JPH0910075A - システムベッド - Google Patents

システムベッド

Info

Publication number
JPH0910075A
JPH0910075A JP7165841A JP16584195A JPH0910075A JP H0910075 A JPH0910075 A JP H0910075A JP 7165841 A JP7165841 A JP 7165841A JP 16584195 A JP16584195 A JP 16584195A JP H0910075 A JPH0910075 A JP H0910075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
head
heat exchanger
foot
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7165841A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Suefuji
祐二 末藤
Takayuki Yoshida
孝行 吉田
Hisafumi Ikeda
尚史 池田
Atsushi Mochizuki
厚志 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7165841A priority Critical patent/JPH0910075A/ja
Publication of JPH0910075A publication Critical patent/JPH0910075A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベッドの各部温度を使用目的に応じて調整で
きるシステムバッドを提供する。 【構成】 冷媒を供給する圧縮機、四方弁、室外に設け
られた第1の熱交換器、並列に配置された複数の第1の
絞り弁、並列に配置された複数の第2の熱交換器、およ
び並列に配置された複数の第2の絞り弁、を順次配管で
接続したヒートポンプ空調装置内の複数の第2の熱交換
器のそれぞれを、ベッドの頭部、および身体部または足
部等のいずれかに取り付け、操作部がヒートポンプ空調
装置の各種弁開度を操作して、第2の熱交換器への冷媒
の流れを制御し、ベッドの頭部、および身体部または足
部等の温度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヒートポンプ空調装
置の各熱交換器をベッドの頭部、身体部、および足部等
の各部にそれぞれ取り付けて、ベッドの頭部、身体部、
および足部等の各部温度を操作できるようにしたシステ
ムベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のベッド(図示せず)では、冬期は
湯たんぽなどを用いることで体を温めていたが、それら
が足下にあることで異物感を感じ、不快の原因となるこ
とがある。また、夏季は就寝中に暑ぐるしいくなって寝
具をはいでしまい、風気邪をひくという欠点があった。
また、システムベッドとして特開昭63ー160614
号公報に記載されているような、ベッド内に空調装置を
組み込んでいるものでは、騒音が大きくて安眠ができな
かったり、また、必ずベッド内の一部を冷却し、必ず他
方の部位を暖めることになるので、夏場等にベッド全体
を冷却したり、冬場等にベッド全体を暖めしたりするこ
とができないという問題点があった。また、ベッド内に
空調装置を組み込んでいるものでは、放熱能力が吸熱能
力より常に大きくなるため、ベッド近辺の温度が常に上
昇するという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな課題を解決するためになされたもので、各四季や使
用者の体調に合わせてベッドの各部温度を調整すること
ができるように多機能化され、使い勝手が良く、音が静
かで、快適な安眠を与えるシステムベッドを提供するこ
とを目的とする。また、ベッド内からの要求冷房能力と
要求暖房能力とのアンバラスに対応して、ベッドの各部
温度が調整できる使い勝手の良いシステムベッドを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のように構成された
システムベッドにおいては、冷媒を供給する圧縮機、四
方弁、室外に設けられた第1の熱交換器、並列に配置さ
れた複数の第1の絞り弁、並列に配置された複数の第2
の熱交換器、および並列に配置された複数の第2の絞り
弁、を順次配管で接続したヒートポンプ空調装置と、こ
のヒートポンプ空調装置の前記複数の第2の熱交換器の
それぞれを、その頭部、および身体部または足部等のい
ずれかに保有するベッドと、前記ヒートポンプ空調装置
