JPH089944B2 - 竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置 - Google Patents

竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置

Info

Publication number
JPH089944B2
JPH089944B2 JP28371692A JP28371692A JPH089944B2 JP H089944 B2 JPH089944 B2 JP H089944B2 JP 28371692 A JP28371692 A JP 28371692A JP 28371692 A JP28371692 A JP 28371692A JP H089944 B2 JPH089944 B2 JP H089944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
sludge
underwater excavator
flange
underwater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP28371692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06108771A (ja
Inventor
道照 相川
秀幸 森山
茂樹 杉原
実 岸
啓之 伊藤
利廣 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toyo Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Construction Co Ltd filed Critical Toyo Construction Co Ltd
Priority to JP28371692A priority Critical patent/JPH089944B2/ja
Publication of JPH06108771A publication Critical patent/JPH06108771A/ja
Publication of JPH089944B2 publication Critical patent/JPH089944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海底または水底に橋梁や
桟橋の基礎を構築する場合の竪孔掘削作業に使用する竪
孔用水中掘削装置の排泥管着脱装置に係り、特に掘削作
業により発生する掘削ずりをエアリフトにより排出する
ための排泥管を容易に鋼管杭内に挿入し、連結できる竪
孔用水中掘削装置の排泥管着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は海底または水底に橋梁や桟橋の基
礎を構築する場合には鋼管杭(ケーシングパイプ)を比
較的柔らかい地層に油圧ハンマ等で打ち込み鋼管杭の先
端が比較的硬い岩盤層に達した後に、鋼管杭の中を掘削
し更に鋼管杭の下側の比較的硬い岩盤層をも掘削し、そ
の竪孔にコンクリートを流し込んで鋼管杭と岩盤とを根
固めする工法が採られている。そして前記竪孔を掘削す
る竪孔掘削機としては、アースオーガーや竪孔用水中掘
削機などが用いられる。
【0003】そして、従来の竪孔用水中掘削機のずり排
出装置は、実公平4−17661号公報に開示されてい
るように、鋼管杭の中に吊下支持された支持フレームと
これに固定された旋回用駆動装置とからなる掘削機本体
の下部に前記旋回用駆動装置により旋回される旋回支持
部材が取付けられ、その旋回支持部材に揺動用液圧シリ
ンダを内蔵した揺動アームの上端部が横軸により取付け
られ、その揺動アームの下部に駆動装置により回転され
るドラムカッタが取付けられた竪孔用水中掘削機におい
て、掘削機本体に固定された吸引縦管の下端開口部が竪
孔の孔底付近に配置され、その吸引縦管の上部は前記掘
削機本体の上面から上方に向かって突出し、竪孔内に吊
り降ろされる通水性ずり排出用バケットの下部にスラリ
ーポンプが固定されており、そのスラリーポンプに前記
吸引縦管の上部に嵌合される吸入管が固定され、吸引縦
管の上端部に吸入管の下端部が連設され、前記スラリー
ポンプに接続された吐出管は前記ずり排出用バケット内
に向かって開口していて、スラリーポンプの運転によっ
てドラムカッタが掘削した掘削ずりと水とからなるスラ
リーが前記吸引縦管と吸引管を経て吸い上げられ、吐出
管からずり排出用バケット内に排出される。このように
構成された水中掘削機は杭打船のリーダよりワイヤロー
プを介して昇降可能に吊下支持される。
【0004】また、他の竪孔用水中掘削機のずり排出装
置では、鋼管杭の中に吊下支持された竪孔用水中掘削機
で海底地盤を掘削しながらコンプレッサからの圧縮空気
が送気管を経て排泥管縦管内の下部に供給され、その排
泥管縦管内に気泡を含む水流が発生し、その水流により
竪孔内の底部のドラムカッタにより掘削された土砂類、
すなわちずりと竪孔内の水とからなる泥水はエアリフト
ポンプにより排泥管の吸込口より吸い込まれ、そのスラ
リーは排泥管を通って上方に運ばれ、土砂運搬船へ排出
される。土砂運搬船で掘削ずりを沈殿させ、泥水だけを
水中ポンプで汲みあげ給水管で鋼管杭中へ戻し、エアリ
フト用水を循環させるものがある。
【0005】上記のように泥水をエアリフトポンプによ
り排泥管の吸込口より吸い込み、そのスラリーを排泥管
を通してエアリフト作用によって上方に運び、土砂運搬
船へ排出するずり排出装置においては、鋼管杭の中に吊
下支持された竪孔用水中掘削機のドラムカッタの掘削進
行にともなって図9に示すように前記排泥管1を逐次連
結して行かななければならないが、この場合には機材台
船2に置いたずり揚げ排泥管1を起重機船3の吊り具
4、吊金物5及びずり揚げ排泥管吊具6を介してワイヤ
ロープ16で吊り上げ、鋼管杭8の上に移動し、下の排
泥管の上フランジ9と上の排泥管の下フランジ10とを
