JPH0898607A - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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JPH0898607A
JPH0898607A JP23921394A JP23921394A JPH0898607A JP H0898607 A JPH0898607 A JP H0898607A JP 23921394 A JP23921394 A JP 23921394A JP 23921394 A JP23921394 A JP 23921394A JP H0898607 A JPH0898607 A JP H0898607A
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machine frame
lock
shaft
cylinder device
machine
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Motonori Sato
元紀 佐藤
Setsuo Nakamoto
節夫 中元
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダー装置36の作動に連動されるロック
解除手段73にて左右の作業機74を機枠1の後方部に平行
状に突出した状態でロックでき、左右の作業機74の水平
回動に先行して左右の作業機74のロックを解除でき、左
右の作業機74の切替え操作が簡単な農作業機を提供す
る。 【構成】 シリンダー装置36にて機枠1の後方部に左右
の作業機74を平行状に突出した状態に変位させた際にシ
リンダー装置36の作動に連動されて機枠1の後端部に左
右の作業機74をロックし、かつ、機枠1の左右部に向か
って左右の作業機74を水平回動させる際にシリンダー装
置36の作動に連動されて左右の作業機74のロックを解除
するロック解除手段55を設ける。ロック解除手段55は係
合突体91に係脱する左右のロック金具61と、左右のロッ
ク金具61を連結した連結杆62と、シリンダー装置36に連
動される回動板67と、回動板44を回動させる連動片65と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農作業機に係り、たとえ
ば、耕耘作業、代掻作業等の対土作業を行う作業機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の対土作業を行う農作業機
としては、たとえば、実開平2−12208号公報に記
載されているように、入力軸を有するミッションを備え
た機枠と、この機枠の左右部に上下方向の連結ピンにて
水平方向に回動自在に連結され前記ミッションからの出
力によって回転駆動されるロータリー作業体を有する左
右の作業機と、前記機枠に設けられ前記左右の連結ピン
を回動中心として前記左右の作業機を水平回動させて前
記機枠の左右部にそれぞれ張出した状態及び前記機枠の
後方部にそれぞれ平行状に突出した状態に変位させるシ
リンダー装置と、前記機枠の左右部に設けられこの機枠
の左右部に張出した前記左右の作業機をロックする手動
操作用のロック手段と、前記機枠の後方部にそれぞれ平
行状に突出した前記左右の作業機を連結支持する手動操
作用の着脱自在の支持ロッドとを具備した構造が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構造
では、トラクタの三点懸架機構に機枠を連結するととも
に、前記トラクタのPTO軸にミッションの入力軸を連
結し、前記トラクタに搭乗したオペレータがシリンダー
装置を遠隔操作して機枠の左右部に左右の作業機をそれ
ぞれ張出した状態及び前記機枠の後方部にそれぞれ平行
状に突出した状態に変位させるものであるが、機枠の左
右部に左右の作業機をそれぞれ張出した状態に変位させ
た際にはオペレータがトラクタから降りてロック手段を
手動操作し機枠の左右部に左右の作業機をそれぞれロッ
クする必要がある。
【0004】また、機枠の後方部に左右の作業機をそれ
ぞれ平行状に突出した状態に変位させる際にはオペレー
タがトラクタから降りてロック手段を手動操作し左右の
作業機のロックを解除してから、オペレータはトラクタ
に再び搭乗してシリンダー装置を遠隔操作し、機枠の後
方部に左右の作業機をそれぞれ平行状に突出した状態に
変位させる。そして、オペレータがトラクタから降りて
支持ロッドを手動操作し、この支持ロッドにて左右の作
業機を連結支持する必要がある。
【0005】したがって、機枠の後方部に左右の作業機
をそれぞれ平行状に突出した状態及び前記機枠の左右部
に左右の作業機をそれぞれ張出した状態に変位させる切
替え操作毎にオペレータはトラクタから乗り降りして手
動操作により左右の作業機のロック及びこのロックを解
除しなければならず、左右の作業機を後方に折り畳んだ
非作業状態と左右の作業機を左右方向に張出した作業状
態とに切替える切替え操作に多くの手数と労力を要す
る、という問題がある。
【0006】そこで、本発明はこのような点に鑑みてな
されたもので、機枠の左右部に左右の作業機をそれぞれ
張出した状態及び前記機枠の後方部にそれぞれ平行状に
突出した状態に変位させるシリンダー装置の作動に連動
してロック解除手段を自動的に作動し、機枠の後方部に
左右の作業機をそれぞれ平行状に突出した状態で確実に
ロックすることができ、また、左右の作業機を水平回動
させる際にはこの左右の作業機の水平回動に先行して左
右の作業機のロックを確実に解除することができ、した
がって、左右の作業機を機枠の後方に折り畳んだ非作業
状態と機枠の左右部に張出した作業状態とに切替える切
替え操作が簡単で、この切替え操作に特段の手数と労力
を要することがなく、操作性にすぐれた農作業機を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の農作業
機は、入力軸を有するミッションを備えた機枠と、この
機枠の左右部に上下方向の連結ピンにて水平方向に回動
自在に連結され前記ミッションからの出力によって回転
駆動されるロータリー作業体を有する左右の作業機と、
前記機枠に設けられ前記左右の連結ピンを回動中心とし
て前記左右の作業機を水平回動させて前記機枠の左右部
にそれぞれ張出した状態及び前記機枠の後方部にそれぞ
れ平行状に突出した状態に変位させるシリンダー装置と
を具備し、前記シリンダー装置にて前記機枠の後方部に
前記左右の作業機をそれぞれ平行状に突出した状態に変
位させた際に前記シリンダー装置の作動に連動されて前
記機枠の後端部に前記左右の作業機をそれぞれロック
し、かつ、前記シリンダー装置にて前記機枠の左右部に
向かって前記左右の作業機を水平回動させる際に前記シ
リンダー装置の作動に連動されて前記左右の作業機のロ
ックをそれぞれ解除するロック解除手段を設けたもので
ある。
【0008】請求項2の発明の農作業機は、請求項1の
発明の農作業機において、ロック解除手段は、機枠の後
端部の左右に上下方向に回動自在に軸支され左右の作業
機の後端部に突設された係合突体に係脱自在に係合する
