JP2914617B2 - 網目状菓子、パン生地の製造方法及び装置 - Google Patents

網目状菓子、パン生地の製造方法及び装置

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JP2914617B2 JP30693395A JP30693395A JP2914617B2 JP 2914617 B2 JP2914617 B2 JP 2914617B2 JP 30693395 A JP30693395 A JP 30693395A JP 30693395 A JP30693395 A JP 30693395A JP 2914617 B2 JP2914617 B2 JP 2914617B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面に網目模様を有
するお菓子やパン(パイ、中華まん等を含む)生地の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に網目模様の凹凸を有する孔あき
食品、例えばアップルパイ等の製造手段は、図17のご
とくフィリングが充填された下生地の上に、ブレードで
千鳥状の所定の切れ目を入れた生地をかぶせ、これを人
手により幅方向に引っ張って切れ目を拡げることにより
網目を形成するものである。あるいは、特開昭63年第
188342号に示すように、シート状食品生地に多数
の切り線を所定間隔で千鳥状に形成し、このシート状食
品生地を、順次凸曲面になるように展延し、切り目を徐
々に孔状に変形させるようにしている。これらの従来の
技術、方法では、シート状生地に入れた切れ目を如何に
して開かせるかというところにのみ発明の力点がおかれ
ていた。従って従来アップルパイ等の網目状の孔あき食
品を製造するにあたっては、以下のような装置及び工程
が必要となっていた。
【0003】(イ) 切れ目を有するシート状生地を、
網目状の生地シートに成形製造する工程及び装置。
【0004】(ロ) フィリングを上面に充填した下生
地を製造する工程及び装置。
【0005】(ハ) フィリングが充填された下生地の
上に網目状の生地シートを被せて製品に成形する装置。
【0006】よってこれまでは人手による場合にも装置
を用いる場合にも、大変に手間がかかり、簡単に大量生
産することが難しかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、菓子、パン生地等の表面に鮮やか網目状の
凹凸を設けることを可能とする簡単な方法及び装置を提
供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、長手方向に切
れ目を有するシート状の菓子、パン生地で、具材となる
フィリングを包み込み連続棒状に成形し、次いでその巻
き上げられた棒状生地を幅方向に偏平化させることで切
れ目を拡開させ、フィリングを内包した網目模様を形成
する菓子、パン生地を簡単に連続的に製造可能となる。
またはフィリングを菓子、パン生地等で包む棒状生地と
して吐出した場合にも、その棒状生地の上面に長手方向
に切れ目を入れ、次いで棒状生地を幅方向に偏平化させ
ることで、切れ目が拡開し同様のフィリングを内包した
網目模様を有する菓子、パン生地等を連続生産を行うこ
とが可能となる。
【0009】この連続した網目状の生地を所定の長さに
切断し、後行程にて焼き上げることで網目模様の製品を
得ることができる。またフィリングを先ず切れ目を入れ
ない生地で包み、その外側を切れ目を有する生地により
なる棒状生地を幅方向への偏平化を行うことで、外側生
地に設けた切れ目が開き、しかもフィリングは切れ目を
有しない生地により包まれるために切れ目からフィリン
グの露見しない凹凸を有する網目棒状生地を成形するこ
とができて、バリエーション豊富な商品の製造が可能で
ある。また、菓子、パン生地等の偏平化及び切れ目の拡
開性を促進する手段として、切れ目等に油脂等を塗布す
ることで偏平化しやすくし、切れ目の拡開性を向上する
ことなる。上記した場合は、フィリングを包み込む製品
であって、フィリングを包まなくとも長手方向に切れ目
を有したシート状生地を巻き上げた棒状生地を偏平化す
ることでも、網目状模様を有する製品が製造可能であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】切れ目を有するシート状生地でフ
ィリングを包み込み連続棒状に成形するか、或いはフィ
リングの周りを菓子、パン生地等で包むように一体的に
吐出し、その長手方向に切れ目を入れた棒状生地を成形
してコンベアにより搬送し、搬送しながら棒状生地の偏
