JPH09101565A - データ記録装置 - Google Patents
データ記録装置Info
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- JPH09101565A JPH09101565A JP7256511A JP25651195A JPH09101565A JP H09101565 A JPH09101565 A JP H09101565A JP 7256511 A JP7256511 A JP 7256511A JP 25651195 A JP25651195 A JP 25651195A JP H09101565 A JPH09101565 A JP H09101565A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データを所定の再生物体に再生するにあたっ
て所望の表示形態を指定可能にする。 【解決手段】 記録手段8により情報伝達用記録媒体F
にデータを記録するようにしたデータ記録装置におい
て、データを所定の再生用物体に再生する際の再生形態
を指定する再生形態指定手段13,14と、データとそ
のデータを指定された再生形態で再生するための指示情
報とを含む所定情報を情報伝達用記録媒体Fに記録すべ
く記録手段9を制御する制御手段1とを具備する。
て所望の表示形態を指定可能にする。 【解決手段】 記録手段8により情報伝達用記録媒体F
にデータを記録するようにしたデータ記録装置におい
て、データを所定の再生用物体に再生する際の再生形態
を指定する再生形態指定手段13,14と、データとそ
のデータを指定された再生形態で再生するための指示情
報とを含む所定情報を情報伝達用記録媒体Fに記録すべ
く記録手段9を制御する制御手段1とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影用フィルムな
どの情報伝達用記録媒体にデータを記録するデータ記録
装置に関する。
どの情報伝達用記録媒体にデータを記録するデータ記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】撮影日付や時刻に関するデ
ータを各駒ごとにフィルムに磁気記録可能なカメラが知
られている。記録されたデータはラボ等のプリンタ装置
で読み取られ、その読み取り情報に基づいて日付や時刻
が撮影画像とともに印画紙に記録(再生)される。しか
しながら、フィルムに記録された複数種類のデータのう
ちいずれのデータを記録するか、あるいは印画紙のどの
部分に記録するかなどの記録形態(再生形態)を指定で
きるものは従来なかった。
ータを各駒ごとにフィルムに磁気記録可能なカメラが知
られている。記録されたデータはラボ等のプリンタ装置
で読み取られ、その読み取り情報に基づいて日付や時刻
が撮影画像とともに印画紙に記録(再生)される。しか
しながら、フィルムに記録された複数種類のデータのう
ちいずれのデータを記録するか、あるいは印画紙のどの
部分に記録するかなどの記録形態(再生形態)を指定で
きるものは従来なかった。
【0003】本発明の目的は、上述したような再生形態
を指定可能なデータ記録装置を提供することにある。
を指定可能なデータ記録装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1,3,4の発明
は、記録手段により情報伝達用記録媒体にデータを記録
するようにしたデータ記録装置に適用される。そして、
請求項1の発明は、データを所定の再生用物体に再生す
る際の再生形態を指定する再生形態指定手段と、データ
と、そのデータを指定された再生形態で再生するための
指示情報とを含む所定情報を情報伝達用記録媒体に記録
すべく記録手段を制御する制御手段とを具備し、これに
より上記問題点を解決する。請求項3の発明は、データ
を所定の再生用物体に再生するか否かを指定する再生形
態指定手段と、データと、再生形態指定手段の指定内容
に応じた指示情報とを含む所定情報を情報伝達用記録媒
体に記録すべく記録手段を制御する制御手段とを具備す
るものである。請求項4の発明は、データを所定の再生
用物体に再生する際の再生位置を指定する再生形態指定
手段と、データと、そのデータを指定された再生位置に
再生するための指示情報とを含む所定情報を情報伝達用
記録媒体に記録すべく記録手段を制御する制御手段とを
具備するものである。請求項2,6の発明は、記録手段
により情報伝達用記録媒体に複数種類のデータを記録す
るようにしたデータ記録装置に適用される。そして、請
求項2の発明は、複数種類のデータのうちいずれを所定
の再生用物体に再生するかを指定する再生形態指定手段
と、複数種類のデータと、再生形態指定手段で設定され
たデータのみを再生するための指示情報とを含む所定情
報を情報伝達用記録媒体に記録すべく記録手段を制御す
る制御手段とを具備するものである。請求項6の発明
は、複数種類のデータのうち再生用物体の第1の再生部
および第2の再生部に再生すべき情報をそれぞれ指定す
る再生形態指定手段と、複数種類のデータと、再生形態
指定手段の指定内容を示す情報とを含む所定情報を情報
伝達用記録媒体に記録すべく記録手段を制御する制御手
段とを具備するものである。請求項5,7の発明は、情
報伝達用記録媒体を撮影用フィルムとし、再生用物体
を、フィルムの各駒の画像がプリントされる印画紙とし
たものである。請求項8の発明は、第1の再生部を印画
紙の撮影画像内領域とし、第2の再生部を印画紙の撮影
画像外領域としたものである。請求項9の発明は、第1
の再生部に再生されるデータ数が第2の再生部に再生さ
れるデータ数以下となるようにしたものである。請求項
10の発明では、データが撮影日付および撮影時刻を含
む。請求項11の発明は、再生形態指定手段による指定
内容に応じた形態でデータを表示する表示手段を更に備
えたものである。
は、記録手段により情報伝達用記録媒体にデータを記録
するようにしたデータ記録装置に適用される。そして、
請求項1の発明は、データを所定の再生用物体に再生す
る際の再生形態を指定する再生形態指定手段と、データ
と、そのデータを指定された再生形態で再生するための
指示情報とを含む所定情報を情報伝達用記録媒体に記録
すべく記録手段を制御する制御手段とを具備し、これに
より上記問題点を解決する。請求項3の発明は、データ
を所定の再生用物体に再生するか否かを指定する再生形
態指定手段と、データと、再生形態指定手段の指定内容
に応じた指示情報とを含む所定情報を情報伝達用記録媒
体に記録すべく記録手段を制御する制御手段とを具備す
るものである。請求項4の発明は、データを所定の再生
用物体に再生する際の再生位置を指定する再生形態指定
手段と、データと、そのデータを指定された再生位置に
再生するための指示情報とを含む所定情報を情報伝達用
