JPH09462A - 洗面台装置 - Google Patents

洗面台装置

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Publication number
JPH09462A
JPH09462A JP7156303A JP15630395A JPH09462A JP H09462 A JPH09462 A JP H09462A JP 7156303 A JP7156303 A JP 7156303A JP 15630395 A JP15630395 A JP 15630395A JP H09462 A JPH09462 A JP H09462A
Authority
JP
Japan
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air
washbasin
function
heat exchanger
air conditioning
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Pending
Application number
JP7156303A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Suzuki
智子 鈴木
Takayuki Yoshida
孝行 吉田
Yuji Suefuji
祐二 末藤
Atsushi Mochizuki
厚志 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH09462A publication Critical patent/JPH09462A/ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機能が設けられて狭い洗面室等に容
易に設置できる洗面台装置を得る。 【構成】 躯体1に少なくとも流し3を設けて室内に配
置する。また、躯体1の前面上方寄りに室内に開口した
空気送出口6,7及び空気吸入口8の両者の一方と、躯
体1の前面下方寄りに上記両者の一方から離れて室内に
開口した上記両者の他方を介して、室内の空気を調整す
る空気調和手段120を設ける。これによって、洗面台
と空気調和手段120が一体的に構成されて設置所要ス
ペースが少なくなる。 【効果】 浴室に隣接し脱衣所に兼用する狭い洗面室に
対する空気調和機能付の洗面台装置の設置を容易化し、
洗面室を空気調整して快適性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷房、暖房、除湿等
の空気調和機能が設けられて屋内の洗面室等に設置され
る洗面台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の住宅において洗面台が設けられる
洗面室は、浴室に隣接して配置されて脱衣場と兼用され
る場合が多い。また、洗面室は洗濯機が設置されて洗濯
室としても使用されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の洗
面台が設けられる洗面室は通常スペースが狭いために、
独立した空気調和機を設けることが容易でなく、洗面
時、入浴の前後、洗濯時の洗面室内の快適性が損なわれ
るという問題点があった。
【0004】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、空気調和機能が設けられて狭い
洗面室等に容易に設置できる洗面台装置を得ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る洗面台装
置においては、少なくとも流しが設けられて室内に配置
される躯体と、この躯体の前面上方寄りに設けられて室
内に開口した空気送出口及び空気吸入口の両者の一方と
躯体の前面下方寄りに上記両者の一方から離れて設けら
れて室内に開口した上記両者の他方を介し室内の空気を
調整する空気調和手段とが設けられる。
【0006】また、この発明に係る洗面台装置において
は、暖房時に躯体の前面下方寄りの空気送出口から送風
し、冷房除湿時に躯体の前面上方寄りの空気送出口から
送風する空気調和手段が設けられる。
【0007】また、この発明に係る洗面台装置において
は、空気清浄フィルター及び脱臭フィルターの少なく共
一方の機能を有するフィルターを装備した空気調和手段
が設けられる。
【0008】また、この発明に係る洗面台装置において
は、躯体に設けられた鏡と、この鏡を加温する機能を装
備した空気調和手段とが設けられる。
【0009】また、この発明に係る洗面台装置において
は、スチームの吹き出し機能を装備した空気調和手段が
設けられる。
【0010】また、この発明に係る洗面台装置において
は、ドライヤー機能を装備した空気調和手段が設けられ
る。
【0011】また、この発明に係る洗面台装置において
は、躯体に設けられた鏡を加温する機能、スチームの吹
き出し機能及びドライヤー機能を装備し、かつ上記各機
能を独立させて選択的に制御する空気調和手段が設けら
れる。
【0012】また、この発明に係る洗面台装置において
は、給湯機能が装備されて、この給湯機能を空気調和機
能の冷媒サイクル回路により付勢する空気調和手段が設
けられる。
【0013】また、この発明に係る洗面台装置において
は、フィンを螺旋状に巻いて構成された熱交換器を装備
した空気調和手段が設けられる。
【0014】また、この発明に係る洗面台装置において
