JP3138615B2 - 農作業機 - Google Patents
農作業機Info
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- JP3138615B2 JP3138615B2 JP07166613A JP16661395A JP3138615B2 JP 3138615 B2 JP3138615 B2 JP 3138615B2 JP 07166613 A JP07166613 A JP 07166613A JP 16661395 A JP16661395 A JP 16661395A JP 3138615 B2 JP3138615 B2 JP 3138615B2
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- working machines
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- Agricultural Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農作業機に係り、たとえ
ば、ロータリ作業体等の作業体を折畳み式に構成した耕
耘作業機、代掻作業機等の農作業機に関する。
ば、ロータリ作業体等の作業体を折畳み式に構成した耕
耘作業機、代掻作業機等の農作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の農作業機としては、たと
えば、実開平2−12208号公報に記載されているよ
うに、本体フレームの左右部に連結ピンを介して左右の
作業機をそれぞれ前後方向に回動自在に連結し、この一
方の作業機の内端部に突設した連動片と他方の作業機の
内端部に突設した連動片との間に連動杆を回動自在に軸
着し、前記左右の作業機の内端後部間に油圧シリンダー
装置を回動自在に軸着し、この油圧シリンダー装置を作
動して一方の作業機を回動するとともに、この作業機の
回動に連動される連動杆にて他方の作業機を一方の作業
機と同方向に回動させ、左右の作業機を折り畳み自在に
した構成が知られている。
えば、実開平2−12208号公報に記載されているよ
うに、本体フレームの左右部に連結ピンを介して左右の
作業機をそれぞれ前後方向に回動自在に連結し、この一
方の作業機の内端部に突設した連動片と他方の作業機の
内端部に突設した連動片との間に連動杆を回動自在に軸
着し、前記左右の作業機の内端後部間に油圧シリンダー
装置を回動自在に軸着し、この油圧シリンダー装置を作
動して一方の作業機を回動するとともに、この作業機の
回動に連動される連動杆にて他方の作業機を一方の作業
機と同方向に回動させ、左右の作業機を折り畳み自在に
した構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構成
では、油圧シリンダー装置にて左右の作業機を機枠の左
右部に張り出した状態及び機枠の後方に折り畳んだ状態
に回動するので、左右の作業機の回動操作が容易である
が、この油圧シリンダー装置を作動させる油圧駆動機構
を必要とし、この油圧駆動機構によって全体的に構成が
複雑になり、コストアップの原因になり、重量的にも重
くなる、という問題がある。
では、油圧シリンダー装置にて左右の作業機を機枠の左
右部に張り出した状態及び機枠の後方に折り畳んだ状態
に回動するので、左右の作業機の回動操作が容易である
が、この油圧シリンダー装置を作動させる油圧駆動機構
を必要とし、この油圧駆動機構によって全体的に構成が
複雑になり、コストアップの原因になり、重量的にも重
くなる、という問題がある。
【0004】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
もので、油圧シリンダー装置を用いることなく手動操作
によって左右の作業機を機枠の左右部に張り出した状態
及び機枠の後方に折り畳んだ状態に容易に回動操作する
ことができ、左右の作業機の回動操作に油圧シリンダー
装置を用いたものに比べ全体的に構成が簡単で、コスト
メリットも大きく、重量的にも軽く、たとえば、左右の
作業機が小型の場合に好適であり、したがって、取扱い
が容易な農作業機を提供することを目的とするものであ
る。
もので、油圧シリンダー装置を用いることなく手動操作
によって左右の作業機を機枠の左右部に張り出した状態
及び機枠の後方に折り畳んだ状態に容易に回動操作する
ことができ、左右の作業機の回動操作に油圧シリンダー
装置を用いたものに比べ全体的に構成が簡単で、コスト
メリットも大きく、重量的にも軽く、たとえば、左右の
作業機が小型の場合に好適であり、したがって、取扱い
が容易な農作業機を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の農作業機
は、入力軸を前方に向けて回転自在に突出するとともに
出力軸の両端部を左右方向に向けて回転自在に突出した
ミッションを有する機枠と、この機枠の左右部に上下方
向の連結ピンにてそれぞれ回動自在に連結され後方に折
り畳んだ位置から機枠の左右部に張り出した際に前記出
力軸の両端部に回転可能に連結されるロータリ作業体を
有する左右の作業機とを具備し、前記左右の作業機は、
その内端部に前記左右の連結ピンに回動自在に連結され
たブラケットをそれぞれ有し、この左右のブラケットの
中の一方のブラケットには前記一方の連結ピンの前方に
位置して連動ピンを設けるとともに、他方のブラケット
には前記他方の連結ピンの後方に位置して連動ピンを設
け、この左右の連動ピン間に一方の作業機の回動に他方
の作業機を一方の作業機と同方向に連動して回動させる
連動体を回動自在に連結し、前記左右のブラケット間に
前記左右の連結ピンの後方に位置して引張りばねを張設
したものである。
は、入力軸を前方に向けて回転自在に突出するとともに
出力軸の両端部を左右方向に向けて回転自在に突出した
ミッションを有する機枠と、この機枠の左右部に上下方
向の連結ピンにてそれぞれ回動自在に連結され後方に折
