JPH09100432A - インク組成物 - Google Patents

インク組成物

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JPH09100432A
JPH09100432A JP25612595A JP25612595A JPH09100432A JP H09100432 A JPH09100432 A JP H09100432A JP 25612595 A JP25612595 A JP 25612595A JP 25612595 A JP25612595 A JP 25612595A JP H09100432 A JPH09100432 A JP H09100432A
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JP
Japan
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particles
ink
ink composition
water
cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP25612595A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawaguchi
隆 川口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 描いた文字像を水洗によって容易に除去する
ことができ、少量にて十分な隠蔽性を備えることにより
被描画物に鮮明な文字像を形成でき、且つ、その溶媒と
して水を用いる場合にも、製造が非常に容易なインクを
提供する。 【解決手段】着色剤として、体積平均粒径が約1μm以
上で、その表面に金属蒸着層12を形成した粉体粒子1
1を溶媒中に分散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なインクに関
するものであり、詳しくは、布地、皮革、紙等の被描画
物に鮮明な画線や文字を描くことができ、且つ水洗によ
って除去することができるインクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アパレル産業やホームソーイング
においては、布生地を縫製時に使用する形状に切断する
ために、型紙が使用されている。また、縫製にあたって
は、切断パターンや縫目パターン、縫い合わせ箇所、縫
い方種類等の縫製情報は型紙上やマニュアルに記載され
ている。
【0003】これらの方法では、最終的には不要となる
型紙を紙で作成しなければならず、また、型紙を用いて
切断パターンや縫目パターン等を布に描く手間、さら
に、縫製情報をマニュアル等を参照しながら縫製しなけ
ればならない手間等、多くの手間や時間が必要となって
しまう。
【0004】そこで、本出願人は、型紙を不要とし、縫
製情報を直接布生地に描画する新規な縫製情報マーキン
グ装置を、特開平4−91207号公報や実開平4−1
31618号公報等で提案している。
【0005】これらの縫製情報マーキング装置を用い
て、布地紙等の被描画物に切断パターンや縫製情報等の
画線や文字を描く場合、最終的には、描かれた画線や文
字等の縫製情報を、洗浄によって消すことができなけれ
ばならないが、染料系のインクを使用すると、布繊維に
直接染料が接触するため、この染料によって布繊維が染
色され、布生地に描画された縫製情報が、縫製終了後に
水洗しても消去されず残ったままになってしまうことが
ある。
【0006】このような布繊維への染色を避けるため
に、顔料系インクを使用することが考えられる。本出願
人は、特開平4−239069号公報で、縫製情報マー
キング装置に使用するインク組成物として、酸化チタン
や炭酸カルシウム等の白色顔料を5重量%以下の範囲で
液化したインク組成物の提案を行っている。
【0007】ところで、着色剤として用いられる顔料
は、粒子径が、多くの場合1μmより小さいような非常
に小さい粒子であるために、繊維間に侵入してしまい、
水洗等の物理的剪断を加えても除去し難いことがある。
これを避けるためには、体積平均粒径が1μm以上の粉
体粒子(以下粒子という)を特開平4−370160号
公報に開示された方法等により着色し、着色剤とすれ
ば、粒子径が比較的大きいため、繊維間に侵入すること
なく表面にて堆積して、水洗等の操作で容易に消去する
事が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記粒
子を用いたインクを使用して、黒や濃い茶等の濃暗色系
の布地に印字する場合には、白色や黄色等の、濃暗色上
で識別できる色にする必要がある。ところが、これらの
色で着色文字像を鮮明に認識できるだけの隠蔽性を確保
するためには、描かれた文字像に一定の厚みが必要であ
り、その厚みに相当する量のインクが必要である。特
に、平織り布等の比較的織り目の荒い布の場合、インク
がシミ通し現象を引き起こし、裏面まで抜けてしまうか
ら、インクを大量に用いる結果となる。インクを大量に
用いると、コストがかかるのみならず、印字時間が多く
かかる上、インクの補充も頻繁に行わなければならず不
便である。
【0009】また、上記粒子を用いたインクを製造する
場合、溶媒としては、安全性や簡便性の点で水を用いる
