JPH0898392A - 再閉路継電装置 - Google Patents

再閉路継電装置

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JPH0898392A
JPH0898392A JP6224527A JP22452794A JPH0898392A JP H0898392 A JPH0898392 A JP H0898392A JP 6224527 A JP6224527 A JP 6224527A JP 22452794 A JP22452794 A JP 22452794A JP H0898392 A JPH0898392 A JP H0898392A
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JP
Japan
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relay
reclosing
circuit
shot
trip
Prior art date
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Pending
Application number
JP6224527A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Shinozaki
順彦 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH0898392A publication Critical patent/JPH0898392A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく小型化可能で信頼性が高
く、且つ安全に動作試験をすることができる再閉路継電
装置を得ること。 【構成】 保護リレーの作動信号により駆動される第1
ワンショットマルチの所定時間のワンショット出力信号
と前記回路遮断器のパレットスイッチ接点の「接」によ
って駆動される第2ワンショットマルチの所定時間のワ
ンショット出力信号との論理積信号により、再閉路継電
器起動記憶を行い再閉路操作をスタートさせる起動回路
を備えた再閉路継電装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再閉路継電装置の起動
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の再閉路継電装置を示すも
のであって、1は再閉路継電器起動回路を収納したフィ
ーダ保護ユニット、2は回路遮断器CB(図示しない。
以下、同じ)を遮断するためのトリップ用リレー52
T、3はトリップロック端子、4はトリップ用押釦スイ
ッチである。また、P−Nは操作電源である。
【0003】図2の再閉路継電装置において、保護リレ
ー(11)の作動により回路遮断器CBをトリップさせる
とき、保護リレー(11)の駆動信号によりトリップ用補
助リレー52TX(12)が駆動され、その出力接点「5
2TX」、トリップロック端子(3)、及び回路遮断器
CBと同期して働く接点「52a」(回路遮断器CBが
遮断動作を行うと「開」になるパレットスイッチ接点)
を介して電流動作型補助リレー52Y(14)及びトリッ
プ用リレー52T(2)が駆動され、そのトリップ用リ
レー52T(2)の駆動により回路遮断器CBが遮断動
作を行う。回路遮断器CBが遮断動作を行うと、回路遮
断器CBと同期して働く接点「52b」(回路遮断器C
Bが遮断動作を行うと「閉」になるパレットスイッチ接
点)が「閉」になり、再閉路継電器79(図示しない。
以下、同じ)の再閉路動作シーケンス条件を成立させる
とともに、電流動作型補助リレー52Y(14)の接点出
力を介して再閉路継電器起動記憶回路(13)で起動記憶
され、再閉路継電器79を起動させる。
【0004】なお、前記再閉路継電器起動記憶回路(1
3)は、再閉路シーケンス動作の開始時から完了時まで
の時間、再閉路動作シーケンス条件の成立を記憶(スタ
ート信号の持続)させておくための記憶回路である。
【0005】この再閉路継電器79の起動条件は、保護
リレー(11)により駆動されるトリップ用補助リレー5
2TX(12)の出力接点「52TX」と直列に挿入され
た電流動作型補助リレー52Y(14)の接点(14a)条
件をみて 再閉路継電器79の起動記憶(13)を行い、
再閉路継電器79を起動させるのが単体型再閉路継電器
79の基本的な起動方式である。
【0006】また、このような起動方式は、複合型再閉
路継電器79においても同様に基本的な起動方式として
採用されており、この場合は、電流動作型補助リレー5
2Y(14)を用いずに、保護リレー(11)により駆動さ
れるトリップ用補助リレー52TX(12)の出力接点5
2TXの出力条件だけで起動記憶(13)を行い複合型再
閉路継電器79の起動を行っている例(図示しない。)
もあるが、トリップロック端子(3)を「開」としたト
リップロック状態で、保護リレー(11)の動作試験を行
った場合、回路遮断器CBはトリップしない状態でも複
合型再閉路継電器79は起動して再閉路を実行してしま
い、回路遮断器CBが遮断している状態で再投入するこ
とになって危険である。このような問題を避けるため
に、上記の電流動作型補助リレー52Y(14)を用いて
その接点(14a)条件による起動方式が有効である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
流動作型補助リレー52Y(14)による起動方式におい
ても次のような問題点がある。
【0008】(イ).電流動作型の補助リレー52Y
(14)をフィーダ保護ユニット内(1)に実装する必要
があり、フィーダ保護ユニットの小型化の弊害となる。
【0009】(ロ).電流動作型の補助リレー52Y
(14)は、コイル巻線等の関係で大型であり、また、汎
用性がなくコストが高く、供給信頼度において問題があ
る。
【0010】(ハ).回路遮断器CBのトリップ回路に
直列にトリップ用電流リレー52T(2)を挿入するこ
ととなり、トリップ回路の信頼性がその分だけ低下す
る。 (ニ).再閉路継電器79の起動条件にも補助リレー5
2Y(14)の接点回路が入ることとなり、接触信頼性に
問題がある。
【0011】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
ので、部品点数が少なく小型化可能で信頼性が高く、且
つ安全に保護リレーの動作試験をすることができる再閉
路継電器起動回路からなる再閉路継電装置を得ることを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段,作用】保護リレー(11)
の動作出力信号により駆動されるトリップ用補助リレー
(12)の出力接点の「接」により回路遮断器CBがトリ
ップされるとき、前記保護リレー(11)の動作出力信号
により駆動される第1ワンショットマルチ(15)の所定
時間幅のワンショット出力信号と、前記回路遮断器CB
のパレットスイッチ接点の「接」によって駆動される第
2ワンショットマルチ(16)の所定時間幅のワンショッ
