JPH09101556A - 接写用ストロボ装置 - Google Patents

接写用ストロボ装置

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JPH09101556A
JPH09101556A JP25784295A JP25784295A JPH09101556A JP H09101556 A JPH09101556 A JP H09101556A JP 25784295 A JP25784295 A JP 25784295A JP 25784295 A JP25784295 A JP 25784295A JP H09101556 A JPH09101556 A JP H09101556A
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史生 石原
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正治 金井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常撮影と接写ストロボ撮影との切り換え操
作を簡単に行う。 【解決手段】 接写用ストロボ装置11は、ストロボホ
ルダー12、マウントアダプター13,クローズアップ
レンズ14、及びストロボユニット15からなる。カメ
ラ10には、ストロボホルダー12が取り付けられる。
クローズアップレンズ14は、マウントアダプター13
を介してストロボユニット15に装着される。このスト
ロボユニット15をストロボホルダー12に撮影光軸2
5に沿って装着することで、接写ストロボ撮影の準備が
整う。また、ストロボホルダー12からストロボユニッ
ト15を外せば通常撮影が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの外部に取
り付けられる接写用ストロボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接写撮影を行う場合には、接写用ストロ
ボ及びクローズアップレンズをそれぞれカメラに取り付
けることが知られている。
【0003】クローズアップレンズは、レンズ筒先端及
び後端にフィルターネジが形成されており、クローズア
ップレンズをカメラの撮影レンズ先端にねじ込むだけで
簡単に取り付けることができる。また、倍率を上げる場
合には、クローズアップレンズの先端に他のレンズをね
じ込むだけで複数のレンズを重ねて使用することもでき
る。
【0004】接写用ストロボは、発光部がリング形状を
したリングストロボや撮影レンズを挟んだ両側から照明
する2灯式のツインストロボ等があり、撮影レンズ鏡筒
の周りに取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接写撮
影を行う場合には、接写用ストロボとクローズアップレ
ンズとを別々に取り付ける必要性から、接写撮影の準備
に時間がかかる。しかも、接写撮影を止めて通常の撮影
を行う場合には、再びこれらを別々に取り外す操作が必
要となり、瞬時に通常撮影を行うことができず、シャッ
タタイミングを逃す恐れがある。
【0006】本発明は、接写撮影の準備が短時間で行
え、しかも瞬時に通常撮影が行えるように簡単に取り外
すことができる接写用ストロボ装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明では、撮影レンズを備えたカメラボディに取
り外し自在に固定され、取り付けた状態のままでカメラ
の通常撮影を許容するとともに、撮影光軸方向に延びた
保持部が一体に形成され、この保持部の一部にはカメラ
ボディに設けられた信号授受手段を露呈させる開口が形
成されたストロボホルダーと、:撮影光軸方向から挿入
することによって前記保持部に着脱自在に装着される装
着部と、この装着部と一体に連設された前面部とからな
り、前記装着部には電源電池が装填されるとともに、ス
トロボ発光制御用の回路部及び、装着時に前記開口を通
して前記信号授受手段との間で信号の授受を行う通信手
段とが内蔵され、前記前面部には撮影レンズの前面を露
呈させる撮影窓と、この撮影窓の周囲に配設されたスト
ロボ発光部とが設けられたストロボユニットと、:から
構成したものである。
【0008】接写ストロボ撮影を行う場合には、ストロ
ボホルダーをカメラに取り付ける。このストロボホルダ
ーの保持部にストロボユニットの装着部を取り付ける。
これにより、ストロボホルダーの開口を通してカメラの
信号授受手段と装着部の通信手段との信号の授受が行え
