JPH09100828A - 円筒部材と係合部材の結合方法及びその組立体及びプロセスカートリッジ - Google Patents

円筒部材と係合部材の結合方法及びその組立体及びプロセスカートリッジ

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JPH09100828A
JPH09100828A JP7284621A JP28462195A JPH09100828A JP H09100828 A JPH09100828 A JP H09100828A JP 7284621 A JP7284621 A JP 7284621A JP 28462195 A JP28462195 A JP 28462195A JP H09100828 A JPH09100828 A JP H09100828A
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forming apparatus
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JP7284621A
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Katsunori Yokoyama
勝則 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジにおける感光ドラム、
現像スリーブ等のシリンダーとその駆動部材の分解可能
な結合方法を提供し、省資源、廃棄物の削減に寄与する
ことを目的とする。 【解決手段】 内径部にネジ801aを形成した金属製
円筒シリンダ801の内周に樹脂製円筒形の駆動部材8
02を嵌合し、超音波溶着すると、駆動部材802の外
周はネジ溝の一部へ進入すると共に溶着する。リサイク
ル時に駆動部材802をねじ戻すと外し得る。同心度が
よく、駆動方向をねじ込み勝手とする使用方法に適す
る。ネジに代えスプライン溝でも同効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばレーザビー
ムプリンタ・電子写真複写機・ファクシミリ装置等の電
子写真画像形成装置に使用される円筒部材と係合部材の
結合方法及びその組立体及びプロセスカートリッジに関
するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述の従来の
技術を更に発展させたものである。
【0003】本発明は画像形成装置の円筒部材と係合部
材を正確に芯合せできると共に、取り外し可能に強固に
固定する結合方法及びその組立体及びプロセスカートリ
ッジを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は円
筒部材と、溶融温度が前記円筒部材よりも低い材質の係
合部材を結合する方法において、前記円筒部材は、外周
に突条の山を持つ円筒形の部材が、係脱可能な条溝を備
えた内周を有し、前記係合部材は結合前、前記円筒部材
の内周と嵌合する円筒形外径部を有し、前記円筒部材の
内周に前記係合部材の円筒形外径部を嵌合し、前記係合
部材の円筒形外径部を溶融して前記係合部材の該円筒形
外径部の一部を前記円筒部材の条溝に進入させることを
特徴とする画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方
法である。
【0005】本発明の第2の発明は前記係合部材の円筒
形外径部を溶融した際、前記円筒部材と前記係合部材を
溶着すると共に前記係合部材の該円筒形外径部の一部を
前記円筒部材の条溝に進入させることを特徴とする第1
の発明に記載の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結
合方法である。
【0006】本発明の第3の発明は前記条溝をねじ溝に
したことを特徴とする第1又は第2の発明に記載の画像
形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法である。
【0007】本発明の第4の発明は前記条溝を軸方向の
条溝としたことを特徴とする第1又は第2の発明に記載
の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法であ
る。
【0008】本発明の第5の発明は前記条溝は一本のキ
ー溝としたことを特徴とする第4の発明に記載の画像形
成装置の円筒部材と係合部材の結合方法である。
【0009】本発明の第6の発明は前記条溝はスプライ
ン溝であることを特徴とする第4の発明に記載の画像形
成装置の円筒部材と係合部材の結合方法である。
【0010】本発明の第7の発明は前記円筒部材の材質
がアルミニウムであり、前記係合部材の材質が前記アル
ミニウムより融点の低い樹脂材料である第1から第6の
発明の何れか一つに記載の画像形成装置における円筒部
材と係合部材の結合方法である。
【0011】本発明の第8の発明は前記円筒部材と前記
係合部材の溶着手段として超音波溶着を用いることを特