と都合がよいが、粒子として、例えば樹脂粒子を用いる
と、この樹脂粒子の表面張力は水よりも低いため、分散
が大変困難で、大量の界面活性剤を使用して長時間分散
行程を行わなければならない。加えて、この界面活性剤
のために、泡発生等の副作用が生じる可能性も極めて高
い。
【0010】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、文字像が水洗によって容易に除
去することができるインクにおいて、少量にて十分な隠
蔽性を備えることにより被描画物に鮮明な文字像を形成
でき、その溶媒として水を使用する場合においても、分
散製造行程が容易なインクを提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のインク組成物は、被描画
物の表面に一時的に残留するが、最終的には洗浄により
前記表面から除去可能であって、着色剤として、体積平
均粒径が約1μm以上で、表面に金属蒸着処理を施した
粉体粒子を溶媒中に分散している。
【0012】上記の構成を有するインク組成物を用い
て、被描画物に文字・画線等を描いた場合、インクの溶
媒は速やかに被描画物中に浸透又は蒸散し、その大部分
が被描画物表面から消失する。一方、微細分散された粒
子は、被描画物表面に堆積し、文字、画線等を画定す
る。そして、その画線部は、水洗すると、画線部を構成
している粒子が水に分散除去され、被描画物表面から消
去される。
【0013】このようなインクを平織り布等の織り目の
粗い布へ印字した場合、インクがシミ通し現象を引き起
こしても、蒸着処理を施した粒子を着色剤として用いて
いるため、その金属光沢により非常に隠蔽性が高く、イ
ンク使用量を少なくして印字像を形成しても、問題無く
上記文字像を認識することが可能となる。
【0014】また、溶媒として水を用いて本発明のイン
ク組成物を製造する際には、粒子表面に施した金属蒸着
処理のため、上記粒子表面の表面張力が大幅に上昇し、
分散操作が非常に容易なものとなる。このため、分散工
程に使用する界面活性剤も、様々なものが利用でき、使
用量も少量で済み、泡の発生を比較的抑制することが可
能となる。
【0015】また、請求項2に記載のインク組成物は、
金属蒸着処理として、アルミニウムを用いている。これ
により、隠蔽性が高く、分散の容易なインクを簡便に製
造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】本発明のインク組成物は、被描画物を選ば
ないが、直接布生地に描画する縫製マーキング装置を用
いた場合のインクについて説明する。
【0018】まず、分散する粒子11の材質である核物
質13には、有機又は無機の重合粒子、粉砕粒子、噴霧
粒子等を使用できる。但し、粒径があまり小さすぎる
と、布の繊維中に入り込んで水洗では除去し難くなるの
で、体積平均粒径が1μm以上、望ましくは7μm以
上、さらに望ましくは10μm以上の粒子を使用する。
体積平均粒径の測定はコールター式の測定器(コールタ
ー社製マルチサイザー2)を用い、アパチャー径50μ
mのアパチャーチューブで測定した値である。
【0019】ここで、重合粒子とは、乳化重合、溶液重
合、懸濁重合、分散重合、シード重合等の有機化学的方
法によって得られる粒子である。また、粉砕粒子とは、
比較的大きな塊又は粒子を機械的に粉砕して細かく砕い
た粒子のことである。そして、噴霧粒子とは、スプレー
ドライ方式等の噴霧機によってスラリーや溶液等が急速
に乾燥されて噴霧されたミストが粒子になるものであ
る。高温の液体を同様の方法で噴霧して、急速に冷却す
ることでも粒子が得られる。
【0020】また、この実施形態では、縫製情報を布生
地に描画するので、描画された布にアイロンがかけられ
ることを考慮し、耐熱性粒子を用いる。耐熱温度は、ア
イロンの最高温度である約220℃以上の耐熱性を有す
る粒子が望ましい。耐熱性粒子としては、重合粒子や粉
砕樹脂粒子等を架橋構造にして耐熱性を付与したもの、
無機物質を粉砕して微粒子にしたもの等がある。具体的
には、乳化重合、懸濁重合、溶液重合等によって得られ
る架橋(耐熱性)重合粒子や、タルクや酸化チタン等の
無機顔料である。
【0021】そして、粒子11表面に形成された金属蒸
着層12は、主として真空蒸着法、スパッタリング法、
イオンプレイティング法等の公知の手法により、厚さ1
0〜100nm程度に形成された、アルミニウム、銅、
銀、金、クロム、ニッケル、チタン等の金属、又はそれ
らの合金の蒸着膜によって構成される。これにより良好
な金属光沢を備え、隠蔽性に優れた粒子を形成すること
が可能となる。加えて粒子の表面張力が増大するため、
溶媒として水を用いた場合においても、分散が容易とな
る。
【0022】
【実施例】以下に本実施例の銀色インクの具体的な処方
と効果について説明する。
【0023】あらかじめ、重合粒子(積水化成製:MB
X−8 粒径約8μm)表面にスパッタリング法にてア
ルミニウム(Al)蒸着を施し、銀色粒子を作成した。
【0024】次に、以下の組成にてマーキング用インク
を作成した。
【0025】 銀色粒子 20重量部 蒸留水 63重量部 エチレングリコール 15重量部 分散剤(三洋化成工業製ノニポール160) 1重量部 バインダ剤(信越化学製メトローズ65SH400) 1重量部 上記の材料を公知の手法を用いて均質に混合分散して銀
