JPH0898470A - 整流子およびこの整流子を用いた燃料ポンプ - Google Patents

整流子およびこの整流子を用いた燃料ポンプ

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JPH0898470A
JPH0898470A JP23348694A JP23348694A JPH0898470A JP H0898470 A JPH0898470 A JP H0898470A JP 23348694 A JP23348694 A JP 23348694A JP 23348694 A JP23348694 A JP 23348694A JP H0898470 A JPH0898470 A JP H0898470A
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JP
Japan
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commutator
fuel
container
armature
copper
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JP23348694A
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Takashi Hamaoka
濱岡  孝
Yoichi Murakami
洋一 村上
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】酸敗成分あるいは硫黄成分が多い燃料を使用し
ても、耐摩耗性が良好で長寿命であり、かつ、加工性お
よび電気的特性も銅と同程度に良好で安価な整流子を得
る。 【構成】電機子32の電機子コイル32aから延出され
たコイル線に接続する接続部を有する複数の整流子片
と、この複数の整流子片の各々を等間隔に保持する樹脂
保持体とからなる整流子34であって、この整流子34
の整流子片の材料を90重量%以上のニッケルと残部銅
(但し、不可避成分は除く)とからなる銅−ニッケル合
金としたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、整流子に係わり、特
に、燃料タンクに貯蔵したガソリン等の燃料をエンジン
に送給するのに適した燃料ポンプの整流子およびこの整
流子を用いた燃料ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種燃料ポンプは、この燃料ポンプ内
に内蔵された直流モータによって駆動されるインペラ
(羽根溝車)が回転することにより、インペラの外周に
ある羽根溝がその前後で流体摩擦の作用により圧力差を
生じさせ、ポンプ内部に渦流を発生させて、直流モータ
内を燃料となるガソリンの供給通路として、燃料をこの
ポンプから吐出させるものである。
【0003】従来、この種燃料ポンプを作動させる直流
モータの整流子片の金属材料としては、加工性が容易
で、かつ、固有抵抗が小さい銅を使用していた。このた
め、酸敗ガソリン(ガソリンが空気中の酸素と反応し
て、水酸ラジカルが生成されたガソリン)の腐食作用に
より、整流子片の銅の表面が腐食されて、銅の表面に酸
化膜よりなる絶縁皮膜が生成されるという事態を生じ
た。銅の表面に酸化膜よりなる絶縁皮膜が生成される
と、この整流子片とブラシとの間に導通不良を生じた
り、硬い酸化銅の脱落により、整流子片の銅が極端に摩
耗して整流子片の寿命が短くなるという問題を生じた。
【0004】そこで、酸敗ガソリンの環境下において
も、整流子片の耐摩耗性を向上させて長寿命の整流子片
とするために、銀を添加した銅合金よりなる整流子片を
用いることが考えられた。また、銅よりなる整流子片を
使用した場合に、ガソリン中に含まれる硫黄化合物の腐
食作用により、整流子片の銅の表面が腐食されて、銅表
面に硫化皮膜よりなる絶縁皮膜が生成され、上述の酸敗
ガソリンの場合と同様な理由により、銅が摩耗して整流
子片の寿命が短くなるという問題を生じた。そこで、整
流子片の表面にガソリン中に含まれる硫黄化合物により
硫化皮膜が生成されなくするために、ニッケルを20〜
30重量%添加したニッケル−銅合金よりなる整流子片
を用いることが考えられた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、銀を添
加した銅合金を用いて整流子を製造する場合、銅に銀を
添加した銅合金は銅と比較すると非常に硬くなるため、
加工性が悪くなって、その生産性が落ちるという問題を
生じた。また、貴金属が含まれるために高価になるとい
う問題も生じた。また、ニッケルを20〜30重量%添
加したニッケル−銅合金を用いて整流子を製造する場
合、銅にニッケルを20〜30重量%添加したニッケル
−銅合金は銅と比較して伸び率が減少するため、加工性
が悪くなって、その生産性が落ちるという問題を生じ
た。また、この銅にニッケルを20〜30重量%添加し
たニッケル−銅合金は銅と比較して固有抵抗が増大する
ため、整流子の電気的特性が悪くなるという問題を生じ