徴とする第1から第7の発明の何れか一つに記載の画像
形成装置における円筒部材と係合部材の結合方法であ
る。
【0012】本発明の第9の発明は前記円筒部材を固定
し、円筒部材と同軸上に溶着ヘッドの軸心を配置し、こ
の溶着ヘッドの中心に設けられた案内部により前記係合
部材の円筒形外径部の軸心を維持しながら溶着を行う第
8の発明に記載の画像形成装置における円筒部材と係合
部材の結合方法である。
【0013】本発明の第10の発明は超音波溶着の際
に、溶着部を加圧することを特徴とする第9の発明に記
載の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法であ
る。
【0014】本発明の第11の発明は溶着工程中に前記
円筒部材の内部を圧縮空気により加圧することを特徴と
する第10の発明に記載の画像形成装置の円筒部材と係
合部材の結合方法である。
【0015】本発明の第12の発明は前記係合部材は中
心穴を有し、溶着工程中に前記係合部材の中心穴を機械
的に拡径加圧することを特徴とする第10の発明に記載
の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法であ
る。
【0016】本発明の第13の発明は前記拡径加圧は内
張りマンドレルによることを特徴とする第12の発明に
記載の画像形成装置における円筒部材と係合部材の結合
方法である。
【0017】本発明の第14の発明は円筒部材と、溶融
温度が前記円筒部材よりも低い材質の係合部材を結合し
た画像形成装置の組立体において、前記円筒部材は、外
周に突条の山を持つ円筒形の部材が係脱可能な条溝を備
えた内周を有し、前記係合部材は結合前、前記円筒部材
の内周と嵌合する円筒形外径部を有し、前記円筒部材の
内周に前記係合部材の円筒形外径部を嵌合し、前記係合
部材の円筒形外径部を溶融して前記係合部材の該円筒形
外径部の一部を前記円筒部材の条溝に進入させてなるこ
とにより得られたことを特徴とする画像形成装置の円筒
部材と係合部材の組立体である。
【0018】本発明の第15の発明は前記係合部材の円
筒形外径部を溶融した際、前記円筒部材と前記係合部材
を溶着すると共に前記係合部材の該円筒形外径部の一部
を前記円筒部材の条溝に進入させることにより得られた
ことを特徴とする画像形成装置の円筒部材と係合部材の
組立体である。
【0019】本発明の第16の発明は前記組立体は、金
属製円筒部材の外周に感光層を有し、前記係合部材の円
筒形外径部の軸方向に該円筒形外径部と同芯のギアを一
体に有する電子写真感光体ドラムであることを特徴とす
る第14又は第15の発明に記載の組立体である。
【0020】本発明の第17の発明は前記組立体は現像
バイアスを加え得る金属製円筒部材と、円筒形外周部と
同芯のギアを一体に有する係合部材とを結合した現像材
担持体であることを特徴とする第14又は第15の発明
に記載の組立体である。
【0021】本発明の第18の発明は電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段とを有
して、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリ
ッジにおいて、円筒部材と、溶融温度が前記円筒部材よ
りも近い材質の係合部材を結合した画像形成装置の組立
体であって、前記円筒部材は、外周に突条の山を持つ円
筒形部材が係脱可能な条溝を備えた内周を有し、前記係
合部材は結合前、前記円筒部材の内周と嵌合する円筒形
外径部を有し、前記円筒部材の内周に前記係合部材の円
筒形外径部を嵌合し、前記係合部材の円筒形外径部を溶
融して前記係合部材の該円筒形外径部の一部を前記円筒
部材の条溝に進入させてなることにより得られた画像形
成装置の円筒部材と係合部材の組立体を有する、プロセ
スカートリッジである。
【0022】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0023】ところで、前記プロセスカートリッジの現
像装置内には、感光ドラムやトナーを感光ドラム上の潜
像を顕像化するための現像ローラ等が設けてあるが、こ
の感光ドラムや現像ローラ等は、ギア又はフランジを円
筒状部材の端部に嵌合してかしめたり、或は外部的な圧
力により円筒部材の内周に圧入固定している。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の代表的な実施の形態は金
属製の円筒部材と、溶融温度が前記円筒部材よりも低い
合成樹脂製のギアフランジを結合する方法において、前
記円筒部材は、外周に突条の山を持つ円筒形部材例えば
おねじ、外径スプラインが係脱可能な内径スプラインの
条溝を備えた内周を有し、前記ギアフランジは結合前、
前記円筒部材の内周と嵌合する円筒形外径部を有し、前
記円筒部材の内周に前記ギアフランジの円筒形外径部を
嵌合し、前記ギアフランジの円筒形外径部を溶融してギ
アフランジの該円筒形外径部の一部を前記円筒部材のめ
ねじ、内径スプラインの条溝に進入させること、又は、
併せて前記円筒部材と前記ギアフランジを溶着すること
