JPH0898537A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JPH0898537A
JPH0898537A JP6231418A JP23141894A JPH0898537A JP H0898537 A JPH0898537 A JP H0898537A JP 6231418 A JP6231418 A JP 6231418A JP 23141894 A JP23141894 A JP 23141894A JP H0898537 A JPH0898537 A JP H0898537A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の目的は回生負荷がある場合でも、直流
電圧の最大値を低くできる無停電電源装置を得るもので
ある。 【構成】 直流母線間に半導体スイッチ6aと抵抗6b
の直列回路から構成される回生エネルギー処理回路6を
設け、停電時などで交流直流変換器9が停止し、蓄電池
10が放電するモードにある時だけ回生エネルギー処理
回路6の半導体スイッチ6aを動作させる開閉制御回路
25を設けるとともに、この開閉制御回路25の特性を
直流母線電圧が第1の規定の電圧以上になった時に半導
体スイッチ6aを閉路し第2の規定の電圧以下になった
時に開路するようにした。そしてこの第1の規定電圧を
蓄電池10を定電圧充電する電圧よりも低くし、第2の
規定電圧を蓄電池10の内部起電力の最大値よりも高く
した。 【効果】 交直変換器9にかかる直流電圧の最大値が低
くなるので交直変換器を構成する半導体素子の耐電圧定
格を低いものにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力回生を行うこと
のある負荷(回生負荷)を有する無停電電源装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えばインバータ応用マニュアル
((株)電気書院昭和60年9月発行) の199ページ
に示された回生負荷を有するインバータ装置の構成であ
り、図において1は交流電源、2はダイオードで構成さ
れ交流を直流に変換する整流回路である。3は平滑用の
コンデンサ、4は半導体スイッチ(例えばトランジス
タ)で構成され直流を交流に変換し負荷に電力を供給す
るインバータ、5は負荷のモータ、6は回生エネルギー
処理回路であり、半導体スイッチ6aと抵抗6bとで構
成される。
【0003】次に図9の動作について説明する。負荷に
電力を供給しているときは、整流回路2で直流に変換さ
れた電力はコンデンサ3で平滑され、インバータ4を通
して負荷5へ供給される。一方、負荷のモータ5に制動
をかける場合には負荷5からインバータを介して直流回
路へエネルギーが回生される。整流回路2には回生能力
がないのでこの回生エネルギー量が大きい場合は直流電
圧が上昇し装置各部が故障するため、直流電圧が規定値
を超えた場合は図示しない電圧検出回路によって検出し
た後、半導体スイッチ6aをオンして抵抗6bに電流を
流し、回生エネルギーを回生エネルギー処理回路6で消
費させて、直流電圧の過大な上昇を防いでいる。ここで
半導体スイッチ6aには高速動作が可能なスイッチング
周波数の速いものを用い直流電圧の制御に遅れが生じな
いようにすることが要求されている。
【0004】また、もう一つの従来例として、例えば三
菱電機技報VOL.64NO.10.1990の28ペ
ージに示された図10に示す高力率コンバータ(トラン
ジスタコンバータ)を用いた回路がある、図において7
はスイッチ、8はリアクトル、9は半導体スイッチで構
成された交流直流変換器(以下交直変換器ともいう)で
あり、回生能力を有するものである。
【0005】次に図10の回路の動作を説明する。図に
おいて、負荷5に電力を供給しているときは、交流直流
変換器9で直流に変換された電力はコンデンサ3で平滑
され、インバータ4を通して負荷5へ供給される。この
交流直流変換器9はPWM制御を行うことによって、リ
アクトル8を介して交流電源から任意の位相の電流を流
し込むことができるが、通常は力率を1に近く制御して
入力VAを少なくしている。また、この交流直流変換器
9は直流電圧を制御することができる。
【0006】一方、負荷のモータ4に制動をかける場合
には負荷5からインバータ4を介して直流回路へエネル
ギーが回生される。この回生エネルギー量が大きい場合
は直流電圧が上昇するため、直流電圧が上昇した場合は
交流直流変換器9へ交流電源から流入している電流の力
率を負にして電源側へエネルギーを回生することによっ
て直流電圧の過大な上昇を防いでいる。
【0007】なお、入力スイッチ7は装置起動時の突入
電流を抑制するために、一般に設けられるもので、起動
時にはこのスイッチを開路しておき、図には示していな
い充電開路でコンデンサ3を予備充電してから閉路す
