JP2004154011A - ロータリー耕耘装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な支持構造で、ロータリ耕耘作業とロータリ耕耘作業以外の作業とが、互いに邪魔になることなく良好になし得るようにする。
【解決手段】ギヤケース3の左右両側に、左右一対のサポートアーム4が設けられ、一方のサポートアーム4の外端側に伝動ケース5の上部が連結され、他方のサポートアーム4の外端側にサイドフレーム6の上部が連結され、伝動ケース5とサイドフレーム6との下部間に、ロータリ耕耘部8が設けられ、入力軸12の動力をギヤケース3内の伝動機構11と伝動ケース5内の伝動機構14とを介してロータリ耕耘部8に伝達するようにしたロータリー耕耘装置において、入力軸12の動力をサイドフレーム6側に取り出すための動力取出機構67が設けられ、該動力取出機構67により取り出した動力によって駆動される駆動作業機が、ロータリ耕耘部8から離間した位置に設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータリ耕耘装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロータリ耕耘装置には、ギヤケースの左右両側に、左右一対のサポートアームが設けられ、一方のサポートアームの外端側に伝動ケースの上部が連結され、他方のサポートアームの外端側にサイドフレームの上部が連結され、一方のサポートアーム内に伝動軸が設けられ、伝動ケースとサイドフレームとの下部間に、ロータリ耕耘部が設けられ、入力軸の動力をギヤケース内の伝動機構と伝動軸と伝動ケース内の伝動機構とを介してロータリー耕耘部に伝達するようにしたものがあり、この種の従来のロータリー耕耘装置には、他方(伝動ケースとは反対側)のサポートアーム内に設けた動力取出軸等を有する動力取出機構を設け、この動力取出機構を介して入力軸の動力を取り出し、この動力取出機構により取り出した動力により、ロータリー耕耘作業以外の作業をなし得るようにしたものがある(例えば特許文献2、特許文献3)。
【0003】
【特許文献1】
特開平2001−275402号公報
【特許文献2】
実開平59−42102号公報
【特許文献3】
実公昭62−19460号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の場合、動力取出機構によって取り出した動力を利用してロータリー耕耘作業以外の作業をなし得するには、動力取出機構によって動力を取り出す位置や、その取り出した動力により駆動される作業機の取付位置によっては、作業機や動力取出機構の支持構造が複雑になったり、ロータリー耕耘作業とロータリー耕耘作業以外の作業とが互いに邪魔になったりするという問題があった。本発明は上記問題点に鑑み、簡単な支持構造で、ロータリ耕耘作業とロータリ耕耘作業以外の作業とが、互いに邪魔になることなく良好になし得るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、ギヤケース3の左右両側に、左右一対のサポートアーム4が設けられ、一方のサポートアーム4の外端側に伝動ケース5の上部が連結され、他方のサポートアーム4の外端側にサイドフレーム6の上部が連結され、伝動ケース5とサイドフレーム6との下部間に、ロータリ耕耘部8が設けられ、入力軸12の動力をギヤケース3内の伝動機構11と伝動ケース5内の伝動機構14とを介してロータリ耕耘部8に伝達するようにしたロータリー耕耘装置において、
入力軸12の動力をサイドフレーム6側に取り出すための動力取出機構67が設けられ、該動力取出機構67により取り出した動力によって駆動される駆動作業機が、ロータリ耕耘部8から離間した位置に設けられている点にある。
【0006】
また、本発明の他の技術的手段は、前記駆動作業機は、動力を動力取出機構67を介してサイドフレーム6側から入力するように配置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記動力取出機構67に、トルクリミッタ113が介在されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記駆動作業機が、作業姿勢と退避姿勢とに姿勢変更自在に設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記駆動作業機が、上下方向に位置調整自在に設けられている点にある。
【0007】
また、本発明の他の技術的手段は、前記駆動作業機が、左右方向に位置調整自在に設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記動力取出機構67を介して駆動されるように洗車ポンプ143が、前記駆動作業機が、サイドフレーム6側に着脱自在に設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記駆動作業機が、草刈り機である点にある。
【0008】
また、本発明の他の技術的手段は、前記動力取出機構の動力取出軸61を駆動作業機に連結するユニバーサルジョイント140が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記駆動作業機が草刈り機とされ、ロータリ耕耘する前に草刈り作業が行われるように、草刈り機がロータリ耕耘部の前方に配置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記駆動作業機が、ロータリー耕耘部8の左右両側から突出するように駆動作業機の左右幅がロータリ耕耘部8の左右幅よりも大に設定されている点にある。
【0009】
また、本発明の他の技術的手段は、前記駆動作業機が畦用の草刈り機97とされ、ロータリ耕耘部8で耕耘する側方の畝を草刈りするように、畦用の草刈り機97がロータリ耕耘部8の側方に配置されている点にある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、1はロータリ耕耘装置であり、このロータリ耕耘装置1は、トラクタ等の車両の後部等に、三点リンク機構等を介して着脱自在に連結される機枠2を備えている。
この機枠2は、左右方向中央部のギヤケース3から左右両側にサポートアーム4を突設すると共に、左側のサポートアーム4の外端側に伝動ケース5の上部を連結し、且つ右側のサポートアーム4の外端側にサイドフレーム6の上部を連結して、背面視門型状に主構成されている。
【0011】
ギヤケース3の上部には、トップマスト7が固定され、このトップマスト7の前上部には、三点リンク機構のトップリンク等が連結される上連結部25が設けられ、左右のサポートアーム4には、それぞれブラケット26が固定され、この左右各ブラケット26には、三点リンク機構の左右ロワーリンク等が連結される下連結部27が設けられている。
前記機枠2の下部側には、ロータリ耕耘部8が設けられている。このロータリ耕耘部8は、伝動ケース5とサイドフレーム6との下部間に、左右方向の軸心廻りに回転自在に支持された爪軸9と、この爪軸9に、左右方向に亘って取り付けられた多数の耕耘爪10とを備えている。
【0012】
