JPH0897932A - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JPH0897932A
JPH0897932A JP6233938A JP23393894A JPH0897932A JP H0897932 A JPH0897932 A JP H0897932A JP 6233938 A JP6233938 A JP 6233938A JP 23393894 A JP23393894 A JP 23393894A JP H0897932 A JPH0897932 A JP H0897932A
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external telephone
line
power failure
power supply
signal
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JP6233938A
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Masayuki Shimizu
雅之 清水
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ダイヤルイン回線に直接に接続す
るファクシミリ装置と外部電話の間に配置され、停電時
におけるダイヤルイン回線との通信を制御できる網制御
装置を提供することを目的としている。 【構成】 ファクシミリ装置の外部電話接続端子の両端
に発生する回線電圧を電圧検出回路1で検出した場合に
は、停電状態または電源切断状態にある。ここで、リン
ギング検出回路4で網からの呼出信号が検出された場合
には、SW−B2で1次応答信号として回線を閉結し、
トーン信号検出回路5で網から送出されるトーン信号か
ら内線指定情報を検出し、SW−B2で2次応答信号と
して回線を開放する。内線指定情報が外部電話機の内線
番号と一致した場合には、ブザー12で外部電話機に呼
出音を送出する。次に、フック検出回路7で外部電話機
のオフフックが検出された場合には、SW−A6で外部
電話機を回線に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリや電話機
や交換機等に適応できる網制御装置に関し、特に、ダイ
ヤルイン回線に直接に接続するファクシミリ装置と外部
電話の間に配置され、停電時におけるダイヤルイン回線
との通信を制御できる網制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、網制御装置については、特開平3
−123295号公報記載の「PBXダイヤルイン接続
方式」が報告されている。このものは、PBX交換機が
局線を介して局線電話機に接続されたダイヤル数字受信
部と内線電話機を接続する接続処理部を有し、PBX交
換機の処理部はPBXダイヤル番号に対応する電話機に
優先的に接続する。一方、指定した内線電話機が話中の
場合には、電話機からダイヤル追加して、指定された電
話機に接続される。このように所望の電話機が話中であ
っても、再ダイヤルせずに、ダイヤル追加するだけで、
追加ダイヤルした他の内線電話機に接続でき、電話の接
続性を向上するという利点を有するものである。
【0003】また、従来、網制御装置については、特開
平4−200090号公報記載の「PBXのダイレクト
ダイヤルイン処理方式」が報告されている。このもの
は、中央処理装置がISDN回線から回線制御装置を介
してダイレクトダイヤルイン番号情報が入力されたと
き、交換機から送出された呼設定メッセイジ中の伝達能
力情報と高位レイヤ整合性情報から着信呼の端末種別を
判別する。次に、その判別結果に基づいてテ−ブルに設
定された基準着信先内線番号情報を選択し、さらに呼設
定メッセ−ジ中の特定の着番号情報と変換規則で定めら
れた基準着番号情報とを比較し、その比較により得られ
た基準着番号情報と選択した基準着信先内線番号情報と
から指定する着信先内線番号情報を決定する。このよう
にして1つのダイレクトダイヤルイン番号に対して、そ
の着信呼の端末種別毎に着信先内線番号を設定すること
により、その着信呼の端末の種類に応じた着信先番号を