色インクを得た。粒子分散は攪拌する程度で可能であ
り、非常に容易であった。常温における粘度は200c
psであった。
【0026】上記銀色インクを、実開平4−13161
8号公報記載の縫製マーキング装置に搭載して、黒色平
織り布地上に描画テストを行った。
【0027】できあがった文字像は、銀色のため認識す
ることが容易であった。また、できあがった文字像を水
洗い(つけ置きのみ)にて洗浄したところ、完全に文字
像が消滅した。
【0028】(比較例1)比較例として、本実施例の銀
色粒子の代わりに着色粒子(粒径約20μm)を用い
て、以下の組成にてマーキング用インクを作成した。
【0029】 黄色粒子(大日精化製ラブコロールエロー) 20重量部 蒸留水 63重量部 グリセリン 15重量部 分散剤(三洋化成工業製ノニポール160) 1重量部 バインダ剤(信越化学製メトローズ65SH400) 1重量部 上記の材料を公知の手法を用いて均質に混合分散しよう
としたが、分散が非常に困難であり、ビーズミルにて分
散に長時間を要してようやく黄色インクを得た。常温に
おける粘度は180cpsであった。
【0030】上記黄色インクを、実開平4−13161
8号公報記載の縫製マーキング装置に搭載して、黒色平
織り布地上に描画テストを行った。
【0031】できあがった文字像は、認識することが困
難であった。視認性を向上させようとしたところ、隠蔽
性を大幅に向上させる必要性が生じ、インク使用量が大
幅に増えた。
【0032】また、できあがった文字像を水洗い(つけ
置きのみ)にて洗浄したところ、完全に文字像が消滅し
た。
【0033】(比較例2)あらかじめ、微小粒径の重合
粒子(大日本インキ化学製:グランドールPP2000
S 粒子径0.5μm程度)表面にスパッタリング法に
てAl蒸着を施し、銀色粒子を作成した。
【0034】次に以下の組成にてマーキング用インクを
作成した。
【0035】 銀色粒子 20重量部 蒸留水 63重量部 グリセリン 15重量部 分散剤(三洋化成工業製ノニポール160) 1重量部 バインダ剤(信越化学製メトローズ65SH400) 1重量部 上記の材料を公知の手法を用いて均質に混合分散して銀
色インクを得た。粒子分散は攪拌する程度で可能であ
り、非常に容易であった。常温における粘度は200c
psであった。
【0036】上記銀色インクを、実開平4−13161
8号公報記載の縫製マーキング装置に搭載して、黒色平
織り布地上に描画テストを行った。
【0037】できあがった文字像は銀色のため認識する
ことが容易であった。しかしながら、できあがった文字
像を水洗い(つけ置きのみ)にて洗浄したところ、文字
像がほとんど消滅しなかった。これは粒子径が非常に小
さい(0.5μm程度)ため、繊維の間に粒子が入り込
んで残留してしまい、水洗い程度では除去することがで
きなくなってしまったためである。このため、水洗後の
布を観察すると、描画されていた部分にはっきりと銀色
線が残って見える。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載のインク組成物は、着色剤である粉体粒子を約1
μm以上の体積平均粒径としたため、繊維間に侵入する
ことなく被描画物の表面に堆積し、水洗によって完全に
除去することができる。また、この粒子の表面に金属蒸
着を施したため、平織り布のようなインクシミ通し現象
を引き起こしやすい布地を被描画物に用いても、その金
属光沢により、少量のインクを用いるのみで充分な隠蔽
力を備えた文字像を形成することが可能である。さら
に、溶媒として水を用いる場合でも、金属蒸着による表
面張力の上昇により、粒子の分散を非常に容易にするこ
とができる。
【0039】また、請求項2に記載のインク組成物は、
アルミニウムを用いることにより、簡便に金属蒸着をす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の銀色粒子の断面解説図である。
【符号の説明】
11 粒子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被描画物の表面に一時的に残留するが、
    最終的には洗浄により前記表面から除去可能なインク組
    成物において、 着色剤として、体積平均粒径が約1μm以上で、その表
    面に金属蒸着処理を施した粉体粒子を溶媒中に分散した
    ことを特徴とするインク組成物。
  2. 【請求項2】 前記金属蒸着処理として、アルミニウム
    を用いることを特徴とする請求項1に記載のインク組成
    物。
JP25612595A 1995-10-03 1995-10-03 インク組成物 Pending JPH09100432A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150646A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 能美防災株式会社 遮光剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150646A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 能美防災株式会社 遮光剤

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