平化を行う。棒状生地の偏平化の手段としては、その棒
状生地をその棒状生地の高さよりも低い間隔を、例えば
搬送コンベアとの間に有して設けた自転、または回転自
由なローラ、あるいは一対の対向する自転または回転自
由なローラ間を通過させることで、幅方向への偏平化を
実現する。
【0011】その他の偏平化の手段としては、コンベア
の一端から湾曲及び自由流下させながらそのコンベア端
部で偏平化を行う。即ち、搬送コンベアから棒状生地が
その搬送方向の後端から流下する際に、棒状生地はコン
ベア後端で湾曲しさらに下方への引っ張りにより偏平す
ることになる。尚、棒状生地の湾曲、流下に伴う偏平化
方法は、コンベア後端に限定するものではなく、例えば
コンベアから所定高さに指示された回転するローラーを
跨ぐように通過することでも同様の作用効果を得られ
る。
【0012】棒状生地の偏平化にともなって切れ目も幅
方向に拡開し、フィリングを内包した網目状の模様を形
成する生地の連続生産が可能となる。そして切れ目の拡
開した棒状生地を製品形状により所定の長さで、先端鋭
利な切断装置または包皮切断装置を用いて切断すること
により、表面に凹凸を有したパン生地を製造することが
できた。
【0013】パン生地等の性質に限定されずに切れ目の
拡開を円滑に行なうために、パン生地に油脂等を塗布す
ることで偏平化及び切れ目の拡開を円滑に行うことがで
きる。またフィリングを切れ目を有しない生地で包み再
度切れ目を有した生地により包み込んだ棒状生地を偏平
化することで、フィリングの露見しない製品も可能であ
る。尚フィリングを有しない棒状生地や棒状生地の内部
と外側の生地の性質を変えることで付加価値をより一層
持たせ、購買意欲をそそる網目模様を形成する生地の製
造も簡単に可能である。
【0014】
【実施例】以下実施例1について図1から図3に基づき
説明する。コンベアベルト1のフレームにブレードホイ
ール2を設けている。ブレードホイール2の下流にはフ
ィリング3を収納するデポジター4を設けている。デポ
ジター4の下流に巻き上げ装置5を設けている。巻き上
げ装置5は回転するローラー51の先端がコンベアベル
ト1の下流に向き、斜めに位置している。巻き上げ装置
5の下流には、自転または回転自由なプレスローラー6
が設けてある。プレスローラー6の下流には、コンベア
の上方で一定範囲を上下動するカッター7を設ける。偏
平化し切れ目9が拡がった棒状生地をカッター7により
上方から幅方向に向けて切断することで、網目状食品生
地13(図3)を成形する。
【0015】コンベアベルト1の上を搬送されるシート
状生地81はパイ生地で示すが特にパイ生地に限定され
ることはなく、その他のペストリー生地や、パン、中華
まん等の発酵生地あるいはパスタ、トルティーヤ、タコ
ス等の無発酵生地等に使用できる。
【0016】ブレードホイール2によってシート状生地
(以下生地と記載する)81に切れ目9が入れられる。
これは後に孔10となるので生地を貫通するかたちで切
れ目9が入れられることが必要である。ついでフィリン
グ3がデポジター4から生地81上に連続に充填され、
巻き上げ装置5により巻き上げられる。巻き上げられた
棒状生地8Aの表面には切れ目9が多数存在している
(図2)。続いて、プレスローラー6によりこの棒状生
地8Aの押圧の際、プレスローラー6とコンベアベルト
1との間隔は棒状生地8Aの高さよりも小さいので、こ
のプレスローラー6の上流側で生地がせき止められるこ
とにより、生地の進行がじゃまされ、幅方向に偏平化す
ることで切れ目が拡がる。
【0017】よって棒状生地8Aが幅方向へ拡がると表
面の長手方向に沿って設けた切れ目9もそれに伴って次
第に開き、孔10が形成されることとなる。そして、プ
レスローラー6によって押圧され通過した際には、孔1
0がそのままの形で残り下流に搬送される。この棒状生
地8Aの偏平の度合いは、例えば棒状生地8Aの高さが
約50ミリであるものを、70ミリから90ミリの幅ま
で偏平し良好な網目模様が形成できる。網目状食品生地
13の切断面と孔10からは、フィリング3が露見する
製品が出来る。尚プレスローラー6は、棒状生地8Aの
接触面が下流方向に回転しており、図示しない駆動モー
ター等により強制的に回転させることが望ましいが、あ
るいはプレスローラー6を回転自由に用意して棒状生地
8Aの接触で回転させても良い。
【0018】図4に示す第2実施例は、生地を押圧する
ための図示しない駆勤モーターにより回転するプレスロ
ーラーが対向する一対のローラー11、12で構成して
いる。その他は第1実施例と同様なので、同じ符号を付
して説明を省略する。この場合にはプレスローラー1
1、12の間隔が棒状生地8Aの高さよりも小さく、押