り畳んだ位置から機枠の左右部に張り出した際に前記出
力軸の両端部に回転可能に連結されるロータリ作業体を
有する左右の作業機とを具備し、前記左右の作業機は、
その内端部に前記左右の連結ピンに回動自在に連結され
たブラケットをそれぞれ有し、この左右のブラケットの
中の一方のブラケットには前記一方の連結ピンの前方に
位置して連動ピンを設けるとともに、他方のブラケット
には前記他方の連結ピンの後方に位置して連動ピンを設
け、この左右の連動ピン間に一方の作業機の回動に他方
の作業機を一方の作業機と同方向に連動して回動させる
連動体を回動自在に連結し、前記左右のブラケット間に
前記左右の連結ピンの後方に位置して引張りばねを張設
したものである。
【0006】請求項2記載の農作業機は、請求項1記載
の農作業機において、機枠は、その前側左右部にこの機
枠の左右部に張り出した左右の作業機を係脱自在に連結
する前側連結体をそれぞれ有し、その後側左右部にこの
機枠の後方に折り畳んだ左右の作業機を係脱自在に連結
する後側連結体をそれぞれ有するものである。
の農作業機において、機枠は、その前側左右部にこの機
枠の左右部に張り出した左右の作業機を係脱自在に連結
する前側連結体をそれぞれ有し、その後側左右部にこの
機枠の後方に折り畳んだ左右の作業機を係脱自在に連結
する後側連結体をそれぞれ有するものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の農作業機では、機枠の左右部に
左右の作業機を張出した作業時の状態からこの左右の作
業機を後方に折り畳む場合には、一方の作業機を連結ピ
ンを中心として後方に向かって回動すると、この一方の
作業機の回動に連動体が連動されるとともに、この連動
体の動作によって他方の作業機は連結ピンを中心として
前記一方の作業機と同様に後方に向かって回動される。
左右の作業機を張出した作業時の状態からこの左右の作
業機を後方に折り畳む場合には、一方の作業機を連結ピ
ンを中心として後方に向かって回動すると、この一方の
作業機の回動に連動体が連動されるとともに、この連動
体の動作によって他方の作業機は連結ピンを中心として
前記一方の作業機と同様に後方に向かって回動される。
【0008】そして、一方の作業機が機枠の後方に折り
畳まれると同時に他方の作業機が機枠の後方に折り畳ま
れる。この際、左右の連結ピンの後方に位置して左右の
作業機のブラケット間に張設された引張りばねの引張り
作用により、一方の作業機の回動に連動体を介して他方
の作業機が連動されてスムーズに折り畳み回動され、こ
の左右の作業機は機枠の後方に容易に折り畳まれる。
畳まれると同時に他方の作業機が機枠の後方に折り畳ま
れる。この際、左右の連結ピンの後方に位置して左右の
作業機のブラケット間に張設された引張りばねの引張り
作用により、一方の作業機の回動に連動体を介して他方
の作業機が連動されてスムーズに折り畳み回動され、こ
の左右の作業機は機枠の後方に容易に折り畳まれる。
【0009】したがって、農作業機の左右方向の作用巾
が大きく短縮され、道路走行や格納庫への格納に好まし
い状態に変形される。
が大きく短縮され、道路走行や格納庫への格納に好まし
い状態に変形される。
【0010】つぎに、左右の作業機を折畳んだ非作業時
の状態からこの左右の作業機を機枠の左右部に張出した
作業状態に復帰する場合には、一方の作業機を連結ピン
を中心として前方に向かって回動すると、この一方の作
業機の回動に連動体が連動されるとともに、この連動体
の動作によって他方の作業機は連結ピンを中心として前
記一方の作業機と同様に前方に向かって回動される。
の状態からこの左右の作業機を機枠の左右部に張出した
作業状態に復帰する場合には、一方の作業機を連結ピン
を中心として前方に向かって回動すると、この一方の作
業機の回動に連動体が連動されるとともに、この連動体
の動作によって他方の作業機は連結ピンを中心として前
記一方の作業機と同様に前方に向かって回動される。
【0011】そして、一方の作業機が機枠の一方側部に
回動復帰されると同時に他方の作業機が機枠の他方側部
に回動復帰され、この左右の作業機が機枠の左右部に張
り出した作業状態に復帰される。この際、左右の連結ピ
ンの後方に位置して左右の作業機のブラケット間に張設
された引張りばねに抗して一方の作業機の回動に連動体
を介して他方の作業機が連動されて復帰回動され、この
左右の作業機が機枠の左右部に張り出した状態に支持さ
れる。
回動復帰されると同時に他方の作業機が機枠の他方側部
に回動復帰され、この左右の作業機が機枠の左右部に張
り出した作業状態に復帰される。この際、左右の連結ピ
ンの後方に位置して左右の作業機のブラケット間に張設
された引張りばねに抗して一方の作業機の回動に連動体
を介して他方の作業機が連動されて復帰回動され、この
左右の作業機が機枠の左右部に張り出した状態に支持さ
れる。
【0012】また、機枠の左右部に左右の作業機が回動
復帰されるとともに、この機枠の設けたミッションの出
力軸の両端部に左右の作業機のロータリ作業体がそれぞ
れ回転可能に連結される。
復帰されるとともに、この機枠の設けたミッションの出
力軸の両端部に左右の作業機のロータリ作業体がそれぞ
れ回転可能に連結される。
【0013】したがって、左右の作業機は機枠の左右部
に張り出した作業状態となり、この左右の作業機のロー
タリ作業体にて農作業機の左右方向に大きな作用巾が構
成される。そして、ミッションの出力軸が回転駆動され
ることにより、この出力軸からの出力によって左右の作
業機のロータリ作業体がそれぞれ回転駆動され、この左
右の作業機のロータリ作業体にて所定の対土作業が行わ
れる。
に張り出した作業状態となり、この左右の作業機のロー
タリ作業体にて農作業機の左右方向に大きな作用巾が構
成される。そして、ミッションの出力軸が回転駆動され
ることにより、この出力軸からの出力によって左右の作
業機のロータリ作業体がそれぞれ回転駆動され、この左
右の作業機のロータリ作業体にて所定の対土作業が行わ
れる。
