JPH0899332A - 複合体の成形方法 - Google Patents

複合体の成形方法

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JPH0899332A
JPH0899332A JP6259498A JP25949894A JPH0899332A JP H0899332 A JPH0899332 A JP H0899332A JP 6259498 A JP6259498 A JP 6259498A JP 25949894 A JP25949894 A JP 25949894A JP H0899332 A JPH0899332 A JP H0899332A
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silicone rubber
thermoplastic resin
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liquid silicone
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JP6259498A
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Akito Nakamura
明人 中村
Taido Shigehisa
泰道 重久
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコーンゴムと熱可塑性樹脂からなる複合
体を寸法精度よく、生産性よく製造する方法を提供す
る。 【構成】 同一金型のキャビティ内部に熱可塑性樹脂を
一次射出し、(A)オルガノポリシロキサン、(B)白金系
触媒含有熱可塑性樹脂からなる球状微粒子触媒、(C)オ
ルガノハイドロジェンポリシロキサン、(D)ヒドロシリ
ル化反応阻害性化合物からなる液状シリコーンゴム組成
物を二次射出して硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコーンゴムと熱可塑
性樹脂からなる複合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、シリコーンゴムと熱
可塑性樹脂からなる複合体を製造する方法としては、予
め射出成形した熱可塑性樹脂成形体と未加硫シリコーン
ゴムを同一金型内部に投入して加熱下で加圧成形する方
法(一体化成形方法)および同一金型のキャビティ内に
熱可塑性樹脂を射出し、次いで未加硫シリコーンゴムを
連続射出して、成形する方法(多色成形方法)が知られ
ている。ところが、一体化成形方法では熱可塑性成形体
が加熱により変形し易く、寸法精度の高い複合体が得ら
れないことが多く、また、生産性が極めて低いという問
題点があった。さらにそれらを克服した多色成形方法で
は熱可塑性樹脂の軟化点以下で迅速に硬化するシリコー
ンゴム組成物が必要であったため硬化触媒としての白金
系触媒を多量に添加したり、また、ヒドロシリル化反応
阻害性化合物の種類もしくはその添加量を調整し求める
高速硬化性のシリコーンゴム組成物を得ていた。このよ
うなシリコーンゴム組成物としては、例えば特開昭62
−207611号公報、特開昭62−264920号公
報に開示されたシリコーンゴム組成物が例示される。し
かし、特開昭62−207611号公報および特開昭6
2−264920号公報に開示された液状シリコーンゴ
ム組成物は貯蔵安定性が悪く、成形時にミキサー中で硬
化が進行し、ゲル状物が発生するという欠点があった。
このため、ミキサー部を5℃以下に冷却しなければなら
ないという欠点があり、コスト的に不利であった。ま
た、ミキサー部周辺に結露水が見られるという生産性に
も関わる環境状の問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明者は上記問題
点を解消するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明の目的は、シリコーンゴムと熱可塑性
樹脂からなる複合体を寸法精度よく、生産性よく製造す
る方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
