JPH09101817A - プラント監視・制御方法及び装置 - Google Patents
プラント監視・制御方法及び装置Info
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- JPH09101817A JPH09101817A JP26160395A JP26160395A JPH09101817A JP H09101817 A JPH09101817 A JP H09101817A JP 26160395 A JP26160395 A JP 26160395A JP 26160395 A JP26160395 A JP 26160395A JP H09101817 A JPH09101817 A JP H09101817A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数台のＣＲＴ装置にて、プラントの監視・
制御を行っているシステムにおいて、各業務担当者の作
業内容・責任範囲の明確化、誤操作防止を図ること。 【解決手段】 担当者が重要な業務を行なう場合には、
システム管理者が管理者用ＣＲＴ装置より業務指示を担
当者用ＣＲＴ装置に送信し、担当者は指示確認の応答を
管理者用ＣＲＴ装置に返送する。管理者は応答を確認
し、業務に必要な画面を担当者用ＣＲＴ装置に表示さ
せ、業務を行わせる。
制御を行っているシステムにおいて、各業務担当者の作
業内容・責任範囲の明確化、誤操作防止を図ること。 【解決手段】 担当者が重要な業務を行なう場合には、
システム管理者が管理者用ＣＲＴ装置より業務指示を担
当者用ＣＲＴ装置に送信し、担当者は指示確認の応答を
管理者用ＣＲＴ装置に返送する。管理者は応答を確認
し、業務に必要な画面を担当者用ＣＲＴ装置に表示さ
せ、業務を行わせる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＲＴ装置を複数
台所有し、ＣＲＴ装置を介してプラントの監視・制御を
行うプラント監視・制御方法及び装置に関する。
台所有し、ＣＲＴ装置を介してプラントの監視・制御を
行うプラント監視・制御方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プラントの監視・制御にあたっ
て、制御操作等の業務指示は、管理者より各担当者に口
頭で伝えられ、各業務担当者は口頭で伝えられた内容に
従い、プラントの監視・制御を行っている。
て、制御操作等の業務指示は、管理者より各担当者に口
頭で伝えられ、各業務担当者は口頭で伝えられた内容に
従い、プラントの監視・制御を行っている。
【０００３】この場合、管理者と各担当者間のコミュニ
ケ−ションの手段は言葉であり、システム的に管理者と
業務担当者間のコミュニケ−ションの手段を取り入れ、
管理者が各担当者の操作を統制しているものはない。
ケ−ションの手段は言葉であり、システム的に管理者と
業務担当者間のコミュニケ−ションの手段を取り入れ、
管理者が各担当者の操作を統制しているものはない。
【０００４】尚、各担当者の操作を統制する手段として
は、機器操作モ−ドに移る際に先ず個人確認モ−ドに移
り入力を促し、識別後に操作モ−ドに移り誤操作を防止
する技術（特開平６−７６１８７号公報）や、運転員の
プラント操作は、管理者により許可されたもののみ可能
とする技術（特開平−１６８８０１号公報）があるが、
本発明とは関連性がない。
は、機器操作モ−ドに移る際に先ず個人確認モ−ドに移
り入力を促し、識別後に操作モ−ドに移り誤操作を防止
する技術（特開平６−７６１８７号公報）や、運転員の
プラント操作は、管理者により許可されたもののみ可能
とする技術（特開平−１６８８０１号公報）があるが、
本発明とは関連性がない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ＣＲＴ装置を介しプラ
ントの監視・制御を行っているシステムでは、操作者の
レベル、責任範囲を問わず誰でも簡単に画面を表示した
