JPH089887Y2 - 中継ボックス付漏電しゃ断器 - Google Patents

中継ボックス付漏電しゃ断器

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JPH089887Y2
JPH089887Y2 JP1989073593U JP7359389U JPH089887Y2 JP H089887 Y2 JPH089887 Y2 JP H089887Y2 JP 1989073593 U JP1989073593 U JP 1989073593U JP 7359389 U JP7359389 U JP 7359389U JP H089887 Y2 JPH089887 Y2 JP H089887Y2
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JP
Japan
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relay box
charging
conductor
flat cable
terminal block
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JP1989073593U
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JPH0313654U (ja
Inventor
広志 小野
真行 渡辺
正雄 柴山
信行 沼津
Original Assignee
株式会社日幸電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電力用フラットケーブルシステムに適用して
好適な中継ボックス付漏電しゃ断器に関する。
従来の技術 近時、OA機器の導入設置に伴って生ずるオフィス内低
圧分岐配線の複雑化及び変更、追加の多様化に柔軟に対
応するため「電力用フラットケーブルシステム」と称す
る新規な配線システムが採用されている。
これ等配線は主として室内カーペットなどの下に布設
される関係上、システムの電力用フラットケーブルと他
配線との接続部には中継ボックスを設け、且つ中継ボッ
クスの電源側には専用の漏電しゃ断器を設け、また、電
力用フラットケーブル内、絶縁導体中の一導体は接地用
導体として使用し、中継ボックス内部で接地線と接続し
て感電防止を図らなければならないとされている。
考案が解決しようとする問題点 しかして、従来漏電しゃ断器、中継ボックス、フラッ
トケーブルの施工方法としては別個の漏電しゃ断器と中
継ボックスを室内壁などに取り付けた後、中継ボックス
内の充電端子にフラットケーブルの充電絶縁導体と漏電
しゃ断器の負荷側端子にいたる絶縁電線を接続し、中継
ボックス内の非充電端子にはフラットケーブルの接地用
導体と中継ボックス内の接地端子に至る接地絶縁電線を
接続する方法がとられている。従って従来の方法では、
漏電しゃ断器と中継ボックス間の絶縁配線及び中継ボッ
クス内の接地線を必要とし、各配線の端末処理も必要
で、また誤配線に基づく接地不良などの問題も生じてい
る。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のような点を考慮して中継ボックスを漏
電しゃ断器に接して配設し、フラットケーブルの充電用
絶縁導体と漏電しゃ断器の負荷側端子を中継ボックス内
の充電用帯状導体にねじ止めし、フラットケーブルの接
地用導体を中継ボックス内接地用帯状導体の一端にねじ
止めし、接地用帯状導体の他端は接地端子を有する中継
ボックスベースにねじ止めする構成である。
作用 かくて本考案では漏電しゃ断器と中継ボックス間の配
線を不要にし、原価を低減すると共に絶縁電線の端末処
理を不要にして工法を簡単容易にし、且つ中継ボックス
内の接地接続を不要にして錯誤に基づく接地不良などの
事故を未然に防止するものである。
実施例 以下本考案の1実施例を図によって説明する。図は本
考案による漏電しゃ断器で、第1図は上面図,第2図は
側面図,第3図は正面図である。図で1は基台(または
室内壁)2に取り付けた漏電しゃ断器,3は漏電しゃ断器
1の操作ハンドル,4は同電源側端子,5は同テスト用押
釦,6は同動作表示釦を示す。又7は漏電しゃ断器1に接
して基台2に取り付けた中継ボックスで、その内部及び
漏電しゃ断器1との電気的接続関係は中継ボックス7の
外被カバー29を除去した上面図及び同X−X′線に添う
側断面図を第4図,第5図で示す。図で8は金属製の中
継ボックスベースで,傾斜曲部9及び直立部10を有し、
ねじ11によって基台2に固定し、12は合成樹脂成形の端
子台で、その上面中央にフラットケーブルの接地用導体
(図示せず)を接続する接地用帯状導体13を設け、接地
用帯状導体13の両側には適宜絶縁距離を有してフラット
ケーブルの充電用絶縁導体(図示せず)と接続する充電
用帯状導体14,14を配設する。前記、接地用帯状導体13
及び充電用帯状導体14,14はねじ15によって夫々端子台
に固着されている。
充電用帯状導体14,14の一端は第5図の如く上方にク
ランク状に折曲されて漏電ブレーカー1の負荷側端子1
6,16に螺子17によりねじ止めされ、他端にはフラットケ
ーブルの充電用絶縁導体がねじ18によってねじ止めされ
る。また、接地用帯状導体13の一端は第5図の如く下方
にクランク状に折曲され、中継ボックスベース8との間
に前記端子台12を挟持した状態で中継ボックスベース8
にねじ19で固定され、その他端にはフラットケーブルの
接地用導体がねじ20で接続される。21,21は接地極に至
る接地線を中継ボックスベース8にねじ止めするために
設けた端子ねじであり、接地配線を考慮して中継ボック
スベース8にねじ止めするために設けた端子ねじであ