の各種弁開度を操作する操作部と、を備えたものであ
る。
【0005】また、第1および第2の三方弁のそれぞれ
が、前記第1の熱交換器の出入口管のそれぞれに取り付
けられ、かつ前記ベッドの頭部に取り付けられた第2の
熱交換器の出入口管のそれぞれと配管で接続されたもの
である。
【0006】また、前記ベッドの頭部に設けられ、該ベ
ッドの頭部に取り付けられる第2の熱交換器を収納する
頭部収納箱と、この頭部収納箱内の前記第2の熱交換器
に取り付けられた第1の送風機と、を備え、前記第1の
送風機によって前記頭部収納箱の吸込グリルから吸い込
んだ空気を前記第2の熱交換器で冷房または暖房して前
記頭部収納箱の吸込グリルから吹き出すようにしたもの
である。
【0007】また、前記ベッドの足部に設けられ、該ベ
ッドの足部に取り付けられる第2の熱交換器を収納する
足部収納箱と、この足部収納箱内の前記第2の熱交換器
に取り付けられた第2の送風機と、を備え、前記第2の
送風機によって前記足部収納箱の吸込グリルから吸い込
んだ空気を前記第2の熱交換器で冷房または暖房して前
記足部収納箱の吸込グリルから吹き出すようにしたもの
である。
【0008】
【作用】この発明のシステムベッドにおいては、冷媒を
供給する圧縮機、四方弁、室外に設けられた第1の熱交
換器、並列に配置された複数の第1の絞り弁、並列に配
置された複数の第2の熱交換器、および並列に配置され
た複数の第2の絞り弁、を順次配管で接続したヒートポ
ンプ空調装置の各第2の熱交換器のそれぞれを、ベッド
の頭部、および身体部または足部等のいずれかに取り付
け、操作部でヒートポンプ空調装置の各種弁の開度を操
作して、ベッドの頭部、および身体部または足部等のい
ずれかに取り付けられた各第2の熱交換器への冷媒の流
れを制御し、ベッドの頭部、および身体部または足部等
のいずれかの各部温度をそれぞれ操作することができる
ようになる。
【0009】また、第1および第2の三方弁のそれぞれ
が、前記第1の熱交換器の出入口管のそれぞれに取り付
けられ、かつ前記ベッドの頭部に取り付けられた第2の
熱交換器の出入口管のそれぞれと配管で接続されたの
で、これらの第1および第2の三方弁並びにヒートポン
プ空調装置の各種弁の開度を操作部で操作して、特に、
室外に設けられた第1の熱交換器でベッド内からの要求
冷却能力と要求暖房能力とのアンバラスに対応しなが
ら、ベッドの頭部を冷却し、ベッドの身体部または足部
等の少なくともいずれかの部位を暖めたり、あるいはベ
ッドの頭部を暖め、ベッドの身体部または足部等の少な
くともいずれかの部位を冷却したりすることができるよ
うになる。
【0010】また、頭部収納箱がベッドの頭部に設けら
れ、この頭部収納箱に、ベッドの頭部に取り付けられる
第2の熱交換器が収納され、この収納された第2の熱交
換器に第1の送風機が取り付けられるので、頭部収納箱
の吸込グリルから吸い込んだ空気を第2の熱交換器で冷
房または暖房して頭部収納箱の吸込グリルから吹き出す
ようになる。
【0011】また、足部収納箱がベッドの足部に設けら
れ、この足部収納箱に、ベッドの頭部に取り付けられる
第2の熱交換器が収納され、この収納された第2の熱交
換器に第1の送風機が取り付けられるので、足部収納箱
の吸込グリルから吸い込んだ空気を第2の熱交換器で冷
房または暖房して足部収納箱の吸込グリルから吹き出す
ようになる。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1はベッド本体の斜視図であり、図2はシ
スッテムベッドの設置図である。図3はベッドの構成断
面図であり、図5は冷凍サイクル構成図である。この図
5において、1はベッド、2aは圧縮機21と共に室外
に設けられた第1の熱交換器、2b、2c、および2d
はベッド1の頭部、身体部、および足部に設けられた各
第2の熱交換器であり、これら各第2の熱交換器の出入
口には冷媒の流れをそれぞれに制御する各第1の絞り弁
群23a,23b,23c並びに第2の絞り弁24a,
24b,24cが取り付けられている。また、22は圧
縮機21からの冷媒の流れを切り替えて、冷媒を第1の
熱交換器2aまたは第2の熱交換器群へ導く四方弁であ
り、この四方弁22や、第1の絞り弁群23a,23
b,23c並びに第2の絞り弁24a,24b,24c
群の開度を操作部(図示せず)で操作する。
【0013】なお、図5の第1の熱交換器2aの出入口
管にそれぞれ取りつけられた第1および第2の三方弁8
6a,86bについては、後述する実施例2で説明す
る。図4は本体内部に設置された熱交換器を示した図で
あり、熱交換器として、極細管の伝熱管27と細線フィ
ン28で構成される熱交換器を用いることで高性能・コ
ンパクトな装置となる。
【0014】図6は実施例1のベッドの構成図であり、