左右のロック金具と、この左右のロック金具を連結した
連結杆と、前記機枠に回動自在に軸支されシリンダー装
置の作動に連動されて回動される回動板と、この回動板
の回動に連動され前記一方のロック金具を上下方向に回
動させる連動片とを有するものである。
【0009】請求項3の発明の農作業機は、請求項1ま
たは2の発明の農作業機において、シリンダー装置は、
伸縮自在のピストンロッドの先端部にロック解除手段の
回動板を回動させる移動軸を有し、この移動軸は機枠に
形成された案内溝に移動自在に係合されているものであ
る。
【0010】請求項4の発明の農作業機は、請求項1な
いし3のいずかの発明の農作業機において、機枠に形成
された案内溝は、シリンダー装置の移動軸が移動して回
動板を回動させ連動片を介して左右のロック金具を左右
の作業機の係合突体に対して係脱させる前後方向の直線
状移動部及びこの直線状移動部に連通形成されシリンダ
ー装置の移動軸が移動し連動杆を介して左右の作業機を
水平回動させる左右方向の弧状移動部を有するものであ
る。
【0011】
【作用】請求項1の発明の農作業機では、作業時から運
搬用に左右の作業機を折り畳む非作業時には、シリンダ
ー装置を作動してピストンロッドが伸長されると、左右
の作業機は、それぞれの左右の連結ピンを回動中心とし
て機枠の左右部から後方に向って水平回動され、この左
右の作業機の内側後端部が機枠の後端部に当接されるこ
とにより、機枠の後方部に左右の作業機がそれぞれ平行
状に突出した状態に変位される。
【0012】また、シリンダー装置にて機枠の後方部に
左右の作業機がそれぞれ平行状に突出した状態に変位さ
れるとともに、このシリンダー装置の作動にロック解除
手段が連動され、このロック解除手段にて機枠の後方部
に平行状に突出した左右の作業機がそれぞれ自動的にロ
ックされる。
【0013】したがって、左右の作業機は左右方向の巾
が大きく縮小されて作業時から運搬用に折り畳まれ、道
路走行や格納庫への格納に好ましい状態に変形される。
【0014】つぎに、耕耘砕土作業を行う作業時には、
シリンダー装置を作動してピストンロッドが収縮される
と、このシリンダー装置の作動にロック解除手段が連動
され、このロック解除手段にて機枠の後端部に連結され
た左右の作業機のロックがそれぞれ解除される。
【0015】また、シリンダー装置を作動してピストン
ロッドが収縮されると、左右の作業機は、それぞれの左
右の連結ピンを回動中心として機枠の後方部から前方に
向って水平回動され、この左右の作業機の内端部が機枠
の左右部に当接されることにより、左右の作業機は機枠
の左右部にそれぞれ張り出した状態に変位される。そし
て、左右の作業機のロータリー作業体は機枠のミッショ
ンからの出力によって回転駆動される状態にミッション
の出力軸にそれぞれ連動連結される。
【0016】したがって、左右の作業機をそれぞれの連
結ピンを回動中心として機枠の左右部に向かって水平回
動させる際には、この左右の作業機の水平回動に先行し
てロック解除手段にて左右の作業機のロックがそれぞれ
自動的に解除される。
【0017】そして、たとえば、トラクタより本機が牽
引進行されるとともに、トラクタの動力取出軸部からの
出力によって入力軸が回転されると、このミッションの
出力軸からの出力によって左右の作業機のロータリー作
業体が回転駆動されて進行され、この左右のロータリー
作業体にて耕土がトラクタの車巾より大きく左右方向に
突出した広い作用巾で順次耕耘砕土されながら進行され
る。
【0018】請求項2の発明の農作業機では、シリンダ
ー装置のピストンロッドが伸縮されると、このシリンダ
ー装置の作動に連動されて回動板が軸を中心として回動
されるとともに、この回動板に連結された連動片が進退
動される。そして、この連動片にて作動される一方のロ
ック金具が軸を中心として回動されるとともに、この一
方のロック金具に連結杆を介して連結した他方のロック
金具が一方のロック金具と同時に軸を中心として回動さ
れる。
【0019】そうして、機枠の後方部に左右の作業機が
それぞれ平行状に突出した状態に変位された際には、こ
の左右の作業機の後端部に突設された左右の係合突体に
左右のロック金具がそれぞれ係合し、この左右のロック
金具にて左右の作業機がロックされる。また、左右の作
業機をそれぞれ機枠の左右部に向かって水平回動させる
際には、左右の作業機の左右の係合突体から左右のロッ
ク金具が外れ、この左右のロック金具にて左右の作業機
のロックが解除される。
【0020】請求項3の発明の農作業機では、シリンダ
ー装置のピストンロッドの移動軸は機枠に形成された案
内溝に案内されて移動されるとともに、このピストンロ
ッドの移動軸にてロック解除手段の回動板が連動されて
回動される。したがって、ピストンロッドの移動軸は案
内溝に沿って安定性よく移動されるとともに、この移動
軸にて回動板が確実に回動される。
【0021】請求項4の発明の農作業機では、シリンダ
ー装置のピストンロッドの移動軸が案内溝の直線状移動
部に沿って移動されることにより、左右の作業機の左右
の係合突体に対して左右のロック金具が係脱して左右の
作業機がロックされ、かつ、このロックが解除される。
また、シリンダー装置のピストンロッドの移動軸が案内
溝の弧状移動部に沿って移動されることにより、連動杆
を介して左右の作業機が水平回動される。
【0022】したがって、機枠の後方部に折り畳んで平
行状に突出した左右の作業機を、機枠の左右部に向かっ
て水平回動させる際には、この左右の作業機の水平回動
に先行して左右の作業機のロックが解除される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添附図面に基づい
て説明する。
【0024】1は機枠で、この機枠1は、左右方向に延
在した中空円筒状の主枠2を有し、この主枠2の両端部
には相対して平行に配設された前後方向の板状の左右の
ヒッチアーム3がそれぞれ一体に固着されている。ま
た、前記主枠2の中間部にはミッション4が固定され、
このミッション4の入力軸5は前方に向かって回転自在
に突設されているとともに、このミッション4の出力軸
6は前記主枠2内に回転自在に挿通支持され、かつ、こ
の出力軸6の両端部6aは前記主枠2の両端部から外方に
向かって突出されている。
【0025】また、前記ミッション4の上端部にはトッ
プマスト7が前方に向かって一体に突設され、このトッ
プマスト7の前端部にはトラクタ(図示せず)のトップ
リンクを着脱自在に取付ける取付軸8が支持されてい
る。また、前記左右のヒッチアーム3の前端部にはロワ
アーム9がそれぞれ一体に突設され、この左右のロワア
ーム9の前端部にはトラクタ(図示せず)の左右のロワ
リンクを着脱自在に取付けるロワピン10が突設されてい
る。そして、前記トップマスト7と前記左右のロワアー
ム9とはステー(図示せず)にて連結されている。
【0026】つぎに、前記左右のヒッチアーム3の前端
近傍部の上下には円柱状の支持体11がそれぞれ外方に向
かって平行かつ水平状に一体に突設され、この上下の支
持体11の外端部には外方に向かって縮径したテーパー状
の嵌合突部12が形成されている。また、前記左右の上部
に位置する支持体11には上下方向の取付軸13がそれぞれ
