JPH089809B2 - 開俵機を操作する方法 - Google Patents
開俵機を操作する方法Info
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- JPH089809B2 JPH089809B2 JP59182887A JP18288784A JPH089809B2 JP H089809 B2 JPH089809 B2 JP H089809B2 JP 59182887 A JP59182887 A JP 59182887A JP 18288784 A JP18288784 A JP 18288784A JP H089809 B2 JPH089809 B2 JP H089809B2
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G7/00—Breaking or opening fibre bales
- D01G7/06—Details of apparatus or machines
- D01G7/10—Arrangements for discharging fibres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維俵列の上部からの繊維材料の掻き取りを
行う開俵機の操作方法に関するものである。
行う開俵機の操作方法に関するものである。
長さ方向の対向端部を各々有した平行な2つの繊維俵
列間において開俵機のキャリッジが全体として水平な方
向に一連の前後の往復運動を実行するべく前記キャリッ
ジを所定進路に沿って駆動し、キャリッジ上のタワーの
側方に支持された掻取装置により、前記所定進路に沿っ
た一回の運動毎に2つの繊維俵列のうち一方の繊維俵列
の上部からの繊維材料の掻き取りを行う開俵機が公知と
なっている(特開昭58-203122号公報参照)。
列間において開俵機のキャリッジが全体として水平な方
向に一連の前後の往復運動を実行するべく前記キャリッ
ジを所定進路に沿って駆動し、キャリッジ上のタワーの
側方に支持された掻取装置により、前記所定進路に沿っ
た一回の運動毎に2つの繊維俵列のうち一方の繊維俵列
の上部からの繊維材料の掻き取りを行う開俵機が公知と
なっている(特開昭58-203122号公報参照)。
前記公報に開示された方法では、第1俵列に対する掻
取行程完了後、キャリッジがタワー及び掻取装置と共に
この俵列の端部領域の境界の外側にはみ出る。次いでタ
ワーは掻取装置と共に、平行に設置されている第2俵列
から繊維材料を掻き取るため、内方にむかって、即ち、
前記第2俵列まで回転または旋回する。この掻取行程に
おいてもキャリッジはタワー及び掻取装置と共に俵列の
端部領域の境界の外側にはみ出る。次いでタワーは掻取
装置と共に外方へ、即ち、第2俵列から離脱する方向に
再びこれと平行な第2俵列まで回転する。このとき、キ
ャリッジが端部領域の境界の外側からはみ出す。このよ
うに、掻取装置に回転運動が俵列の端部領域の境界の外
側に及ぶことは多くの点で不都合である。特に、スペー
ス需要の増大が問題となる。走行及び回転動作に場所を
取られるため、繊維俵の設置場所が制約される。また、
この公知方法では比較的広い作業域を光障壁、しゃ断チ
ェーンなどで囲わねばならない。掻取装置が俵境界から
はみ出て旋回する場合、事故の発生のおそれがある。
取行程完了後、キャリッジがタワー及び掻取装置と共に
この俵列の端部領域の境界の外側にはみ出る。次いでタ
ワーは掻取装置と共に、平行に設置されている第2俵列
から繊維材料を掻き取るため、内方にむかって、即ち、
前記第2俵列まで回転または旋回する。この掻取行程に
おいてもキャリッジはタワー及び掻取装置と共に俵列の
端部領域の境界の外側にはみ出る。次いでタワーは掻取
装置と共に外方へ、即ち、第2俵列から離脱する方向に
再びこれと平行な第2俵列まで回転する。このとき、キ
ャリッジが端部領域の境界の外側からはみ出す。このよ
うに、掻取装置に回転運動が俵列の端部領域の境界の外
側に及ぶことは多くの点で不都合である。特に、スペー
ス需要の増大が問題となる。走行及び回転動作に場所を
取られるため、繊維俵の設置場所が制約される。また、
この公知方法では比較的広い作業域を光障壁、しゃ断チ
ェーンなどで囲わねばならない。掻取装置が俵境界から