合わせてボルト締めを行いずり揚げ排泥管1を連結す
る。
【0006】このように上下の排泥管の連結が終わった
ら、吊り具4と吊金物5とをピンを抜いて切り離し、杭
打ち船11のリーダ12から吊り下げられた吊具13と
吊金物5とをピンで接続する。この際竪孔用水中掘削機
14が自重で落下しないように鋼管杭8とずり揚げ排泥
管1のフランジとの間に挾んでいた支持体15を取り外
し、ワイヤロープ16をゆるめて竪孔用水中掘削機14
を降下させる。最後に排泥管の上フランジ10にずり排
出用U字管17を連結し、このU字管17とずり排出ホ
ース18とを接続して排泥管の連結作業が終了するが、
これらの連結作業はドラムカッタが水底19の堆積層2
0に届くまで何度も繰り返される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の排泥管の連結作業においては、杭打ち船の他に起重
機船が必要となり、コスト高となる欠点があり、さらに
ずり揚げ排泥管を一度起重機船で吊り上げてセットした
後、水中掘削機を降下させる時には、また杭打船の吊具
に吊り替えなければならないため作業が煩雑となり、連
結作業時間が長くなる欠点がある。さらにこれらの作業
は、杭打船のリーダに取付けたゴンドラ等を足場にして
行なうが、高所作業となるため危険性の高い作業で問題
がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、安全で、容易に竪孔用水中掘削機における排泥管
の連結作業が行なえる排泥管着脱装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、水上から保持管とその下部に連結した同
心の鋼管杭の中を通して水中掘削機本体を吊下し、該水
中掘削機本体の上方から外部に連通させた排泥管を備え
た竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置において、前記排
泥管をリーダに昇降可能に設けられた吊りフレームによ
って排泥管格納部から逐次前記保持管の中心に移動し、
鋼管杭内の水中掘削機本体に連結するように構成したこ
とを特徴としており、上記リーダに昇降可能に設けられ
た吊りフレーム下部材は連結された2つのリンクを備え
ており、該2つのリンクは吊りフレームに対して排泥管
を排泥管連結用補助管を介して水平方向に回動可能に設
けられており、また上記リーダに昇降可能に設けられた
吊りフレームの上部材には排泥管の上部U字管が回動可
能に枢着され、かつ該U字管を上方に回動するシリンダ
を備えており、また排泥管連結用補助管上部のフランジ
と、ずり排出ホースの付いた上部U字管のフランジとが
着脱可能に圧着連結できるように構成されていることを
特徴とした竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置である。
【0010】
【作用】次に、本発明に係る竪孔用水中掘削機の排泥管
着脱装置の作用について説明すると、第1の排泥管を鋼
管杭の中に杭打ち船のリーダから吊り下げられた水中掘
削機本体の上部に連結する場合には、水中掘削機本体が
自重で落下しないように保持管上部に支持体によって水
中掘削機本体上部のフランジを挾んで保持し、吊りフレ
ームの上部材の油圧シリンダによって上部U字管を上方
に回動させて圧着連結されているU字管のフランジと排
泥管連結用補助管の下部フランジとをはずした後、保持
管付近に設けられている排泥管格納部から逐次排泥管の
上部フランジと吊りフレームの下部材に連設された排泥
管連結用補助管の下部フランジとをボルト締めで連結
し、その補助管を排泥管とともに前記リーダに昇降可能
に設けられた吊りフレームの2つのリンクによって吊り
上げてから、その2つのリンクによって水平方向に回動
して保持管の中心上方に運び、鋼管杭内の水中掘削機本
体上部のフランジとその排泥管下部のフランジとを合わ
せてボルト締めを行ない連結する。次に前記吊りフレー
ムに回動可能に枢着された上部U字管を回動させる油圧
シリンダによって排泥管連結用補助管上部に回動させ、
その排泥管連結用補助管上部のフランジとずり排出ホー
スの付いたU字管のフランジとを圧着させ連結する。こ
のようにして水中掘削機本体上部に排泥管、U字管、排
出ホースを連結した後、吊りフレームで前記排泥管上部
を保持しながら竪孔用水中掘削機による鋼管杭内の水底
掘削を行ない、その掘削ずりは竪孔内の水とともに泥水
となり、エアリフトポンプによって排泥管の吸込口より
吸い込まれ、そのスラリーはエアリフト作用によって上
方に運ばれ、排泥管、U字管、排出ホースを通って土砂
運搬船へ排出される。
【0011】さらに、前記水中掘削機による鋼管杭内の
水底掘削が進行して前記排泥管の上部が鋼管杭上部付近
に到達したら支持体によってその排泥管上部のフランジ
を挾んで保持し、その排泥管上部のフランジと排泥管連
結用補助管下部とのボルト締めをはずし、その後排泥管
連結用補助管上部のフランジと上部U字管のフランジと
を油圧シリンダによりU字管を上方に回動させて両者を
切り離してから、第2の排泥管を前記排泥管格納部から
吊りフレームの2つのリンクによって吊り上げ、上記と
同様にそのリンクによって水平方向に回動して保持管の
中心上方に運び、第1の排泥管上部のフランジと第2の
排泥管下部のフランジとを合わせてボルト締めを行ない
連結する。さらに上部U字管を回動させる前記シリンダ
によって排泥管連結用補助管上部に回動させ、その排泥
管連結用補助管上部のフランジとずり排出ホースの付い
たU字管のフランジとを圧着させ連結する。以下順次同
様の排泥管の連結作業を繰り返しながら鋼管杭内の水底
掘削を行なう。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1乃至図3は本実施例を示しており、図1は
本実施例の縦断面説明図であり、図2はその平面図であ
り、図3は要部の拡大図である。なお、先に説明した従
来例と同一もしくは同等の部分には同じ符号を付して詳
しい説明を省略する。
