JPH09100079A - エレベータのつり合チェーン振れ止装置 - Google Patents

エレベータのつり合チェーン振れ止装置

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JPH09100079A
JPH09100079A JP25483495A JP25483495A JPH09100079A JP H09100079 A JPH09100079 A JP H09100079A JP 25483495 A JP25483495 A JP 25483495A JP 25483495 A JP25483495 A JP 25483495A JP H09100079 A JPH09100079 A JP H09100079A
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chain
mounting
frames
mounting frames
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Motoharu Otsuka
元治 大塚
Kenji Miyamoto
健治 宮本
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Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】据付が容易でつり合チェーンの寿命の低下を防
ぐことのできるエレベータのつり合チェーン振れ止装置
を得ることである。 【解決手段】かご用のガイドレール9Aとつり合おもり
用ガイドレールに対して短い取付枠11Aをレールクリッ
プ10を介して水平に固定する。このうち、ガイドレール
9A側の取付枠11Aの間には、長い取付枠11Bを固定
し、ガイドレール9B側の取付枠11Aの間には、僅かに
短い取付枠11Cを固定する。これらの取付枠11B,11C
の上面に一対の取付枠12Aを直交方向に且つ互いに平行
に載置する。この取付枠12Aは、取付枠12Bで固定し、
この取付枠12Bと取付枠11B,11Cの間に圧縮コイルば
ね13を両ねじボルト15を介して挿着する。チェーン振れ
止具20は、各取付枠12Aにそれぞれ一組固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのつり
合チェーン振れ止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のエレベータのつり合チェ
ーン振れ止装置と、このつり合チェーン振れ止装置が据
え付けられた昇降路を示す図である。図10において、ピ
ット1bには、つり合チェーン振れ止装置の架台7が設
置され、モルタル8で下端が固定されている。
【0003】この架台7は、切断された複数本の山形鋼
を溶接で組み立てて、図10においては、門形に形成さ
れ、図10のE−E矢視図では、図11に示すように略額縁
状に構成されている。
【0004】架台7の上面の前後の左右には、以下説明
するチェーン振れ止具20が対称的に配置されている。
【0005】このチェーン振れ止具20は、2本の山形鋼
から溶接でL字形に構成されたローラベース6と、この
ローラベース6の上面に立設された短い山形鋼製の一対
のローラ支え6bと、このローラ6bの2面に対して図
示しないローラ軸を介して遊嵌されたローラ6aとで構
成されている。これらの4個のローラ6aの間に形成さ
れた長方形の空間には、図10で示すようにU字状に懸架
されたつり合チェーン5が遊嵌している。
【0006】ローラベース6は、3本のボルト6cで架
台7に固定され、ローラベース6に立設されたローラ支
え6bは、溶接で固定されている。これらのローラ支え
6bには、破線で示す一対のローラ軸がそれぞれ貫設さ
れ、これらの軸には、ローラ6aがそれぞれ遊嵌され、
これらのローラ6bは、軸の端部に挿着された詳細省略
した止め軸によって軸からの脱落防止が図られている。
【0007】一方、図1においては、昇降路1の上端に
設けられた図示しない機械室の巻上機に懸架された主索
4の片側の下端に対して、かご2が懸架され、他側の主
索4の下端に対して、つり合おもり3が懸架されてい
る。昇降路1の壁1aには、かご2とつり合おもり3を
