JP3467798B2 - ウォーターベッド - Google Patents

ウォーターベッド

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JP3467798B2
JP3467798B2 JP10669493A JP10669493A JP3467798B2 JP 3467798 B2 JP3467798 B2 JP 3467798B2 JP 10669493 A JP10669493 A JP 10669493A JP 10669493 A JP10669493 A JP 10669493A JP 3467798 B2 JP3467798 B2 JP 3467798B2
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はウォーターベッドに関
し、特に冷風によってベッドの上面を冷やすことのでき
るウォーターベッドに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、人がウォーターベッド上で横
になったときに冷たく感じて眠れないことがないよう
に、ウォーターベッドのウォーターバッグに封入される
流動体は、ヒータによって所望の温度に温められるよう
になっている。ウォーターバッグの温度はセンサーによ
って常に検知されており、ウォーターバッグが冷えると
ヒータへの通電が行われ、ウォーターバッグが一定温度
を越えた場合にはヒータへの通電がオフされ自然放熱に
よって冷却される。こうして、ウォーターバッグの温度
は所望の温度に調節されるようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、温めら
れたウォーターバッグの表面には室内の湿気による水滴
が付き易く、寝苦しさを増すだけでなくカビが発生する
恐れもあり、好ましくなかった。 【0004】そこで本発明は、ウォーターバッグ表面の
湿気を除去することのできるウォーターベッドの提供を
技術的課題とする。 【0005】 【発明の構成】 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明において講じた技術的解決手段は、ベッドフレ
ームと、該ベッドフレームに配設されるウォーターバッ
グと、該ウォーターバッグを温めるヒータと、前記ウォ
ーターバッグに接触して形成される通気路と、該通気路
に連通する熱交換室と、該熱交換室に配設され前記通気
路に熱交換室内の空気を送るファンと、第1熱交換面と
第2熱交換面を有する熱電変換素子と、前記第1熱交換
面と前記熱交換室内の空気との熱交換を行って前記熱交
換室内の空気を冷却する第1熱交換手段と、前記第2熱
交換面の熱を外部に放熱させる第2熱交換手段を備えた
ことを特徴とするウォーターベッドである。 【0007】 【作用】熱電変換素子は通電される電流の向きによっ
て、第1熱交換面と第2熱交換面のどちらか一方が発熱
面、他方が吸熱面として作用するようになっているが、
第1熱交換面を吸熱面として作用させると、熱交換室内
の空気は第1熱交換面によって冷却される。これによっ
て熱交換室内の空気の湿度が下がり、乾燥した空気流が
ファンによって通気路に送られ、ウォーターバッグの表
面に付着した水滴が除去される。 【0008】 【実施例】本発明の第一実施例を図1乃至図3に基づい
て説明する。図1は本実施例のウォーターベッドの断面
を模式的に示したものである。ウォーターベッド1のベ
ッドフレーム2は、マットレス3が載置されるベースフ
レーム2bと、ベースフレーム2bの一端部に配設され
るキャビネット2aと、ベースフレーム2bの他端部に
配設されるフットボード2cより構成されている。ベー
スフレーム2b上のマットレス3はウレタン等の発泡体
より形成され、3枚のウォーターバッグ4が積層される
凹部3aが中央部に形成されている。そして、ウォータ
ーバッグ4及びマットレス3は、シーツカバー9によっ
て包まれている。図2、図3に示すように、ウォーター
バッグ4の頭部側端部及び脚部側端部には切欠き4a、
4bが形成され、特に最上面に位置するウォーターバッ
グ4の上面には、複数本の溝4cが形成されている。 【0009】また、マットレス3には凹部3aに連通す
る2つの通気路が形成されている。 【0010】1つはマットレス3の頭部側端部(図1に
て左側)の側面から凹部3aに向けて形成される第1通
気路5で、もう1つは凹部3aの脚部側端部(図1にて
右側)からマットレス3の下面に向けて形成され、ベー
スフレーム2bに形成された穴部8bに連通する第2通
気路6である。第1通気路5の一端は、キャビネット2
aに形成された穴部8aより後述する熱交換装置10の
熱交換室10aに連通しており、他端はウォーターバッ
グ4の切欠き4aを介してウォーターバッグ4上の溝4
cに連通している。従って、熱交換装置10の熱交換室
10aより送られる冷風は、第1通気路5から切欠き4
a、溝4c、切欠き4b、第2通気路6と順に通され
て、べースフレーム2bの穴部8bより外気に吹き出さ