図7は実施例1の冷凍サイクル装置の冷媒の流れ図であ
る。この実施例1のベッド各部を冷却する動作について
図7を用いて説明する。まず、圧縮機21から吐出され
た冷媒を四方弁から第1の熱交換器2aへ流れるように
操作部で操作すると、圧縮機21から吐出された暖かい
冷媒は熱交換器2aへと流れ、この熱交換器2aで凝縮
される。この凝縮された冷媒は熱交換器2aから熱交換
器2b,2c,2dへと流れ、この熱交換器2b,2
c,2dで冷媒はベッド1から熱を奪って蒸発し、四方
弁22を介して圧縮機21へ戻る。従って、予め操作部
によって、第1の絞り弁群23a,23b,23c、お
よび第2の絞り弁24aを開き、第2の絞り弁24b,
24cを閉じるように操作しておくと、ベッドの頭部に
設けられた熱交換器2bに冷媒が流れ、ベッドの身体
部、および足部に設けられた熱交換器2c、2dには冷
媒が流れないので、ベッドの頭部が冷却されて、ベッド
の身体部、および足部の温度はそのままの温度となる。
このような動作により、頭部のみを冷却する音の静かな
システムベッドが得られる。
【0015】次に、この実施例1のベッド各部を冷却す
る他の動作について図9を用いて説明する。まず、操作
部で四方弁22を操作し、圧縮機21から吐出された冷
媒を四方弁から第1の熱交換器2aへ流れるように操作
すると、熱交換器2aへと流れた冷媒は、この熱交換器
2aで凝縮される。この凝縮された冷媒は熱交換器2a
から熱交換器2b,2c,2dへと流れ、これらの熱交
換器2b、2c、および2dで冷媒はベッド1から熱を
奪って蒸発し、四方弁22を介して圧縮機21へ戻る。
従って、予め操作部によって、第1の絞り弁群23a,
23b,および23c、並びに第2の絞り弁24a、2
4b、および24cを開くように操作しておくと、ベッ
ドの頭部、身体部に設けられた熱交換器2b、2c、お
よび2dへ冷媒が流れ、ベッドの頭部、身体部、および
足部が冷却されることになる。
【0016】また、第1の絞り弁群23a、23b、お
よび23cを開き、第2の絞り弁24a、24b、およ
び24cを順次開いてゆくと、ベッドの頭部から順次、
身体部、足部へとベッドの冷却される領域を広げてゆく
ことができる。従って、以上説明した一連の冷房動作に
よって、夏季にはベッド全体を冷却したり、または部分
的に冷却してたりして、使用者の体調に合わせてベッド
の各部温度を調整することができるようになるので、多
機能化され、使い勝手が良く、音も静かで、快適な安眠
を与えるシステムベッドが得られる。
【0017】また次に、この実施例1のベッド各部を暖
める動作について図15を用いて説明する。まず、操作
部で四方弁22を操作し、圧縮機21から吐出された冷
媒が四方弁22から第2の熱交換器2b,2c,2dへ
流れるように操作すると、圧縮機21から吐出された暖
かい冷媒は熱交換器2b,2c,2dへと流れ、これら
の熱交換器2b,2c,2dで凝縮され、この凝縮され
た冷媒は熱交換器2aへと向い、この熱交換器2aで冷
媒は蒸発し、四方弁22を介して圧縮機21へ戻る。従
って、予め操作部によって、第1の絞り弁群23a、2
3b、および23c、並びに第2の絞り弁24a、24
b、および24cを開くようにしておくと、ベッドの頭
部、身体部、および足部に設けられた熱交換器2b、2
c、2dへ冷媒が流れ、ベッドの頭部、身体部、および
足部が暖められることとなる。
【0018】また、この暖房動作時において、第2の絞
り弁24a、24b、および24cを開いておき、第1
の絞り弁群23a、23b、および23cを、順次閉じ
てゆくと、ベッドの暖められる領域は、図17に示すと
おり、狭いばまってゆく。従って、以上説明した一連の
暖房動作によって、冬季にはベッド全体を暖めたり、ま
たは部分的に暖めたりして、使用者の体調に合わせてベ
ッドの各部温度を調整することができるようになるの
で、多機能化され、使い勝手が良く、音も静かで、快適
な安眠を与えるシステムベッドが得られる。
【0019】なお、図6や、図8に示すように、この実
施例1において、ベッドの頭部に頭部収納箱11を設置
し、この頭部収納箱11に収納された熱交換器2bに第
1の送風機3aを取り付け、この第1の送風機によって
頭部収納箱11の吸込グリル9aから吸い込んだ空気を
熱交換器2bで冷却または暖房し、この冷却または暖房
された空気(冷気または暖気)を頭部収納箱の吹出グリ
ル10aより吹き出すようにすると、冷気または暖気が
直接頭部近辺に送風されるので、音が静かで、清涼感ま
たはトロピカル感を与えながら、頭部近辺を冷却または
暖めるシステムベッドが得られる。 また、熱交換器2
bをベッドと一体となった枕部に取り付けるようにする
と、頭部を直接冷却または暖めるので、音が静かで、特
に冷却時において、頭部温度や頭痛等を和らげ、快適な
安眠を与えるシステムベッドが得られる。