【0013】図1において杭打ち船11のリーダ12に
昇降可能に設けられている吊りフレーム21は連結棒2
2によって一体に形成された上部材23と下部材24と
からなっており、この両部材ともリーダ12に対してフ
ック21aによって昇降可能に取付けられている。そし
て、上記連結棒22には排泥ホース18付きの上部U字
管17を上方に回動可能にブラケット25によって取付
けられており、また上部材23にはこの上部U字管17
を上方に回動するシリンダ26が設けられ、またリーダ
12からの吊り具4と吊金物5を接続するブラケット2
7が形成されている。一方、下部材24には互いに連結
された2つのリンク28,29が配設されており、この
2つのリンク28,29をそれぞれ駆動する2つのシリ
ンダ30,31が設けられており、しかもこれら連結さ
れた2つのリンク28,29の先端には排泥管連結用補
助管32が固定されている。したがって、この排泥管連
結用補助管32に形成された下部フランジ10を利用し
て、保持管8とその下部の鋼管杭8a内に吊るされた竪
孔用水中掘削機14の上部に排泥管1を順次連結する。
なお、符号34は保持管8付近に設けられている排泥管
格納部、符号35は保持管8に設けた足場、符号36は
保持管8をリーダ12に固定する固定金具である。
【0014】次に、本実施例の排泥管35の連結挿入作
業について図4乃至図8によって説明する。排泥管1を
保持管8の中に杭打ち船11のリーダ12から吊り下げ
られた水中掘削機本体14の上部に排泥管1を連結する
場合には、まず第1に図4に示すように、水中掘削機本
体14が自重で落下しないように保持管8上部に支持体
15によって水中掘削機本体14上部のフランジ9を挾
んで保持し、このフランジ9と排泥管連結用補助管32
に形成されたフランジ10とのボルト締結をはずし、次
に、上記補助管32のフランジ9aに埋設されているO
リングによって圧着連結されているU字管17のフラン
ジ10aとの圧着連結をシリンダ26を操作してブラケ
ット25と上部U字管17とを垂直面内で上方へ回動さ
せて両者間に隙間をつくってはずした後、図5に示すよ
うに、保持管8付近に設けられている排泥管格納部34
から逐次排泥管1を前記リーダ12に対してフック21
aによって昇降可能に取付けられている吊りフレーム2
1の下部材24に連結された2つのリンク28,29の
シリンダ30,31を駆動して排泥管連結用補助管32
を水平方向に回動し、図6に示すようにその補助管32
の回動によって排泥管1の上フランジ9と上記排泥管連
結用補助管32の下フランジ10とを合わせ、足場35
を利用して両者をボルト締めで連結した後、ワイヤロー
プ16によって吊金物5を介して吊りフレーム21をリ
ーダ12に沿って引き上げ、一定の高さに吊り上げる。
【0015】その後図7に示すように、上記2つのリン
ク28,29をシリンダ30,31を駆動させて排泥管
連結用補助管32とともに排泥管1を水平方向に回動し
て保持管8の中心上方に運び、次に保持管8内の水中掘
削機本体14上部のフランジ9と吊り上げた排泥管1下
部のフランジ10とを合わせて足場35を利用してボル
ト締めを行ない連結する。次に図8に示すように、前記
吊りフレーム21の上部材23に回動可能に枢着された
上部U字管17を回動させるシリンダ26によって下方
に回動させ、排泥管連結用補助管32上部のフランジ9
aとずり排出ホース18の付いたU字管17の下フラン
ジ10aとを押し付けて圧着連結する。このようにして
水中掘削機本体14上部に排泥管1、U字管17、排出
ホース18を一体に連結した後、吊りフレーム21で前
記排泥管1上部を保持しながら鋼管杭8上部から支持体
15を外し、竪孔用水中掘削機による鋼管杭内の水底掘
削を行なう。その際ドラムカッタが掘削した掘削ずりは
竪孔内の水と混合してスラリーとなり、その泥水は図示
しないエアリフトポンプによって排泥管の吸込口より吸
い込まれ、その泥水はエアリフト作用によって上方に運
ばれ、排泥管、U字管、排出ホースを通って土砂運搬船
へ排出される。
【0016】さらに、前記水中掘削機14による鋼管杭
8内の水底掘削が進行して上記排泥管1の上部が鋼管杭
8上部付近に到達したら、再び支持体15によってその
排泥管1上部のフランジ9を挾んで保持し、その排泥管
1上部のフランジ9と排泥管連結用補助管32下部のフ
ランジ10とのボルト締めをはずして、両者を切り離
し、さらに上記排泥管連結用補助管32の上部フランジ
9aと上記U字管17のフランジ10aとの圧着連結を
シリンダ26を操作してはずした後、次の第2の排泥管
1を前記排泥管格納部34から上記と同様に吊りフレー
ム21の2つのリンクと排泥管連結用補助管32とを利
用して吊り上げ、上記と同様にそれらのリンクによって
水平方向に回動して保持管の中心上方に運ぶ。そして前
記第1の排泥管上部のフランジと第2の排泥管下部のフ
ランジとを合わせてボルト締めを行ない連結する。以下
順次同様の排泥管の連結作業を繰り返しながら鋼管杭内
の水底掘削を行なう。
【0017】本実施例によれば、水中掘削機本体14が
自重で落下しないように保持し、次いで保持管8付近に
設けられている排泥管格納部34から逐次排泥管1を前
記リーダ12に対してフック21aによって昇降可能に
取付けられている吊りフレーム21の下部材24のリン
ク28,29によって排泥管連結用補助管32を水平方
向に回動し、その排泥管連結用補助管32を利用して排
泥管1を一定の高さに吊り上げ、その後上記2つのリン
ク28,29を駆動させて補助管32と排泥管1とを水
平方向に回動して保持管8の中心上方に運び、次に保持
管8とそれに連結された鋼管杭8a内の水中掘削機本体
14上部と吊り上げた排泥管1下部とをボルト締めで連
結し、次に前記吊りフレーム21の上部材23に回動可
能に枢着された上部U字管17を下方に回動させ排泥管
連結用補助管32の上部フランジ9aと上記U字管17
のフランジ10aとをシリンダ26を操作して圧着連結
するから、排泥管の連結作業が極めて容易で安全に行な
え、しかも作業の大部分が自動的に行なえるから効率的