は、熱可塑性樹脂と液状シリコーンゴム組成物を同一金
型のキャビティ内部または2個以上の金型から形成され
るキャビティ内部に連続射出して複合体を成形する方法
において、熱可塑性樹脂を一次射出し、次いで下記液状
シリコーンゴム組成物を二次射出し、該液状シリコーン
ゴム組成物を50℃以上であり前記熱可塑性樹脂の軟化
温度以下の温度で硬化させることを特徴とする、シリコ
ーンゴムと熱可塑性樹脂からなる複合体の成形方法。 (A)平均単位式R1 a2 bSiO(4-a-b)/2(式中、R1
脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素基であり、R
2はアルケニル基であり、aは1.90〜2.05の数で
あり、bは0.0005〜0.1の数であり、かつa+b
は1.91〜2.06の数である。)で表されるオルガノ
ポリシロキサン100重量部、(B)白金系触媒を白金金
属原子として0.01重量%以上含有する熱可塑性樹脂
から構成される球状微粒子触媒(熱可塑性樹脂の軟化点
は50〜150℃であり、球状微粒子触媒の平均粒子径
は0.01〜10μmである。)(A)成分100万重量
部に対して白金金属として1〜1,000重量部、(C)
1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を
有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン[(C)成
分の添加量は、(C)成分中のケイ素原子結合水素原子の
モル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモ
ル数の比が0.5:1〜20:1となる量である。]お
よび(D)ヒドロシリル化反応阻害性化合物
0.005〜10重量部からなる液状シリコーンゴ
ム組成物によって達成される。
【0005】これを説明すると、本発明で使用される熱
可塑性樹脂は、射出成形可能な熱可塑性樹脂であればよ
く、その種類等は特に限定されない。かかるものとして
は、例えば、ナイロン6樹脂、ナイロン66樹脂、ポリ
スチレン樹脂、スチレン・ブタジエン共重合体樹脂、A
BS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリ
レート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂が挙げられる。
【0006】本発明で使用される液状シリコーンゴム組
成物は、 (A)平均単位式R1 a2 bSiO(4-a-b)/2(式中、R1
脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素基であり、R
2はアルケニル基であり、aは1.90〜2.05の数で
あり、bは0.0005〜0.1の数であり、かつa+b
は1.91〜2.06の数である。)で表されるオルガノ
ポリシロキサン100重量部、(B)白金系触媒を白金金
属原子として0.01重量%以上含有する熱可塑性樹脂
から構成される球状微粒子触媒(熱可塑性樹脂の軟化点
は50〜150℃であり、球状微粒子触媒の平均粒子径
は0.01〜10μmである。)(A)成分100万重量
部に対して白金金属として1〜1,000重量部、(C)
1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を
有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン[(C)成
分の添加量は、(C)成分中のケイ素原子結合水素原子の
モル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモ
ル数の比が0.5:1〜20:1となる量である。]お
よび(D)ヒドロシリル化反応阻害性化合物
0.005〜10重量部からなる液状シリコーンゴ
ム組成物である。
【0007】これを説明すると(A)成分のオルガノポリ
シロキサンは本発明に使用される液状シリコーンゴム組
成物の主成分であり、上式中、R1は脂肪族不飽和結合
を有しない1価炭化水素基であり、具体的には、メチル
基,エチル基,プロピル基,ブチル基,オクチル基等の