り操作したりすることが可能である。
ントの監視・制御を行っているシステムでは、操作者の
レベル、責任範囲を問わず誰でも簡単に画面を表示した
り操作したりすることが可能である。
【０００６】さらに、大規模・分散化したシステムにお
いては、管理者の目の届かない遠方より中央の計算機に
アクセスすることが可能である。
いては、管理者の目の届かない遠方より中央の計算機に
アクセスすることが可能である。
【０００７】つまり、いつどこからでもシステムの重要
なデ−タを検索・修正したり、プラント設備の実機に対
し制御指令を出すことが可能であり、誤操作や重大事故
につながりやすいシステムといえる。
なデ−タを検索・修正したり、プラント設備の実機に対
し制御指令を出すことが可能であり、誤操作や重大事故
につながりやすいシステムといえる。
【０００８】また、システム管理者の承認が必要となる
様な、或いは、誤操作によりシステムや社会に大きな影
響を与える様な重要な操作に対しては、システム管理者
からの指示・承認がなければ操作出来ない様な機能を持
たせたプラント監視・制御システムを構築することが必
要となる。
様な、或いは、誤操作によりシステムや社会に大きな影
響を与える様な重要な操作に対しては、システム管理者
からの指示・承認がなければ操作出来ない様な機能を持
たせたプラント監視・制御システムを構築することが必
要となる。
【０００９】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、プラントの監視・制御を行う各業務担当者
の作業内容、責任範囲の明確化並びにプラントの誤操作
の防止を図ったプラント監視・制御方法及び装置を提供
することを目的とする。
ものであり、プラントの監視・制御を行う各業務担当者
の作業内容、責任範囲の明確化並びにプラントの誤操作
の防止を図ったプラント監視・制御方法及び装置を提供
することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のプラント監視・
制御方法は、複数台のＣＲＴ装置を通信ネットワークを
介して接続し、これら複数台のＣＲＴ装置によりプラン
トの監視・制御を行うプラント監視・制御方法におい
て、制御操作等システム管理者の許可・承認が必要とな
る重要な業務については前記複数台のＣＲＴ装置のうち
上位の管理者用ＣＲＴ装置より下位の各業務担当者用Ｃ
ＲＴ装置に対し業務指示を出し、前記管理者用ＣＲＴ装
置の指示に対する担当者用ＣＲＴ装置からの応答を管理
者用ＣＲＴ装置側で確認後、担当者用ＣＲＴ装置に操作
画面を表示させ、業務を行わせることを特徴とする。
制御方法は、複数台のＣＲＴ装置を通信ネットワークを
介して接続し、これら複数台のＣＲＴ装置によりプラン
トの監視・制御を行うプラント監視・制御方法におい
て、制御操作等システム管理者の許可・承認が必要とな
る重要な業務については前記複数台のＣＲＴ装置のうち
上位の管理者用ＣＲＴ装置より下位の各業務担当者用Ｃ
ＲＴ装置に対し業務指示を出し、前記管理者用ＣＲＴ装
置の指示に対する担当者用ＣＲＴ装置からの応答を管理
者用ＣＲＴ装置側で確認後、担当者用ＣＲＴ装置に操作
画面を表示させ、業務を行わせることを特徴とする。
【００１１】本発明のプラント監視・制御装置は、複数
台のＣＲＴ装置を通信ネットワークを介して接続し、こ
れら複数台のＣＲＴ装置によりプラントの監視・制御を
行うプラント監視・制御装置において、前記複数台のＣ
ＲＴ装置のうち上位のシステム管理者用ＣＲＴ装置は、
該システム管理者用ＣＲＴ装置より各業務担当者用ＣＲ
Ｔ装置に業務指示の送信及び業務に必要な操作画面の表
示を行なう第１の制御手段を有し、各業務担当者用ＣＲ
Ｔ装置は、該業務担当者用ＣＲＴ装置よりシステム管理
者用ＣＲＴ装置へ、システム管理者用ＣＲＴ装置からの
指示に対する応答を返送する第２の制御手段を有すると
共に、前記第１の制御手段は、制御操作等システム管理
者の許可・承認が必要となる重要な業務については前記