た。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、酸敗成分あるいは硫黄成分が多い、い
わゆる燃料性状が悪い燃料を使用しても、耐摩耗性が良
好で長寿命であり、かつ、加工性および電気的特性も銅
と同程度に良好で安価な整流子を提供するとともにこの
整流子を用いた燃料ポンプを提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ニッケルは銅
よりも電極電位が高く、容易にガソリン中にイオンとし
て溶出しない、即ち、ニッケルはガソリン中に含まれる
不純物により腐食されにくいという知見に基づいてなさ
れたものであり、本発明の構成上の特徴は、整流子片の
材料を90重量%以上のニッケルと残部銅(但し、不可
避成分は除く)とからなる銅−ニッケル合金、あるいは
純ニッケル(但し、不可避成分は除く)としたことにあ
る。
【0008】また、本発明は、外部電源に接続されるコ
ネクタと燃料を吸入する吸入口と燃料を吐出する吐出口
とを有する容器と、この容器内に配置されて吸入口より
燃料を吸入して昇圧するインペラを備えたポンプ室と、
容器内に配置されてインペラを回転駆動するとともに吸
入口より吸入した燃料を吐出口に向けて流出させる燃料
の通路を有するモータとを有する燃料ポンプであって、
容器に回転可能に支持されたモータ軸と、このモータ軸
に固着したコアと、このコアに巻き付けた電機子コイル
とからなる電機子と、この電機子の外周側に配置すると
ともに、容器に支持された磁石と、電機子コイルから延
出されたコイル線に接続する接続部を有する複数の整流
子片と、この複数の整流子片の各々を等間隔に保持する
樹脂保持体とからなる整流子と、コネクタに接続される
とともに整流子片を圧接するブラシとからモータを構成
し、モータ軸にインペラを連結するとともに、このモー
タの整流子片の材料を、上述の整流子片と同様に、90
重量%以上のニッケルと残部銅(但し、不可避成分は除
く)とからなる銅−ニッケル合金、あるいは純ニッケル
(但し、不可避成分は除く)としたことにある。
【0009】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、銅よりも電極電位が高く、かつ容易にガソリン
中に金属イオンとして溶出しない特性を有する、90重
量%以上のニッケルと残部銅(但し、不可避成分は除
く)とからなる銅−ニッケル合金、あるいは純ニッケル
(但し、不可避成分は除く)よりなる整流子片を用いて
いるので、酸敗ガソリンの環境下においてもあるいは高
硫黄ガソリンの環境下においても、酸化物あるいは硫化
物の生成速度が遅く、耐摩耗性が向上して、整流子片の
寿命が向上するという格別の効果を生じる。また、90
重量%以上のニッケルと残部銅(但し、不可避成分は除
く)とからなる銅−ニッケル合金、あるいは純ニッケル
(但し、不可避成分は除く)は、銅と同程度の硬さ、伸
び率を有するため、加工性が悪くなることはなく、ま
た、銅と同程度の固有抵抗を有するために電気的特性も
悪くなることはない。
【0010】
【実施例】以下に、図に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の実施例の燃料ポンプの全体構成を
示す図である。図示する燃料ポンプの容器10は、図1
中の上方側の燃料吐出側容器11と、この燃料吐出側容
器11の下方側に組み付けたモータ容器12と、モータ
容器12の下方側に組み付けたポンプカバー13とから
構成されており、この容器10の上部の燃料吐出側容器
11内の吐出室20と、モータが配設されたモータ室3
0と、このモータ室30の下部に配設されたポンプ室4
0とから燃料ポンプは構成されている。
【0011】吐出室20は、燃料吐出側容器11内に形
成されており、この吐出室20には、吐出側容器11の
内側に配置された燃料通路20a、20bと、この燃料
通路20a、20bに逆止弁21を介して連通させた吐
出口22と、図示しない外部電源に接続されるコネクタ
23とが設けられている。
【0012】モータ室30には、モータ容器12の中心
部に配置されたモータ軸31に軸着された後述する電機
子32と、この電機子32の電機子コイル32aに接続
された後述する整流子33と、この整流子33にコネク
タ23より電流を供給するブラシ34と、電機子32に
対向してモータ容器12の内壁に配置されたマグネット
スプリング37を介して装着された半リング状の磁石3
6、36と、モータ軸31を回転可能に支持する上部軸
受38と下部軸受39とが設けられている。このモータ
室30内には、後述するポンプ室から供給された燃料を
吐出室の燃料通路20aに送出できるように、燃料通路
30a、30b、30cが形成されている。
【0013】ポンプ室40は、ポンプ容器41と、この
ポンプ容器41とともにポンプ室を構成する燃料の吸入
口44が設けられたポンプカバー13と、これらのポン
プ容器41とポンプカバー13とで構成されるポンプ室
内に配置され、モータ軸31に軸着され吸入口44から
吸入した燃料を昇圧するインペラ(羽根溝車)42と、
ポンプカバー13内に配置されモータ軸31を支持する
スラスト受けピン43とが設けられている。
【0014】ここで、電機子32のほぼ中央には、マグ