はみ出て旋回する場合、事故の発生のおそれがある。
本発明の目的は開俵するべき俵列の切り替え時にキャ
リッジが端部領域の境界の外側からはみ出すことを防止
し、開俵機の設置スペースの節約を図ることを目的とす
る。
リッジが端部領域の境界の外側からはみ出すことを防止
し、開俵機の設置スペースの節約を図ることを目的とす
る。
上記本発明の目的を達成するため、長さ方向の対向端
部を各々有した平行な2つの繊維俵列間において開俵機
のキャリッジが全体として水平な方向に一連の前後の往
復運動を実行するべく前記キャリッジを所定進路に沿っ
て駆動し、キャリッジ上のタワーの側方に支持された掻
取装置により、前記所定進路に沿った一回の運動毎に2
つの繊維俵列のうち一方の繊維俵列の上部からの繊維材
料の掻き取りを行う開俵機の操作方法において、特徴点
は、前記所定進路に沿った一回の運動の終点に到達する
毎に前記タワーは全体として垂直な軸線の回りを180°
の角度回転することにより、前記一方の繊維俵列の端部
領域の上方からこれに近接した他方の繊維俵列の上方の
端部領域まで前記掻取装置を揺動せしめ、掻取装置はそ
の全体が繊維俵列の端部領域の境界の内側で揺動運動さ
せることにある。
部を各々有した平行な2つの繊維俵列間において開俵機
のキャリッジが全体として水平な方向に一連の前後の往
復運動を実行するべく前記キャリッジを所定進路に沿っ
て駆動し、キャリッジ上のタワーの側方に支持された掻
取装置により、前記所定進路に沿った一回の運動毎に2
つの繊維俵列のうち一方の繊維俵列の上部からの繊維材
料の掻き取りを行う開俵機の操作方法において、特徴点
は、前記所定進路に沿った一回の運動の終点に到達する
毎に前記タワーは全体として垂直な軸線の回りを180°
の角度回転することにより、前記一方の繊維俵列の端部
領域の上方からこれに近接した他方の繊維俵列の上方の
端部領域まで前記掻取装置を揺動せしめ、掻取装置はそ
の全体が繊維俵列の端部領域の境界の内側で揺動運動さ
せることにある。
掻取装置及びタワーが回転動作時に俵列の端面側境界
からはみ出ないようにすることで、キャリッジの走行及
び掻取装置と一体的なタワーの回転に与えられているス
ペースが一定であっても、設置可能でかつ処理可能な繊
維俵が従来よりも多くなる。即ち、開俵機の走行及び回
転に必要なスペースを広げなくても従来よりも多数の繊
維俵を設置することができる。さらに、作用面を隔離す
るために別にスペースを割り当てる必要がない。クレー
ンを俵列の外側へではなく内側で旋回させることにより
事故原因がさらに効果的に排除される。
からはみ出ないようにすることで、キャリッジの走行及
び掻取装置と一体的なタワーの回転に与えられているス
ペースが一定であっても、設置可能でかつ処理可能な繊
維俵が従来よりも多くなる。即ち、開俵機の走行及び回
転に必要なスペースを広げなくても従来よりも多数の繊
維俵を設置することができる。さらに、作用面を隔離す
るために別にスペースを割り当てる必要がない。クレー
ンを俵列の外側へではなく内側で旋回させることにより
事故原因がさらに効果的に排除される。
以下添付の図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図では、1列に配置された繊維俵2,3から繊維材
料を掻き取るための開俵機9(例えば出願人会社のトリ
ュッチュラー・ブレンドマート)はタワー4を含み、こ
のタワー4は走行キャリッジ5に回転自在に支持され、
車輪6a,6b(第7b図)を介して前記キャリッジと共に往
復移動できる。タワー4は一方の側に(図示しない態様
で)上下方向に移動可能な掻取装置7を装備したクレー
ンを具備する。
料を掻き取るための開俵機9(例えば出願人会社のトリ
ュッチュラー・ブレンドマート)はタワー4を含み、こ
のタワー4は走行キャリッジ5に回転自在に支持され、
車輪6a,6b(第7b図)を介して前記キャリッジと共に往
復移動できる。タワー4は一方の側に(図示しない態様
で)上下方向に移動可能な掻取装置7を装備したクレー
ンを具備する。
掻取装置7は繊維俵2,3の上面から繊維材料を掻き取
りを行う。キャリッジ5を含むタワー4の下方には掻き
取られた繊維材料を収納し、搬出するための導管8(第
7b図)がある。
りを行う。キャリッジ5を含むタワー4の下方には掻き