記録媒体に記録すべく記録手段を制御する制御手段とを
具備するものである。請求項2,6の発明は、記録手段
により情報伝達用記録媒体に複数種類のデータを記録す
るようにしたデータ記録装置に適用される。そして、請
求項2の発明は、複数種類のデータのうちいずれを所定
の再生用物体に再生するかを指定する再生形態指定手段
と、複数種類のデータと、再生形態指定手段で設定され
たデータのみを再生するための指示情報とを含む所定情
報を情報伝達用記録媒体に記録すべく記録手段を制御す
る制御手段とを具備するものである。請求項6の発明
は、複数種類のデータのうち再生用物体の第1の再生部
および第2の再生部に再生すべき情報をそれぞれ指定す
る再生形態指定手段と、複数種類のデータと、再生形態
指定手段の指定内容を示す情報とを含む所定情報を情報
伝達用記録媒体に記録すべく記録手段を制御する制御手
段とを具備するものである。請求項5,7の発明は、情
報伝達用記録媒体を撮影用フィルムとし、再生用物体
を、フィルムの各駒の画像がプリントされる印画紙とし
たものである。請求項8の発明は、第1の再生部を印画
紙の撮影画像内領域とし、第2の再生部を印画紙の撮影
画像外領域としたものである。請求項9の発明は、第1
の再生部に再生されるデータ数が第2の再生部に再生さ
れるデータ数以下となるようにしたものである。請求項
10の発明では、データが撮影日付および撮影時刻を含
む。請求項11の発明は、再生形態指定手段による指定
内容に応じた形態でデータを表示する表示手段を更に備
えたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図16により本発明をカメ
ラのデータ記録装置に適用した場合の一実施の形態を説
明する。図1は本実施の形態におけるカメラの制御系を
示すブロック図である。1はCPUであり、ROM2に
格納されているプログラムに従って後述する制御を行
う。CPU1には、電池4により給電されて日付や時刻
の計時を行う計時装置3と、種々の情報を記憶するメモ
リ5と、撮影のために不図示の絞りやシャッタを制御す
る露出制御装置6と、フィルムFの巻上げおよび巻戻し
を行うフィルム給送装置7と、フィルムに磁気情報を記
録するための磁気ヘッド8を制御するヘッド駆動回路9
と、日付や時刻を表示する液晶表示器等の表示器10と
が接続されている。なお、電池4は計時装置3にのみ給
電を行うもので、他の各装置は別の電池(不図示)から
給電される。
ラのデータ記録装置に適用した場合の一実施の形態を説
明する。図1は本実施の形態におけるカメラの制御系を
示すブロック図である。1はCPUであり、ROM2に
格納されているプログラムに従って後述する制御を行
う。CPU1には、電池4により給電されて日付や時刻
の計時を行う計時装置3と、種々の情報を記憶するメモ
リ5と、撮影のために不図示の絞りやシャッタを制御す
る露出制御装置6と、フィルムFの巻上げおよび巻戻し
を行うフィルム給送装置7と、フィルムに磁気情報を記
録するための磁気ヘッド8を制御するヘッド駆動回路9
と、日付や時刻を表示する液晶表示器等の表示器10と
が接続されている。なお、電池4は計時装置3にのみ給
電を行うもので、他の各装置は別の電池(不図示)から
給電される。
【0006】表示器10は、図2に示すように3つのデ
ータ表示部D1,D2,D3を有し、各データ表示部D
1〜D3には年月日や時分を表す2桁の数値がそれぞれ
表示可能とされている。各データ表示部D1〜D3の上
側には「年」,「月」を表す文字「Y」,「M」が表示
可能とされる。なお、図2は全ての表示を行った状態を
示している。
ータ表示部D1,D2,D3を有し、各データ表示部D
1〜D3には年月日や時分を表す2桁の数値がそれぞれ
表示可能とされている。各データ表示部D1〜D3の上
側には「年」,「月」を表す文字「Y」,「M」が表示
可能とされる。なお、図2は全ての表示を行った状態を
示している。
【0007】CPU1にはまた、不図示のレリーズボタ
ンの半押し操作に連動してオンする半押しスイッチ11
と、レリーズボタンの全押し操作に連動してオンするレ
リーズスイッチ12と、不図示のセレクトボタンが押圧
操作されている間のみオンするモード切換用のセレクト
スイッチ13と、不図示のアジャストボタンが押圧操作
されている間のみオンする日付/時刻修正用のアジャス
トスイッチ14とが接続されている。
ンの半押し操作に連動してオンする半押しスイッチ11
と、レリーズボタンの全押し操作に連動してオンするレ
リーズスイッチ12と、不図示のセレクトボタンが押圧
操作されている間のみオンするモード切換用のセレクト
スイッチ13と、不図示のアジャストボタンが押圧操作
されている間のみオンする日付/時刻修正用のアジャス
トスイッチ14とが接続されている。
【0008】図3はセレクトスイッチ13およびアジャ
ストスイッチ14の操作によるモードの切換えを示す遷
移図である。セレクトスイッチ13がオンされて2秒以
内にオフされると、そのたびに表示モードが日付モード
→時刻(時分)モード→オフモード→日付モード・・・
の順にサイクリックに切換わる(のループ)。日付モ
ードは、年月日モード,月日年モードおよび日月年モー
ドの3つのモードから成り、日付モード設定時にアジャ
ストスイッチ14が2秒以上に渡って操作されると、そ
の操作のたびに年月日モード→月日年モード→日月年モ
ード→年月日モード・・・の順でサイクリックに切換わ
る(のループ)。なお、日付モードから時刻モードあ
るいはオフモードに切換わった後も、3つの日付モード
のうち直前に設定されていたモードがメモリ5に記憶さ
れている。図4(a)〜(e)は、それぞれ年月日モー
ド,月日年モード,日月年モード,時刻モードおよびオ
フモードが設定されているときの表示器10上における
表示例を示している。
ストスイッチ14の操作によるモードの切換えを示す遷
移図である。セレクトスイッチ13がオンされて2秒以
内にオフされると、そのたびに表示モードが日付モード
→時刻(時分)モード→オフモード→日付モード・・・
の順にサイクリックに切換わる(のループ)。日付モ
ードは、年月日モード,月日年モードおよび日月年モー
ドの3つのモードから成り、日付モード設定時にアジャ
ストスイッチ14が2秒以上に渡って操作されると、そ
の操作のたびに年月日モード→月日年モード→日月年モ
ード→年月日モード・・・の順でサイクリックに切換わ
る(のループ)。なお、日付モードから時刻モードあ
るいはオフモードに切換わった後も、3つの日付モード
のうち直前に設定されていたモードがメモリ5に記憶さ
れている。図4(a)〜(e)は、それぞれ年月日モー
ド,月日年モード,日月年モード,時刻モードおよびオ
フモードが設定されているときの表示器10上における
表示例を示している。
【0009】日付モードあるいは時刻モードが設定され
ているときにセレクトスイッチ13が2秒以上オンされ
