JPH0897849A - データ転送システム及びデータ転送方法 - Google Patents

データ転送システム及びデータ転送方法

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JPH0897849A
JPH0897849A JP22942094A JP22942094A JPH0897849A JP H0897849 A JPH0897849 A JP H0897849A JP 22942094 A JP22942094 A JP 22942094A JP 22942094 A JP22942094 A JP 22942094A JP H0897849 A JPH0897849 A JP H0897849A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信装置と送信装置間のデータ転送におい
て、輻輳を発生させずに、なおかつ、高効率に回線を使
用するデータ転送データ転送システム及び方法を提供す
ることを第1の目的とする。 【構成】 第1の通信装置と、この第1の通信装置に第
1の回線を介して接続された第2の通信装置と、この第
2の通信装置に第2の回線を介して接続された第3の通
信装置と、この第3の通信装置に第3の回線を介して接
続された第4の通信装置とを備え、第1の通信装置は、
第2の通信装置から送信された第1の回線の上りチャネ
ルに対するデータ送信条件値を受信するデータ送信条件
受信部と、このデータ送信条件受信部が受信したデータ
送信条件に従ってデータ送信を可能とするデータ送信部
とを有するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ転送システム及
びデータ転送方法に関し、特に、ATM網、フレームリ
レー網、回線交換網、専用線網等のディジタルネットワ
ークにおいて、回線に輻輳を発生させずに、なおかつ高
効率にデータ転送可能なデータ転送システム及びデータ
転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信情報発生源である端末は、デ
ータ、画像、音声の通信を集中させたり、離散させたり
等、多様に扱える能力を持ちつつある。即ち、ディジタ
ルネットワークにおけるマルチメディアの通信トラフィ
ックは、連続データ、高密度のバーストデータ、低密度
のバーストデータなど、様々なデータ送信形態が混在し
たものとなる。
【0003】このような送信形態に対応する為、ディジ
タルネットワークにおける通信方法として、例えば、下
記の(イ)〜(ホ)に示すようないくつものデータ転送
方式が提供されつつある(図38参照)。 (イ)専用線網におけるビット列転送。 (ロ)回線交換網(ISDNを含む)におけるビット列
転送 (ハ)パケット交換網におけるパケット多重転送(蓄積
交換) (ニ)フレームリレー網におけるフレーム多重転送 (ホ)ATM網におけるセル多重転送 なお、以下の説明及び図21以降において端末装置と書
かれているのは、ホストコンピュータ、ワークステーシ
ョン、パーソナルコンピュータ、CSMA/CD方式の
ローカルエリアネットワーク(LAN)、トークンリン
グ方式のLAN等を意味する。
【0004】前記(イ)〜(ホ)のいずれのデータ転送
方式でも、平常状態は当然のこと、異常トラフィック状
態においても、その通信情報を高効率に、経済的に転送
することが強く要求されている。
【0005】ところで、異常トラフィックによる輻輳発
生を回避したり、輻輳発生後に輻輳を速やかに解除する
ため、通信装置や端末装置は、下記の(1)や(2)の
処理を行っている。 (1)輻輳発生の回避処理 (a) データを受信する端末装置や通信装置(以下、
受信装置という)は、輻輳回避のため、統計的なピーク
又は平均のトラフィック値を使用条件規格として利用者
側に提示する。
【0006】データを送信する端末装置や通信装置(以
下、送信装置という)は、利用者によって、使用条件規
格の範囲内で稼働するよう設定される。通常、このよう
な使用条件を互いに守ることにより、輻輳発生が回避さ
れる。
【0007】(b) 受信装置は、データ受信メモリ量
に余裕を持たせることにより、瞬間的に使用条件を越え
るトラフィックが入力した場合でも、輻輳が発生しない
ようにする。なお、受信装置は、瞬間的なトラヒック増
を許容するため、このような性能を持っているのが通常
である。 (2)輻輳発生後の輻輳解除処理 (a) 輻輳発生を自己装置内で検出した受信装置は、
送信装置に対して、「輻輳が発生していることを単に認
識させる情報(以下「輻輳通知」という)を送信する。
【0008】この従来方法は、輻輳通知で輻輳が発生し
たことを送信側に伝えるが、輻輳状態の解除のために、
送信データ量をどのように減らせとの具体的条件は無
い。減らし方は、送信側に一任されている。
【0009】(b) 輻輳通知を受信した送信装置は、
下記の1)〜3)の処理を行う。 1)データの送信を止める。 2)送信データ量を独自の判断で減らす。
【0010】3)データ送信量は抑制せず、受信装置で
のデータ廃棄に対しては、データを再送する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
においては、輻輳を解除するための具体的条件(例え
ば、送信データを段階的に減らす等)が受信装置から送
信装置に渡されないため、下記に示す第1及び第2の問
題が生じる恐れがある。
【0012】第1の問題は、送信装置は、データ送信を
止めたり、送信データを段階的に減らす等の処理を輻輳
解除が通知されるまで繰り返すことがあるという問題で
ある。即ち、データ転送にとっては輻輳状態が継続し、
送信装置にとっては処理上の無駄が発生するという問題
である。
【0013】第2の問題は、複数の送信装置が送信デー
タを一斉に止めれば輻輳は解除されるが、受信装置が輻
輳解除を通知し、送信装置が一斉にデータ送信を開始す
ると再度輻輳が発生するという問題である。
【0014】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、受信装置と送信装置間のデータ転送におい
て、輻輳を発生させずに、なおかつ、高効率に回線を使
用することができるデータ転送方法及びデータ転送シス
テムを提供することを第1の課題とする。
【0015】更に、本発明は、受信装置と送信装置間の
データ転送において、輻輳が発生しても、かかる輻輳を
論理的に解除することができるデータ転送方法及びデー
タ転送システムを提供することを第2の課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
<本発明の第1のデータ転送システム>本発明の第1の
データ転送システムは、前述した第1及び第2の課題を
解決するため、下記の如く構成されている。図1は、本
発明の原理説明図である。
【0017】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備えたデータ転送システムにおいて、前記第1
の通信装置(10)から前記第4の通信装置(40)へ
のデータ転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置
(40)から前記第1の通信装置(10)へのデータ転
送方向を下り方向とした場合に、前記第1の通信装置
(10)は、前記第2の通信装置(20)から送信され
た前記第1の回線(A)の上りチャネルに対するデータ
送信条件(uAuA)値を受信するデータ送信条件受
信部(11)と、このデータ送信条件受信部(11)が
受信したデータ送信条件(uAuA)に従ってデータ
送信を可能とするデータ送信部(12)とを有すること
を特徴とする(請求項1に対応)。
【0018】なお、本発明における通信装置とは、デー
タ端末装置(DTE;Data Terminal Equipment)や通
信制御装置(Communication Contol Unit)等を意味
し、以下に述べる第2から第38のデータ転送システ
ム、及び第1から第16のデータ転送方法においても同
様とする。また、本発明、以下に述べる第2から第38
のデータ転送システム、及び第1から第16のデータ転
送方法において、データ送信条件(d、t)には、必要
に応じ下記の1)から9)の以下の添字を付けて表記す
る。
【0019】1)上限(max) を意味するとき(d、
t)→(dm、tm) 2)上り(up)チャネルを意味するとき(d、t)→(
ud、ut) 3)下り(down)チャネルを意味するとき(d、t)→
dd、dt) 4)実際の場合を意味するとき(d、t)→(dr
r) 5)上限の送信データより小さい送信データの場合を意
味するとき(d、t)→(dS、tS) 6)回線Aに対する場合を意味するとき(d、t)→
(dA、tA) 7)回線Bに対する場合を意味するとき(d、t)→
(dB、tB) 8)回線Cに対する場合を意味するとき(d、t)→
(dC、tC) 9)例えば、任意の回線Aに対する場合を意味するとき
(d、t)→(dAi、tAi) なお、1)〜9)の添字は、必要に応じ複数個付けるこ
とができる。例えば、回線Aの上りチャネルに対する上
限のデータ送信条件の表記は、(uAmuAm)とな
る。
【0020】<本発明の第2のデータ転送システム>本
発明の第2のデータ転送システムは、前述した第1及び
第2の課題を解決するため、下記の如く構成されてい
る。図2は、本発明の原理説明図である。
【0021】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備えたデータ転送システムにおいて、前記第1
の通信装置(10)から前記第4の通信装置(40)へ
のデータ転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置
(40)から前記第1の通信装置(10)へのデータ転
送方向を下り方向とした場合に、前記第2の通信装置
(20)は、前記第1の通信装置(10)に対して、第