れるようになっている。 【0011】次に、キャビネット2a内部に配設される
熱交換装置10について説明する。 【0012】熱交換装置10は、第1熱交換面11aと
第2熱交換面11bを有する熱電変換素子11と、第1
熱交換面11aと第2熱交換面11bの各面に配設され
る吸熱側フィン12及び発熱側フィン13と、吸熱側フ
ィン12及び発熱側フィン13に空気流を送るモータ1
4及びファン15より、主に構成されている。 【0013】キャビネット2a内には断面L字型の仕切
壁16が配設されており、この仕切壁16によってキャ
ビネット2a内の空間は、吸熱側フィン12の配設され
る熱交換室10aと発熱側フィン13の配設される排熱
室10bとに分画されている。また、熱電変換素子11
はキャビネット2aに配設された断面L字型の仕切壁1
6に埋設されることによって、キャビネット2a内に配
設される。熱電変換素子11は一方面が吸熱面、他方面
が発熱面として作用するもので、通電される電流の向き
によって作用する面が逆になるものである。しかし、本
実施例では電流の向きは一方向に定められ、吸熱側フィ
ン12に接触する第1熱電変換素子11aが吸熱面、ま
た発熱側フィン13に第2熱電変換素子11bが発熱面
として作用するようになっている。尚、図1では各フィ
ンを模式的に図示してあるため、ファン15からの送風
方向に対して垂直に描かれているが、実際には送風方向
と平行になるように配設されている。 【0014】キャビネット2aの壁面の上方部には排気
口17が形成され、また下端部には吸込み口18が形成
されている。排気口17と吸込み口18はキャビネット
内の熱交換室10a、排熱室10bと連通しているが、
排気口17はファン15からの送風によって、実際には
排熱室10bのみと連通するようになっている。 【0015】ウォーターバッグ4の最下端には、ヒータ
19が配設されている。ヒータ19はウォーターバッグ
4に接触してウォーターバッグ4内に封入された流動体
を所望の温度に温めるものであり、図示しない制御装置
と操作パネルによってオン・オフを制御されるようにな
っている。 【0016】次に、第1実施例の作用について説明す
る。通常、ウォーターバッグ4は操作パネルから指定さ
れた温度を維持するよう、ヒータ19によって温められ
ている。 【0017】ここで、操作パネル上の冷風発生を指示す
るスイッチがオンされるとモータ14、ファン15に通
電が行われる。ファン15の回転によって、吸込み口1
8から外気が吸引され、仕切板16で仕切られた吸熱側
フィン12と発熱側フィン13の両方に空気流を送り出
す。また、モータ14、ファン15への通電と同時に熱
電変換素子11にも通電が行われ、第1熱交換面11a
が冷却し、第2熱交換面11bは発熱する。このため、
吸熱側フィン12は第1熱交換面11aによって冷却さ
れ、さらにファン15によって起こされた空気流と熱交
換を行って熱交換室10a内の空気を冷やす。このと
き、冷却によって空気中の湿気が除去されるために、熱
交換室10a内の空気は乾燥したものとなる。そして、
乾燥し且つ冷えた空気流は、穴部8aより第1通気路5
に送風され、第1通気路5からウォーターバッグ4の切
欠き4a、溝4c、切欠き4b、第2通気路6と順に通
されて、べースフレーム2bの穴部8bより外気に吹き
出される。そして、この乾燥した空気流によってウォー
ターバッグ4上の結露が除去される。一方、第2熱交換
面11bと熱交換を行った発熱側フィン13は、さらに
ファン15により送られた空気流と熱交換をして、排気
口17より温風を吹き出す。 【0018】このように、本実施例ではウォーターバッ
グ4上に送る空気流を冷却することによって、空気中の
湿気を除去することが可能であるため、送風する空気流
を乾燥した空気流とすることができる。従って、ウォー
ターバッグ4の表面の結露を除去して、快適な寝心地を
提供することが可能である。従来、特に梅雨の季節に
は、結露が多く生じて寝心地を悪化させるだけでなく、
カビが発生する恐れもあったが、本実施例ではこのよう
な不具合を解決することができる。尚、熱交換装置10
は、ファンの騒音防止や冷やしすぎを防ぐために、使用
者がウォーターベッドを使用していないときに作動させ
ることが好ましい。 【0019】次に、本発明の第2〜5実施例について説
明する。尚、以下の説明において第1実施例と同じ構成
については第1実施例と同じ番号符号を付与すること
で、説明を省略する。 【0020】まず、第2実施例について説明する。第2
実施例についても基本的な構成は第1実施例と同じであ
るが、第1実施例とは熱交換装置10の配設位置が異な
る。 【0021】第1実施例ではキャビネット2a内に熱交
換装置10が配設されているが、第2実施例では図4に
示すようにベースフレームの下面に熱交換装置10が配
設されている。そして、熱交換装置10より送られる冷
却された空気流は、マットレス3に形成された第1通気
路5、ウォーターバッグ4に形成された切欠き4aを通
ってウォーターバッグ4の上面に流れ、さらに切欠き4