る。また、図10の回路においては、交流電源から供給
される電流を任意の位相に制御するためには、交流直流
変換器9の交流側電圧の振幅が交流電源電圧の振幅より
も大きいことが必要である。そのため、一般に図10の
回路の直流電圧即ちコンデンサ3の両端電圧は整流回路
2で構成した図9の回路の対応する部分の直流電圧より
も高くなるように設計する必要がある。
【0008】次に、上記の図9および図10の回路を用
いて無停電電源装置を構成した従来の例を図11に示
す。なお、図11においては先に述べたインバータ4と
負荷5をまとめて直流回路に接続された負荷11として
示している。
【0009】図において10は蓄電池、11は前述の回
生することがある負荷であり図9および図10に記載し
たインバータ4および負荷5を含む。12aから12f
は交流直流変換器9を構成する半導体スイッチ9aから
9fをスイッチングさせる駆動回路、13は駆動回路1
2a〜12fにオンオフ信号を与えるPWM回路であ
る。また、14は直流電圧センサ、15は直流電圧セン
サ14からの信号と、あらかじめ定めた規定の信号とを
比較するヒステリシスコンパレータ、16は回生エネル
ギー処理回路6内の半導体スイッチ6aをスイッチング
させる駆動回路である。
【0010】次に、図11の回路の動作について説明す
る。図において、交流電源1が正常で交流直流変換器9
が正常に動作しているときは、交流直流変換器9で直流
に変換された電力はコンデンサ3で平滑されて負荷11
へ供給される。この交流直流変換器9はPWM制御を行
うことによって、交流電源1から任意の位相の電流を負
荷11に、あるいはその逆方向に流すことができる。ま
た、この交流直流変換器9は常時は直流電圧を定電圧制
御して蓄電池10の充電を行っている。一方、交流電源
1が停電したとき、あるいは交流直流変換器9の故障な
ど、交流直流変換器9が正常に動作できないときは、入
力スイッチ7を開路するとともに蓄電池10が放電する
ことによって負荷11へ電力を供給する。当然であるが
蓄電池10が放電するときの電圧は充電を行っている間
の電圧よりも低い値になる。
【0011】なお、負荷11がモータなどの場合は直流
回路へエネルギーが回生されることがある。この場合、
回生エネルギーの一部は蓄電池の充電に使用されるが、
回生エネルギー量が大きい場合は直流電圧が上昇する。
交流電源1と交流直流変換器9が正常な時には直流電圧
が上昇しても交流直流変換器9を制御することにより、
交流電源1から流入する電流の力率を負にして交流電源
1の側へエネルギーを回生し、直流電圧の過大な上昇を
防ぐことができる。しかし、停電などで交流電源1への
回生を行えない場合は回生エネルギー処理回路6を働か
せて負荷からの回生エネルギーを消費する必要がある。
【0012】そのため、直流電圧が規定値(VD1)以
上に上昇したことをコンパレータ15が検出すると、半
導体スイッチ6aをオンさせ、抵抗6bに電流を流すこ
とによって回生エネルギーを消費し、直流電圧が規定値
(VD2)以下に下がってくると半導体スイッチ6aを
オフするようにコンパレータ15にヒステリシスを持た
せて半導体スイッチを安定にオンオフし、直流電圧の過
大な上昇を抑えている。
【0013】なお、図11の蓄電池を有する構成の場
合、半導体スイッチ6aをオンするコンパレートレベル
VD1およびオフするコンパレートレベルVD2は、前
述した交直変換器9が蓄電池10を定電圧充電するため
の直流電圧レベルV0よりも高く設定しておく(理論上
はVD2が定電圧充電する電圧より少しでも高ければよ
いのだが、実際の回路設計上は誤差やばらつきを考慮し
て定電圧充電する電圧より10%程度高く設定する必要
がある。すると当然VD1は更に高い値例えば20%以
上高い値となる。)、もし低いレベルに設定すると回生
動作でないときでも半導体スイッチ6aがオンしっぱな
しになる恐れがある。そのため直流電圧の最大値は、図
12に示すように図9の回路の直流電圧最大値(VD1
01)、図10の回路の直流電圧最大値(VD10
2)、図11の回路の直流電圧最大値(VD103)の
関係は、下記の式1のようになり、蓄電池10を設け
て、これに充電を行うように構成した場合が最も高いレ
ベルとなる。この関係を図12に示す。 VD101<VD102<VD103 ………… (1)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の回生負荷を有す
る無停電電源装置は以上のように回生エネルギー処理回
路の中のスイッチの開閉を行う直流電圧のレベルは、と
もに蓄電池の充電中の電圧よりも高くする必要がある。
それにともなって交流直流変換器やインバータにかかる
電圧の最大値は高くなるから使用する半導体スイッチは
耐圧の高いものが必要となると言う問題があった。また
停電や交直変換器の故障時において、負荷からの回生エ