【0020】また、図11に示すように、この実施例1
において、ベッドの足部に足部収納箱14を設置し、こ
の足部収納箱14に収納された熱交換器2dに第2の送
風機3bを取り付け、この第2の送風機によって足部収
納箱14の吸込グリル9bから吸い込んだ空気を熱交換
器2bで冷却または暖め、この冷却または暖められた空
気を足部収納箱の吹出グリル10bより吹き出すように
すると、冷風または暖気が直接足部近辺に送風されるの
で、音が静かで、清涼感または温暖感を与えながら、足
部近辺を冷却または暖めるシステムベッドが得られる。
【0021】実施例2.図10は実施例2のベッドの構
成図、図13は実施例2の冷凍サイクルの冷媒の流れ図
である。この実施例2では、実施例1で説明した第1の
熱交換器2aの出入口管のそれぞれに第1および第2の
三方弁86a,86bを追加して取り付け、この取り付
けた第1および第2の三方弁86a,86bと、ベッド
頭部に取り付けた第2の熱交換器2bの出入口管とをそ
れぞれ配管で接続する。なお、その他の構成は実施例1
で説明したとおりである。
【0022】次に、この実施例2のベッド各部温度を調
整する動作について図7、図9、図13、図15、およ
び図17を用いて説明する。なお、図7、図9、図1
5、および図17に示すような、ベッド全体を冷却した
り、ある部分のみを冷却したり、あるいはベッド全体を
暖めたり、ある部分のみを暖めたりする動作については
実施例1で説明したので、ここでは説明を割愛し、図1
3の動作のみについて説明する。
【0023】まず、操作部で四方弁22を操作し、圧縮
機21から吐出された冷媒が四方弁22から第2の熱交
換器2b,2c,2dへ流れるように操作すると、圧縮
機21から吐出された暖かい冷媒は熱交換器2b,2
c,2dへ向かい、これらの熱交換器2b,2c,2d
でベッド1に熱を放出して凝縮されることは前述したと
おりである。しかし、このとき、予め操作部によって、
第1の絞り弁23b、および23c、並びに第2の絞り
弁24a、24b、および24cを開き、第1の絞り弁
23aを閉じるようにし、また、第1の三方弁86aを
開き、第2の三方弁86bを閉じておくと、圧縮機21
から吐出された暖かい冷媒は熱交換器2c,2dへと流
れ、この熱交換器2c,2dでベッド1に熱を放出して
凝縮される。この凝縮された冷媒は熱交換器2bへと向
い、この熱交換器2bで冷媒はベッド1から熱を奪って
蒸発し、第1の三方弁86aおよび四方弁22を介して
圧縮機21へ戻る。従って、ベッドの身体部、および足
部に設けられた熱交換器2c、2dには、暖かい冷媒が
流れ、ベッドの頭部には、冷たい冷媒が流れるので、ベ
ッドの頭部が冷却され、ベッドの身体部、および足部が
暖められることとなる。なお、このとき、ベッドの頭部
があまり冷たいようであれば、第2の三方弁86bの開
度を操作部で調節して、第1の熱交換器2aへも冷たい
冷媒が流れるようにすると、ベッドの頭部の温度を調節
することができる。
【0024】また、この操作部の前述の操作状態で、四
方弁22の操作だけを変更し、圧縮機21から吐出され
た冷媒が四方弁22から第1の熱交換器2aの側へ流れ
るように操作すると、ベッドの頭部が暖められて、ベッ
ドの身体部、および足部が冷却されることとなる。な
お、このとき、ベッドの頭部があまり暖めらるようであ
れば、第2の三方弁86bの開度を操作部で調節して、
第1の熱交換器2aへも暖かい冷媒が流れるようにする
と、ベッドの頭部の温度を調節することができる。
【0025】以上説明したように、ベッドの頭部の温度
を使用目的温度に応じて調節することができるので、使
い勝手の良いシステムベッドが得られる。
【0026】なお、図10、図12、および図14に示
すように、この実施例2において、ベッドの頭部に頭部
収納箱11を設置し、この頭部収納箱11に収納された
熱交換器2bに第1の送風機3aを取り付け、この第1
の送風機によって頭部収納箱11の吸込グリル9aから
吸い込んだ空気を熱交換器2bで冷却または暖房し、こ
の冷却または暖房された(冷気aまたは暖気b)を頭部
収納箱の吹出グリル10aより吹き出すようにすると、
冷気または暖気が直接頭部近辺に送風されるので、音が
静かで、清涼感またはトロピカル感を与えながら、頭部
近辺を冷却または暖めるシステムベッドが得られる。ま
た、熱交換器2bをベッドと一体となった枕部に取り付
けるようにすると、頭部を直接冷却または暖めるので、
音が静かで、特に冷却時において、頭部温度や頭痛等を
和らげ、快適な安眠を与えるシステムベッドが得られ
る。
【0027】また、図11に示すように、この実施例2
において、ベッドの足部に足部収納箱14を設置し、こ
の足部収納箱14に収納された熱交換器2dに第2の送
風機3bを取り付け、この第2の送風機によって足部収