機枠2のギヤケース3には、トラクタのPTO軸からユニバーサルジョイント等を介してギヤケース3内のベベルギヤ伝動機構11に動力を入力する入力軸12が設けられ、この入力軸12から入力された動力は、ギヤケース3内のベベルギヤ伝動機構11から左側のサポートアーム4内の伝動軸13を介して伝動ケース5内のチェーン伝動機構14に伝達されると共に、このチェーン伝動機構14から爪軸9に伝達されて、該爪軸9が軸心回りに矢示A方向に回転駆動されるようになっている。
【0013】
また、機枠2には、前記ロータリ耕耘部8を覆う耕耘カバー16が設けられている。
この耕耘カバー16は、ロータリ耕耘部8の上方を覆う主カバー17と、ロータリ耕耘部8の後方を覆う後部カバー18と、この後部カバー18の下端側に取り付けられて接地するフラップカバー19と、ロータリ耕耘部8の後部の左右両側を覆う側部カバー20とを備えている。
主カバー17は、その左右方向の端部が、伝動ケース5とサイドフレーム6とに取り付けられた左右の側板21に固定されている。
【0014】
後部カバー18は、その上端側が主カバー17の後端側(機枠2側)に、左右方向の軸心を有する支軸22の軸心回りに回動自在に枢支されていて、上下揺動自在とされている。
側部カバー20は、伝動ケース5又はサイドフレーム6等に取り付けられている。
また、機枠2には、左右のゲージ輪29を取り付ける支持装置30が設けられている。
【0015】
支持装置30は、前端側が機枠2側に枢支されて上下揺動自在とされた支持フレーム32と、この支持フレーム32の上下揺動位置を調節する高さ調整装置33とを備えている。
支持フレーム32は、前後方向に配置されていて前端側が前記ブラケット26に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着された左右一対の側部フレーム部材34と、左右の側部フレーム部材34を連結する連結部材35と、左右方向に配置されていて左右の側部フレーム部材34の後端側に取付固定された後部フレーム部材36とを備えている。
【0016】
この支持フレーム32の後部の左右方向外端側に、それぞれゲージ輪29が取り付けられている。
側部フレーム部材34は、前側の外筒38と、この外筒38に前後方向移動自在に挿入された後部の内筒39とを備えていて、前後方向(長さ方向)伸縮自在とされて長さ調整可能とされている。
なお、外筒38と内筒39とは、両者を貫通するピンによって、その前後方向の相対移動の規制(側部フレーム部材34の伸縮規制)がなされる。
【0017】
また、連結部材35は左右の外筒38を連結している。
高さ調整装置33は、支持フレーム32の連結部材35と、トップマスト7との間に設けられていると共に、ハンドル41の操作によって長さ方向に伸縮可能に構成された伸縮部材42を有し、この伸縮部材42を伸縮させることによって、支持フレーム32が上下揺動されてゲージ輪29の高さ調整がなされるようになっている。
耕耘カバー16は、ロータリー耕耘部8の上方を覆う主カバー17と、後方を覆う後部カバー18とからなり、主カバー17と後部カバー18とに跨がる弾下装置51が左右一対設けられている。弾下装置51は、後部カバー18を下方に付勢する機能と、後部カバー18を上方に揺動した位置に保持する(ロックする)機能とを有する。
【0018】
この弾下装置51は、弾下ロッド52を有し、この弾下ロッド52の前端部は、サポートアーム4側に左右軸まわりに回動自在に枢着され、後部は、受け部材54に軸芯方向移動自在に挿通され、止め輪によって抜け止めされる。また、弾下ロッド52には、圧縮コイルバネ55が套嵌され、このコイルバネ55の後端はブラケット56の受け部材54に接当し、前端はストッパ58に接当している。ストッパ58は、回動操作によって、弾下ロッド52に対して長手方向に位置が変更できるようになっている。
【0019】
弾下装置51は操作レバー59を備え、操作レバー59の回動操作によって、ブラケット56に対して弾下ロッド52を長手方向に位置調整自在にロックできるように構成され、弾下ロッド52を位置調整することにより後部カバー18を前端部を支点に上下方向に揺動調整するように構成されている。
図3〜図7において、左側のサポートアーム4内に前記伝動軸13が設けられ、右側のサポートアーム4内に動力取出軸61が設けられ、動力取出軸61の内端側はベアリング62を介してサポートアーム4に回転自在に支持され、動力取出軸61の外端側は、サイドフレーム6を挿通孔63を介して左右方向に貫通して、サイドフレーム6外側方に突出し、支持筒64及びベアリング65を介してサイドフレーム6に軸廻り回転自在に支持されている。而して、動力取出軸61、ベアリング62,65及び支持筒64等によって、入力軸12の動力をサイドフレーム6側に取り出す動力取出機構67が構成されている。
【0020】
ベベルギヤ伝動機構11と伝動軸13と動力取出軸61との間に、動力伝達切換機構(クラッチ機構)69が設けられている。動力伝達切換機構69は、支持筒軸70とスライド軸71と操作手段72とを備える。伝動軸13と動力取出軸61とに小径の突出軸13A,61Aが互いに対向するように突設され、この突出軸13A,61A間に、支持筒軸70が遊転自在に外嵌されている。伝動軸13と動力取出軸61と支持筒軸70とに、スライド軸71が軸方向に移動自在に外嵌され、スライド軸71はベベルギヤ伝動機構11のベベルギヤ11aとスプライン嵌合されている。スライド軸71の右端部外周に係合凹部73が設けられている。
【0021】
伝動軸13の左端部、動力取出軸61の右端部、支持筒軸70の外周にスプライン13a,61a,70aが形成され、スライド軸71の内周面の左端部に、伝動軸13、動力取出軸61及び支持筒軸70の各スプライン13a,61a,70aに選択的にスプライン嵌合するスプライン71aが形成されている。
即ち、スライド軸71を、図3に示す如く左側(左位置)に移動すると、スライド軸71が伝動軸13にスプライン嵌合して、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して伝動軸13に伝達され(耕耘部駆動状態)、スライド軸71を、図4に示す如く左右方向中央(ニュートラル位置)に移動すると、スライド軸71が支持筒軸70にスプライン嵌合して、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して支持筒軸70に伝達され、スライド軸71を、図5に示す如く右側(右位置)に移動すると、スライド軸71が動力取出軸61にスプライン嵌合して、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して動力取出軸13に伝達される(動力取出状態)ようになっている。
【0022】
図16〜図18に示すように、前記操作手段72は、操作レバー75と保持筒体76と揺動板77と第1支軸78と第2支軸79と筒体80と筒軸体81とを備え、保持筒体76はギヤケース3(又は右側のサポートアーム4)に内外貫通状に固着され、保持筒体76内にバネ82と球体83とが保持され、バネ82は球体83を位置決め板84に向けて付勢している。位置決め板84に、球体83が係脱自在に係合する3個の係止溝88が形成されている。揺動板77は、円弧状の長孔85を介して保持筒76に外嵌されると共に、筒体86を介して第1支軸78に外嵌固定され、第1支軸78と第2支軸79とは、互いに相対回動不能に嵌合され、第2支軸79は、ギヤケース3に貫通固定した支持体87に、回動自在に嵌合保持されている。第1支軸78は、筒体80を介してギヤケース3(サポートアーム4)に回動自在に保持されている。筒軸体81に一対の操作片89が突設され、一対の操作片89は、スライド軸71の係合凹部73に係合されている。