決定できるという利点を有するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
「PBXダイヤルイン接続方式」や「PBXのダイレク
トダイヤルイン処理方式」にあっては、商用交流電源が
停電した場合に、ダイヤルイン回線から着呼があったと
きには、外部電話機との接続を制御できないといった問
題があった。
【0005】そこで、本発明は、ダイヤルイン回線に直
接に接続するファクシミリ装置と外部電話の間に配置さ
れ、停電時におけるダイヤルイン回線との通信を制御で
きる網制御装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、ダイヤルイン回線を介して通
信するファクシミリ装置の外部電話接続端子に接続し、
かつ、他方を外部電話機に接続する網制御装置におい
て、ファクシミリ装置の外部電話接続端子に接続し、該
外部電話接続端子の両端に発生する回線電圧を検出する
回線電圧検出手段と、該回線電圧検出手段で回線電圧を
検出した場合には、ファクシミリ装置が停電時および電
源切断時のうち少なくとも一方の状態にあることとして
網からの呼出信号を検出する呼出検出手段と、該呼出検
出手段で網からの呼出信号が検出された場合には、1次
応答信号として回線を閉結する回線閉結手段と、網から
送出されるトーン信号に基づいて内線指定情報を検出す
るトーン信号検出手段と、2次応答信号として回線を開
放する回線開放手段と、前記トーン信号検出手段で検出
された内線指定情報が外部電話機の内線番号と一致した
場合には、外部電話機に呼出音を送出する呼出音発生手
段と、外部電話機のオフフックを検出するフック検出手
段と、該フック検出手段でオフフックが検出された場合
には、外部電話機を回線に接続する外部電話機接続手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、上記請求項1記載の発明において、商用交流電
源を整流して駆動電圧を出力する電源手段と、該電源手
段から出力される駆動電圧に基づいて該商用交流電源の
停電状態を検出する停電検出手段と、を備えたことを特
徴とする。請求項3記載の発明は、上記課題を解決する
ため、上記請求項1記載の発明において、停電時に駆動
電圧を出力する駆動用電池を有し、商用交流電源を整流
して駆動電圧を出力する電源手段と、非停電時には、該
電源手段から出力される駆動電圧を駆動用電池に充電す
る充電手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、上記請求項1記載の発明において、停電時に駆
動電圧を出力する駆動用電池を有し、商用交流電源を整
流して駆動電圧を出力する電源手段と、該電源手段から
出力される駆動電圧を駆動用電池に充電する充電手段
と、該電源手段から出力される駆動電圧に基づいて該商
用交流電源の停電状態を検出する停電検出手段と、を備
え、前記呼出検出手段により網からの呼出信号を検出し
た場合に、停電検出手段により商用交流電源の停電状態
を検出したときには、駆動用電池から駆動電圧を出力
し、一方、前記呼出検出手段により網からの呼出信号を
検出した場合に、停電検出手段により商用交流電源の停
電状態を検出しなかったときには、充電手段から駆動電
圧を出力することを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、上記請求項1記載の発明において、外部電話機
の内線番号を登録する旨を入力する入力手段と、該入力
手段で内線番号を登録する旨が入力された場合には、外
部電話機と接続した後に、外部電話機から入力されるダ
イヤル信号から内線番号を検出する内線番号検出手段
と、該内線番号検出手段で検出された内線番号を記憶す
る記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、ファクシミリ装置の
外部電話接続端子に接続し、この外部電話接続端子の両
端に発生する回線電圧を回線電圧検出手段により検出し
た場合には、呼出検出手段によりファクシミリ装置が停
電時および電源切断時のうち少なくとも一方の状態にあ
ることとして網からの呼出信号を検出する。ここで、呼
出検出手段で網からの呼出信号が検出された場合には、
回線閉結手段により1次応答信号として回線を閉結し、
トーン信号検出手段により網から送出されるトーン信号