圧の際生地81の進行がじゃまされ、プレスローラー1
1、12の手前で滞留し、偏平化し幅方向に拡がること
となる。そして、生地81の偏平による幅方向への拡が
りで、長手方向の切れ目9は拡開して孔が形成されるも
のである。また、形成された孔10はプレスローラー1
1、12によって、押圧されるので内包されたフィリン
グ3に密着して、そのままの菱形の孔10の形として残
る。
【0019】一対のプレスローラー11、12を使用す
ることによる効果は、棒状生地8Aが偏平し、プレスロ
ーラー11、12で押圧されるとき、生地上下面ともロ
ーラーにおよそ母線接触となり、ローラーとの摩擦低抗
がコンベアベルト1よりローラー12が少ないと考えら
れ、下面側も切れ目9が十分に拡開されて第1実施例で
は、下面の一部が切れ目のまま拡がらない部分があった
が第2実施例では生地全周に渡って孔10が形成できる
ものである。これをカッター7にて所定の長さに切断し
て、周知の後工程にて焼き上げると、網目模様のパイ製
品ができあがる。尚プレスローラー11、12の回転速
度およびその下流側のコンベアベルトの速度を調節する
ことで、切れ目の流れ方向への拡がり(孔10の大き
さ)を選択できる。
【0020】図5に示す第3実施例はシート状生地では
なく、レオン自動機株式会杜製のインクラスティングマ
シンにより、フィリングが内包されたパイ生地等の連続
包被棒状生地8Bとして吐出された生地を示している。
この連続包被棒状生地8Bは搬送されて、ブレードホイ
ール2Bにより、連続包被棒状生地8Bの上面に切れ目
が入れられる。つぎに、プレスローラー6によって押圧
される。この場合にも第1、第2実施例と同様に連続包
被棒状生地8Bが偏平して、切れ目9が拡開されて網目
状の模様が形成されるものである。このようにシート生
地からの製造に限定されるものではなく、吐出装置等に
より成形された包被棒状生地にも本発明による実施が可
能である。
【0021】この第3実施例においてブレードホイール
2Bにおいて切れ目9が入れられたが、その他の手段と
しては切れ目9を入れる表面が湾曲しているので、あら
かじめブレードホイールの前に包被棒状生地を平坦にす
るための予備プレスローラーを用意したり、またブレー
ドホイールの刃先の形状をより鋭利なものにして、フィ
リングが内包されたやわらかい包被棒状生地でも切れ目
が入れられるようにして、行うものである。
【0022】前記した実施例1〜3においては、連続し
た棒状生地を偏平化し、切れ目を網目状の模様に形成し
て、フィリング3が網目状の模様の孔から露見するもの
となっていた。この孔は、製品を焼いた時にフィリング
中の水分を蒸発し易くし、生地の内側にフィリングの水
分がしみ込み歯応えのない製品となることを防ぐために
必要となるものである。しかし製品によっては、焼成後
でもフィリングのジューシーさを維持したい製品もあ
る。例えば、中華まん、餃子のような製品がそれにあた
る。そこで本実施例では、フィリングが網目状の模様の
孔から露見しない製造方法について説明する。第4実施
例について、図6により説明する。前記した実施例1〜
3に示したものと同一構成のものは、同一符号にて示し
説明を省略する。
【0023】生地81に入れる切れ目9の位置は、後述
する押圧された製品生地の上面部、側面部に網目模様の
生地が表れるように調整してあるが、図示の位置に限定
するものではなく予定する製品の形状や材料等の種類に
よって適時決定することが望ましい。15は、切れ目9
を有した生地81上の略全面に油脂14を塗布するスプ
レー装置であり、生地81から所定間隔をおいて設け
る。スプレー装置15は、連続的または間欠的に勤作す
るものである。スプレー装置15の下流側に、フィリン
グ3を蓄え、吐出するデポジター4を設ける。フィリン
グ3は、デポジター4から間欠的に生地81上に吐出さ
れた状態を示している。棒状生地8Cは、間欠的にフィ
リング3が載置された生地81を巻き上げ装置5により
フィリングを包むように連続棒状に巻き上げた棒状生地
である。フィリング3は、生地81により2巻以上巻か
れる必要がある。即ち切れ目9を有しない部分の生地8
1により先ず巻かれ、次に切れ目9を有する部分の生地
81により巻かれるようにフィリング3の吐出量を調節
する。
【0024】巻き上げ装置5の搬送方向下流側には、生
地押圧装置16を設ける。生地押圧装置16は、プレス
ローラー17、軸18、揺動7ーム19及び支持軸20
により構成されている。プレスローラー17は、軸18
に回動可能に軸着し、軸18は両端をそれぞれ揺動アー
ム19、19の一端により支持されている。そして揺動
アーム19の他端は、所定位置に保持されている支持軸
20に回動自在に軸着している。21は、生地押圧装置