【0014】請求項2記載の農作業機では、機枠の左右
部に左右の作業機が張り出した状態に復帰された場合に
は、左右の前側連結体にて機枠の左右部に左右の作業機
がそれぞれ連結される。また、機枠の後方に左右の作業
機が折り畳まれた場合には、左右の後側連結体にて機枠
の左右部に左右の作業機がそれぞれ連結される。
部に左右の作業機が張り出した状態に復帰された場合に
は、左右の前側連結体にて機枠の左右部に左右の作業機
がそれぞれ連結される。また、機枠の後方に左右の作業
機が折り畳まれた場合には、左右の後側連結体にて機枠
の左右部に左右の作業機がそれぞれ連結される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添附図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0016】1は機枠で、この機枠1は、左右方向に延
在した中空円筒状の主枠2を有し、この主枠2の両端部
には相対して配設された板状の前後方向の連結フレーム
3がそれぞれ一体に固着され、この左右の連結フレーム
3の先端部にはロワピン4がそれぞれ突設されている。
在した中空円筒状の主枠2を有し、この主枠2の両端部
には相対して配設された板状の前後方向の連結フレーム
3がそれぞれ一体に固着され、この左右の連結フレーム
3の先端部にはロワピン4がそれぞれ突設されている。
【0017】また、前記主枠2の中間部にはミッション
5を内蔵したミッションケース6が固定され、このミッ
ションケース6の上部にはトップマスト7が前上方に向
かって一体に突設され、このトップマスト7の先端部に
は左右方向の係合ピン8が固着されている。また、前記
トップマスト7の途中部と前記左右の連結フレーム3の
途中部とは左右のステー9にて連結されている。
5を内蔵したミッションケース6が固定され、このミッ
ションケース6の上部にはトップマスト7が前上方に向
かって一体に突設され、このトップマスト7の先端部に
は左右方向の係合ピン8が固着されている。また、前記
トップマスト7の途中部と前記左右の連結フレーム3の
途中部とは左右のステー9にて連結されている。
【0018】また、前記ミッションケース6には前記ミ
ッション5の入力軸10が前方に向かって回転自在に突出
され、このミッション5の出力軸11は前記主枠2内に回
転自在に挿通支持され、この出力軸11の両端部は前記主
枠2の両端部より外方に向かって突出されている。ま
た、前記出力軸11の両端突出軸部にはクラッチ12の一方
のクラッチ爪体13がそれぞれ軸廻り方向では固定で、か
つ、軸方向では摺動自在に取着されている。
ッション5の入力軸10が前方に向かって回転自在に突出
され、このミッション5の出力軸11は前記主枠2内に回
転自在に挿通支持され、この出力軸11の両端部は前記主
枠2の両端部より外方に向かって突出されている。ま
た、前記出力軸11の両端突出軸部にはクラッチ12の一方
のクラッチ爪体13がそれぞれ軸廻り方向では固定で、か
つ、軸方向では摺動自在に取着されている。
【0019】つぎに、前記左右の連結フレーム3の前側
部には支枠14がそれぞれ外方に向かって一体に突設さ
れ、この左右の支枠14には上下方向の支軸15にて後述す
る作業機を係脱自在に連結する前側連結体16がそれぞれ
回動自在に軸着されている。
部には支枠14がそれぞれ外方に向かって一体に突設さ
れ、この左右の支枠14には上下方向の支軸15にて後述す
る作業機を係脱自在に連結する前側連結体16がそれぞれ
回動自在に軸着されている。
【0020】また、前記左右の連結フレーム3の後端部
間は左右方向の連結杆17にて連結保持され、この連結杆
17の両端部に位置して前記左右の連結フレーム3の外側
部には上下に相対して所定の傾斜角度で後上りに傾斜し
て平行に配設された連結板18がそれぞれ一体に固着さ
れ、この左右部の上下の連結板18間には前記クラッチ12
の中心部より後方に位置して連結ピン19がそれぞれ挿着
されて回動可能に支持されている。
間は左右方向の連結杆17にて連結保持され、この連結杆
17の両端部に位置して前記左右の連結フレーム3の外側
部には上下に相対して所定の傾斜角度で後上りに傾斜し
て平行に配設された連結板18がそれぞれ一体に固着さ
れ、この左右部の上下の連結板18間には前記クラッチ12
の中心部より後方に位置して連結ピン19がそれぞれ挿着
されて回動可能に支持されている。
【0021】また、前記連結杆17の両端後側部には取付
枠20がそれぞれ一体に固着され、この左右の取付枠20に
は上下方向の支軸21にて前記機枠1の後方に折り畳んだ
後述する作業機を係脱自在に連結する後側連結体22がそ
れぞれ回動自在に軸着されている。
枠20がそれぞれ一体に固着され、この左右の取付枠20に
は上下方向の支軸21にて前記機枠1の後方に折り畳んだ
後述する作業機を係脱自在に連結する後側連結体22がそ
れぞれ回動自在に軸着されている。
【0022】つぎに、23は前記機枠1の左右両側部に配
設される左右の作業機で、この左右の作業機23は、前記
主枠2の両端部に対向する位置に配設される左右方向の
中空パイプ状の主フレーム24をそれぞれ有し、この主フ
レーム24の内端部には上下方向のブラケット25がそれぞ
れ固着され、この主フレーム24の外端部には上下方向の
チェンケース26がそれぞれ固着されている。
設される左右の作業機で、この左右の作業機23は、前記
主枠2の両端部に対向する位置に配設される左右方向の
中空パイプ状の主フレーム24をそれぞれ有し、この主フ
レーム24の内端部には上下方向のブラケット25がそれぞ
れ固着され、この主フレーム24の外端部には上下方向の
チェンケース26がそれぞれ固着されている。
【0023】また、前記左右の主フレーム24内には駆動
軸27が軸受(図示せず)を介してそれぞれ回転自在に挿
通支持され、この左右の駆動軸27の内端部は前記ブラケ
ット25から内方に向かって突出されているとともに、こ
の駆動軸27の外端部は前記チェンケース26の上部内にそ
れぞれ回転自在に突出されている。また、前記左右の駆