【0023】
従って、操作レバー75の揺動操作によって、第1支軸78、第2支軸79、筒軸体81、位置決め板84、筒体80、揺動板77及び操作片89が、支軸78,79廻りに揺動し、球体83が3個の係止溝88に選択的に係合して3位置に位置決めされ、これにより、スライド軸71を、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される前記右位置と、入力軸12の動力が伝動軸13及び動力取出軸13に伝達されなくなる前記ニュートラル位置と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される前記左位置とに移動させるようになっている。
【0024】
なお、図18に示すように、抜止ピン90が押さえ板91に貫通固着され、押さえ板91は、保持筒体76に開口孔92を介して外嵌されると共に、バネ93により揺動板77側に付勢され、抜止ピン90により、第1支軸78が筒体80から抜脱しないように揺動板77をサポートアーム4側に押さえ付けている。
図2に示すように、サイドフレーム6の外側方に、駆動作業機である畦用の草刈り機97が設けられている。草刈り機97は、図8〜図11に示すように、左右一対の側板98と、一対の側板98を連結する連結板99と、側板98等に取り付けられた円弧状のカバー体100と、側板98間にベアリング101を介して左右軸心廻りに回転自在に支持された左右方向の回転軸102とを備える。
【0025】
回転軸102の左右方向両端部と左右方向中央部とに保持リング105が配置され、各保持リング105は、回転軸102の外周を取り囲むように設けられ、左右両側の保持リング105は、4本の連結杆106により回転軸102に連結固定されている。複数本の草刈り刃107が、回転軸102の外周を螺旋状に取り囲むように配置され、各草刈り刃107は、各保持リング105に連結固定されている。従って、回転軸102を回転駆動することによって、回転軸102と共に複数の保持リング105及び草刈り刃107が回転軸102の軸心廻りに回転して、畦等の草を刈ることができるようになっている。
【0026】
図11、図12に示すように、カバー体100に、左右一対の取付板108が後方突設され、この取付板108に支持脚体109がボルトナット110により固着され、支持脚体109に転動輪111が左右軸廻りに回転自在に保持され、転動輪111を接地して転動させることにより、草刈り機97の草刈り刃107を畦からやや浮いた状態に保持して、畦上を移動させることができるように構成されている。
図2〜図5に示すように、動力取出軸61の中途部に、トルクリミッタ(クラッチ)113が介在されている。従って、動力取出機構67にトルクリミッタ113が介在されており、草刈り機97側に大きな負荷がかかると、トルクリミッタ113が作動して、動力取出軸61から草刈り機97側への動力の伝達が遮断され、これにより、軸、ギヤ、草刈り刃107等が過負荷によって破損するのを防止している。
【0027】
図6、図7及び図15に示すように、コの字状の取付台115が固定板116及びU字状のボルト117を介してサポートアーム4の右端部に締め付け固定され、取付台115にU字状の取付板118が突設され、取付台115の右側面に支持筒体119が固設されている。また、図8〜図11に示すように、草刈り機97の連結板99の上面に支持筒体120が固設されている。
図6、図7、図8及び図14に示すように、草刈り機97は連結部材121によって取付台115に連結されている。連結部材121は外筒体122と内筒体123とを備え、内筒体123を外筒体122に対して摺動自在に内嵌して、連結ピン124を外筒体122と内筒体123とに挿脱自在に挿入することにより、外筒体122と内筒体123とが連結されており、連結部材121は、連結ピン124の挿脱により、伸縮調整可能に構成されている。従って、連結部材121の伸縮調整により、駆動作業機である草刈り機97が、左右方向に位置調整自在になっている。
【0028】
外筒体122の外端部(左端部)に後方に屈曲した取付部122aが設けられ、内筒体123の外端部(右端部)に後方に屈曲した取付部123aが設けられている。連結部材121の両端の取付部122a,123aが、それぞれ支持筒体119,120に内嵌されて、抜止ピン126,127を取付部122a,123aに挿通することによって抜け止めされ、これにより、草刈り機97が、連結部材121により取付部(前後軸)122a廻りに揺動自在に支持されている。
【0029】
図6、図7に示すように、前記取付台115と連結部材121との間に姿勢変更装置(弾下装置)131が設けられている。この姿勢変更装置131は、弾下ロッド132を有し、この弾下ロッド132の左端部は、取付板118に前後軸まわりに回動自在に枢着され、右端部は、連結部材121に突設した受け部材133に軸芯方向移動自在に挿通され、止め輪によって抜け止めされる。また、弾下ロッド132には、圧縮コイルバネ134が套嵌され、このコイルバネ134の右端はブラケット133の受け部材135に接当し、前端はストッパ136に接当している。ストッパ136は回動操作によって、弾下ロッド132に対して長手方向に位置が変更できるようになっている。
【0030】
姿勢変更装置131は操作レバー138を備え、操作レバー138の回動操作によって、ブラケット133に対して弾下ロッド132を長手方向に位置調整自在にロックできるように構成され、弾下ロッド132を位置調整することにより連結部材121を左端部(取付部122a)を支点に上下方向に揺動調整するように構成されている。
従って、姿勢変更装置131(ブラケット133に対して弾下ロッド132を長手方向に位置調整すること)によって、草刈り機97は、図2に実線で示すように下方に位置した作業姿勢(使用姿勢)と、鎖線で示すように上方に位置した退避姿勢(不使用姿勢)とに、姿勢変更自在になっている。
【0031】
前記動力取出軸61の外方突出部と、草刈り機97の回転軸102の入力部102aとは、ユニバーサルジョイント140によって着脱自在に連結されている。ユニバーサルジョイント140は、伸縮調整自在とされている。従って、動力取出軸61の回転動力は、ユニバーサルジョイント140を介して草刈り機97の回転軸102に伝達され、回転軸102を軸心廻りに回転駆動するように構成されている。従って、草刈り機97は、左側即ちサイドフレーム6側から、入力軸12の動力を動力取出機構67を介して入力するように配置されており、ユニバーサルジョイント等を介して比較的短くかつ簡単な伝動機構によって、草刈り機97をスムーズに駆動できるようになっている。
【0032】