は、長手直交断面が湾曲した形状に構成された熱交換器
を装備した空気調和手段が設けられる。
【0015】また、この発明に係る洗面台装置において
は、躯体に設けられた鏡を加温する機能を付勢すると共
に、給湯機能を付勢する熱交換器を装備した空気調和手
段が設けられる。
【0016】
【作用】上記のように構成された洗面台装置では、洗面
台と空気調和手段が一体的に構成されて設置所要スペー
スが少なくなる。
【0017】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、暖房時には下から温
風が送出され、また冷房時、除湿時には上から冷風が送
出される。
【0018】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、空気清浄フィルター
及び脱臭フィルターの少なく共一方によって空気が清潔
化される。
【0019】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、鏡が加温されて結露
が防止される。
【0020】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、要時にスチームを吹
き出させることができる。
【0021】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、要時にドライヤーを
作動させることができる。
【0022】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、躯体に設けられた鏡
を加温する機能、スチームの吹き出し機能及びドライヤ
ー機能の各機能を要時に適宜に作動させることができ
る。
【0023】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、空気調和機能の冷媒
サイクル回路により付勢される給湯機能により要時に給
湯することができる。
【0024】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、フィンを螺旋状に巻
いて構成された熱交換器により小形であって高効率の熱
交換作用が得られる。
【0025】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、熱交換器を長手直交
断面が湾曲した形状に構成することにより収納スペース
を節減することができる。
【0026】また、上記のように構成された洗面台装置
では、洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置
所要スペースが少なくなる。また、同じ熱交換器により
躯体に設けられた鏡が加温されると共に給湯機能が加熱
される。
【0027】
【実施例】
実施例1.図1〜図6は、この発明の一実施例を示す図
で、図1は斜視図、図2は図1の正面図、図3は図2の
縦断側面図、図4は図1の洗面台装置の暖房動作時の状
態を説明する図、図5は図4の縦断側面図、図6は図1
の洗面台装置の設置状態を説明する図である。図におい
て、1は洗面台装置の躯体で、浴室(図示しない)に隣
接して配置された洗面室101に設けられている。2は
躯体1の下部を構成した下部箱体、3は下部箱体2の上
面に設けられた流しである。
【0028】4は下部箱体2よりも浅い奥行き寸法に形
成されて躯体1の上部を構成した上部箱体、5は上部箱
体4の前面に設けられた鏡、6は上部箱体4の上縁部前
面両側に設けられた上部空気送出口、7は下部箱体2の
下縁部前面両側に設けられた下部空気送出口、8は流し
3の前側縁部及び下部箱体2の上縁部前面両側に設けら
れた空気吸入口である。
【0029】9は上部空気送出口6に対応して設けられ
た上部送風機、10は下部空気送出口7に対応して設け
られた下部送風機、11は空気吸入口8に対向して設け
られたフィルターである。12はフィルター11の反空
気吸入口8側に設けられた内外セパレート型の空気調和
機の熱交換器で、圧縮機102等は躯体1外で洗面室1
01外の屋外に設けられている。
【0030】13は熱交換器12の下側に設けられたド
レンパン、14は下部箱体2の底部に設けられた排水
口、15はドレンパン13と排水口14を接続したドレ
ンホース、16はダンパーで、空気吸入口8に連通した
吸入風路17を上部送風機9に連通した上部風路18と
下部送風機10に連通した下部風路19のいずれかに切
り換えることができる。120は熱交換器12、上部送
風機9及び下部送風機10を主要部とする空気調和手段
である。
【0031】上記のように構成された洗面台装置におい
て、冷房時、除湿時にはダンパー16が図3に示す位置
に配置されて吸入風路17と上部風路18が接続され、
吸入風路17から下部風路19が遮断される。この状態
で空気調和機、上部送風機9が付勢されて空気吸入口8
から吸入された空気がフィルター11を経て熱交換器1
2によって冷却されて冷風となり、上部送風機9によっ
て上部空気送出口6から送出される。
【0032】これによって、躯体1周辺において図1に
矢印で示すように気流が発生する。すなわち、空気吸入
口8から吸入された空気Aが冷気流Bとなり上部空気送
出口6から送出される。そして、熱交換器12で発生し
たドレン水はドレンパン13、ドレンホース15を経て
排水口14から排水される。なお、ドレン水の排水は流
し2の排水管(図示しない)を利用することもできる。
【0033】また、暖房時にはダンパー16が図5に示
す位置に配置されて吸入風路17と下部風路19が接続