案内する図示しない二組の案内レールが平行に縦設され
ている。
【0008】このように構成されたエレベータでは、か
ごの昇降に伴って生じるかご側とつり合おもり側の主索
の荷重の不平衡を緩和するために、つり合チェーン5が
取り付けられている。
【0009】また、かご2の昇降とともに上端が上下す
るつり合チェーン5の揺れを防ぐために、チェーン振れ
止具20などで構成するつり合チェーン振れ止装置が設置
され、もし、つり合チェーン5が揺動した場合には、つ
り合チェーン5は4組のチェーン振れ止具20に組み込ま
れたローラ6aに接触することで、振れの増幅によるか
ごへの影響が防がれている。
【0010】したがって、このつり合チェーン振れ止装
置は、かご2やつり合おもり3の位置を位置決めする図
示しない据付治具を基準にして、つり合チェーン5が4
個のローラ6aの中心に位置するように調整して水平に
設置される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成されたつり合チェーン振れ止装置においては、かご
2に搭載されたバランスおもりの調整によって、チェー
ン振れ止具20の位置を修正する場合には、ボルト6cを
緩めて調整しているが、もし、大幅に修正する必要があ
る場合には、架台7を移動しなければならない。
【0012】そのためには、モルタル8を取り除いて、
移動させ、再び水平に出さなければならない。そのた
め、架台7を構成する山形鋼の一部を切断して、その位
置を変えたり、新たに追加する方法も採られているが、
すると、このつり合チェーン振れ止装置の据付に時間が
かかって、このエレベータが設置される建物の他の工事
によって制約され限られた期間内には、設置できなくな
るおそれがある。
【0013】もし、つり合チェーン案内装置の据付精度
が不十分の場合には、つり合チェーン5の片面だけがロ
ーラ6aと常に摺動するので、つり合チェーン5の片面
だけが摩耗し、寿命を損うおそれもある。そこで、本発
明の目的は、据付が容易でつり合チェーンの寿命の低下
を防ぐことのできるエレベータのつり合チェーン振れ止
装置を得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
エレベータのつり合チェーン振れ止装置は、昇降路の壁
面のかご用レールに両端が固定される第1の取付枠と、
この第1の取付枠と対置して昇降路の壁面のつり合おも
り用レールに両端が固定される第2の取付枠と、第1,
第2の取付枠の上面に第1,第2の取付枠と鎖交して載
置されこの第1,第2の取付枠に弾性体を介して移動自
在に支持される第3の取付枠と、この第3の取付枠に取
り付けられ昇降路に垂下されるつり合チェーンの下部を
案内する複数のローラが取り付けられた少くとも一対の
チェーン振れ止具とを備えたことを特徴とする。
【0015】また、請求項2に記載の発明のエレベータ
のつり合チェーン振れ止装置は、第3の取付枠を、第
1,第2の取付枠に対して直交し互いに平行な2本で構
成し、各取付枠に一組のチェーン振れ止具を設けたこと
を特徴とする。
【0016】さらに、請求項3に記載の発明のエレベー
タのつり合チェーン振れ止装置は、第3の取付枠を、第
1,第2の取付枠に対して斜めに設けた1本としたこと
を特徴とする。
【0017】このような手段によって、本発明のエレベ
ータのつり合チェーン振れ止装置においては、かごのバ
ランス調整に伴うチェーン振れ止具の位置の調整を、こ
のチェーン振れ止具の第3の取付枠への固定部及び第
1,第2の取付枠のレールへの固定部によって行い、つ
り合チェーンの振れは、第1,第2の取付枠と第3の取
付枠との間の弾性体の変形で対応する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータのつり
合チェーン振れ止装置の一実施態様を図面を参照して説
明する。図1は、本発明のエレベータのつり合チェーン
振れ止装置の一実施態様を示す図で、従来の技術で示し
た図10に対応する図、図2は、図1のA−A矢視図で、
図11に対応する図である。
【0019】図1,図2において、従来の技術で示した
図10及び図11と大きく異なるところは、架台をピットに
据え付けなくて、ガイドレールに固定した点である。し
たがって、架台の構成が異なっている。なお、図10及び