納箱14の吸込グリル9bから吸い込んだ空気を熱交換
器2bで冷却または暖め、この冷却または暖められた空
気(冷気または暖気)を足部収納箱の吹出グリル10b
より吹き出すようにすると、冷風または暖気が直接足部
近辺に送風されるので、音が静かで、清涼感または温暖
感を与えながら、足部近辺を冷却または暖めるシステム
ベッドが得られる。
【0028】その他の実施例.図18は実施例8の本体
斜視図である。図18にあるようにベッドに時計87、
ラジオ88、蛍光灯89など、日常の生活に有効なもの
を設置することで、より便利なシステムベッドが得られ
る。
【0029】また、図16に示すように、実施例1およ
び2において、熱交換器2c、2dとベッド1との間
に、熱伝導率が高い各銅板82それぞれ取りつけると、
板熱交換器2c、2dからの暖かいまたは冷たい熱が熱
伝導率が高い銅の板を介し、ベッドに均等に伝わり、ベ
ッドの身体部と足部とを均等に暖めることができるの
で、経済的なシステムベッドが得られる。
【0030】
【発明の効果】この発明のシステムベッドは、以上説明
したように構成されているので、以下に示すような効果
を奏する。
【0031】ベッドの頭部、および身体部または足部等
のいずれかに取り付け、操作部でヒートポンプ空調装置
の各種弁の開度を操作して、ベッドの頭部、および身体
部または足部等のいずれかに取り付けられた各第2の熱
交換器への冷媒の流れを制御し、ベッドの頭部、および
身体部または足部等のいずれかの各部温度をそれぞれ操
作することができるので、四季や体調に応じてベッドの
各部温度を調整できるように多機能化された使い勝手の
良いシステムベッドが得られる。
【0032】また、第1および第2の三方弁のそれぞれ
が、前記第1の熱交換器の出入口管のそれぞれに取り付
けられ、かつ前記ベッドの頭部に取り付けられた第2の
熱交換器の出入口管のそれぞれと配管で接続されたの
で、これらの第1および第2の三方弁並びにヒートポン
プ空調装置の各種弁の開度を操作部で操作して、特に、
室外に設けられた第1の熱交換器でベッド内からの要求
冷却能力と要求暖房能力とのアンバランスに対応しなが
ら、ベッドの頭部を冷却し、ベッドの身体部または足部
等の少なくともいずれかの部位を暖めたり、あるいはベ
ッドの頭部を暖め、ベッドの身体部または足部等の少な
くともいずれかの部位を冷却したりすることができるの
で、常に、ベッド内の各部温度を最適に調整することが
できるため、四季や体調に応じてベッドの各部温度を維
持する使い勝手の良いシステムベッドが得られる。
【0033】また、頭部収納箱がベッドの頭部に設けら
れ、この頭部収納箱に、ベッドの頭部に取り付けられる
第2の熱交換器が収納され、この収納された第2の熱交
換器に第1の送風機が取り付けられるので、頭部収納箱
の吸込グリルから吸い込んだ空気を第2の熱交換器で冷
房または暖房して頭部収納箱の吸込グリルから吹き出す
ようになるので、音が静かで、清涼感またはトロピカル
感を与えながら、頭部近辺を冷却または暖めるシステム
ベッドが得られる。
【0034】また、足部収納箱がベッドの足部に設けら
れ、この足部収納箱に、ベッドの頭部に取り付けられる
第2の熱交換器が収納され、この収納された第2の熱交
換器に第1の送風機が取り付けられるので、足部収納箱
の吸込グリルから吸い込んだ空気を第2の熱交換器で冷
房または暖房して足部収納箱の吸込グリルから吹き出す
ようになるので、音が静かで、清涼感または温暖感を与
えながら、足部近辺を冷却または暖めるシステムベッド
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のシステムベッド本体の斜視図。
【図2】 この発明のシステムベッドの利用設置図。
【図3】 この発明のシステムベッド本体の側面の構成
断面図。
【図4】 この発明のシステムベッド本体内の熱交換器
図。
【図5】 この発明のシステムベッドの実施例1〜その
他の実施例までの冷凍サイクル構成図。
【図6】 実施例1のシステムベッド本体の側面の構成
断面図。
【図7】 実施例1および実施例2のシステムベッドの
冷凍サイクルの冷媒の流れ図。
【図8】 実施例1のシステムベッド本体の側面の構成
断面図。
【図9】 実施例1および実施例2のシステムベッドの
冷凍サイクルの冷媒の流れ図。
【図10】 実施例2システムベッド本体の側面の構成
断面図。
【図11】 実施例1および実施例2のシステムベッド
本体の側面の構成断面図。
【図12】 実施例2のシステムベッド本体の側面の構
成断面図。
【図13】 実施例2のシステムベッドの冷凍サイクル
の冷媒の流れ図。
【図14】 実施例2のシステムベッドの本体の側面の
構成断面図。
【図15】 実施例1および実施例2のシステムベッド
の冷凍サイクルの冷媒の流れ図。