ネルギーを直流電圧が上昇するのを防止するために高速
度でON−OFFする必要があり、スイッチング周波数
の速い半導体スイッチを使用して、しかも回路を交直変
換回路とは別に設ける必要があるために部品点数が多
く、かつ高価になると言う問題があった。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、第1の目的は、常時充電する
蓄電池と回生負荷とを有する構成の無停電電源装置にお
いて、直流電圧の最大値を低くできる無停電電源装置を
得るものである。また第2の目的は部品点数がより少な
くできる無停電電源装置を得るものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る無停電
電源装置は、半導体スイッチと抵抗の直列回路から構成
される回生エネルギー処理回路の半導体スイッチの開閉
制御回路を設け、停電又は故障などで交流直流変換器が
その動作を停止している時だけ、回生エネルギー処理回
路を動作させるようにし、上記半導体スイッチを閉路す
る第1の規定電圧を定電圧充電の電圧以下に、また開路
する第2の規定電圧を蓄電池の内部起電力以上にしたも
のである。
【0017】第2の発明に係る無停電電源装置は、交流
直流変換器を交流電源から切り放すための第1の開閉器
と、交直変換器の直流出力端子に接続された回生エネル
ギーを消費するための抵抗およびこの抵抗と直列接続さ
れた第2の開閉器とを有し、この抵抗と第2の開閉器と
の直列接続回路の一方を交流直流変換器の交流入力端子
の1つに接続し、上記交流入力端子の1つと直流出力端
子の他方との間にある交直変換器のアームを構成する半
導体スイッチを、第1の開閉器が開路しており、且つ、
直流母線電圧が第1の規定の電圧以上になった時に閉路
し、第1の規定電圧より低い第2の規定電圧以下になっ
た時に開路する開閉制御回路を設けたものである。
【0018】第3の発明に係る無停電電源装置は、交流
直流変換器を交流電源から切り放すための第1の開閉器
と、この第1の開閉器が開路している間、交流直流変換
器を構成する半導体スイッチの内、蓄電池の一方の極に
接続されるものを活性領域で動作させる活性制御回路
と、上記の半導体スイッチと直列接続され蓄電池のもう
一方の極に接続された交流直流変換器を構成する半導体
スイッチを直流母線電圧が第1の規定の電圧以上になっ
た時には閉路し第2の規定の電圧以下になった時に開路
する開閉制御回路とを設けたものである。
【0019】第4の発明に係る無停電電源装置は、交流
直流変換器を交流電源から切り放すための第1の開閉器
と、この第1の開閉器が開路しており、且つ、直流電圧
が第1の規定電圧以上になってから第2の規定電圧以下
になるまでの間、交流直流変換器を構成する半導体スイ
ッチの内、直流側の両極間に直列に接続されるものを活
性領域で動作させる活性制御回路を設けたものである。
【0020】第5の発明に係る無停電電源装置は、第3
又は第4の発明の手段に更に加えて交直変換器のアーム
を構成する半導体スイッチの内、片方の直流出力端子に
接続される全ての半導体スイッチを同時に直流母線電圧
が第1の規定電圧以上になった時に活性領域で動作する
ように駆動し、第2の規定の電圧以下になった時に開路
する活性制御回路を設けたものである。
【0021】第6の発明の無停電電源装置は、第3又は
第4の発明の手段に加えて、開閉制御又は活性制御する
素子のアームを短い時間間隔で順次切り替え選択する選
択回路を設けたものである。
【0022】第7の発明に係る無停電電源装置は、交流
直流変換器の入力側に設けたリアクトルの交流入力側を
短絡する第3の開閉器を設けたものである。
【0023】第8の発明は第2ないし第7の発明の手段
に加えて、第1の規定電圧を蓄電池の充電中の電圧以下
で第2の規定電圧よりも高い値とし、又、第2の規定電
圧は蓄電池の内部起電力電圧の最高値以上としたもので
ある。
【0024】
【作用】第1の発明に係る無停電電源装置は、停電時な
どで交流直流変換器が停止し、蓄電池が充電モードにな
い時だけ回生エネルギー処理回路が動作するようにした
ので、見かけ上蓄電池の端子電圧が低下し、その分だけ
エネルギー処理回路の動作電圧を下げることができる。
即ち、第1の規定電圧を蓄電池の充電中の電圧以下と
し、第2の規定電圧は、第1の規定電圧より低く、かつ
蓄電池の内部起電力電圧以上としたので直流電圧の最大
値を下げることができる。
【0025】第2の発明に係る無停電電源装置は、回生
エネルギー処理回路の半導体スイッチとして交流直流変
換器を構成する半導体スイッチを流用するものであり、
その分だけ部品点数を減らすことができる。
【0026】第3の発明に係る無停電電源装置は、回生
エネルギー処理回路の抵抗の機能を交流直流変換器を構
成する半導体スイッチを活性化領域で使用することによ
り代行させるものであり、その分だけ部品点数を減らす