1の回線(A)の上りチャネルに対するデータ送信条件
uAuA)値を送信するデータ送信条件送信部
(1)を有することを特徴とする(請求項2に対応)。
【0022】<本発明の第3のデータ転送システム>本
発明の第3のデータ転送システムは、前述した第1及び
第2の課題を解決するため、下記の如く構成されてい
る。
【0023】即ち、第2のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)のデータ送信条件送信
部(1)が、データ送信条件(uAuA)値を保存す
るデータ送信条件管理表を有することを特徴とする(請
求項3に対応)。
【0024】<本発明の第4のデータ転送システム>本
発明の第4のデータ転送システムは、前述した第1及び
第2の課題を解決するため、下記の如く構成されてい
る。図3は、本発明の原理説明図である。
【0025】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備えたデータ転送システムにおいて、前記第1
の通信装置(10)から前記第4の通信装置(40)へ
のデータ転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置
(40)から前記第1の通信装置(10)へのデータ転
送方向を下り方向とした場合に、前記第2の通信装置
(20)は、前記第2の回線(B)の上りチャネルの送
信データを監視レベルを用いて監視し、実際のデータ送
信状態(uBruBr)値を獲得し、また、通信装置の
第2の回線(B)の上りチャネルの回路がデジタル信号
列、フレーム列、セル列を認識し、実際のデータ送信状
態(uBruBr)値を獲得し、該上りチャネル回路か
ら該値を獲得する実データ送信状態獲得部(2)を有す
ることを特徴とする(請求項4に対応)。
【0026】<本発明の第5のデータ転送システム>本
発明の第5のデータ転送システムは、前述した第1及び
第2の課題を解決するため、下記の如く構成されてい
る。
【0027】即ち、第4のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)の実データ送信状態獲
得部(2)が、レイヤ1において電気的同期をとり、デ
ィジタル信号列を検出し、ディジタル信号列を識別する
ことを特徴とする(請求項5に対応)。
【0028】<本発明の第6のデータ転送システム>本
発明の第6のデータ転送システムは、前述した第1及び
第2の課題を解決するため、下記の如く構成されてい
る。
【0029】即ち、第4のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)の実データ送信状態獲
得部(2)が、フレーム単位のフラグを検出することで
フレーム列を検出し、フレーム列を識別することを特徴
とする(請求項6に対応)。
【0030】<本発明の第7のデータ転送システム>本
発明の第7のデータ転送システムは、前述した第1及び
第2の課題を解決するため、下記の如く構成されてい
る。
【0031】即ち、第4のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)の実データ送信状態獲
得部(2)が、セル単位のヘッダを検出することでセル
列を検出し、セル列を識別することを特徴とする(請求
項7に対応)。
【0032】<本発明の第8のデータ転送システム>本
発明の第8のデータ転送システムは、前述した第1及び
第2の課題を解決するため、下記の如く構成されてい
る。図4は、本発明の原理説明図である。
【0033】即ち、第4のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)は、通信装置又は輻輳
発生判断部(3)に予め内蔵している前記第2の回線
(B)の上りチャネルに対する上限のデータ送信条件(
uBmuBm)値と、前記実データ送信状態獲得部
(2)により獲得された前記第2の回線(B)の上りチ
ャネルにおける実際の送信条件(uBruBr)値を比
較し、前記第2の回線(B)の上りチャネルにおいて輻
輳が発生しているか否かを判断し、前記上限のデータ送
信条件(uBmuBm)値と前記実際の送信条件(u
BruBr)値との比較による差分値を求める輻輳発生
判断部(3)を有することを特徴とする(請求項8に対
応)。
【0034】<本発明の第9のデータ転送システム>本
発明の第9のデータ転送システムは、前述した第1及び
第2の課題を解決するため、下記の如く構成されてい
る。
【0035】即ち、第8のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)の前記輻輳発生判断部
(3)は、式(1)を計算し、 uBmuBr=X (1) 式(1)で、Xが0または輻輳発生直前までの余裕値で
ある+jの場合には、式(2)を計算し、 (uBmuBm)−(uBruBr)=Z (2) 式(2)で、Zが0または輻輳発生直前までの余裕値で
ある+pの場合には輻輳に移行せず、式(1)で、Xが
−kの場合には、式(3)を計算し、 (uBmuBm)−(uBruBr)=Y (3) 式(3)で、Yが0または輻輳発生直前までの余裕値で
ある+mの場合には輻輳に移行せず、式(3)でYが−
nの場合、又は式(2)でZが−qの場合には、輻輳に
移行することを特徴とする(請求項9に対応)。
【0036】<本発明の第10のデータ転送システム>
本発明の第10のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。図5は、本発明の原理説明図である。
【0037】即ち、第8のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)は、前記輻輳発生判断
部(3)の出力結果を基に、所定の割付基準を用いて、
前記第2の回線(B)上りチャネルのデータ転送におい
て輻輳を発生させず、高効率にデータを転送できる個々
の第1の回線(A)の上りチャネルに対するデータ送信
条件(dA、tA)を割り出し、かつ、その値を前記デー
タ送信条件送信部(1)に送信するデータ送信条件割出
部(4)を有することを特徴とする(請求項10に対
応)。
【0038】<本発明の第11のデータ転送システム>
本発明の第11のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0039】即ち、第10のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)のデータ送信条件割出
部(4)が、前記上限のデータ送信条件(uAm
uAm)に比べて安全側に余裕を持たせた安全データ送
信条件(uBsuBs)を、前記上限のデータ送信条件
uAmuAm)の代わりに用いることを特徴とする
(請求項11に対応)。
【0040】<本発明の第12のデータ転送システム>
本発明の第12のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0041】即ち、第10のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)の前記データ送信条件
割出部(4)が、前記第1の回線(A)の上りチャネル
の送信データが、前記第2の回線(B)の上りチャネル
を占有できる場合、前記所定割付基準として、uAiuAiuBsuBs ただし、uAi :前記第1の回線(A)の上りチャネル
に対するデータ送信条件のデータ長時間、uAi :前記第1の回線(A)の上りチャネルに対する
データ送信条件のデータ送信時間間隔、uBs :前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する
データ送信条件のデータ長時間、uBs :前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する
データ送信条件のデータ送信時間間隔、 の関係を採用することを特徴とする(請求項12に対
応)。
【0042】<本発明の第13のデータ転送システム>
本発明の第13のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0043】即ち、第10のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)の前記データ送信条件
割出部(4)は、n個の前記第1の回線(A)上りチャ
ネルの送信データが、前記第2の回線(B)の上りチャ
ネルを占有できる場合、前記所定割付基準として、 Σ(uAiuAi)=uBsuBs ただし、uAi :第i番目の前記第1の回線(A)の上
りチャネルに対するデータ送信条件のデータ長時間、uAi :第i番目の前記第1の回線(A)の上りチャネ
ルに対するデータ送信条件のデータ送信時間間隔、uBs :前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する
データ送信条件のデータ長時間、uBs :前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する
データ送信条件のデータ時間間隔 の関係を採用することを特徴とする(請求項13に対
応)。
【0044】<本発明の第14のデータ転送システム>
本発明の第14のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0045】即ち、第13のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値は、 (uA1uA1)=(uA2uA2)=・・・=(u
AiuAi)=(uAnuAn) の均等の関係から割り出されていることを特徴とする
(請求項14に対応)。
【0046】<本発明の第15のデータ転送システム>
本発明の第15のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0047】即ち、第13のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、単位時間に送信す