を特徴とする画像形成装置の円筒部材とギアフランジ例
えば金属シリンダーと樹脂製ギアフランジの結合方法で
ある。
【0025】なお上記においてスプラインの突条と条溝
は一つ以上あればよい。
【0026】以上の円筒部材とギアフランジは超音波溶
着により溶着して好適である。
【0027】上記超音波溶着に際して、前記円筒部材を
固定し、円筒部材と同軸上に溶着ヘッドの軸心を配置
し、この溶着ヘッドの中心に設けられた案内部により、
前記ギアフランジの円筒形外径部の軸心を維持しながら
溶着を行う。
【0028】又、超音波溶着の際に、溶着部を圧縮空気
で加圧し、或は内張りマンドレルでギアフランジを拡径
する。
【0029】本発明の実施の形態は上記円筒部材とギア
フランジの結合方法で結合された組立体を例えば電子写
真感光体(感光ドラム)、現像剤担持体(現像スリー
ブ)として具現する。
【0030】更に本発明は上記の電子写真感光体及びこ
の電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたプロ
セスカートリッジとして具現する。
【0031】なお、前述プロセスカートリッジとは、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものを
いう。
【0032】〔実施の形態の詳細な説明〕本発明の各実
施の形態の説明を行う前に、本発明の実施の形態に係る
プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジを用い
る画像形成装置について、図面を参照して説明する。
【0033】{プロセスカートリッジ及びこれを装填し
た画像形成装置の全体説明}まず、画像形成装置の全体
構成について説明する。図18は画像形成装置の一態様
であるプロセスカートリッジを装填したレーザービーム
プリンタの断面構成説明図、図19はプロセスカートリ
ッジの断面構成説明図、図20はその外観説明図であ
る。
【0034】この画像形成装置Aは図18に示すよう
に、光学系1から画像情報に基づいた光像を照射して電
子写真感光体である感光ドラム7に現像剤(以下トナー
という)像を形成する。そして前記トナー像の形成と同
期して被記録材2例えば紙を搬送手段3によって搬送
し、かつプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化
された画像形成部に於いて前記感光ドラム7に形成した
トナー像を転写手段4によって被記録材2に転写し、そ
の被記録材2を定着手段5に搬送し、転写トナー像を定
着して排出部6へ排出するように構成している。
【0035】前記画像形成部を構成するプロセスカート
リッジBは、図19に示すように、感光ドラム7を回転
してその表面を帯電手段8によって一様に帯電し、前記
光学系1からの光像を露光部9を介して感光ドラム7に
露光して潜像を形成し、現像手段10で前記潜像に応じ
たトナー像を形成することにより可視像化する。そして
前記転写手段4でトナー像を被記録材2に転写した後
は、クリーニング手段11によって感光ドラム7に残留
したトナーを除去するように構成している。
【0036】尚、前記プロセスカートリッジBはトナー
溜め等を有する第一枠体であるトナー枠体12と、現像
スリーブ等を有する第二枠体である現像枠体13と、感
光ドラム7やクリーニング手段11等を有する第三枠体
であるクリーニング枠体14とによって構成している。
【0037】次に前記画像形成装置A及びこれに装填す
るプロセスカートリッジBの各部の構成について詳細に
説明する。
【0038】{画像形成装置}まず前記画像形成装置A
の各部の構成について説明する。
【0039】(光学系)光学系1は外部装置等から読み
込んだ画像情報に基づいて光照射することによって感光
ドラム7へ光像を照射するものであり、図18に示すよ
うに、装置本体15の光学ユニット1aに図示しないレ
ーザーダイオード、及びポリゴンミラー1b、スキャナ
ーモーター1c、結像レンズ1d、反射ミラー1eが収
納してある。
【0040】そして外部機器等から画像信号が与えられ
ると、レーザーダイオードが前記画像信号に応じて発光
し、ポリゴンミラー1bに前記画像光として照射する。
このポリゴンミラー1bはスキャナーモーター1cによ
って高速回転し、該ポリゴンミラー1bで反射した画像
光が結像レンズ1d及び反射ミラー1eを介して感光ド
ラム7へ照射し、該感光ドラム7の表面を選択的に露光
するように構成している。
【0041】(被記録材搬送手段)次に被記録材2を搬
送するための搬送手段3の構成について説明する。本実
施の形態に係る被記録材2は手ざしと、カセット給紙の
2種類で供給可能になっている。手ざしするための構成
は、図18に示すように、給紙トレイ3aに被記録材2
をセットして画像形成を開始すると、ピックアップロー
ラ3bによって給紙トレイ3a上の被記録材2を装置内
へ送り込むと共に、分離ローラ対3c1,3c2によっ
て一枚ずつ分離給送し、被記録材2の先端がレジストロ
ーラ対3d1,3d2に突き当たるように搬送する。そ
して前記レジストローラ対3d1,3d2が画像形成動