ことができる。
【0027】第4の発明に係る無停電電源装置は、回生
エネルギー処理回路の半導体スイッチおよび抵抗の機能
を交流直流変換器を構成する半導体スイッチを開閉又は
活性領域で用いることにより代行させるものであり、そ
の分だけ回路部品点数を減らすことができる。
【0028】第5の発明は、交直変換器の直流出力端子
の1つに接続されるアームの全ての半導体スイッチを同
時に活性領域で使用するので回生エネルギーを分散する
ことができ、より多くの回生エネルギーを処理すること
ができる。
【0029】第6の発明は交直変換器のアームの半導体
スイッチを順次切り換えて使用するので回生エネルギー
を分散することができ、より多くの回生エネルギーを処
理することができる。
【0030】第5の発明に係わる無停電電源装置は、回
生エネルギー処理回路として抵抗器と半導体スイッチの
代わりに交流直流変換器を構成する半導体スイッチとリ
アクトルを用いるようにしたものであり、回生エネルギ
ーの消費を分散させることができ、その分部品点数を減
らすことができる。
【0031】第8の発明は第2ないし第7の発明の作用
に加えて、交直変換器にかかる直流電圧の最大値を従来
より低くすることができるので、半導体スイッチの耐電
圧定格のより低いものを使用することができる。
【0032】
【実施例】
実施例1.図1はこの装置の一実施例である無停電電源
装置を示すもので、図において1〜16は前記従来実施
例と同一のものであり、その説明を省略する。17は交
流直流変換器9が正常に動作をしているときは回生エネ
ルギー処理回路6が動作しないようにし、交流直流変換
動作を行うことができないときは回生エネルギー処理回
路6が動作可能であるように制御する制御回路である。
23は制御回路17の指令入力信号線を示す。25は開
閉制御回路であり、20はこの発明によるコンパレータ
であってその特性は後述する。
【0033】このように構成された無停電電源装置にお
いては、交流電源1及び交直変換器9が正常のときは従
来実施例と同じ動作を行うため説明は省略する。交流電
源1が停電あるいは交直変換器9が故障した場合には交
流直流変換器9は停止し、代わりに蓄電池10から負荷
装置にエネルギーが供給され運転が継続される。このと
き負荷回路11からのエネルギー回生が起こると直流電
圧が上昇し第1の規定電圧(VD1)まで上昇すると、
コンパレータ20が動作して信号を出力し、回生エネル
ギー処理回路6を構成する半導体スイッチ6aが閉路し
て、回生されたエネルギーを抵抗6bで消費する。直流
電圧が低下して第2の規定電圧(VD2)まで低下して
くるとコンパレータ20が信号を停止して半導体スイッ
チ6aが開路するので直流電圧はそれ以下には低下しな
い。
【0034】これらの動作を繰り返して直流電圧の過大
な上昇を防止する。前述のとおりエネルギー処理回路6
は交流直流変換器9が停止している時、即ち蓄電池10
が非充電状態にある時だけ動作する。蓄電池の非充電中
の電圧は充電中の電圧よりも低いため、回生エネルギー
処理回路6内の半導体スイッチ6aを開閉する動作電圧
レベルVD1、VD2は図2に示すように蓄電池の内部
起電力電圧以上であればよいため直流電圧以下に設定す
ることができ、直流電圧の最大値を従来装置よりも低く
することができる。
【0035】即ちコンパレータ20に設定されるVD
1、VD2はそれぞれ次のように決定する。 VD1:蓄電池が交直変換器9によって定電圧充電中の
電圧の値以下とする。 VD2:VD1よりも低く、かつ、蓄電池の内部起電力
電圧の最高の値より高くする。
【0036】蓄電池の充電電圧とコンパレータ20の動
作設定レベルVD1及びVD2との関係について、図2
により、さらに詳しく説明する。そもそも、無停電電源
装置に用いられる蓄電池10には種々のものがあるが、
例えば鉛バッテリ、ニッカドバッテリ等が代表的であ
る。これらのバッテリはその種類により、その特性は異
るのであるが、定性的にはどの種類の蓄電池でも内部起
電力E、内部抵抗R、充(放)電電流+(−)I、端子
電圧V、とするときE+(−)IR=Vが成立する。
【0037】そして内部起電力Eは、この電池の充電状
態により数%〜数10%変動する。これを図2に示す。
図2に於てEMIN は放電終期における内部起電力を、E
FULLは充電完了状態での内部起電力を示している。そし
て充放電時の蓄電池端子電圧を内部起電力がEMIN の場
合と、EFULLの場合の両方について示している。
【0038】このような特性の蓄電池に、交直変換器9
から、定電圧で充電を行うとき、この定電圧をV0 とし
て図2中に示すと、内部起電力がEMIN の時はI1 の充
電電流が流れ、充電が進むとともに電流が減少し、内部
起電力がEFULLに達した時I2 となる。
【0039】そして前述したVD1 、VD2 は図2中に