図11と同一要素には、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0020】すなわち、図1及び図2においては、架台
7は図10及び図11と同様に形鋼の組み合せで、以下説明
するように構成されている。図2において、かご用の一
対のレール9Aの裏面側には、短い形鋼製の取付枠11A
が図6で後述する型成形品の一対のレールクリップ10に
よってボルトを介して横に固定されている。
【0021】これらの取付枠11Aの左端には、長い形鋼
製の取付枠11Bが図7で後述するようにボルトで固定さ
れている。同じく、つり合おもり用の一対のレール9B
の裏面側には、短い形鋼製の取付枠11Aが図6で後述す
る型成形品の一対のレールクリップ10によってボルトを
介して横に固定されている。
【0022】これらの取付枠11Aの右端には、取付枠11
Bと比べて短い形鋼製の取付枠11Cが図7で後述するよ
うにボルトで固定されている。これらの取付枠11B,11
Cの上面の中央部には、同じく山形鋼で製作された一対
の取付枠12Aが山形鋼の歯を上向きにして対称的に載置
され、各取付枠11B,11Cに固定されている。
【0023】一対の取付枠12Aの下面には、短い山形鋼
から製作された一対の取付枠12Bが歯を下向きにして対
称的に設けられ、図7で後述する“B1”部拡大詳細図
と同様に、長円穴に挿入されたボルトで固定されてい
る。
【0024】このうち、一対の取付枠12Aの上面には、
一対の取付枠12Bの間と左側の取付枠11Cの左側に対し
て、図10で示したチェーン振れ止具20が2本のボルトで
固定されている。各ボルトの貫通部には、取付枠12Aに
対して、図2の破線で示すように長円穴が形成されてい
る。
【0025】また、取付枠12Bの中央部の外面側には、
右側の取付枠11Bと左側の取付枠11Cの間に対して、後
述する図3で示すように両ねじボルト15と図示しないば
ね受けを介して挿入されている。
【0026】図3は、前述したレールクリップ10を示す
拡大詳細図で、(a)は、図2で示す側面図を示し、
(b)は(a)の右側面図を示す。このレールクリップ
10は、右側面図においては、略正方形であるが、左側の
側面図においては、幅の狭い平坦な押圧部10aが形成さ
れ、図2においては、この押圧部10aが前後端の取付枠
11Aにボルトの締付力で押圧されている。
【0027】また、押圧部10aに続いて間隙形成面10b
が形成され、更に広い押圧部10cが形成されて、この押
圧部10cは、図2においては、レール9A,9Bにボル
トで押圧されている。
【0028】さらに、中心部には、ボルト穴10fが形成
され、間隙形成面10bと押圧部10cの他側には、平坦な
締付面10eが形成され、この締付面10eの両側には、凸
部10dが形成されている。
【0029】図5は、図2の“B1”部の拡大詳細図を
示し、B2部,B3部,B4部も図形の方向は異なるが
構成は同一である。すなわち、取付枠11A,11Bの端部
の重ねられる部分には、長円穴11a,11bがそれぞれ形
成されていて、各取付枠11A,11B相互は、長円穴11
a,11bに挿入されたボルト16と一対の大ワシャ及びナ
ットで締め付けられている。
【0030】また、図8は、図2の“C1”部の拡大図
を示し、他の“C2”部,“C3”部,及び“C4”部
も形鋼の刃の方向が異なるだけで、同一構造である。図
2及び図5においては、取付枠11Bの中央部の上面に
は、摩擦係数の小さい一対の超高分子ポリエチレン板16
が接着剤で接合され、この上面に対して、取付枠12A,
12bが載置されている。
【0031】また、図6は、図2のE−E矢視及び図1
の“D1”部の拡大詳細図を示し、図1の“D2”部及
び図2で示したE−E断面の拡大図である。図2及び図
6において、取付枠11Bと取付枠12Bの中央部には、両
ねじボルト15が水平に貫挿されている。この両ねじボル
ト15は、左右の取付枠12B,11Bの間に挿入された圧縮
コイルばね13とこの圧縮コイルばね13の両端に添設され
た図示しないばね受を貫通している。
【0032】同じく、左側の取付枠12Bの左側面にも、
圧縮コイルばね13が両ねじボルト15に対して、図示しな
いばね受を介して挿入され、左端のばね押え板14とナッ
トを介して所定の圧力に圧縮されている。