上位の管理者用ＣＲＴ装置より下位の業務担当者用ＣＲ
Ｔ装置に対し業務指示を出し、前記管理者用ＣＲＴ装置
の指示に対する担当者用ＣＲＴ装置からの応答を確認
後、担当者用ＣＲＴ装置に操作画面を表示させ、業務を
行わせることを特徴とする。
台のＣＲＴ装置を通信ネットワークを介して接続し、こ
れら複数台のＣＲＴ装置によりプラントの監視・制御を
行うプラント監視・制御装置において、前記複数台のＣ
ＲＴ装置のうち上位のシステム管理者用ＣＲＴ装置は、
該システム管理者用ＣＲＴ装置より各業務担当者用ＣＲ
Ｔ装置に業務指示の送信及び業務に必要な操作画面の表
示を行なう第１の制御手段を有し、各業務担当者用ＣＲ
Ｔ装置は、該業務担当者用ＣＲＴ装置よりシステム管理
者用ＣＲＴ装置へ、システム管理者用ＣＲＴ装置からの
指示に対する応答を返送する第２の制御手段を有すると
共に、前記第１の制御手段は、制御操作等システム管理
者の許可・承認が必要となる重要な業務については前記
上位の管理者用ＣＲＴ装置より下位の業務担当者用ＣＲ
Ｔ装置に対し業務指示を出し、前記管理者用ＣＲＴ装置
の指示に対する担当者用ＣＲＴ装置からの応答を確認
後、担当者用ＣＲＴ装置に操作画面を表示させ、業務を
行わせることを特徴とする。
【００１２】上記構成のプラント監視・制御方法及び装
置では、管理者用ＣＲＴ装置からの業務指示・操作画面
表示指令にてはじめて、担当者用ＣＲＴ装置にて操作が
できる機能を持たせることにより、重要度の高い業務に
対しては管理者からの承認を得ることになり、作業指揮
系統の統制、担当者の作業内容・責任範囲の明確化につ
ながる。
置では、管理者用ＣＲＴ装置からの業務指示・操作画面
表示指令にてはじめて、担当者用ＣＲＴ装置にて操作が
できる機能を持たせることにより、重要度の高い業務に
対しては管理者からの承認を得ることになり、作業指揮
系統の統制、担当者の作業内容・責任範囲の明確化につ
ながる。
【００１３】さらに、管理者、担当者による協調運用の
為、誤操作の防止につながる。
為、誤操作の防止につながる。
【００１４】また、各担当者用ＣＲＴ装置間にも対話機
能を持たせることにより、遠隔地との指示伝達の手段に
もなり得る。
能を持たせることにより、遠隔地との指示伝達の手段に
もなり得る。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１６】図２は、本発明に係るプラント監視・制御
装置を構成するＣＲＴ装置の基本構成を示している。同
図において、ＣＲＴ装置は、制御回路２００と、ディス
プレイ２０１と、タッチパネル２０２と、キーボード２
０３と、マウス２０４と、ファイル装置２０５と、図示
してない通信ネットワークを介して他のＣＲＴ装置また
は計算機と通信するための通信インターフェイス装置２
０９とを有している。
装置を構成するＣＲＴ装置の基本構成を示している。同
図において、ＣＲＴ装置は、制御回路２００と、ディス
プレイ２０１と、タッチパネル２０２と、キーボード２
０３と、マウス２０４と、ファイル装置２０５と、図示
してない通信ネットワークを介して他のＣＲＴ装置また
は計算機と通信するための通信インターフェイス装置２
０９とを有している。
【００１７】制御回路２００は、表示処理部２０６と、
操作管理部２０７と、通信処理部２０８とを有してい
る。
操作管理部２０７と、通信処理部２０８とを有してい
る。
【００１８】上記構成において、ディスプレイ２０１に
は、プラントデ−タ、監視・制御画面、各種マンマシン
操作画面が表示される。これらの画面は、ファイル装置
２０５に保存され、操作管理部２０７により制御され、
表示処理部２０６によりディスプレイに表示される。
は、プラントデ−タ、監視・制御画面、各種マンマシン
操作画面が表示される。これらの画面は、ファイル装置
２０５に保存され、操作管理部２０７により制御され、
表示処理部２０６によりディスプレイに表示される。
【００１９】ディスプレイ上の監視・制御画面、各種マ
ンマシン画面との対話手段として、タッチパネル２０