動軸27の内端部の突出軸部には前記クラッチ12の一方の
クラッチ爪体13に係脱自在に噛合する他方のクラッチ爪
体28がそれぞれ固着されている。
軸27が軸受(図示せず)を介してそれぞれ回転自在に挿
通支持され、この左右の駆動軸27の内端部は前記ブラケ
ット25から内方に向かって突出されているとともに、こ
の駆動軸27の外端部は前記チェンケース26の上部内にそ
れぞれ回転自在に突出されている。また、前記左右の駆
動軸27の内端部の突出軸部には前記クラッチ12の一方の
クラッチ爪体13に係脱自在に噛合する他方のクラッチ爪
体28がそれぞれ固着されている。
【0024】また、前記左右のブラケット25の下端部
と、このブラケット25に対向したそれぞれの前記チェン
ケース26の下端部との間にはロータリ作業体29がそれぞ
れ回転自在に軸架されている。
と、このブラケット25に対向したそれぞれの前記チェン
ケース26の下端部との間にはロータリ作業体29がそれぞ
れ回転自在に軸架されている。
【0025】前記ロータリ作業体29は前記ブラケット25
の下端部と前記チェンケース26の下端部との間に回転自
在に軸架された耕耘軸30を有し、この耕耘軸30には軸方
向の周側部に所定の間隔をおいて多数の耕耘爪31が放射
状に突設されている。また、前記ロータリ作業体29の上
方部は前記ブラケット25と前記チェンケース26との間に
固着されたカバー体32にて被覆されている。
の下端部と前記チェンケース26の下端部との間に回転自
在に軸架された耕耘軸30を有し、この耕耘軸30には軸方
向の周側部に所定の間隔をおいて多数の耕耘爪31が放射
状に突設されている。また、前記ロータリ作業体29の上
方部は前記ブラケット25と前記チェンケース26との間に
固着されたカバー体32にて被覆されている。
【0026】そして、前記左右のロータリ作業体29は前
記チェンケース26内に設けたチェンを含む連動媒体を介
して前記駆動軸27にそれぞれ回転自在に連動連結され、
この駆動軸27からの出力によって回転駆動されるように
なっている。
記チェンケース26内に設けたチェンを含む連動媒体を介
して前記駆動軸27にそれぞれ回転自在に連動連結され、
この駆動軸27からの出力によって回転駆動されるように
なっている。
【0027】また、前記一方の作業機23の内端部には他
方の作業機23の内端部との間に残耕が生じないように耕
耘処理する残耕処理爪等からなる残耕処理装置(図示せ
ず)が設けられている。また、左右の作業機23の前記カ
バー体32の後端部にはゴム板33を介して整地体34がそれ
ぞれ固着されている。
方の作業機23の内端部との間に残耕が生じないように耕
耘処理する残耕処理爪等からなる残耕処理装置(図示せ
ず)が設けられている。また、左右の作業機23の前記カ
バー体32の後端部にはゴム板33を介して整地体34がそれ
ぞれ固着されている。
【0028】つぎに、前記左右の主フレーム24の内端部
及び中間部には前後方向の内側連結板35及び中間連結板
36がそれぞれ一体に連結され、この内側連結板35及び中
間連結板36の下端部には前記カバー体32の内端近傍部及
び中間部がそれぞれ支持されている。また、前記左右の
内側連結板35と中間連結板36との後端部間には前記主フ
レーム24と平行に配設された左右方向の支持フレーム37
がそれぞれ一体に固着されている。
及び中間部には前後方向の内側連結板35及び中間連結板
36がそれぞれ一体に連結され、この内側連結板35及び中
間連結板36の下端部には前記カバー体32の内端近傍部及
び中間部がそれぞれ支持されている。また、前記左右の
内側連結板35と中間連結板36との後端部間には前記主フ
レーム24と平行に配設された左右方向の支持フレーム37
がそれぞれ一体に固着されている。
【0029】また、前記左右の内側連結板35の前端内側
部には前記機枠1の左右の支枠14に対向して連結枠38が
それぞれ一体に突設され、この左右の連結枠38の先端部
には前記前側連結体16が係脱自在に係合する上下方向の
係合ピン39がそれぞれ一体に突設されている。
部には前記機枠1の左右の支枠14に対向して連結枠38が
それぞれ一体に突設され、この左右の連結枠38の先端部
には前記前側連結体16が係脱自在に係合する上下方向の
係合ピン39がそれぞれ一体に突設されている。
【0030】また、前記左右の内側連結板35の後端内側
部にはブラケット40がそれぞれ一体に固着されている。
この左右のブラケット40は、前記左右の内側連結板35の
後端内側部に固着された固着板41をそれぞれ有し、この
固着板41の上下部には前記機枠1の上下の連結板18に沿
って配設する取付板42がそれぞれ内方に向かって水平状
に一体に突設されている。
部にはブラケット40がそれぞれ一体に固着されている。
この左右のブラケット40は、前記左右の内側連結板35の
後端内側部に固着された固着板41をそれぞれ有し、この
固着板41の上下部には前記機枠1の上下の連結板18に沿
って配設する取付板42がそれぞれ内方に向かって水平状
に一体に突設されている。
【0031】そして、前記上部の取付板42は前記上部の
連結板18の上側部に配設されて前記連結ピン19の上端部
にそれぞれ回動自在に軸着されているとともに、前記下
部の取付板42は前記下部の連結板18の下側部に配設され
て前記連結ピン19の下端部にそれぞれ回動自在に軸着さ
れている。そうして、前記左右の連結ピン19を回動中心
として前記左右の作業機23が前記機枠1の左右部に張り
出した状態及び前記機枠1の後上方に向かって傾斜した
状態で略平行状に折り畳んだ状態並びにこの折り畳んだ
状態から機枠1の左右部に張り出した状態に回動自在に
連結されている。
連結板18の上側部に配設されて前記連結ピン19の上端部
にそれぞれ回動自在に軸着されているとともに、前記下
部の取付板42は前記下部の連結板18の下側部に配設され
て前記連結ピン19の下端部にそれぞれ回動自在に軸着さ
れている。そうして、前記左右の連結ピン19を回動中心
として前記左右の作業機23が前記機枠1の左右部に張り