一体に突設され、この左右の取付軸13にはロック金具14
がそれぞれ回動自在に軸支されている。
【0027】前記左右のロック金具14は略三角形状に形
成され、その中間部には前記取付軸13を回動自在に挿通
した挿通孔15が形成され、その一端部には後述する作業
機のロックピンに対して係脱自在に係合する係合凹部16
が形成されているとともに、その他端部には上下方向の
支軸17が一体に突設されている。
【0028】また、前記出力軸6の両端部6aには左右の
クラッチ18の一方の爪クラッチ19が固着され、この一方
の爪クラッチ19には後述する他方の爪クラッチが係脱自
在に係合されるようになっており、この他方の爪クラッ
チは後述する作業機に取付けるようになっている。前記
左右のクラッチ18の一方の爪クラッチ19は複数のクラッ
チ凹部と複数のクラッチ凸部とを有している。
【0029】つぎに、前記左右のヒッチアーム3の後側
部間には下部ベース体20が水平状に一体に固着され、こ
の下部ベース体20の左側上部には複数の脚片21を介して
上部ベース体22が平行に載置されて一体に固定され、こ
の上部ベース体22と前記下部ベース体20との間には上下
方向の回動中心軸としてのボルト・ナット23が取着され
ている。
【0030】また、前記下部ベース体20及び上部ベース
体22には上下に相対して同形状の案内溝24がそれぞれ形
成されている。この上下の案内溝24は、左右方向の弧状
移動部25を有し、この弧状移動部25の右側端部には右外
側前方に向かって僅かに傾斜した前後方向の右側の直線
状移動部26が連通形成されているとともに、前記弧状移
動部25の左側端部には左外側前方に向かって僅かに傾斜
した前後方向の左側の直線状移動部27が連通形成されて
いる。そして、前記上下に相対する同形状の案内溝24
は、前記弧状移動部25及びこの弧状移動部25の左右の直
線状移動部26,27にて平面視略W形状に形成されてい
る。
【0031】また、前記下部ベース体20と前記上部ベー
ス体22との間に位置して前記ボルト・ナット23のボルト
23a には同形状に形成された上下一対の連動板28がそれ
ぞれ回動自在に軸支されている。この上下一対の連動板
28は、略菱形状にそれぞれ形成され、その長さ方向の一
端部には前記ボルト23a を挿通した挿通孔29がそれぞれ
形成され、その他端部には前記挿通孔29に向かって長
く、かつ、前記左右の直線状移動部26,27の長さに相当
する案内長溝30がそれぞれ形成されている。
【0032】そして、前記案内長溝30は前記左右の直線
状移動部26,27に連通するようになっており、この案内
長溝30内を後述する移動軸が移動されることにより、前
記左右のロック金具14が取付軸13を中心として回動され
るようになっている。
【0033】また、前記挿通孔29と前記案内長溝30との
間に位置して前記上下の連動板28の両側左右部間には上
下方向の取付軸31がそれぞれ軸着され、この左右の取付
軸31には左右の連動杆32の内端部がそれぞれ回動自在に
軸支され、この左右の連動杆32の外端部には連結体33が
進退調節可能に螺着され、この左右の連結体33は前記左
右のヒッチアーム3の外方に向かって突出されている。
【0034】さらに、前記左右のヒッチアーム3の内で
右側のヒッチアーム3の後側部にはブラケット34が一体
に固着され、このブラケット34には上下方向の取付軸35
にてシリンダー装置36が回動自在に軸着され、このシリ
ンダー装置36の伸縮自在のピストンロッド37の先端部に
は前記上下の連動板28間に配設されたスペーサ兼用の軸
受体38が一体に形成され、この軸受体38には上下方向の
移動軸39が挿通支持されている。
【0035】また、前記移動軸39の上部は前記上部の連
動板28の案内長溝30内及び前記上部ベース体22の案内溝
24内に移動自在に挿通され、この移動軸39の上端部のね
じ部39a には前記上部ベース体22の上面部に位置して座
金40を介してナット41が螺着されている。また、前記移
動軸39の下部は前記下部ベース体20の案内溝24内に移動
自在に挿通されている。また、前記移動軸39の下端部に
は係合軸部42が軸方向に一体に突設され、この係合軸部
42は前記下部ベース体20の下方に突出されている。
【0036】つぎに、前記回動中心軸としてのボルト・
ナット23の下端部の近傍に位置して前記下部ベース体20
には回動中心軸としての支軸43が下方に向かって垂直状
に一体に突設され、この支軸43には回動板44が回動自在
に軸支され、この回動板44の下方に位置して支軸43の下
端部のねじ軸部には座金45を介してナット46が螺着され
ている。
【0037】前記回動板44は、平面視略L字形状に形成
され、その中間部には前記支軸43を挿通した挿通孔47が
形成され、その一端部には前記移動軸39の係合軸部42が
係脱自在に係合する係合凹部48が形成されている。ま
た、前記回動板44の一端近傍部には支軸49にて右側の連
杆50の内端部が回動自在に軸着されているとともに、こ
の右側の連杆50の外端部は前記右側のロック金具14の支
軸17に回動自在に軸着されている。
【0038】また、前記回動板44の他端部には支軸51に
て左側の連杆52の内端部が回動自在に軸着されていると
ともに、この左側の連杆52の外端部は前記左側のロック
金具14の支軸17に回動自在に軸着されている。また、前
記下部ベース体20の案内溝24において、その右側の直線
状移動部26の後端近傍部すなわち、右側の直線状移動部
26の後端部と弧状移動部25の右側端部との連続部の後端
近傍部に位置して下部ベース体20の下部には前記回動板
44の係合凹部48の外側部が当接するストッパー53が下方
に向かって一体に突設されている。
【0039】さらに、前記回動板44の他端部と前記下部
ベース体20との間にはコイルスプリング54が張設され、
このコイルスプリング54にて前記回動板44が前記支軸43
を中心として回動され、その係合凹部48の外側部が前記
ストッパー53に当接するように附勢されている。
【0040】そして、前記シリンダー装置36の移動軸39
が前記案内溝24の右側の直線状移動部26に案内されて前
後方向に移動される際には、この移動軸39の下端部の係
合軸部42が前記回動板44の係合凹部48内に係合して回動
板44を連動して回動し、この移動軸39が右側の直線状移
動部26の後端部から弧状移動部25に移動するとともに、
この移動軸39の係合軸部42が前記回動板44の係合凹部48
から外れるようになっている。
【0041】また、移動軸39の係合軸部42が前記回動板
44の係合凹部48から外れるとともに、前記コイルスプリ
ング54にて回動板44の係合凹部48の外側部が前記ストッ
パー53に当接支持されるようになっている。そして、こ
の回動板44の係合凹部48には移動軸39が案内溝24の弧状
移動部25から右側の直線状移動部26に移動する際に係合
軸部42が係合され、この係合軸部42にて回動板44が連動
されて回動されるようになっている。
【0042】そして、前記係合凹部16を有する左右のロ
ック金具14、この左右のロック金具14を回動させる左右
の連杆50,52、この左右の連杆50,52を進退動させる回
動板44、この回動板44の係合凹部48に係脱した回動板44