に基づいて内線指定情報を検出する。次に、回線開放手
段により2次応答信号として回線を開放し、トーン信号
検出手段で検出された内線指定情報が外部電話機の内線
番号と一致した場合には、呼出音発生手段により外部電
話機に呼出音を送出する。ここで、フック検出手段によ
り外部電話機のオフフックが検出された場合には、外部
電話機接続手段により外部電話機を回線に接続する。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
作用に加え、電源手段により商用交流電源を整流して駆
動電圧を出力し、電源手段から出力される駆動電圧に基
づいて停電検出手段により商用交流電源の停電状態を検
出する。請求項3記載の発明では、請求項1記載の作用
に加え、停電時に駆動電圧を出力する駆動用電池を有
し、電源手段により商用交流電源を整流して駆動電圧を
出力する。ここで、非停電時には、電源手段から出力さ
れる駆動電圧を充電手段により駆動用電池に充電する。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
作用に加え、呼出検出手段により網からの呼出信号を検
出した場合に、停電検出手段により商用交流電源の停電
状態を検出したときには、駆動用電池から駆動電圧を出
力する。一方、呼出検出手段により網からの呼出信号を
検出した場合に、停電検出手段により商用交流電源の停
電状態を検出しなかったときには、充電手段から駆動電
圧を出力する。
【0013】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
作用に加え、入力手段により外部電話機の内線番号を登
録する旨が入力された場合には、外部電話機と接続した
後に、内線番号検出手段により外部電話機から入力され
るダイヤル信号から内線番号を検出し、内線番号検出手
段で検出された内線番号を記憶手段に記憶する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)まず、網制御装置のシステム構成について
説明する。図1は本発明(請求項1)の一実施例である
網制御装置とファクシミリ装置および電話機との接続構
成図である。
【0015】図1に示すように、網制御装置100は、
ファクシミリ装置101の外部電話端子に接続し、ファ
クシミリ装置101を介してダイヤルイン回線に接続さ
れている。一方、網制御装置100は、電話機102に
接続されている。通常、公衆電話回線には交換機から直
流電圧48Vが供給されている。しかしながら、ダイヤ
ルイン回線にファクシミリ装置101が接続されている
場合には、網制御装置100や外部電話機102をダイ
ヤルイン回線から切り離すため、ファクシミリ装置10
1の外部電話を接続するために設けられた端子にはこの
直流電圧48Vが発生しない。
【0016】一方、電源(AC100V)が停電したと
きには、ファクシミリ装置101はダイヤルイン機能を
失い、ダイヤルイン回線と網制御装置100を介して外
部電話機102が接続するために、ファクシミリ装置1
01の外部電話端子にこの直流電圧48Vが発生する。
図2はファクシミリ装置を介してダイヤルイン回線に接
続された網制御装置の動作シーケンスを示す図である。
【0017】なお、図1で説明したように、電源(AC
100V)が停電したときには、ファクシミリ装置10
1はダイヤルイン機能を失い、ファクシミリ装置101
の外部電話端子にダイヤルイン回線の直流電圧48Vが
発生するものとして、図2を説明する。発呼端末が、例
えば電話機である場合について、ダイヤルイン回線のシ
ーケンスを説明する。
【0018】図2に示すように、発呼端末が網に発呼
し、ダイヤルして選択信号を送出する。次に、網はダイ
ヤルイン回線のラインL1,L2の極性を反転し、呼出
信号として16Hzの交流信号を送出する。網制御装置
は呼出信号を検出し、内線指定信号の受信準備が完了す
ると、一次応答信号としてダイヤルイン回線のラインL
1,L2をループ状態にして応答する。
【0019】次に、網は最大4桁の内線指定信号をPB
信号を使用して送出する。次に、網制御装置は内線指定
信号を受信し終わると、内線指定受信完了信号としてダ
イヤルイン回線のラインL1,L2をループ状態を一旦
解除する。次に、網は内線指定信号の最終信号を送出後