出した状態及び前記機枠1の後上方に向かって傾斜した
状態で略平行状に折り畳んだ状態並びにこの折り畳んだ
状態から機枠1の左右部に張り出した状態に回動自在に
連結されている。
【0032】しかして、前記左右の連結ピン19は前記上
下の連結板18にそれぞれ前方に向かって所定の傾斜角度
で傾斜して軸着されているので、この左右の連結ピン19
を回動中心として前記左右の作業機23は後上方に向かっ
て傾斜した状態で回動して機枠1の後上方に略平行状に
折り畳まれる。
下の連結板18にそれぞれ前方に向かって所定の傾斜角度
で傾斜して軸着されているので、この左右の連結ピン19
を回動中心として前記左右の作業機23は後上方に向かっ
て傾斜した状態で回動して機枠1の後上方に略平行状に
折り畳まれる。
【0033】また、前記左右のブラケット40は、前記固
着板41の下端後部に一体に固着されたばね取付具43をそ
れぞれ有し、この左右のばね取付具43は前記支持フレー
ム37の内端部に補強板44にて一体に固着支持されてい
る。前記左右のばね取付具43は、側面視略コ字形状に形
成された取付具本体45を有し、この取付具本体45の相対
する上下部間には上下方向の支軸46にて取付具47が回動
自在に軸支され、この左右の取付具47にはフック48がそ
れぞれ内方に向かって突設され、この左右のフック48は
平面視前記左右の連結ピン19の後方に位置して相対して
突設されている。
着板41の下端後部に一体に固着されたばね取付具43をそ
れぞれ有し、この左右のばね取付具43は前記支持フレー
ム37の内端部に補強板44にて一体に固着支持されてい
る。前記左右のばね取付具43は、側面視略コ字形状に形
成された取付具本体45を有し、この取付具本体45の相対
する上下部間には上下方向の支軸46にて取付具47が回動
自在に軸支され、この左右の取付具47にはフック48がそ
れぞれ内方に向かって突設され、この左右のフック48は
平面視前記左右の連結ピン19の後方に位置して相対して
突設されている。
【0034】つぎに、前記左右のブラケット40のフック
48間には引張りばね49が張設されている。この引張りば
ね49はコイルスプリングからなり、その一端部が前記一
方のフック48に係止されているとともに、その他端部が
前記他方のフック48に係止されている。
48間には引張りばね49が張設されている。この引張りば
ね49はコイルスプリングからなり、その一端部が前記一
方のフック48に係止されているとともに、その他端部が
前記他方のフック48に係止されている。
【0035】また、前記左右のブラケット40の中の右側
のブラケット40の上部の取付板42の後端部、すなわち、
前記右側の連結ピン19の右側後方に位置して前記上部の
取付板42には上下方向の連動ピン50が一体に突設されて
いる。また、前記左右のブラケット40の中の左側のブラ
ケット40の上部の取付板42の前端部、すなわち、前記左
側の連結ピン19の右側前方に位置して前記上部の取付板
42には上下方向の連動ピン51が一体に突設されている。
のブラケット40の上部の取付板42の後端部、すなわち、
前記右側の連結ピン19の右側後方に位置して前記上部の
取付板42には上下方向の連動ピン50が一体に突設されて
いる。また、前記左右のブラケット40の中の左側のブラ
ケット40の上部の取付板42の前端部、すなわち、前記左
側の連結ピン19の右側前方に位置して前記上部の取付板
42には上下方向の連動ピン51が一体に突設されている。
【0036】さらに、前記右側の連動ピン50と前記左側
の連動ピン51との間には前記一方の作業機23の回動に他
方の作業機23を一方の作業機23と同方向に連動して回動
させる連動体としての連動杆52が回動自在に連結されて
いる。すなわち、この連動杆52の一端部が前記右側の連
動ピン50に回動自在に軸着されているとともに、その他
端部が前記左側の連動ピン51に回動自在に軸着されてい
る。
の連動ピン51との間には前記一方の作業機23の回動に他
方の作業機23を一方の作業機23と同方向に連動して回動
させる連動体としての連動杆52が回動自在に連結されて
いる。すなわち、この連動杆52の一端部が前記右側の連
動ピン50に回動自在に軸着されているとともに、その他
端部が前記左側の連動ピン51に回動自在に軸着されてい
る。
【0037】そして、前記左右の連動ピン50,51は前記
左右の連結ピン19の前後に位置をずらして配設されてい
ることにより、この左右の連動ピン50,51間に回動自在
に軸着された連動杆52は、前記左右の連結ピン19を結ぶ
左右方向の軸線に対して交差して袈裟掛け状に配設され
ている。
左右の連結ピン19の前後に位置をずらして配設されてい
ることにより、この左右の連動ピン50,51間に回動自在
に軸着された連動杆52は、前記左右の連結ピン19を結ぶ
左右方向の軸線に対して交差して袈裟掛け状に配設され
ている。
【0038】また、前記左右の支持フレーム37の内端後
部には上下の支持板53が後方に向かって相対して平行状
に一体に突設され、この左右部の上下の支持板53の後端
部間には前記後側連結体22が係脱自在に係合する上下方
向の係合ピン54がそれぞれ一体に突設されている。
部には上下の支持板53が後方に向かって相対して平行状
に一体に突設され、この左右部の上下の支持板53の後端
部間には前記後側連結体22が係脱自在に係合する上下方
向の係合ピン54がそれぞれ一体に突設されている。
【0039】さらに、前記左右の支持フレーム37の後部
には前記左右の作業機23の前記整地体34をそれぞれ上下
方向に位置調節自在に支持する支持機構55がそれぞれ設
けられている。なお、56は前記機枠1の上部の係合ピン
8及び左右のロワピン4に連結するクイックカプラで、
このクイックカプラ56はトラクタ(図示せず)の三点懸
架機構に連結されるようになっている。
には前記左右の作業機23の前記整地体34をそれぞれ上下
方向に位置調節自在に支持する支持機構55がそれぞれ設
けられている。なお、56は前記機枠1の上部の係合ピン
8及び左右のロワピン4に連結するクイックカプラで、