る。通常撮影を行う場合には、ストロボユニットの装着
部を保持部から取り外す。これにより、カメラの信号授
受手段と装着部の通信手段との通信が断たれる。これに
よれば、ストロボホルダーを取り付けておけば、その後
はストロボユニットの着脱操作だけで良いから、接写撮
影の準備が短時間で行え、しかも通常撮影も迅速に行え
る。
【0009】ところで、接写撮影を行う場合には、クロ
ーズアップレンズを撮影レンズの前面に取り付けて意図
する倍率で接写撮影を行う。このクローズアップレンズ
をカメラに取り付ける場合には、ストロボユニットとク
ローズアップレンズとを着脱する2つの操作が必要とな
り迅速に行えない。そこで、請求項2に記載したよう
に、クローズアップレンズを取り付けるための結合部を
ストロボユニットに設けたものである。この結合部を設
ける位置としては、装着時にできるだけ撮影レンズに近
づけたいから、撮影窓の背面側に設けるのが望ましい。
【0010】ストロボ発光部としては、リング状の放電
管や、撮影レンズを挟んだ両側から被写体に向けて照射
する2つの放電管の形態でもよい。しかしながら、リン
グ状の放電管の方が接写撮影際に被写体を均一に照明で
きるので好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すカメラ10は、オート
フォーカス一眼レフタイプのインスタントカメラであ
る。このカメラ10で接写ストロボを用いた接写撮影を
行う場合には、接写用ストロボ装置11を装着する。接
写用ストロボ装置11は、ストロボホルダー12、マウ
ントアダプター13、クローズアップレンズ14、及び
ストロボユニット15等から構成されている。ストロボ
ホルダー12は、カメラ10に取り付けられる。他方マ
ウントアダプター13とクローズアップレンズ14はス
トロボユニット15に取り付けられる。
【0012】カメラ10は、詳しくは図2に示すよう
に、通常撮影モードでは撮影レンズ18に入射した被写
体光がファインダー部19の光路に導かれた状態となっ
ており、シャッタボタン20の半押しによって測光窓2
1と測距窓22とを通して測光と測距とを行い、測距で
得た被写体距離に応じてフォーカスレンズ群18aを光
軸25の方向に進退させて合焦を行い、全押しによって
撮影レンズ18とファインダー部19の光路との間に設
けたミラー機構26の移動により被写体光を内部の露光
枠27に導いて、測光に応じてシャッタ28の開閉を制
御して露光を行う。これらは、すべて制御部29で統括
的に制御される。
【0013】露光枠27には、フイルムパック30内に
積層された最上部のフイルムユニット31が位置してお
り、露光完了後このフイルムユニット31が掻き出しク
ローによって掻き出される。掻き出されたフイルムユニ
ット31は、一対の展開ローラ32によって現像液ポッ
ドが裂開され、この現像液ポッドに内蔵された現像処理
液が拡布されてから排出口33を通ってカメラ10の外
部に排出される。この時点でフイルムユニット31は必
要な処理が完了されており、所定時間経過後にプリント
写真が得られる。
【0014】カメラ10の底面には、磁気センサ34と
光通信回路35とが内蔵されている。磁気センサ34
は、カメラ10側でストロボユニット15が装着された
ことを検出するためのセンサであり、また、光通信回路
35は、ストロボユニット15との間で制御信号を光信
号で通信するための回路であり、これらは制御部29に
よって統括的に制御される。
【0015】制御部29は、磁気センサ34を介してス
トロボユニット15の装着を検知すると、カメラ10の
撮影モードを自動的に外付けストロボ接写モードに切り
換える。外付けストロボ接写モードの場合には、露出が
固定され、マニュアルフォーカスとなる。マニュアルフ
ォーカスの操作は、ファインダー部19から見た被写体
像のピントが合うように、カメラ10の鏡筒外部に露呈
したフォーカスリング36を回転させて行う。なお、図
2に示す符号37は、通信窓である。
【0016】ストロボホルダー12は、前面枠部38と
保持部39とを一体的に連結した部品とされている。前
面枠部38には、カメラの撮影レンズ18、測距窓2
2、及び測光窓21とを露呈させる開口40が形成され
ており、取り付けネジ41によってカメラ10の前面に
取り付けられる。保持部39は、ストロボユニット15
を保持するためのものであり、取り付けネジ42により
カメラ10の底面の三脚座に取り付けられる。
【0017】保持部39は、光軸25の方向延びた断面
コの字形状とされており、カメラ10の通信窓37を露
呈させるために上面が開放され、また、ストロユニット