取られた繊維材料を収納し、搬出するための導管8(第
7b図)がある。
作動時にはキャリッジ5がタワー4と共に非固定的に
配置された1列の繊維俵2,3に沿って、また掻取装置7
はその上方をそれぞれ往復移動する。キャリッジ5は俵
列2の起点A1から終点E1まで走行する(往路)。第1図
に示すように、この位置E1においてタワー4及び掻取装
置7は垂直軸心を中心に第1図上反時計方向(矢印)に
180°だけ回転する。その結果、掻取装置7は俵列3の
起点A2に達する。キャリッジ5は俵列3の起点A2から終
点E2まで走行する(復路)。
配置された1列の繊維俵2,3に沿って、また掻取装置7
はその上方をそれぞれ往復移動する。キャリッジ5は俵
列2の起点A1から終点E1まで走行する(往路)。第1図
に示すように、この位置E1においてタワー4及び掻取装
置7は垂直軸心を中心に第1図上反時計方向(矢印)に
180°だけ回転する。その結果、掻取装置7は俵列3の
起点A2に達する。キャリッジ5は俵列3の起点A2から終
点E2まで走行する(復路)。
第2図でも第1実施態様と同様に位置E2においてタワ
ー4及び掻取装置7が第2図上反時計方向(矢印)に18
0°だけ回転する。その結果、掻取装置7は再び俵列2
の起点A1に達し、ここからあらためて掻取行程が始ま
る。端部領域A1-E2でも端部領域E1-A2でも掻取装置7は
回転中俵列2,3の両方の端面領域の境界2a,3a;2b,3bの内
側で揺動運動を行う。掻取装置7は俵2,3にむかって内
方へ旋回する。例えば掻取装置7の高さを調節する駆動
装置への電力及び信号供給には、この実施例の場合、滑
り接触型の信号電力及び信号供給を採用するのが好まし
い。
ー4及び掻取装置7が第2図上反時計方向(矢印)に18
0°だけ回転する。その結果、掻取装置7は再び俵列2
の起点A1に達し、ここからあらためて掻取行程が始ま
る。端部領域A1-E2でも端部領域E1-A2でも掻取装置7は
回転中俵列2,3の両方の端面領域の境界2a,3a;2b,3bの内
側で揺動運動を行う。掻取装置7は俵2,3にむかって内
方へ旋回する。例えば掻取装置7の高さを調節する駆動
装置への電力及び信号供給には、この実施例の場合、滑
り接触型の信号電力及び信号供給を採用するのが好まし
い。
第2図ではスイッチング装置22がキャリッジ5を走行
させる駆動装置13と接続しており、駆動装置14を入切す
るための、即ち、タワー4を回転させるためのスイッチ
ング装置23が設けられている。スイッチング装置22は制
御装置24を介してスイッチング装置23と電気的に接続し
ている。
させる駆動装置13と接続しており、駆動装置14を入切す
るための、即ち、タワー4を回転させるためのスイッチ
ング装置23が設けられている。スイッチング装置22は制
御装置24を介してスイッチング装置23と電気的に接続し
ている。
第1図の端部領域E1-A2における回転とは異なる回転
態様が第3a図から第3e図の端部領域A1-E2において示さ
れる。ここでは同時に2つの運動(即ち、回転運動と直
線運動)が行われる。
態様が第3a図から第3e図の端部領域A1-E2において示さ
れる。ここでは同時に2つの運動(即ち、回転運動と直
線運動)が行われる。
第3a図に示す位置から、第3b図に示すようにキャリッ
ジ5は俵列3の起点A2にむかって後退する。これと同時
にタワー4が掻取装置7と共に時針方向(矢印)に回転
し始める。第3c図ではキャリッジ5が終点位置に達し、
キャリッジ5の走行距離は掻取装置7の長さにほぼ一致
する。次いでキャリッジ5は第3d図に示すように再びA1
にむかって走行し、この時掻取装置7はすでに俵列2の
上方にあり、タワー4はさらに時計方向に回転する。第
3e図は終点A1に達した状態を示す。従って、掻取装置7
は回転中俵列2,3の端面側境界2a,3aを越えない。この実
施例の場合、タワー4への電力及び信号供給にはケーブ
ルを利用する。タワー4は掻取装置7と一体に端部領域
A1-E2と端部領域E1-A2とで異なる方向に回転するから、
一方の方向に回転する際にはケーブルが巻き取られ、他
方の方向に回転する際には再び繰り出される。
ジ5は俵列3の起点A2にむかって後退する。これと同時
にタワー4が掻取装置7と共に時針方向(矢印)に回転