ると修正モードが設定され(図3の)、表示器10の
「年」を表す数値が点滅する。その後、セレクトスイッ
チ13がオフからオンされるたびに点滅される数値が
「月」→「日」→「時」→「分」の順で切換わり
()、「分」を表す数値が点滅しているときにセレク
トスイッチ13がオンされると修正モードが解除されて
元のモード(表示)に戻る()。数値が点滅している
ときには、アジャストスイッチ14の操作により点滅し
ている数値を変更することができる。
ているときにセレクトスイッチ13が2秒以上オンされ
ると修正モードが設定され(図3の)、表示器10の
「年」を表す数値が点滅する。その後、セレクトスイッ
チ13がオフからオンされるたびに点滅される数値が
「月」→「日」→「時」→「分」の順で切換わり
()、「分」を表す数値が点滅しているときにセレク
トスイッチ13がオンされると修正モードが解除されて
元のモード(表示)に戻る()。数値が点滅している
ときには、アジャストスイッチ14の操作により点滅し
ている数値を変更することができる。
【0010】本実施の形態では、上述した日付や時刻に
関するデータを図5に示すように印画紙(プリント)の
映像画面内や映像画面外(余白部分)に表示させるため
のデータ記録制御(磁気記録制御)を行う。すなわち、
フィルムFには各駒に対して磁気記録領域が割当てられ
ており、各駒の撮影終了後の駒送り時に磁気ヘッド8に
よりその駒に対応する磁気記録領域に日付データあるい
は時刻データが記録される。この磁気データはラボ等の
プリンタ装置側で読み取られ、その読み取りデータに応
じて印画紙の所定位置に日付データや時分データが記録
(再生)される。印画紙に記録されるデータの位置や種
類、あるいは「年」「月」「日」の順序はフィルム上の
磁気データの記録形態によって異なり、その詳細な内容
については後で説明する。
関するデータを図5に示すように印画紙(プリント)の
映像画面内や映像画面外(余白部分)に表示させるため
のデータ記録制御(磁気記録制御)を行う。すなわち、
フィルムFには各駒に対して磁気記録領域が割当てられ
ており、各駒の撮影終了後の駒送り時に磁気ヘッド8に
よりその駒に対応する磁気記録領域に日付データあるい
は時刻データが記録される。この磁気データはラボ等の
プリンタ装置側で読み取られ、その読み取りデータに応
じて印画紙の所定位置に日付データや時分データが記録
(再生)される。印画紙に記録されるデータの位置や種
類、あるいは「年」「月」「日」の順序はフィルム上の
磁気データの記録形態によって異なり、その詳細な内容
については後で説明する。
【0011】次に、図6〜図8のフローチャートに基づ
いてCPU1による制御の手順を説明する。図6は半押
しスイッチ11のオンのたびに起動される撮影制御の手
順を示し、まずステップS101で不図示の測光装置お
よび測距装置を作動させて測距および測光を行う。半押
しスイッチ11のオンに引続いてレリーズスイッチ12
がオンされると、ステップS104〜S108の処理を
行う。すなわち測距結果に基づいて不図示の撮影レンズ
をフォーカシング駆動し、次いで露出制御装置6を介し
て絞りやシャッタを駆動し、フィルムに対して露光を行
う。露光終了後、フィルム給送装置7を介してフィルム
の1駒巻上げを開始し、巻上げに同期して磁気データの
記録を行う。フィルムが1駒分巻上げられると巻上げを
停止して処理を終了する。
いてCPU1による制御の手順を説明する。図6は半押
しスイッチ11のオンのたびに起動される撮影制御の手
順を示し、まずステップS101で不図示の測光装置お
よび測距装置を作動させて測距および測光を行う。半押
しスイッチ11のオンに引続いてレリーズスイッチ12
がオンされると、ステップS104〜S108の処理を
行う。すなわち測距結果に基づいて不図示の撮影レンズ
をフォーカシング駆動し、次いで露出制御装置6を介し
て絞りやシャッタを駆動し、フィルムに対して露光を行
う。露光終了後、フィルム給送装置7を介してフィルム
の1駒巻上げを開始し、巻上げに同期して磁気データの
記録を行う。フィルムが1駒分巻上げられると巻上げを
停止して処理を終了する。
【0012】図7および図8は上記ステップS107の
データ記録処理の詳細を示している。ステップS1,S
2では、上述した日付モードとしての年月日モード,月
日年モードおよび日月年モードのうちいずれのモードが
設定されているかを判定している。なお、現在時分(時
刻)モードあるいはオフモードが設定されている場合に
は直前に設定されていた日付モードを判定する。
データ記録処理の詳細を示している。ステップS1,S
2では、上述した日付モードとしての年月日モード,月
日年モードおよび日月年モードのうちいずれのモードが
設定されているかを判定している。なお、現在時分(時
刻)モードあるいはオフモードが設定されている場合に
は直前に設定されていた日付モードを判定する。
【0013】ステップS1で年月日モードと判定される
とステップS3に進み、フィルムに磁気記録すべきデー
タとして年月日時分データを設定する。ステップS4で
は現在時分モードが設定されているか否かを判定し、時
分モードが設定されている場合にはステップS5で印画
紙の画面内に記録するデータとして年月日時分データを
設定するとともに、ステップS6で画面外に記録するデ
ータとして年月日時分データを設定する。
とステップS3に進み、フィルムに磁気記録すべきデー
タとして年月日時分データを設定する。ステップS4で
は現在時分モードが設定されているか否かを判定し、時
分モードが設定されている場合にはステップS5で印画
紙の画面内に記録するデータとして年月日時分データを
設定するとともに、ステップS6で画面外に記録するデ
ータとして年月日時分データを設定する。
【0014】時分モードが設定されていない場合にはス
テップS7に進み、オフモードが設定されているか否か
を判定する。オフモードが設定されている場合にはステ
ップS8に進み、画面内には何も記録しない旨を設定し
てステップS6に進む。オフモードが設定されていない
場合、つまり年月日モードが設定されている場合にはス
テップS9に進み、画面内に記録するデータとして年月
日データを設定するとともに、ステップS10で画面外
に記録するデータとして年月日データを設定する。以上
のステップS3〜S10により図9の表の如く印画紙の
各部分に記録(再生)すべきデータが設定される。
テップS7に進み、オフモードが設定されているか否か
を判定する。オフモードが設定されている場合にはステ
ップS8に進み、画面内には何も記録しない旨を設定し
てステップS6に進む。オフモードが設定されていない
場合、つまり年月日モードが設定されている場合にはス
テップS9に進み、画面内に記録するデータとして年月
日データを設定するとともに、ステップS10で画面外
に記録するデータとして年月日データを設定する。以上