であり、従来の装置より作業工程が大幅に減少するため
能率的で、作業時間が短縮でき、また従来使用していた
起重機船が不要となるため橋梁や桟橋などの基礎構築作
業のコストを大幅に減少できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、排
泥管をリーダに昇降可能に設けられた吊りフレームによ
って排泥管格納部から逐次保持管の中心に運ぶように構
成したから、排泥管の連結作業が容易で安全に、かつ効
率的にでき、その上に吊りフレームに回動可能に枢着さ
れた上部U字管と排泥管連結用補助管とをシリンダによ
って着脱可能に圧着連結する構成にしたから、作業工程
が減少し能率的で、作業時間が短縮でき、また従来使用
していた起重機船が不要となるため橋梁や桟橋などの基
礎構築作業のコストを大幅に減少できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の一部断面側面図である。
【図2】本実施例の平面説明図である。
【図3】本実施例の一部断面側面図である。
【図4】本実施例の一部断面側面図である。
【図5】本実施例の側面説明図である。
【図6】本実施例の一部断面側面図である。
【図7】本実施例の一部断面側面図である。
【図8】本実施例の一部断面側面図である。
【図9】従来例の全体説明図である。
【符号の説明】
1 排泥管 4 吊り具 5 吊金物 8 保持管 8a 鋼管杭 11 杭打ち船 12 リーダ 14 竪孔用水中掘削機 15 支持体 16 ワイヤロープ 17 上部U字管 18 排出ホース 21 吊りフレーム 22 連結棒 23 上部材 24 下部材 25,27 ブラケット 26 シリンダ 28,29 リンク 30,31 シリンダ 32 排泥管連結用補助管 34 排泥管格納部 35 足場 36 固定金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉原 茂樹 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目1番1号 東洋建設株式会社内 (72)発明者 岸 実 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目1番1号 東洋建設株式会社内 (72)発明者 伊藤 啓之 福岡県大牟田市旭町2丁目28番地 株式会 社三井三池製作所三池事業所内 (72)発明者 吉田 利廣 福岡県大牟田市旭町2丁目28番地 株式会 社三井三池製作所三池事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水上から保持管とその下部に連結した同
    心の鋼管杭の中を通して水中掘削機本体を吊下し、該水
    中掘削機本体の上方から外部に連通させた排泥管を備え
    た竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置において、前記排
    泥管をリーダに昇降可能に設けられた吊りフレームによ
    って排泥管格納部から逐次前記保持管の中心に移動し、
    鋼管杭内の水中掘削機本体に連結するように構成したこ
    とを特徴とする竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置。
  2. 【請求項2】 リーダに昇降可能に設けられた吊りフレ
    ームの下部材は連結された2つのリンクを備えており、
    該2つのリンクは吊りフレームに対して排泥管を排泥管
    連結用補助管を介して水平方向に回動可能に構成されて
    いることを特徴とした請求項1記載の竪孔用水中掘削機
    の排泥管着脱装置。
  3. 【請求項3】 リーダに昇降可能に設けられた吊りフレ
    ームの上部材には排泥管の上部U字管が回動可能に枢着
    され、かつ該上部U字管を回動させるシリンダを備えて
    いることを特徴とした請求項1記載の竪孔用水中掘削機
    の排泥管着脱装置。
  4. 【請求項4】 排泥管連結用補助管上部のフランジと、
    ずり排出ホースの付いた上部U字管のフランジとが着脱
    可能に圧着連結できるように構成されていることを特徴
    とした請求項1乃至3のいずれか1つに記載の竪孔用水
    中掘削機の排泥管着脱装置。
JP28371692A 1992-09-29 1992-09-29 竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置 Expired - Lifetime JPH089944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28371692A JPH089944B2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28371692A JPH089944B2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06108771A JPH06108771A (ja) 1994-04-19
JPH089944B2 true JPH089944B2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=17669165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28371692A Expired - Lifetime JPH089944B2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH089944B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU174192U1 (ru) * 2017-06-22 2017-10-06 Акционерное общество "Новомет-Пермь" Скважинный шламосборник