作に応じて駆動回転して被記録材2を画像形成部へと搬
送する。更に画像形成後の被記録材2を定着手段5へと
搬送し、かつ中間排出ローラ3e及び排出ローラ対3f
1,3f2によって排出部6へ排出するように構成して
いる。尚、前記各ローラ間には被記録材2の搬送をガイ
ドするためのガイド部材3gが設けてある。
【0042】また前記給紙トレイ3aは内部材3a2と
外部材3a1とからなり非使用時には内部材3a2と外
部材3a1内に収納され、外部材3a1が装置本体15
の外装を形成するように構成されている。
【0043】一方、カセット給送するための構成は、図
18に示すように、装置本体15の内底部にカセット3
hの装填部を有し、被記録材2が手ざし給送されないと
きは前記装填部に装填したカセット3h内の被記録材2
をピックアップローラ3i及び給送ローラ3jによって
上部から一枚ずつレジストローラ対3d1,3d2へ給
送するように構成している。そしてレジストローラ対3
d1,3d2以降は前記手ざしの場合と同様の部材によ
って搬送するように構成している。
【0044】(転写手段)転写手段4は画像形成部で感
光ドラム7に形成されたトナー像を被記録材2に転写す
るものであり、本実施の形態の転写手段4は図18に示
すように、転写ローラによって構成している。即ち、装
填したプロセスカートリッジBの感光ドラム7に転写手
段4によって被記録材2を押圧するように構成し、該転
写手段4に感光ドラム7に形成されたトナー像と逆極性
の電圧を印加することにより、感光ドラム7上のトナー
を被記録材2に転写するように構成している。
【0045】(定着手段)次に定着手段5は前記転写手
段4の電圧印加によって被記録材2に転写したトナー像
を定着させるものであり、図18に示すように、駆動回
転する駆動ローラ5aと、内部に発熱部材を有し、前記
駆動ローラ5aと圧接して従動回転する定着ローラ5b
とからなる。即ち、画像形成部でトナー像を転写された
被記録材2を前記駆動ローラ5aと定着ローラ5b間を
通過させる際に、両ローラ5a,5bの押圧によって圧
力を印加し、かつ定着ローラ5bの発熱によって熱を印
加するように構成している。これによって被記録材2に
転写したトナーを定着させるものである。
【0046】{プロセスカートリッジ}次に前記画像形
成装置Aに装填されるプロセスカートリッジBの各部に
構成について説明する。
【0047】このプロセスカートリッジBとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体15に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体15に着脱可能とするものであ
る。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一
体的にカートリッジ化して装置本体15に着脱可能とす
るものをいう。本実施の形態のプロセスカートリッジB
は図19、図20に示すように、電子写真感光ドラム7
の周囲に帯電手段8、露光部9、トナーによる現像を行
なう現像手段10、及びクリーニング手段11を配置
し、トナー枠体12と現像枠体13を溶着した一体的な
トナー現像枠体と、クリーニング枠体14を結合部材J
で結合して、一体的化し装置本体15に着脱可能に構成
している。
【0048】上記現像手段10は、現像ローラ10dに
よってトナーを感光ドラム7へ供給して潜像を形成する
ものである。詳しくは、トナー溜め10a内のトナーを
トナー送り部材10bで送り出し、固定磁石10cを内
蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブレ
ード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を
現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記潜
像に応じて感光ドラム7へ転移させることによってトナ
ー像を形成して可視像化する。そして転写ローラ4に前
記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を被記録
材2に転写する。その後、クリーニング手段11によっ
て感光ドラム7上の残留トナーを除去する。詳しくは、
弾性クリーニングブレード11aによって感光ドラム7
に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート1
1bによって掬い取り、廃トナー溜め11cへ集める。
【0049】(感光ドラム)本実施の形態に係る感光ド
ラム7は図1に示すように円筒状のアルミニウムからな
るドラム基体7aの外周面に有機感光層7bを塗布しド
ラム基体7aの両端にフランジギア7c,7dを固定し
て構成している。そして固定軸にフランジギア7c,7
dの中心穴7c1,7d1を回転自在に嵌合して前記感
光ドラム7を図18に示すようにクリーニング枠体14
に回転可能に取り付け、感光ドラム7の長手方向一方端
部に固着したフランジギア7c(図1参照)に図示しな
い駆動モーターの駆動力を伝達することにより、感光ド
ラム7を画像形成動作に応じて図18の矢印(a)の方
向へ回転させるように構成している。
【0050】(現像スリーブ)現像ローラ10dは現像
スリーブ100、駆動フランジギア104、支持フラン
ジ7dを備えている。本実施の形態に係る現像スリーブ
100は円筒状のアルミニウムからなるスリーブシリン
ダーの外周面にコート層を塗布して構成している。そし
て前記現像スリーブ100は図19に示すように現像枠
体13に両端外周を回転自在に取り付けられ、現像スリ
ーブ100の長手方向一方端部に駆動フランジ103を
介して固着したスリーブギア104(図2参照)が感光
ドラムユニットのフランジギア7cと噛み合い、これに
よって感光ドラム7の画像形成動作に応じて図1の矢印
(b)の方向へ回転させるように構成している。固定磁
石10cは現像スリーブ100の両側に固定した駆動フ
ランジ103、支持フランジ105の中心穴をゆるく挿
通する固定磁石支持棒10c1を現像枠体13に固定し
て支持されている。
【0051】(実施の形態イ)本発明での実施の形態イ
としてネジ嵌合による結合方法を示す。図3において感
光ドラム7のドラム基体7a、又は現像ローラ10dの
現像スリーブ100を表わす円筒シリンダー801と、
感光ドラム7におけるフランジギア7c、現像スリーブ
100におけるギア付の駆動フランジ103等を表わす
シリンダー駆動部材802との結合方法を示す。各々の
材質としては、例えばシリンダー801はアルミニウム
であり駆動部材802は樹脂等シリンダー801よりも
融点の低い合成樹脂材料を用いる。
【0052】以下、結合の方法をその手順を追って説明
する。
【0053】まず、図3に示す様にシリンダー801の
口元にめねじ801aを形成した部材と、そのめねじ8
01aの小径(山の径)よりもやや大きい円筒形外径部
802aと、ギア部802bと、中心穴802cを有す
る駆動部材802を用意し、両部材を同軸上に配置す
る。
【0054】図4に示す超音波振動ホーン803は、そ
の軸803b回りに、例えば振幅、数mm rad、周
波数、数KHz以下で回転振動を発生する。
【0055】図5に示すようにこの超音波ホーン803
の軸心のガイド部803aを駆動部材802の中心穴8
02cに挿入し超音波振動を発生させながら、図6で示
すように軸方向へ圧入する。この圧入の際、円筒シリン
ダー801と駆動部材802間で摩擦が発生し、この摩
擦熱により融点の低い樹脂製の駆動部材802が円筒シ
リンダー801のめねじ801a部に融け込み、円筒シ
リンダー801と駆動部材802が溶着される。この時
駆動部材802の外径部802dはシリンダーのめねじ
801aとすき間なく係合し、おねじが形成される(図
7)。
【0056】上記実施の形態イの方法によって結合され
た円筒シリンダー801と駆動部材802は軸心を保持
したまま融着するため、その同軸度は例えばφ0.02
0mm以内の精度を維持することができる。
【0057】また、溶着部分は内外径のねじ形状による
嵌合となっているため、再生時には駆動方向と逆方向の
トルクをかけることにより図8に示すように円筒シリン
ダー801から駆動部材802を分離することができ
る。(ここでネジ結合は該円筒シリンダー801の駆動
方向にトルクをかけた時、締まり勝手となる様にそのね
じれ勝手を形成しているものとする)。
【0058】上述において、円筒シリンダー801の内
周に設けるめねじは、ねじ溝の幅がせまく、ねじ山の幅
が大であっても差し支えない。又、大きなリードを有す
る一条もしくは多条のスパイラル溝であってもよい。つ
まり、通常の三角ねじ、梯形ねじ(アクメねじ)角ねじ
のようにねじ山とねじ溝が二分の一ピッチであるねじ対
偶に限定されない。
【0059】なお、上述の駆動部材802に形成される
おねじ802dは図7に示すように、円筒シリンダー8
01のめねじのねじ溝に断面がほぼ円弧形で進入する。
このおねじ802dの山の高さは、めねじ801aの溝
の深さよりもはるかに浅いものである。又、図7では三
角ねじについて図示してあるが四角ねじ、梯形ねじにお
いても、形成されるおねじ802dの山の形状はほぼ断
面円弧形でめねじの溝の深さよりもおねじ802dの山
の高さは小さい。
【0060】リサイクルの際は、前述のように円筒シリ
ンダー801と駆動部材802を相対回転してねじ戻す
と分離できる。そして円筒シリンダー801はそのまま
表面処理をして再利用が可能である。
【0061】尚、本実施の形態イにおいては、駆動部材
802と円筒シリンダー801の溶着はなく、駆動部材
802の一部がめねじ801aの溝に進入するだけでも
よい。
【0062】(実施の形態ロ)本発明での実施の形態ロ
としてスプライン嵌合による結合方法を示す。
【0063】図9において感光ドラム7のドラム基体7
a、現像ローラ10dの現像スリーブ100を表わす円
筒シリンダー901と、感光ドラム7におけるフランジ
ギア7c、現像スリーブ100におけるギア付の駆動フ
ランジ103等を表わすシリンダー駆動部材902の結
合方法を示す。ここで例えば円筒シリンダー901はア
ルミニウムであり、駆動部材902は樹脂等の円筒シリ
ンダー901よりも融点の低い材料を用いる。
【0064】以下結合の方法をその手順を追って説明す
る。
【0065】まず図9、図10に示す様に円筒シリンダ
ー901の内径に1ケ所以上の軸方向の溝901a1を
備えた内径スプライン901aを形成した部材と、その
内径(小径)dよりもやや大きい円筒形外径部902
a、ギア部902b、中心穴902cを有する駆動部材
902を用意し、両部材を同軸上に配置する。
【0066】図11に示すように、前記実施の形態イで
説明した超音波振動ホーン803と同様に超音波振動ホ
ーン903が超音波溶着に用いられる。
【0067】図12に示すように、この超音波振動ホー
ン903の軸部903bに設けられたガイド部903a
を駆動部材902の中心穴902cに挿入し、超音波振
動を発生させながら、図13で示すように軸方向へ圧入
する。この圧入の際円筒シリンダー901と駆動部材9
02間で摩擦が発生し、この摩擦熱により融点の低い樹
脂製の駆動部材902が円筒シリンダー901の内径ス
プライン901a部に融け込み円筒シリンダー901と
駆動部材902が融着され、この結果、スプライン溝9
01a1に図14のように駆動部材902の外径部90
2aが溶けて進入し、内外径の凹凸スプライン形状の作
用により回転駆動力を伝達できる結合が構成される。こ
の時駆動部材902の外径部902aに形成される凸ス
プラインは円筒シリンダー901の内径スプライン溝9
01a1と係合する概略外径スプライン形状となる。
【0068】上記実施の形態ロの方法によって結合され
た円筒シリンダー901と駆動部材902は軸心を保持
したまま溶着されるため、その同軸度において例えばφ
0.020mm以内の精度を維持することができる。
【0069】また、溶着部分は内外径の軸方向スプライ
ン嵌合となっているため、再生時には図15に示すよう
に駆動部材902に軸方向の引張り荷重を加えることに
より容易に円筒シリンダー901から駆動部材902を
分離することができる。
【0070】上述のスプラインは軸方向の溝と突条の係
合する形であるが、スプライン溝901a1は円筒シリ
ンダー901の軸心を中心とするスパイラルスプライン
溝であってもよい。
【0071】なお、上述のおいてスプライン溝901a
1を極めて浅くするようにすると、フランジギア902
bの外径部に形成される外径スプラインの突条の高さ
は、スプライン溝901a1の深さと等しくすることも
可能である。
【0072】リサイクルの際は、円筒シリンダー901
と駆動部材902を軸方向に反対方向に引くと、円筒シ
リンダー901と駆動部材902は分離される。そして
円筒シリンダー801はそのまま表面処理をして再利用
が可能ある。
【0073】(実施の形態ハ)前記実施の形態イ、ロで
示した円筒シリンダーと駆動部材の融着結合において、
溶融部材の内径形状(ねじ、スプライン)への拡充を促
し、円筒シリンダーと駆動部材の結合を確実にする方法
について説明する。
【0074】図16は、溶着時に円筒シリンダー801
のめねじ801aを設けた端部とは反対側にエアプラグ
111をシール112を介して挿入し、エアプラグ11
1を通じて圧縮空気を円筒シリンダー801に送り込
み、空圧による加圧を行い円筒シリンダー801内の内
圧によって溶融部材のシリンダー内部形状への拡充を促
す方法である。加圧は溶着用超音波振動の発振下で、駆
動部材802が溶融している間に行う。
【0075】図17は、駆動部材802の中心穴を大き
くした駆動部材115の場合である。溶着時に駆動部材
115の中心穴115cを不図示の半径方向の複数のス
リットを有するテーパーマンドレル113で拡張するこ
とにより、駆動部材115の外径部115aを円筒シリ
ンダー801内径に押し当てて溶着を確実にするもので
ある。この内径拡張は溶着用超音波振動の発振下で駆動
部材115が溶融している間に行う。テーパーマンドレ
ル113のテーパー嵌合部で互いに嵌合する円錐部11
7を有するドローバー114を超音波振動ホーン803
の中心を挿通させ、該ドローバー114を往復動空圧シ
リンダー119に結合してある。超音波振動が加えられ
る際に、ドローバー114を図17において右方へ引い
てマンドレル113を拡径することにより、駆動部材1
15の円筒形外径部を拡径して、駆動部材115の外径
部のシリンダー801のめねじの溝への進入量を増大す
る。これによって結合が強くなる。
【0076】
【実施例】実施の形態に併記した。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来分解が困難とされていたプロセスカートリッジの構成
要素の1つである円筒形の電子写真感光体、現像剤担持
体等のシリンダーと駆動部材の結合体において組立精度
にすぐれ、且つ極めて容易に分解可能な構成の実現が可
能となる。
【0078】この結果、使用済プロセスカートリッジの
分解再生の際、この新しい結合方法を用いることにより
従来廃棄または溶解再生されていたシリンダー部材の分
解再生による再使用が可能となる。
【0079】更に、組立時に溶着部を加圧することによ
り、一層強固な結合が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光ドラムユニットの構成を示す
縦断面図である。
【図2】本発明に係る現像スリーブユニットの構成を示
す縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態イの工程を示し断面図を含
む側面図である。
【図4】本発明の実施の形態イの工程を示し断面図を含
む側面図である。
【図5】本発明の実施の形態イの工程を示し断面図を含
む側面図である。
【図6】本発明の実施の形態イの工程を示し断面図を含
む側面図である。
【図7】本発明の実施の形態イの円筒部材と駆動部材の
結合部を示し、図6のA部拡大図である。
【図8】本発明の実施の形態イの分解方法を示す側面図
である。
【図9】本発明の実施の形態ロの工程を示し断面図を含
む側面図である。
【図10】図9の円筒シリンダーを軸方向から見る正面
図である。
【図11】本発明の実施の形態ロの工程を示し断面図を
含む側面図である。
【図12】本発明の実施の形態ロの工程を示し断面図を
含む側面図である。
【図13】本発明の実施の形態ロの工程を示し断面図を
含む側面図である。
【図14】図13のX−X拡大断面図である。
【図15】本発明の実施の形態ロの分解方法を示す側面
図である。
【図16】本発明の実施の形態ハを示す縦断面図であ
る。
【図17】本発明の実施の形態ハを示す縦断面図であ
る。
【図18】本発明の適用されるレーザービームプリンタ
の縦断面図である。
【図19】本発明の適用されるプロセスカートリッジの
縦断面図である。
【図20】プロセスカートリッジの外観を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…光学系 1a…光学ユニット 1b…ポリゴンミラ
ー 1c…スキャナモータ 1d…結像レンズ 1e…
反射ミラー 2…被記録材 3…搬送手段 3a…給紙トレイ 3a1…内部材 3
a2…外部材 3b…中間排出ローラ対 3c1,3c
2…分離ローラ対 3d1,3d2…レジストローラ対
3f1,3f2…排出ローラ対 3g…ガイド部材
3h…カセット 3i…ピックアップローラ 3j…給送ローラ 4…転写手段 5…定着手段 6…排出部 7…感光ドラム 7a…ドラム基体 8…帯電手段 9…露光部 10…現像手段 10a…トナー溜め 10b…トナー
送り部材 10c…固定磁石 10c1…固定磁石支持
棒 10d…現像ローラ 10e…現像ブレード 11…クリーニング手段 11aクリーニングブレード
11b…スクイシート 11c…廃トナー溜め 12…トナー枠体 13…現像枠体 14…クリーニング枠体 15…装置本体 100…現像スリーブ 103…駆動フランジ 104…スリーブギア 105…支持フランジ 111…エアプラグ 112…シール 113…テーパーマンドレル 114…ドローバー 115…駆動部材 115a…外径部 115c…中心
穴 117…円錐部 119…往復動空圧シリンダ 801…円筒シリンダー 801a…めねじ 802…シリンダー駆動部材 802a…円筒形外径部
802b…ギア部 802c…中心穴 802d…おねじ 803…超音波振動ホーン 803a…ガイド部 80
3b…軸 901…円筒シリンダー 901a…スプライン 90
1a1…スプライン溝 902…シリンダー駆動部材 902a…円筒形外径部
902b…ギア部 902c…中心穴 903…超音波振動ホーン 903a…ガイド部 90
3b…軸

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部材と、溶融温度が前記円筒部材よ
    りも低い材質の係合部材を結合する方法において、 前記円筒部材は、外周に突条の山を持つ円筒形の部材
    が、係脱可能な条溝を備えた内周を有し、前記係合部材
    は結合前、前記円筒部材の内周と嵌合する円筒形外径部
    を有し、前記円筒部材の内周に前記係合部材の円筒形外
    径部を嵌合し、前記係合部材の円筒形外径部を溶融して
    前記係合部材の該円筒形外径部の一部を前記円筒部材の
    条溝に進入させることを特徴とする画像形成装置の円筒
    部材と係合部材の結合方法。
  2. 【請求項2】 前記係合部材の円筒形外径部を溶融した
    際、前記円筒部材と前記係合部材を溶着すると共に前記
    係合部材の該円筒形外径部の一部を前記円筒部材の条溝
    に進入させることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置の円筒部材と係合部材の結合方法。
  3. 【請求項3】 前記条溝をねじ溝にしたことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の画像形成装置の円筒部材と係
    合部材の結合方法。
  4. 【請求項4】 前記条溝を軸方向の条溝としたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置の円筒部