また、図13に示すように、ユニバーサルジョイント140を動力取出軸61から外して、動力取出軸61の出力端部に洗車ポンプ143を着脱自在に装着できるようになっている。洗車ポンプ143は、吸水ホース144と吐出ホース145とを有しており、動力取出軸61に装着した洗車ポンプ143を駆動することによって、近くのタンク等の水を吸水ホース144で吸水して、吐出ホース145から水を放出することができ、洗車ポンプ機のあるところまでわざわざ移動しなくても、この洗車ポンプ143を使用してロータリ耕耘装置1を洗車することができ、非常に便利である。
【0033】
上記実施の形態によれば、操作手段72の操作によって、スライド軸71を左側(左位置)に移動すると、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して伝動軸13のみに伝達され、ロータリ耕耘部8のみが駆動するので、このとき、姿勢変更装置131を操作して、図2に鎖線で示すように草刈り機97を退避姿勢(不使用姿勢)にセットすることにより、ロータリ耕耘部8による耕耘作業を、草刈り機97が邪魔になるようなこともなく良好になすことができる。
【0034】
操作手段72の操作によって、スライド軸71を、左右方向中央(ニュートラル位置)に移動すると、入力軸12の動力は、伝動軸13及び動力取出軸61に伝達されなくなって、ロータリ耕耘部8と草刈り機97との両方が駆動停止するので、耕耘作業及び草刈り作業を簡単に一時停止することができる。
操作手段72の操作によって、スライド軸71を右側(右位置)に移動すると、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して動力取出軸61のみに伝達され、ロータリ耕耘部8が停止すると共に、草刈り機97が駆動するので、このとき、姿勢変更装置131を操作することによって、図2に実線で示すように草刈り機97を作業姿勢(使用姿勢)にセットすることにより、トラクタ等でロータリー耕耘装置1をけん引しながら、草刈り機97を畦上を移動させることにより、畦上の草をスムーズに刈ることができる。
【0035】
図19〜図26は他の実施の形態を示し、図20〜図22に示すように、ベベルギヤ伝動機構11と伝動軸13と動力取出軸61との間に設けた動力伝達切換機構(クラッチ機構)69は、スライド軸71と操作手段72とを備える。伝動軸3と動力取出軸61とに、スライド軸71が軸方向に移動自在に外嵌され、スライド軸71はベベルギヤ伝動機構11のベベルギヤ11aとスプライン嵌合されている。スライド軸71の中途部外周に係合凹部73が設けられている。
伝動軸13の右端部、動力取出軸61の左端部にスプライン13a,61aが形成され、スライド軸71の内周面の左右両端部に、伝動軸13及び動力取出軸61の各スプライン13a,61aに選択的にスプライン嵌合するスプライン71aが形成されている。
【0036】
即ち、スライド軸71を左側(左位置)に移動すると、図20に示す如くスライド軸71のスプライン71aが伝動軸13のスプライン13aから外れ、スライド軸71が動力取出軸61にスプライン71a,61aを介してスプライン嵌合した状態になり、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して動力取出軸61のみに伝達され(動力取出状態)、スライド軸71を、左右方向中央(ニュートラル位置)に移動すると、図21に示す如くスライド軸71が伝動軸13にスプライン71a,13aを介してスプライン嵌合すると共に、スライド軸71が動力取出軸61にスプライン71a,61aを介してスプライン嵌合して、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して伝動軸13及び動力取出軸61の両方に伝達され(両者駆動状態)、スライド軸71を右側(右位置)に移動すると、図22に示す如くスライド軸71のスプライン71aが動力取出軸61のスプライン61aから外れ、スライド軸71が伝動軸13にスプライン71a,13aを介してスプライン嵌合して、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して伝動軸13のみに伝達される(耕耘部駆動状態)ようになっている。
【0037】
前記操作手段72は、図示省略しているが、前記実施の形態の場合と同様に構成され、操作レバー75の揺動操作によって、第1支軸78、第2支軸79、筒軸体81、位置決め板84、筒体80、揺動板77及び操作片が、支軸78,79廻りに揺動して、球体83が3個の係止溝88に選択的に係合して3位置に位置決めされ、これにより、スライド軸71を、入力軸12の動力が動力取出軸13のみに伝達される前記左位置と、入力軸12の動力が伝動軸13及び動力取出軸13に伝達される前記ニュートラル位置と、入力軸12の動力が伝動軸13のみに伝達される前記右位置とに移動させるようになっている。
【0038】
図19に示すように、サイドフレーム6の外側方にチェーン伝動機構151が設けられ、チェーン伝動機構151の伝動ケース152の下部に、右外側方に突出するように、駆動作業機である畦用の草刈り機97が取付けられている。
図25に示すように、右側のサポートアーム4の外端側に取付筒体154が連結体155を介して連結固定され、取付筒体154に支持筒体156が軸心廻り回動自在に内嵌保持されている。連結筒体157は支持筒体156に対して回動自在に内嵌されている。支持筒体156の右端部に取付板158が外嵌固定され、取付板158に、チェーン伝動機構151の伝達ケース152がボルト等の固定具により固定されている。動力取出軸61の右端部は、連結筒体154を介してチェーン伝動機構151の駆動軸161が連結固定され、駆動軸161は、支持筒体156に対してベアリングを介して相対回転自在に支持され、駆動軸161の右端部は伝達ケース152の上端部内に突出され、駆動軸161にチェーン伝動機構151のプーリー162が装着されている。
【0039】
従って、伝動ケース152は、支持筒体156及び取付体158と共に、駆動軸161廻りに揺動自在に支持され、駆動軸161は動力取出軸61と共に軸心廻りに回転駆動されるようになっている。
図23、図24に示すように、伝達ケース152の下部に、従動軸(草刈り機の回転軸102の入力部)102aがベアリング等を介して左右軸廻りに回転自在に支持され、入力部102aにプーリー164が装着されている。
畦用の草刈り機97は、前記実施の形態の場合と同様に、図23、図24に示すように、左右一対の側板98と、側板98等に取り付けられた円弧状のカバー体100と、側板98間にベアリング101を介して左右軸心廻りに回転自在に支持された左右方向の回転軸102とを備える。
【0040】
回転軸102の左右方向両端部と左右方向中央部とに保持リング105が配置され、各保持リング105は、回転軸102の外周を取り囲むように設けられ、左右両側の保持リング105は、4本の連結杆106により回転軸102に連結固定されている。複数本の草刈り刃107が、回転軸102の外周を螺旋状に取り囲むように配置され、各草刈り刃107は、各保持リング105に連結固定されている。従って、回転軸102を回転駆動することによって、回転軸102と共に複数の保持リング105及び草刈り刃107が回転軸102の軸心廻りに回転して、畦等の草を刈ることができるようになっている。