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06108771A (ja) 1994-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206721958U (zh) 一种大直径全自动沉井挖掘系统
CN109630123A (zh) 深竖井岩石掘进机
JPH09177464A (ja) オールケーシング工法用竪孔掘削装置及び掘削物切断方法
JP4693586B2 (ja) 円形立坑掘削方法
JP7205838B1 (ja) 杭打設装置及び杭打設方法
JPH089944B2 (ja) 竪孔用水中掘削機の排泥管着脱装置
JP3392810B2 (ja) 立坑掘削機
JP2681333B2 (ja) 場所打ち杭工法におけるスライム処理方法及びその装置
JPH11350529A (ja) 掘削装置の掘削ズリ受け・圧送装置
CN211973547U (zh) 一种沉井不排水下沉施工设备
JP4399436B2 (ja) 掘削揚土用バケットとそのバケットを用いた掘削揚土装置
JP4048141B2 (ja) 基礎杭施工装置
JP2002188386A (ja) 水中掘削機
JP3853218B2 (ja) ケーシングチューブ内の土砂の掘削方法
JPH0417661Y2 (ja)
CN216920350U (zh) 一种吊盘式沉井掘进机
CN1212451C (zh) 导钣式抓斗挖掘机
JP7164232B1 (ja) 水中サンドポンプ
JPH11200763A (ja) 地中掘削機
JP2592391B2 (ja) 竪孔用水中掘削機の挿入方法および装置
JPS5869991A (ja) 重錘方式による連続掘削工法
JPS62284818A (ja) 鋼管杭の打設工法
JPH0784737B2 (ja) スライム処理装置の揚泥管
JP2001020655A (ja) 立坑掘削方法及び立坑掘削機
JPH0630948Y2 (ja) 穿孔機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090131

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100131

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110131

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120131

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 17

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130131

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130131

Year of fee payment: 17