２、キ−ボ−ド２０３、マウス２０４が備えられ、操作
管理部２０７により制御される。
ンマシン画面との対話手段として、タッチパネル２０
２、キ−ボ−ド２０３、マウス２０４が備えられ、操作
管理部２０７により制御される。
【００２０】さらに、他ＣＲＴ装置または他計算機との
通信手段として、通信インタ−フェイス装置２０９が備
えられ、通信処理部２０８により送受信デ−タの編集・
解析が行われる。
通信手段として、通信インタ−フェイス装置２０９が備
えられ、通信処理部２０８により送受信デ−タの編集・
解析が行われる。
【００２１】次に、浄水場設備を例として、本発明に係
るプラント監視・制御装置により設備を監視・制御する
動作について図１を用いて説明する。
るプラント監視・制御装置により設備を監視・制御する
動作について図１を用いて説明する。
【００２２】管理者用ＣＲＴ装置には監視画面１０１が
表示され、設備全体の監視を行っている。各担当者用Ｃ
ＲＴ装置は無表示（１０５）となっているが、他の画面
が表示されている場合もある。
表示され、設備全体の監視を行っている。各担当者用Ｃ
ＲＴ装置は無表示（１０５）となっているが、他の画面
が表示されている場合もある。
【００２３】ここで、管理者用ＣＲＴ装置とは、複数台
設置されているＣＲＴ装置の中で、システム管理者用と
して限定され、管理者以外は使用できないＣＲＴ装置を
指し、管理者用ＣＲＴ装置以外のものを担当者用ＣＲＴ
装置としている。
設置されているＣＲＴ装置の中で、システム管理者用と
して限定され、管理者以外は使用できないＣＲＴ装置を
指し、管理者用ＣＲＴ装置以外のものを担当者用ＣＲＴ
装置としている。
【００２４】管理者用ＣＲＴ装置にてプラント監視中、
プラントの制御操作が必要となる異常が発生し、異常部
のシンボルがフリッカ或いは色替えにて表示される（画
面１０２）。システム管理者は、担当者にプラントの制
御操作を行わせる為、画面１０３にて業務内容を入力
し、担当者用ＣＲＴ装置に対して業務指示の送信を行な
う。指示を受信した担当者用ＣＲＴ装置では、担当者
が、画面１０７にて指示内容を確認し、応答を管理者用
ＣＲＴ装置に返す。
プラントの制御操作が必要となる異常が発生し、異常部
のシンボルがフリッカ或いは色替えにて表示される（画
面１０２）。システム管理者は、担当者にプラントの制
御操作を行わせる為、画面１０３にて業務内容を入力
し、担当者用ＣＲＴ装置に対して業務指示の送信を行な
う。指示を受信した担当者用ＣＲＴ装置では、担当者
が、画面１０７にて指示内容を確認し、応答を管理者用
ＣＲＴ装置に返す。
【００２５】次に画面１０３、１０７の流れを図２、図
３を用いて詳細に説明する。
３を用いて詳細に説明する。
【００２６】図３は、管理者用ＣＲＴ装置の業務指令の
送信フロ−、担当者用ＣＲＴ装置での指示受信から応答
送信までのフロ−を示したものである。管理者は、画面
１０３上に定義してある入力欄表示ボタン（図示せず）
をタッチパネル２０２にて選択し入力欄を表示させ（３
０１）、業務指示をキ−ボ−ド２０３より入力する（３
０２）。入力に誤りがなければ、画面１０３上の送信ボ
タンをタッチパネル２０２により選択し、送信を実行す
る（３０３）。送信された指示は通信ネットワ−クを介
し、担当者用ＣＲＴ装置の通信インタ−フェイス装置２
０９を経て受信される。受信された指示は、画面１０７
上に割り付けられた受信ボタン（図示せず）をタッチパ
ネル２０２にて選択することにより、画面１０７上に表
示される。担当者は、指示内容を確認し（３０４）、管
理者用ＣＲＴ装置への応答送信の為、画面１０７上に割
り付けられた入力欄表示ボタン（図示せず）をタッチパ
ネル２０２にて選択し、入力欄を表示させる（３０
５）。担当者は、指示の内容が理解できたかどうか、疑
問点があるかどうか入力し（３０６）、画面１０７上の
送信ボタンをタッチパネル２０２にて選択し、送信を実
行する（３０７）。
送信フロ−、担当者用ＣＲＴ装置での指示受信から応答
送信までのフロ−を示したものである。管理者は、画面