のステップS3〜S10により図9の表の如く印画紙の
各部分に記録(再生)すべきデータが設定される。
【0015】一方、月日年モードと判定された場合、つ
まりステップS2が肯定された場合には、図8のステッ
プS21〜S27で上述したステップS3〜S10と同
種の処理を行う。その詳細な説明は省略するが、これに
より図10の表の如く印画紙への記録データが設定され
る。さらに日月年モードと判定された場合(ステップS
2が否定された場合)には、ステップS31〜S38で
上述と同種の処理を行い、これにより図11の表の如く
印画紙への記録データが設定される。このようにモード
の設定状況に応じて印画紙に記録すべきデータの種類や
位置、あるいは年月日の順が設定される。一方、図9〜
図11から分かるように、フィルムに磁気記録されるデ
ータはモードの設定状況によらず全て年月日時分データ
となる。
まりステップS2が肯定された場合には、図8のステッ
プS21〜S27で上述したステップS3〜S10と同
種の処理を行う。その詳細な説明は省略するが、これに
より図10の表の如く印画紙への記録データが設定され
る。さらに日月年モードと判定された場合(ステップS
2が否定された場合)には、ステップS31〜S38で
上述と同種の処理を行い、これにより図11の表の如く
印画紙への記録データが設定される。このようにモード
の設定状況に応じて印画紙に記録すべきデータの種類や
位置、あるいは年月日の順が設定される。一方、図9〜
図11から分かるように、フィルムに磁気記録されるデ
ータはモードの設定状況によらず全て年月日時分データ
となる。
【0016】以上のように各データが設定されるとステ
ップS11(図7)に進み、年月日日時分データを磁気
ヘッドによりフィルムの磁気記録領域に記録する。ただ
し本実施の形態では、同じ年月日日時分データでも、印
画紙へのデータ記録の有無および記録位置などに応じて
磁気記録の形態が異なる。プリンタ装置では、その磁気
記録形態の違いから印画紙のデータ記録の有無および記
録位置などを判断して印画紙へのデータ記録を行う。以
下、印画紙への記録形態(再生形態)に対するフィルム
への磁気記録形態の詳細な内容について説明する。
ップS11(図7)に進み、年月日日時分データを磁気
ヘッドによりフィルムの磁気記録領域に記録する。ただ
し本実施の形態では、同じ年月日日時分データでも、印
画紙へのデータ記録の有無および記録位置などに応じて
磁気記録の形態が異なる。プリンタ装置では、その磁気
記録形態の違いから印画紙のデータ記録の有無および記
録位置などを判断して印画紙へのデータ記録を行う。以
下、印画紙への記録形態(再生形態)に対するフィルム
への磁気記録形態の詳細な内容について説明する。
【0017】1.印画紙への記録の有無について (1)年月日(「年月日」,「月日年」,「日月年」の
いずれか)および時分に関するデータを印画紙の画面外
および画面内の双方に記録する場合には、年月日時分に
関するデータの数値を何ら加工せずにそのまま磁気記録
する。これによれば、例えばフィルムに96年4月23
日13時45分を示すデータが磁気記録された場合に
は、96年4月23日13時45分がそのまま印画紙の
画面内および画面外に記録される(図5(a)参照)。
いずれか)および時分に関するデータを印画紙の画面外
および画面内の双方に記録する場合には、年月日時分に
関するデータの数値を何ら加工せずにそのまま磁気記録
する。これによれば、例えばフィルムに96年4月23
日13時45分を示すデータが磁気記録された場合に
は、96年4月23日13時45分がそのまま印画紙の
画面内および画面外に記録される(図5(a)参照)。
【0018】(2)年月日に関するデータを印画紙の画
面内,画面外のいずれにも記録しない場合には、「月」
を表す数値に「48」をプラスする。 (3)時分に関するデータを印画紙の画面内,画面外の
いずれにも記録しない場合には、「時」を表す数値に
「48」をプラスする。例えば、フィルムに96年52
(4+48)月23日61(13+48)時45分を示
すデータが磁気記録された場合には、印画紙の画面内,
画面外に拘らずいっさいの情報が記録されない。また、
フィルムに96年52(4+48)月23日13時45
分を示すデータが磁気記録された場合には、96年4月
23日は画面内,画面外のいずれにも記録されず、13
時45分が画面内,画面外の双方に記録される。
面内,画面外のいずれにも記録しない場合には、「月」
を表す数値に「48」をプラスする。 (3)時分に関するデータを印画紙の画面内,画面外の
いずれにも記録しない場合には、「時」を表す数値に
「48」をプラスする。例えば、フィルムに96年52
(4+48)月23日61(13+48)時45分を示
すデータが磁気記録された場合には、印画紙の画面内,
画面外に拘らずいっさいの情報が記録されない。また、
フィルムに96年52(4+48)月23日13時45
分を示すデータが磁気記録された場合には、96年4月
23日は画面内,画面外のいずれにも記録されず、13
時45分が画面内,画面外の双方に記録される。
【0019】(4)年月日に関するデータを画面内に記
録せず画面外にのみ記録する場合には、「月」を示す数
値に「73」をプラスする。 (5)時分に関するデータを画面内に記録せず画面外に
のみ記録する場合には、「時」を示す数値に「73」を
プラスする。例えば、フィルムにフィルムに96年4月
23日86(=13+73)時45分を示すデータが磁
気記録された場合には、96年4月23日13時45分
が画面外に記録され、96年4月23日のみが画面内に
記録される。また、フィルムに96年77(=4+7
3)月23日13時45分を示すデータが磁気記録され
た場合には、96年4月23日13時45分が画面外に
記録され、13時45分のみが画面内に記録される。
録せず画面外にのみ記録する場合には、「月」を示す数
値に「73」をプラスする。 (5)時分に関するデータを画面内に記録せず画面外に
のみ記録する場合には、「時」を示す数値に「73」を
プラスする。例えば、フィルムにフィルムに96年4月
23日86(=13+73)時45分を示すデータが磁
気記録された場合には、96年4月23日13時45分
が画面外に記録され、96年4月23日のみが画面内に
記録される。また、フィルムに96年77(=4+7
3)月23日13時45分を示すデータが磁気記録され
た場合には、96年4月23日13時45分が画面外に
記録され、13時45分のみが画面内に記録される。
【0020】2.年月日の順序について (6)年月日に関するデータを年月日の順で印画紙に記
録するには、年月日のいずれの数値にも何ら加工を施さ
ずに記録する。 (7)年月日に関するデータを月日年の順で印画紙に記
録するには、「日」を表す数値に「32」をプラスす
る。 (8)年月日に関するデータを日月年の順で印画紙に記