【図16】 その他の実施例のシステムベッド本体の側
面の構成断面図。
【図17】 実施例1および実施例2のシステムベッド
の冷凍サイクルの冷媒の流れ図。
【図18】 その他の実施例のシステムベッドの本体斜
視図。
【符号の説明】
1 ベッド、2a 第1の熱交換器、2b〜2d 第2
の熱交換器、3a 第1の送風機、3b 第2の送風
機、6 フィルター、7 ドレンパン、9a 頭部収納
箱吸込グリル、10a 頭部収納箱吹出グリル、9b
足部収納箱吸込グリル、10b 足部収納箱吹出グリ
ル、11 頭部収納箱,14 足部収納箱,21 圧縮
機、22 四方弁、23a〜23c 第1の絞り弁、2
4a〜24c第2の絞り弁、27 パイプ、28 フィ
ン、81 室外機、82 銅板、83 マット、84
布団、85 枕、86a 第1の三方弁、86b 第2
の三方弁、87 時計、88 ラジオ、89 蛍光灯、
90 水、a 吸込空気、b吹出空気。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 厚志 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を供給する圧縮機、四方弁、室外に
    設けられた第1の熱交換器、並列に配置された複数の第
    1の絞り弁、並列に配置された複数の第2の熱交換器、
    および並列に配置された複数の第2の絞り弁、を順次配
    管で接続したヒートポンプ空調装置と、このヒートポン
    プ空調装置の前記複数の第2の熱交換器のそれぞれを、
    その頭部、および身体部または足部等のいずれかに保有
    するベッドと、前記ヒートポンプ空調装置の各種弁開度
    を操作する操作部と、を備えたことを特徴とするシステ
    ムベッド。
  2. 【請求項2】 第1および第2の三方弁のそれぞれが、
    前記第1の熱交換器の出入口管のそれぞれに取り付けら
    れ、かつ前記ベッドの頭部に取り付けられた第2の熱交
    換器の出入口管のそれぞれと配管で接続されたことを特
    徴とする請求項1に記載のシステムベッド。
  3. 【請求項3】 前記ベッドの頭部に設けられ、該ベッド
    の頭部に取り付けられる第2の熱交換器を収納する頭部
    収納箱と、この頭部収納箱内の前記第2の熱交換器に取
    り付けられた第1の送風機と、を備え、前記第1の送風
    機によって前記頭部収納箱の吸込グリルから吸い込んだ
    空気を前記第2の熱交換器で冷房または暖房して前記頭
    部収納箱の吸込グリルから吹き出すようにしたことを特
    徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のシ
    ステムベッド。
  4. 【請求項4】 前記ベッドの足部に設けられ、該ベッド
    の足部に取り付けられる第2の熱交換器を収納する足部
    収納箱と、この足部収納箱内の前記第2の熱交換器に取
    り付けられた第2の送風機と、を備え、前記第2の送風
    機によって前記足部収納箱の吸込グリルから吸い込んだ
    空気を前記第2の熱交換器で冷房または暖房して前記足
    部収納箱の吸込グリルから吹き出すようにしたことを特
    徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のシ
    ステムベッド。
JP7165841A 1995-06-30 1995-06-30 システムベッド Pending JPH0910075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7165841A JPH0910075A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 システムベッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7165841A JPH0910075A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 システムベッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0910075A true JPH0910075A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15820022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7165841A Pending JPH0910075A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 システムベッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0910075A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7037188B2 (en) 2003-04-08 2006-05-02 Halo Innovations, Inc. Systems for delivering conditioned air to personal breathing zones