１０３上に定義してある入力欄表示ボタン（図示せず）
をタッチパネル２０２にて選択し入力欄を表示させ（３
０１）、業務指示をキ−ボ−ド２０３より入力する（３
０２）。入力に誤りがなければ、画面１０３上の送信ボ
タンをタッチパネル２０２により選択し、送信を実行す
る（３０３）。送信された指示は通信ネットワ−クを介
し、担当者用ＣＲＴ装置の通信インタ−フェイス装置２
０９を経て受信される。受信された指示は、画面１０７
上に割り付けられた受信ボタン（図示せず）をタッチパ
ネル２０２にて選択することにより、画面１０７上に表
示される。担当者は、指示内容を確認し（３０４）、管
理者用ＣＲＴ装置への応答送信の為、画面１０７上に割
り付けられた入力欄表示ボタン（図示せず）をタッチパ
ネル２０２にて選択し、入力欄を表示させる（３０
５）。担当者は、指示の内容が理解できたかどうか、疑
問点があるかどうか入力し（３０６）、画面１０７上の
送信ボタンをタッチパネル２０２にて選択し、送信を実
行する（３０７）。
【００２７】担当者用ＣＲＴ装置より応答を受信した管
理者用ＣＲＴ装置では、応答を確認し、画面１０４にて
操作画面の表示指示を担当者用ＣＲＴ装置へ送信する。
表示指示を受信した担当者用ＣＲＴ装置では、操作画面
１０８が表示され、担当者が操作を開始する。ここで図
３に示した処理における管理者用ＣＲＴ装置及び担当者
用ＣＲＴ装置の表示画面の一例を図５に示す。図５にお
いて管理者用ＣＲＴ装置の指令ボタンをタッチパネル２
０２により選択すると、業務指令入力ウィンドウがディ
スプレイ２０１に表示される。
理者用ＣＲＴ装置では、応答を確認し、画面１０４にて
操作画面の表示指示を担当者用ＣＲＴ装置へ送信する。
表示指示を受信した担当者用ＣＲＴ装置では、操作画面
１０８が表示され、担当者が操作を開始する。ここで図
３に示した処理における管理者用ＣＲＴ装置及び担当者
用ＣＲＴ装置の表示画面の一例を図５に示す。図５にお
いて管理者用ＣＲＴ装置の指令ボタンをタッチパネル２
０２により選択すると、業務指令入力ウィンドウがディ
スプレイ２０１に表示される。
【００２８】システム管理者が業務指令の内容をキーボ
ード２０３等により入力後、送信ボタン５０２をタッチ
パネル２０２により選択すると、担当者用ＣＲＴ装置に
業務指令が送信される。担当者用ＣＲＴ装置には管理者
用ＣＲＴ装置から送信された業務指令が業務指令用ウィ
ンドウ６００に表示される。
ード２０３等により入力後、送信ボタン５０２をタッチ
パネル２０２により選択すると、担当者用ＣＲＴ装置に
業務指令が送信される。担当者用ＣＲＴ装置には管理者
用ＣＲＴ装置から送信された業務指令が業務指令用ウィ
ンドウ６００に表示される。
【００２９】担当者が業務指令の内容を確認後、タッチ
パネル２０２により確認ボタンを選択すると、応答入力
ウィンドウ６０２が表示され、応答内容をキーボード２
０３等により入力後、送信ボタン６０３をタッチパネル
２０２により選択すると、管理者用ＣＲＴ装置に応答内
容が送信される。
パネル２０２により確認ボタンを選択すると、応答入力
ウィンドウ６０２が表示され、応答内容をキーボード２
０３等により入力後、送信ボタン６０３をタッチパネル
２０２により選択すると、管理者用ＣＲＴ装置に応答内
容が送信される。
【００３０】次に画面１０４、１０８の流れを図４を用
いて詳細に説明する。図４は、管理者用ＣＲＴ装置での
操作画面表示指示送信フロ−、担当者用ＣＲＴ装置での
操作画面表示フロ−を示したものである。管理者は、画
面１０４上に割り付けられた受信ボタン（図示せず）を
タッチパネル２０２により選択し、応答内容を画面１０
４上に表示し、応答内容を確認する（４０１）。
いて詳細に説明する。図４は、管理者用ＣＲＴ装置での
操作画面表示指示送信フロ−、担当者用ＣＲＴ装置での
操作画面表示フロ−を示したものである。管理者は、画
面１０４上に割り付けられた受信ボタン（図示せず）を
タッチパネル２０２により選択し、応答内容を画面１０