録するには、「日」を表す数値に「48」をプラスす
る。 なお、上記「月」,「日」,「時」を表す数値に加算す
べき数値を予めEEPROMなどのメモリに格納し、必
要に応じて変更できるようにしておけば、後に印画紙へ
の再生形態の仕様が変更された場合でも容易に対応でき
る。
録するには、年月日のいずれの数値にも何ら加工を施さ
ずに記録する。 (7)年月日に関するデータを月日年の順で印画紙に記
録するには、「日」を表す数値に「32」をプラスす
る。 (8)年月日に関するデータを日月年の順で印画紙に記
録するには、「日」を表す数値に「48」をプラスす
る。 なお、上記「月」,「日」,「時」を表す数値に加算す
べき数値を予めEEPROMなどのメモリに格納し、必
要に応じて変更できるようにしておけば、後に印画紙へ
の再生形態の仕様が変更された場合でも容易に対応でき
る。
【0021】図12〜図14は上記各例をまとめたもの
で、それぞれ図9〜図11に対応するものである。図1
5および図16は上記録記形態での磁気記録を実現する
ためのフローチャートを示し、CPU1はステップS1
1(図7)でこのプログラムを実行する。図15のステ
ップS41では日付モード、すなわち年月日モード,月
日年モードおよび日月年モードのいずれかが設定されて
いるか否かを判定し、設定されていればステップS42
で「時」を示す数値に「48」をプラスしてステップS
47に進む。つまり図9〜図14の各上段に示すように
時分データを画面内,画面外のいずれにも記録しないよ
うにする。
で、それぞれ図9〜図11に対応するものである。図1
5および図16は上記録記形態での磁気記録を実現する
ためのフローチャートを示し、CPU1はステップS1
1(図7)でこのプログラムを実行する。図15のステ
ップS41では日付モード、すなわち年月日モード,月
日年モードおよび日月年モードのいずれかが設定されて
いるか否かを判定し、設定されていればステップS42
で「時」を示す数値に「48」をプラスしてステップS
47に進む。つまり図9〜図14の各上段に示すように
時分データを画面内,画面外のいずれにも記録しないよ
うにする。
【0022】日付モードが設定されていない場合にはス
テップS43に進み、時分モードの設定の有無を判定す
る。時分モードが設定されている場合にはステップS4
4に進み、「月」を示す数値に「0」をプラスして、つ
まり何も行わないでステップS47に進む。つまり図9
〜図14の各中段に示すように年月日時分データを画面
内,画面外の双方に記録するようにする。時分モードが
設定されていなければ(オフモードの場合には)、ステ
ップS45,S46で「月」,「時」を示す数値にそれ
ぞれ「60」をプラスしてステップS47に進む。つま
り図9〜図14の各中段に示すように画面内にいずれの
データも記録しないようにする。
テップS43に進み、時分モードの設定の有無を判定す
る。時分モードが設定されている場合にはステップS4
4に進み、「月」を示す数値に「0」をプラスして、つ
まり何も行わないでステップS47に進む。つまり図9
〜図14の各中段に示すように年月日時分データを画面
内,画面外の双方に記録するようにする。時分モードが
設定されていなければ(オフモードの場合には)、ステ
ップS45,S46で「月」,「時」を示す数値にそれ
ぞれ「60」をプラスしてステップS47に進む。つま
り図9〜図14の各中段に示すように画面内にいずれの
データも記録しないようにする。
【0023】ステップS47,S48は現在設定されて
いる日付モードあるいは直前に設定されていた日付モー
ドを判定している。年月日モードの場合にはステップS
51に進み、年月日日時分データをフィルムの磁気記録
領域に記録する。月日年モードの場合にはステップS4
9で「日」のデータに「32」をプラスしてからステッ
プS51に進む。日月年モードの場合にはステップS5
0で「日」のデータに「48」をプラスしてステップS
51に進む。
いる日付モードあるいは直前に設定されていた日付モー
ドを判定している。年月日モードの場合にはステップS
51に進み、年月日日時分データをフィルムの磁気記録
領域に記録する。月日年モードの場合にはステップS4
9で「日」のデータに「32」をプラスしてからステッ
プS51に進む。日月年モードの場合にはステップS5
0で「日」のデータに「48」をプラスしてステップS
51に進む。
【0024】以上のように本実施の形態では、セレクト
スイッチ13およびアジャストスイッチ14の操作に応
じて日付/時刻データの表示モードが選択設定される。
そして、その表示モードに応じた形態で日付/時刻デー
タの一部が表示器10に表示されるとともに、表示モー
ドに応じて日付/時刻データを印画紙に記録する際の記
録形態(再生形態)が設定される。フィルムの磁気記録
領域には、ラボ等のプリンタ装置に伝達する情報とし
て、日付/時刻データと、これらのデータを上記設定さ
れた記録形態で記録するための情報とを含む情報が磁気
記録される。印画紙への再生形態は、図9〜図11から
分かるように、日付/時刻データのうちいずれを印画紙
の撮影画面内および画面外に記録するか、所定の日付デ
ータあるいは時刻データを印画紙の撮影画面内に記録す
るか否か、日付/時刻データを印画紙の撮影画面内およ
び画面外のいずれに記録するかを含むものである。
スイッチ13およびアジャストスイッチ14の操作に応
じて日付/時刻データの表示モードが選択設定される。
そして、その表示モードに応じた形態で日付/時刻デー
タの一部が表示器10に表示されるとともに、表示モー
ドに応じて日付/時刻データを印画紙に記録する際の記
録形態(再生形態)が設定される。フィルムの磁気記録
領域には、ラボ等のプリンタ装置に伝達する情報とし
て、日付/時刻データと、これらのデータを上記設定さ
れた記録形態で記録するための情報とを含む情報が磁気
記録される。印画紙への再生形態は、図9〜図11から
分かるように、日付/時刻データのうちいずれを印画紙
の撮影画面内および画面外に記録するか、所定の日付デ
ータあるいは時刻データを印画紙の撮影画面内に記録す
るか否か、日付/時刻データを印画紙の撮影画面内およ
び画面外のいずれに記録するかを含むものである。
【0025】このように印画紙への再生形態を含む情報
がデータとともにフィルムに記録されるので、表示モー
ドの選択によって所望の再生形態で印画紙にデータを記
録できる。特に本実施の形態では、印画紙の画面外には
日付/時刻データを記録し、画面内には何らの情報も記
録しないようにできるので、画面内の画像を損ねること
なく複数の情報を報知することが可能となる。また本実
施の形態では、例えばオフモードのように表示器10上
に日付/時刻のデータが表示されない場合には印画紙の
画面内には何らのデータも記録されない、あるいは日付
モードのように表示器10上に年月日に関するデータの