16を通過し偏平化された連続網み目食品生地21であ
る。22は、偏平化された連続網み目食品生地21のフ
ィリングの充填されていない筒所をカッター7により切
断することでできる網み目食品生地22である。
【0025】間欠的にフィリング3を内包する棒状生地
8Cは、プレスローラー17により上方から押圧、偏平
化されてフィリング3の入った部分は切れ目9が拡開
し、フイリング3の入っていない部分は、上下の生地8
1がシールされ、シール部分を切断することで切断面に
フィリング3の露出しない網み目食品生地22を連続製
造することができた。
【0026】スプレー装置15から塗布された油脂14
は、巻き上げられた棒状生地8Cの内側の生地と外側の
生地のと密着を防ぎ、ローラー通過時のスムーズな偏平
化を助け、また切れ目9にも油脂14が入り込み粘着を
防ぐため、切れ目の拡開を助ける。油脂14の代替物と
しては、パン生地等の粘着を防止する例えば小麦粉等の
粉体でもよい。
【0027】棒状生地8Cは、フィリング3を間欠的に
内包しているためにフィリング3間に空洞部分を有する
こととなるが、プレスローラー17がフィリング3の入
っている部分を押圧すると切れ目9が棒状生地8Cの幅
方向に拡開し、空洞部の上を押圧すると空洞部を潰しな
がら上下の生地をシールすることになり、フィリング3
はそれぞれ生地により包まれることになる。そしてカッ
ター7によりシール部分を切断することで、切断面にフ
ィリング3の露出のない編目模様生地22をつくること
が可能となった。
【0028】以上実施例1から4では、フィリング3を
充填した例を示したが、図7に示すようにフィリング3
を充填しない棒状生地8Dをプレスローラー6により偏
平化することでも可能である。この場合には図9に示す
ような、パン生地の表面と内部に凹凸状の孔10を有す
る新たな複雑な形状のパン生地を成形することができ
る。
【0029】本実施例では、棒状生地の屈曲と張力によ
る偏平化手段について説明する。第5実施例について図
10、図11により説明する。搬送コンベア1A上に生
地81を所定速度で搬送するコンベアベルト1を設け
る。コンベアベルト1の上方には、切れ目9を入れる位
置を調節可能なブレードホイール2Aを設ける。切れ目
9は、生地81の目的の製品の製造に適した位置に設け
る。ブレードホイール2の下流に巻き上げ装置5を設け
る。8Eは巻き上げ装置5より巻き上げられた棒状生地
8Eを示し、表面には切れ目9を有している。
【0030】巻き上げ装置5の生地81の流れ方向下流
には、搬送コンベア1の終端縁24を設けており、該終
端縁24の下方には任意の間隔を置き包被切断装置25
を上下動可能に設け、更にその鉛直方向下側に搬送速度
を変更可能な第二搬送コンベア26を設けている。包被
切断装置25は、従来饅頭等の製造に使用される、切断
面が露出することのない切断装置である。27は、終端
縁24から鉛直下方に落下する偏平棒状生地27であ
り、28は切れ目9が拡開してできた孔28である。2
9は、分割され表面に編み目状の凹凸を有する成形され
たパイ生地29である。
【0031】ブレードホイール2Aにより切れ目9が入
れられた生地81は、巻き上げ装置5により側縁から巻
き上げられ、最終的に切れ目9を表面に有する棒状生地
8Eとなる。続いて、巻き上げられた棒状生地8Eは、
搬送コンベア1の終端縁24に到達して進行方向を水平
方向から鉛直下方に変えて流下する。図10及び図11
に示すように終端縁24での方向転換に際して偏平状生
地27は、上面部が下面部よりも多く屈曲し、伸長する
と同時に、流下中の偏平棒状生地27の自重による下方
への引っ張り力を受けるために幅方向へ偏平化して流下
することとなる。そしてこのコンベア1の終端縁24で
の流下に伴う生地の偏平化により、偏平棒状生地27の
表面及び内部に長手方向に沿ってできている切れ目9は
棒状生地8Eの特に幅方向に拡開し、孔28が形成され
ることとなる。更に切れ目9は、流下にともない自重に
より下方へも引っ張られるために孔28は想像以上に大
きなものができる。よって切れ目9の長さや間隔等を調
節することで、孔28の大きさ等を様々に変更可能とな
った。
【0032】そして、落下する偏平棒状生地27は、流
下の過程で孔28を有した形状により包被切断装置25
により切断部に丸みを帯びさせるように分割される。包
被切断装置25は、偏平棒状生地27の流下に同調して
下降しながら包被切断するので正確な包被切断が可能で
ある。切断する間隔を調整することで、球状のものから
楕円形状のものまで自由に選択できる。分割された編み
目状パン生地29は、第二コンベア26により次工程に
送ることとなる。
【0033】孔28の拡開の度合いは、終端縁24にお