４上に表示し、応答内容を確認する（４０１）。
【００３１】応答内容が指示に対するものか、担当者が
正しく指示を理解しているか、該当担当者からの応答で
あるか判定する（４０２）。判定に合格（４０２のＹＥ
Ｓ）の場合には、操作用画面を選択し（４０３）、画面
１０４上に割り付けられた表示指示ボタンをタッチパネ
ル２０２にて選択し、操作画面表示指令を担当者用ＣＲ
Ｔ装置に送信する（４０４）。判定に不合格（４０２の
ＮＯ）の場合には、再度、図３の３０１より業務指示の
送信操作を行なう。
正しく指示を理解しているか、該当担当者からの応答で
あるか判定する（４０２）。判定に合格（４０２のＹＥ
Ｓ）の場合には、操作用画面を選択し（４０３）、画面
１０４上に割り付けられた表示指示ボタンをタッチパネ
ル２０２にて選択し、操作画面表示指令を担当者用ＣＲ
Ｔ装置に送信する（４０４）。判定に不合格（４０２の
ＮＯ）の場合には、再度、図３の３０１より業務指示の
送信操作を行なう。
【００３２】担当者用ＣＲＴ装置にて受信された表示指
示は、４０５、４０６にて画面情報の検定が行われ、検
定に合格（４０６のＹＥＳ）した場合には、指示された
画面のデ−タをファイル装置２０５より読み取り（４０
７）、ディスプレイ２０１上に表示する（４０８）。担
当者は、この操作画面１０８を使用し、業務指示に従っ
て操作を行なう。通常この操作画面１０８は、担当者用
ＣＲＴ装置から単独で表示することはできず、表示する
には、管理者用ＣＲＴ装置からの表示指示が必要とな
る。
示は、４０５、４０６にて画面情報の検定が行われ、検
定に合格（４０６のＹＥＳ）した場合には、指示された
画面のデ−タをファイル装置２０５より読み取り（４０
７）、ディスプレイ２０１上に表示する（４０８）。担
当者は、この操作画面１０８を使用し、業務指示に従っ
て操作を行なう。通常この操作画面１０８は、担当者用
ＣＲＴ装置から単独で表示することはできず、表示する
には、管理者用ＣＲＴ装置からの表示指示が必要とな
る。
【００３３】また、業務指示、応答内容は、ファイル装
置２０５に複数件保存され、管理者用ＣＲＴ装置、担当
者用ＣＲＴ装置それぞれで随時表示でき、内容を確認し
ながら操作することもできる。
置２０５に複数件保存され、管理者用ＣＲＴ装置、担当
者用ＣＲＴ装置それぞれで随時表示でき、内容を確認し
ながら操作することもできる。
【００３４】ここで図４に示した処理における管理者用
ＣＲＴ装置及び担当者用ＣＲＴ装置の表示画面の一例を
図６に示す。図６において、管理者用ＣＲＴ装置ではシ
ステム管理者が担当者用ＣＲＴ装置からの応答内容を応
答表示ウィンドウ７００に表示し、その応答内容を確認
し、それがＯＫであれば、タッチパネル２０２によりＯ
Ｋボタン７０２を選択すると、操作画面一覧７０３が表
示される。システム管理者はタッチパネル２０２により
該当する操作画面、本例では配水池の水位が異常である
ので「配水池制御」を選択し、送信ボタン７０４を操作
する。この結果、担当者用ＣＲＴ装置には配水池制御画
面が表示され、担当者は、業務指示に従ってプラントを
操作する。
ＣＲＴ装置及び担当者用ＣＲＴ装置の表示画面の一例を
図６に示す。図６において、管理者用ＣＲＴ装置ではシ
ステム管理者が担当者用ＣＲＴ装置からの応答内容を応
答表示ウィンドウ７００に表示し、その応答内容を確認
し、それがＯＫであれば、タッチパネル２０２によりＯ
Ｋボタン７０２を選択すると、操作画面一覧７０３が表
示される。システム管理者はタッチパネル２０２により
該当する操作画面、本例では配水池の水位が異常である
ので「配水池制御」を選択し、送信ボタン７０４を操作
する。この結果、担当者用ＣＲＴ装置には配水池制御画
面が表示され、担当者は、業務指示に従ってプラントを
操作する。
【００３５】尚、タッチパネル２０２の操作は全て、マ
ウス２０４にても代用可能であり、画面上に割り付けら
れた各種ボタンも、キ−ボ−ド２０３上に割り付けるこ
とにより代用可能である。
ウス２０４にても代用可能であり、画面上に割り付けら