され、吸入風路17から上部風路18が遮断される。こ
の状態で空気調和機、下部送風機10が付勢されて図4
に矢印で示すように、空気吸入口8から吸入された空気
Aがフィルター11を経て熱交換器12によって加温さ
れて温気流Cとなり、下部送風機10によって下部空気
送出口7から送出される。
【0034】なお、冷房時、除湿時及び暖房時共にダン
パー16により吸入風路17に接続される上部風路18
及び下部風路19を完全に切り換えず、ダンパー16を
上部風路18及び下部風路19の中間位置に配置して上
部空気送出口6と下部空気送出口7の空気送出量比を適
宜に調整することも可能である。上記のような構成及び
動作によって、次に述べる作用を得ることができる。
【0035】すなわち、浴室に隣接した洗面室101は
脱衣所に兼用される場合が多く、このときには洗面台装
置に設けられた空気調和機能によって脱衣所を暖房し
て、洗面室の快適性を向上することができる。また、浴
室に隣接した洗面室101は湿度が上昇し易いが、洗面
台装置に設けられた空気調和機能によって脱衣所を冷
房、除湿して、洗面室101の爽快性を向上することが
できる。
【0036】また、ダンパー16を切り換えることによ
り、冷房時、除湿時には上部空気送出口6から冷風が送
出され、また暖房時には下部空気送出口7から温風が送
出される。これにより、冷風は上から送風されるので足
下の冷え過ぎが起こらず、洗面室101内を均一に冷
房、除湿することができる。また、温風は下から送風さ
れるので、暖まりにくい足下から暖房することができ
る。これによって、洗面室101の快適性を向上するこ
とができる。
【0037】また、洗面台装置に設けられた空気調和機
能を、内外セパレート型の空気調和機の熱交換器を要部
として構成されたものとすることにより、圧縮機102
等が洗面台装置内に設けられず躯体1を小形化すること
ができる。これによって、スペースが狭い洗面室101
であっても洗面台装置を容易に設置可能であり、また圧
縮機102等による振動、騒音が少なく洗面室101を
静粛化できて快適性を向上することができる。
【0038】なお、吸入風路17のフィルター11に加
えて空気清浄フィルター、脱臭フィルターを設けること
により、洗面室101の空気を清潔に保つことができ
る。これによって、洗面室における整髪料、化粧品等の
匂いを脱臭することができ、爽快性を向上することがで
きる。
【0039】また、冷房時、除湿時に熱交換器12で発
生したドレン水はドレンパン13、ドレンホース15を
経て排水口14から排水される。これにより、ドレン水
を簡単に処理することができ、洗面室101に排出され
ることがなく衛生的であり、洗面室101の快適性を向
上することができる。
【0040】実施例2.図7〜図10は、この発明の他
の実施例を示す図で、図7は斜視図、図8は図7の縦断
側面図、図9は図7の洗面台装置の暖房運転時の参考冷
媒回路図、図10は図7の洗面台装置の冷房運転時の参
考冷媒回路図であり、図7〜図10の他は図1〜図6の
洗面台装置と同様に洗面台装置が構成されている。図に
おいて、図1〜図6と同符号は相当部分を示し、20は
上部箱体4の上縁部前面両側に設けられた上部空気吸入
口である。
【0041】21は下部箱体2の鏡5の下縁部寄り位置
に開口した第1上部空気送出口、22は下部箱体2の第
1上部空気送出口21の前側寄りに開口した第2上部空
気送出口である。23は第1上部空気送出口21と第2
上部空気送出口22を区画して設けられた風向板であ
る。
【0042】9は上部空気吸入口20に連通した上部風
路18の第1上部空気送出口21及び第2上部空気送出
口22対向位置に設けられた上部送風機、24は上部送
風機9と第1上部空気送出口21及び第2上部空気送出
口22の間に構成された中間風路24、25は第2上部
空気送出口22を開閉するシャッターである。
【0043】26は上部風路18に設けられて上部送風
機9の上部空気吸入口20寄りに配置されたフィルタ
ー、49は上部風路18に設けられてフィルター26と
上部送風機9の間に配置された内外セパレート型の空気
調和機の上部熱交換器で、圧縮機102、熱交換器27
等(図示しない)は躯体1外で洗面室101外の屋外に
設けられている。103,104はそれぞれ調整弁であ
る。
【0044】上記のように構成された洗面台装置におい
て、空気調和機、下部送風機10が付勢されて空気吸入
口8から吸入された空気がフィルター11を経て熱交換
器12によって冷却又は加熱されて、下部送風機10に
より下部空気送出口7から冷風又は温風が送出される。
【0045】また、暖房時はシャッター25を開き第2
上部空気送出口22を開放して、空気調和機、上部送風
機9が付勢されて上部空気吸入口20から吸入された空
気がフィルター26を経て上部熱交換器49によって加
熱され、上部送風機9によって第1上部空気送出口21
及び第2上部空気送出口22から送出される。
【0046】そして、第1上部空気送出口21から送出
される温風は風向板23によって図7及び図8に示す矢
印D方向に鏡5面に沿って送風される。そして、第2上
部空気送出口22から送出される温風は前側に送風され
て洗面室101内を暖房する。なお、暖房運転時は図9
に示すような冷媒回路が構成される。
【0047】また、冷房時は図10の如く調節弁103
を絞り、調節弁104を開き図8の如くシャッター25
を閉じ第2上部空気送出口22が閉成されて、空気調和
機、上部送風機9が付勢され、上部空気吸入口20から
吸入された空気がフィルター26を経て上部熱交換器4