ける棒状生地8Eの偏平度合により任意に変更可能であ
る。コンベアベルト1の上を搬送される生地81は、パ
イ生地81に限定するものではなく、その他のペストリ
ー生地、パスタ、トルティーヤ、タコス等の粘弾性の少
ないパン生地で実現可能であり、その他の発酵生地、中
華まん生地の場合には、生地に切れ目を入れてもその粘
着性により切れ目の拡開が少ない場合がある。よって偏
平化時の外側の生地と内側の生地の粘着を防ぎ、切れ目
の拡開性を向上するために、生地シート上に油脂や粉体
等をスプレー装置等により塗布すことで切れ目の拡開が
容易となり生地の性質、状態により選択することが望ま
しい。
【0034】また偏平棒状生地27の切断装置として本
実施例では、切断面形状を丸みを帯びさせるために包被
切断装置25を用いたが限定するものではなく、例えば
第二搬送コンベア26上にて実施例1等に記載した切断
装置7により切断することも可能である。この場合に
は、図11に示すように第一搬送コンベアよりも第二搬
送コンベアの速度を変更することで切れ目9が幅方向に
拡開する量を調整可能となる。
【0035】次に図12により第6実施例を説明する。
第5実施例と同一の構成については同一符号により示し
て説明を省時する。本実施例では、中心にフィリング3
が内包され、しかも表面に網目状の凹凸模様を施した付
加価値の高い食品の製造方法について説明する。コンベ
アベルト1により搬送されるシート状食品生地として粘
弾性のある中華まん生地(以下生地と省略する)83を
用いた。
【0036】スプレー装置15を、ブレードホイール2
Aよりもコンベアベルト1の流れ方向上流で搬送コンベ
ア1Aの上方に設ける。スプレー装置15は、生地83
の巻き尻部B以外の略全面に塗布可能に設けてある。巻
き尻部Bは、生地83を棒状に巻き上げた時に内側の生
地83と粘着して棒状生地の形状を維持するために油脂
の塗布を行わない。
【0037】ブレードホイール2Aは、生地83側端部
に切れ目を設けるに必要な刃としてある。ブレードホイ
ール2Aの下流側にはフィリング3を収納するデポジタ
ー4を設け、フィリング3を生地83の切れ目を入れた
反対側の側端付近に吐出可能とする。フィリング3の吐
出量は、巻き上げ装置5により生地83が巻き上げられ
た場合に切れ目を有しない生地によりフィリング3の全
周を包むように調節する。巻き上げ装置5は、回転する
巻き上げ装置5のローラー51の先端が下流に向き、斜
めに位置して設け、フィリング3を吐出載置した側の側
端より生地83を巻き上げる。即ち巻き上げは、まずフ
ィリング3を切れ目の有しない生地83により巻き込
み、次いで切れ目6を有する生地83で再度巻き上げ、
結果的にフィリング3を生地83により二巻する。
【0038】よって生地83は、巻き上げ装置5により
フィリング3を中心にして表面に切れ目を有した棒状生
地8Fに成形され、搬送コンベア1Aの終端部24にお
いて方向変換して流下するために、その屈曲と流下する
棒状生地8Fの重みにより伸長、偏平し、その偏平化に
ともなって切れ目が拡開して孔28Aとなる。そして表
面に孔28Aを有した状態で偏平棒状生地27Aは包被
切断され、表面に凹凸(孔28A)を有したままフィリ
ング3を露見することなく分割することができる。
【0039】棒状生地8Fは、外周生地(切れ目を有す
る生地部)の内周面に油脂が塗布されているので、内周
生地(切れ目を有しない生地部)との粘着を防ぎ内周生
地に独立して外周生地が伸長され、更に切れ目にも粘着
防止用の油脂が付いているので、終端縁24において外
周生地に設けた切れ目は容易に拡開することとなる。よ
って粘弾性を有する中華まん生地でも容易に切れ目を拡
開して孔28Aを作ることができた。
【0040】フィリング3は、切れ目を有しない生地に
より包まれその外側を切れ目のある生地により包まれて
いるので、包被切断装置により分割した場合には、その
切断面及び孔28Aの部分にもフィリング3は露見する
ことがない(図13、図14)。
【0041】よって、焼成後もジューシーなフィリング
を維持することが可能となる。尚、フィリング3を包む
生地83にも油脂14が塗布されているので、フィリン
グ3の水分が生地83に吸収されることを防いでいる。
尚本実施例においてフィリング3を切れ目を有した生地
83により例えば1巻で包み込み偏平化することで、フ
ィリング3が拡開した切れ目から露見するアップルパイ
等の孔あき製品ができる。
【0042】これまで述べてきた第6実施例のその他の
場合として、図15に示すように予め食品シート状生地
を異質の生地を用いることで、食感や味にすぐれた更に
付加価値の大きな製品、例えばメロンパン等が簡単に製
造できる。図15では、供給される食品シート状生地