し始める。第3c図ではキャリッジ5が終点位置に達し、
キャリッジ5の走行距離は掻取装置7の長さにほぼ一致
する。次いでキャリッジ5は第3d図に示すように再びA1
にむかって走行し、この時掻取装置7はすでに俵列2の
上方にあり、タワー4はさらに時計方向に回転する。第
3e図は終点A1に達した状態を示す。従って、掻取装置7
は回転中俵列2,3の端面側境界2a,3aを越えない。この実
施例の場合、タワー4への電力及び信号供給にはケーブ
ルを利用する。タワー4は掻取装置7と一体に端部領域
A1-E2と端部領域E1-A2とで異なる方向に回転するから、
一方の方向に回転する際にはケーブルが巻き取られ、他
方の方向に回転する際には再び繰り出される。
第4a図ないし第4c図には長さ(俵の個数)が異なる2
つの俵列2及び3を示した。キャリッジ5は終点E2から
(図示しない)起点A2にむかって走行し、次いでタワー
が掻取装置7と共に時針方向に回転し(矢印)、その結
果、掻取装置7が俵列2の起点A1に達する。
つの俵列2及び3を示した。キャリッジ5は終点E2から
(図示しない)起点A2にむかって走行し、次いでタワー
が掻取装置7と共に時針方向に回転し(矢印)、その結
果、掻取装置7が俵列2の起点A1に達する。
第5図ではタワー4が8角形の断面を呈する。(破線
で示す)旋回円周はタワー4が側面2c,3cと接触するこ
となく俵列2,3間を回転することを示す。
で示す)旋回円周はタワー4が側面2c,3cと接触するこ
となく俵列2,3間を回転することを示す。
第6図ではキャリッジ5の位置を表示するため、制御
装置11、例えばマイクロプロセッサを含むマイクロコン
ピュータと接続するカウンタ装置10を設ける。制御装置
11にはインターフェース12を介してキャリッジ5の駆動
モータ13及びインターフェース12を介して(図示しな
い)タワー4の回転装置に対する駆動モータ14が接続す
る。カウンタ装置10は例えば(破線で示す)機械的継ぎ
手を介して駆動モータ13によって駆動される。制御装置
11にはまた、インターフェース15を介してカウンタ装置
16が接続し、このカウンタ装置16の出力側に掻取装置7
の高さを調節する駆動モータ17が接続している。カウン
タ装置16は例えば機械的継ぎ手を介して駆動モータ17に
よって駆動される。このカウンタ・システムは制御装置
11に対してキャリッジ5の正確な位置を時々刻々通報す
ることができる。制御装置11には各俵列2,3の幾何学的
な起点位置A1,A2及び終点位置E1,E2が記憶されている。
例えば第3a図に示す終点E2に達すると、制御装置11は繊
維俵2,3の端面側境界2a,3aを越えずに掻取装置7を回転
させるためにはキャリッジ5をA2にむかって戻すべき距
離を計算する。
装置11、例えばマイクロプロセッサを含むマイクロコン
ピュータと接続するカウンタ装置10を設ける。制御装置
11にはインターフェース12を介してキャリッジ5の駆動
モータ13及びインターフェース12を介して(図示しな
い)タワー4の回転装置に対する駆動モータ14が接続す
る。カウンタ装置10は例えば(破線で示す)機械的継ぎ
手を介して駆動モータ13によって駆動される。制御装置
11にはまた、インターフェース15を介してカウンタ装置
16が接続し、このカウンタ装置16の出力側に掻取装置7
の高さを調節する駆動モータ17が接続している。カウン
タ装置16は例えば機械的継ぎ手を介して駆動モータ17に
よって駆動される。このカウンタ・システムは制御装置
11に対してキャリッジ5の正確な位置を時々刻々通報す
ることができる。制御装置11には各俵列2,3の幾何学的
な起点位置A1,A2及び終点位置E1,E2が記憶されている。
例えば第3a図に示す終点E2に達すると、制御装置11は繊
維俵2,3の端面側境界2a,3aを越えずに掻取装置7を回転
させるためにはキャリッジ5をA2にむかって戻すべき距
離を計算する。
第7a図は俵列3の終点E2において上部に走行路に沿っ
て金属帯(マーキング)18を取り付けた導管8を示す。
金属帯18の長さaは掻取装置7の長さb+安全間隔に相
当する。キャリッジ5内には金属帯18を検知すると制御
装置11(第8図)に対応の電気信号を供給するように作
動するセンサ19、例えば誘導形接近スイッチを設ける。
第7b図は導管8の上端に取り付けられた金属帯18とセン
サ19との構造上の連携関係を示す。センサ19は金属帯18
と協働することにより走行中のキャリッジ5の位置を表
示することができる。センサシステムは俵列2,3の端部
領域A1-E2におけるキャリッジ5の位置を検知し、これ
を制御装置11に通報する。制御装置11はキャリッジ5の
駆動モータ13とタワー4を回転させるための駆動モータ
14とを複合的に作動させる、即ち、キャリッジ5の走行
とタワー4の回転運動との相対関係を制御する。
て金属帯(マーキング)18を取り付けた導管8を示す。
金属帯18の長さaは掻取装置7の長さb+安全間隔に相
当する。キャリッジ5内には金属帯18を検知すると制御
装置11(第8図)に対応の電気信号を供給するように作
動するセンサ19、例えば誘導形接近スイッチを設ける。
第7b図は導管8の上端に取り付けられた金属帯18とセン
サ19との構造上の連携関係を示す。センサ19は金属帯18
と協働することにより走行中のキャリッジ5の位置を表
示することができる。センサシステムは俵列2,3の端部
領域A1-E2におけるキャリッジ5の位置を検知し、これ
を制御装置11に通報する。制御装置11はキャリッジ5の
駆動モータ13とタワー4を回転させるための駆動モータ
14とを複合的に作動させる、即ち、キャリッジ5の走行
とタワー4の回転運動との相対関係を制御する。
第8図ではセンサ19が制御装置11、例えばマイクロプ
ロセッサを含むマイクロコンピュータに接続している。
制御装置11はインターフェース20を介してキャリッジ5
の駆動モータ13と接続している。制御装置11はまた、イ
ンターフェース21を介してタワー4を回転させるための
駆動モータ14とも接続している。このように構成するこ
とで、俵列2,3の外側境界2a,3aから掻取装置7がはみ出
さないためにはキャリッジ5を終点E2からどの程度離す
べきかが算定される。
ロセッサを含むマイクロコンピュータに接続している。
制御装置11はインターフェース20を介してキャリッジ5
の駆動モータ13と接続している。制御装置11はまた、イ
ンターフェース21を介してタワー4を回転させるための
駆動モータ14とも接続している。このように構成するこ
とで、俵列2,3の外側境界2a,3aから掻取装置7がはみ出
さないためにはキャリッジ5を終点E2からどの程度離す
べきかが算定される。
この発明によれば、掻取装置はその全体が繊維俵列の
端部領域の境界の内側で揺動運動するようにされている
ことにより設置スペースの節約を図ることができると共
に、作業の安全を確保することができる。
端部領域の境界の内側で揺動運動するようにされている
ことにより設置スペースの節約を図ることができると共
に、作業の安全を確保することができる。
第1図は本発明の方法を実施するための装置を俵列の第
1端において略示する上面図。 第2図は掻取装置が第1端における回転方向と同方向に
回転する第1図図示装置を俵列の第2端において略示す
る上面図。 第3a図ないし第3e図は掻取装置が第1端における回転方
向とは異なる方向に回転するように構成した第1図図示
装置を俵列の第2端において略示する上面図。 第4a図ないし第4c図は長さの異なる俵列に対する掻取装
置の回転動作を示す上面図。 第5図は2つの平行な俵列間に位置する8角形断面の開
俵機タワーを略示する上面図。 第6図はカウンタ装置を含む走行及び回転運動制御装置
のブロックダイヤグラム。 第7a図はセンサを装備したキャリッジと固設マーキング
部を有する繊維吸引導管を示す上面図。 第7b図は第7a図に示した装置の正面図。 第8図はセンサを含む走行及び回転動作制御装置のブロ
ックダイヤグラム。 2,3……俵列、4……タワー、5……キャリッジ、7…
…掻取装置、8……導管、10……カウンタ装置、11……
制御装置、13,14……駆動モータ、17……駆動モータ、1
8……金属帯(マーキング)、19……センサ、22,23……
スイッチング装置、A1-E2,E1-A2……端部領域。
1端において略示する上面図。 第2図は掻取装置が第1端における回転方向と同方向に
回転する第1図図示装置を俵列の第2端において略示す
る上面図。 第3a図ないし第3e図は掻取装置が第1端における回転方
向とは異なる方向に回転するように構成した第1図図示
装置を俵列の第2端において略示する上面図。 第4a図ないし第4c図は長さの異なる俵列に対する掻取装
置の回転動作を示す上面図。 第5図は2つの平行な俵列間に位置する8角形断面の開
俵機タワーを略示する上面図。 第6図はカウンタ装置を含む走行及び回転運動制御装置
のブロックダイヤグラム。 第7a図はセンサを装備したキャリッジと固設マーキング
部を有する繊維吸引導管を示す上面図。 第7b図は第7a図に示した装置の正面図。 第8図はセンサを含む走行及び回転動作制御装置のブロ
ックダイヤグラム。 2,3……俵列、4……タワー、5……キャリッジ、7…
…掻取装置、8……導管、10……カウンタ装置、11……
制御装置、13,14……駆動モータ、17……駆動モータ、1
8……金属帯(マーキング)、19……センサ、22,23……
スイッチング装置、A1-E2,E1-A2……端部領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス‐ユルゲン マルクス ドイツ連邦共和国,デー‐4053 ユヘン 2,ガルテンシユトラーセ 83 (72)発明者 ヨセフ テムブルグ ドイツ連邦共和国,デー‐4053 ユヘン 2,ニールスシユトラーセ 5 (56)参考文献 特開 昭58−203122(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】長さ方向の対向端部を各々有した平行な2
つの繊維俵列間において開俵機のキャリッジが全体とし
て水平な方向に一連の前後の往復運動を実行するべく前
記キャリッジを所定進路に沿って駆動し、キャリッジ上
のタワーの側方に支持された掻取装置により、前記所定
進路に沿った一回の運動毎に2つの繊維俵列のうち一方
の繊維俵列の上部からの繊維材料の掻き取りを行う開俵
機の操作方法において、記所定進路に沿った一回の運動
の終点に到達する毎に前記タワーは全体として垂直な軸
線の回りを180°の角度回転することにより、前記一方
の繊維俵列の端部領域の上方からこれに近接した他方の
繊維俵列の上方の端部領域まで前記掻取装置を揺動せし
め、掻取装置はその全体が繊維俵列の端部領域の境界の
内側で揺動運動することを特徴とする開俵機の操作方
法。 - 【請求項2】繊維俵列の対向した端部でタワーの前記回
転は同一方向において実施される特許請求の範囲1に記
載の開俵機の操作方法。 - 【請求項3】繊維俵列の対向した端部でタワーの前記回
転は反対方向において実施され、前記所定進路に沿った
一回の運動の完了の際に、前記キャリッジは繊維俵列の
第1端部領域からこれに対向した第2端部領域に向けて
掻取装置の水平方向の長さに少なくとも相当する距離だ
け後退移動され、その後、前記キャリッジは第1端部に
向けて前記距離復帰移動されると共に、キャリッジの前
記後退移動の結果第1端部から離間している間にタワー
の前記回転が実行される特許請求の範囲1に記載の開俵
機の操作方法。 - 【請求項4】キャリッジの前記後退運動とタワーの前記
回転は同時に実行される特許請求の範囲3に記載の開俵
機の操作方法。 - 【請求項5】前記掻取装置の揺動を開始させるときの掻
取装置の移動方向はキャリッジにより直前に完了した前
記所定進路に沿った一回の運動の方向と反対を向いてい
る特許請求の範囲1に記載の開俵機の操作方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3334789A DE3334789C1 (de) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben eines Ballenöffners für Faserballen |
DE3334789.1 | 1983-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071717A JPS6071717A (ja) | 1985-04-23 |
JPH089809B2 true JPH089809B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=6210091
Family Applications (1)
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