このクイックカプラ56はトラクタ(図示せず)の三点懸
架機構に連結されるようになっている。
【0040】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0041】トラクタの三点懸架機構にクイックカプラ
56をそれぞれ回動自在に連結し、このクイックカプラ56
の三点連結部に機枠1の上部の係合ピン8及び左右のロ
ワピン4をそれぞれ連結し、さらに、トラクタの動力取
出軸(PTO軸)にユニバーサルジョイントを両端部に
有する動力伝達軸を介して機枠1の入力軸10を連結す
る。
56をそれぞれ回動自在に連結し、このクイックカプラ56
の三点連結部に機枠1の上部の係合ピン8及び左右のロ
ワピン4をそれぞれ連結し、さらに、トラクタの動力取
出軸(PTO軸)にユニバーサルジョイントを両端部に
有する動力伝達軸を介して機枠1の入力軸10を連結す
る。
【0042】つぎに、耕耘砕土作業をする作業時には、
一方の作業機23を一方の連結ピン19を回動中心として前
方に向かって回動すると、この一方の作業機23の取付板
42の連動ピン51にて連動杆52が押動され、この連動杆52
にて他方の連動ピン50及び他方の取付板42を介して他方
の作業機23が引張りばね49に抗して他方の連結ピン19を
回動中心として一方の作業機23の回動方向である前方に
向かって同期して連動回動される。
一方の作業機23を一方の連結ピン19を回動中心として前
方に向かって回動すると、この一方の作業機23の取付板
42の連動ピン51にて連動杆52が押動され、この連動杆52
にて他方の連動ピン50及び他方の取付板42を介して他方
の作業機23が引張りばね49に抗して他方の連結ピン19を
回動中心として一方の作業機23の回動方向である前方に
向かって同期して連動回動される。
【0043】この際、左右の作業機23は連結ピン19を回
動中心として後上方に向かって傾斜した状態から前下方
に向かって連動回動されるので、この左右の作業機23
は、その自重により引張りばね49に抗しながらも比較的
軽快に連動回動される。
動中心として後上方に向かって傾斜した状態から前下方
に向かって連動回動されるので、この左右の作業機23
は、その自重により引張りばね49に抗しながらも比較的
軽快に連動回動される。
【0044】そして、機枠1の左右部に左右の作業機23
がそれぞれ水平状に張り出した状態に回動されるととも
に、機枠1の左右の支枠14の突出端部に左右の作業機23
の連結枠38の突出端部がそれぞれ当接して位置決めさ
れ、この左右の作業機23の回動が阻止されると略同時
に、左右のクラッチ12の一方のクラッチ爪体13に他方の
クラッチ爪体28がそれぞれ噛合して連結される。
がそれぞれ水平状に張り出した状態に回動されるととも
に、機枠1の左右の支枠14の突出端部に左右の作業機23
の連結枠38の突出端部がそれぞれ当接して位置決めさ
れ、この左右の作業機23の回動が阻止されると略同時
に、左右のクラッチ12の一方のクラッチ爪体13に他方の
クラッチ爪体28がそれぞれ噛合して連結される。
【0045】また、機枠1の左右の前側連結体16を回動
して左右の作業機23の前側の係合ピン39に係合すること
により、この左右の前側連結体16にて左右の作業機23が
左右方向に水平状に張り出した状態で機枠1の左右部に
連結保持される。
して左右の作業機23の前側の係合ピン39に係合すること
により、この左右の前側連結体16にて左右の作業機23が
左右方向に水平状に張り出した状態で機枠1の左右部に
連結保持される。
【0046】そして、機枠1に設けたミッション5の出
力軸11の両端部に左右の作業機23の駆動軸27が自動的に
連結され、かつ、左右の作業機23の内端部間には残耕処
理装置が自動的に配設される。そうして、左右の作業機
23のロータリ作業体29にて左右方向に大きく拡大した耕
耘砕土用の巾広い一連の作用巾が構成され、耕耘砕土作
業に備える。
力軸11の両端部に左右の作業機23の駆動軸27が自動的に
連結され、かつ、左右の作業機23の内端部間には残耕処
理装置が自動的に配設される。そうして、左右の作業機
23のロータリ作業体29にて左右方向に大きく拡大した耕
耘砕土用の巾広い一連の作用巾が構成され、耕耘砕土作
業に備える。
【0047】つぎに、トラクタにより本機が牽引進行さ
れるとともに、トラクタの動力取出軸部からの出力によ
ってミッション5の入力軸10が回転されると、このミッ
ション5の出力軸11、左右のクラッチ12、駆動軸27及び
連動媒体を介して左右の作業機23のロータリ作業体29が
それぞれ回動進行され、この左右のロータリ作業体29に
てトラクタの車巾より大きく外方に突出した広い作用巾
で耕耘砕土とされながら進行されるとともに、この左右
のロータリ作業体29の内端部間の耕土は残耕処理装置に
よって耕起処理されながら進行され、その表面部が整地
体34によって順次整地されながら進行される。
れるとともに、トラクタの動力取出軸部からの出力によ
ってミッション5の入力軸10が回転されると、このミッ
ション5の出力軸11、左右のクラッチ12、駆動軸27及び
連動媒体を介して左右の作業機23のロータリ作業体29が
それぞれ回動進行され、この左右のロータリ作業体29に
てトラクタの車巾より大きく外方に突出した広い作用巾
で耕耘砕土とされながら進行されるとともに、この左右
のロータリ作業体29の内端部間の耕土は残耕処理装置に
よって耕起処理されながら進行され、その表面部が整地
体34によって順次整地されながら進行される。
【0048】つぎに、道路走行時や格納庫への格納時等
においては、機枠1の左右部に左右の作業機23を張出し
た作業時の状態からこの左右の作業機23を後方に向かっ
て折り畳む場合には、機枠1の左右の前側連結体16をそ
れぞれの支軸15を中心として係合ピン39から外れる方向
に向かって回動することにより、この左右の前側連結体
16にて左右の作業機23の係合ピン39の連結保持が解除さ
れる。
においては、機枠1の左右部に左右の作業機23を張出し