るデータビット量の合計値であるΣdAiに順位関係が現
れるように付与することを特徴とする(請求項15に対
応)。
【0048】<本発明の第16のデータ転送システム>
本発明の第16のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0049】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第1の
通信装置(10)の性能に基づいて、順位関係を設ける
ことを特徴とする(請求項16に対応)。
【0050】ここで、「性能に基づいて」とは、1)通
信装置の送受信に係わるデータバッファ量の大小や、
2)データの送信・受信能力の大小(早くバッファを空
にできるかということ)を意味する。
【0051】<本発明の第17のデータ転送システム>
本発明の第17のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0052】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第1の
通信装置(10)の運用に基づいて、順位関係を設ける
ことを特徴とする(請求項17に対応)。
【0053】ここで、「運用に基づいて」とは、通信装
置間に設けられたプライオリティの高さを意味し、プラ
イオリティの高い通信装置ほど、迅速に情報転送を完了
させたい情報を扱う。
【0054】<本発明の第18のデータ転送システム>
本発明の第18のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0055】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第4の
通信装置(40)の性能に基づいて、順位関係を設ける
ことを特徴とする(請求項18に対応)。
【0056】ここで、「性能に基づいて」とは、1)通
信装置の送受信に係わるデータバッファ量の大小や、
2)データの送信・受信能力の大小(早くバッファを空
にできるかということ)を意味する。
【0057】<本発明の第19のデータ転送システム>
本発明の第19のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0058】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第4の
通信装置(40)の運用に基づいて、順位関係を設ける
ことを特徴とする(請求項19に対応)。
【0059】ここで、「運用に基づいて」とは、通信装
置間に設けられたプライオリティの高さを意味し、プラ
イオリティの高い通信装置ほど、迅速に情報転送を完了
させたい情報を扱う。
【0060】<本発明の第20のデータ転送システム>
本発明の第20のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0061】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第1の
回線(A)の性能に基づいて、順位関係を設けることを
特徴とする(請求項20に対応)。
【0062】ここで、「性能に基づいて」とは、1)回
線速度の大小、2)回線伝搬遅延時間の大小、3)回線
ビットエラーの大小等を意味する。 <本発明の第21のデータ転送システム>本発明の第2
1のデータ転送システムは、前述した第1及び第2の課
題を解決するため、下記の如く構成されている。
【0063】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第1の
回線(A)の運用に基づいて、順位関係を設けることを
特徴とする(請求項21に対応)。
【0064】ここで、「運用に基づいて」とは、回線間
に設けられたプライオリティの高さを意味し、プライオ
リティの高い回線ほど、迅速に情報転送を完了させたい
情報を扱う。
【0065】<本発明の第22のデータ転送システム>
本発明の第22のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0066】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第3の
回線(C)の性能に基づいて、順位関係を設けることを
特徴とする(請求項22に対応)。
【0067】ここで、「性能に基づいて」とは、1)回
線速度の大小、2)回線伝搬遅延時間の大小、3)回線
ビットエラーの大小等を意味する。 <本発明の第23のデータ転送システム>本発明の第2
3のデータ転送システムは、前述した第1及び第2の課
題を解決するため、下記の如く構成されている。
【0068】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第3の
回線(C)の運用に基づいて、順位関係を設けることを
特徴とする(請求項23に対応)。
【0069】ここで、「運用に基づいて」とは、回線間
に設けられたプライオリティの高さを意味し、プライオ
リティの高い回線ほど、迅速に情報転送を完了させたい
情報を扱う。
【0070】<本発明の第24のデータ転送システム>
本発明の第24のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0071】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第2の
回線(B)の性能に基づいて、順位関係を付与すること
を特徴とする(請求項24に対応)。
【0072】ここで、「性能に基づいて」とは、1)回
線速度の大小、2)回線伝搬遅延時間の大小、3)回線
ビットエラーの大小等を意味する。 <本発明の第25のデータ転送システム>本発明の第2
5のデータ転送システムは、前述した第1及び第2の課
題を解決するため、下記の如く構成されている。
【0073】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第2の
回線(B)の運用に基づいて、順位関係を付与すること
を特徴とする(請求項25に対応)。
【0074】ここで、「運用に基づいて」とは、回線間
に設けられたプライオリティの高さを意味し、プライオ
リティの高い回線ほど、迅速に情報転送を完了させたい
情報を扱う。
【0075】<本発明の第26のデータ転送システム>
本発明の第26のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0076】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第1の
通信装置(10)のデータ送信時刻に基づいて、順位関
係を付与することを特徴とする(請求項26に対応)。
【0077】<本発明の第27のデータ転送システム>
本発明の第27のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0078】即ち、第15のデータ転送システムにおい
て、前記uAiuAiとの合計値が、個々の前記第4の
通信装置(40)のデータ受信時刻に基づいて、順位関
係を付与することを特徴とする(請求項27に対応)。
【0079】<本発明の第28のデータ転送システム>
本発明の第28のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。図6は、本発明の原理説明図である。
【0080】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備えたデータ転送システムにおいて、前記第1
の通信装置(10)から前記第4の通信装置(40)へ
のデータ転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置
(40)から前記第1の通信装置(10)へのデータ転
送方向を下り方向とした場合に、前記第3の通信装置
(30)は、第2の回線(B)の上りチャネル回路が受
信データを監視し、実際のデータ送信状態(uBru
Br)値を検出し、該回路から該値を獲得する実データ送
信状態獲得部(21)を有することを特徴とする(請求
項28に対応)。
【0081】<本発明の第29のデータ転送システム>
本発明の第29のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0082】即ち、第28のデータ転送システムにおい
て、前記第3の通信装置(30)が、実データ送信状態
獲得部(21)が獲得した実際のデータ送信状態(u
BruBr)を、前記第2の通信装置(20)に送信す
る実データ送信状態送信部(22)を有することを特徴
とする(請求項29に対応)。
【0083】<本発明の第30のデータ転送システム>
本発明の第30のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0084】即ち、第8のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)が、前記実データ送信
状態獲得部(2)に代えて、前記第3の通信装置(3
0)の前記実データ送信状態送信部(22)から送信さ
れた実データ送信状態(uBruBr)を受信して、前
記輻輳発生判断部(3)に出力する実データ送信状態出
力部(5)を有することを特徴とする(請求項30に対
応)。
【0085】<本発明の第31のデータ転送システム>
本発明の第31のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。図6は、本発明の原理説明図である。
【0086】即ち、第8のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)が、前記実データ送信
状態獲得部(2)に代えて、外部に設けられた管理シス
テムが監視測定した前記第2の回線(B)の上りチャネ
