JPH0897879A - シリアル通信装置 - Google Patents

シリアル通信装置

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Publication number
JPH0897879A
JPH0897879A JP6230110A JP23011094A JPH0897879A JP H0897879 A JPH0897879 A JP H0897879A JP 6230110 A JP6230110 A JP 6230110A JP 23011094 A JP23011094 A JP 23011094A JP H0897879 A JPH0897879 A JP H0897879A
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JP
Japan
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data
time
reception
serial communication
communication device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6230110A
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English (en)
Inventor
Tasuku Yuguchi
翼 湯口
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Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
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Publication date
Application filed by Keyence Corp filed Critical Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々のデータの欠落を検出することができる
シリアル通信装置を提供することである。 【構成】 タイムアウト時間タイマ25は各データの受
信完了ごとに一定時間を計時する。一定時間は、送信さ
れるデータの時間間隔、1つのデータの送信時間および
余裕時間を合計した時間に設定される。CPU21は、
タイムアウト時間タイマ25による一定時間の計時が完
了するまでに次のデータの受信が完了しない場合には、
データが欠落していると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアル通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は双方向デジタル通信方式における
誤り検出方法の一例を示す図である。送信側では、送信
データとしてコマンドを示すデータD11、パラメータ
バイト数を示すデータD12、第1のパラメータを示す
データD13,第2のパラメータを示すデータD14,
…,第n−1のパラメータを示すデータD15,第nの
パラメータを示すデータD16およびチェックサムを示
すデータD17を順に送信する。
【0003】この例では、データD12にパラメータバ
イト数として「n」が格納される。また、データD17
には、データD11〜D16の誤りを検出するためのチ
ェックサムの値が格納される。チェックサムとしては、
一般に、複数のデータの加算値、複数のデータの加算値
の2の補数または複数のデータの排他的論理和の値が用
いられる。
【0004】受信側では、データD11〜D17を受信
すると、データD12に格納されるパラメータバイト数
「n」に基づいてデータD13,D14,…,D16に
第1〜第nのパラメータが格納されていると判断する。
そして、データD11〜D16のチェックサムの値を求
め、求めた値がデータD17に格納されたチェックサム
の値と一致するかどうかを判定する。
【0005】それらが一致した場合には、受信したデー
タD11〜D17に誤りがないものと判断する。それら
が一致しない場合には、受信したデータD11〜D17
を無効として新たに送られてくるデータを受信するか、
あるいは初期化データまたは再送要求を送信側に送る。
このようにして、受信したデータの誤りを検出すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一連の
データが通信線を介して送信される間に雑音等の要因で
一部のデータが欠落することがある。図5において、送
信側では、コマンドを示すデータD11、パラメータバ
イト数を示すデータD12、第1〜第nのパラメータを
示すデータD13,D14,…,D16およびチェック
サムを示すデータD17を送信している。ここで、通信
線を介して一連のデータが送信される間にデータD12
が欠落したものとする。
【0007】この場合、受信側では、データD11の次
にデータD13を受信することになる。そのため、受信
側では、データD13をパラメータバイト数を示すデー
タとみなす。もし、データD13の値が「n−2」であ
るとすると、データD14〜D15がそれぞれ第1〜第
n−2のパラメータを示すデータであるとみなされ、デ
ータD16がチェックサムを示すデータであるとみなさ
れる。データD17はこのとき無視されるか、次のコマ
ンドとして用いられる。
【0008】この場合、データD11,D13〜D15
のチェックサムの値が求められ、データD16に格納さ
れる値と比較される。もしこれらの値が偶然に一致する
と、1つのデータD12が欠落しているにもかかわら
ず、データに誤りが存在しないものと判断される。
【0009】このように、従来は、チェックサム等を用
いて受信データのブロック全体で誤りの有無を検出して
いるが、一部のデータが欠落した場合には、その欠落を
完全に検出することはできない。それにより、誤ったデ
ータを受信して誤動作の原因となる。
【0010】本発明の目的は、個々のデータの欠落を検
出することができるシリアル通信装置を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシリアル通
信装置は、所定の時間間隔で送信されてくるデータを受