に、2.1秒以内に内線指定受信完了信号を検出する
と、発呼端末に呼出音を返す。また、2.1秒以内に内
線指定受信完了信号を検出できないと、話中処理を行
う。
【0020】一方、網制御装置は内線指定信号に基づい
て内線端末を決定して呼出ブザー音を送出する。図2に
示すように、内線端末が外部電話機の場合には、呼出ブ
ザー音を聞いてオペレータがオフフックし、内線端末が
応答すると、二次応答信号として網制御装置は再度ダイ
ヤルイン回線のラインL1,L2をループ状態にして網
に応答する。次に、発呼端末と内線端末とは、ダイヤル
イン回線を介して通話できる状態になる。
【0021】図3は本発明(請求項1)の一実施例であ
る網制御装置のシステム構成図である。図3に示すよう
に、網制御装置100は、電圧検出回路1、SW−B
2、直流ル−プ回路3、リンギング検出回路4、ト−ン
検出回路5、SW−A6、フック検出回路7、制御回路
8、駆動用電池9、電源回路10、充電回路11、ブザ
−12、登録設定スイッチ13、停電検出回路14によ
って構成されている。
【0022】電圧検出回路1は、FAX接続端子F1,
F2間の直流電圧の極性を検出する。SW−B2は、直
流ル−プを形成するためのスイッチである。直流ル−プ
回路3は、SW−B2を閉じて直流ル−プを閉結する。
リンギング検出回路4は、交換機から出力されるリンギ
ング信号(呼出信号)を検出する。ト−ン検出回路5
は、交換機から出力される内線指定番号の検出するとと
もに、内線番号を登録するときに、電話機102から出
力されるDTMF信号を検出する。SW−A6は、電話
機102との接続をフック検出回路7からファクシミリ
装置に切り替える。フック検出回路7は、外部の電話機
102に直流電流を供給するとともに、外部電話機10
2がオフフックされたことを検出する。制御回路8は、
網制御装置100を内部ROMに記憶された制御プログ
ラムに基づいて制御するとともに、制御回路8は電話機
102から入力される内線番号を内部RAMに登録す
る。
【0023】駆動用電池9は、停電時に制御回路8に電
源を供給する。電源回路10は、網制御装置100を駆
動するためにAC電源(AC100V)を整流し、駆動
電圧を出力する。充電回路11は、電源回路10から出
力される駆動電圧を制御回路8に供給するとともに、停
電時に電源になる駆動用電池9を充電する。なお、充電
回路11は、停電時に駆動用電池9から流入する駆動電
流の逆流を防止するものである。ブザ−12は、内線で
外部電話機102が指定された場合は、鳴動してオペレ
−タを呼び出す。登録設定スイッチ13は、内線番号を
登録する時に切り替えて、登録する旨を設定する。停電
検出回路14は、電源回路10から出力される駆動電圧
に基づいてAC電源が停電か否かを検出する。
【0024】図4は本発明(請求項1)の一実施例であ
る網制御装置の制御動作を示すフローチャートである。
まず、電圧検出回路1によりFAX接続端子F1,F2
の両端の電圧を検出する(処理S1)。次に、電圧検出
回路1により電圧を検出した結果、ファクシミリ装置1
01のAC100V電源が停電状態か否かを判断する
(処理S2)。
【0025】電圧検出回路1により電圧が検出されず、
停電状態ではない場合には、SW−A6をa側に設定し
て初期化し(処理S3)、再び処理S1に戻る。一方、
電圧検出回路1により電圧が検出され、停電状態の場合
には、SW−A6をa側からb側に切り替え、まず、外
部電話機102を回線から切り離す(処理S4)。
【0026】次に、ダイヤルイン回線を介して交換機か
ら出力される呼出音を検出するために、リンギング検出
回路4により呼出音が検出されたか否かを判断する(処
理S5)。処理S5で、呼出音が検出されなかった場合
には、処理S2に戻る。一方、処理S5で、呼出音が検
出された場合には、まず、SW−B2を閉じる(処理S
6)。これによって、直流ル−プ回路3にダイヤルイン
回線からの直流を流し、直流ル−プを形成して一次応答
信号を交換機に返す(処理S7)。
【0027】この1次応答信号を受信した交換機は、内
線指定信号を送信する。次に、網制御装置100は、交
換機から送信される内線指定信号をト−ン検出回路5で
検出し(処理S8)、SW−B2を開いて一旦直流ル−
プを開放して(処理S9)、2次応答信号を交換機に送
信する(処理S10)。ここで、受信した内線指定信号