ルにおける実際の受信状態(uBruBr)を入力し
て、前記輻輳発生判断部(3)に出力する実データ受信
状態出力部(5a)を有することを特徴とする(請求項
31に対応)。
【0087】<本発明の第32のデータ転送システム>
本発明の第32のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。図7は、本発明の原理説明図である。
【0088】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備えたデータ転送システムにおいて、前記第1
の通信装置(10)から前記第4の通信装置(40)へ
のデータ転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置
(40)から前記第1の通信装置(10)へのデータ転
送方向を下り方向とした場合に、前記第2の通信装置
(20)が、「外部に設けられた管理システムが一義的
に決定した、前記輻輳発生判断部(3)が出力する情報
と同じ情報」を外部の管理システムから受信して、前記
データ送信条件割出部(4)に出力する一義決定情報出
力部(6)を有することを特徴とする(請求項32に対
応)。
【0089】<本発明の第33のデータ転送システム>
本発明の第33のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。図8は、本発明の原理説明図である。
【0090】即ち、第8のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)が、通信装置又は輻輳
発生判断部(3)に予め内蔵している上限のデータ送信
条件に代えて、「外部に設けられた管理システムより、
前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する上限のデ
ータ送信条件(uBmuBm)を入力して、前記輻輳発
生判断部(3)に出力する」上限データ送信条件出力部
(7)を有することを特徴とする(請求項33に対
応)。
【0091】<本発明の第34のデータ転送システム>
本発明の第34のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。図9は、本発明の原理説明図である。
【0092】即ち、第10のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)は、前記データ送信条
件割出部(4)に代えて、「第12から第27のデータ
転送システムにおける所定割付基準に基づいて、任意の
前記第1の回線(A)の上りチャネルに対するデータ送
信条件(uAuA)値」を外部に設けられた管理シス
テムから受信して、前記データ送信条件送信部(1)に
送信する第1回線データ送信条件割出部(8)を有する
ことを特徴とする(請求項34に対応)。
【0093】<本発明の第35のデータ転送システム>
本発明の第35のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。図10は、本発明の原理説明図である。
【0094】即ち、第1から第34のデータ転送システ
ムにおいて示した前記データ送信条件送信部(1)、前
記実データ送信状態獲得部(2)、前記輻輳発生判断部
(3)、前記データ送信条件割出部(4)、前記実デー
タ送信状態出力部(5)、前記実データ受信状態出力部
(5a)、前記一義決定情報出力部(6)、前記上限デ
ータ送信条件出力部(7)、前記第1回線データ送信条
件割出部(8)の機能が、第1の回線(A)下りチャネ
ル並びに第2の回線(B)上り・下りチャネル及び前記
第3の回線(C)の上り・下りチャネルへも適用される
ことを特徴とする(請求項35に対応)。
【0095】<本発明の第36のデータ転送システム>
本発明の第36のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0096】即ち、第35のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)が、通信上、前記第1
の通信装置(10)と同様の役割を果たす通信装置(1
1)を複数接続し、前記第3の通信装置(30)が、通
信上、前記第4の通信装置(40)と同様の機能を果た
す通信装置(41)を複数接続し、各々の回線上り・下
りチャネルにも適用されることを特徴とする(請求項3
6に対応)。
【0097】<本発明の第37のデータ転送システム>
本発明の第37のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0098】即ち、第35のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)と前記第3の通信装置
(30)が呼接続処理を使わず、固定的仮想論理パスに
よって、前記第1の通信装置(10)と前記第4の通信
装置(40)間の上りチャネル及び下りチャネルを予め
設定する場合に、前記データ送信条件送信部(1)、前
記実データ送信状態獲得部(2)、前記輻輳発生判断部
(3)、前記データ送信条件割出部(4)、前記実デー
タ送信状態出力部(5)、前記実データ受信状態出力部
(5a)、前記一義決定情報出力部(6)、前記上限デ
ータ送信条件出力部(7)、前記第1回線データ送信条
件割出部(8)の機能が、前記第1の回線(A)の上り
・下りチャネル、前記第2の回線(B)の上り・下りの
チャネル及び前記第3の回線(C)の上り・下りチャネ
ルに適用されることを特徴とする(請求項37に対
応)。
【0099】<本発明の第38のデータ転送システム>
本発明の第38のデータ転送システムは、前述した第1
及び第2の課題を解決するため、下記の如く構成されて
いる。
【0100】即ち、第1から第37のデータ転送システ
ムにおいて、前記第1の回線(A)の上り・下りチャネ
ル、前記第3の回線(C)の上り・下りチャネルあるい
は前記第2の回線(B)の上り・下りチャネルの利用を
有償とする場合、データ送信条件(d、t)の値に基づ
いて、利用金額を付与することを特徴とする(請求項3
8に対応)。
【0101】<本発明の第1のデータ転送方法>本発明
の第1のデータ転送方法は、前述した第1及び第2の課
題を解決するため、下記の如く構成されている。図12
は、本発明の原理説明図である。
【0102】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)とを備えたデータ転送システムのデー
タ転送方法において、前記第1の通信装置(10)から
前記第2の通信装置(20)に前記第1の回線(A)を
介して連続データが送信されるときに、連続データの先
頭ビットから末尾ビット(以下、連続データという)ま
での送信時間をデータ長時間dA とするとともに、連続
データの発生時間間隔をtA とし、前記第2の通信装置
(20)から前記第3の通信装置(30)に前記第2の
回線(B)を介して連続データが送信されるときに、連
続データの先頭ビットから末尾ビットまでの送信時間を
データ長時間dB とするとともに、連続データの発生時
間間隔をtB とした場合に、前記第1の回線(A)のデ
ータ送信条件(uAuA)を、前記第2の回線(B)
に対する上限のデータ送信条件(uBmu Bm)に設定
することを特徴とする(請求項39に対応)。
【0103】<本発明の第2のデータ転送方法>本発明
の第2のデータ転送方法は、前述した第1及び第2の課
題を解決するため、下記の如く構成されている。図13
は、本発明の原理説明図である。
【0104】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に通信チャネルを介して接続され
た第2の通信装置(20)とを備えたデータ転送システ
ムのデータ転送方法において、前記第2の通信装置(2
0)は、前記第1の通信装置(10)にデータ送信条件
(d、t)を送信し、前記第1の通信装置(10)は、
前記データ送信条件(d、t)に基づいて、データを送
信する動作を含むことを特徴とする(請求項40に対
応)。
【0105】<本発明の第3のデータ転送方法>本発明
の第3のデータ転送方法は、前述した第1及び第2の課
題を解決するため、下記の如く構成されている。
【0106】即ち、第2のデータ転送方法におけるデー
タ転送方法は、必要に応じ使用されることを特徴とする
(請求項41に対応)。 <本発明の第4のデータ転送方法>本発明の第4のデー
タ転送方法は、前述した第2の課題を解決するため、下
記の如く構成されている。図14は、本発明の原理説明
図である。
【0107】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備え、前記第1の通信装置(10)から前記第
2の通信装置(20)及び前記第3の通信装置(30)
を介して前記第4の通信装置(40)にデータ転送する
データ転送システムのデータ転送方法において、前記第
1の通信装置(10)と前記第4の通信装置(40)間
が通信中に、前記第2の通信装置(20)においてデー
タ転送に輻輳が発生する場合に、前記第2の通信装置
(20)は、前記第1の通信装置(10)に、第1から
第34のデータ転送システムのいずれかにて設定された
前記第1の回線(A)に対するデータ送信条件(dA
A)を送信し、前記第1の通信装置(10)は、前記
データ送信条件(dA、tA)に基づいて、データを送信
する動作を含むことを特徴とする(請求項42に対
応)。
【0108】<本発明の第5のデータ転送方法>本発明
の第5のデータ転送方法は、前述した第2の課題を解決
するため、下記の如く構成されている。図15は、本発
明の原理説明図である。
【0109】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備え、前記第1の通信装置(10)から前記第
2の通信装置(20)及び前記第3の通信装置(30)
を介して前記第4の通信装置(40)にデータ転送する