信する受信手段と、受信手段による各データの受信完了
から一定時間の経過を検出する検出手段と、検出手段に
よる一定時間の経過の検出までに受信手段による次のデ
ータの受信が完了していない場合にデータが欠落してい
ると判定する判定手段とを備える。一定時間は、上記所
定の時間間隔、1つのデータの送信時間および所定の余
裕時間を合計した時間である。
【0012】特に、所定の時間間隔が1つのデータの送
信時間よりも短く、一定時間が1つのデータの送信時間
の2倍以下であることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明に係るシリアル通信装置においては、各
データの受信完了ごとに検出手段により一定時間の経過
が検出される。この一定時間は送信されるデータの時間
間隔、1つのデータの送信時間および所定の余裕時間を
合計した時間であるので、各データの受信完了から一定
時間が経過するまでに次のデータの受信が完了しない場
合には、データが欠落していると判定することができ
る。
【0014】特に、送信されるデータの時間間隔が1つ
のデータの送信時間よりも短く、一定時間が1つのデー
タの送信時間の2倍以下である場合には、1つのデータ
の欠落を確実に検出することができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるシリアル通信
装置を含む双方向デジタル通信システムの構成を示すブ
ロック図である。本実施例では、主側シリアル通信装置
1から通信路3を介して従側シリアル通信装置2にデー
タを送信する場合を説明する。
【0016】主側シリアル通信装置1の送信回路10
は、CPU(中央演算処理装置)11、ROM(リード
オンリメモリ)12、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)13およびパラレル/シリアル変換回路14を含
む。
【0017】CPU11は、パラレル/シリアル変換回
路14にパラレル送信データSDを与える。パラレル/
シリアル変換回路14は、パラレル送信データSDをシ
リアル送信データに変換し、それを通信路3を介して従
側シリアル通信装置2に送信し、データの送信が完了す
るとCPU11に送信完了信号SCを与える。ROM1
2はCPU11の動作プログラムを記憶し、RAM13
は送信データおよびその他の各種データを記憶する。
【0018】一方、従側シリアル通信装置2の受信回路
20は、CPU21、ROM22、RAM23、シリア
ル/パラレル変換回路24およびタイムアウト時間タイ
マ25を含む。
【0019】シリアル/パラレル変換回路24は、通信
路3を介して主側シリアル通信装置1から送られてくる
シリアル送信データを受信し、それをパラレル受信デー
タRDに変換してCPU21に与える。また、シリアル
/パラレル変換回路24は、各データの受信が完了する
ごとに受信完了信号RCをCPU21に与える。ROM
22はCPU21の動作プログラムを記憶し、RAM2
3は受信データおよびその他の各種データを記憶する。
【0020】CPU21は、受信完了信号RCに応答し
てタイムアウト時間タイマ25に起動信号DRを与え
る。タイムアウト時間タイマ25は、起動信号DRに応
答して後述する一定時間の計測を開始し、一定時間の経
過後、完了信号CNをCPU21に与える。また、CP
U21は、全てのデータの受信が完了すると、タイムア
ウト時間タイマ25にクリア信号CLを与える。
【0021】次に、図2を参照して図1の双方向デジタ
ル通信システムにおけるデータの欠落検出方法を説明す
る。主側シリアル通信装置1は、時間間隔T1でデータ
D1,D2,D3を順に送信する。従側シリアル通信装
置2のタイムアウト時間タイマ25は、各データの受信
完了ごとに一定時間を計測する。例えば、図2に示され
るように、データD1の受信完了時点t1から一定時間
T0を計測する。
【0022】ここで、一定時間T0は、送信データの時
間間隔(送信間隔)T1、各データの送信時間(データ
長)L1および所定の余裕時間M1を合計した時間に設
定される。時間間隔T1にばらつきがある場合には、一
定時間T0の算出の際に、時間間隔T1の最大値を用い
る。一定時間T0は、各データの受信完了後、次のデー
タが欠落しているかどうかを検出するために設定するの
で、さらに次のデータの受信が完了するまでの時間に設
定しなければならない。すなわち、上記の余裕時間M1
は、時間間隔T1および1つのデータの送信時間L1の
合計よりも短く設定する必要がある。時間間隔T1の最
大値が1つのデータの送信時間L1よりも短く設定され
ている場合には、一定時間T0を1つのデータのデータ
長L1の2倍以下に設定することが好ましい。
【0023】従側シリアル通信装置2のCPU21は、
一定時間T0の経過時点t2までに次のデータD2の受
信が完了しているか否かを判定し、受信が完了していな
い場合にはデータD2が欠落していると判断する。この
場合には、受信したデータを無効として新たに送られて
くるデータを受信するか、あるいは初期化データまたは
再送要求を送信側に送る。
【0024】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら図1の従側シリアル通信装置2の受信時の動作を説明
する。まず、CPU21は、受信回路20の初期化を行
い(ステップS1)、シリアル/パラレル変換回路24
から受信データRDの取り出しを行う(ステップS
2)。そして、シリアル/パラレル変換回路24から与
えられる受信完了信号RCに基づいてデータの受信が完
了したかどうかを判別する(ステップS3)。
【0025】データの受信が完了した場合には、CPU
21は、全てのデータの受信が完了したかどうかを判別
する(ステップS4)。全てのデータの受信が完了して
いない場合には、起動信号DRによりタイムアウト時間
タイマ25を起動し(ステップS5)、シリアル/パラ
レル変換回路24から次の受信データRDの取り出しを
行う(ステップS2)。
【0026】次のデータの受信が完了した場合には(ス
テップS3)、CPU21は、全てのデータの受信が完
了したかどうかを判別し(ステップS4)、全てのデー
タの受信が完了した場合には、クリア信号CLによりタ
イムアウト時間タイマ25をクリアする(ステップS
6)。