れた各種ボタンも、キ−ボ−ド２０３上に割り付けるこ
とにより代用可能である。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数台
のＣＲＴ装置にてプラントの監視・制御を行っているシ
ステムにおいて、重要度の高い業務に対しては、管理者
用ＣＲＴ装置から担当者用ＣＲＴ装置に、業務指示・操
作画面表示指示を行い各業務担当者の操作を統制してい
る。これにより、各担当者の作業内容・責任範囲を明確
にでき、かつ、誤操作の防止、作業指揮系統の統制を行
なうことができる。
のＣＲＴ装置にてプラントの監視・制御を行っているシ
ステムにおいて、重要度の高い業務に対しては、管理者
用ＣＲＴ装置から担当者用ＣＲＴ装置に、業務指示・操
作画面表示指示を行い各業務担当者の操作を統制してい
る。これにより、各担当者の作業内容・責任範囲を明確
にでき、かつ、誤操作の防止、作業指揮系統の統制を行
なうことができる。
【図１】本発明に係るプラント監視・制御装置における
ＣＲＴ装置の動作状態を示す説明図である。
ＣＲＴ装置の動作状態を示す説明図である。
【図２】本発明に係るプラント監視・制御装置における
ＣＲＴ装置の構成を示すブロック図である。
ＣＲＴ装置の構成を示すブロック図である。
【図３】管理者用ＣＲＴ装置の業務指令の送信処理内容
及び担当者用ＣＲＴ装置での指示受信から応答送信まで
の処理内容を示すフロ−チャートである。
及び担当者用ＣＲＴ装置での指示受信から応答送信まで
の処理内容を示すフロ−チャートである。
【図４】管理者用ＣＲＴ装置での操作画面表示指令送信
処理内容及び担当者用ＣＲＴ装置での操作画面表示処理
内容を示すフロ−チャートである。
処理内容及び担当者用ＣＲＴ装置での操作画面表示処理
内容を示すフロ−チャートである。
【図５】図３の処理時における管理者用ＣＲＴ装置及び
担当者用ＣＲＴ装置の表示画面の一例を示す説明図であ
る。
担当者用ＣＲＴ装置の表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【図６】図４の処理時における管理者用ＣＲＴ装置及び
担当者用ＣＲＴ装置の表示画面の一例を示す説明図であ
る。
担当者用ＣＲＴ装置の表示画面の一例を示す説明図であ
る。
２００ 制御回路 ２０１ ディスプレイ ２０２ タッチパネル ２０３ キ−ボ−ド ２０４ マウス ２０５ ファイル装置 ２０９ 通信インタ−フェイス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｌ 12/24 9466−5Ｋ Ｈ０４Ｌ 11/08 12/26 (72)発明者 鈴木 正義 茨城県日立市大みか町五丁目２番１号 株 式会社日立情報制御システム内
Claims (2)
- 【請求項１】 複数台のＣＲＴ装置を通信ネットワーク
を介して接続し、これら複数台のＣＲＴ装置によりプラ
ントの監視・制御を行うプラント監視・制御方法におい
て、 制御操作等システム管理者の許可・承認が必要となる重
要な業務については前記複数台のＣＲＴ装置のうち上位
の管理者用ＣＲＴ装置より下位の各業務担当者用ＣＲＴ
装置に対し業務指示を出し、前記管理者用ＣＲＴ装置の
指示に対する担当者用ＣＲＴ装置からの応答を管理者用
ＣＲＴ装置側で確認後、担当者用ＣＲＴ装置に操作画面
を表示させ、業務を行わせることを特徴とするプラント
監視・制御方法。 - 【請求項２】 複数台のＣＲＴ装置を通信ネットワーク
を介して接続し、これら複数台のＣＲＴ装置によりプラ
ントの監視・制御を行うプラント監視・制御装置におい
て、 前記複数台のＣＲＴ装置のうち上位のシステム管理者用
ＣＲＴ装置は、該システム管理者用ＣＲＴ装置より各業
務担当者用ＣＲＴ装置に業務指示の送信及び業務に必要
な操作画面の表示を行なう第１の制御手段を有し、 各業務担当者用ＣＲＴ装置は、該業務担当者用ＣＲＴ装
置よりシステム管理者用ＣＲＴ装置へ、システム管理者
用ＣＲＴ装置からの指示に対する応答を返送する第２の