【0041】
従って、草刈り機97は、左側即ちサイドフレーム6側から、入力軸12の動力を動力取出機構67を介して入力するように配置されており、チェーン伝動機構等を介して比較的短くかつ簡単な機構によって、草刈り機97をスムーズに駆動できるようになっている。
伝動ケース152の後側部に、作業姿勢(使用姿勢)と退避姿勢(不使用姿勢)とに、姿勢変更自在に支持する姿勢変更装置131が設けられている。
図25及び図26に示すように、姿勢変更装置131は、支持体167と、支持体167に挿通した支持杆168と、支持杆168に外嵌装着したコイルバネ169とを備え、支持杆168には挿通孔171が間隔をおいて多数形成され、挿通孔171に2つの止めピン172が挿脱自在に挿入保持されている。支持杆168の下端部は伝動ケース152の後壁等にブラケット174を介して左右方向の支持軸175廻りに揺動自在に枢支され、支持杆168の上部側は支持体167に挿通されている。
【0042】
前記取付筒体154に、左右一対のブラケット177を介して前後一対の支持筒体178が固設さ+れ、前後一対の支持筒体178に前後一対の取付軸180が嵌合保持され、この一対の取付軸180に、左右一対のブラケット181を介して支持体167が左右軸廻りに回動自在に支持されている。従って、支持杆168は、支持体167の回動に伴って支持体167廻りに揺動自在になるように支持されている。
前記2つの止めピン172は支持体167を挟んで上下に離間して配置され、コイルバネ169は下側の止めピン172と支持体167との間に設けられ、コイルバネ169は、支持体167に対して支持杆168を下方移動させるように付勢し、上側の止めピン172は、支持体167に上側から接当することによって、支持杆168が支持体167に対して下方移動するのを規制している。
【0043】
而して、伝動ケース152の駆動軸161廻りの揺動に伴って、支持杆168が支持体167廻りに揺動すると同時に、支持杆168が支持体167に対して出退移動することとなるが、コイルバネ169によって、伝動ケース152乃至草刈り機97が駆動軸161廻りに前方向(a方向)に付勢し、上側の止めピン172が支持体167に上側から接当することによって、伝動ケース152乃至草刈り機97が駆動軸161廻りに前方向(a方向)に揺動するのを規制している。
【0044】
従って、止めピン172及びコイルバネ169を図26に実線で示すようにセットすることにより、同図に実線で示すように、伝動ケース152が駆動軸161からやや後下がり方向に傾斜して下方突出し、草刈り機97が下方に位置した使用姿勢に保持されるようになっている。このとき、伝動ケース152の下部乃至草刈り機97が、後方に向けて大きな力を受けると、コイルバネ169の付勢に抗して、伝動ケース152乃至草刈り機97が駆動軸161廻りに後方向(b方向)に揺動して、大きな負荷がかかるのを避けることができるようになっている。
【0045】
また、図26に鎖線で示すように、下側の止めピン172を抜いて、伝動ケース152乃至草刈り機97を後方突出するように後方側に持ち上げて、止めピン172を支持杆168の中央部に挿通して、止めピン172を支持体167に対して前側から接当させておくと、コイルバネ169を支持軸175と支持体167との間に配置させておけば、コイルバネ169の付勢力によって、伝動ケース152乃至草刈り機97を後方突出して上方に持ち上がった不使用姿勢に保持できるようになっている。従って、姿勢変更装置131によって、草刈り機97は図26に実線で示す作業姿勢(使用姿勢)と鎖線で示す退避姿勢(不使用姿勢)とに、姿勢変更自在に支持することができるようになっている。
【0046】
上記実施の形態によれば、操作手段72の操作によって、スライド軸71を左側(左位置)に移動すると、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して動力取出軸61のみに伝達され、ロータリ耕耘部8が停止すると共に、草刈り機97が駆動するので、このとき、姿勢変更装置131を操作することによって、図26に実線で示すように草刈り機97を作業姿勢(使用姿勢)にセットすることにより、トラクタ等でロータリー耕耘装置1をけん引しながら、草刈り機97を畦上を移動させることにより、畦上の草をスムーズに刈ることができる。
【0047】
操作手段72の操作によって、スライド軸71を、左右方向中央(ニュートラル位置)に移動すると、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して伝動軸13及び動力取出軸61の両方に伝達され、ロータリ耕耘部8が駆動すると同時に、草刈り機97駆動するので、このとき、姿勢変更装置131を操作することによって、図26に実線で示すように草刈り機97を作業姿勢(使用姿勢)にセットすることにより、トラクタ等でロータリー耕耘装置1をけん引走行して、ロータリー耕耘部8で圃場を耕耘できると同時に、畦上の草を草刈り機97で刈ることができ、耕耘作業と草刈り作業とを効率よくなすことができる。
【0048】
操作手段72の操作によって、スライド軸71を右側(右位置)に移動すると、入力軸12の動力は、ベベル伝動機構11からスライド軸71を介して伝動軸13のみに伝達され、ロータリ耕耘部8のみが駆動するので、このとき、姿勢変更装置131を操作することによって、図26に鎖線で示すように退避姿勢(不使用姿勢)セットして、ロータリ耕耘部8による耕耘作業を、草刈り機97が邪魔になるようなこともなく良好になすことができる。
なお、上記実施の形態の場合、チェーン伝動機構151の駆動側のプーリー162と従動側のプーリー164とを同一大きさのものを使用しているが、これに代え、図26に鎖線で示すように、従動側のプーリー164を駆動側のプーリー162よりも小径にして、チェーン伝動機構151で草刈り機97の回転を増速するようにしてもよい。
【0049】
図27は他の実施形態を示し、ロータリ耕耘部8の前方に、駆動作業機である草刈りロータ(草刈り機)201が設けられ、草刈りロータ201はロータ本体201aの外周に、複数の草刈り刃201bが螺旋状に設けられている。草刈りロータ201はロータ本体201aの外周に、複数の草刈り刃201bが螺旋状に設けられている。草刈りロータ201の回転軸202が、サイドフレーム6及び伝動ケース5等に前方突設した左右一対の支持腕203,204間に回転自在に支持され、動力取出軸61が、プーリ205,206及びベルト207等を有する伝動機構209によって、回転軸202に連動連結され、入力軸12の動力を、動力取出軸61を介して草刈りロータ201の回転軸202に伝達して、草刈りロータ201を回転駆動するようにしている。草刈りロータ201の左右幅は、ロータリ耕耘部8の左右幅よりも大に設定され、草刈りロータ201が、ロータリー耕耘部8の左右両側から突出するようになっている。その他の点は、前記図19〜図26の実施形態の場合と同様の構成であり、図示省略の動力伝達切換機構69によって、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される耕耘部駆動状態と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される動力取出状態と、入力軸12の動力が伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達される両者駆動状態とに切り換えることができるようになっている。