みが表示される場合には印画紙にも年月日の情報のみが
記録される、といったように表示器10上に印画紙への
再生形態に応じた表示がなされるので、使用者は表示器
10上の表示を見ることにより容易に印画紙へのデータ
の再生形態を認識することができる。
がデータとともにフィルムに記録されるので、表示モー
ドの選択によって所望の再生形態で印画紙にデータを記
録できる。特に本実施の形態では、印画紙の画面外には
日付/時刻データを記録し、画面内には何らの情報も記
録しないようにできるので、画面内の画像を損ねること
なく複数の情報を報知することが可能となる。また本実
施の形態では、例えばオフモードのように表示器10上
に日付/時刻のデータが表示されない場合には印画紙の
画面内には何らのデータも記録されない、あるいは日付
モードのように表示器10上に年月日に関するデータの
みが表示される場合には印画紙にも年月日の情報のみが
記録される、といったように表示器10上に印画紙への
再生形態に応じた表示がなされるので、使用者は表示器
10上の表示を見ることにより容易に印画紙へのデータ
の再生形態を認識することができる。
【0026】以上の実施の形態の構成において、フィル
ムFが情報伝達用媒体を、磁気ヘッド8およびヘッド駆
動回路9が記録手段を、印画紙が再生用物体を、セレク
トスイッチ13およびアジャストスイッチ14が再生形
態指定手段を、CPU1が制御手段を、表示器10が表
示手段をそれぞれ構成する。
ムFが情報伝達用媒体を、磁気ヘッド8およびヘッド駆
動回路9が記録手段を、印画紙が再生用物体を、セレク
トスイッチ13およびアジャストスイッチ14が再生形
態指定手段を、CPU1が制御手段を、表示器10が表
示手段をそれぞれ構成する。
【0027】図17〜図19は他の実施の形態を示すも
ので、上記図9〜図11にそれぞれ相当するものであ
る。本実施の形態では、時分モード設定時に撮影に供さ
れた駒に対しては、印画紙の画面内に時分データのみが
記録される。磁気記録形態と印画紙への再生形態との関
係は上述した(1)〜(8)の条件を満たす。図20〜
図22は本実施の形態における磁気記録の内容に対する
画面内,画面外へのデータ記録内容の一例を示すもの
で、それぞれ図17〜図19に対応するものである。図
23は本実施の形態における磁気記録処理の詳細を示す
フローチャート(図15に相当するもの)である。
ので、上記図9〜図11にそれぞれ相当するものであ
る。本実施の形態では、時分モード設定時に撮影に供さ
れた駒に対しては、印画紙の画面内に時分データのみが
記録される。磁気記録形態と印画紙への再生形態との関
係は上述した(1)〜(8)の条件を満たす。図20〜
図22は本実施の形態における磁気記録の内容に対する
画面内,画面外へのデータ記録内容の一例を示すもの
で、それぞれ図17〜図19に対応するものである。図
23は本実施の形態における磁気記録処理の詳細を示す
フローチャート(図15に相当するもの)である。
【0028】図24〜図26は更なる他の実施の形態を
示すもので、上記図9〜図11にそれぞれ相当するもの
である。本実施の形態では、日付モード設定時に撮影に
供された駒に対しては、その印画紙の画面外に年月日時
分に関するデータが記録される。磁気記録形態と印画紙
への再生形態との関係は上述した(1)〜(8)の条件
を満たす。図27〜図29は本実施の形態における磁気
記録の内容に対する画面内,画面外へのデータ記録内容
の一例を示すもので、それぞれ図24〜図26に対応す
るものである。図30は本実施の形態における磁気記録
処理の詳細を示すフローチャート(図15に相当するも
の)である。
示すもので、上記図9〜図11にそれぞれ相当するもの
である。本実施の形態では、日付モード設定時に撮影に
供された駒に対しては、その印画紙の画面外に年月日時
分に関するデータが記録される。磁気記録形態と印画紙
への再生形態との関係は上述した(1)〜(8)の条件
を満たす。図27〜図29は本実施の形態における磁気
記録の内容に対する画面内,画面外へのデータ記録内容
の一例を示すもので、それぞれ図24〜図26に対応す
るものである。図30は本実施の形態における磁気記録
処理の詳細を示すフローチャート(図15に相当するも
の)である。
【0029】以上では、年月日日時分を示すデータのい
ずれかに所定の数値をプラスすることによって印画紙へ
の再生形態を変更する例を示したが、これに加えて例え
ば図31に示すように、年月日時分のデータに加えて1
ビットのフラグFを追加し、このフラグFが「0」か
「1」かで再生形態を変えるようにしてもよい。この例
では、フラグFが「0」の場合には画面内にはデータの
記録を行わず画面外にのみ記録し、フラグFが「1」の
場合には画面内および画面外の双方に記録する。そし
て、日付モードおよび時刻(時分)モード設定時にはフ
ラグが「1」に設定され、オフモード設定時にはフラグ
が「0」に設定される。
ずれかに所定の数値をプラスすることによって印画紙へ
の再生形態を変更する例を示したが、これに加えて例え
ば図31に示すように、年月日時分のデータに加えて1
ビットのフラグFを追加し、このフラグFが「0」か
「1」かで再生形態を変えるようにしてもよい。この例
では、フラグFが「0」の場合には画面内にはデータの
記録を行わず画面外にのみ記録し、フラグFが「1」の
場合には画面内および画面外の双方に記録する。そし
て、日付モードおよび時刻(時分)モード設定時にはフ
ラグが「1」に設定され、オフモード設定時にはフラグ
が「0」に設定される。
【0030】なお、印画紙に再生記録するデータは日付
データや時刻データに限定されず、種々のデータが考え
られる。また、印画紙の画面内および余白部分にデータ
を記録可能な例を示したが、画面外記録としてデータを
印画紙の裏面に記録するようにしてもよい。さらにデー
タの再生用物体は印画紙に限定されず、他の用紙あるい
はパソコンシステム等のディスプレイ画面であってもよ
い。情報伝達用記録媒体もフィルムに限定されず、フロ
ッピーディスクやメモリカードであってもよい。また、
再生用物体への再生形態の指定内容も上述のものに限定
されず、例えば画面外に全データを記録して画面内には
一部のみのデータを記録したり、画面内外に拘らず一切
のデータを記録しない形態を指定可能としてもよい。さ
らに、情報伝達用記録媒体への記録方式も磁気記録に限
定されず、光学的あるいは電気的に記録してもよい。ま
たカメラのデータ記録装置にて説明したが、カメラ以外
の装置に設けられるデータ記録装置にも本発明を適用で
きる。
データや時刻データに限定されず、種々のデータが考え
られる。また、印画紙の画面内および余白部分にデータ
を記録可能な例を示したが、画面外記録としてデータを
印画紙の裏面に記録するようにしてもよい。さらにデー
タの再生用物体は印画紙に限定されず、他の用紙あるい
