JPH089873A - 丸形パンの製造方法 - Google Patents

丸形パンの製造方法

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JPH089873A
JPH089873A JP17022194A JP17022194A JPH089873A JP H089873 A JPH089873 A JP H089873A JP 17022194 A JP17022194 A JP 17022194A JP 17022194 A JP17022194 A JP 17022194A JP H089873 A JPH089873 A JP H089873A
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bread
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cloth
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JP17022194A
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Saburo Kusama
三郎 草間
Mikio Kobayashi
幹央 小林
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あんパンやメロンパン等の丸形パンを製造す
るにあたり、人手によると同様な腰持ちがよくしかもボ
リュームのある丸みを有する丸形パンの製造装置を提供
する。 【構成】 パン生地を延展装置によりシート状に延展し
た後、側端より巾方向に巻き上げて棒状生地とし、包被
切断装置により棒状生地を分割する。分割されたパン生
地は切断位置が上下の位置になるよう載置し、パン生地
を上掛け生地で覆った後に、発酵、焼成する。 【効果】 従来に比べて、簡単によりボリュームのある
丸形パンを生産することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はあんパン,メロンパン等
の丸形パン生地の製造方法に関し、簡単でしかも形の整
ったボリュームのある丸形パンを提供しようとするもの
である。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する従来の技術は、本出願人
が出願した特許公開平成5年第219874号に記載さ
れているように、シート状のパン生地でフィリングを巻
き上げて包んだ棒状生地を、フィリングが露出しないよ
うに分割切断する手段が記載されている。また、あんパ
ンやメロンパン等の丸形パンを製造する場合、パン生地
を分割したのちに発酵又は成形するまえに予め丸形に成
形する必要があり、その分割生地を下向きに開口した椀
状物内にて、椀状物を偏心運動させる等の、丸形に成形
するための特別な装置が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、あん
パン、メロンパン等の丸形パンを大量生産するに際し、
生地を分割した後に、一般的に知られているようなパン
生地を丸める装置を設け、腰持ちの良いボリュームのあ
る高品質な丸形パンの製造を目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は上記した本出願
人が出願した手段に基づき、ボリュームのある高品質の
丸形パンを製造する手段を提供しようとするものであ
り、その構成は、混練して得られたパン生地を生地の流
れ方向に延展成形連続したシート状生地として搬送させ
る工程 、この生地シートに側端より巾方向に巻き上げ
て連続した棒状の生地とする工程、この棒状生地の軸に
直角方向から押圧して切断する際に、切断面が露出しな
いように外周の生地で被いながら切断する工程、この切
断された生地の切断位置が上下の位置となるように載置
して搬送させ、またメロンパンを製造する場合は上掛け
生地を切断されたパン生地上に被せた後に、発酵、焼成
を行うものである。
【0004】
【実施例】以下本発明の構成を実施例に基づき説明する
と図1は本発明実施例の全体斜視図である。1は連続的
に一定の厚さと一定の巾に延展成形されて供給されるシ
ート状パン生地である。2は連続的に供給されるシート
状パン生地1の一端に連続的にクリーム等のフィリング
3を棒状に供給するデポジターであり、3はデポジター
2によってシート状パン生地1の一端に連続供給される
フィリングを示す。4は回転するローラーからなる巻き
上げ装置であり、生地1を側方から蹴り上げてフィリン
グ3の上に覆い、クリーム等のフィリング3を芯にして
巻き上げて連続棒状にシート状パン生地1を連続成形す
る。
【0005】5は上記の如き工程にてフィリング3を芯
にして連続体として成形された棒状生地である。6は棒
状生地5を分割切断する包被切断装置である。包被切断
装置6は本出願人所有の特許1607849号や特許公
告平成5年53453号のように複数のブロック片を直
線的にスライドさせ、中央にできる囲みを開閉してこの
囲みを通過する棒状生地を包被切断するものがあるが、
特にその技術に限定されるものではなく、特許1798
235号のように複数のシャッター片を円上に枢着し
て、シャッター片の先端が隣接するシャッター片の側面
をなぞりながら揺動することにより、中央にできる囲み
を開閉して包被切断を行う包被切断装置によっても可能
である。包被切断装置の下方には搬送装置7、11が連
接して設けられている。搬送装置7にはコンベアベルト
10裏側にあるプレート8が上下動をするように上下動
装置9が設けられている。この上下動装置9は包被切断
装置6の切断動作に伴う上下動と同期して運動する。図
2に示す下流の搬送装置11の上方には、搬送される包
被切断された生地12の上面が平坦になるように周知の
転圧装置13を設ける。転圧装置13のパン生地搬送方
向下流側には、転圧されたパン生地12上に上掛け生地
16を被せるデポジター15を設けている。センサー1
4は搬送されるパン生地12の通過を検出するものであ
る。
【0006】
【作用】延展されてシート状に成形された生地1はデポ
ジター2によって生地1の一端にフィリング3が充填さ
れ、その下流で充填位置の側端より巻き上げ装置4によ