ネット36、36に対向する位置に、コイル巻き付け部
(図示せず)を形成したコア32bがモータ軸31に対
し積層固定されている。このコア32bのコイル巻き付
け部はエポキシ系樹脂により絶縁処理が施されており、
この絶縁処理が施されたコイル巻き付け部に絶縁皮膜で
外側部分を覆ったコイル線を巻き付けた電機子コイル3
2aが配設され、電機子32の全体は樹脂モールドされ
ている。この電機子32の上部には、電機子コイル32
aから延出した複数のコイル線が接続された接続部を有
する整流子33が設けられている。
【0015】図2、図3は、フュージング前の本実施例
の整流子33の構造を示す図である。図2、図3におい
て、整流子33には、中心部にモータ軸31を挿通する
穴33dを有し、例えば、フェノール樹脂等の硬質樹脂
よりなる樹脂保持体33cと、この樹脂保持体33cの
上面に一体に形成され、スリット33fを介して互いに
離間して配置された各整流子片33aをコア32bのコ
イル巻き付け部に対応させた数だけ配設している。各整
流子片33aには、電機子コイル32aより延出した各
コイル線が接続される接続部33bが設けられている。
【0016】ここで、整流子片33aは銅−ニッケル合
金、あるいは純ニッケルよりなる素材により制作されて
おり、銅−ニッケル合金は90重量%以上のニッケルと
残部銅より構成されており、これらの銅−ニッケル合金
あるいは純ニッケルは、Co、Cu、Fe、S、Si、
C、Mn等の不可避成分は含まれている。また、整流子
片33aの上面にはスズメッキ層33eが被着されてい
る。このスズメッキ層33eは、フュージング時に発熱
作用を生じさせるために設けられており、フュージング
後に除去されるものである。
【0017】そして、各整流子片33aの各接続部33
bに、電機子コイル32aより延出した各コイル線の一
部を順次掛止した状態で、ヒュージング、即ち、各接続
部33bをコイル線側に折り曲げた状態で加熱して、コ
イル線の絶縁皮膜を取り除きつつ圧着接続を行うことに
よって、各整流子片33aと電機子コイル32aより延
出した各コイル線とを電気的に接続している。
【0018】ここで、図4は、銅−ニッケル合金のニッ
ケル量と伸びの関係を示すグラフである。この図4より
明らかなように、ニッケル量を90重量%以上あるいは
20重量%以下とすると、伸びが40%以上となること
が分かる。また、図5は、銅−ニッケル合金のニッケル
量と固有抵抗(μΩ・cm)の関係を示すグラフであ
る。この図5より明らかなように、ニッケル量を90重
量%以上あるいは20重量%以下とすると、固有抵抗が
30μΩ・cm以下となることが分かる。また、図6
は、銅−ニッケル合金のニッケル量と硬さ(Hv)の関
係を示すグラフである。この図6より明らかなように、
ニッケル量を90重量%以上あるいは30重量%以下と
すると、硬さが80Hv以下となることが分かる。
【0019】そして、ニッケルは銅よりも電極電位が高
く、かつ容易にガソリン中に金属イオンとして溶出しな
い特性を有することを考慮すると、ニッケル量を90重
量%以上含有した銅−ニッケル合金あるいは純ニッケル
よりなる素材により整流子片を製造するのが好ましいと
言える。
【0020】このような構造をなす燃料ポンプは、図示
しない燃料タンク内において、ポンプカバー13に設け
られた吸入口44を燃料中に図示しないフィルタを介し
て連通させた状態で配置する。燃料吐出側容器11に設
けられた吐出口22に図示しない燃料噴射装置等のエン
ジンの燃料供給系統の配管を連通接続する。この状態で
外部電源に接続されたコネクタ23より各ブラシ34に
電源が供給されると、各ブラシ34を介して各整流子片
33aの各接続部33bから電機子コイル32aに電源
が供給されて、電機子コイル32aは励磁され、電機子
コイル32aと磁石36、36の間で電磁誘導作用が生
じてモータ軸31を回転させる。
【0021】モータ軸31が回転することにより、モー
タ軸31に連結されたインペラ42がポンプ室40内で
回転するので、吸入口44から燃料タンク内の燃料をポ
ンプ室40内に吸入するとともに吸入した燃料を昇圧す
る。燃料がポンプ室40内に昇圧されて吸入されると、
ポンプ室40からモータ室30内の燃料供給路30a、
30b、30cを通って、吐出室20内に燃料が供給さ
れる。吐出室20内に燃料が供給されると、吐出室20
内の燃料供給路20a、20b逆止弁21および吐出口
22を通って、エンジンの燃料供給系統に燃料を昇圧さ
せた状態で送給される。
【0022】以上に説明したように、本実施例において
は、銅よりも電極電位が高く、かつ容易にガソリン中に
金属イオンとして溶出しない特性を有する、90重量%
以上のニッケルと残部銅(但し、不可避成分は除く)と
からなる銅−ニッケル合金、あるいは純ニッケル(但
し、不可避成分は除く)よりなる整流子片33aを用い
ているので、酸敗ガソリンの環境下においてもあるいは
高硫黄ガソリンの環境下においても、酸化物あるいは硫
化物の生成速度が遅く、耐摩耗性が向上して、整流子片
33aの寿命が向上するという格別の効果を生じる。ま
た、90重量%以上のニッケルと残部銅(但し、不可避
成分は除く)とからなる銅−ニッケル合金、あるいは純