9によって加熱されて、上部送風機9によって第1上部
空気送出口21のみから送出される。
【0048】そして、冷・暖房時とも下部箱体の前面上
部の吸入口から吸入された空気はフィルター11を経て
熱交換器12によって冷却または加熱され下部送風機1
0によって下部空気送出口7より送出される。
【0049】上記のような構成及び動作によって、次に
述べる作用を得ることができる。すなわち、浴室に隣接
した洗面室101は脱衣所に兼用される場合が多く、こ
のときには洗面台装置に設けられた空気調和機能によっ
て脱衣所を暖房して、洗面室101の快適性を向上する
ことができる。また、浴室に隣接した洗面室101は湿
度が上昇し易いが、洗面台装置に設けられた空気調和機
能によって脱衣所を冷房、除湿して、洗面室101の爽
快性を向上することができる。
【0050】また、洗面台装置に設けられた空気調和機
能を、内外セパレート型の空気調和機の熱交換器を要部
として構成されたものとすることにより、圧縮機102
等が洗面台装置内に設けられず躯体1を小形化すること
ができる。これによって、スペースが狭い洗面室101
であっても洗面台装置を容易に設置可能であり、また圧
縮機102等による振動、騒音が少なく洗面室101を
静粛化でき快適性を向することができる。
【0051】なお、フィルター11,26に加えて空気
清浄フィルター、脱臭フィルターを設けることにより、
洗面室101の空気を清潔に保つことができる。これに
よって、洗面室101における整髪料、化粧品等の匂い
を脱臭することができ、爽快性を向上することができ
る。
【0052】また、第1上部空気送出口21から送出さ
れる温風は風向板23によって図7及び図8に示す矢印
D方向に鏡5面に沿って送風される。これによって、鏡
5の曇りを防ぐことができ、鏡5の利用を快適化するこ
とができる。
【0053】また、上部送風機9及び下部送風機10に
よる2系統の風路が形成されているので、冷房及び暖房
のそれぞれに対して鏡5の曇り止めを独立に行うことが
できる。このため、使い勝手が良く、また必要最低量に
よる冷暖房能力調整が可能となり省エネルギー作用を得
ることができる。
【0054】実施例3.図11も、この発明の他の実施
例を示す斜視図で、図11の他は図1〜図6の洗面台装
置と同様に洗面台装置が構成されている。図において、
図7〜図10と同符号は相当部分を示し、28は中間風
路24に設けられて中間風路24を第1上部空気送出口
21及び第2上部空気送出口22にそれぞれ対応した風
路に変化可能に区分する区分ダンパーである。
【0055】29は第1上部空気送出口21に対向して
設けられて第1上部空気送出口21を開閉するシャッタ
ーである。30は第2上部空気送出口22に対向して中
間風路24に設けられたヒーター及び水蒸気吹出口であ
る。
【0056】上記のように構成された洗面台装置におい
て、下部送風機10及び熱交換器12並びに上部送風機
9及び上部熱交換器27等が図7〜図10の実施例と同
様に設けられる。したがって、詳細な説明を省略するが
図11の実施例においても図7〜図10の実施例と同様
な作用が得られることは明白である。
【0057】また、図11の実施例においてヒーター及
び水蒸気吹出口30によりヒーターが付勢されて第2上
部空気送出口22からスチームが図11に矢印Eで示す
ように吹き出される。そして、シャッター17及び区分
ダンパー29によってスチームの吹き出し作用が調整さ
れる。
【0058】このスチームの吹き出しによって、スチー
ムを吸入器として喉に当てたり、美容用として髪、顔に
当てたりすることができる。したがって、洗面、うがい
の後直ちに喉、顔の肌、髪の手入れができて便利であ
る。このように洗面台装置の機能が拡大して洗面台装置
の用途を広げることができる。
【0059】また、第1上部空気送出口21にシャッタ
ー29、第2上部空気送出口22にシャッター17並び
に第1上部空気送出口21及び第2上部空気送出口22
に対向した区分ダンパー28が設けられているので、ス
チームの吹き出しと鏡5の曇り止めとを独立して選択的
に行うことができる。このため、使い勝手が良く、また
必要最低量による冷暖房能力調整が可能となり省エネル
ギー作用を得ることができる。
【0060】実施例4.図12〜図14も、この発明の
他の実施例を示す図で、図12は斜視図、図13は図1
2の右縁部寄り縦断側面図、図14は図12の左縁部寄
り縦断側面図であり、図12〜図14の他は図7〜図1
0の洗面台装置とほぼ同様に洗面台装置が構成されてい
る。図において、図7〜図10と同符号は相当部分を示
し、31は上部箱体4の鏡5の右側に設けられた可撓性
のドライヤーノズルで、蛇腹状に構成されて上部風路1
8の上部熱交換器27と上部送風機9の間に基部が配置
されている。
【0061】32はドライヤーノズル31の基部に設け
られたドライヤー送風機、33は上部風路18のドライ
ヤーノズル31開口部下側から突出して設けられた導風
板である。34は上部箱体4の鏡5の左側に設けられた
水蒸気吹出口で、上部風路18の上部熱交換器27と上
部送風機9の間に配置され、内部にヒーター及び水蒸気
発生器30が設けられている。
【0062】35は水蒸気吹出口34の基部に設けられ
た水蒸気用送風機、36は上部風路18の水蒸気吹出口
34開口部下側から突出して設けられた水蒸気用導風板
である。
【0063】上記のように構成された洗面台装置におい
て、下部送風機10及び熱交換器12並びに上部送風機
9及び上部熱交換器49等が図7〜図10の実施例と同