り、接地配線を考慮して中継ボックスベースの左右両側
に2個設けてあるが、接地線接続にあたっては何れを使
用しても良い。また、中継ボックスベース8の傾斜曲部
9には短冊状の押え板22が重畳して設けられ、これはフ
ラットケーブルの終端部を押圧支持するため設けられた
ものであり、ねじ23,23により、フラットケーブルの端
末が中継ボックスベース8の傾斜曲部9と押え板22間に
支持される。
充電用帯状導体14,14に設けられている楕円状長孔24
はねじ18を任意左右方向に移動させフラットケーブルの
充電用絶縁導体に圧着される接続コネクター(図示せ
ず)の圧着ずれにも良好に適合させるため設けられたも
のであり、端子台12にはねじ18,ナット25の左右移動に
対応して前記楕円状長孔24より幅広の凹所26が穿設され
ている。また、端子台12の下面には第5図に示すような
爪状の突起部27が設けられ、中継ボックスベース8の前
記爪状突起部27に対応する位置には角孔28が設けられ、
接地用帯状導体13と充電用帯状導体14,14が配設された
端子台12を中継ボックスベース8に固定するには先ず爪
状突起部27を中継ボックスベース8の角孔28に挿入した
後、端子台12を回転させて爪状突起部27を角孔28の周縁
部に係合させ、その後ねじ19で接地用帯状導体13を中継
ボックスベース8に固定すればよい。29は中継ボックス
7の外被カバーであって、合成樹脂で成形され、ねじ30
を漏電しゃ断器1に設けたねじ孔(図示せず)に締め付
けることによって外被カバー29が漏電しゃ断器1に固定
される。
考案の効果 以上のように、本考案においては、中継ボックス7を
漏電しゃ断器1に接して配設し、電力用フラットケーブ
ルの充電用絶縁導体と漏電しゃ断器1の負荷側端子16を
中継ボックス7内の充電用帯状導体14にねじ止めし、電
力用フラットケーブルの接地用導体を中継ボックス7内
の接地用帯状導体13を介し、接地端子を備える中継ボッ
クスベース8にねじ止めする構成としたため、従来必要
であった漏電しゃ断器1と中継ボックス7間の配線及び
中継ボックス7内の接地絶縁電線を不要にすることがで
き、従って原価を低減し、配線の端末処理が不要になる
ことによって工法が簡略され、接地線の誤接続による接
地不良の事故が防止され、また中継ボックス7を漏電し
ゃ断器1に付設することによってスペース的にも有利で
ある等種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による漏電しゃ断器で、第1図は上面図,第
2図は側面図,第3図は正面図である。又、第4,第5図
は中継ボックスの上面及び同X−X′線に添う側断面図
を示す。 1は漏電しゃ断器,7は中継ボックス,8は中継ボックスベ
ース,12は端子台,13は接地用帯状導体,14,14は充電用帯
状導体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 沼津 信行 東京都世田谷区奥沢3丁目4番1号 株式 会社日幸電機製作所内 (56)参考文献 実開 昭55−5435(JP,U) 実開 昭62−11318(JP,U) 実公 昭53−19983(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中継ボックス(7)を漏電しゃ断器(1)
    に接して基台(2)に取り付けるもので、中継ボックス
    (7)にはその両端に傾斜曲部(9)及び直立部(10)
    を有する中継ボックスベース(8)を前記基台(2)に
    ねじ(11)で固定すると共に端子台(12)を載置固定せ
    しめ、この端子台(12)の上面中央にフラットケーブル
    の接地用導体を接続する接地用帯状導体(13)を設け、
    この接地用帯状導体(13)の両側には適宜絶縁距離を有
    してフラットケーブルの充電用絶縁導体と接続する充電
    用帯状導体(14),(14)を前記接地用帯状導体(13)
    と共に夫々前記端子台(12)に固着せしめる一方、前記
    充電用帯状導体(14),(14)の一端をクランク状に折
    曲して前記漏電しゃ断器の負荷側端子(16),(16)に
    ねじ止めするとともに、前記充電用帯状導体(14),
    (14)の他端にはフラットケーブルの充電用絶縁導体を
    螺子(18)によりねじ止めし、又前記接地用帯状導体
    (13)の一端はクランク状に折曲されて中継ボックスベ
    ース(8)との間に前記端子台(12)を挟持した状態で
    中継ボックス(8)にねじ(19)で固定され、前記接地
    用帯状導体(13)の他端はフラットケーブルの接地用導
    体がねじ(20)で接続され、更に前記傾斜曲部(9)に
    はフラットケーブルの終端部を押圧支持するための短冊
    状の押え板(22)が重畳して設けられる中継ボックス付
    漏電しゃ断器。
JP1989073593U 1989-06-26 1989-06-26 中継ボックス付漏電しゃ断器 Expired - Lifetime JPH089887Y2 (ja)

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JPH0313654U JPH0313654U (ja) 1991-02-12
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JPS5319983U (ja) * 1976-07-29 1978-02-20
JPS5539546Y2 (ja) * 1978-06-26 1980-09-16
JPH0317552Y2 (ja) * 1985-07-03 1991-04-12

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