を連動回動させる移動軸39を有するシリンダー装置36及
びこのシリンダー装置36の移動軸39の移動を案内する案
内溝24にて前記機枠1の左右部に後述する左右の作業機
を張り出した際に左右の作業機をロックし、かつ、この
左右の作業機のロックを解除する作業状態のロック解除
手段55が構成されている。
【0043】つぎに、前記左右のヒッチアーム3の後端
外側部には上下に連結片56が相対して水平状に一体に突
設され、この左右のヒッチアーム3の上下の連結片56に
は前記クラッチ18の中心部より後方に位置して上下方向
の連結ピン57がそれぞれ挿脱可能に挿着支持されてい
る。また、前記左右のヒッチアーム3の後端下部には上
面に後下方に向かって傾斜した案内面58を有する案内突
起59が後方に向かって一体に突出されている。
【0044】また、前記左右のヒッチアーム3の後端内
側部には左右方向の支軸60にて左右のロック金具61がそ
れぞれ上下方向に回動自在に軸支され、この左右のロッ
ク金具61は水平状に配設された左右方向の連結杆62にて
連結されている。そして、前記一方のロック金具61が前
記支軸60を中心として回動されることにより連結杆62を
介して他方のロック金具61が前記支軸60を中心として同
時に連動回動されるようになっている。
【0045】前記左右のロック金具61は、略三角形状に
形成され、その下部に位置する角部が前記支軸60にて回
動自在に軸支されているとともに、その後部に位置する
角部が前記左右のヒッチアーム3の後端下部に突設され
た前記案内突起59上に対して出没するロック部63として
形成され、その前部に位置する角部が連結部64として形
成されている。
【0046】また、前記左側のロック金具61の連結部64
には連動片65の後端部が左右方向の支軸66にて回動自在
に連結され、この連動片65の前端部に回動板67が上下方
向の支軸68にて回動自在に連結され、この回動板67は前
記下部ベース体20の左側下部に位置して下部ベース体20
に上下方向の回動中心軸としての支軸69にて回動自在に
軸支されている。
【0047】前記回動板67は、略横長矩形状に形成さ
れ、その中間部が前記回動中心軸としての支軸69にて回
動自在に軸支され、その外端部が前記支軸68にて前記連
動片65の前端部に回動自在に連結されている。また、前
記回動板67の内端部には前記移動軸39の係合軸部42が係
脱自在に係合する係合凹部70が形成されている。
【0048】また、前記下部ベース体20の案内溝24にお
いて、その左側の直線状移動部27の外側部で前記支軸69
の前方に位置して下部ベース体20の下部には前記回動板
67の前側部が当接するストッパー71が下方に向かって一
体に突設されている。さらに、前記回動板67の内端部と
前記下部ベース体20との間にはコイルスプリング72が張
設され、このコイルスプリング72にて前記回動板67が前
記支軸69を中心として回動され、この回動板67の前側部
が前記ストッパー71に当接するように附勢されている。
【0049】そして、前記シリンダー装置36の移動軸39
が前記案内溝24の左側の直線状移動部27に案内されて前
後方向に移動される際には、この移動軸39の下端部の係
合軸部42が前記回動板67の係合凹部70内に係合して回動
板67を連動して回動し、この移動軸39が左側の直線状移
動部27の後端部から弧状移動部25に移動するとともに、
この移動軸39の係合軸部42が前記回動板67の係合凹部70
から外れるようになっている。
【0050】また、移動軸39の係合軸部42が前記回動板
67の係合凹部70から外れるとともに、前記コイルスプリ
ング72にて回動板67の前側部が前記ストッパー71に当接
支持されるようになっている。そして、この回動板67の
係合凹部70には移動軸39が案内溝24の弧状移動部25から
左側の直線状移動部27に移動する際に係合軸部42が係合
され、この係合軸部42にて回動板67が連動されて回動さ
れるようになっている。
【0051】そして、前記ロック部63を有する左右のロ
ック金具61、この左右のロック金具61を回動させる連結
杆62、前記一方のロック金具61を連動する連動片65、こ
の連動片65を進退動させる回動板67、この回動板67の係
合凹部70に係脱した回動板67を連動回動させる移動軸39
を有するシリンダー装置36及びこのシリンダー装置36の
移動軸39の移動を案内する案内溝24にて前記機枠1の後
方部に後述する左右の作業機をそれぞれ平行状に突出し
た際に左右の作業機の係合突体をロックし、かつ、この
左右の作業機の係合突体のロックを解除する非作業状態
のロック解除手段73が構成されている。
【0052】つぎに、74は前記機枠1の左右部に配設さ
れる左右の作業機で、この左右の作業機74は、前記主枠
2と同じ軸線上に配設される左右方向の中空パイプ状の
連結フレーム75を有し、この連結フレーム75の内端部に
は前記機枠1のヒッチアーム3に対向する前後方向の支
持アーム76が固着されているとともに、前記連結フレー
ム75の外端部にはチェーンケース77の上端部が固着され
ている。
【0053】また、前記左右の連結フレーム74内には駆
動軸78が軸受(図示せず)にて回転自在に挿通支持さ
れ、この駆動軸78の一端部が前記支持アーム76の内方に
突出されているとともに、この駆動軸78の他端部が前記
チェーンケース77の上部内に突出されている。
【0054】また、前記駆動軸78の一端部の突出軸部78
a には前記クラッチ18の他方の爪クラッチ79が軸方向で
は摺動自在で軸回り方向では固定されるようにスプライ
ン嵌合され、この他方の爪クラッチ79は前記突出軸部78
a の端部にて抜け止め支持されている。そして、前記他
方の爪クラッチ79の内端部には、前記一方の爪クラッチ
18の複数のクラッチ凹部及びクラッチ爪に係脱自在に噛
合する複数のクラッチ凹部及びクラッチ爪がそれぞれ形
成されている。また、前記駆動軸78の突出軸部78a には
前記他方の爪クラッチ79を突出軸部78a の端部に向かっ
て附勢するコイルスプリング80が捲回されている。
【0055】また、前記左右の作業機74の支持フレーム
76の内端部には上下に前記機枠1の左右上下の各支持体
11とそれぞれ同じ軸線上に位置して左右方向の係合体83
がそれぞれ一体に突設され、この上下の各係合体83の内
端部には前記上下の各支持体11の嵌合突部12に係脱自在
に嵌合する嵌合凹部84がそれぞれ前記支持体11に向かっ
て縮径したテーパー状に形成されている。
【0056】また、前記左右の作業機74の上部に位置す
る係合体83の上部には上下方向のロックピン85がそれぞ
れ一体に突設され、この左右のロックピン85には前記左
右の各支持体11の嵌合突部12に前記左右の各係合体83の
嵌合凹部84が嵌合した状態で前記作業状態のロック解除
手段55の左右のロック金具14の係合凹部16がそれぞれ係
脱自在に係合されるようになっている。
【0057】さらに、前記左右の作業機74の支持フレー
ム76の後端内側部には上下に取付片86が相対して水平状
に一体に突設され、この上下の取付片86の内端部が前記
上下の連結片56間に軸支された前記連結ピン57に水平方
向に回動自在に軸支されている。