の内線番号が外部電話機102を指定するものか否かを
判断する(処理S11)。
【0028】処理S11で、外部電話機102が指定さ
れた場合には、ブザ−12を鳴動させオペレ−タを呼び
出す(処理S12)。次に、オペレータを呼び出し中に
フック検出回路7によりオフフックが検出されたか否か
を判断する(処理S13)。処理S13で、オフフック
が検出された場合には、ブザ−12の鳴動を中止し、S
W−A6をb側からa側に切り替え(処理S14)、外
部電話機102を回線へ接続して通話できる接続状態に
する(処理S15)。
【0029】一方、処理S13で、オフフックが検出さ
れなかった場合には、電圧検出回路1によりダイヤルイ
ン回線の極性を監視し、極性反転を検出する(処理S1
6)。処理S16で、極性反転が検出されなかった場合
には、処理S13に戻る。一方、処理S16で、極性反
転が検出された場合には、この極性反転は発呼側の途中
放棄を表すものであるので、ブザー12の呼び出し音を
停止し(処理S17)、待機状態に戻る。
【0030】処理S11で、外部電話機102が指定さ
れなかった場合には、受信した内線指定信号に基づいた
内線番号はファクシミリ装置101に割り当てられてい
る。しかしながら、停電中であるためファクシミリ装置
101は何も動作することができないので、発呼側ファ
クシミリ装置による途中放棄に起因したダイヤルイン回
線の極性反転を電圧検出回路1により監視し、極性反転
を検出する(処理S18)。処理S18で、極性反転が
検出されない場合には、処理S18に戻る。一方、処理
S18で、極性反転が検出された場合には、発呼側ファ
クシミリ装置が途中放棄したので待機状態に戻る。
【0031】このように、本実施例(請求項1)では、
ファクシミリ装置の外部電話接続端子に接続し、この外
部電話接続端子の両端に発生する回線電圧を電圧検出回
路1(回線電圧検出手段)により検出した場合には、リ
ンギング検出回路4(呼出検出手段)によりファクシミ
リ装置が停電時および電源切断時のうち少なくとも一方
の状態にあることとして網からの呼出信号を検出する。
ここで、リンギング検出回路4(呼出検出手段)で網か
らの呼出信号が検出された場合には、SW−B2(回線
閉結手段)により1次応答信号として回線を閉結し、ト
ーン信号検出回路5(トーン信号検出手段)により網か
ら送出されるトーン信号に基づいて内線指定情報を検出
する。次に、SW−B2(回線開放手段)により2次応
答信号として回線を開放し、トーン信号検出回路5(ト
ーン信号検出手段)で検出された内線指定情報が外部電
話機の内線番号と一致した場合には、ブザー12(呼出
音発生手段)により外部電話機に呼出音を送出する。こ
こで、フック検出回路7(フック検出手段)により外部
電話機のオフフックが検出された場合には、SW−A6
(外部電話機接続手段)により外部電話機を回線に接続
する。
【0032】従って、ファクシミリ装置の外部電話接続
端子の両端に発生する回線電圧を検出することで商用交
流電源の停電を検出した後に、網制御装置によりダイヤ
ルイン回線と外部電話機との接続を制御できるので、フ
ァクシミリ装置が機能できない停電時においても確実に
ダイヤルイン回線に接続でき、ダイヤルイン回線に接続
される端末の信頼性を向上できる。
【0033】このように、本実施例(請求項2)では、
電源回路10(電源手段)により商用交流電源を整流し
て駆動電圧を出力し、電源回路10(電源手段)から出
力される駆動電圧に基づいて停電検出回路14(停電検
出手段)により商用交流電源の停電状態を検出する。従
って、電圧検出回路1(回線電圧検出手段)に替わっ
て、電源の出力電圧から商用交流電源から停電を検出し
ているので、停電検出を容易に、かつ、確実にでき、ダ
イヤルイン回線に接続される端末の信頼性を向上でき
る。
【0034】このように、本実施例(請求項3)では、
停電時に駆動電圧を出力する駆動用電池を有し、電源回
路10(電源手段)により商用交流電源を整流して駆動
電圧を出力する。ここで、非停電時には、電源回路10
(電源手段)から出力される駆動電圧を充電回路11
(充電手段)により駆動用電池に充電する。従って、非
停電時に網制御装置を駆動する駆動用電池を充電してい
るので、電池切れや電池交換の心配がなく確実に動作で
き、ダイヤルイン回線に接続される端末の信頼性を向上