15を装着するために前面も開放されており、断面コの
字形状のスペース内に突起部43と係止穴44とがそれ
ぞれ設けられている。突起部43は、ストロボユニット
15が装着された際にストロボ充電回路用スイッチをO
Nさせる。係止穴44は、ストロボユニット15が装着
された際に容易に外れないようにするための詳しくは後
述するロック機構の係止爪54が係合する。
【0018】クローズアップレンズ14は、倍率に応じ
て複数個使用される場合があるため、図3に示すよう
に、後端外周と前端内周とにそれぞれ同じフィルター径
のネジ部45,46が形成されている。後端外周のネジ
部45は、雄ネジとされており、マウントアダプター1
3にねじ込んで取り付ける際に利用されるとともに、他
のクローズアップレンズを重ねて使用する際に利用され
る。前端内周のネジ部46は、雌ネジとされており、他
のクローズアップレンズの雄ネジに螺合する。
【0019】マウントアダプター13は、内周後端にク
ローズアップレンズをねじ込んで取り付けるための雌の
ネジ部47が、また、前側外周にバヨネット結合用の3
つ爪48が形成されており、クローズアップレンズ14
をストロボユニット15に取り付けるための役割を果た
す。3つ爪48は、クローズアップレンズ14のネジ部
45,46を複数重ねて取り付けることができるよう
に、内径がクローズアップレンズ14よりも大きくされ
ている。ネジ部47に取り付けたクローズアップレンズ
14は、カメラ10に装着した際に撮影レンズ18から
予め決められた位置、すなわちカメラ10の撮影レンズ
18に近寄った位置に決められている。
【0020】ストロボユニット15は、前面部50と装
着部51とから構成されている。前面部50には、光軸
25を取り囲むように大きな円形の開口52が形成され
ている。この開口52がカメラ10の撮影レンズ18を
露呈する撮影窓となる。前面部50の背面側には、マウ
ントアダプター13の3つ爪48にバネヨット結合する
3つ爪受け53が設けられている。
【0021】装着部51は、光軸25の方向に沿って前
側から挿入することで、ストロボホルダー12の保持部
39に装着される。この装着部51には、ロック機構を
構成する係止爪54が外部に露呈されており、保持部3
9に装着することで自然に係止穴44に係合する。そし
て、装着部51の外部に露呈して設けたロック解除ボタ
ン55を押下操作することで、ロック機構のロックが解
除される。
【0022】前面部50の前面には、開口52を取り囲
むようにリング状の発光部56が設けられており、この
発光部56の奥にリング形状の放電管57が内蔵されて
いる。発光部56は、放電管57から放たれた光を拡散
して被写体に向けて均一な光にする拡散板の作用をもっ
ている。なお、放電管としては、リング状の1個の放電
管に限らず、複数の放電管をリング状に並べたもので構
成してもよい。また、光軸25を挟んだ左右に2灯の放
電管を配置した構成としてもよい。
【0023】装着部51には、充電開始用スイッチ58
と磁石59とが外部に露呈して設けられており、また内
部には電源電池49を含む回路部60が内蔵されてい
る。回路部60は、ストロボ回路61、及びこれを制御
する光通信回路62で構成されている。ストロボ回路6
1は、周知のストロボ充電回路、発光回路、及び調光制
御回路で構成されている。ストロボ充電回路は、充電開
始用のスイッチ58がONすることで電源電池49の電
圧を昇圧した高電圧でメインコンデンサを充電する。こ
のストロボ回路61は、スイッチ58がONしてからタ
イマー回路を作動させ、例えば5分間の間で半押し信号
やストロボ完了信号が得られない場合には自動的にメイ
ンコンデンサへの充電を停止し、電源電池49の消耗を
防ぐ働きを行う。
【0024】発光回路は、シャッタボタン20の半押し
信号を受けると放電管57を間欠放電させ、マニュアル
フォーカスの際に被写体を照明する。そして、シャッタ
ボタン20の全押し信号を受けると、間欠放電を停止
し、シャッタ28の全開に連動したトリガー信号をカメ
ラより受け取り放電管57を放電させる。
【0025】調光制御回路は、被写体に反射した光を前
面部50の開口52の内面に設けた調光センサ63で受
けて、適正露出となるように放電管57の放電を途中で
停止する制御を行う。光通信回路62は、カメラ10と
の間で光通信を行うための回路である。なお、符号64
は、通信窓である。また、装着部51に内蔵した電源電
池49は、装着部51の底面に設けた蓋を開けて新たな
電池と交換することができる。
【0026】次に、上記構成の作用を説明する。カメラ