【0033】前述した図7は、取付枠11Bに対して、圧
縮コイルばね15及び取付枠12Bを介して、矢印Fで示す
ように移動可能に位置が拘束される鎖線で示す取付枠12
Aを説明する図で、後述する。
【0034】図8は、取付枠12Aに固定されるローラベ
ース6の取付部を示す拡大詳細図で、取付枠12Aに対し
て、図2において前述したように長円穴12aが形成さ
れ、ローラベース6の位置を左右に調整可能となってい
る。
【0035】このように構成されたエレベータのつり合
チェーン振れ止装置においては、各取付枠11A,11B,
11C,12Bは、長円穴の中心部にボルトが位置するよう
に重ねられて締め付けられる。また、ローラベース6の
取付枠12Aへの締付も同様である。
【0036】しかし、かご2に搭載されるバランスおも
りの調整の結果、つり合チェーン5の位置がずれた場合
には、締付ボルトを緩めた後、その位置ずれに対応し
て、対応する取付枠の位置を調整する。
【0037】また、かご2の昇降に伴って、つり合チェ
ーン5が揺れた場合や、かごの停止によるつり合チェー
ン5の揺れに対しては、圧縮コイルばね13の伸縮や傾き
によって、つり合チェーン5の揺れに対応して、チェー
ン振れ止具20の位置を追従させることができるので、つ
り合チェーン5とローラ6aとの摺動による摩耗を防ぐ
ことができ、つり合チェーン5の寿命の低下を防ぐこと
ができる。
【0038】さらに、長期に亘るエレベータの運転によ
って、万一、主索4が伸び、つり合おもり3の位置が下
がってきて、ローラ6aとの間隔が所定の距離以下とな
った場合には、レールクリップ10を締め付けているボル
トを緩め、取付枠11Aを下ろすことで、容易に対応する
ことができる。又、芯出し済のかご用レール及びつり合
おもり用レールに取付枠11Aを取り付けるので、各取付
枠の位置決め作業も容易に行うことができる。
【0039】次に、図9は、本発明のエレベータのつり
合チェーン振れ止装置の第2の実施形態を示す平面図
で、図2に対応する図である。図9は、つり合チェーン
5がかごの中央部とつり合おもりの中央部に1本だけ懸
架された場合のつり合チェーン振れ止装置を示す。
【0040】図9においては、左右の取付枠11B,11C
の対向側に対して、取付枠12B1が防振ゴムなどのダン
パ17を介して平行に取り付けられている。一対のチェー
ン振れ止具20を取り付ける取付枠12A1は、左右の取付
枠12B1に対して斜めに長円穴を介して固定されてい
る。また、左右の取付枠11B,11Cの上面には、取付枠
12A1が載置される面に対して、平面に且つ滑らかに切
削加工され、グリースが塗布されている。
【0041】このように構成されたエレベータのつり合
チェーン振れ止装置においても、かごのバランスの調整
の結果で、チェーン振れ止具20の位置を調整する場合に
は、取付枠11Aと取付枠11B,11Cの相互間及び取付枠
12B1と取付枠12A1を締め付けているボルトを緩め、
相互の位置を調整することで、容易に対応することがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
昇降路の壁面のかご用レールに両端が固定される第1の
取付枠と、この第1の取付枠と対置して昇降路の壁面の
つり合おもり用レールに両端が固定される第2の取付枠
と、第1,第2の取付枠の上面に第1,第2の取付枠と
鎖交して載置されこの第1,第2の取付枠に弾性体を介
して移動自在に支持される第3の取付枠と、この第3の
取付枠に取り付けられ昇降路に垂下されるつり合チェー
ンの下部を案内する複数のローラが取り付けられた少く
とも一対のチェーン振れ止具とを備えることで、かごの
バランス調整に伴うチェーン振れ止具の位置の調整を、
このチェーン振れ止具の第3の取付枠への固定部及び第
1,第2の取付枠のレールへの固定部によって行い、つ
り合チェーンの振れは、第1,第2の取付枠と第3の取
付枠との間の弾性体の変形で対応したので、据付が容易
でつり合チェーンの寿命の低下を防ぐことのできるエレ
ベータのつり合チェーン振れ止装置を得ることができ
る。
【0043】また、請求項2に記載の発明によれば、第
3の取付枠を、第1,第2の取付枠に対して直交し互い
に平行な2本で構成し、各取付枠に一組のチェーン振れ
止具を設けることで、かごのバランス調整に伴うチェー