【0058】また、前記左右の作業機74の上部に位置す
る取付片86の内で、右側の作業機74の取付片86の内端後
部には連結突部87が突設され、この連結突部87の近傍に
位置して取付片86には前記右側の連動杆32の外端部が上
下方向の連動軸88にて回動自在に連結されている。ま
た、左側の作業機74の取付片86の内端前部には連結突部
89が突設され、この連結突部89には前記左側の連動杆32
の外端部が上下方向の連動軸90にて回動自在に連結され
ている。
【0059】そして、前記左右の連動杆32が進退回動さ
れることにより、前記左右の連結ピン57を回動中心とし
て前記左右の作業機74が前記機枠1の左右部に水平状に
張り出した状態及び前記機枠1の後方部に平行状に突出
した状態に変位されるようになっている。
【0060】さらに、前記左右の作業機74の支持フレー
ム76の後端部には板状の係合突体91が後方に向かって一
体に突設され、この左右の係合突体91の下側部には前記
案内突起59の案内面58に案内される案内縁部92が形成さ
れている。また、前記左右の係合突体91の上部には前記
ロック解除手段73の左右のロック金具61のロック部63が
係脱自在に嵌合するロック用の嵌合溝93が形成されてい
る。
【0061】また、前記左右の作業機74の連結フレーム
75の左右方向の略中間部には連結板81が後方に向かって
一体に突設され、この連結板81の後端部と前記支持フレ
ーム76の後端部との間には中空角パイプ状の取付フレー
ム94が水平状に一体に連結されている。
【0062】また、前記左右の作業機74の支持アーム76
の下端部と前記チェーンケース77の上下方向の略中間部
にはカバー体95が一体に固着され、このカバー体95の内
端部は前記機枠1の下部に向かって突出形成されてい
る。また、前記カバー体95の内端部に一体の側板と前記
チェーンケース77の下端部との間にはロータリー作業体
96が回転自在に軸架されている。
【0063】前記左右の作業機74のロータリー作業体96
は、前記カバー体95の内端部の側板と前記チェーンケー
ス77の下端部との間に回転自在に軸架された左右方向の
回転軸を有し、この回転軸の軸方向周側部には所定の間
隔をおいて多数の耕耘爪が放射状に突出されている。そ
して、前記左右のロータリー作業体96の上方部は前記カ
バー体95にてそれぞれ被覆されている。また、前記左右
のロータリー作業体96は、前記左右の駆動軸78に前記チ
ェーンケース77内に設けたチェーンを含む連動媒体を介
してそれぞれ回転自在に連動連結されている。
【0064】さらに、前記左右のカバー体95の後端部に
はゴム板を介して整地体(図示せず)がそれぞれ上下方
向に変位自在に連設され、この左右の整地体は吊持機構
97をそれぞれ有している。また、前記左右の作業機74の
取付フレーム94には調節機構98がそれぞれ設けられ、こ
の左右の調節機構98にて前記左右の整地体の吊持機構97
が上下方向に位置調節自在に支持され、かつ、この左右
の吊持機構97にて前記左右の整地体が上下方向に変位自
在に支持されている。
【0065】また、前記一方の作業機74のカバー体95の
内端部の側板には残耕処理体(図示せず)が取着され、
この残耕処理体は前記機枠1の左右部に前記左右の作業
機74を張り出した際に左右の作業機74の間の土を耕耘・
耕起して残耕処理するようになっている。
【0066】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0067】トラクタの左右のロワリンクに左右のロワ
ピン10を連結するとともに、トラクタのトップリンクに
トップマスト7の取付軸8を連結し、さらにトラクタの
動力取出軸部に入力軸5をユニバーサルジョイントを両
端部に有する動力伝達軸を介して連結する。
【0068】つぎに、耕耘砕土作業を行う作業時には、
トラクタに搭乗したオペレータがトラクタに設けたシリ
ンダー装置36の操作部を操作してシリンダー装置36を作
動しピストンロッド37が収縮されると、このピストンロ
ッド37の先端部の移動軸39が上下の案内溝24の左側の直
線状移動部27の前端部から後端部に向かって案内移動さ
れるとともに、この移動軸39の係合軸部42に係合凹部70
を係合した回動板67が係合軸部42にて支軸69を中心とし
て連動回動される。
【0069】また、この回動板67が回動されると、この
回動板67の外端部の支軸68にて連動片65を介して左側の
ロック金具61が前方に向かって牽引され、この左側のロ
ック金具61が支軸60を中心として前方に向かって回動さ
れ、この左側のロック金具61のロック部63が左側の作業
機74の支持アーム76の後端部に突出形成された係合突体
91の嵌合溝93から外れ、この左側の作業機74のロックが
解除される。
【0070】また、この左側のロック金具61が前方に向
かって回動されるとともに、この左側のロック金具61に
連結杆62を介して連結した右側のロック金具61が支軸60
を中心として前方に向かって回動され、この右側のロッ
ク金具61のロック部63が右側の作業機74の支持アーム76
の後端部に突出形成された係合突体91の嵌合溝93から外
れ、この右側の作業機74のロックが解除される。
【0071】したがって、ピストンロッド37の先端部の
移動軸39が上下の案内溝24の左側の直線状移動部27の前
端部から後端部に向かって案内移動されることにより、
左右のロック金具61が同時に連動回動され、この移動軸
39が左側の直線状移動部27の後端部に移動されるととも
に、左右のロック金具61にて左右の作業機74のロックが
同時に解除される。
【0072】また、ピストンロッド37の先端部の移動軸
39が上下の案内溝24の左側の直線状移動部27の前端部か
ら後端部に移動される際には、この移動軸39はこの移動
軸39にて左側に変位回動されている上下の連動板28の案
内長溝30に沿って移動されるので、この移動軸39にて上
下の連動板28を回動させることがなく、この上下の連動
板28にて左右の連動杆32を進退動させることがないので
左右の作業機74は引き続き機枠1の後方部に突出した状
態となっている。すなわち、左右の作業機74が前方に向
かって水平回動される動作に先行して左右の作業機74の
ロックが同時に解除される。
【0073】つぎに、ピストンロッド37の収縮で移動軸
39が上下の案内溝24の左側の直線状移動部27の後端部か
ら弧状移動部25に移動されると、この移動軸39の係合軸
部42が回動板67の係合凹部70から外れ、この回動板67は
コイルスプリング72にてストッパー71に当接されて支持
されるとともに、この回動板67の係合凹部70は弧状移動
部25と同方向に向かって開口され、この係合凹部70に対
する係合軸部42の係合に備える。
【0074】また、ピストンロッド37の収縮で移動軸39
が上下の案内溝24の弧状移動部25から右側の直線状移動
部26に向かって移動されると、この移動軸39にて上下の
連動板28がボルト・ナット23のボルトを中心として左側
から右側に向かって回動される。そして、この上下の連
動板28に軸着した左側の連動杆32にて左側の作業機74の
上部の取付片86を牽引すると、この左側の作業機74は左