【0050】
上記実施の形態の場合、ロータリ耕耘部8と草刈りロータ201とを同時に駆動することにより、ロータリ耕耘8の前処理として、ロータリ耕耘する前に草刈り作業を行うことができる。また、草刈り後の草はロータリ耕耘で耕耘されて圃場に埋め込まれ、田畑の肥料となる(減農薬)。
なお、前記実施形態の場合、プーリー205,206の組み合わせを変えることにより、草刈りロータ201の駆動速度を変更できるようにしてもよい。また、草刈りロータ201を上下調整可能に構成してもよいし、また、草刈りロータ201を正逆転可能に構成し、低い草は前回しによって刈り、高い草は後回しにより刈り取るようにしてもよい。
【0051】
図28は他の実施形態を示し、ロータリ耕耘部8の前方に、駆動作業機であるチェーンソー(草刈り機)212を設け、動力取出軸61をベベルギヤ213、伝動軸214、プーリー215,216等を有する伝動機構218によって、入力軸12の動力を、動力取出軸61を介してチェーンソー212に伝達して、チェーンソー212をロータリ耕耘部8の前方側で回転駆動するようにしている。チェーンソー212の左右幅は、ロータリ耕耘部8の左右幅よりも大に設定され、チェーンソー212が、ロータリー耕耘部8の左右両側から突出するようになっている。その他の点は、前記図19〜図26の実施形態の場合と同様の構成であり、図示省略の動力伝達切換機構69によって、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される耕耘部駆動状態と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される動力取出状態と、入力軸12の動力が伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達される両者駆動状態とに切り換えることができるようになっている。
【0052】
上記実施の形態の場合、ロータリ耕耘部8とチェーンソー212とを同時に駆動することにより、ロータリ耕耘の前処理として、ロータリ耕耘する前にチェーンソー212で草刈り作業を行うことができる。また、草刈り後の草はロータリ耕耘で耕耘されて圃場に埋め込まれ、田畑の肥料となる(減農薬)。
なお、上記実施の形態の場合、ベベルギヤ213、伝動軸214の組み合わせを変えることにより、チェーンソー212の駆動速度を変更できるようにしてもよい。また、チェーンソー212を上下調整可能に構成してもよい。
【0053】
図29は他の実施形態を示し、ロータリ耕耘部8の前方に、駆動作業機であるレシプロ式の草刈り機221を設けている。即ち、左右一対の揺動部材222,223が支軸224,225廻りに揺動するようにサポートアーム4と伝動ケース5とにそれぞれ支持され、揺動部材222,223間に、レシプロ用の草刈り刃226が連結腕227,228を介して連結され、動力取出軸61の突出端部に回転腕229が固設され、回転腕229と揺動部材222とを連結杆230で連結しており、動力取出軸61の回転を、回転腕229、連結杆230を介して揺動部材222に伝達して、一対の揺動部材222,223を支軸224,225廻りに揺動させ、これにより草刈り刃226を左右に往復移動させるように構成されている。その他の点は、前記図19〜図26の実施形態の場合と同様の構成であり、図示省略の動力伝達切換機構69によって、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される耕耘部駆動状態と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される動力取出状態と、入力軸12の動力が伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達される両者駆動状態とに切り換えることができるようになっている。
【0054】
上記実施の形態の場合、ロータリ耕耘部8と草刈り機221とを同時に駆動することにより、ロータリ耕耘8の前処理として、ロータリ耕耘する前に草刈り作業を行うことができる。また、草刈り後の草はロータリ耕耘で耕耘されて圃場に埋め込まれ、田畑の肥料となる(減農薬)。
なお、この実施の形態の場合、草刈り刃226を上下調整できるように構成しても良いし、また、草刈り刃226を上下二段に設けるようにしてもよい。
図30は他の実施形態を示し、洗車ポンプ233が、右側のサポートアーム4にステー等を介して固定して設けられ、この洗車ポンプ233と、動力取出軸61の突出端部とを、ギヤ234,235及び伝動軸236を有する伝動機構237により連動連結し、入力軸12の動力を、動力取出軸61及び伝動機構237を介して洗車ポンプ233に伝達して、洗車ポンプ233を駆動するようにしている。また、サポートアーム4の後方等に、ホースドラム239が支持ステー等を介してサイドフレーム6等に回転自在に支持され、ホースドラム239に洗車ポンプ233の駆動によって水を放出する吐出ホース240を巻回保持するようにしている。その他の点は、前記図1〜図18の実施形態又は図19〜図26の実施形態の場合と同様の構成であり、図示省略の動力伝達切換機構69によって、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される耕耘部駆動状態と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される動力取出状態と、入力軸12の動力が、伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達される両者駆動状態又は伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達されない停止状態とに切り換えることができるようになっている。
【0055】
上記実施の形態の場合、動力取出軸61の動力で洗車ポンプ233を駆動することによって、近くのタンク等の水を図示省略のホースで吸水しながら、吐出ホース240から水を放出することができ、洗車ポンプ機のあるところまでわざわざ移動しなくても、洗車ポンプ233を使用してロータリ耕耘装置1を洗車することができる。
図31は他の実施形態を示し、発電機243が、右側のサポートアーム4やサイドフレーム6にステー等を介して固定して設けられ、この発電機243に動力取出軸61の突出端部を組み込むように装着して、動力取出軸61の回転駆動により、発電機243から電力を取り出すようにしている。発電機243に、プラス側とマイナス側のリード線(ハーネス)244,245を介してカプラー246が設けられている。その他の点は、前記図1〜図18の実施形態又は図19〜図26の実施形態の場合と同様の構成であり、図示省略の動力伝達切換機構69によって、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される耕耘部駆動状態と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される動力取出状態と、入力軸12の動力が、伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達される両者駆動状態又は伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達されなくなる停止状態とに切り換えることができるようになっている。