ン振れ止具の位置の調整を、このチェーン振れ止具の第
3の取付枠への固定部及び第1,第2の取付枠のレール
への固定部によって行い、つり合チェーンの振れは、第
1,第2の取付枠と第3の取付枠との間の弾性体の変形
で対応したので、据付が容易でつり合チェーンの寿命の
低下を防ぐことのできるエレベータのつり合チェーン振
れ止装置を得ることができる。
【0044】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
第3の取付枠を、第1,第2の取付枠に対して斜めに設
けた1本とすることで、かごのバランス調整に伴うチェ
ーン振れ止具の位置の調整を、このチェーン振れ止具の
第3の取付枠への固定部及び第1,第2の取付枠のレー
ルへの固定部によって行い、つり合チェーンの振れは、
第1,第2の取付枠と第3の取付枠との間の弾性体の変
形で対応したので、据付が容易でつり合チェーンの寿命
の低下を防ぐことのできるエレベータのつり合チェーン
振れ止装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータのつり合チェーン振れ止装
置の第1の実施例を示す図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】図1の部分拡大詳細図。
【図4】図2のB1部の拡大詳細図。
【図5】図2のC2部の拡大詳細図。
【図6】図1のD1部の拡大詳細図。
【図7】図6の動作状態を示す図。
【図8】図2の部分拡大詳細図。
【図9】本発明のつり合チェーン振れ止装置の第2の実
施例を示す平面図。
【図10】従来のつり合チェーン振れ止装置の一例を示
す図。
【図11】図10のE−E矢視図。
【符号の説明】
1…昇降路、2…かご、3…つり合おもり、4…主索、
5…つり合チェーン、6…ローラベース、7…架台、8
…セメント、9A,9B…ガイドレール、10…レールク
リップ、11A,11B,11C,12A,12B…取付枠、13…
圧縮コイルばね、14…ばね押え板、15…両ねじボルト、
16…超高分子ポリエチレン板、17…ダンパ、20…チェー
ン振れ止具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 健治 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路の壁面のかご用レールに両端が固
    定される第1の取付枠と、この第1の取付枠と対置して
    前記昇降路の壁面のつり合おもり用レールに両端が固定
    される第2の取付枠と、前記第1,第2の取付枠の上面
    に前記第1,第2の取付枠と鎖交して載置されこの第
    1,第2の取付枠に弾性体を介して移動自在に支持され
    る第3の取付枠と、この第3の取付枠に取り付けられ前
    記昇降路に垂下されるつり合チェーンの下部を案内する
    複数のローラが取り付けられた少くとも一対のチェーン
    振れ止具とを備えたエレベータのつり合チェーン振れ止
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の取付枠を、前記第1,第2の
    取付枠に対して直交し互いに平行な2本で構成し、各取
    付枠に一組のチェーン振れ止具を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のエレベータのつり合チェーン振れ止
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の取付枠を、前記第1,第2の
    取付枠に対して斜めに設けた1本としたことを特徴とす
    る請求項1に記載のエレベータのつり合チェーン振れ止
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006206199A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの釣合チェーン自動給油装置
CN107879232A (zh) * 2016-09-30 2018-04-06 奥的斯电梯公司 补偿链稳定装置和方法,电梯井道以及电梯系统

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