10で接写ストロボ撮影を行う場合には、カメラ10に
ストロボホルダー12を図2に示すように取り付けてお
く。この取り付けは、2つの取り付けネジ41,42で
カメラ10に対して直交する2方向で行うから強固とな
る。この取り付けにより前面枠部38がカメラ10の前
面に、また保持部39がカメラ10の底面に配置される
とともに、前面枠部38に開口40が形成されているか
ら、このままの状態で通常撮影が行える。
【0027】一方、ストロボユニット15にマウントア
ダプター13とクローズアップレンズ14とを取り付け
る。この取り付けは、先ず、マウントアダプター13に
クローズアップレンズ14をねじ込む。これにより、ネ
ジ部47とネジ部45とが螺合され、完全にねじ込むこ
とで、クローズアップレンズ14が所定位置に固定され
る。この位置は、クローズアップレンズ14がマウント
アダプター13の内部背面寄りとなる。このとき、必要
に応じてクローズアップレンズ14の前面に他のクロー
ズアップレンズをねじ込んで取り付けることができる。
【0028】クローズアップレンズ14を取り付けたマ
ウントアダプター13は、ストロボユニット前面部50
の背面に取り付けられる。この取り付けは、3つ爪48
を3つ爪受け53に係合させた後に3つ爪を回転させる
ことでロックされるバヨネット結合にて行われる。これ
により、開口52の背面側にクローズアップレンズ14
が固定され、図3に示すように、クローズアップレンズ
14とストロボユニット15を一体に取り扱うことがで
きる形態とされる。
【0029】クローズアップレンズ14を取り付けたス
トロボユニット15は、ストロボホルダー12に装着さ
れる。この装着は、光軸25の方向に沿って装着部51
を保持部39に挿入する。これにより、係止爪54が係
止穴44にロックされ、ストロボユニット15とストロ
ボホルダー12とが固定され、図4に示す状態とされ
る。この状態は、撮影レンズ18とクローズアップレン
ズ14とが予め定められた所定距離で維持されている。
【0030】ストロボユニット15をストロボホルダー
12に装着すると、磁気センサ34に磁石59が対峙さ
れ、カメラ10の撮影モードが外付けストロボ接写モー
ドに切り換わる。また、突起部43が充電開始用スイッ
チ58をONし、ストロボ充電回路が充電を開始する。
充電が完了するとストロボ回路61が充電完了信号をカ
メラ10に送る。この信号の授受は、光通信回路62,
35による通信窓64,37を通した光通信によって行
われる。カメラ10の制御部29は、充電完了信号を受
けると外付けストロボ接写モードのシーケンスの実行を
許すとともに、この旨の表示をファインダー内に表示す
る。
【0031】撮影者は、準備したカメラ10を三脚等に
固定して被写体との距離を調節した後に、ファインダー
部19を覗いてシャッタボタン20を半押しする。この
半押しによりカメラ10の制御部29が半押し信号をス
トロボユニット15に送り、ストロボ回路61が放電管
57を間欠放電させる。この間欠放電は、例えば5秒間
で自動的に停止される。この間で照明された被写体の像
をファインダー部19を通して覗き、この被写体像のピ
ントが合うようにフォーカスリング36を回動させてピ
ント合わせを行う。なお、再度被写体を照明したい場合
には、いったん半押し操作を解除して再び半押し操作を
行う。
【0032】シャッタボタン20の全押し操作により、
制御部29は全押し信号をストロボユニット15に送る
ように制御する。ストロボ回路61は、全押し信号を受
けると、間欠放電を停止し、シャッター開閉動作に伴っ
て送られるトリガー信号を受け取り、放電管57を放電
させてストロボ光を照射する。このストロボ光は、被写
体に反射してクローズアップレンズ14を通って撮影レ
ンズ18に入射する。その後、放電管57の放電は、調
光センサ63で受けた反射光が適正となったときに停止
する。
【0033】カメラ10は、シャッタボタン20の全押
しによってミラー機構26の移動が開始され、シャッタ
28の開閉動作が行われる。これにより、撮影レンズ1
8を透過した被写体光は露光枠27に導かれ、フイルム
パック30内に積層された最上部のフイルムユニット3
1に入射する。露光されたフイルムユニット31は、掻
き出しクローによって一対の展開ローラ32まで掻き出
され、この一対の展開ローラ32によって現像液ポッド
が裂開され、現像処理液が拡布されてから排出口33を
通ってカメラ10の外部に排出される。
【0034】通常撮影を行う場合には、ストロボユニッ
ト15のロック解除ボタン55を押下操作する。これに
より、装着部51と保持部39とのロックが解除される