JP2008272758A (ja) * 2008-05-27 2008-11-13 Sy-Klone Co Inc 電動空気清浄機およびその製造方法
US7487646B2 (en) 2002-02-08 2009-02-10 Daikin Industries, Ltd. Sleeping capsule
JPWO2011030429A1 (ja) * 2009-09-10 2013-02-04 三菱電機株式会社 空気調和装置
ES2407588R1 (es) * 2010-04-08 2013-07-04 Collado Garcia Maria Angeles Dispositivo de acoplamiento para la aportación de frío o calor a un cámara disipadora de temperatura.

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7487646B2 (en) 2002-02-08 2009-02-10 Daikin Industries, Ltd. Sleeping capsule
US7037188B2 (en) 2003-04-08 2006-05-02 Halo Innovations, Inc. Systems for delivering conditioned air to personal breathing zones
JP2008272758A (ja) * 2008-05-27 2008-11-13 Sy-Klone Co Inc 電動空気清浄機およびその製造方法
JPWO2011030429A1 (ja) * 2009-09-10 2013-02-04 三菱電機株式会社 空気調和装置
US8943847B2 (en) 2009-09-10 2015-02-03 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioning apparatus
ES2407588R1 (es) * 2010-04-08 2013-07-04 Collado Garcia Maria Angeles Dispositivo de acoplamiento para la aportación de frío o calor a un cámara disipadora de temperatura.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7331184B2 (en) Hot-cold cushion
KR101929936B1 (ko) 열전소자를 이용한 냉풍벤치
CN101176601A (zh) 一种储冷式空调床
JPH0910075A (ja) システムベッド
CN107296420A (zh) 一种新型冷暖座椅
TW201104179A (en) Carried air-condition system
JPH04344039A (ja) 暖冷房システム
JPS6211263B2 (ja)
JPS6349669A (ja) 空気調和装置
CA2541341A1 (en) Portable air-conditioned air mattress
JP2002089883A (ja) 給湯ユニットを利用した冷房及び乾燥装置
JPH0387530A (ja) 寝台用ふく射冷暖房機
JPH10246458A (ja) パーソナル空調装置およびその使用方法
US4947930A (en) Heat bonnet for heat pump
JPH0654740A (ja) 空調装置付ベッド
JP2007244515A (ja) 空調装置付きベッド
JP4003340B2 (ja) 浴室用エアコン
JPH09462A (ja) 洗面台装置
JPH09203539A (ja) 天井輻射冷房システム
JP3467798B2 (ja) ウォーターベッド
JPH05240469A (ja) 暖冷房システム
JPH01305907A (ja) 温度調節式ウオータベッド
JPS6214490Y2 (ja)
JPS63267850A (ja) 冷暖房可能な室内用間仕切り板
CN201147070Y (zh) 一种储冷式空调床