が、その流れ方向に並列して2種類のパン生地84、8
5を用いたものである。即ち本実施例において使用する
パン生地は、フィリングを包む内包生地84と更に内包
生地84を包み込み、編み目模様を構成するための外周
生地85によりなっている。内包生地84、外周生地8
5として、例えばパン生地、デニッシユ生地、クロワッ
サン生地、ビスケット生地、中華まん生地等の食品生地
または同種の食品生地でも配合を変えて食感を変えたも
の等を適時選択することができる。尚上記した予め食品
シート状生地を異質の生地を用いることは、その他の実
施例にも実施可能である。
【0043】上記した実施例5、6では、棒状生地の切
れ目を拡開する方法である偏平化手段として、搬送コン
ベア1Aの終端縁24での湾曲及び下方への引っ張りに
よる手段を説明したが、これらに限定するものではな
い。例えば同様の作用効果をもたらすものとして、図1
6に示すような方法がある。即ち切れ目9を有する棒状
生地8Aが、コンベアべルト1から所定高さに維持回転
するローラ6上を跨がるように送られることで可能であ
る。棒状生地8Aは、ローラー6上を通過するに際して
湾曲させられ、さらに棒状生地8Aの自重により下方へ
の引張られるために、ローラー6上において偏平化する
こととなる。切れ目9の拡開した孔10の大きさは、ロ
ーラー6の径の大きさ(棒状生地8Aの湾曲度)とコン
ベアベルト手段を説明したが、これらに限定するもので
はない。例えば同様の作用効果をもたらすものとして、
図16に示すような方法がある。即ち切れ目9を有する
棒状生地8Aが、コンベアべルト1から所定高さに維持
回転するローラ6上を跨がるように送られることで可能
である。棒状生地8Aは、ローラー6上を通過するに際
して湾曲させられ、さらに棒状生地8Aの自重により下
方への引張られるために、ローラー6上において偏平化
することとなる。切れ目9の拡開した孔10の大きさ
は、ローラー6の径の大きさ(棒状生地8Aの湾曲度)
とコンベアベルト1からの距離により調節可能である。
【0044】実施例中のフィリング3としては、餡やジ
ャムの練り製物でもよいが、特にパイナップルやアップ
ル等のフルーツや牛肉、ハム、ソーセージ又は野沢菜の
漬物等の小片等の固形物で構成されるものであると、上
記ローラーヘの進入低抗が高いので、押圧間際での偏平
化がしやすくなる。
【0045】実施例ではフィリング3の内包は、ローラ
ー51による巻き上げ装置5により行っているが、特に
限定されるものではなく、その他の周知の巻き上げ装置
や折り返し装置により行うことができる。
【0046】また本発明の棒状生地の偏平化方法として
コンベア端やプレスローラーで説明しているが、これに
限定されるものではなく、その他の押圧手段としては例
えばプレスローラーの代わりにコンベアベルトと同調し
てコンベアベルトとの対向面が進行方向に回転する押圧
ベルトのようなものを設けても、押圧手段としての作用
は十分に果たすものである。
【0047】また本実施例においては、網目模様で示し
ているがその他の幾何学的模様でも孔あき食品生地を成
形することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、連続棒状
生地の表面にこの棒状生地の長手方向に多数の切れ目を
有し、この棒状生地を棒状生地の幅方向への偏平化、例
えば棒状生地の高さより小さい間隔を有する押圧手段ま
たは湾曲と長手方向への引っ張り等によりその切れ目を
拡開することが可能となり、菓子、パン生地の材質に限
定されることなく確実に特殊な形状の網目状菓子、パン
生地を簡便な手段、工程により製造することができるよ
うになった。更に連続棒状生地の中にフィリングを入れ
た場合に同様に偏平化を行うと、拡開した切れ目のフィ
リングが露見するアップルパイ、ミートパイ等の菓子、
パン生地を容易に製造可能となった。このアップルパイ
やミートパイ生地の表面を網目状にしてフィリングを露
見するように設けた理由は、外観の美しさに加え本来フ
ィリングの水分をより蒸発させ、パン生地等にフィリン
グの水分がしみ込むことを防ぐ必要からであった。しか
し逆にフィリングのジューシーさを椎持したい場合、例
えば中華まん等の場合には、フィリングを包む内側の生
地には切れ目を入れずに、その外側の生地に切れ目をい
れて偏平化を行うことで、拡開した切れ目からはフィリ
ングが露見しない製品も製造可能となり、バリエーショ
ン豊かな製品が簡単に製造可能となった。菓子、パン生
地によっては、粘着性や発酵性を有するものがあり、偏
平化による切れ目の拡開を妨げるものがあるが、切れ目
や巻き上げられた生地の間に油脂や粉体等を入れること
で切れ目や生地どうしが粘着することを防ぎ、生地に限