制御手段を有すると共に、前記第１の制御手段は、制御
操作等システム管理者の許可・承認が必要となる重要な
業務については前記上位の管理者用ＣＲＴ装置より下位
の業務担当者用ＣＲＴ装置に対し業務指示を出し、前記
管理者用ＣＲＴ装置の指示に対する担当者用ＣＲＴ装置
からの応答を確認後、担当者用ＣＲＴ装置に操作画面を
表示させ、業務を行わせることを特徴とするプラント監
視・制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26160395A JPH09101817A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | プラント監視・制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26160395A JPH09101817A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | プラント監視・制御方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09101817A true JPH09101817A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17364204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26160395A Pending JPH09101817A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | プラント監視・制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09101817A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003022123A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Toshiba Corp | 発電プラント監視診断システム及び発電プラント監視診断方法 |
| US7266984B2 (en) | 2001-06-23 | 2007-09-11 | Sms Demag Ag | Method and nozzle arrangement for a variable-width lubrication of the rolling-nip of a rolling stand |
| JP2010244485A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | プラント設備の運転システム |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP26160395A patent/JPH09101817A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7266984B2 (en) | 2001-06-23 | 2007-09-11 | Sms Demag Ag | Method and nozzle arrangement for a variable-width lubrication of the rolling-nip of a rolling stand |
| JP2003022123A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Toshiba Corp | 発電プラント監視診断システム及び発電プラント監視診断方法 |
| JP2010244485A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | プラント設備の運転システム |
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