様に設けられる。したがって、詳細な説明を省略するが
図12〜図14の実施例においても図7〜図10の実施
例と同様な作用が得られることは明白である。
【0064】また、図12〜図14の実施例において右
側の上部空気吸入口20から吸入された空気が、上部熱
交換器27により加熱されて導風板33により2方向に
分割される。そして、一部はドライヤー送風機32によ
りドライヤーノズル31から高速で吹き出される。ま
た、他部は上部送風機9により送風されて第1上部空気
送出口21から図13に示す矢印Dのように吹き出され
て鏡5の曇りを防止する。
【0065】また、左側の上部空気吸入口20から吸入
された空気が、水蒸気用送風機35により送風されて、
ヒーター及び水蒸気発生器30の水蒸気によって加湿さ
れ水蒸気吹出口34から図14に示す矢印Eのように吹
き出される。なお、水蒸気吹出口34は図示が省略して
あるが、水蒸気の吹き出し方向が上下及び左右に60°
程度偏向できるように構成されている。
【0066】また、水蒸気用導風板36をダンパーから
なるものとし、第1上部空気送出口21にシャッター
(図示しない)を設けることによって、鏡5の曇り止め
用送風、ドライヤーノズル31用送風及び水蒸気吹出口
34用送風を独立して制御することも可能である。
【0067】また、水蒸気吹出口34によるスチームの
吹き出しによって、スチームを吸入器として喉に当てた
り、美容用として髪、顔に当てたりすることができる。
したがって、洗面、うがいの後直ちに喉、顔の肌、髪の
手入れができて便利である。このように、洗面台装置の
機能が拡大して洗面台装置の用途を広げることができ
る。
【0068】また、鏡5の曇り止め用送風、ドライヤー
ノズル31用送風及び水蒸気吹出口34用送風を独立し
て制御することによって、使い勝手が良く、また必要最
低量による冷暖房能力調整が可能となり省エネルギー作
用を得ることができる。また、ドライヤーノズル31を
装備したので、浴室に隣接した湿気の高い洗面室101
におけるドライヤー用のコンセント接続を要せず安全性
を向上することができる。
【0069】また、ドライヤーノズル31用の送風は上
部風路18の気流の一部を使用するので、ドライヤー用
として専用に送風するよりも省エネルギー作用を得るこ
とができる。さらに、蛇腹状で所定姿勢に保持できる可
撓性のドライヤーノズル31としたので、ドライヤーノ
ズル31の吹き出し姿勢を適所に保持することができ
る。このため、整髪時等に両手を自由に使うことができ
て便利である。
【0070】また、水蒸気吹出口34を使用する人の顔
の高さに設けて、水蒸気の吹き出し方向が上下及び左右
に60℃程度偏向できるように構成する。これによっ
て、水蒸気の吹き出し方向を容易に適所に設定すること
ができ、良好な使い勝手を得ることができる。
【0071】実施例5.図15〜図22も、この発明の
他の実施例を示す図で、図15は斜視図、図16は図1
5の装置の内部構成を説明する図、図17は図15の熱
交換器を模式的に示す拡大図、図18は図17の熱交換
器のフィンの拡大図、図19は図16の上部熱交換器の
拡大斜視図、図20は図16の下方の熱交換器の拡大斜
視図、図21は図16の正面熱交換器の拡大正面図、図
22は図21のXXII−XXII線断面図である。
【0072】図において、図7〜図10と同符号は相当
部分を示し、37は上部箱体4の鏡5の左側に設けられ
た可撓性のドライヤーノズルで、蛇腹状に構成されて上
部風路18の後述する上部熱交換器の下側に設けられて
いる。38はシロッコファンからなりドライヤーノズル
37の基部に設けられたドライヤーファン、39は下部
箱体2の前面両側に設けられた下部空気吸入口である。
【0073】40はラインフローファンからなり下部空
気送出口7に対向して下部風路19に設けられた下部送
風機、41は上部風路18に上部空気吸入口20と対向
して設けられた上部熱交換器で、図17及び図18に示
すようにフィンを螺旋状に巻いて構成されたスレッドフ
ィン熱交換器からなり、伝熱管42、螺旋状の細線43
及びヘッダー44によって構成されて、図19に示すよ
うに伝熱管42を湾曲させた形状に構成されている。
【0074】45は下部風路19に設けられて下部空気
吸込口39と下部送風機40の間に配置された下部熱交
換器で、上部熱交換器41と同様に構成されて、図19
に示すように伝熱管42を湾曲させた形状に構成されて
いる。熱交換器41、45の形状は図20に示すように
ヘッダー44を彎曲させたものを用いても良い。46は
鏡5の裏面に装備された正面熱交換器で、2重管熱交換
器からなり水管47を囲んで冷媒管48が設けられた2
重管が屈折されて蛇行した形状に配置されている。
【0075】上記のように構成された洗面台装置におい
て、下部送風機40及び下部熱交換器45並びに上部熱
交換器41等が図7〜図10の実施例と同様に設けられ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図15〜図2
2の実施例においても図7〜図10の実施例と同様な作
用が得られることは明白である。
【0076】また、図15〜図22の実施例において上
部熱交換器41は凝縮専用であり上部空気吸入口20か
ら吸入した空気を加熱し、ドライヤーファン38により
ドライヤーノズル37から吹き出す。なお、上部熱交換
器41とドライヤーファン38の間に適宜なヒーター
(図示しない)を設けることも可能であり、またドライ
ヤーファン38の風下側に水蒸気発生装置を設けること
によりスチームの吹き出しも可能である。