示すように、 V0 >VD1 >VD2 >EFULL のように設定するのである。
【0040】実施例2.図3はこの装置の別の実施例で
ある無停電電源装置を示すもので、実施例1における回
生エネルギー処理回路6の内、半導体スイッチ部分を図
3に示すように交流直流変換器を構成する半導体スイッ
チ9fを流用して回生エネルギーの処理を行うことがで
きるものである。18は第2の開閉器である。なお制御
回路17は図1のそれと全く同一ではないが類似のもの
であるので説明は省略する。
【0041】図3の場合には交流直流変換器9が停止
(動作できない状態)している時はスイッチ7を開路し
第2の開閉器18を閉路する。この状態で負荷回路11
からのエネルギー回生が起こると直流電圧が上昇し第1
の規定電圧まで上昇すると交流直流変換器9を構成する
半導体スイッチ9fを開閉制御回路25が閉路すること
により、抵抗6bでエネルギーを消費する。直流電圧が
低下して第2の規定電圧まで低下してくると半導体スイ
ッチ9fが開閉制御回路25により開路するので直流電
圧は再度上昇する。これらの動作を繰り返して直流電圧
の過大な上昇を防止する。スイッチ7は第1の開閉器で
ある。
【0042】実施例3.図4はこの装置の別の実施例で
ある無停電電源装置を示すもので、実施例2では回生エ
ネルギー処理回路として専用の抵抗6bと第2の開閉器
18を設けていたが、図4に示すように交流直流変換器
を構成する半導体スイッチを利用して回生エネルギーの
処理を行うことができる。19は半導体スイッチ9eを
駆動する活性制御回路であり、その詳細例を図5に示
す。図5において19a、19bはフォトカプラであり
19aは入力に電圧が印加されると出力が正になり、電
圧が印加されないと出力が負になる。また、フォトカプ
ラ19bは入力に電圧が印加されると出力が開路し電圧
が印加されないと出力が閉路する。19c〜19fは抵
抗である。
【0043】この場合には交流直流変換器9が停止し第
1の開閉器7が開路している時は半導体スイッチ活性制
御開路19のA入力及びB入力に電圧が印加され半導体
スイッチ9eのゲート(G)入力には電圧VG1を抵抗
19cと19dで分圧した電圧が印加される。このゲー
ト印加電圧を半導体スイッチング素子が活性領域(バイ
アス電流によって電流が流れるとコレクタエミッタ間電
圧が適度な値を持ち抵抗特性を示す領域)に入るように
設定しておけば半導体スイッチ9eはあたかも抵抗のよ
うにエネルギーを消費できる。
【0044】第1の開閉器7が開のとき負荷回路11か
らのエネルギー回生が起こると直流電圧が上昇し、規定
の直流電圧VD1まで上昇すると開閉制御回路25によ
り交流直流変換器9を構成するスイッチ9fを閉路して
半導体スイッチ9eでエネルギーを消費するので直流電
圧は低下する。直流電圧が低下して規定の直流電圧VD
2まで低下してくると半導体スイッチ9fが開路するの
で直流電圧は再度上昇する。これらの動作を繰り返して
直流電圧の過大な上昇を防止する。
【0045】実施例4.図6はこの装置の別の実施例で
ある無停電電源装置を示すもので、実施例3では活性領
域で動作させる半導体スイッチと、スイッチングを行い
直流電圧を調整する半導体スイッチング素子は別にして
いたが、実施例3の図5で示した活性制御開路19を、
交直変換器9の直流側の両極間に並列に接続される2つ
の半導体スイッチに対して適用し、2つの半導体スイッ
チング素子9eと9fとを同時に活性領域で動作させて
も同等の効果を得ることができる。活性領域で動作させ
るための直流電圧条件は実施例3と同じである。
【0046】実施例5.本発明の第5の発明について実
施例により説明する。実施例3の図4、または実施例4
の図6、において、活性領域で動作する半導体スイッチ
は回生動作の時発熱する。1個の半導体スイッチが処理
できる単位時間当りエネルギーは限界があるのでより多
くの回生エネルギーを処理するためには、同時に活性領
域で動作する半導体スイッチの数が多いほどよい。そこ
で例えば図4の半導体スイッチ9eに適用されている活
性制御回路19を半導体スイッチ9a、9cにも適用す
る。この場合半導体スイッチ9b,9dは9fと同様に
スイッチング制御される必要がある。図6の場合は、例
えば全ての半導体スイッチ9a〜9fを同時に活性領域
で制御する。
【0047】実施例6.本発明の第6の発明について図
7により説明する。図7において26は、活性制御回路
19の信号出力を半導体スイッチ9e、9c、9aの
内、いづれか1つに送る選択スイッチである。27は選
択スイッチ26を一定の速さ、即ち半導体スイッチ9
e、9c、9a等の熱時定数に比して短い時間の間に順
次切換える駆動回路であり、選択スイッチ26と駆動回
路27によってアーム選択回路28を構成している。
【0048】図7の各半導体スイッチはきわめて短い時
間の間にON−OFF(但し、ここで言うONは、活性