アルキル基;フェニル基,トリル基等のアリール基;ク
ロロメチル基,3,3,3−トリフルオロプロピル基等の
置換アルキル基が例示される。また、R2はアルケニル
基であり、具体的には、ビニル基,アリル基,ヘキセニ
ル基が例示される。aは上記の平均単位式中の脂肪族不
飽和結合を有しない1価炭化水素基の数を示す、1.9
0〜2.05の数であり、bは上記の平均単位式中のア
ルケニル基の数を示す、0.0005〜0.1の数であ
り、かつ、a+bは1.91〜2.06の数である。
【0008】(A)成分の分子構造は直鎖状が好ましい
が、若干の分岐があっても差し支えない。(A)成分中の
アルケニル基の結合位置は、分子鎖末端もしくは分子鎖
側鎖のいずれでもよく、両方に存在していてもよいが、
硬化後のシリコーンゴムが機械的特性に優れることか
ら、(A)成分中のアルケニル基は分子鎖末端にあること
が好ましい。(A)成分の粘度は特に限定されないが、2
5℃における粘度の値が10〜1,000,000センチ
ポイズの範囲であることが好ましい。上記(A)成分のオ
ルガノポリシロキサンとしては、分子鎖両末端がジメチ
ルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサ
ン、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖された
ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合
体、分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖さ
れたジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重
合体、分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖
されたジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン
共重合体、分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で
封鎖されたジメチルシロキサン・メチル(3,3,3−ト
リフルオロプロピル)シロキサン共重合体等が例示され
る。
【0009】(B)成分は本発明に使用される液状シリコ
ーンゴムの特徴をなす成分であり、(A)成分中のケイ素
原子結合アルケニル基と(C)成分中のケイ素原子結合水
素原子を付加反応するためのヒドロシリル化反応用の触
媒である。(B)成分は、白金系触媒を白金金属原子とし
て0.01重量%以上含有する熱可塑性樹脂から構成さ
れる。(B)成分中の白金系触媒としては、具体的には、
白金微粉末,塩化白金酸,アルコール変性塩化白金酸,
白金とジケトンの錯体,塩化白金酸とオレフィンの錯
体,塩化白金酸とアルケニルシロキサンの錯体およびこ
れらをアルミナ,シリカ,カーボンブラック等の担体に
担持させたものが例示され、これらの中でも塩化白金酸
とアルケニルシロキサンの錯体がヒドロシリル化反応用
触媒として活性が高いので好ましく、特に特公昭42−
22924号公報に開示されているような白金アルケニ
ルシロキサン錯体が好ましい。(B)成分を構成する熱可
塑性樹脂は、軟化点が50〜150℃の温度範囲内であ
ることが必要であり、これは軟化点が50℃未満である
と、液状シリコーンゴム組成物の室温での貯蔵安定性が
著しく低下し、また、150℃を越えると触媒活性の発
現する温度が高すぎて、得られた液状シリコーンゴム組
成物の硬化温度が高くなり好ましくない。このため、熱
可塑性樹脂の軟化点は50℃〜110℃の温度範囲であ
ることが好ましい。このような熱可塑性樹脂としては、
熱可塑性シリコーン樹脂,熱可塑性アクリル樹脂,熱可
塑性ポリシラン樹脂,熱可塑性ポリスチレン樹脂および
熱可塑性メチルセルロース樹脂等が挙げられる。(B)成
分として熱可塑性シリコーン樹脂を使用する場合には、
その分子構造や化学構造は特に限定されないが、液状シ
リコーンゴム組成物中の(A)成分に溶解しないものであ
る必要がある。また、(B)成分は複合成形するプラスチ
ックの軟化点より低い軟化点を有するものを適時選択し
て使用する必要がある。また、(B)成分の球状微粒子触