データ転送システムのデータ転送方法において、前記第
1の通信装置(10)と前記第4の通信装置(40)間
が通信中に、前記第3の通信装置(30)においてデー
タ転送に輻輳が発生する場合に、前記第3の通信装置
(30)は、前記第1の通信装置(10)に、第1から
第34のデータ転送システムのいずれかにて設定された
前記第1の回線(A)に対するデータ送信条件(dA
A)を送信し、前記第1の通信装置(10)は、前記
データ送信条件(dA、tA)に基づいて、データを送信
する動作を含むことを特徴とする(請求項43に対
応)。
【0110】<本発明の第6のデータ転送方法>本発明
の第6のデータ転送方法は、前述した第2の課題を解決
するため、下記の如く構成されている。図16は、本発
明の原理説明図である。
【0111】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備え、前記第4の通信装置(40)から前記第
3の通信装置(30)及び前記第2の通信装置(20)
を介して前記第1の通信装置(10)にデータ転送する
データ転送システムのデータ転送方法において、前記第
1の通信装置(10)と前記第4の通信装置(40)間
が通信中に、前記第3の通信装置(30)においてデー
タ転送に輻輳が発生する場合に、前記第3の通信装置
(30)は、前記第4の通信装置(40)に、前記第3
の回線(C)に対するデータ送信条件(dC、tC)を送
信し、前記第4の通信装置(40)は、第1から第34
のデータ転送システムのいずれかにて設定された前記デ
ータ送信条件(dC、tC)に基づいて、データを送信す
る動作を含むことを特徴とする(請求項44に対応)。
【0112】<本発明の第7のデータ転送方法>本発明
の第7のデータ転送方法は、前述した第2の課題を解決
するため、下記の如く構成されている。図17は、本発
明の原理説明図である。
【0113】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第2の回線(B)を介して接続された第3の
通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に第
3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置(4
0)とを備え、前記第4の通信装置(40)から前記第
3の通信装置(30)及び前記第2の通信装置(20)
を介して前記第1の通信装置(10)にデータ転送する
データ転送システムのデータ転送方法において、前記第
1の通信装置(10)と前記第4の通信装置(40)間
が通信中に、前記第2の通信装置(20)においてデー
タ転送に輻輳が発生する場合に、前記第2の通信装置
(20)は、前記第4の通信装置(40)に、第1から
第34のデータ転送システムのいずれかにて設定された
前記第3の回線(C)に対するデータ送信条件(dC
C)を送信し、前記第4の通信装置(40)は、前記
データ送信条件(dC、tC)に基づいて、データを送信
する動作を含むことを特徴とする(請求項45に対
応)。
【0114】<本発明の第8のデータ転送方法>本発明
の第8のデータ転送方法は、前述した第2の課題を解決
するため、下記の如く構成されている。図18は、本発
明の原理説明図である。
【0115】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第3の回線(C)を介して接続された第4の
通信装置(40)とを備え、前記第1の通信装置(1
0)から前記第2の通信装置(20)を介して前記第4
の通信装置(40)にデータ転送されるデータ転送シス
テムのデータ転送方法において、前記第1の通信装置
(10)と前記第4の通信装置(40)間が通信中に、
前記第2の通信装置(20)においてデータ転送に輻輳
が発生する場合に、前記第2の通信装置(20)は、前
記第1の通信装置(10)に、第1から第34のデータ
転送方法のいずれかにて設定された前記第1の回線
(A)に対するデータ送信条件(dA、tA)を送信し、
前記第1の通信装置(10)は、前記データ送信条件
(dA、tA)に基づいて、データを送信する動作を含む
ことを特徴とする(請求項46に対応)。
【0116】<本発明の第9のデータ転送方法>本発明
の第9のデータ転送方法は、前述した第2の課題を解決
するため、下記の如く構成されている。図19は、本発
明の原理説明図である。
【0117】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第3の回線(C)を介して接続された第4の
通信装置(40)とを備え、前記第4の通信装置(4
0)から前記第2の通信装置(20)を介して前記第1
の通信装置(10)にデータ転送されるデータ転送シス
テムのデータ転送方法において、前記第1の通信装置
(10)と前記第4の通信装置(40)間が通信中に、
前記第2の通信装置(20)においてデータ転送に輻輳
が発生する場合に、前記第2の通信装置(20)は、前
記第4の通信装置(40)に、第1から第34のデータ
転送システムのいずれかにて設定された前記第3の回線
(C)に対するデータ送信条件(dC、tC)を送信し、
前記第4の通信装置(40)は、前記データ送信条件
(dC、tC)に基づいて、データを送信する動作を含む
ことを特徴とする(請求項47に対応)。
【0118】<本発明の第10のデータ転送方法>本発
明の第10のデータ転送方法は、前述した第1の課題を
解決するため、下記の如く構成されている。
【0119】即ち、第4のデータ転送方法において、前
記第2の通信装置(20)は、前記第2の通信装置(2
0)においてデータ転送に輻輳が発生していない場合で
も、前記第1の通信装置(10)に、第1から第34の
データ転送システムのいずれかにて設定された前記デー
タ送信条件(dA、tA)を送信することを特徴とする
(請求項48に対応)。
【0120】<本発明の第11のデータ転送方法>本発
明の第11のデータ転送方法は、前述した第1の課題を
解決するため、下記の如く構成されている。
【0121】即ち、第5のデータ転送システムにおい
て、前記第3の通信装置(30)は、前記第3の通信装
置(30)においてデータ転送に輻輳が発生していない
場合でも、前記第1の通信装置(10)に、第1から第
34のデータ転送システムのいずれかにて設定された前
記データ送信条件(dA、tA)を送信することを特徴と
する(請求項49に対応)。
【0122】<本発明の第12のデータ転送方法>本発
明の第12のデータ転送方法は、前述した第1の課題を
解決するため、下記の如く構成されている。
【0123】即ち、第6のデータ転送システムにおい
て、前記第3の通信装置(30)は、前記第3の通信装
置(30)においてデータ転送に輻輳が発生していない
場合でも、前記第4の通信装置(40)に、第1から第
34のデータ転送システムのいずれかにて設定された前
記データ送信条件(dC、tC)を送信することを特徴と
する(請求項50に対応)。
【0124】<本発明の第13のデータ転送方法>本発
明の第13のデータ転送方法は、前述した第1の課題を
解決するため、下記の如く構成されている。
【0125】即ち、第7のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)は、前記第2の通信装
置(20)においてデータ転送に輻輳が発生していない
場合でも、前記第4の通信装置(40)に、第1から第
34のデータ転送システムのいずれかにて設定された前
記データ送信条件(dC、tC)を送信することを特徴と
する(請求項51に対応)。
【0126】<本発明の第14のデータ転送方法>本発
明の第14のデータ転送方法は、前述した第1の課題を
解決するため、下記の如く構成されている。
【0127】即ち、第8のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)は、前記第2の通信装
置(20)においてデータ転送に輻輳が発生していない
場合でも、前記第1の通信装置(10)に、第1から第
34のデータ転送システムのいずれかにて設定された前
記データ送信条件(dA、tA)を送信することを特徴と
する(請求項52に対応)。
【0128】<本発明の第15のデータ転送方法>本発
明の第15のデータ転送方法は、前述した第1の課題を
解決するため、下記の如く構成されている。
【0129】即ち、第9のデータ転送システムにおい
て、前記第2の通信装置(20)は、前記第2の通信装
置(20)においてデータ転送に輻輳が発生していない
場合でも、前記第4の通信装置(40)に、第1から第
34のデータ転送システムのいずれかにて設定された前
記データ送信条件(dC、tC)を送信することを特徴と
する(請求項53に対応)。
【0130】<本発明の第16のデータ転送方法>本発
明の第16のデータ転送方法は、前述した第1及び第2
の課題を解決するため、下記の如く構成されている。
【0131】即ち、第1の通信装置(10)と、この第
1の通信装置(10)に第1の回線(A)を介して接続
された第2の通信装置(20)と、この第2の通信装置
(20)に第1の中継回線(B1) を介して接続された
第5の通信装置(50)と、この第5の通信装置(5
0)に第2の中継回線(B2) を介して接続された第3
の通信装置(30)と、この第3の通信装置(30)に
第3の回線(C)を介して接続された第4の通信装置
(40)とを備え、前記第1の通信装置(10)と前記
第2の通信装置(20)間、前記第2の通信装置(2
0)と前記第5の通信装置(50)間、前記第5の通信
装置(50)と前記第3の通信装置(30)間及び前記
第3の通信装置(30)と前記第4の通信装置(40)
間で双方向にデータ転送するデータ転送システムのデー
タ転送方法において、前記第1の通信装置(10)から
前記第4の通信装置(40)へのデータ転送方向を上り
方向とし、前記第4の通信装置(40)から前記第1の
通信装置(10)へのデータ転送方向を下り方向とした