    材と係合部材の結合方法。
  5. 【請求項5】 前記条溝は一本のキー溝としたことを特
    徴とする請求項4に記載の画像形成装置の円筒部材と係
    合部材の結合方法。
  6. 【請求項6】 前記条溝はスプライン溝であることを特
    徴とする請求項4に記載の画像形成装置の円筒部材と係
    合部材の結合方法。
  7. 【請求項7】 前記円筒部材の材質がアルミニウムであ
    り、前記係合部材の材質が前記アルミニウムより融点の
    低い樹脂材料である請求項1から6の何れか一つに記載
    の画像形成装置における円筒部材と係合部材の結合方
    法。
  8. 【請求項8】 前記円筒部材と前記係合部材の溶着手段
    として超音波溶着を用いることを特徴とする請求項1か
    ら7の何れか一つに記載の画像形成装置における円筒部
    材と係合部材の結合方法。
  9. 【請求項9】 前記円筒部材を固定し、円筒部材と同軸
    上に溶着ヘッドの軸心を配置し、この溶着ヘッドの中心
    に設けられた案内部により前記係合部材の円筒形外径部
    の軸心を維持しながら溶着を行う請求項8に記載の画像
    形成装置における円筒部材と係合部材の結合方法。
  10. 【請求項10】 超音波溶着の際に、溶着部を加圧する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置の円筒
    部材と係合部材の結合方法。
  11. 【請求項11】 溶着工程中に前記円筒部材の内部を圧
    縮空気により加圧することを特徴とする請求項10に記
    載の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法。
  12. 【請求項12】 前記係合部材は中心穴を有し、溶着工
    程中に前記係合部材の中心穴を機械的に拡径加圧するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置の円筒
    部材と係合部材の結合方法。
  13. 【請求項13】 前記拡径加圧は内張りマンドレルによ
    ることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置に
    おける円筒部材と係合部材の結合方法。
  14. 【請求項14】 円筒部材と、溶融温度が前記円筒部材
    よりも低い材質の係合部材を結合した画像形成装置の組
    立体において、 前記円筒部材は、外周に突条の山を持つ円筒形の部材が
    係脱可能な条溝を備えた円周を有し、前記係合部材は結
    合前、前記円筒部材の内周と嵌合する円筒形外径部を有
    し、前記円筒部材の内周に前記係合部材の円筒形外径部
    を嵌合し、前記係合部材の円筒形外径部を溶融して前記
    係合部材の該円筒形外径部の一部を前記円筒部材の条溝
    に進入させてなることにより得られたことを特徴とする
    画像形成装置の円筒部材と係合部材の組立体。
  15. 【請求項15】前記係合部材の円筒形外径部を溶融した
    際、前記円筒部材と前記係合部材を溶着すると共に前記
    係合部材の該円筒形外径部の一部を前記円筒部材の条溝
    に進入させることにより得られたことを特徴とする画像
    形成装置の円筒部材と係合部材の組立体。
  16. 【請求項16】 前記組立体は、金属製円筒部材の外周
    に感光層を有し、前記係合部材の円筒形外径部の軸方向
    に該円筒形外径部と同芯のギアを一体に有する電子写真
    感光体ドラムであることを特徴とする請求項14又は1
    5に記載の組立体。
  17. 【請求項17】 前記組立体は現像バイアスを加え得る
    金属製円筒部材と、円筒形外周部と同芯のギアを一体に
    有する係合部材とを結合した現像材担持体であることを
    特徴とする請求項14又は15に記載の組立体。
  18. 【請求項18】 電子写真感光体と、前記電子写真感光
    体に作用するプロセス手段とを有して、画像形成装置本
    体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、 円筒部材と、溶融温度が前記円筒部材よりも近い材質の
    係合部材を結合した画像形成装置の組立体であって、前
    記円筒部材は、外周に突条の山を持つ円筒形部材が係脱
    可能な条溝を備えた内周を有し、前記係合部材は結合
    前、前記円筒部材の内周と嵌合する円筒形外径部を有
    し、前記円筒部材の内周に前記係合部材の円筒形外径部
    を嵌合し、前記係合部材の円筒形外径部を溶融して前記
    係合部材の該円筒形外径部の一部を前記円筒部材の条溝
    に進入させてなることにより得られた画像形成装置の円
    筒部材と係合部材の組立体を有する、プロセスカートリ
    ッジ。
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