側の連結ピン57を回動中心として前方に向って水平回動
される。
【0075】また、前記上下の連動板28に軸着した右側
の連動杆32にて右側の作業機74の上部の取付片86を押動
すると、この右側の作業機74は右側の連結ピン57を回動
中心として前方に向って水平回動される。
【0076】また、ピストンロッド37の収縮で移動軸39
が上下の案内溝24の右側の直線状移動部26の後端部に移
動されると、左右の作業機74の支持アーム76に突設され
た上下の各係合体83の嵌合凹部84内に機枠1に突設され
た上下の各支持体11の嵌合突部12がそれぞれ嵌合される
とともに、左右の作業機74の駆動軸78の内端部に取着さ
れた他方の爪クラッチ79が機枠1に設けたミッション4
の出力軸6の両端部に固着した一方の爪クラッチ19に噛
合連結される。
【0077】そして、機枠1の左右部には左右の作業機
74が水平状に張り出した状態に連結されるとともに、こ
の左右の作業機74は左右の連結ピン57並びに機枠1の左
右部の上下の各支持体11及びこの各支持体11に嵌合した
左右の作業機74の上下の各係合体83にて上下動すること
なく水平度を維持して連結される。
【0078】また、ピストンロッド37の収縮で移動軸39
が上下の案内溝24の右側の直線状移動部26の後端部に移
動されると、この移動軸39の係合軸部42がロック解除手
段55の回動板44の係合凹部48に係合される。また、ピス
トンロッド37が更に収縮されて移動軸39が上下の案内溝
24の右側の直線状移動部26の後端部から前端部に向かっ
て移動されると、この移動軸39の係合軸部42にて回動板
44が支軸43を中心として右側に向かって回動される。
【0079】そして、この回動板44にてこの回動板44の
両側部に軸着した左右の連杆50が前方に向かって押動さ
れ、この左右の連杆50にて左右のロック金具14が取付軸
13を回動中心として左右の作業機74のロックピン85に向
かって回動される。そうして、回動板44を回動する係合
軸部42を有する移動軸39が上下の案内溝24の右側の直線
状移動部26の前端部に移動されると、左右のロック金具
14の係合凹部16が左右の作業機74のロックピン85にそれ
ぞれ係合され、この左右のロックピン85及び左右のロッ
ク金具14にて機枠1の左右部に水平状に張り出した状態
の左右の作業機74が機枠1にロックされる。
【0080】この場合、移動軸39は右側に回動された上
下の連動板28の案内長溝30に沿って前方に向かって移動
されるので、この移動軸39にて上下の連動板28を更に回
動することがなく、左右の作業機74は左右の連動杆32に
て回動されることがない。
【0081】したがって、シリンダー装置36にて機枠1
の左右部に左右の作業機74がそれぞれ水平状に張り出し
た状態に変位されるとともに、このシリンダー装置36の
作動にロック解除手段55が連動され、このロック解除手
段55にて機枠1の左右部に張り出した左右の作業機74が
それぞれ自動的にロックされる。そして、左右の作業機
74のロータリー作業体96は機枠1のミッション4からの
出力によって回転駆動される状態にミッション4の出力
軸6にそれぞれ連動連結される。
【0082】そして、トラクタより本機が牽引進行され
るとともに、トラクタの動力取出軸部からの出力によっ
て入力軸5が回転されると、このミッション4の出力軸
6からの出力によって左右の作業機74のロータリー作業
体96が回転駆動されて進行され、この左右のロータリー
作業体96にて耕土がトラクタの車巾より大きく左右方向
に突出した広い作用巾で順次耕耘砕土されながら進行さ
れる。
【0083】つぎに、作業時から運搬用に左右の作業機
を折り畳む非作業時には、トラクタに搭乗したオペレー
タがトラクタに設けたシリンダー装置36の操作部を操作
してシリンダー装置36を作動しピストンロッド37が伸長
されると、このピストンロッド37の先端部の移動軸39が
上下の案内溝24の右側の直線状移動部26の前端部から後
端部に向かって案内移動されるとともに、この移動軸39
の係合軸部42に係合凹部48を係合した回動板44が係合軸
部42にて支軸43を中心として連動回動される。
【0084】また、この回動板44が回動されると、この
回動板44にて左右の連杆50を介して左右のロック金具14
がそれぞれの取付軸13を中心として後方に向かって牽引
回動される。そして、ピストンロッド37の先端部の移動
軸39が上下の案内溝24の右側の直線状移動部26の後端部
に移動されると、回動板44にて左右のロック金具14の係
合凹部16が左右の作業機74の上部の係合体83のロックピ
ン85から外れ、左右の作業機74のロックが解除される。
【0085】したがって、ピストンロッド37の先端部の
移動軸39が上下の案内溝24の右側の直線状移動部26の前
端部から後端部に向かって案内移動されることにより、
左右のロック金具14が同時に連動回動され、この移動軸
39が右側の直線状移動部26の後端部に移動されるととも
に、左右のロック金具14にて左右の作業機74のロックが
同時に解除される。
【0086】また、ピストンロッド37の先端部の移動軸
39が上下の案内溝24の右側の直線状移動部26の前端部か
ら後端部に移動される際には、この移動軸39はこの移動
軸39にて右側に変位回動されている上下の連動板28の案
内長溝30に沿って移動されるので、この移動軸39にて上
下の連動板28を回動させることがなく、この上下の連動
板28にて左右の連動杆32を進退動させることがないので
左右の作業機74は引き続き機枠1の左右部に張り出した
状態となっている。すなわち、左右の作業機74が後方に
向かって水平回動される動作に先行して左右の作業機74
のロックが同時に解除される。
【0087】つぎに、ピストンロッド37の伸長で移動軸
39が上下の案内溝24の右側の直線状移動部26の後端部か
ら弧状移動部25に移動されると、この移動軸39の係合軸
部42が回動板44の係合凹部48から外れ、この回動板44は
コイルスプリング54にてストッパー53に当接されて支持
されるとともに、この回動板44の係合凹部48は弧状移動
部25と同方向に向かって開口され、この係合凹部48に対
する係合軸部42の係合に備える。
【0088】また、ピストンロッド37の伸長で移動軸39
が上下の案内溝24の弧状移動部25から左側の直線状移動
部27に向かって移動されると、この移動軸39にて上下の
連動板28がボルト・ナット23のボルトを中心として右側
から左側に向かって回動される。
【0089】そして、この上下の連動板28に軸着した左
側の連動杆32にて左側の作業機74の上部の取付片86が押
動されると、この左側の作業機74は左側の連結ピン57を
回動中心として後方に向って水平回動されるとともに、
この左側の作業機74の各係合体83が機枠1側の各支持体
11から外れ、かつ、この左側の作業機74の他方の爪クラ
ッチ79が機枠1側の一方の爪クラッチ19から外れる。
【0090】また、前記上下の連動板28に軸着した右側
の連動杆32にて右側の作業機74の上部の取付片86が牽引
されると、この右側の作業機74は右側の連結ピン57を回
動中心として後方に向って水平回動されるとともに、こ
の右側の作業機74の各係合体83が機枠1側の各支持体11