領域で動作することを言う)をくり返えすので、熱的に
平均すれば各半導体スイッチは、それぞれ全処理エネル
ギーの1/3を負うこととなる。よってただ1個の半導
体スイッチを活性領域で使用する場合に比べて、より多
くのエネルギーを処理することができる。
【0049】実施例7.図8はこの装置の別の実施例で
ある無停電電源装置を示すもので、18aはリアクトル
8の一次側を短絡するように接続され、第1の開閉器7
が開路し交流直流変換器9が停止している時に閉路する
第3の開閉器である。また第2の電圧コンパレータ24
は交流直流変換器9が交流直流変換動作を停止している
ときに直流電圧が低下し第4の規定電圧を下回ると交流
直流変換器を構成する半導体スイッチ9cを開路し、直
流母線電圧が上昇して第3の規定電圧を上回ると半導体
スイッチ9cを閉路する。このときに第2のコンパレー
タ24が動作する第3の規定の直流電圧及び第4の規定
の直流電圧は、コンパレータ15の比較直流電圧である
第1の規定電圧および第2の規定電圧よりも低く設定さ
れている。
【0050】図8の場合は交流直流変換器9が停止して
第1の開閉器7が開路しているときには第3の開閉器1
8aが閉路し、かつ、直流電圧が規程の直流電圧3のレ
ベルよりも高いときには、交流直流変換器9を構成する
半導体スイッチ9cが閉路する。負荷回路からのエネル
ギー回生が起こると直流電圧が上昇し第1の規定の直流
電圧VD1まで上昇すると交流直流変換器9を構成する
スイッチ9fを閉路することにより直流回路のエネルギ
ーがリアクトル8に蓄えられる(9c、リアクトル、9
fと流れる)ので直流電圧は低下する。直流電圧が低下
して第2の規定の電圧VD2まで低下してくると半導体
スイッチ9fが開路するのでリアクトル8へのエネルギ
ーの蓄積は止まるため直流電圧は再度上昇する。これら
の動作を繰り返して直流電圧の過大な上昇を防止する。
このとき直流電圧が前記の第3の規定電圧レベルと第2
の規定電圧との間にある間は、半導体スイッチ9cのみ
が閉となっている。そして流れていたリアクトル8の電
流はリアクトル8、半導体スイッチ9eの並列ダイオー
ド、半導体スイッチ9c、リアクトルと回り続けてエネ
ルギーが保存される。
【0051】負荷回路11からの電力回生が無くなると
直流母線の電圧が前記第4の規定電圧のレベルまで低下
してくるため、第2の電圧コンパレータ24の作用によ
り半導体スイッチ9cが開路してリアクトルの両端に電
圧が発生する。そこで今度はリアクトル、半導体スイッ
チ9eの並列ダイオード、負荷、半導体スイッチ9dの
並列ダイオード、リアクトルの回路で電流が流れ、リア
クトル8に蓄積されていたエネルギーを直流回路に放出
させて、負荷装置11へ供給させることもできる。
【0052】なお、上記各実施例の説明では負荷装置1
1としてエネルギー回生を行うモーターの場合について
述べたが、負荷装置としては抵抗やコンデンサやリアク
トルや整流器などであってもよいことはいうまでもな
い。
【0053】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0054】第1の発明によれば回生エネルギー処理装
置を動作させる電圧値を従来よりも低くすることができ
るため、交流直流変換器や直流交流変換器などに使用す
る半導体素子の耐電圧定格を低くしたり、あるいは電圧
余裕を大きくすることができる。
【0055】第2の発明によれば回生エネルギー処理装
置のうち半導体スイッチ部分を交流直流変換器を構成す
る半導体スイッチを流用することによって半導体スイッ
チおよび駆動回路等を省略できるため装置の小形化を図
ることができる。
【0056】第3の発明によれば回生エネルギー処理装
置のうち半導体スイッチ部分を交流直流変換器を構成す
る半導体スイッチを用い、また抵抗器を交流直流変換器
を構成する半導体スイッチを活性領域で動作させること
によって省略したため、装置の小形化を図ることができ
る。
【0057】第4の発明によれば回生エネルギー処理装
置のうち半導体スイッチ部分および抵抗を交流直流変換
器を構成する半導体スイッチを活性領域で開閉動作させ
ることによって省略したため、装置の小形化を図ること
ができる。
【0058】第5の発明によれば回生エネルギー処理装
置のうち半導体スイッチ部分を交流直流変換器を構成す
る半導体スイッチで代用し、また抵抗で回生エネルギー
を消費する代わりにリアクトルにエネルギーを蓄えエネ
ルギー回生が無くなったあとでリアクトルに蓄えたエネ
ルギーを再利用するようにしたため、エネルギーロスの
少ない装置を構成することができる。
【0059】第6又は第7の発明によれば第3又は第4
の発明に比して処理することのできる回生エネルギー量
を増やすことができる。
【0060】第8の発明によれば第2ないし第7の発明
において、用いる半導体素子の必要耐電圧定格を低くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である無停電電源装置を