定することなく網目状の菓子、パン生地を製造可能であ
る。更に網目状の生地等を、性質や種類の違うものを用
いることで、これまでにない見た目に美しく、食感に富
む製品をより簡単に製造可能となった。また従来網目状
食品は、シートから製造手段に限られていたが、本方法
によれば一体的に成形吐出される連続棒状生地によって
も容易に製造可能となり、多品種少量生産を行う場合に
も無駄なく製造可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の全体斜視図
【図2】棒状生地の切断面の斜視図
【図3】本発明第1実施例による孔あき食品生地の斜視
【図4】本発明第2実施例の全体斜視図
【図5】本発明第3実施例の全体斜視図
【図6】本発明第4実施例の全体斜視図
【図7】本発明第1実施例のその他の実施例の全体斜視
【図8】本発明第1実施例のその他の実施例による棒状
生地8Dの切断面の斜視図
【図9】本発明第1実施例のその他の実施例による孔あ
き食品生地の斜視図
【図10】本発明第5実施例の全体斜視図
【図11】本発明第5実施例の一部側面図
【図12】本発明第6実施例の全体斜視図
【図13】本発明第6実施例による孔あき食品生地の斜
視図
【図14】図13のA−A方向から切断した斜視図
【図15】本発明第7実施例の全体斜視図
【図16】その他の実施例の全体斜視図
【図17】従来技術の説明図
【符号の説明】
1 コンベアベルト 2 ブレードホイール 3 フィリング 4 デポジター 5 巻き上げ装置 6 プレスローラー 7 カッター 81 シート生地 8A 棒状生地 9 切れ目 10 孔 11 プレスローラー 12 プレスローラー 13 網目状食品生地 14 油脂 15 スプレー装置 16 生地押圧装置 24 終端縁 25 包被切断装置 27 偏平棒状生地 28 孔 29 パイ生地 84 内包生地 85 外周生地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A21C 11/10 A21C 11/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に多数の切れ目を有するシート
    状の菓子、パン生地を巻き上げて形成する連続棒状生地
    を、生地の進行をじゃまし幅方向に偏平化する押圧手段
    により押圧して、又はローラ上を湾曲するように通過さ
    せて或は進行方向を水平方向から鉛直下方向に変えるこ
    とにより棒状生地の幅方向に偏平化させることで切れ目
    を拡開させる網目状菓子、パン生地の製造方法。
  2. 【請求項2】 長手方向に多数の切れ目を有するシート
    状の菓子、パン生地でフィリングを包み込むことで形成
    する連続棒状生地を、生地の進行をじゃまし幅方向に偏
    平化する押圧手段により押圧して又はローラ上を湾曲す
    るように通過させて或は進行方向を水平方向から鉛直下
    方向に変えることにより棒状生地を幅方向に偏平化させ
    ることで切れ目を拡開させる網目状菓子、パン生地の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 シート状の菓子、パン生地の一部に長手
    方向に多数の切れ目を設け、切れ目の無い生地部分によ
    りフィリングを包み込み、続いてその外周を切れ目を有
    する生地部分により包み込んだ棒状生地を、幅方向に偏
    平化して棒状生地表面の切れ目を拡開させる、拡開した
    切れ目からフィリングの露見しない網目状菓子、パン生
    地の製造方法。
  4. 【請求項4】 シート状の菓子、パン生地の一部に長手
    方向に多数の切れ目を設け、始めに切れ目の無い生地部
    分によりフィリングを包み込み、続いてその外周を切れ
    目を有する生地部分により包み込んだ巻き上げ棒状生地
    を、幅方向に偏平化して切れ目を拡開した後に、切断装
    置により切断することでフィリングの露見しない網目状
    菓子、パンの製造方法。
  5. 【請求項5】 長手方向に多数の切れ目を設けた部分と
    切れ目の無い部分の菓子、パン生地に、性質または種類
    の異なる菓子、パン生地を用いることを特徴とする請求
    項1から4のいずれか1つに記載の網目状菓子、パン生
    地の製造方法。
  6. 【請求項6】 偏平化による切れ目の拡開を円滑に行う
    ように菓子、パン生地に油脂または粉体を塗布したこと
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の網
    目状菓子、パン生地の製造方法。