【0077】また、正面熱交換器46は給湯用として使
用し、また2重管の冷媒管48を通る冷媒温度は60℃
以上を確保できるので、鏡5を加温して曇り発生を防止
することができる。また、下部熱交換器45は冷房、暖
房用に使用し、下部空気吸入口39から洗面室101空
気を吸入して下部熱交換器45により熱交換して下部空
気送出口7から送出する。なお、上部熱交換器41及び
正面熱交換器46は凝縮器専用である。
【0078】なお、前述の図9及び図10において、暖
房運転時は調整弁103を開き、調整弁104を絞る。
また、冷房運転時は調整弁103を絞り、調整弁104
を開く。また、内外セパレート型の空気調和機における
各熱交換器への冷媒分配装置を洗面台装置の躯体1側に
設けることも可能である。
【0079】また、図15〜図22の実施例において、
ドライヤーファン38の風下側に水蒸気発生装置を設け
ることにより、スチームを吸入器として喉に当てたり、
美容用として髪、顔に当てたりすることができる。した
がって、洗面、うがいの後直ちに喉、顔の肌、髪の手入
れができて便利である。このように洗面台装置の機能が
拡大して洗面台装置の用途を広げることができる。
【0080】また、スレッドフィン熱交換器からなる上
部熱交換器41及び下部熱交換器45としたので、これ
ら熱交換器を小形化できる。すなわち、同一前面面積当
たりの伝熱能力が従来比15%向上し、従来の熱交換器
の前面面積の87%により同一性能を得ることができ
る。これによって、熱交換器の設置所要スペースが減少
して冷暖房設備、ドライヤー及びスチームを洗面台装置
に搭載するスペースを捻出することができると共に、他
の器物(図示しない)の収納スペースが拡大して使い勝
手が向上し、また躯体1を小形化、軽量化することがで
きる。
【0081】また、湾曲した形状の上部熱交換器41及
び下部熱交換器45としたので、熱交換器を小形化でき
て一層設置所要スペースを節減することができ、冷暖房
設備、ドライヤー及びスチームを洗面台装置に搭載する
スペースを捻出することができ、他の器物(図示しな
い)の収納スペースが拡大して使い勝手が向上し、また
躯体1を小形化、軽量化することができる。
【0082】また、正面熱交換器46に給湯用として使
用する給湯機能を設けたので、特に冷房時は冷房と給湯
を同じ冷媒サイクルで行い、熱を有効に利用できてエネ
ルギーを節減することができる。また、別の給湯装置を
設ける必要がなく、スペースを有効利用でき、給湯装置
設置の費用を省くことができる。また、正面熱交換器4
6を給湯用及び鏡5の曇り止め用に両用でき、エネルギ
ーを節減でき、また装置を小形化、軽量化することがで
きる。
【0083】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、少なく
とも流しが設けられて室内に配置される躯体と、この躯
体の前面上方寄りに設けられて室内に開口した空気送出
口及び空気吸入口の両者の一方と躯体の前面下方寄りに
上記両者の一方から離れて設けられて室内に開口した上
記両者の他方を介し室内の空気を調整する空気調和手段
とを設けたものである。
【0084】これによって、洗面台と空気調和手段が一
体的に構成されて設置所要スペースが少なくなる。そし
て、浴室に隣接して配置されて脱衣所に兼用される比較
的に狭い洗面室に、空気調和機能を有する洗面台装置を
容易に設置することができる。このため、洗面台装置の
空気調和機能によって洗面室を空気調整して快適性を向
上する効果がある。
【0085】また、この発明は以上説明したように、暖
房時に躯体の前面下方寄りの空気送出口から送風し、冷
房除湿時に躯体の前面上方寄りの空気送出口から送風す
る空気調和手段を設けたものである。これによって、洗
面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置所要スペ
ースが少なくなる。また、暖房時には下から温風が送出
され、また冷房時、除湿時には上から冷風が送出され
る。
【0086】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、冷風は上か
ら送風されるので足下の冷え過ぎが起こらず、また温風
は下から送風されるので、暖まりにくい足下から暖房す
ることができて、洗面室の快適性を向上する効果があ
る。
【0087】また、この発明は以上説明したように、空
気清浄フィルター及び脱臭フィルターの少なく共一方の
機能を有するフィルターを装備した空気調和手段を設け
たものである。これによって、洗面台と空気調和手段が
一体的に構成されて設置所要スペースが少なくなる。ま
た、空気清浄フィルター及び脱臭フィルターの少なく共
一方によって空気が清潔化される。
【0088】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、空気清浄フ
ィルター及び脱臭フィルターの少なく共一方によって空
気が清潔化されて、洗面室における整髪料、化粧品等の
匂いを脱臭することができ、爽快性を向上する効果があ
る。
【0089】また、この発明は以上説明したように、躯
体に設けられた鏡と、この鏡を加温する機能を装備した
空気調和手段を設けたものである。これによって、洗面
台と空気調和手段が一体的に構成されて設置所要スペー
スが少なくなる。また、鏡が加温されて結露が防止され
る。
【0090】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、鏡の結露が