ト出力信号との論理積信号により、再閉路継電器の起動
記憶を行い再閉路操作をスタートさせる再閉路継電器起
動回路からなる再閉路継電装置。
【0013】
【実施例】図1は、本発明による再閉路継電器起動回路
の実施例を示すものであり、1はフィーダ保護ユニット
であって、再閉路継電器の起動回路を構成する、保護リ
レー11、トリップ用補助リレー12、再閉路継電器起動記
憶回路13、第1のワンショットマルチ15、第2のワンシ
ョットマルチ16、及び論理積回路17から構成されてい
る。2は回路遮断器CB(図示しない。以下、同じ)を
遮断するためのトリップ用リレー52T、3は通常は短
絡状態にあって前記保護リレー11の動作試験時のように
回路遮断器CBをトリップさせないときのみ開放状態に
するトリップロック端子である。そして、4は回路遮断
器CBをトリップさせるときに用いるトリップ用押釦ス
イッチ「CB切」、また、接点「52a」及び「52
b」は回路遮断器CBが遮断動作を行うと「開」及び
「閉」になるパレットスイッチ接点、更に、接点「52
TX]はトリップ用補助リレー52TX(12)の出力接
点である。なお、P−Nは操作電源である。
【0014】以下、図示の再閉路継電器起動回路の動作
について説明をする。
【0015】いま、フィーダ保護ユニット(1)内の保
護リレー(11)が動作すると、トリップ用補助リレー5
2TX(12)を駆動する動作出力信号を出力する。該動
作出力信号によりトリップ用補助リレー52TX(12)
が作動するとともに、ワンショットマルチMM1(15)
が作動して所定時間幅(例えば、0.2秒程度)のワンシ
ョット出力が出力される。他方、前記トリップ用補助リ
レー52TX(12)の作動による出力接点「52T
X」、トリップロック端子3(「閉」状態)、及びパレ
ット接点52a(閉状態)を介してトリップ用電流リレ
ー52T(2)が作動され、該電流リレー52T(2)
の作動により回路遮断器CBをトリップし、回路遮断器
CBのトリップによりパレットスイッチ接点「52b」
が「閉」になり、ワンショットマルチMM2(16)が作
動して所定時間幅(例えば、50ミリ秒程度)のワンシ
ョット出力が出力される。ワンショットマルチMM1,
MM2の両ワンショット出力が論理積回路(17)に入力
され、両ワンショット出力が同時に入力している条件に
より再閉路継電器起動記憶回路(13)で起動記憶を行い
再閉路継電器79の起動条件として再閉路シーケンス操
作をスタート(起動)させる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の再閉路継電装置
によれば、以下のような効果を奏するものである。
【0017】1.従来装置の電流動作型補助リレー(5
2Y)が不要となるなど特殊なリレーを使用することが
なく、コスト的に効果があるとともに、小型化すること
ができる。
【0018】2.回路遮断器CBのトリップ回路が最小
限の回路要素で構成されているので、トリップ回路の信
頼性が向上する。
【0019】3.再閉路起動条件の成立には、接点回路
が介在されていないので、接点の接触信頼性の問題がな
くなり、再閉路動作シーケンスの信頼度が向上する。
【0020】4.保護リレーによるトリップロックを行
った状態(ロック端子「開」)で、保護リレーの動作試
験を行えば、回路遮断器CBがトリップすることがな
く、パレットスイッチ接点「52b」が「閉」となるこ
とがないので、再閉路継電器79が起動することがなく
安全に保護リレーの動作試験を行うことができる。 5.保護リレーが動作状態でも、動作直後の所定時間
(例えば、ワンショット出力信号幅の0.2秒程度)内
でなければ、回路遮断器CBを手動で[入],[切]し
ても再閉路継電器79が起動することがなく安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例である再閉路継電装置の起動
回路
【図2】 従来の再閉路継電装置の起動回路
【符号の説明】
1 : フィーダ保護ユニット 2 : トリップ用リレー(52T) 3 : トリップロック端子 4 : 回路遮断器(CB)トリップ用押釦スイッチ 11 : 保護リレー 12 : トリップ用補助リレー(52TX) 13 : 再閉路継電器起動記憶回路 14 : 電流動作型補助リレー(52Y) 15 : ワンショットマルチ(MM1) 16 : ワンショットマルチ(MM2) 17 : 論理積回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護リレーの動作出力信号によって得ら
    れる第1のワンショット信号と、回路遮断器が遮断した
    時に出力されるパレットスイッチ信号によって得られる
    第2のワンショット信号との論理積信号により、再閉路
    継電器の起動記憶を行い再閉路シーケンスを起動させる
    ことを特徴とした再閉路継電装置。
JP6224527A 1994-09-20 1994-09-20 再閉路継電装置 Pending JPH0898392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6224527A JPH0898392A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 再閉路継電装置

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JP6224527A JPH0898392A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 再閉路継電装置

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JPH0898392A true JPH0898392A (ja) 1996-04-12

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ID=16815200

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JP6224527A Pending JPH0898392A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 再閉路継電装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473342B1 (ko) * 2002-10-31 2005-03-11 한국전력공사 재폐로 차단기용 계전기의 시험장치
CN103683176A (zh) * 2013-12-06 2014-03-26 国家电网公司 智能断路器自动重合闸装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473342B1 (ko) * 2002-10-31 2005-03-11 한국전력공사 재폐로 차단기용 계전기의 시험장치
CN103683176A (zh) * 2013-12-06 2014-03-26 国家电网公司 智能断路器自动重合闸装置

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