た作業時の状態からこの左右の作業機23を後方に向かっ
て折り畳む場合には、機枠1の左右の前側連結体16をそ
れぞれの支軸15を中心として係合ピン39から外れる方向
に向かって回動することにより、この左右の前側連結体
16にて左右の作業機23の係合ピン39の連結保持が解除さ
れる。
【0049】そして、一方の作業機23を一方の連結ピン
19を回動中心として後方に向かって回動すると、この一
方の作業機23の取付板42の連動ピン51にて連動杆52が牽
引され、この連動杆52にて他方の連動ピン50及び他方の
取付板42を介して他方の作業機23が他方の連結ピン19を
回動中心として一方の作業機23の回動方向である後方に
向かって同期して連動回動される。
19を回動中心として後方に向かって回動すると、この一
方の作業機23の取付板42の連動ピン51にて連動杆52が牽
引され、この連動杆52にて他方の連動ピン50及び他方の
取付板42を介して他方の作業機23が他方の連結ピン19を
回動中心として一方の作業機23の回動方向である後方に
向かって同期して連動回動される。
【0050】この際、左右の作業機23の後端部はそれぞ
れのばね取付具43間に張設した引張りばね49にて内方に
向かって引張られているので、この引張りばね49の復元
力による引張り作用によって左右の作業機23がそれぞれ
の連結ピン19を回動中心として後方に向かってスムーズ
に軽快に同期連動されて折り畳み回動される。
れのばね取付具43間に張設した引張りばね49にて内方に
向かって引張られているので、この引張りばね49の復元
力による引張り作用によって左右の作業機23がそれぞれ
の連結ピン19を回動中心として後方に向かってスムーズ
に軽快に同期連動されて折り畳み回動される。
【0051】また、左右の作業機23がそれぞれ後方に向
かって回動されるとともに、機枠1の左右部の支枠14の
突出端部から左右の作業機23の連結枠38の突出端部がそ
れぞれ外れるとともに、左右のクラッチ12の一方のクラ
ッチ爪体13から他方のクラッチ爪体28がそれぞれ外れ
る。
かって回動されるとともに、機枠1の左右部の支枠14の
突出端部から左右の作業機23の連結枠38の突出端部がそ
れぞれ外れるとともに、左右のクラッチ12の一方のクラ
ッチ爪体13から他方のクラッチ爪体28がそれぞれ外れ
る。
【0052】そして、左右の作業機23が機枠1の後方に
平行状に折り畳まれると、機枠1の左右部の左右の取付
枠20の突出端部に左右の作業機23の支持板53の突出端部
がそれぞれ当接して位置決めされる。また、機枠1の左
右の後側連結体22を回動して左右の作業機23の後側の係
合ピン54に係合することにより、この左右の後側連結体
22にて左右の作業機23が後方に平行状に折り畳まれた状
態で機枠1の後部に連結保持される。
平行状に折り畳まれると、機枠1の左右部の左右の取付
枠20の突出端部に左右の作業機23の支持板53の突出端部
がそれぞれ当接して位置決めされる。また、機枠1の左
右の後側連結体22を回動して左右の作業機23の後側の係
合ピン54に係合することにより、この左右の後側連結体
22にて左右の作業機23が後方に平行状に折り畳まれた状
態で機枠1の後部に連結保持される。
【0053】したがって、左右の作業機23は機枠1の左
右部に水平状に張り出した状態から機枠1の後方部に平
行状に回動変位され、農作業機の左右方向の作用巾が大
きく縮小されて短縮され、道路走行や格納庫への格納に
好ましい状態に変形される。そして、左右の作業機23は
左右の後側連結体22及び連動杆52にて機枠1に保持され
ていることにより、走行時の安全性が確保される。
右部に水平状に張り出した状態から機枠1の後方部に平
行状に回動変位され、農作業機の左右方向の作用巾が大
きく縮小されて短縮され、道路走行や格納庫への格納に
好ましい状態に変形される。そして、左右の作業機23は
左右の後側連結体22及び連動杆52にて機枠1に保持され
ていることにより、走行時の安全性が確保される。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、左右の作業機
は、その内端部に左右の連結ピンに回動自在に連結され
たブラケットをそれぞれ有し、この左右のブラケットの
中の一方のブラケットには前記一方の連結ピンの前方に
位置して連動ピンを設けるとともに、他方のブラケット
には前記他方の連結ピンの後方に位置して連動ピンを設
け、この左右の連動ピン間に一方の作業機の回動に他方
の作業機を一方の作業機と同方向に連動して回動させる
連動体を回動自在に連結し、前記左右のブラケット間に
前記左右の連結ピンの後方に位置して引張りばねを張設
したので、この連動体及び引張りばねにて油圧シリンダ
ー装置を用いることなく手動操作によって左右の作業機
を機枠の左右部に張り出した状態及び機枠の後方に折り
畳んだ状態にスムーズに容易に回動操作することがで
き、左右の作業機の回動操作に油圧シリンダー装置を用
いたものに比べ全体的に構成が簡単で、コストメリット
も大きく、重量的にも軽く、たとえば、左右の作業機が
小型の場合に好適であり、したがって、取扱いが容易な
農作業機を提供することができる。
は、その内端部に左右の連結ピンに回動自在に連結され
たブラケットをそれぞれ有し、この左右のブラケットの
中の一方のブラケットには前記一方の連結ピンの前方に
位置して連動ピンを設けるとともに、他方のブラケット
には前記他方の連結ピンの後方に位置して連動ピンを設
け、この左右の連動ピン間に一方の作業機の回動に他方
の作業機を一方の作業機と同方向に連動して回動させる
連動体を回動自在に連結し、前記左右のブラケット間に
前記左右の連結ピンの後方に位置して引張りばねを張設
したので、この連動体及び引張りばねにて油圧シリンダ
ー装置を用いることなく手動操作によって左右の作業機
を機枠の左右部に張り出した状態及び機枠の後方に折り
畳んだ状態にスムーズに容易に回動操作することがで
き、左右の作業機の回動操作に油圧シリンダー装置を用
いたものに比べ全体的に構成が簡単で、コストメリット