  7. 【請求項7】 搬送コンベアにより搬送されるシート状
    の菓子、パン生地に多数の切れ目を入れるブレードホイ
    ールと、シート状生地を棒状に巻き上げる巻き上げ装置
    と、巻き上げ装置により巻き上げられた棒状生地を通過
    させることでその棒状生地を幅方向に偏平化させ切れ目
    を拡開させる偏平化装置とを、搬送コンベアの搬送方向
    に従い直列に設けた網目状菓子、パン生地の製造装置。
  8. 【請求項8】 搬送コンベア上を搬送されるシート状の
    菓子、パン生地に多数の切れ目を設けるブレードホイー
    ルと、シート状生地を棒状に巻き上げる巻き上げ装置
    と、巻き上げ装置により巻き上げられた棒状生地を通過
    させることでその棒状生地を幅方向に偏平化させ切れ目
    を拡開させる偏平化装置とを、搬送コンベアの搬送方向
    に従い直列に設け、更に偏平化装置の上流側にシート状
    菓子、パン生地の多数の切れ目又は棒状生地の切れ目に
    油脂または粉体を塗布するスプレー装置を設けた網目状
    菓子、パン生地の製造装置。
  9. 【請求項9】 搬送コンベアにより搬送されるシート状
    の菓子、パン生地に多数の切れ目を設けるブレードホイ
    ールと、シート状の菓子、パン生地上にフィリングを連
    続または間欠的に吐出するデポジターと、シート状生地
    を棒状に巻き上げる巻き上げ装置と、巻き上げ装置によ
    り巻き上げられた棒状生地を通過させることでその棒状
    生地を、生地の進行をじゃまし幅方向に偏平化する押圧
    手段により押圧して又は上記搬送コンベア上のローラ上
    を湾曲するように通過させて或は進行方向を水平方向か
    ら鉛直下方向に変えることにより幅方向に偏平化させ切
    れ目を拡開させる偏平化装置とを、搬送コンベアの搬送
    方向に従い直列に設けた網目状菓子、パン生地の製造装
    置。
  10. 【請求項10】 搬送コンベアにより搬送される延展さ
    れたシート状の菓子、パン生地に多数の切れ目を設ける
    ブレードホイールと、シート状の菓子、パン生地上にフ
    ィリングを連続または間欠的に吐出するデポジターと、
    シート状生地を棒状に巻き上げる巻き上げ装置と、巻き
    上げ装置により巻き上げられた棒状生地を通過させるこ
    とでその棒状生地を幅方向に偏平化させ切れ目を拡開さ
    せる偏平化装置とを、搬送コンベアの搬送方向に従い直
    列に設け、更に偏平化装置の上流側にシート状の菓子、
    パン生地の多数の切れ目又は棒状生地の切れ目に油脂ま
    たは粉体を塗布するスプレー装置を設けた網目状菓子、
    パン生地の製造装置。
  11. 【請求項11】 搬送コンベア上に搬送される連続的に
    成形吐出した包被棒状生地に多数の切れ目を設けるブレ
    ードホイールと、包被棒状生地を生地の進行をじゃまし
    幅方向に偏平化する押圧手段により押圧して通過させ幅
    方向に偏平化させて切れ目を拡開させる偏平化装置と
    を、搬送コンベアの搬送方向に従い直列に設けた網目状
    菓子、パン生地の製造装置。
  12. 【請求項12】 搬送コンベアにより搬送される連続的
    に成形吐出した包被棒状生地に多数の切れ目を設けるブ
    レードホイールと、ブレードホイールの前後或いはいず
    れか一方に切れ目の粘着を防止するための油脂または粉
    体を切れ目に塗布するスプレー装置と、包被棒状生地を
    通過させることで幅方向に偏平化させて切れ目を拡開さ
    せる偏平化装置とを、搬送コンベアの搬送方向に従い直
    列に設けた網目状菓子、パン生地の製造装置。
  13. 【請求項13】 偏平化装置が、搬送コンベアから棒状
    生地の高さよりも低い間隔を開けて設けた押圧ローラ、
    あるいは棒状生地の高さよりも低い間隔を開けて設けた
    一対の押圧ローラからなることを特徴とする請求項7か
    ら12のいずれか1つに記載の網目状菓子、パン生地の
    製造装置。
  14. 【請求項14】 偏平化装置は、棒状生地を搬送コンベ
    アの後端縁から流下湾曲させることを特徴とする請求項
    7から12のいずれか1つに記載の網目状菓子、パン生
    地の製造装置。
  15. 【請求項15】 偏平化装置が、搬送コンベア上に設け
    たローラーであることを特徴とする請求項7から12の
    いずれか1つに記載の網目状菓子、パン生地の製造装
    置。
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