場合に、前記第5の通信装置(50)は、前記第2の通
信装置(20)に、第1から第34のデータ転送システ
ムのいずれかにて設定された前記第2の中継回線
(B2) 上りチャネルに対するデータ送信条件
uB2uB2)を送信し、前記第1の通信装置(1
0)に、第1から第34のデータ転送システムのいずれ
かにて設定された前記第1の中継回線(B1) 上りチャ
ネルに対するデータ送信条件(uB1uB1)を送信
し、前記第3の通信装置(30)に、第1から第34の
データ転送システムのいずれかにて設定された前記第1
の中継回線(B1) 下りチャネルに対するデータ送信条
件(dB1dB1)を送信し、前記第4の通信装置(4
0)に、第1から第34のデータ転送システムのいずれ
かにて設定された前記第2の中継回線(B2) 下りチャ
ネルに対するデータ送信条件(dB2dB2)を送信す
る動作を含むことを特徴とする(請求項54に対応)。
【0132】
【作用】
<本発明の第1のデータ転送システムの作用>本発明の
第1のデータ転送システムによれば、データ送信条件受
信部(11)は、第2の通信装置(20)から送信され
た第1の回線(A)の上りチャネルに対するデータ送信
条件(uAuA)値を受信できる。そして、データ送
信部(12)は、データ送信条件受信部(11)が受信
したデータ送信条件(uAuA)に従ってデータ送信
できる。
【0133】<本発明の第2のデータ転送システムの作
用>本発明の第2のデータ転送システムによれば、第1
のデータ転送システムの作用に加えて、データ送信条件
送信部(1)は、第1の通信装置(10)のデータ送信
条件受信部(1)に対して、第1の回線(A)の上りチ
ャネルに対するデータ送信条件(uAuA)値を送信
できる。
【0134】<本発明の第3のデータ転送システムの作
用>本発明の第3のデータ転送システムによれば、第2
のデータ転送システムの作用に加えて、データ送信条件
送信部(1)は、送信したデータ送信条件(uA
uA)値を保存するデータ送信条件管理表を有すること
で、複数の通信装置(10)に送信したデータ送信条件
uAuA)値を管理することができる。
【0135】<本発明の第4のデータ転送システムの作
用>本発明の第4のデータ転送システムによれば、実デ
ータ送信状態獲得部(2)は、第2の回線(B)の上り
チャネルの送信データを監視レベルを用いて監視し、実
際のデータ送信状態(uBruBr)値を獲得できる。
【0136】<本発明の第5のデータ転送システムの作
用>本発明の第5のデータ転送システムによれば、第4
のデータ転送システムの実データ送信状態獲得部(2)
は、レイヤ1において電気的同期がとれ、データビット
列のディジタル信号列を検出でき、データビット列のデ
ィジタル信号列を識別できる。
【0137】<本発明の第6のデータ転送システムの作
用>本発明の第6のデータ転送システムによれば、第4
のデータ転送システムの実データ送信状態獲得部(2)
は、フレーム単位のフラグが検出できることでフレーム
列が検出でき、フレーム列を識別できる。
【0138】<本発明の第7のデータ転送システムの作
用>本発明の第7のデータ転送システムによれば、第4
のデータ転送システムの実データ送信状態獲得部(2)
は、セル単位のヘッダが検出できることでセル列を検出
でき、セル列を識別できる。
【0139】<本発明の第8のデータ転送システムの作
用>本発明の第8のデータ転送システムによれば、第1
のデータ転送システムにおいて、第2の通信装置(2
0)の輻輳発生判断部(3)は、第2の回線(B)の上
りチャネルに対する上限のデータ送信条件(uBmu
Bm)値と、実データ送信状態獲得部(2)により獲得さ
れた第2の回線(B)の上りチャネルにおける実際の送
信条件(uBruBr)値を比較でき、第2の回線
(B)の上りチャネルにおいて輻輳が発生しているか否
かを判断できるとともに、上限のデータ送信条件(u
BmuBm)値と実際の送信条件(uBruBr)値と
の比較による差分値を求めることができる。
【0140】<本発明の第9のデータ転送システムの作
用>本発明の第9のデータ転送システムによれば、第8
のデータ転送システムにおいて、輻輳発生判断部(3)
は、下記のステップ1から6により、X、Y、Zの差分
値を求めることができ、比較及び輻輳発生有無の判断が
できる。 〔ステップ1〕式(1)を計算する。
【0141】 uBmuBr=X (1) 〔ステップ2〕式(1)で、Xが0または輻輳発生直前
までの余裕値である+jの場合には、式(2)を計算す
る。
【0142】 (uBmuBm)−(uBruBr)=Z (2) 〔ステップ3〕式(2)で、Zが0または輻輳発生直前
までの余裕値である+pの場合には輻輳に移行しない。 〔ステップ4〕式(1)で、Xが−kの場合には、式
(3)を計算する。
【0143】 (uBmuBm)−(uBruBr)=Y (3) 〔ステップ5〕式(3)で、Yが0または輻輳発生直前
までの余裕値である+mの場合には輻輳に移行しない。 〔ステップ6〕式(3)でYが−nの場合、又は式
(2)でZが−qの場合には、輻輳に移行する。
【0144】<本発明の第10のデータ転送システムの
作用>本発明の第10のデータ転送システムによれば、
第2の通信装置(20)のデータ送信条件割出部(4)
は、輻輳発生判断部(3)の出力結果を基に、所定の割
付基準を用いて、第2の回線(B)上りチャネルのデー
タ転送において輻輳を発生させず、高効率にデータを転
送できる個々の第1の回線(A)の上りチャネルに対す
るデータ送信条件(dA、tA)を割り出すことができ
る。
【0145】<本発明の第11のデータ転送システムの
作用>本発明の第11のデータ転送システムによれば、
第10のデータ転送システムにおけるデータ送信条件割
出部(4)は、上限のデータ送信条件(uAmuAm
に比べて安全側に余裕を持たせた安全データ送信条件(
uBsuBs)を、上限のデータ送信条件(uAmu
Am)の代わりに用いることができる。
【0146】<本発明の第12のデータ転送システムの
作用>本発明の第12のデータ転送システムによれば、
第10のデータ転送システムのデータ送信条件割出部
(4)は、第1の回線(A)の上りチャネルの送信デー
タが、第2の回線(B)の上りチャネルを占有できる場
合、所定割付基準として、uAiuAiuBsuBs の関係を割り付けることができる。
【0147】<本発明の第13のデータ転送システムの
作用>本発明の第13のデータ転送システムによれば、
第10のデータ転送システムにおけるデータ送信条件割
出部(4)は、n個の第1の回線(A)上りチャネルの
送信データが、第2の回線(B)の上りチャネルを占有
できる場合、所定割付基準として、 Σ(uAiuAi)=uBsuBs の関係を採用できる。
【0148】<本発明の第14のデータ転送システムの
作用>本発明の第14のデータ転送システムによれば、
第13のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、 (uA1uA1)=(uA2uA2)=・・・=(u
AiuAi)=(uAnuAn) の均等の関係から割り出すことができる。
【0149】<本発明の第15のデータ転送システムの
作用>本発明の第15のデータ転送システムによれば、
第13のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、単位時間に送信するデータビット量の合計
値であるΣdAiに順位関係が現れるように付与できる。
【0150】<本発明の第16のデータ転送システムの
作用>本発明の第16のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第1の通信装置(10)の性能に基づい
て、順位関係を設けることができる。
【0151】<本発明の第17のデータ転送システムの
作用>本発明の第17のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第1の通信装置(10)の運用に基づい
て、順位関係を設けることができる。
【0152】<本発明の第18のデータ転送システムの
作用>本発明の第18のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第4の通信装置(40)の性能に基づい
て、順位関係を設けることができる。
【0153】<本発明の第19のデータ転送システムの
作用>本発明の第19のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第4の通信装置(40)の運用に基づい
て、順位関係を設けることができる。
【0154】<本発明の第20のデータ転送システムの
作用>本発明の第20のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第1の回線(A)の性能に基づいて、順位
関係を設けることができる。
【0155】<本発明の第21のデータ転送システムの
作用>本発明の第21のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第1の回線(A)の運用に基づいて、順位
関係を設けることができる。
【0156】<本発明の第22のデータ転送システムの
作用>本発明の第22のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第3の回線(C)の性能に基づいて、順位
関係を設けることができる。
【0157】<本発明の第23のデータ転送システムの
作用>本発明の第22のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第3の回線(C)の運用に基づいて、順位
関係を設けることができる。
【0158】<本発明の第24のデータ転送システムの
作用>本発明の第24のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第2の回線(B)の性能に基づいて、順位
関係を設けることができる。