ニッケル(但し、不可避成分は除く)は、銅と同程度の
硬さ、伸び率を有するため、加工性が悪くなることはな
く、また、銅と同程度の固有抵抗を有するために電気的
特性も悪くなることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の燃料ポンプの全体構成を示す
図である。
【図2】図1の燃料ポンプの整流子を示す図である。
【図3】図2のA−A断面を示す図である。
【図4】銅−ニッケル合金のニッケル量と伸びの関係を
示すグラフである。
【図5】銅−ニッケル合金のニッケル量と固有抵抗の関
係を示すグラフである。
【図6】銅−ニッケル合金のニッケル量と硬さの関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
10…容器、22…吐出口、23…コネクタ、31…モ
ータ軸、32…電機子、33…整流子、33a…整流子
片、33b…接続部、33c…樹脂保持体、34…ブラ
シ、44…吸入口。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子の電機子コイルから延出されたコ
    イル線に接続する接続部を有する複数の整流子片と、 前記複数の整流子片の各々を等間隔に保持する樹脂保持
    体とからなる整流子であって、 前記整流子片の材料を90重量%以上のニッケルと残部
    銅(但し、不可避成分は除く)とからなる銅−ニッケル
    合金としたことを特徴とする整流子。
  2. 【請求項2】 電機子の電機子コイルから延出されたコ
    イル線に接続する接続部を有する複数の整流子片と、 前記複数の整流子片の各々を等間隔に保持する樹脂保持
    体とからなる整流子であって、 前記整流子片の材料を純ニッケル(但し、不可避成分は
    除く)としたことを特徴とする整流子。
  3. 【請求項3】 外部電源に接続されるコネクタと、燃料
    を吸入する吸入口と、燃料を吐出する吐出口とを有する
    容器と、 前記容器内に配置されて前記吸入口より燃料を吸入して
    昇圧するインペラを備えたポンプ室と、 前記容器内に配置されて前記インペラを回転駆動すると
    ともに前記吸入口より吸入した燃料を前記吐出口に向け
    て流出させる燃料の通路を有するモータと、を有する燃
    料ポンプであって、 前記容器に回転可能に支持されたモータ軸と、前記モー
    タ軸に固着したコアと、 前記コアに巻き付けた電機子コイルとからなる電機子
    と、 前記電機子の外周側に配置するとともに、前記容器に支
    持された磁石と、 前記電機子コイルから延出されたコイル線に接続する接
    続部を有する複数の整流子片と、前記複数の整流子片の
    各々を等間隔に保持する樹脂保持体とからなる整流子
    と、 前記コネクタに接続されるとともに前記整流子片を圧接
    するブラシと、から前記モータを構成し、 前記モータ軸に前記インペラを連結するとともに、 前記整流子片の金属材料を90重量%以上のニッケルと
    残部銅(但し、不可避成分は除く)とからなる銅−ニッ
    ケル合金としたことを特徴とする燃料ポンプ。
  4. 【請求項4】 外部電源に接続されるコネクタと、燃料
    を吸入する吸入口と、燃料を吐出する吐出口とを有する
    容器と、 前記容器内に配置されて前記吸入口より燃料を吸入して
    昇圧するインペラを備えたポンプ室と、 前記容器内に配置されて前記インペラを回転駆動すると
    ともに前記吸入口より吸入した燃料を前記吐出口に向け
    て流出させる燃料の通路を有するモータと、を有する燃
    料ポンプであって、 前記容器に回転可能に支持されたモータ軸と、前記モー
    タ軸に固着したコアと、 前記コアに巻き付けた電機子コイルとからなる電機子
    と、 前記電機子の外周側に配置するとともに、前記容器に支
    持された磁石と、 前記電機子コイルから延出されたコイル線に接続する接
    続部を有する複数の整流子片と、前記複数の整流子片の
    各々を等間隔に保持する樹脂保持体とからなる整流子
    と、 前記コネクタに接続されるとともに前記整流子片を圧接
    するブラシと、から前記モータを構成し、 前記モータの軸に前記インペラを連結するとともに、 前記整流子片の金属材料を純ニッケル(但し、不可避成
    分は除く)としたことを特徴とする燃料ポンプ。
JP23348694A 1994-09-28 1994-09-28 整流子およびこの整流子を用いた燃料ポンプ Pending JPH0898470A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278161A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Denso Corp 燃料ポンプ
JP2010063354A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Johnson Electric Sa ブラシレスモータ

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