【0027】ステップS3において、データの受信が完
了していない場合には、CPU21は、タイムアウト時
間タイマ25から与えられる完了信号CNに基づいて一
定時間T0の計測が完了したかどうかを判別する(ステ
ップS7)。一定時間T0の計測が完了していない場合
には、ステップS2に戻り、受信データRDの取り出し
を続ける。
【0028】ステップS7において、一定時間T0の計
測が完了した場合には、CPU21はデータが欠落して
いると判断し、受信回路20の初期化を行う(ステップ
S1)。
【0029】このように、従側シリアル通信装置2は、
各データの受信完了ごとに一定時間T0を計測すること
により個々のデータの欠落を検出することができる。な
お、図1の双方向デジタル通信システムにおいては、送
信データのうちコマンドを示す先頭データの最上位ビッ
トを特別な値(例えば“1”)に設定し、その他のデー
タの最上位ビットを他の値(例えば“0”)に設定す
る。それにより、受信データのうちコマンドとなる先頭
データを識別することができる。また、パリティチェッ
ク等のエラー検出方法を用いてデータの誤り検出を行
う。
【0030】本実施例におけるデータの欠落検出方法を
このようなデータの誤り検出と併用することにより、シ
リアル通信における誤り検出漏れを大幅に低減すること
が可能となる。
【0031】上記実施例では、主側シリアル通信装置1
から従側シリアル通信装置2へデータを送信する場合に
ついて説明したが、主側シリアル通信装置1が送信回路
10に加えて受信回路20を含み、従側シリアル通信装
置2が受信回路20に加えて送信回路10を含むことに
より、データの欠落検出が可能な双方向のデジタル通信
システムが実現される。
【0032】本発明は、例えばCPUと周辺装置との間
の通信、CPUと周辺ICとの間の通信、その他のあら
ゆるデジタル通信システムに適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、個々のデ
ータの欠落を検出することができるシリアル通信装置が
得られる。したがって、シリアル通信において通信エラ
ーの検出確率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるシリアル通信装置を含
む双方向デジタル通信システムの構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の双方向デジタル通信システムにおけるデ
ータの欠落検出方法を説明するための図である。
【図3】図1に示される従側シリアル通信装置の受信時
の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来のデジタル通信におけるデータの誤り検出
方法の一例を示す図である。
【図5】図4のデータの誤り検出方法における問題点を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 主側シリアル通信装置 2 従側シリアル通信装置 3 通信路 10 送信回路 11,21 CPU 12,22 ROM 13,23 RAM 14 パラレル/シリアル変換回路 24 シリアル/パラレル変換回路 25 タイムアウト時間タイマ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間間隔で送信されてくるデータ
    を受信する受信手段と、 前記受信手段による各データの受信完了から一定時間の
    経過を検出する検出手段と、 前記検出手段による前記一定時間の経過の検出までに前
    記受信手段による次のデータの受信が完了していない場
    合にデータが欠落していると判定する判定手段とを備
    え、 前記一定時間は、前記所定の時間間隔、1つのデータの
    送信時間および所定の余裕時間を合計した時間であるこ
    とを特徴とするシリアル通信装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の時間間隔は1つのデータの送
    信時間よりも短く、前記一定時間は1つのデータの送信
    時間の2倍以下であることを特徴とする請求項1記載の
    シリアル通信装置。
JP6230110A 1994-09-27 1994-09-27 シリアル通信装置 Pending JPH0897879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6230110A JPH0897879A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 シリアル通信装置

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JP6230110A JPH0897879A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 シリアル通信装置

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JPH0897879A true JPH0897879A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16902725

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JP6230110A Pending JPH0897879A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 シリアル通信装置

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JP (1) JPH0897879A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5182417B2 (ja) * 2009-03-09 2013-04-17 富士通株式会社 伝送データのエラーチェック装置および方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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