADシステムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 メモリ 3 CRT 4 マウス 5 プロッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路の共通部分を共通のレイヤ
    ー上に作成して管理する手段と、 半導体集積回路の複数の個別部分のそれぞれを複数の個
    別のレイヤーのそれぞれの上に作成して管理する手段
    と、 前記複数の個別のレイヤー上に管理中の前記複数の個別
    部分の一つを選択し、前記共通のレイヤー上に管理中の
    共通部分と併合して可視化し、回路図として表示し、出
    力する手段とを備えたことを特徴とする半導体集積回路
    のCADシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記複数のレイヤーのそれぞれごとに異なる表示色、描
    画のための線の種類が選択可能であることを特徴とする
    半導体集積回路のCADシステム。
JP7284617A 1995-10-05 1995-10-05 半導体集積回路のcadシステム Pending JPH09101982A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005114498A1 (ja) * 2004-05-24 2005-12-01 Honda Motor Co., Ltd. Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム
US7420573B1 (en) * 2001-11-09 2008-09-02 The Mathworks, Inc. System and method for merging electronic diagrams
US8140988B2 (en) 2006-12-05 2012-03-20 Fujitsu Limited CAD apparatus, method of editing graphic data, and computer product

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