はパソコンシステム等のディスプレイ画面であってもよ
い。情報伝達用記録媒体もフィルムに限定されず、フロ
ッピーディスクやメモリカードであってもよい。また、
再生用物体への再生形態の指定内容も上述のものに限定
されず、例えば画面外に全データを記録して画面内には
一部のみのデータを記録したり、画面内外に拘らず一切
のデータを記録しない形態を指定可能としてもよい。さ
らに、情報伝達用記録媒体への記録方式も磁気記録に限
定されず、光学的あるいは電気的に記録してもよい。ま
たカメラのデータ記録装置にて説明したが、カメラ以外
の装置に設けられるデータ記録装置にも本発明を適用で
きる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、データの再生
用物体への再生を指定することによりデータとそのデー
タを指定された再生形態で再生するための指示情報とを
含む所定情報を情報伝達用記録媒体に記録するようにし
たので、データを所望の形態で再生させることができ
る。請求項2の発明によれば、複数種類のデータのうち
いずれを再生用物体に再生するかを指定することによ
り、その指定情報と上記複数種類のデータとを含む情報
を情報伝達用記録媒体に記録するようにしたので、複数
種類のデータのうち所望のデータのみを再生用物体に再
生することが可能となる。請求項3の発明によれば、デ
ータを所定の再生用物体に再生するか否かを指定するこ
とにより、その指定情報と上記データとを含む状態を情
報伝達用記録媒体に記録するようにしたので、不要なデ
ータが再生用物体に不所望に再生されることがない。請
求項4の発明によれば、データを所定の再生用物体に再
生する際の再生位置を指定することにより、その指定情
報と上記データとを含む状態を情報伝達用記録媒体に記
録するようにしたので、データを再生用物体の所望の位
置に再生することが可能となる。請求項6の発明によれ
ば、複数種類のデータのうち再生用物体の第1の再生部
および第2の再生部に再生すべき情報をそれぞれ指定す
ることにより、その指定情報と上記複数種類のデータと
を含む情報を情報伝達用記録媒体に記録するようにした
ので、再生用物体の所望の位置に所望の情報を再生する
ことが可能となる。特に撮影画像がプリントされた印画
紙にデータを再生する場合、印画紙の画面内および画面
外にそれぞれ再生する情報を指定することにより、画像
を大きく損うことなく多くの情報を記録することが可能
となる。各請求項に記載された発明において、再生形態
指定手段による指定内容に応じた形態でデータを表示手
段に表示するようにすれば、使用者はその表示内容を見
ることにより現在設定されている再生形態を容易に把握
することができるので、所望の再生形態を迅速にかつ確
実に指定することが可能となる。
用物体への再生を指定することによりデータとそのデー
タを指定された再生形態で再生するための指示情報とを
含む所定情報を情報伝達用記録媒体に記録するようにし
たので、データを所望の形態で再生させることができ
る。請求項2の発明によれば、複数種類のデータのうち
いずれを再生用物体に再生するかを指定することによ
り、その指定情報と上記複数種類のデータとを含む情報
を情報伝達用記録媒体に記録するようにしたので、複数
種類のデータのうち所望のデータのみを再生用物体に再
生することが可能となる。請求項3の発明によれば、デ
ータを所定の再生用物体に再生するか否かを指定するこ
とにより、その指定情報と上記データとを含む状態を情
報伝達用記録媒体に記録するようにしたので、不要なデ
ータが再生用物体に不所望に再生されることがない。請
求項4の発明によれば、データを所定の再生用物体に再
生する際の再生位置を指定することにより、その指定情
報と上記データとを含む状態を情報伝達用記録媒体に記
録するようにしたので、データを再生用物体の所望の位
置に再生することが可能となる。請求項6の発明によれ
ば、複数種類のデータのうち再生用物体の第1の再生部
および第2の再生部に再生すべき情報をそれぞれ指定す
ることにより、その指定情報と上記複数種類のデータと
を含む情報を情報伝達用記録媒体に記録するようにした
ので、再生用物体の所望の位置に所望の情報を再生する
ことが可能となる。特に撮影画像がプリントされた印画
紙にデータを再生する場合、印画紙の画面内および画面
外にそれぞれ再生する情報を指定することにより、画像
を大きく損うことなく多くの情報を記録することが可能
となる。各請求項に記載された発明において、再生形態
指定手段による指定内容に応じた形態でデータを表示手
段に表示するようにすれば、使用者はその表示内容を見
ることにより現在設定されている再生形態を容易に把握
することができるので、所望の再生形態を迅速にかつ確
実に指定することが可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るカメラの制御系を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】表示器の構成を説明する図。
【図3】モードの切換順序を説明する図。
【図4】各モード設定時の表示状態を示す図。
【図5】印画紙へのデータ記録(再生)形態の2つの例
を示す図。
を示す図。
【図6】撮影処理の手順を示すフローチャート。
【図7】データ記録処理の詳細を示すフローチャート。
【図8】図7に続くフローチャート。
【図9】表示器の表示に対する磁気記録内容および印画
紙への記録形態を示す図。
紙への記録形態を示す図。
【図10】図9と同様の図。
【図11】図9と同様の図。
【図12】図9に対応する磁気記録内容および印画紙へ
の記録形態の具体例を示す図。
の記録形態の具体例を示す図。
【図13】図10に対応する磁気記録内容および印画紙
への記録形態の具体例を示す図。
への記録形態の具体例を示す図。
【図14】図11に対応する磁気記録内容および印画紙
への記録形態の具体例を示す図。
への記録形態の具体例を示す図。
【図15】図7のステップS11に示す記録処理の詳細
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図16】図15に続くフローチャート。
【図17】他の実施の形態における表示器の表示に対す
る磁気記録内容および印画紙への記録形態を示す図。
る磁気記録内容および印画紙への記録形態を示す図。
【図18】図17と同様の図。
【図19】図17と同様の図。
【図20】図17に対応する磁気記録内容および印画紙
への記録形態の具体例を示す図。
への記録形態の具体例を示す図。
【図21】図18に対応する磁気記録内容および印画紙
への記録形態の具体例を示す図。
への記録形態の具体例を示す図。
【図22】図19に対応する磁気記録内容および印画紙
への記録形態の具体例を示す図。
への記録形態の具体例を示す図。