から外れ、かつ、この右側の作業機74の他方の爪クラッ
チ79が機枠1側の一方の爪クラッチ19から外れる。
【0091】また、ピストンロッド37の伸長で移動軸39
が上下の案内溝24の左側の直線状移動部27の後端部に移
動されると、この移動軸39の係合軸部42がロック解除手
段73の回動板67の係合凹部70に係合されるとともに、機
枠1の左右のヒッチアーム3の後端部に突設された案内
突起59上に左右の作業機74の支持アーム76の後端部に突
設された係合突体91がそれぞれ係合支持される。そし
て、左右の作業機74は機枠1の後方部にそれぞれ平行状
に突出した状態に変位される。
【0092】また、ピストンロッド37が更に伸長されて
移動軸39が上下の案内溝24の左側の直線状移動部27の後
端部から前端部に向かって移動されると、この移動軸39
の係合軸部42にて回動板67が支軸69を中心として後方に
向かって回動される。
【0093】そして、この回動板67にて支軸68を介して
連動片65が後方に向かって押動され、この連動片65にて
左側のロック金具61が支軸60を中心として後方の係合突
体91に向かって回動される。また、左側のロック金具61
が回動されると、この左側のロック金具61に連結杆62を
介して連結した右側のロック金具61が支軸60を中心とし
て後方の係合突体91に向かって回動される。
【0094】そうして、回動板67を回動する係合軸部42
を有する移動軸39が上下の案内溝24の左側の直線状移動
部27の前端部に移動されると、左右のロック金具61のロ
ック部63が左右の作業機74の支持アーム76の係合突体91
に形成された嵌合溝93内にそれぞれ嵌合される。そし
て、この左右のロック金具61及び左右の作業機74の係合
突体91にて機枠1の後方部に平行状に突出した状態の左
右の作業機74が機枠1にロックされる。
【0095】この場合、移動軸39は左側に回動された上
下の連動板28の案内長溝30に沿って前方に向かって移動
されるので、この移動軸39にて上下の連動板28を更に回
動することがなく、左右の作業機74は左右の連動杆32に
て回動されることがない。
【0096】したがって、シリンダー装置36にて機枠1
の後方部に左右の作業機74がそれぞれ平行状に突出した
状態に変位されるとともに、このシリンダー装置36の作
動にロック解除手段73が連動され、このロック解除手段
73にて機枠1の後方部に平行状に突出された左右の作業
機74がそれぞれ自動的にロックされる。
【0097】そして、左右の作業機74は左右方向の巾が
大きく縮小されて作業時から運搬用に折り畳まれ、道路
走行や格納庫への格納に好ましい状態に変形される。
【0098】つぎに、前記実施例では、ボルト・ナット
23のボルトを回動中心とする上下の連動板28間の左右部
に左右の作業機74を水平回動させる左右の連動杆32を回
動自在に軸着する場合について説明したが、これに限ら
ず、左右の作業機74は連動板99にて進退動される1本の
連動杆100 にて連結ピン57を回動中心としてそれぞれ同
方向に水平回動させるようにしてもよい。
【0099】この場合、たとえば、連動板99の一端部に
は前記ボルト・ナット23のボルトを挿通した挿通孔23a
を形成するとともに、この連動板99の他端部には前記案
内長溝30を形成し、前記連動板99の中間部には上下方向
の連動支柱101 を一体に立設する。
【0100】また、連動杆100 の一端部に右側の作業機
74の支持アーム76に突設された上部の取付片86の連結突
部87を連動軸88にて回動自在に軸着し、前記連動杆100
の他端部に左側の作業機74の支持アーム76に突設された
上部の取付片86の連結突部89を連動軸90にて回動自在に
軸着する。また、この連動杆100 の略中間部に前記連動
支柱101 を挟持する左右の挟持片102 を下方に向かって
一体に突設する。
【0101】前記右側の作業機74の連結突部87は後方に
向かって突設され、前記左側の作業機74の連結突部89は
前方に向かって突設されているので、この左右の連結突
部87,89間には前記連動杆100 は袈裟掛状に軸着され
る。そして、この連動杆100 の左右の挟持片102 間には
連動板99の連動支柱101 の上部が挟持される。その他の
構成については前記実施例の場合と同様であるから説明
を省略する。
【0102】このように構成することにより、シリンダ
ー装置36のピストンロッド37が伸縮されるとともに、そ
の先端部の移動軸39が案内溝24に案内されて進退動さ
れ、かつ、この移動軸39にて案内長溝30を介して連動板
99がボルト・ナット23のボルトを中心として左右方向に
回動される。
【0103】そして、この連動板99の連動支柱101 にて
連動杆100 が左右方向に連動されると、この連動杆100
にて左右の作業機74がそれぞれの連結ピン57を回動中心
として水平回動され、この左右の作業機74は機枠1の左
右部に水平状に張り出した状態及び機枠1の後方部に平
行状に突出した状態に変位される。
【0104】そして、機枠1の左右部に左右の作業機74
が水平状に張り出した状態に変位された場合には、この
左右の作業機74は前記実施例の場合と同様に作業状態の
ロック解除手段55にて機枠1の左右部にロックされる。
また機枠1の後方部に左右の作業機74が平行状に突出し
た状態に変位された場合には、この左右の作業機74は前
記実施例の場合と同様に非作業状態のロック解除手段73
にて機枠1の後端部にロックされる。
【0105】この実施例によれば、1本の連動杆100 に
て左右の作業機74をそれぞれ水平回動できるとともに、
1枚の連動板99にて1本の連動杆100 を進退動させるこ
とができ、前記実施例に比べ部品点数が少なく構成が簡
単になる。
【0106】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、機枠の左右部
に左右の作業機をそれぞれ張出した状態及び前記機枠の
後方部にそれぞれ平行状に突出した状態に変位させるシ
リンダー装置の作動に連動してロック解除手段を自動的
に作動し、機枠の後方部に左右の作業機をそれぞれ平行
状に突出した状態でロック解除手段にて左右の作業機を
確実にロックすることができ、この左右の作業機を運搬
用に幅狭く折り畳んだ状態で左右の作業機を確実に保持
して運搬に備えることができる。
【0107】また、左右の作業機を機枠の左右部に向か
って水平回動させる際にはこの左右の作業機の水平回動
に先行してロック解除手段にて左右の作業機のロックを
確実に解除することができ、このため、左右の作業機を
機枠の左右部に向かってスムーズに容易に水平回動させ
ることができる。
【0108】したがって、左右の作業機を機枠の後方部
に平行状に突出させて折り畳んだ非作業状態と機枠の左
右部に張出させる作業状態とに切替える切替え操作が簡
単で、この切替え操作に多くの手数とトラクタに乗り降
りする労力を要することがなく、操作性にすぐれた農作
業機を提供することができる。
【0109】請求項2の発明によれば、ロック解除手段
は、機枠の左右部に上下方向に回動自在に軸支され左右
の作業機の後端部に突設された係合突体に係脱自在に係