【0056】
上記実施の形態の場合、動力取出軸61の回転を利用することにより、発電機243を駆動してロータリ耕耘装置1側で電力を取り出すことができるので、例えば、ロータリ耕耘装置1に播種機や施肥機を取り付けて、モータでこれらを駆動する場合、トラクタ側からハーネスを引いて電力を供給する必要がなくなって、ロータリ耕耘装置1側の発電機243から播種機や施肥機のモータに電力を供給できるようになり、便利である。
図32は他の実施形態を示し、サイドフレーム6の外側方に、伝動ケース251が着脱自在に設けられ、伝動ケース251内に、チェーン又はベルト式の伝動機構252が組み込まれ、伝動ケース251の下部に、右外側方に突出するように、駆動作業機である延長ロータリ253が取付けられている。延長ロータリ253は、延長爪軸255と該爪軸255に取り付けた耕耘爪256とを有している。延長爪軸255は伝動ケース251の下端部に軸心廻りに回転自在に支持され、動力取出軸61の突出端部が伝動機構252を介して延長爪軸255に連結され、入力軸12の動力を動力取出軸61及び伝動機構252を介して延長爪軸255に伝達して、動力取出軸61と共に延長爪軸255が軸心廻りに回転駆動されるようになっている。その他の点は、前記図1〜図18の実施形態又は図19〜図26の実施形態の場合と同様の構成であり、図示省略の動力伝達切換機構69によって、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される耕耘部駆動状態と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される動力取出状態と、入力軸12の動力が、伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達される両者駆動状態又は伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達されなくなる停止状態とに切り換えることができるようになっている。
【0057】
上記実施の形態の場合、サイドフレーム6の外側方でも延長ロータリ253によって圃場を耕耘することができる。また、伝動ケース251をサイドフレーム6から取り外して、伝動機構252乃至延長ロータリ253をサイドフレーム6側から簡単に取り外すことができ、狭い圃場を耕耘する場合にも容易に対処することができる。
なお、上記実施の形態の場合、伝動ケース251を取り外した際には、動力取出軸62の突出端部を覆うカバーを取り付けるようにすることが好ましい。また、伝動ケース251の上端部を動力取出軸61廻りに揺動自在に支持するようにしてもよい。
【0058】
図33は他の実施形態を示し、コンプレッサー259が、右側のサポートアーム4やサイドフレーム6にステー等を介して固定して設けられ、このコンプレッサー259に動力取出軸61の突出端部を組み込んで、動力取出軸61の回転により、コンプレッサー259を駆動して、コンプレッサー259のホース260からエアーを吐出するようにしている。その他の点は、前記図1〜図18の実施形態又は図19〜図26の実施形態の場合と同様の構成であり、図示省略の動力伝達切換機構69によって、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される耕耘部駆動状態と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される動力取出状態と、入力軸12の動力が、伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達される両者駆動状態又は伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達されなくなる停止状態とに切り換えることができるようになっている。
【0059】
上記実施の形態の場合、動力取出軸61の回転により、コンプレッサー259を駆動して高圧のエアを発生させて、ホース260の端部に設けられたエア吐出口(エアガン)261を操作することによって、エア吐出口(エアガン)261から高圧エアを放出できるようになっており、コンプレッサー259を使用することにより圃場で作業した直後に、ロータリ耕耘装置1の耕耘カバー16、爪軸9、耕耘爪10やトラクタのタイヤに付着した一番土を高圧エアを吹き付けることにより、簡単に落とすことができる。また、砂埃等が服に付いた場合にも、高圧エアで簡単に落とすことができるようになる。
【0060】
図34及び図35は他の実施形態を示し、ロータリ耕耘部8の前方に、駆動作業機である草刈りドラム265が設けられ、草刈りドラム265の外周面には、図35に示す如く多数の草刈り刃266が突設されている。この各草刈り刃266は、例えば円錐状又は左右方向に長い板状に形成されている。草刈りドラム265は、サイドフレーム6及び伝動ケース5等に前下がりに前方突設した支持腕267と伝動ケース268との間に回転自在に支持され、動力取出軸61が、伝動ケース268内に配置したチェーン又はベルト式の伝動機構269によって、草刈りドラム265に連動連結され、入力軸12の動力を、動力取出軸61を介して草刈りドラム268に伝達して、草刈りドラム265を軸心廻りに回転駆動するようにしている。草刈りドラム265の左右幅は、ロータリ耕耘部8の左右幅よりも大に設定され、草刈りドラム265が、ロータリー耕耘部8の左右両側から突出するようになっている。その他の点は、前記図19〜図26の実施形態の場合と同様の構成であり、図示省略の動力伝達切換機構69によって、入力軸12の動力が伝動軸13に伝達される耕耘部駆動状態と、入力軸12の動力が動力取出軸61に伝達される動力取出状態と、入力軸12の動力が伝動軸13と動力取出軸61との両方に伝達される両者駆動状態とに切り換えることができるようになっている。
【0061】
上記実施の形態の場合、ロータリ耕耘部8と草刈りドラム201とを同時に駆動することにより、ロータリ耕耘8の前処理として、ロータリ耕耘する前に草刈り作業を行うことができる。また、草刈り後の草はロータリ耕耘で耕耘されて圃場に埋め込まれ、田畑の肥料となる(減農薬)。また、草刈りドラム265で草を刈り取ることにより、ロータリー耕耘による土壌の反転性を向上させることができ、また、爪軸9や耕耘爪10への草の巻き付きを防止することができる。