【図23】図15に相当する記録処理の詳細を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図24】他の実施の形態における表示器の表示に対す
る磁気記録内容および印画紙への記録形態を示す図。
る磁気記録内容および印画紙への記録形態を示す図。
【図25】図24に相当する図。
【図26】図24に相当する図。
【図27】図24に対応する磁気記録内容および印画紙
への記録形態の具体例を示す図。
への記録形態の具体例を示す図。
【図28】図25に対応する磁気記録内容および印画紙
への記録形態の具体例を示す図。
への記録形態の具体例を示す図。
【図29】図26に対応する磁気記録内容および印画紙
への記録形態の具体例を示す図。
への記録形態の具体例を示す図。
【図30】図15に相当する記録処理の詳細を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図31】磁気記録形態の変形例を示す図。
1 CPU 2 ROM 3 計時装置 5 メモリ 6 露出制御装置 7 フィルム給送装置 8 磁気ヘッド 9 ヘッド駆動回路 11 半押しスイッチ 12 レリーズスイッチ 13 セレクトスイッチ 14 アジャストスイッチ F フィルム
Claims (11)
- 【請求項1】 記録手段により情報伝達用記録媒体にデ
ータを記録するようにしたデータ記録装置において、 前記データを所定の再生用物体に再生する際の再生形態
を指定する再生形態指定手段と、 前記データと、そのデータを前記指定された前記再生形
態で再生するための指示情報とを含む所定情報を前記情
報伝達用記録媒体に記録すべく前記記録手段を制御する
制御手段とを具備することを特徴とするデータ記録装
置。 - 【請求項2】 記録手段により情報伝達用記録媒体に複
数種類のデータを記録するようにしたデータ記録装置に
おいて、 前記複数種類のデータのうちいずれを所定の再生用物体
に再生するかを指定する再生形態指定手段と、 前記複数種類のデータと、前記再生形態指定手段で設定
されたデータのみを再生するための指示情報とを含む所
定情報を前記情報伝達用記録媒体に記録すべく前記記録
手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする
データ記録装置。 - 【請求項3】 記録手段により情報伝達用記録媒体にデ
ータを記録するようにしたデータ記録装置において、 前記データを所定の再生用物体に再生するか否かを指定
する再生形態指定手段と、 前記データと、前記再生形態指定手段の指定内容に応じ
た指示情報とを含む所定情報を前記情報伝達用記録媒体
に記録すべく前記記録手段を制御する制御手段とを具備
することを特徴とするデータ記録装置。 - 【請求項4】 記録手段により情報伝達用記録媒体にデ
ータを記録するようにしたデータ記録装置において、 前記データを所定の再生用物体に再生する際の再生位置
を指定する再生形態指定手段と、 前記データと、そのデータを前記指定された再生位置に
再生するための指示情報とを含む所定情報を前記情報伝
達用記録媒体に記録すべく前記記録手段を制御する制御
手段とを具備することを特徴とするデータ記録装置。 - 【請求項5】 前記情報伝達用記録媒体は撮影用フィル
ムであり、前記再生用物体は、前記フィルムの各駒の画
像がプリントされる印画紙であることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載のデータ記録装置。 - 【請求項6】 記録手段により情報伝達用記録媒体に複
数種類のデータを記録するようにしたデータ記録装置に
おいて、 前記複数種類のデータのうち再生用物体の第1の再生部
および第2の再生部に再生すべき情報をそれぞれ指定す
る再生形態指定手段と、 前記複数種類のデータと、前記再生形態指定手段の指定
内容を示す情報とを含む所定情報を前記情報伝達用記録
媒体に記録すべく前記記録手段を制御する制御手段とを
具備することを特徴とするデータ記録装置。 - 【請求項7】 前記情報伝達用記録媒体は撮影用フィル
ムであり、前記再生用物体は、前記フィルムの各駒の画
像がプリントされる印画紙であることを特徴とする請求
項6に記載のデータ記録装置。 - 【請求項8】 前記第1の再生部は前記印画紙の撮影画
像内領域であり、前記第2の再生部は前記印画紙の撮影
画像外領域であることを特徴とする請求項7に記載のデ
ータ記録装置。 - 【請求項9】 前記再生形態指定手段は、前記第1の再
生部に再生されるデータ数が前記第2の再生部に再生さ
れるデータ数以下となるよう指定を行うことを特徴とす
る請求項6〜8のいずれかに記載のデータ記録装置。 - 【請求項10】 前記データは撮影日付および撮影時刻
を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
のデータ記録装置。 - 【請求項11】 前記再生形態指定手段による指定内容
に応じた形態で前記データを表示する表示手段を更に備
えたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載
のデータ記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7256511A JPH09101565A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | データ記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7256511A JPH09101565A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | データ記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09101565A true JPH09101565A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17293649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7256511A Pending JPH09101565A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | データ記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09101565A (ja) |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP7256511A patent/JPH09101565A/ja active Pending
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