媒の平均粒子径は0.01〜10μmの範囲である。こ
れは球状微粒子触媒の平均粒子径が0.01μm未満で
あるような球状微粒子触媒を生産することは困難であ
り、また10μmを越えると球状微粒子触媒は触媒活性
が低下し、さらには球状微粒子触媒が液状シリコーンゴ
ム組成物から分離するためである。上記(B)成分の添加
量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン100万重量
部に対して白金金属として1〜1,000重量部の範囲
であり、好ましくは1〜100重量部の範囲である。こ
れは、(A)成分のオルガノポリシロキサン100万重量
部に対して(B)成分の白金金属が1重量部未満である
と、得られた液状シリコーンゴム組成物が十分に硬化し
なくなるためであり、100重量部を越えると不経済で
あるためである。
【0010】(C)成分は架橋剤であり、1分子中に少な
くとも3個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノ
ハイドロジェンポリシロキサンである。(C)成分中のケ
イ素原子結合水素原子以外のケイ素原子結合有機基とし
ては、メチル基,エチル基,プロピル基等のアルキル
基;フェニル基,トリル基等のアリール基;クロロメチ
ル基,3−クロロプロピル基,3,3,3−トリフルオロ
プロピル基等の置換アルキル基等が例示される。(C)成
分の分子構造は、直鎖状,分岐状を含む直鎖状、環状、
網目状のいずれでもよく、特に限定されない。(C)成分
の25℃における粘度は3〜10,000センチポイズ
の範囲であることが好ましい。また(C)成分の添加量
は、(C)成分中のケイ素原子結合水素原子のモル数と
(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比
が0.5:1〜20:1となる量であり、好ましくは
1:1〜3:1となる量である。これは、アルケニル基
に対してケイ素原子結合水素原子のモル数が0.5未満
になると、得られた組成物が十分に硬化しなくなるため
であり、また20を越えるとシリコーンゴムが発泡する
ことがあるからである。
【0011】(D)成分は、本発明に使用される液状シリ
コーンゴム組成物の加熱硬化を促進させる働きをする。
このものはヒドロシリル化反応触媒に対して、硬化遅延
効果や貯蔵安定性向上効果があるヒドロシリル化反応阻
害性化合物である。このような(D)成分としては、従来
公知のヒドロシリル化反応阻害性化合物が使用でき、例
えば、トリフェニルホスフィン等のリン含有化合物,ト
リブチルアミン,テトラメチルエチレンジアミン,ベン
ゾトリアゾール等の窒素含有化合物,硫黄含有化合物,
アセチレン系化合物,エン・イン化合物,ハイドロパー
オキシ化合物,マレイン酸誘導体等が例示されるが、特
に好ましい化合物としては、1分子中にアルキニル基を
少なくとも1個含有する化合物、1分子中にアルキニル
基とアルコール性水酸基を有する有機ケイ素化合物およ
び酸素原子を介して隣接した2個のケイ素原子の両方に
アルケニル基を結合した有機ケイ素化合物からなる群か
ら選択されるヒドロシリル化反応阻害性化合物であり、
具体的には、2−メチル−3−ブチン−2−オール,2
−フェニル−3−ブチン−2−オール,1−エチニル−
1−シクロヘキサノール,3−メチル−1−ヘキシン−
3−オール,1,5−ヘキサジイン,1,6−ヘプタジイ
ン,1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン,1,
3,5,7−テトラビニルテトラメチルシクロテトラシロ
キサン,1,3−ジビニル−1,3−ジフェニルジメチル
ジシロキサン等が例示される。
【0012】(D)成分は常圧における沸点が80℃以上
であり、(A)成分のオルガノポリシロキサンに対する溶
解性が高いものが好ましい。これは、常圧における沸点
が80℃未満であると、加熱硬化時に、本発明の組成物
から揮発し易くなり、また、(A)成分に対する溶解性が
低いと、加熱硬化時に球状微粒子触媒から滲み出した白
金系触媒と、(A)成分および(C)成分の相互作用が低下
し、(D)成分の硬化速度促進効果が得られなくなるため
である。(D)成分の添加量は、(A)成分100万重量部