示す回路図である
【図2】 図1の回路の動作電圧を示す説明図である。
【図3】 この発明の第2の実施例を示す回路図であ
る。
【図4】 この発明の第3の実施例を示す回路図であ
る。
【図5】 図4の実施例に使用する駆動回路である。
【図6】 この発明の第4の実施例を示す回路図であ
る。
【図7】 この発明の第7の実施例を示す回路図であ
る。
【図8】 この発明の第5の実施例を示す回路図であ
る。
【図9】 従来の回生負荷を有するインバータ回路例で
ある。
【図10】 従来の回生機能をもった交流直流変換器を
有する変換回路例である。
【図11】 図9と図10の例を適用して従来の無停電
電源装置を構成したときの回路図である。
【図12】 図9から図11の回路の動作レベルを示す
図である。
【符号の説明】
1 入力電源 6 回生エネ
ルギー処理回路 6a 半導体スイッチ 6b 抵抗 7 第1の開閉器 8 リアクト
ル 9 交流直流変換器 10 蓄電池 11 負荷装置 12a〜f
駆動回路 13 PWM回路 14 電圧セ
ンサ 15 コンパレータ 16 駆動回
路 17 制御回路 18 第2の
開閉器 18a 第3の開閉器 19 活性制
御回路 20 コンパレータ 24 第2の
コンパレータ 25 開閉制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、この交流電源に接続された
    回生動作可能な交直変換器と、この交直変換器の直流出
    力側に並列接続された蓄電池とで構成される無停電電源
    装置であって、 前記蓄電池に並列に接続した半導体スイッチと抵抗との
    直列回路と、この半導体スイッチの制御回路であって、
    上記交直変換器がその動作を停止しており、かつ前記負
    荷の電圧が第1規定電圧以上になった時前記半導体スイ
    ッチを閉路し、上記交直変換器が動作を行っているか、
    又は、前記負荷の電圧が第2規定電圧以下になった時前
    記半導体スイッチを開路する開閉制御回路とを有するも
    のにおいて、 第1の規定電圧は前記交直変換器が規定の一定電圧で前
    記蓄電池に充電を行う際の充電電圧よりも低く、第2の
    規定電圧は第1の規定電圧よりも低く、かつ、前記蓄電
    池の内部起電力の最大値よりも高い値であることを特徴
    とする無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 交流電源と、交流入力端子と直流出力端
    子を有しこの交流電源に前記交流入力端子が接続され複
    数の半導体スイッチで構成されて回生動作可能な交直変
    換器と、この交直変換器の直流出力端子に並列接続され
    た蓄電池とで構成される無停電電源装置であって、 前記交流電源と前記交直変換器の交流入力端子間に直列
    にその接点が挿入され前記交直変換器がその動作を停止
    している間、開路される第1の開閉器と、 前記蓄電池の一方の極に接続された抵抗器とこの抵抗器
    の他方の極と前記交直変換器の交流入力端子の内の1つ
    との間にその接点が接続され前記交直変換器がその動作
    を停止している間閉路される第2の開閉器とからなる直
    列回路と、 前記交直変換器を構成する半導体スイッチの内、前記蓄
    電池の他方の極と前記第2の開閉器と抵抗器との直列回
    路が接続された交流入力端子との間に接続されている半
    導体スイッチの制御回路であって、 上記交直変換器がその動作を停止して、前記第1の開閉
    器が開路しており、かつ前記負荷の電圧が第1規定電圧
    以上になった時、前記半導体スイッチを閉路し、前記第
    1の開閉器が開路して上記交直変換器が、動作を行って
    いるか、又は、前記負荷の電圧が第1規定電圧より低い
    第2規定電圧以下になった時、前記半導体スイッチを開
    路する開閉制御回路とを有することを特徴とする無停電
    電源装置。
  3. 【請求項3】 交流電源と、この交流電源に接続された
    回生動作可能な交直変換器と、この交直変換器の直流出
    力側に並列接続された蓄電池とで構成される無停電電源
    装置であって、前記交直変換器を構成する半導体スイッ
    チが活性制御可能な素子で構成されたものにおいて、 前記交流電源と前記交直変換器の間にその接点が直列に
    接続され、前記交直変換器が交直変換動作を停止してい
    る間、開路される第1の開閉器と、 この第1の開閉器が開路されている間、前記交直変換器
    を構成する半導体スイッチの内前記蓄電池の一方の極に
    接続される半導体スイッチを活性領域に保持するよう制
    御する活性制御回路と、前記交直変換器の半導体スイッ