【0159】<本発明の第25のデータ転送システムの
作用>本発明の第25のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、第2の回線(B)の運用に基づいて、順位
関係を設けることができる。
【0160】<本発明の第26のデータ転送システムの
作用>本発明の第26のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、個々の第1の通信装置(10)のデータ送
信時刻に基づいて、順位関係を設けることができる。
【0161】<本発明の第27のデータ転送システムの
作用>本発明の第27のデータ転送システムによれば、
第15のデータ転送システムにおいて、uAiuAi
の合計値は、個々の第4の通信装置(40)のデータ受
信時刻に基づいて、順位関係を設けることができる。
【0162】<本発明の第28のデータ転送システムの
作用>本発明の第28のデータ転送システムによれば、
第3の通信装置(30)のデータ送信状態獲得部(2
1)は、第2の回線(B)の上りチャネルからの受信デ
ータを監視し、実際のデータ送信状態(uBruBr
を獲得できる。
【0163】<本発明の第29のデータ転送システムの
作用>本発明の第29のデータ転送システムによれば、
第28のデータ転送システムにおいて、第3の通信装置
(30)の実データ送信状態送信部(22)は、実デー
タ送信状態獲得部(21)が獲得した実際のデータ送信
状態(uBruBr)を、第2の通信装置(20)に送
信できる。
【0164】<本発明の第30のデータ転送システムの
作用>本発明の第30のデータ転送システムによれば、
第8のデータ転送システムにおいて、第2の通信装置
(20)の実データ送信状態出力部(5)は、第3の通
信装置(30)の実データ送信状態送信部(22)から
送信された実データ送信状態(uBruBr)を受信で
き、輻輳発生判断部(3)に出力できる。
【0165】<本発明の第31のデータ転送システムの
作用>本発明の第31のデータ転送システムによれば、
第2の通信装置(20)の実データ受信状態出力部(5
a)は、外部に設けられた管理システムが監視測定した
第2の回線(B)の上りチャネルにおける実際の受信状
態(uBruBr)を入力でき、輻輳発生判断部(3)
に出力できる。
【0166】<本発明の第32のデータ転送システムの
作用>本発明の第32のデータ転送システムによれば、
第2の通信装置(20)の一義決定情報出力部(6)
は、外部に設けられた管理システムが一義的に決定し
た、「輻輳発生判断部(3)が出力する情報と同じ情
報」を入力でき、データ送信条件割出部(4)に出力で
きる。
【0167】<本発明の第33のデータ転送システムの
作用>本発明の第33のデータ転送システムによれば、
第2の通信装置(20)の上限データ送信条件出力部
(7)は、外部に設けられた管理システムより、第2の
回線(B)の上りチャネルに対する上限のデータ送信条
件(uBmuBm)を入力して、輻輳発生判断部(3)
に出力でき、通信装置又は輻輳発生判断部(3)自身で
持っている該上限のデータ送信条件の代わりに使うこと
ができる。
【0168】<本発明の第34のデータ転送システムの
作用>本発明の第34のデータ転送システムによれば、
第2の通信装置(20)の第1回線データ送信条件割出
部(8)は、第12から第27のいずれかのデータ転送
システムにおける所定割付基準に基づいて、任意の第1
の回線(A)の上りチャネルに対するデータ送信条件(
uAuA)値を外部に設けられた管理システムから受
信して、データ送信条件送信部(1)に送信できる。
【0169】<本発明の第35のデータ転送システムの
作用>本発明の第35のデータ転送システムによれば、
第1から第34のデータ転送システムにおいて示したデ
ータ送信条件送信部(1)、実データ送信状態獲得部
(2)、輻輳発生判断部(3)、データ送信条件割出部
(4)、実データ送信状態出力部(5)、実データ受信
状態出力部(5a)、一義決定情報出力部(6)、上限
データ送信条件出力部(7)、第1回線データ送信条件
割出部(8)の機能は、第1の回線(A)の下りチャネ
ルならびに第2の回線(B)上り・下りチャネル及び第
3の回線(C)上り・下りチャネルへも適用できる。
【0170】<本発明の第36のデータ転送システムの
作用>本発明の第36のデータ転送システムによれば、
図31の如く、第35のデータ転送システムにおける機
能は、第2の通信装置(20)が、通信上、第1の通信
装置(10)と同様の役割を果たす通信装置(11)を
複数接続でき、第3の通信装置(30)が、通信上、第
4の通信装置(40)と同様の機能を果たす通信装置
(41)を複数接続でき、各々の回線の上り・下りチャ
ネルにも適用できる。
【0171】<本発明の第37のデータ転送システムの
作用>本発明の第37のデータ転送システムによれば、
第2の通信装置(20)と第3の通信装置(30)が呼
接続処理を使わず、固定的仮想論理パスによって、第1
の通信装置(10)と第4の通信装置(40)間の上り
チャネル及び下りチャネルを予め設定する場合に、デー
タ送信条件送信部(1)、実データ送信状態獲得部
(2)、輻輳発生判断部(3)、データ送信条件割出部
(4)、実データ送信状態出力部(5)、実データ受信
状態出力部(5a)、一義決定情報出力部(6)、上限
データ送信条件出力部(7)、第1回線データ送信条件
割出部(8)の機能は、第1の回線(A)、第2の回線
(B)及び第3の回線(C)の上り・下りのチャネルに
適用できる。
【0172】<本発明の第38のデータ転送システムの
作用>本発明の第38のデータ転送システムによれば、
第1から第37のデータ転送システムにおいて、第1の
回線(A)の上り・下りチャネル、第3の回線(C)の
上り・下りチャネルあるいは第2の回線(B)の上り・
下りのチャネルの利用を有償とする場合、データ送信条
件(d、t)の値に基づいて、利用金額が付与できる。
【0173】<本発明の第1のデータ転送方法の作用>
本発明の第1のデータ転送方法によれば、第1の回線
(A)上りチャネルのデータ送信条件(uAuA
は、第2の回線(B)上りチャネルの上限のデータ送信
条件(uBmuBm)を設定でき、これにより、第2の
通信装置(20)は、輻輳を発生させず、なおかつ、第
2の回線(B)上りチャネルにおけるデータ転送効率は
最大となる。
【0174】なお、下りチャネルについては、第1の通
信装置(10)と第2の通信装置(20)の関係を逆転
させた手段により同じ作用となる。 <本発明の第2のデータ転送方法の作用>本発明の第2
のデータ転送方法によれば、第2の通信装置(20)
は、第1の通信装置(10)に、通信チャネルに対する
データ送信条件(d、t)を送信できる。そして、第1
の通信装置(10)は、データ送信条件(d、t)に基
づいて、データを送信できる。
【0175】即ち、受信装置と送信装置は、送信データ
量を定量数値に従って送受信できる。 <本発明の第3のデータ転送方法の作用>本発明の第3
のデータ転送方法によれば、第2のデータ転送方法は、
必要に応じ使用することができる。
【0176】即ち、他のデータ転送方法との切り替え使
用が可能となる。 <本発明の第4のデータ転送方法の作用>本発明の第4
のデータ転送方法によれば、第1の通信装置(10)と
第4の通信装置(40)間が通信中に、第2の通信装置
(20)においてデータ転送に輻輳が発生する場合に、
第2の通信装置(20)は、第1の通信装置(10)
に、第1の回線(A)に対する第1から第34のデータ
転送システムのいずれかにて設定されたデータ送信条件
(dA、tA)を送信できる。
【0177】そして、第1の通信装置(10)は、デー
タ送信条件(dA、tA)に基づいて、データを送信で
き、該輻輳を解除できる。 <本発明の第5のデータ転送方法の作用>本発明の第5
のデータ転送方法によれば、第1の通信装置(10)と
第4の通信装置(40)間が通信中に、第3の通信装置
(30)においてデータ転送に輻輳が発生する場合に、
第3の通信装置(30)は、第1の通信装置(10)
に、第1の回線(A)に対する第1から第34のデータ
転送システムのいずれかにて設定されたデータ送信条件
(dA、tA)を送信できる。
【0178】そして、第1の通信装置(10)は、デー
タ送信条件(dA、tA)に基づいて、データを送信で
き、該輻輳を解除できる。 <本発明の第6のデータ転送方法の作用>本発明の第6
のデータ転送方法によれば、第1の通信装置(10)と
第4の通信装置(40)間が通信中に、第3の通信装置
(30)においてデータ転送に輻輳が発生する場合に、
第3の通信装置(30)は、第4の通信装置(40)
に、第3の回線(C)に対する第1から第34のデータ
転送システムのいずれかにて設定されたデータ送信条件
(dC、tC)を送信できる。
【0179】そして、第4の通信装置(40)は、デー
タ送信条件(dC、tC)に基づいて、データを送信で
き、該輻輳を解除できる。 <本発明の第7のデータ転送方法の作用>本発明の第7
のデータ転送方法によれば、第1の通信装置(10)と
第4の通信装置(40)間が通信中に、第2の通信装置
(20)においてデータ転送に輻輳が発生する場合に、
第2の通信装置(20)は、第4の通信装置(40)
に、第3の回線(C)に対する第1から第34のデータ
転送システムのいずれかにて設定されたデータ送信条件
(dC、tC)を送信できる。
【0180】そして、第4の通信装置(40)は、デー
タ送信条件(dC、tC)に基づいて、データを送信で
き、該輻輳を解除できる。 <本発明の第8のデータ転送方法の作用>本発明の第8
のデータ転送方法によれば、第1の通信装置(10)と
第4の通信装置(40)間が通信中に、第2の通信装置
(20)においてデータ転送に輻輳が発生する場合に、
第2の通信装置(20)は、第1の通信装置(10)
に、第1の回線(A)に対する第1から第34のデータ
転送システムのいずれかにて設定されたデータ送信条件
(dA、tA)を送信できる。
【0181】そして、第1の通信装置(10)は、デー