に対して、0.005〜10重量部であり、これは、0.
005重量部未満であると、得られた液状シリコーンゴ
ム組成物がミキサー中での貯蔵安定性が低下するためで
あり、また10重量部を越えると、得られた液状シリコ
ーンゴム組成物の熱可塑性樹脂の軟化点以下の温度での
硬化性が低下するためである。
【0013】本発明に使用される液状シリコーンゴム組
成物は、上記の(A)成分〜(D)成分からなるが、これに
は必要に応じてヒュームドシリカ、湿式シリカ、シリカ
アエロゲル、表面を疎水化処理したヒュームドシリカの
ような補強性充填剤、酸化鉄、希土類化合物のような耐
熱剤、炭酸マンガン、ヒュームド二酸化チタンのような
難燃剤、石英粉末、けいそう土、炭酸カルシュウム、カ
ーボンブラックのような増量充填剤、顔料等を添加する
ことができる。本発明に使用される液状シリコーンゴム
組成物は上記(A)成分〜(D)成分を均一に混合すること
によって得られる。その混合方法および混合順序等は特
に限定されないが、本発明の組成物の室温付近での貯蔵
安定性を向上させるためにおよび貯蔵後、多色成形方法
に適用した場合に優れた硬化性を有するためには、(A)
成分および(B)成分からなるオルガノポリシロキサン組
成物と、(A)成分、(C)成分および(D)成分からなるオ
ルガノポリシロキサン組成物に分割して2液包装型の液
状シリコーンゴム組成物として貯蔵した方が好ましい。
【0014】本発明の成形方法においてはミキサー中で
の長期の貯蔵安定性を得るために特にチラー等の冷却設
備は必要ない。ミキサー部は室温付近の冷却でも長期の
貯蔵安定性は十分得られる。本発明においては、二次射
出する液状シリコーンゴム組成物の硬化温度は(B)成分
である熱可塑性樹脂から構成される白金触媒の軟化点以
上であり一次射出する熱可塑性樹脂の軟化温度以下であ
ることが必要である。これは、白金系触媒の軟化点未満
になると液状シリコーンゴム組成物の硬化速度が低下し
生産性が著しく低下するからであり、熱可塑性樹脂の軟
化温度を越えると寸法精度のよい複合体が得られないか
らである。
【0015】本発明の成形方法は、1複合体あたり少な
くとも2回の射出工程が必要であるが、3回以上の射出
工程を有してもよい。この場合、「一次射出」と「二次
射出」は連続する2回の射出工程間における前後関係を
意味する。本発明の成形方法において用いられる金型
は、上下または左右に分割可能であり、相互に密着篏合
したときキャビティを形成し得る同一の金型または複数
の金型であり、従来周知の金型を使用してもよい。本発
明の成形方法においては、同一の金型のキャビティ内部
に熱可塑性樹脂を一次射出し、次いで液状シリコーンゴ
ム組成物を二次射出してもよいし、また、一つの金型の
キャビティ内部に熱可塑性樹脂を一次射出した後、金型
を開き、その熱可塑性樹脂成形品を含む金型に別の成形
凹部を有する金型を密着篏合せしめ、一次射出したキャ
ビティに連続して形成されたキャビティ内部に液状シリ
コーンゴム組成物を二次射出してもよい。本発明におい
ては、熱可塑性樹脂と液状シリコーンゴム組成物との密
着性をより向上させるために、プライマーを使用しても
よい。プライマーを使用する場合は、熱可塑性樹脂を一
次射出した後金型を開き、その熱可塑性樹脂成形品表面
にプライマーを塗布もしくは吹き付け、次いで液状シリ
コーンゴムを二次射出して、これを硬化させればよい。
かかるプライマーとしては、チタン酸エステルを主剤と
するプライマー、シランカップリング剤を主剤とするプ
ライマーがある。かかる本発明の方法は、公知の液状シ
リコーンゴム用射出成形機に周知の熱可塑性樹脂成形機
および金型を結合することによって容易に実施すること
ができる。本発明の方法に従えば、従来不可能に近かっ
た液状シリコーンゴムと熱可塑性樹脂からなる複合体を
寸法精度よく、かつ、生産性よく製造し得る。
【0016】
【実施例】次に本発明を実施例によって説明する。実施
例中、粘度は25℃における値である。尚、実施例1お
よび実施例2の複合体の成形方法においては、後記する
図1に示した装置を使用した。
【0017】
【参考例1】 白金ビニルシロキサン錯体組成物の調製 6gの塩化白金酸水溶液(白金金属含有量は、33重量
%である。)と16gの1,3−ジビニルテトラメチル
ジシロキサンを35gのイソプロピルアルコールに溶解
した。この溶液に10gの重炭酸ソーダを加えて懸濁状
態で攪拌しながら70〜80℃で30分間反応させた。
イソプロピルアルコールと水を圧力50mmHg、温度45
℃の条件下で揮発除去し、固形分を濾過することにより
白金含有量9.8重量%の白金ビニルシロキサン錯体の
1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン溶液を調製
した。
【0018】
【参考例2】 熱可塑性シリコーン樹脂球状微粒子触媒の調製 332gのフェニルトリクロロシラン、53gのジメチ
ルジクロロシランおよび110gのジフェニルジクロロ
シランを150gのトルエンで希釈した溶液を430g
のトルエンと142gのメチルエチルケトンと114g
の水からなる液中に滴下して加水分解した。この反応混
合物を水洗いして塩化水素を除去してから有機層を分離
し、さらに加熱してメチルエチルケトンを除去した。次
いで、0.2gの水酸化カリウムを加えて加熱し、発生
する水を留去した後、酢酸で中和して水洗いを繰り返し
た。しかる後、溶液を乾固して熱可塑性シリコーン樹脂
を得た。この熱可塑性シリコーン樹脂のガラス転移転は
65℃であり、軟化点は85℃であった。つぎに、ガラ
ス製の攪拌機付き容器に上記熱可塑性シリコーン樹脂9
00g、トルエン500gおよびジクロロメタン4,6
00gを投入し、均一に混合した。次いで、参考例1で
調製した白金ビニルシロキサン錯体組成物44.4gを
投入し、混合することにより白金ビニルシロキサン錯体
と熱可塑性シリコーン樹脂との均一溶液を調製した。次
いで、この溶液を流体ノズルを使用し、窒素ガスを熱気
流にしたスプレードライヤー槽内に連続して噴霧した。
ここで、窒素ガスの熱気流温度はスプレードライヤー槽
の入口で95℃であり、出口で45℃であり、熱気流速
度は1.3m3/minであった。1時間の運転後、バッグ
フィルターによって白金ビニルシロキサン錯体を含有す
る熱可塑性シリコーン樹脂微粒子触媒450gを捕獲し
た。この微粒子触媒の平均粒子径は1.1μmであり、
5μm以上の微粒子触媒の含有量は0.5重量%であっ
た。また、この微粒子触媒の形状を走査型電子顕微鏡に
より観察したところ、この微粒子触媒は球状体であるこ
とが確認された。また、この微粒子触媒に含まれる白金
系触媒は白金金属として約0.4重量%であった。
【0019】
【参考例3】 熱可塑性アクリル樹脂球状微粒子触媒の調製 参考例2において、熱可塑性シリコーン樹脂の代わり
に、ガラス転移点80℃、軟化点115℃のメチルメタ
クリレート・ブチルメタクリレート共重合体(デュポン
社製,Elvacite2013)を使用した以外は参
考例2と同様にして、熱可塑性アクリル樹脂微粒子触媒
を調製した。この微粒子触媒の平均粒子径は2.5μm
であり、10μm以上の微粒子触媒の含有量は2.0重
量%であった。また、この微粒子触媒の形状を走査型電
子顕微鏡により観察したところ、この微粒子触媒は球状
体であることが確認された。また、この微粒子触媒に含
まれる白金系触媒は白金金属として約0.39重量%で
あった。
【0020】
【実施例1】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度10,000センチポイズのジメチル
ポリシロキサン100重量部、比表面積200m2/g
のヒュームドシリカ30重量部、シリカの表面処理剤と
してヘキサメチルジシラザン5重量部および水2重量部
を均一になるまで混合し、さらに、真空下で170℃で
2時間加熱混合処理した。得られたベースコンパウンド
を冷却後、このベースコンパウンド100重量部に対し
て、参考例2で調製した熱可塑性シリコーン樹脂球状微
粒子触媒0.7重量部を添加し均一になるまで混合し
て、組成物1を調製した。次に、前記ベースコンパウン
ド100重量部に分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基
で封鎖されたジメチルシロキサン・メチルハイドロジェ
ンシロキサン共重合体(ケイ素原子結合水素原子の含有
量は0.7重量%である。)2.6重量部および3−メチ
ル−1−ヘキシン−3−オール0.01重量部を添加し
て、均一になるまで混合して組成物2を調製した。この
組成物1を液状シリコーンゴム組成物用タンクに入れ、
同様に組成物2を別の液状シリコーンゴム組成物用タン
ク2に入れてセットした。次にこれらをスタチックミキ
サーに圧送ポンプを使用して送り込み、組成物1と組成
物2を1:1の比率(重量比)で混合し、液状シリコー
ンゴム組成物を得た。
【0021】次に、ナイロン66樹脂(東レ株式会社
製)を熱可塑性樹脂用射出成形機に投入し、温度230
〜250℃にて溶融した。次に、成形凹部を有する第1
下方移動金型、第1下方移動金型と同一の成形凹部を有
する第2下方移動金型、一次射出材料通路およびゲート
を有する第1上方固定金型、成形凹部と二次射出通路お
よびゲートを有する第2上方固定金型からなり、2つの
上方固定金型は2つの下方移動金型に交互に密着篏合可
能であり、また第1上方固定金型は下方移動金型の成形
凹部を閉ざしてキャビティを部分的に形成し、第2上方
固定金型は下方移動金型を篏合して主体部成形キャビテ
ィが生ずべく構成された連続射出成形装置を用意した。
この装置を用いて、上記のナイロン66樹脂を70℃に
設定された第1上方固定金型および第1下方移動金型を
篏合してなる部分的に形成されたキャビティ内部に一次
射出した。その条件は、射出時間10秒、固化時間30
秒であった。次にこのナイロン樹脂成形品を含む第1下
方移動金型を110℃に設定された第2上方固定金型と
篏合せしめ、新たに形成された主体部キャビティ内部
に、上記で得られた液状シリコーンゴム組成物を射出し
て硬化させた。その射出条件は射出時間10秒、加熱時
間30秒であった。得られた複合体は液状シリコーンゴ
ム組成物の硬化物とナイロン66樹脂が一体化した成形
体であった。その境界面は平坦であり、寸法精度は非常
に優れ、生産性も高く200ショットの連続成形後でも
特に問題はみられなかった。また、スタチックミキサー
部をチラー等で冷却していないため結露水などはみられ
なかった。さらに連続成形終了後、組成物1,2の混合
物は室温のミキサ−中でも1週間以上流動性を維持して
いた。
【0022】
【比較例1】実施例1において、熱可塑性シリコーン樹
脂球状微粒子触媒の代わりに参考例1で調製した白金ビ
ニルシロキサン錯体組成物0.02重量部を使用した以
外は実施例1と同様にして液状シリコーンゴム組成物
(組成物3)を調製した。上記の組成物3と実施例1で
調製した組成物2を実施例1と同様に重量比で1:1で
均一に混合して、液状シリコーンゴム組成物を得た。次
に、実施例1の連続射出成形機において、組成物1の代
わりに上記組成物3を使用した以外は実施例1と同様に
して連続成形を行ったところ、30ショット後から液状
シリコーンゴム組成物中にゲル状物がみられ良好な複合
成形体は得られなく、連続成形終了後室温にて放置した
ところミキサー内部は3時間後に硬化していた。
【0023】
【比較例2】比較例1で得られた液状シリコーンゴム組
成物を5℃に冷却し、比較例1と同様に連続成形を試み
たところ30ショット後でもゲル状物は見られなかった
が、連続成形終了後室温にて放置したところミキサー内
部は8時間後に硬化していた。また、ミキサー周辺は結
露水が見られ非常に汚らしかった。
【0024】
【実施例2】実施例1において、熱可塑性シリコーン樹
脂球状微粒子触媒の代わりに、参考例3で調製した熱可
塑性アクリル樹脂球状微粒子触媒を使用した以外は実施
例1と同様にして液状シリコーンゴム組成物(組成物
4)を調製した。上記の組成物4と実施例1で調製した
組成物2を実施例1と同様に重量比で1:1で均一に混
合して、液状シリコーンゴム組成物を得た。次に、AB
S樹脂[東レ(株)製,商品名トヨラック]を熱可塑性
樹脂用射出成形機に投入し、温度230〜270℃の範
囲で可塑化した後、これを実施例1で使用した連続射出
成形装置の第1上方固定金型および第1下方移動金型を
篏合してなる部分形成されたキャビティ内部に一次射出
した。その条件は、射出時間10秒、硬化時間30秒、
射出圧力400kg/cm2、型締圧力10tonであり、第1
下方移動金型の設定温度は80℃であった。次に、第1
移動金型を開き、直ちにABS樹脂成形品を含む第1下
方移動金型を110℃に設定された第2上方固定金型と
篏合せしめ、新たに主体部成形キャビティを形成した。
このキャビティ内部に、上記で得られたシリコーンゴム
組成物を実施例1と同じ方法で一次射出した。その条件
は、射出時間10秒、加熱時間35秒、射出圧力150
kg/cm2、型締圧力15tonであった。得られた複合体は
液状シリコーンゴム組成物の硬化物とABS樹脂が一体
化した成形体であり、100ショットの連続成形後でも
その境界面は平坦で、寸法精度が優れるものであり、シ
リコーンゴムのゲル物などはみられなかった。さらに、
連続成形終了後、組成物4と組成物2の混合物は室温の
ミキサ−中でも1週間流動性を維持していた。
【0025】
【発明の効果】本発明の複合体の成形方法は、熱可塑性
樹脂を一次射出し、次いで特殊な液状シリコーンゴム組
成物を二次射出し、該液状シリコーンゴム組成物を50
℃以上であり、前記熱可塑性樹脂の軟化温度以下の温度
で硬化させているのでシリコーンゴムと熱可塑性樹脂か
らなる複合体を寸法精度よく、環境面からも問題なく、
生産性よく製造し得るという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合体の成形方法に使用した装置を示
したものである。
【符号の説明】
1 液状シリコーンゴム用タンク 2 液状シリコーンゴム用タンク 3 スタチックミキサー 4 熱可塑性樹脂射出成形機 5 第1下方移動金型 6 第2下方移動金型 7 第1上方固定金型 8 第2上方固定金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 101:10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂と液状シリコーンゴム組成
    物を同一金型のキャビティ内部または2個以上の金型か
    ら形成されるキャビティ内部に連続射出して複合体を成
    形する方法において、熱可塑性樹脂を一次射出し、次い
    で下記液状シリコーンゴム組成物を二次射出し、該液状
    シリコーンゴム組成物を50℃以上であり前記熱可塑性
    樹脂の軟化温度以下の温度で硬化させることを特徴とす
    る、シリコーンゴムと熱可塑性樹脂からなる複合体の成
    形方法。 (A)平均単位式R1 a2 bSiO(4-a-b)/2(式中、R1
    脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素基であり、R
    2はアルケニル基であり、aは1.90〜2.05の数で
    あり、bは0.0005〜0.1の数であり、かつa+b
    は1.91〜2.06の数である。)で表されるオルガノ
    ポリシロキサン100重量部、(B)白金系触媒を白金金
    属原子として0.01重量%以上含有する熱可塑性樹脂
    から構成される球状微粒子触媒(熱可塑性樹脂の軟化点
    は50〜150℃であり、球状微粒子触媒の平均粒子径
    は0.01〜10μmである。)(A)成分100万重量
    部に対して白金金属として1〜1,000重量部、(C)
    1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を
    有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン[(C)成
    分の添加量は、(C)成分中のケイ素原子結合水素原子の
    モル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモ
    ル数の比が0.5:1〜20:1となる量である。]お
    よび(D)ヒドロシリル化反応阻害性化合物
    0.005〜10重量部からなる液状シリコーンゴ
    ム組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分と(B)成分からなるオルガノポ
    リシロキサン組成物と(A)成分,(C)成分および(D)成
    分からなるオルガノポリシロキサン組成物とに分けてな
    る2液包装型液状シリコーンゴム組成物である、請求項
    1記載の複合体の成形方法。
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