合する左右のロック金具と、この左右のロック金具を連
結した連結杆と、前記機枠に回動自在に軸支されシリン
ダー装置の作動に連動されて回動される回動板と、この
回動板の回動に連動され前記一方のロック金具を上下方
向に回動させる連動片とを有するので、シリンダー装置
にて回動板が回動されるとともに、連動片にて左右のロ
ック金具を同時に左右の作業機の係合突体に対して確実
に係脱回動させることができ、この左右の作業機のロッ
ク及びこのロックの解除を確実に行うことができ、この
構成も簡単である。
【0110】請求項3の発明によれば、シリンダー装置
のピストンロッドの先端部に設けた移動軸は機枠に形成
された案内溝に移動自在に係合されるので、このピスト
ンロッドの伸縮で移動軸は機枠の案内溝に沿ってスムー
ズに移動できるとともに、この移動軸にてロック解除手
段の回動板を確実に連動して回動させることができる。
【0111】請求項4の発明によれば、機枠に形成され
た案内溝は、シリンダー装置の移動軸が移動して回動板
を回動させ連動片を介して左右のロック金具を左右の作
業機の係合突体に対して係脱させる前後方向の直線状移
動部及びこの直線状移動部に連通形成されシリンダー装
置の移動軸が移動し連動杆を介して左右の作業機を水平
回動させる左右方向の弧状移動部を有するので、この直
線状移動部にて左右のロック金具を左右の作業機の係合
突体に対して係脱させることができ、弧状移動部にて左
右の作業機を水平回動させることができる。したがっ
て、直線状移動部及び弧状移動部に沿って移動軸を移動
することにより、機枠の後方部に平行状に突出した左右
の作業機のロック、このロックの解除及び左右の作業機
の水平回動を一連の動作で段階的に行うことができ、左
右の作業機のロック、このロックの解除と左右の作業機
の水平回動が同時に行われることにより左右の作業機の
水平回動が阻害される不都合を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す農作業機の要部の平面
図である。
【図2】同上非作業状態のロック解除手段を示す斜視図
である。
【図3】同上一部を切り欠いたロック解除状態を示す側
面図である。
【図4】同上一部を切り欠いたロック状態を示す側面図
である。
【図5】同上背面図である。
【図6】同上農作業機の平面図である。
【図7】同上作業機の前後のロック解除手段を示す平面
図である。
【図8】同上作業機の連動機構を示す平面図である。
【図9】同上分解斜視図である。
【図10】同上前後のロック解除手段を示す背面図であ
る。
【図11】同上連動機構を示す背面図である。
【図12】同上回動板の取付け状態を示す側面図であ
る。
【図13】同上連動杆の取付け状態を示す側面図であ
る。
【図14】同上作業状態の作業機のロック状態を示す説
明図である。
【図15】同上作業状態の作業機のロック解除状態を示
す説明図である。
【図16】同上非作業状態の作業機のロック解除状態を
示す説明図である。
【図17】同上非作業状態の作業機のロック状態を示す
説明図である。
【図18】同上左右の作業機を左右に張り出した状態を
示す説明図である。
【図19】同上左右の作業機を後方に折り畳んで突出さ
せた状態を示す説明図である。
【図20】他の実施例を示す農作業機の平面図である。
【図21】同上連動杆を連動する連動機構部の平面図で
ある。
【図22】同上一部を省略した背面図である。
【符号の説明】
1 機枠 4 ミッション 5 入力軸 24 案内溝 25 弧状移動部 27 直線状移動部 32 連動杆 36 シリンダー装置 37 ピストンロッド 39 移動軸 57 連結ピン 61 ロック金具 62 連結杆 65 連動片 67 回動板 73 ロック解除手段 74 作業機 91 係合突体 96 ロータリー作業機 100 連動杆

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸を有するミッションを備えた機枠
    と、この機枠の左右部に上下方向の連結ピンにて水平方
    向に回動自在に連結され前記ミッションからの出力によ
    って回転駆動されるロータリー作業体を有する左右の作
    業機と、前記機枠に設けられ前記左右の連結ピンを回動
    中心として前記左右の作業機を水平回動させて前記機枠
    の左右部にそれぞれ張出した状態及び前記機枠の後方部
    にそれぞれ平行状に突出した状態に変位させるシリンダ
    ー装置とを具備し、 前記シリンダー装置にて前記機枠の後方部に前記左右の
    作業機をそれぞれ平行状に突出した状態に変位させた際
    に前記シリンダー装置の作動に連動されて前記機枠の後
    端部に前記左右の作業機をそれぞれロックし、かつ、前
    記シリンダー装置にて前記機枠の左右部に向かって前記
    左右の作業機を水平回動させる際に前記シリンダー装置
    の作動に連動されて前記左右の作業機のロックをそれぞ
    れ解除するロック解除手段を設けたことを特徴とする農
    作業機。
  2. 【請求項2】 ロック解除手段は、機枠の後端部の左右
    に上下方向に回動自在に軸支され左右の作業機の後端部
    に突設された係合突体に係脱自在に係合する左右のロッ
    ク金具と、この左右のロック金具を連結した連結杆と、
    前記機枠に回動自在に軸支されシリンダー装置の作動に
    連動されて回動される回動板と、この回動板の回動に連
    動され前記一方のロック金具を上下方向に回動させる連
    動片とを有することを特徴とする請求項1記載の農作業
    機。
  3. 【請求項3】 シリンダー装置は、伸縮自在のピストン
    ロッドの先端部にロック解除手段の回動板を回動させる
    移動軸を有し、この移動軸は機枠に形成された案内溝に
    移動自在に係合されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の農作業機。
  4. 【請求項4】 機枠に形成された案内溝は、シリンダー
    装置の移動軸が移動して回動板を回動させ連動片を介し
    て左右のロック金具を左右の作業機の係合突体に対して
    係脱させる前後方向の直線状移動部及びこの直線状移動
    部に連通形成されシリンダー装置の移動軸が移動し連動
    杆を介して左右の作業機を水平回動させる左右方向の弧
    状移動部を有することを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の農作業機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060924A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機
JP2007289132A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機
JP2008005789A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機

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