から、その後は装着部51を光軸25の方向に沿って引
き抜けば、ストロボユニット15がストロボホルダー1
2から簡単に取り外すことができ、図2に示す状態とな
る。これにより、カメラ10側では、磁気センサ34の
磁気検知が解除され、通常撮影モードに切り換わる。ま
た、ストロボユニット15側では、取り外した際に充電
開始用スイッチ58がOFFするから、ストロボ回路6
1での充電が停止し、電源電池49の消耗を防止するこ
とができる。
【0035】上記実施例では、ストロボユニット15と
してリングストロボタイプを採用しているが、これの代
わりに、撮影レンズ18を挟んだ両側に発光部が位置す
るツインストロボタイプとしてもよい。また、カメラ1
0とストロボユニット15との間での信号授受として、
本実施例では光通信を採用しているが、本発明ではこれ
に限らず、周知の電気的接続方式を採用してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、カメラに取り付けた状態のままで通常撮影が行
えるストロボホルダーと、これとの間で挿脱されるスト
ロボユニットとを備えたから、撮影の準備が短時間で行
え、しかもストロボユニットを外すことで通常撮影が迅
速に行えるようになり、所望するシャッタタイミングで
撮影を楽しむことができる。
【0037】また、請求項2に記載したように、クロー
ズアップレンズを取り付けるための結合部をストロボユ
ニットに設けたから、クローズアップレンズを取り外す
操作も必要なく、通常撮影が簡単に行える。さらに、請
求項3記載の発明では、ストロボ発光部としてリング状
の放電管を採用したことから、接写撮影の際に被写体を
均一に照明でき、良好なプリントが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接写用ストロボ装置とカメラとを示す
斜視図である。
【図2】ストロボホルダーをカメラに取り付けた状態を
示す説明図である。
【図3】クローズアップレンズをストロボユニットに取
り付けた状態を示す説明図である。
【図4】ストロボユニットをカメラに取り付けた状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 カメラ 12 ストロボホルダー 13 マウントアダプター 14 クローズアップレンズ 15 ストロボユニット 39 保持部 51 装着部 56 発光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを備えたカメラボディに取り
    外し自在に固定され、取り付けた状態のままでカメラの
    通常撮影を許容するとともに、撮影光軸方向に延びた保
    持部が一体に形成され、この保持部の一部にはカメラボ
    ディに設けられた信号授受手段を露呈させる開口が形成
    されたストロボホルダーと、 撮影光軸方向から挿入することによって前記保持部に着
    脱自在に装着される装着部と、この装着部と一体に連設
    された前面部とからなり、前記装着部には電源電池が装
    填されるとともに、ストロボ発光制御用の回路部及び、
    装着時に前記開口を通して前記信号授受手段との間で信
    号の授受を行う通信手段とが内蔵され、前記前面部には
    撮影レンズの前面を露呈させる撮影窓と、この撮影窓の
    周囲に配設されたストロボ発光部とが設けられたストロ
    ボユニットと、 からなることを特徴とする接写用ストロボ装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影窓に、クローズアップレンズ装
    着用のマウントアダプターが取り付けられる結合部を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の接写用ストロボ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ストロボ発光部は、リング状のスト
    ロボ放電管であることを特徴とする請求項1又は2記載
    の接写用ストロボ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002229119A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Sonic Techno:Kk ストロボ付きカメラのクローズアップレンズ取付装置
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