り生地1を持ち上げて、巾方向に巻き上げて下流に行く
にしたがって、棒状の生地5に成形されるものである。
成形された棒状生地5は断面がシート生地の渦状とな
り、その中央にはフィリング3が内包された形となって
いる。これを包被切断装置6にて分割切断するものであ
る。上下動装置9によって、棒状生地5の切断と同時に
プレート8が下方から生地を押さえて搬送装置11での
製品の座りを安定させるものである。切断されるときに
は外側となるシート生地1が切断される部分においても
フィリング3を覆いフィリング3が内包されたパン生地
が出来上がる。つづいて搬送装置11の上では、転圧装
置13にてパン生地12を上方より転圧することで、発
酵を伴うことで形状が定まりにくいパン生地の上面を平
坦にし、上掛け生地16の安定的な載置を可能にする。
センサー14がパン生地12を検知した信号により、予
め設定されているデータと計算に基づき、デポジタ15
は搬送されてくるパン生地12を覆うように上掛け生地
16を吐出する。これを周知のパン製造工程にて、発
酵、焼成して製品がえられるものである。このときの切
断された生地12の切断部を底部と頂部になるようにし
て、発酵以降の工程の処理を行うとボリュームのある丸
形の製品を得ることができる。これは切断部が頂部と底
部に位置させると、延展装置による生地流れ方向への延
展によるパン生地12の側面周囲は生地組織の目が上下
方向( 生地の伸長方向) に向いており、特に上下方向に
弾性を有した状態となる。発酵、焼成によってパン生地
が膨張したときには、生地は円周方向に良く膨らむこと
となり、張りがあり、腰落ちの少ない製品を得ることが
できる。本実施例の上掛け生地には、レーズン、チョコ
チップ、ゼリー片等を含んだ物を用いるも可能でありま
た、棒状生地に内包されるフィリングを実施例に示すも
のに限定するものではなく、餡、ジャム、ピーナッツバ
ター等においても可能である。
【0007】
【発明の効果】以上説明したようにパン生地をシート状
に延展成形して搬送させ、この生地シートを側端より巾
方向に巻き上げて棒状の生地とし、この生地を生地の軸
線に対して直角方向に押圧切断する際に切断面が露出し
ないように外周の生地で被いながら切断し、この切断さ
れた生地の切断部が底部と頂部の位置となるようにして
搬送させ、発酵、焼成を行うと生地組織が上下方向に弾
性を有することになり、水平方向にダレてしまうことが
なく腰落ちのない製品を得ることとなり、上方向に比べ
て円周方向に大きく膨らむこととなり、結果的に腰持ち
のよい丸形のパンを生産する事が可能となる。さらに上
記効果を利用してパン生地に上掛け生地を乗せ、発酵、
焼成を行うと、パン生地が上方向および水平方向に放射
状に膨らむ事で、上掛け生地もそのパン生地の膨張に伴
いパン生地を覆ったままのびることとなり、水平下方に
ダレることがなく、人の手により丸めたように腰持ちが
良く、上掛け生地が均一にパン生地を覆ったメロンパン
の製造が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部斜視図である。
【図2】本発明の実施例の平面図である。
【図3】本発明の実施例の上掛け生地を掛けたパン生地
の断面図である。
【符号の説明】
1 シート状パン生地 2 デポジター 3 フィリング 4 巻き上げ装置 5 棒状生地 6 包被切断装置 7 搬送装置 8 プレート 9 上下動装置 10 コンベアベルト 11 搬送装置 12 パン生地 13 転圧ローラ 14 センサー 15 デポジター 16 上掛け生地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】混練して得られたパン生地を、連続したシ
    ート状に延展成形して搬送させる工程、このシート状の
    生地を側端より巾方向に巻き上げて連続した棒状の生地
    とする工程、この棒状生地の軸に対し直角方向から押圧
    して切断する際に、切断面が露出しないように外周の生
    地で被いながら切断する工程、この切断された生地の切
    断位置が上下の位置となるようにして搬送させ、発酵、
    焼成を行うことを特徴とするパン生地等の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1の棒状生地には、餡等のフィリン
    グが内包されていることを特徴とする請求項1記載のパ
    ン生地等の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の棒状生地を、切断面が露出
    しないように外周の生地で被いながら球形または円筒状
    に切断し、この切断された生地の切断位置が上下の位置
    となるようにして搬送させ、ついで該生地をその他の生
    地で覆いかぶせるようにしたパン生地等の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載の棒状生地を、切断面が露出
    しないように外周の生地で被いながら球形または円筒状
    に切断し、この切断された生地の切断位置が上下の位置
    となるようにして搬送させ、ついで該生地をその他の生
    地で覆いかぶせるようにしたパン生地等の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0858738A1 (en) * 1997-02-18 1998-08-19 Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. Method and apparatus for winding up a sheet of dough

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0858738A1 (en) * 1997-02-18 1998-08-19 Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. Method and apparatus for winding up a sheet of dough

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