なお、前記実施形態の場合、草刈りドラム265の駆動速度を変更できるようにしてもよい。また、草刈りドラム265を上下調整可能に構成してもよいし、また、草刈りドラム265を正逆転可能に構成してもよい。また、支持腕267及び伝動ケース268を動力取出軸61廻りに揺動調整できるようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な支持構造で、ロータリ耕耘作業以外の作業をなす駆動作業機を取付ることができ、ロータリ耕耘作業とロータリ耕耘作業以外の作業とが、互いに邪魔になることなく良好になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すロータリ耕耘装置の側面図である。
【図2】同ロータリ耕耘装置の背面展開図である。
【図3】同ギヤケース部分の背面断面図である。
【図4】同ギヤケース部分の背面断面図である。
【図5】同ギヤケース部分の背面断面図である。
【図6】同動力取出軸の右側部分の背面断面図である。
【図7】同動力取出軸の右側部分の背面断面図である。
【図8】同草刈り機部分の背面断面である。
【図9】同草刈り機部分の側面断面図である。
【図10】同草刈り機部分の背面図である。
【図11】同草刈り機部分の側面断面図である。
【図12】同草刈り機の転動輪部分の平面断面図である。
【図13】同洗車ポンプを装着した状態の動力取出軸の右側部分の背面断面図である。
【図14】同連結部材部分の平面図である。
【図15】同取付台部分の右側面図である。
【図16】同操作手段部分の背面図である。
【図17】同操作手段部分の底面図である。
【図18】同操作手段部分の側面断面図である。
【図19】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の背面展開図である。
【図20】同ギヤケース部分の背面断面図である。
【図21】同ギヤケース部分の背面断面図である。
【図22】同ギヤケース部分の背面断面図である。
【図23】同伝動ケース及び草刈り機部分の背面面図である。
【図24】同伝動ケース及び草刈り機部分の背面断面図である。
【図25】同動力取出軸の右側及び伝動ケースの上側部分の背面断面図である。
【図26】同伝動ケース及び草刈り機部分の側面断面図である。
【図27】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の平面図である。
【図28】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の正面図である。
【図29】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の正面図である。
【図30】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の背面断面図である。
【図31】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の背面図である。
【図32】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の背面図である。
【図33】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の背面図である。
【図34】他の実施形態を示すロータリ耕耘装置の平面図である。
【図35】同ロータリ耕耘装置の側面図である。
【符号の説明】
1 ロータリ耕耘装置
3 ギヤケース
4 サポートアーム
5 伝動ケース
6 サイドフレーム
8 ロータリ耕耘部
11 ベベルギヤ伝動機構
12 入力軸
13 伝動軸
61 動力取出軸
67 動力取出機構
69 動力伝達切換機構
97 草刈り機
113 トルクリミッタ
131 姿勢変更装置
140 ユニバーサルジョイント
143 洗車ポンプ
201 草刈りロータ
212 チェーンソー
221 草刈り機
233 洗車ポンプ
243 発電機
253 延長ロータリ
259 コンプレッサー
265 草刈りドラム

Claims (12)

  1. ギヤケース(3)の左右両側に、左右一対のサポートアーム(4)が設けられ、一方のサポートアーム(4)の外端側に伝動ケース(5)の上部が連結され、他方のサポートアーム(4)の外端側にサイドフレーム(6)の上部が連結され、伝動ケース(5)とサイドフレーム(6)との下部間に、ロータリ耕耘部(8)が設けられ、入力軸(12)の動力をギヤケース(3)内の伝動機構(11)と伝動ケース(5)内の伝動機構(14)とを介してロータリ耕耘部(8)に伝達するようにしたロータリー耕耘装置において、
    入力軸(12)の動力をサイドフレーム(6)側に取り出すための動力取出機構(67)が設けられ、該動力取出機構(67)により取り出した動力によって駆動される駆動作業機が、ロータリ耕耘部(8)から離間した位置に設けられていることを特徴とするロータリー耕耘装置。
  2. 前記駆動作業機は、動力を動力取出機構(67)を介してサイドフレーム(6)側から入力するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
  3. 前記動力取出機構(67)に、トルクリミッタ(113)が介在されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
  4. 前記駆動作業機が、作業姿勢と退避姿勢とに姿勢変更自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
  5. 前記駆動作業機が、上下方向に位置調整自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
  6. 前記駆動作業機が、左右方向に位置調整自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
  7. 前記動力取出機構(67)を介して駆動されるように洗車ポンプ(143)が、前記駆動作業機が、サイドフレーム(6)側に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
  8. 前記駆動作業機が、草刈り機であることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
  9. 前記動力取出機構の動力取出軸(61)を駆動作業機に連結するユニバーサルジョイント(140)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のロータリー耕耘装置。
  10. 前記駆動作業機が草刈り機とされ、ロータリ耕耘する前に草刈り作業が行われるように、草刈り機がロータリ耕耘部の前方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
  11. 前記駆動作業機が、ロータリー耕耘部(8)の左右両側から突出するように駆動作業機の左右幅がロータリ耕耘部(8)の左右幅よりも大に設定されていることを特徴とする請求項10に記載のロータリー耕耘装置。
  12. 前記駆動作業機が畦用の草刈り機(97)とされ、ロータリ耕耘部(8)で耕耘する側方の畝を草刈りするように、畦用の草刈り機(97)がロータリ耕耘部(8)の側方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリー耕耘装置。
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