できる。
【0035】このように、本実施例(請求項4)では、
リンギング検出回路4(呼出検出手段)により網からの
呼出信号を検出した場合に、停電検出回路14(停電検
出手段)により商用交流電源の停電状態を検出したとき
には、駆動用電池から駆動電圧を出力する。一方、リン
ギング検出回路4(呼出検出手段)により網からの呼出
信号を検出した場合に、停電検出回路14(停電検出手
段)により商用交流電源の停電状態を検出しなかったと
きには、充電回路11(充電手段)から駆動電圧を出力
する。
【0036】従って、ファクシミリ装置が電源OFF状
態にある場合と停電状態にある場合とを判別して、網制
御装置を駆動する電源を使い分けることができるので、
駆動用電池の無駄な消費を防止でき、ファクシミリ装置
が長時間に渡って電源OFF状態になった場合に発生す
る駆動用電池の電池切れを防止でき、網制御装置を確実
に動作することができるのでダイヤルイン回線に接続さ
れる端末の信頼性を向上できる。
【0037】(実施例2)本実施例(請求項5)も実施
例1と同様図3で説明した網制御装置に適用することが
できる。本実施例では、本発明(請求項5)の特徴部分
を具体的に説明する。図5は本発明(請求項5)の一実
施例である網制御装置に内線番号を登録する動作を示す
フローチャートである。
【0038】まず、オペレータは、網制御装置100の
登録設定スイッチ13をONして内線番号を登録する旨
を制御回路8に知らせる。ここで、制御回路8は、登録
設定スイッチ13がONしているか否かを判断する(処
理S21)。登録設定スイッチ13がONしていない場
合には、処理S21を繰り返す。
【0039】一方、登録設定スイッチ13がONしてい
る場合には、SW−A6をa側からb側に切り替え、ま
ず、外部電話機102を回線から切り離し、外部電話機
102を制御回路8に接続する(処理S22)。次に、
オペレータは、外部電話機102から内線番号をダイヤ
ルする。例えば「*1234*」のように、2個の
「*」の間に4桁の内線番号を挿入するようにダイヤル
する。ここで、制御回路8は入力される2個の「*」の
間に挿入された内線番号を検出する(処理S23)。
【0040】次に、制御回路8は検出された内線番号を
内部RAMに登録する(処理S24)。ここで、制御回
路8は、登録設定スイッチ13がOFFしているか否か
を判断する(処理S25)。登録設定スイッチ13がO
FFしていない場合には、処理S25を繰り返す。
【0041】一方、登録設定スイッチ13がOFFして
いる場合には、内線番号の登録動作を終了する。このよ
うに、本実施例(請求項5)では、登録設定スイッチ1
3(入力手段)により外部電話機の内線番号を登録する
旨が入力された場合には、外部電話機と接続した後に、
制御回路8(内線番号検出手段)により外部電話機から
入力されるダイヤル信号から内線番号を検出し、制御回
路8(内線番号検出手段)で検出された内線番号を制御
回路8の内部RAM(記憶手段)に記憶する。
【0042】従って、登録設定スイッチにより内線番号
を登録する旨を入力し、外部電話機と接続した後に、外
部電話機から入力されるダイヤル信号から内線番号を検
出して内線番号を記憶するので、ダイヤルイン回線に接
続される外部電話機の内線番号の登録が容易に行え、か
つ、操作性が向上する。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ダイヤルイン回線に直
接に接続するファクシミリ装置と外部電話の間に配置さ
れ、停電時におけるダイヤルイン回線との通信を制御で
きる網制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である網制御装置とファクシ
ミリ装置および電話機との接続構成図である。
【図2】ファクシミリ装置を介してダイヤルイン回線に
接続された網制御装置の動作シーケンスを示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例である網制御装置のシステム
構成図である。
【図4】本発明(請求項1)の一実施例である網制御装
置の制御動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明(請求項5)の一実施例である網制御装