    チの内蓄電池の他方の極に接続されるとともに前記活性
    領域に制御される半導体スイッチに直列に接続された半
    導体スイッチを前記負荷の電圧が第1規定電圧以上にな
    ったとき閉路し、前記負荷の電圧が第1規定電圧より低
    い第2規定電圧以下となったとき開路する開閉制御回路
    とを有することを特徴とする無停電電源装置。
  4. 【請求項4】 交流電源と、この交流電源に接続された
    回生動作可能な交直変換器と、この交直変換器の直流出
    力側に並列接続された蓄電池とで構成される無停電電源
    装置であって、前記交直変換器を構成する半導体スイッ
    チが活性制御可能な素子で構成されたものにおいて、 前記交流電源と前記交直変換器の間に直列に設けられ、
    前記交直変換器が交直変換動作を停止している間、開路
    される第1の開閉器と、 この第1の開閉器が開路されている間前記交直変換器を
    構成する半導体スイッチの内前記交直変換器の直流側の
    両極間に直列に接続される半導体スイッチを、前記負荷
    の電圧が第1規定電圧以上になったとき活性領域に保持
    し、前記負荷の電圧が第1規定電圧より低い第2規定電
    圧以下となったとき開路する活性制御回路とを有するこ
    とを特徴とする無停電電源装置。
  5. 【請求項5】 半導体スイッチ活性制御回路は交直変換
    器のアームを構成する半導体スイッチの内、片方の直流
    出力端子に接続される全ての半導体スイッチを同時に活
    性領域に保持することを特徴とする請求項3又は4に記
    載の無停電電源装置。
  6. 【請求項6】 活性領域に保持する半導体スイッチ、又
    は開閉制御する半導体スイッチは交直変換装置のアーム
    を構成する複数の半導体スイッチ中から、この半導体ス
    イッチの熱時定数よりも短いあらかじめ定めた時間間隔
    で選択切換え使用するアーム選択回路を有する事を特徴
    とする請求項3又は4に記載の無停電電源装置。
  7. 【請求項7】 交流電源と、交流入力端子と直流出力端
    子を有しこの交流電源に前記交流入力端子が接続され複
    数の半導体スイッチで構成されて回生動作可能な交直変
    換器と、この交直変換器の直流出力端子に並列接続され
    た蓄電池とで構成される無停電電源装置であって、 前記交流電源と前記交直変換器の交流入力端子間に直列
    にその接点が挿入され前記交直変換器がその動作を停止
    している間開路される第1の開閉器と、第1の開閉器と
    前記交直変換器の交流入力端子との間に直列に挿入され
    るリアクトルと、このリアクトルの前記第1の開閉器に
    接続される各相の端子の少くとも2相間を短絡するよう
    にその接点が接続された第3の開閉器を有するととも
    に、第1の開閉器が開路されている間第3の開閉器を閉
    路し、第1の開閉器が閉路されている間、第3の開閉器
    を開路するよう制御するとともに、前記負荷の電圧が第
    3の規定電圧を超えたとき前記交直変換器の直流出力端
    子の一方の側に接続された半導体スイッチを閉路し、こ
    の電圧が第3の規定電圧より低い第4の規定電圧を下回
    るとき前記半導体スイッチを開路する開閉制御回路と、
    前記負荷の電圧が第1規定電圧以上になったとき、前記
    リアクトルを介して直列接続されていて前記交直変換器
    の直流出力端子の他方の側に接続された半導体スイッチ
    を閉路する開閉制御回路を有することを特徴とする無停
    電電源装置。
  8. 【請求項8】 第1の規定電圧は交直変換器が規定の定
    電圧で蓄電池に充電を行う充電電圧よりも低く、 第2の規定電圧は第1の規定電圧よりも低く、かつ、前
    記蓄電池の内部起電力の最大値よりも高い値であること
    を特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の無停
    電電源装置。
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CN103107583A (zh) * 2013-01-24 2013-05-15 中国电力科学研究院 一种电动汽车充电站主电路拓扑结构
JP2016021801A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置
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CN108032486A (zh) * 2018-01-10 2018-05-15 海天塑机集团有限公司 一种双电源注射成型机

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