防止されて曇りを防ぎ鏡の利用を快適化する効果があ
る。
【0091】また、この発明は以上説明したように、ス
チームの吹き出し機能を装備した空気調和手段を設けた
ものである。これによって、洗面台と空気調和手段が一
体的に構成されて設置所要スペースが少なくなる。ま
た、要時にスチームを吹き出す。
【0092】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、スチームを
医療用、美容用と使用することができ、洗面台装置の用
途を広げる効果がある。
【0093】また、この発明は以上説明したように、ド
ライヤー機能を装備した空気調和手段を設けたものであ
る。これによって、洗面台と空気調和手段が一体的に構
成されて設置所要スペースが少なくなる。また、要時に
ドライヤーを作動させることができる。
【0094】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、ドライヤー
機能を有する空気調和手段であるので、浴室に隣接した
湿気の高い洗面室におけるドライヤー用のコンセント接
続を要せず安全性を向上する効果がある。
【0095】また、この発明は以上説明したように、躯
体に設けられた鏡を加温する機能、スチームの吹き出し
機能及びドライヤー機能を装備し、かつ上記各機能を独
立させて選択的に制御する空気調和手段を設けたもので
ある。これによって、洗面台と空気調和手段が一体的に
構成されて設置所要スペースが少なくなる。また、躯体
に設けられた鏡を加温する機能、スチームの吹き出し機
能及びドライヤー機能の各機能を要時に適宜に作動させ
ることができる。
【0096】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、躯体に設け
られた鏡を加温する機能、スチームの吹き出し機能及び
ドライヤー機能の各機能を要時に適宜に作動させること
ができ、良好な使い勝手を実現すると共に洗面台装置の
用途を広げる効果がある。
【0097】また、この発明は以上説明したように、給
湯機能が装備されて、この給湯機能を空気調和機能の冷
媒サイクル回路により付勢する空気調和手段を設けたも
のである。これによって、洗面台と空気調和手段が一体
的に構成されて設置所要スペースが少なくなる。また、
空気調和機能の冷媒サイクル回路により付勢される給湯
機能により要時に給湯することができる。
【0098】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、給湯機能が
空気調和機能の冷媒サイクル回路により付勢され、熱を
有効に利用できてエネルギーを節減する効果がある。
【0099】また、この発明は以上説明したように、フ
ィンを螺旋状に巻いて構成された熱交換器を装備した空
気調和手段を設けたものである。これによって、洗面台
と空気調和手段が一体的に構成されて設置所要スペース
が少なくなる。また、フィンを螺旋状に巻いて構成され
た熱交換器により小形であって高効率の熱交換作用が得
られる。
【0100】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、熱交換器の
小形化によりドライヤー等の他の機能を洗面台装置に搭
載するスペースを捻出することができ、また他の器物の
収納スペースが拡大して使い勝手が向上し、また躯体を
小形化、軽量化する効果がある。
【0101】また、この発明は以上説明したように、長
手直交断面が湾曲した形状に構成された熱交換器を装備
した空気調和手段を設けたものである。これによって、
洗面台と空気調和手段が一体的に構成されて設置所要ス
ペースが少なくなる。また、熱交換器を長手直交断面が
湾曲した形状に構成することにより設置所要スペースを
節減することができる。
【0102】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、熱交換器の
設置所要スペースの減少によりドライヤー等の他の機能
を洗面台装置に搭載するスペースを捻出することがで
き、また他の器物の収納スペースが拡大して使い勝手が
向上し、また躯体を小形化、軽量化する効果がある。
【0103】また、この発明は以上説明したように、躯
体に設けられた鏡を加温する機能を付勢すると共に、給
湯機能を付勢する熱交換器を装備した空気調和手段を設
けたものである。これによって、洗面台と空気調和手段
が一体的に構成されて設置所要スペースが少なくなる。
また、同じ熱交換器により躯体に設けられた鏡が加温さ
れると共に給湯機能が加熱される。
【0104】そして、浴室に隣接して配置されて脱衣所
に兼用される比較的に狭い洗面室に、空気調和機能を有
する洗面台装置を容易に設置することができる。このた
め、洗面台装置の空気調和機能によって洗面室を空気調
整して快適性を向上する効果がある。また、熱交換器を
給湯用及び鏡の曇り止め用に両用することによりエネル
ギーを節減でき、また装置を小形化、軽量化する効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す斜視図。
【図2】 図1の正面図。
【図3】 図2の縦断側面図。
【図4】 図1の洗面台装置の暖房動作時の状態を説明
する図。
【図5】 図4の縦断側面図。
【図6】 図1の洗面台装置の設置状態を説明する図。
【図7】 この発明の実施例2を示す斜視図。
【図8】 図7の縦断側面図。
【図9】 図7の洗面台装置の暖房運転時の参考冷媒回
路図。
【図10】 図7の洗面台装置の冷房運転時の参考冷媒
回路図。
【図11】 この発明の実施例3を示す斜視図。
【図12】 この発明の実施例4を示す斜視図。
【図13】 図12の右縁部寄り縦断側面図。
【図14】 図12の左縁部寄り縦断側面図。
【図15】 この発明の実施例5を示す斜視図。
【図16】 図15の装置の内部構成を説明する図。
【図17】 図15の熱交換器を模式的に示す拡大図。
【図18】 図17の熱交換器のフィンの拡大図。
【図19】 図16の上部熱交換器の拡大斜視図。
【図20】 図16の下方の熱交換器の拡大斜視図。
【図21】 図16の正面熱交換器の拡大正面図。
【図22】 図21のXXII−XXII線断面図。
【符号の説明】
1 躯体、3 流し、5 鏡、6 空気送出口、7 空
気送出口、8 空気吸入口、11 フィルター、21
第1上部空気送出口(曇り止め用送風口)、30 ヒー
ター及び水蒸気発生器、32 ドライヤー送風機、34
水蒸気吹出口、41 上部熱交換器(スレッドフィン
熱交換器)、45 下部熱交換器(スレッドフィン熱交
換器)、46 正面熱交換器(給湯機能)、120 空
気調和手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 厚志 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも流しが設けられて室内に配置
    される躯体と、この躯体の前面上方寄りに設けられて上
    記室内に開口した空気送出口及び空気吸入口の両者の一
    方並びに上記両者の一方から上記躯体の前面下方寄りに
    離れて設けられて上記室内に開口した上記両者の他方を
    介して上記室内の空気を調整する空気調和手段とを備え
    た洗面台装置。
  2. 【請求項2】 暖房時に躯体の前面下方寄りの空気送出
    口から送風し、冷房除湿時に上記躯体の前面上方寄りの
    空気送出口から送風する空気調和手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の洗面台装置。
  3. 【請求項3】 空気清浄フィルター及び脱臭フィルター
    の少なく共一方の機能を有するフィルターを装備した空
    気調和手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の洗
    面台装置。
  4. 【請求項4】 躯体に設けられた鏡と、この鏡を加温す
    る機能を装備した空気調和手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の洗面台装置。
  5. 【請求項5】 スチームの吹き出し機能を装備した空気
    調和手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の洗面
    台装置。
  6. 【請求項6】 ドライヤー機能を装備した空気調和手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の洗面台装置。
  7. 【請求項7】 躯体に設けられた鏡を加温する機能、ス
    チームの吹き出し機能及びドライヤー機能を装備し、か
    つ上記各機能を独立させて選択的に制御する空気調和手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の洗面台装
    置。
  8. 【請求項8】 給湯機能を装備し、この給湯機能を空気
    調和機能の冷媒サイクル回路により付勢する空気調和手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の洗面台装
    置。
  9. 【請求項9】 フィンを螺旋状に巻いて構成された熱交
    換器を装備した空気調和手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の洗面台装置。
  10. 【請求項10】 長手直交断面が湾曲した形状の熱交換
    器を装備した空気調和手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の洗面台装置。
  11. 【請求項11】 躯体に設けられた鏡を加温する機能を
    付勢すると共に、給湯機能を付勢する熱交換器を装備し
    た空気調和手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の洗面台装置。
JP7156303A 1995-06-22 1995-06-22 洗面台装置 Pending JPH09462A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006061407A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 静電霧化装置付き洗面化粧台
JP2007054238A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Matsushita Electric Works Ltd 洗面化粧台
CN109480667A (zh) * 2018-11-20 2019-03-19 郭亮 一种卫浴用多功能洗漱装置
KR20220140089A (ko) * 2021-04-08 2022-10-18 주식회사 아이콘 실내 세면대의 제습기

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