置に内線番号を登録する動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 電圧検出回路 2 SW−B 3 直流ル−プ回路 4 リンギング検出回路 5 ト−ン検出回路 6 SW−A 7 フック検出回路 8 制御回路 9 駆動用電池 10 電源回路 11 充電回路 12 ブザ− 13 登録設定スイッチ 14 停電検出回路 100 網制御装置 101 ファクシミリ装置 102 電話機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤルイン回線を介して通信するファク
    シミリ装置の外部電話接続端子に接続し、かつ、他方を
    外部電話機に接続する網制御装置において、ファクシミ
    リ装置の外部電話接続端子に接続し、該外部電話接続端
    子の両端に発生する回線電圧を検出する回線電圧検出手
    段と、該回線電圧検出手段で回線電圧を検出した場合に
    は、ファクシミリ装置が停電時および電源切断時のうち
    少なくとも一方の状態にあることとして網からの呼出信
    号を検出する呼出検出手段と、該呼出検出手段で網から
    の呼出信号が検出された場合には、1次応答信号として
    回線を閉結する回線閉結手段と、網から送出されるトー
    ン信号に基づいて内線指定情報を検出するトーン信号検
    出手段と、2次応答信号として回線を開放する回線開放
    手段と、前記トーン信号検出手段で検出された内線指定
    情報が外部電話機の内線番号と一致した場合には、外部
    電話機に呼出音を送出する呼出音発生手段と、外部電話
    機のオフフックを検出するフック検出手段と、該フック
    検出手段でオフフックが検出された場合には、外部電話
    機を回線に接続する外部電話機接続手段と、を備えたこ
    とを特徴とする網制御装置。
  2. 【請求項2】商用交流電源を整流して駆動電圧を出力す
    る電源手段と、該電源手段から出力される駆動電圧に基
    づいて該商用交流電源の停電状態を検出する停電検出手
    段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の網制御
    装置。
  3. 【請求項3】停電時に駆動電圧を出力する駆動用電池を
    有し、商用交流電源を整流して駆動電圧を出力する電源
    手段と、非停電時には、該電源手段から出力される駆動
    電圧を駆動用電池に充電する充電手段と、を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の網制御装置。
  4. 【請求項4】停電時に駆動電圧を出力する駆動用電池を
    有し、商用交流電源を整流して駆動電圧を出力する電源
    手段と、該電源手段から出力される駆動電圧を駆動用電
    池に充電する充電手段と、該電源手段から出力される駆
    動電圧に基づいて該商用交流電源の停電状態を検出する
    停電検出手段と、を備え、前記呼出検出手段により網か
    らの呼出信号を検出した場合に、停電検出手段により商
    用交流電源の停電状態を検出したときには、駆動用電池
    から駆動電圧を出力し、一方、前記呼出検出手段により
    網からの呼出信号を検出した場合に、停電検出手段によ
    り商用交流電源の停電状態を検出しなかったときには、
    充電手段から駆動電圧を出力することを特徴とする請求
    項1記載の網制御装置。
  5. 【請求項5】外部電話機の内線番号を登録する旨を入力
    する入力手段と、該入力手段で内線番号を登録する旨が
    入力された場合には、外部電話機と接続した後に、外部
    電話機から入力されるダイヤル信号から内線番号を検出
    する内線番号検出手段と、該内線番号検出手段で検出さ
    れた内線番号を記憶する記憶手段と、を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の網制御装置。
JP6233938A 1994-09-29 1994-09-29 網制御装置 Pending JPH0897932A (ja)

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