aと反対側の切欠き4b、第2通気路6を通って、外気
へと排気される。第2実施例では、ベッドフレームの先
端部分がキャビネット型でなく、図示するようなヘッド
ボードタイプであっても熱交換装置10を配設すること
ができるため、ベッド全体の長手方向の長さを短くする
ことができる。 【0022】次に第3実施例について図5、図6に基づ
いて説明する。第3実施例でも第2実施例と同様に熱交
換装置10をベースフレーム2bの下面に熱交換装置1
0を配設したものである。特に、第3実施例では、ウォ
ーターバッグ4の中央部に複数の貫通穴4dをそれぞれ
設け、貫通穴4dの下部に熱交換装置10を配設して乾
燥した冷風を送るようにした。第3実施例では、熱交換
装置10より発生した冷風が貫通穴4dを通ってウォー
ターバッグ4の上面に送られ、シーツカバー9をを通り
抜けて外気に放出されるようになっている。この場合に
も、同様にウォーターバッグ4に付着した露を除去する
ことができる。 【0023】第4実施例では、図7、図8に示すよう
に、熱交換装置10にチューブ21が接続されている。
チューブ21は、最上面のウォーターバッグ4に形成さ
れた溝4cの数と同数の枝部21aに枝分かれしてお
り、各枝部21aは溝4cに載置されるようになってい
る。枝部21aの末端部は閉塞されているが、枝部21
aには複数の排気穴21bが形成されており、熱交換装
置10より送風される冷気流はこの排気穴21bよりウ
ォーターバッグ4の上面に吹き出される。このように構
成した場合には、冷気流がウォーターバッグ4の上面に
均等に吹き出されるため、ウォーターバッグ4上に付着
した結露の全体を効率よく除去させることが可能とな
る。 【0024】第5実施例では、図9、図10に示すよう
に、熱交換装置10をベースフレーム2bの下方に設
け、ここからウォーターバッグ4の上面に冷風を送るよ
うにした点では上記実施例と同様であるが、熱交換装置
10の排気口にエアガイド22を設けた点で異なる。エ
アガイド22は、熱交換装置10からウォーターバッグ
4の上面の一部にかかるよう延びており、熱交換装置1
0から送られる空気流は、このエアガイド22に沿って
ウォーターバッグ4の上面に送られ、エアガイド22か
ら吐き出されると、シーツカバー9より通り抜けて外気
へと吹き出されるようになっている。この場合にも同様
に結露を除去することができる。 【0025】 【発明の効果】本発明によれば、熱電変換素子によって
乾燥した冷風がウォーターバッグに送られるため、ウォ
ーターバッグに付着した結露を除去することが可能とな
り、寝心地を良くする他、ウォーターバッグ、マットレ
スにつきやすいカビを防止することができる。 【0026】また、冷風によってウォーターバッグの表
面を冷やすこともできるため、夏の日差しが当たって必
要以上にベッドの上面が温められている場合には、不快
な熱を奪うことができ、快適な睡眠を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例のウォーターベッドの縦断
面を模式的に示す。 【図2】図1のA−A断面を示す。 【図3】第1実施例のウォーターバッグの斜視図を示
す。 【図4】本発明の第2実施例のウォーターベッドの縦断
面を模式的に示す。 【図5】本発明の第3実施例のウォーターベッドの横断
面を模式的に示す。 【図6】第3実施例のウォーターバッグの斜視図を示
す。 【図7】本発明の第4実施例のウォーターベッドの横断
面を模式的に示す。 【図8】第4実施例の熱交換装置に配設されたチューブ
を示す。 【図9】本発明の第5実施例のウォーターベッドの縦断
面を模式的に示す。 【図10】第5実施例のウォーターバッグ及びエアガイ
ドの斜視図を示す。 【符号の説明】 1 ウォーターベッド 2 ベッドフレーム 3 マットレス 4 ウォーターバッグ 4c 溝(通気路) 4d 貫通穴(通気路) 10 熱交換装置 10a 熱交換室 11 熱電変換素子 11a 第1熱交換面 11b 第2熱交換面 12 吸熱側フィン(第1熱交換手段) 13 発熱側フィン(第2熱交換手段) 19 ヒータ 21 チューブ(通気路) 22 エアガイド(通気路)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ベッドフレームと、該ベッドフレームに
    配設されるウォーターバッグと、該ウォーターバッグを
    温めるヒータと、前記ウォーターバッグに接触して形成
    される通気路と、該通気路に連通する熱交換室と、該熱
    交換室に配設され前記通気路に熱交換室内の空気を送る
    ファンと、第1熱交換面と第2熱交換面を有する熱電変
    換素子と、前記第1熱交換面と前記熱交換室内の空気と
    の熱交換を行って前記熱交換室内の空気を冷却する第1
    熱交換手段と、前記第2熱交換面の熱を外部に放熱させ
    る第2熱交換手段を備えたことを特徴とするウォーター
    ベッド。
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