も大きく、重量的にも軽く、たとえば、左右の作業機が
小型の場合に好適であり、したがって、取扱いが容易な
農作業機を提供することができる。
【0055】請求項2の発明によれば、機枠は、前側左
右部にこの機枠の左右部に張り出した左右の作業機を係
脱自在に連結する前側連結体を有し、その後側左右部に
この機枠の後方に折り畳んだ左右の作業機を係脱自在に
連結する後側連結体を有するので、機枠の左右部に左右
の作業機が張り出した状態に設定された場合には、左右
の前側連結体にて機枠の左右部に左右の作業機をそれぞ
れ確実に連結保持することができ、この左右の作業機の
ロータリ作業体にて確実に耕耘砕土作業を行なうことが
でき、また、機枠の後方に左右の作業機が折り畳まれた
場合には、左右の後側連結体にて機枠の左右部に左右の
作業機をそれぞれ確実に連結保持することができ、道路
走行等が容易である。
右部にこの機枠の左右部に張り出した左右の作業機を係
脱自在に連結する前側連結体を有し、その後側左右部に
この機枠の後方に折り畳んだ左右の作業機を係脱自在に
連結する後側連結体を有するので、機枠の左右部に左右
の作業機が張り出した状態に設定された場合には、左右
の前側連結体にて機枠の左右部に左右の作業機をそれぞ
れ確実に連結保持することができ、この左右の作業機の
ロータリ作業体にて確実に耕耘砕土作業を行なうことが
でき、また、機枠の後方に左右の作業機が折り畳まれた
場合には、左右の後側連結体にて機枠の左右部に左右の
作業機をそれぞれ確実に連結保持することができ、道路
走行等が容易である。
【図1】本発明の一実施例を示す農作業機の平面図であ
る。
る。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上左右の作業機の連動機構を示す背面図であ
る。
る。
【図4】同上平面図である。
【図5】同上左右の作業機を折り畳んだ状態を示す平面
図である。
図である。
1 機枠 5 ミッション 10 入力軸 11 出力軸 16 前側連結体 19 連結ピン 22 後側連結体 23 作業機 29 ロータリ作業体 40 ブラケット 49 引張りばね 50 連動ピン 51 連動ピン 52 連動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 73/00 - 73/06 A01B 33/08 A01B 59/046
Claims (2)
- 【請求項1】 入力軸を前方に向けて回転自在に突出す
るとともに出力軸の両端部を左右方向に向けて回転自在
に突出したミッションを有する機枠と、この機枠の左右
部に上下方向の連結ピンにてそれぞれ回動自在に連結さ
れ後方に折り畳んだ位置から機枠の左右部に張り出した
際に前記出力軸の両端部に回転可能に連結されるロータ
リ作業体を有する左右の作業機とを具備し、 前記左右の作業機は、その内端部に前記左右の連結ピン
に回動自在に連結されたブラケットをそれぞれ有し、こ
の左右のブラケットの中の一方のブラケットには前記一
方の連結ピンの前方に位置して連動ピンを設けるととも
に、他方のブラケットには前記他方の連結ピンの後方に
位置して連動ピンを設け、この左右の連動ピン間に一方
の作業機の回動に他方の作業機を一方の作業機と同方向
に連動して回動させる連動体を回動自在に連結し、 前記左右のブラケット間に前記左右の連結ピンの後方に
位置して引張りばねを張設したことを特徴とする農作業
機。 - 【請求項2】 機枠は、その前側左右部にこの機枠の左
右部に張り出した左右の作業機を係脱自在に連結する前
側連結体をそれぞれ有し、その後側左右部にこの機枠の
後方に折り畳んだ左右の作業機を係脱自在に連結する後
側連結体をそれぞれ有することを特徴とする請求項1記
載の農作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07166613A JP3138615B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 農作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07166613A JP3138615B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 農作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099722A JPH099722A (ja) | 1997-01-14 |
JP3138615B2 true JP3138615B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=15834560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07166613A Expired - Fee Related JP3138615B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 農作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3138615B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002325502A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-12 | Fuji Trailer Manufacturing Co Ltd | 整畦機 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP07166613A patent/JP3138615B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH099722A (ja) | 1997-01-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |