JPH089890Y2 - コード巻回収納構造 - Google Patents

コード巻回収納構造

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JPH089890Y2
JPH089890Y2 JP1990102315U JP10231590U JPH089890Y2 JP H089890 Y2 JPH089890 Y2 JP H089890Y2 JP 1990102315 U JP1990102315 U JP 1990102315U JP 10231590 U JP10231590 U JP 10231590U JP H089890 Y2 JPH089890 Y2 JP H089890Y2
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JP
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cord
plug
case body
power
cord winding
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JP1990102315U
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JPH0461759U (ja
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弘隆 冨田
尚男 寅本
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Hosiden Corp
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Hosiden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、携帯用電子機器の外部電源となる乾電池を
収納するバッテリーケースや、イヤホーンを収納するイ
ヤホーン収納ケース等のコード巻回収納構造に関する。
〈従来の技術〉 携帯用電子機器、例えばパーソナルコンピュータ等
は、軽量小型化が要求されるので、外部電源としてバッ
テリーケースを使用することが多い。バッテリーケース
は、複数本の乾電池をケース本体に収納しており、この
ケース本体から導出された電源コードを電子機器に接続
して使用される。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来のこの種のバッテリーケースの電源コードは、不
使用時にはケース本体に巻回し、当該電源コードの間に
電源プラグを挟み込んでいた。
このようなやり方では、電源コードが乱雑に巻回され
がちなので、体裁が悪く、場合によっては電源コードが
内部で断線することもある。また、電源コードの巻回の
仕方が悪かったり、電源コードの長さに若干の過不足が
ある場合にも、電源コードを無理に引っ張ったりするた
めに電源コードの断線のおそれがある。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、電源コ
ードを体裁よく巻回収納することができ、しかも電源コ
ードの断線が起こりにくいバッテリーケースを提供する
ことを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係るコード巻回収納構造は、コードと、この
コードを側面から導出し、側面に前記コードを巻回収納
するコード巻回溝が設けられたケース本体と、前記コー
ドの先端に設けられたプラグとを具備しており、前記コ
ード巻回溝には前記プラグを係止するプラグ係止部と、
前記プラグがプラグ係止部の位置に合致するように調整
する調整部とが設けられている。
また、前記プラグ係止部は、プラグのボディに対応し
たロック用突起と、位置決めガイドとを有している。
さらに、前記調整部は、前記コード巻回溝に片持支持
された羽根から構成されている。
〈作用〉 コードは、ケース本体のコード巻回溝に巻回収納され
る。当該コードの先端に設けられたプラグは、ケース本
体に設けられたプラグ係止部のロック用突起と位置決め
ガイドとによって係止される。さらに、調整部を構成す
る羽根が撓むことによってプラグ係止部に対するプラグ
の位置が調整される。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案のコード巻回収納構造を適用したバッ
テリーケースの図面であって、同図(a)は正面図、同
図(b)は平面図、同図(c)は底面図、同図(d)は
左側面図、第2図はケース本体を構成する収納側ケース
本体の平面図、第3図はプラグとしての電源プラグの図
面であって、同図(a)は正面図、同図(b)は平面
図、同図(c)は左側面図、同図(d)は底面図、第4
図はプラグ係止部の図面であって、同図(a)は正面
図、同図(b)は平面図、同図(c)は左側面図、第5
図はコード巻回溝にコードを巻回した状態を示す図面で
あって、同図(a)は背面図、同図(b)は平面図、同
図(c)は側面図、第6図は調整部を示す説明図であ
る。
本考案のコード巻回収納構造を適用したバッテリーケ
ースは、6本の乾電池を収納するケース本体10と、この
ケース本体10の側面から導出されたコードとしての電源
コード20と、この電源コード20の先端に設けられたプラ
グとしての電源プラグ30とを備えている。
ケース本体10は、全体として薄型直方体状を呈してお
り、その側面は、縁部より若干内側に入り込んで、コー
ド巻回溝13を形成している。当該ケース本体10の内部に
は、図外の6本の乾電池を収納する乾電池収納部111
と、乾電池収納部111の電力を電子機器の規格に整合さ
せる電子回路が搭載された図外のプリント基板を収納す
る基板収納部112とが設けられている。
かかるケース本体10は、収納側ケース本体11と、この
収納側ケース本体11に組み合わせられる蓋側ケース本体
12とから構成される。
収納側ケース本体11の縁部から若干内側に入り込んだ
部分には、前記コード巻回溝13を構成する上側周壁113
が形成されている。この上側周壁113の内側に、前記乾
電池収納部111と基板収納部112とが形成されている。
前記乾電池収納部111の左右両端、かつ上側周壁113の
内側には、一対の端子取付壁111a、111bが形成されてお
り、この端子取付壁111a,111bには、収納された乾電池
を直列に接続する端子16が取り付けられている。当該端
子16は、導電性を有する針金を折曲形成したものであっ
て、乾電池の正極が接触する部分と負極が接触する部分
とが一体に形成されている。また、当該乾電池収納部11
1には、乾電池をセットする方向を示す線画17が形成さ
れている。
一方、前記基板収納部112は、前記乾電池収納部111の
右上側に設けられており、プリント基板を支持する4本
の支持用ボス112aが突設されるとともに、プリント基板
に搭載された発光ダイオードが臨む開口112bが開設され
ている。さらに、当該基板収納部112の左側に位置する
上側周壁113には、電源コード20を導出する導出口(図
示省略)を形成する上側半円溝112cが形成されている。
なお、前記開口112bには、塵芥の侵入を防止するための
半透明なカバーが取り付けられている。
前記端子16とプリント基板の電子回路とは、前記端子
取付壁111aと前記上側周壁113との間の隙間に収められ
た導線18(但し、第2図では一部しか示されていない)
によって接続されている。
一方、蓋側ケース本体12は、前記収納側ケース本体11
に嵌合されてケース本体10を構成するものであって、当
該蓋側ケース本体12の縁部から若干内側には、前記上側
周壁113と対応してコード巻回溝13を形成する下側周壁1
22が形成されている。また、当該蓋側ケース本体12に
は、着脱自在になった蓋体121が設けられている。この
蓋体121を蓋側ケース本体12から取り外すと、ケース本
体10内部の乾電池収納部111が露呈するようになってい
る。さらに、当該蓋側ケース本体12には、収納側ケース
本体11に組み合わされた場合に、前記基板収納部112に
収納されたプリント基板を押さえ込む基板押圧部(図示
省略)が設けられている。また、前記下側周壁122に
は、下側半円溝(図示省略)が形成されており、前記上
側半円溝112cとともに導出口を構成する。
かかる収納側ケース本体11と蓋側ケース本体12とが、
上側周壁113と下側周壁122とを対応させて4本のビス50
で組み合わされる(第5図参照)。これによってコード
巻回溝13が形成されるのである。
基板収納部112は、乾電池収納部111より幅狭に設定さ
れているので、基板収納部112の左横、すなわち乾電池
収納部111の左上部分は、第2図に示すように上側周壁1
13及び下側周壁122の外側になっている。かかる部分に
プラグ係止部14が形成されているのである。
電源コード20は、ブッシュ21を介して前記導出口から
ケース本体10の外部に導出されている。従って、当該電
源コード20はケース本体10の側面から導出されることに
なる。また、当該電源コード20は、コード巻回溝13を3
回巻回することができる程度の長さに設定されている。
かかる電源コード20の先端には、第3図に示すような
電源プラグ30が設けられている。この電源プラグ30は、
絶縁性の合成樹脂からなる略L字形状のボディ31と、こ
のボディ31から突出する接続端子32とを有している。前
記ボディ31は、前記接続端子32が突出する円柱部311
と、この円柱部311と一体に成形された本体部312とを有
している。前記本体部312の側面部312aは、外側に向か
って若干盛り上がっている。
前記プラグ係止部4は、収納側ケース本体11に設けら
れるロック用突起141と、蓋側ケース本体12に設けられ
る位置決めガイド142とから構成される。
前記位置決めガイド142は、電源プラグ30の円柱部311
が嵌まり込む凹部142aが形成されている。一方、前記ロ
ック用突起141は、前記本体部312の側面部312aが密着す
るように、側面部312aの盛り上がりに対応して略く字形
状に形成されている。
電源プラグ30の係止は、側面部312aをロック用突起14
1に当接させ、電源プラグ30をプラグ係止部14に押し込
むことによって行う。詳述すると、電源コード20に引っ
張られた電源プラグ30の側面部312aがロック用突起141
を乗り越え、円柱部311が位置決めガイド142の凹部142a
に嵌まり込む。すると、ボディ31を形作る合成樹脂の弾
性と、電源コード20の引張力とによって電源プラグ30
は、第5図(b)に示す矢印B方向に戻り、ロック用突
起141に側面部312aが密着して係止される。
また、電源コード20の巻回の仕方が悪かったり、電源
コード20の長さに過不足があったとすると、電源プラグ
30をプラグ係止部14に係止させることができない。そこ
で、かかる場合にも電源プラグ30をプラグ係止部14に係
止することができるようにする調整部15が設けられてい
る。
この調整部15は、収納側ケース本体11及び蓋側ケース
本体12から、コード巻回溝13に突出された一対の羽根15
1a、151bによって構成される。電源コード20は、この羽
根151a、151bの上に巻回されるので、巻回の仕方が悪か
ったりしても、電源プラグ30の係止時に電源コード20を
引っ張れば、羽根151a、151bが撓んで電源コード20が長
くなったのと同様になり、係止することができる。
なお、上述した実施例では、バッテリーケースを挙げ
たが、本考案に係るコード巻回収納構造はバッテリーケ
ースのみならず、イヤホーンを収納するイヤホーン収納
ケース等のようにコードを巻回収納しなければならない
ものに応用することができることは勿論である。
〈考案の効果〉 本考案に係るコード巻回収納構造は、コードと、この
コードを側面から導出し、側面に前記コードを巻回収納
するコード巻回溝が設けられたケース本体と、前記コー
ドの先端に設けられプラグとを備えており、前記コード
巻回溝には前記プラグを係止するプラグ係止部と、前記
プラグがプラグ係止部の位置に合致するように調整する
調整部とが設けられているので、簡単にコードを収納す
ることができる。巻回収納されたコードは、コード巻回
溝内に収まるので体裁がよい。
また、前記プラグ係止部は、フラグのボディに対応し
たロック用突起と、位置決めガイドとをとからなるた
め、簡単にプラグを所定の位置に係止することができ
る。
さらに、前記調整部は、前記コード巻回溝に片持支持
された羽根からなるので、コードの巻回の仕方が悪かっ
たり、コードの長さに若干の過不足があったとしても、
調整部によって調整されるので、プラグを確実にプラグ
係止部に係止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコード巻回収納構造を適用したバッテ
リーケースの図面であって、同図(a)は正面図、同図
(b)は平面図、同図(c)は底面図、同図(d)は左
側面図、第2図はケース本体を構成する収納側ケース本
体の平面図、第3図はプラグとしての電源プラグの図面
であって、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図、
同図(c)は左側面図、同図(d)は底面図、第4図は
プラグ係止部の図面であって、同図(a)は正面図、同
図(b)は平面図、同図(c)は左側面図、第5図はコ
ード巻回溝にコードを巻回した状態を示す図面であっ
て、同図(a)は背面図、同図(b)は平面図、同図
(c)は側面図、第6図は調整部を示す説明図である。 10……ケース本体、13……コード巻回溝、14……プラグ
係止部、141……ロック用突起、142……位置決めガイ
ド、15……調整部、20……電源コード(コード)、30…
…電源プラグ(プラグ)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コードと、このコードを側面から導出し、
    側面に前記コードを巻回収納するコード巻回溝が設けら
    れたケース本体と、前記コードの先端に設けられたプラ
    グとを具備しており、前記コード巻回溝には前記プラグ
    を係止するプラグ係止部と、前記プラグがプラグ係止部
    の位置に合致するように調整する調整部とが設けられて
    いることを特徴とするコード巻回収納構造。
  2. 【請求項2】前記プラグ係止部は、プラグのボディに対
    応したロック用突起と、位置決めガイドとを具備したこ
    とを特徴とする請求項1記載のコード巻回収納構造。
  3. 【請求項3】前記調整部は、前記コード巻回溝に片持支
    持された羽根からなることを特徴とする請求項1又は2
    記載のコード巻回収納構造。
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JPH0461759U JPH0461759U (ja) 1992-05-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003045384A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 電池モジュール
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JPH02104567U (ja) * 1989-02-06 1990-08-20

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