タ送信条件(dA、tA)に基づいて、データを送信で
き、該輻輳を解除できる。 <本発明の第9のデータ転送方法の作用>本発明の第9
のデータ転送方法によれば、第1の通信装置(10)と
第4の通信装置(40)間が通信中に、第2の通信装置
(20)においてデータ転送に輻輳が発生する場合に、
第2の通信装置(20)は、第4の通信装置(40)
に、第3の回線(C)に対する第1から第34のデータ
転送システムのいずれかにて設定されたデータ送信条件
(dC、tC)を送信できる。
【0182】そして、第4の通信装置(40)は、デー
タ送信条件(dC、tC)に基づいて、データを送信で
き、該輻輳を解除できる。 <本発明の第10のデータ転送方法の作用>本発明の第
10のデータ転送方法によれば、第2の通信装置(2
0)は、第2の通信装置(20)においてデータ転送に
輻輳が発生していない場合でも、第1の通信装置(1
0)に、第1から第34のデータ転送システムのいずれ
かにて設定されたデータ送信条件(dA、tA)を送信で
き、輻輳を発生させずに、なおかつ、高効率に回線を使
用することが可能となる。
【0183】<本発明の第11のデータ転送方法の作用
>本発明の第11のデータ転送方法によれば、第3の通
信装置(30)は、第3の通信装置(30)においてデ
ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、第1の通信
装置(10)に、第1から第34のデータ転送システム
のいずれかにて設定されたデータ送信条件(dA、tA
を送信でき、輻輳を発生させずに、なおかつ、高効率に
回線を使用することが可能となる。
【0184】<本発明の第12のデータ転送方法の作用
>本発明の第12のデータ転送方法によれば、第3の通
信装置(30)は、第3の通信装置(30)においてデ
ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、第4の通信
装置(40)に、第1から第34のデータ転送システム
のいずれかにて設定されたデータ送信条件(dC、tC
を送信でき、輻輳を発生させずに、なおかつ、高効率に
回線を使用することが可能となる。
【0185】<本発明の第13のデータ転送方法の作用
>本発明の第13のデータ転送方法によれば、第2の通
信装置(20)は、第2の通信装置(20)においてデ
ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、第4の通信
装置(40)に、第1から第34のデータ転送システム
のいずれかにて設定されたデータ送信条件(dC、tC
を送信でき、輻輳を発生させずに、なおかつ、高効率に
回線を使用することが可能となる。
【0186】<本発明の第14のデータ転送方法の作用
>本発明の第14のデータ転送方法によれば、第2の通
信装置(20)は、第2の通信装置(20)においてデ
ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、第1の通信
装置(10)に、第1から第34のデータ転送システム
のいずれかにて設定されたデータ送信条件(dA、tA
を送信でき、輻輳を発生させずに、なおかつ、高効率に
回線を使用することが可能となる。
【0187】<本発明の第15のデータ転送方法の作用
>本発明の第15のデータ転送方法によれば、第2の通
信装置(20)は、第2の通信装置(20)においてデ
ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、第4の通信
装置(40)に、第1から第34のデータ転送システム
のいずれかにて設定されたデータ送信条件(dC、tC
を送信でき、輻輳を発生させずに、なおかつ、高効率に
回線を使用することが可能となる。
【0188】<本発明の第16のデータ転送方法の作用
>本発明の第16のデータ転送方法によれば、第5の通
信装置(50)は、第2の通信装置(20)に、第2の
中継回線(B2) 上りチャネルに対する第1から第34
のデータ転送システムのいずれかにて設定されたデータ
送信条件(uB2uB2)を送信できる。
【0189】また、第1の通信装置(10)に、第1の
中継回線(B1) 上りチャネルに対する第1から第34
のデータ転送システムのいずれかにて設定されたデータ
送信条件(uB1uB1)を送信できる。
【0190】そして、第3の通信装置(30)に、第1
の中継回線(B1) 下りチャネルに対する第1から第3
4のデータ転送システムのいずれかにて設定されたデー
タ送信条件(dB1dB1)を送信できる。
【0191】さらに、第4の通信装置(40)に、第2
の中継回線(B2) 下りチャネルに対する第1から第3
4のデータ転送システムのいずれかにて設定されたデー
タ送信条件(dB2dB2)を送信でき、輻輳を発生さ
せずに、なおかつ、高効率に回線を使用することが可能
となる。
【0192】
【実施例】以下、本発明の実施例1から実施例4を図面
を参照して説明する。
【0193】
【実施例1】 <実施例1の全体の接続関係>最初に実施例1につい
て、その全体の接続関係から説明する。図21には、実
施例1の全体の接続関係が示されている。
【0194】まず、第1の回線である回線Aを介して端
末10及び端末11を接続する交換装置20が設けられ
ている。この交換装置20には、第2の回線である中継
回線B(以下、回線Bという)を介して交換装置30が
接続されている。この交換装置30は、第3の回線であ
る受信側回線C(以下、回線Cという)を介して端末4
0及び端末41を接続する。
【0195】ここで、交換装置20及び交換装置30
は、ATM交換装置であり、ユーザ情報及び呼接続処理
のメッセージ等の制御情報をセル単位で扱っている。そ
して、各端末と交換装置間の呼接続処理は、TTC標準
−JT−Q981(ユーザ網インタフェースのレイヤ3
プロトコル)に従って処理されている。
【0196】また、交換装置20と交換装置30間の呼
接続処理は、TTC標準−JT−Q931−a(PBX
間接続のレイヤ3プロトコル)に従って処理されてい
る。 <実施例1の処理構成>実施例1の処理構成を説明す
る。図22には、実施例1の処理構成が示されている。
【0197】〔端末10〕端末10には、回線Aに接続
された送信部15及び受信部16が設けられている。回
線Aでは、端末10から交換装置20へ情報伝達される
方向を上り方向、交換装置20から端末10へ情報伝達
される方向を下り方向と呼ぶことにする。
【0198】送信部15及び受信部16には、制御部1
7が接続されている。この制御部17には、図23に示
すように、データ送信条件受信部11と、データ送信部
12が設けられている。
【0199】データ送信条件受信部11は、回線Aの上
りチャネルに対するデータ送信条件を受信する。データ
送信部12は、データ送信条件受信部11が受信したデ
ータ送信条件と同じ条件か、それ以下の条件でデータを
送信する。
【0200】〔交換装置20〕交換装置20には、回線
Aに接続された送信部25a及び受信部26aが設けら
れている。この送信部25a及び受信部26aには、ス
イッチ28が接続されている。このスイッチ28には、
送信部25b及び受信部26bが接続されている。この
送信部25b及び受信部26bには、回線Bが接続され
ている。回線Bでは、交換装置20から交換装置30へ
情報伝達される方向を上り方向、交換装置30から交換
装置20へ情報伝達される方向を下り方向と呼ぶことに
する。
【0201】送信部25a及び送信部25bには、制御
部27が接続されている。この制御部27には、図24
に示すように、実データ送信状態獲得部2が設けられて
いる。この実データ送信状態獲得部2には、輻輳発生判
断部3が接続されている。この輻輳発生判断部3には、
データ送信条件割出部4が接続されている。このデータ
送信条件割出部4には、データ送信条件送信部1が接続
されている。
【0202】実データ送信状態獲得部2は、第2の回線
Bの上りチャネルの送信データを監視し、実際のデータ
送信状態として、実データ長時間dr 及び実データ送信
間隔時間tr を獲得する。なお、この実データ送信状態
獲得部2を、下記の(イ)から(ロ)のいずれかで代替
してもよい。 (イ)第3の通信装置30の実データ送信状態送信部2
2から送信された実データ送信状態(uBruBr)を
受信して、輻輳発生判断部3に出力する実データ送信状
態出力部5。 (ロ)外部に設けられた管理システムが監視測定した第
2の回線Bの上りチャネルにおける実際の受信状態(u
BruBr)を入力して、輻輳発生判断部3に出力す
る実データ受信状態出力部5a。 (ハ)外部に設けられた管理システムより、第2の回線
Bの上りチャネルに対する上限のデータ送信条件(u
BmuBm)を入力して、輻輳発生判断部3に出力する
上限データ送信条件出力部7。
【0203】輻輳発生判断部3は、回線Bの上りチャネ
ルに設定された、あるいは前記(ハ)によって入手した
上限データ長時間dm 及び上限データ送信間隔時間tm
と、前記実データ送信状態獲得部2が獲得した実データ
長時間dr 及び実データ送信間隔時間tr とを比較し、
回線Bのチャネルに輻輳が発生しているか否かを判断す
る。
【0204】なお、この輻輳発生判断部3を、外部に設
けられた管理システムが一義的に決定した、「輻輳発生
判断部3が出力する情報と同じ情報」を入力して、デー
タ送信条件割出部4に出力する一義決定情報出力部6で
代替してもよい。データ送信条件割出部4は、輻輳発生
判断部3の出力結果を基に、所定の割付基準を用いて、
回線Bの上りチャネルに対してデータ転送に輻輳を発生
させずに、なおかつ高効率のデータ転送をするための、
回線Aの上りチャネルに関するデータ送信条件を割り出
す。
【0205】なお、このデータ送信条件割出部4を、
「任意の第1の回線Aの上りチャネルに対するデータ送
信条件(uAuA)値を外部に設けられた管理システ
ムから受信して、データ送信条件送信部1に送信する」
第1回線データ送信条件割出部8(図10参照)で代替
してもよい。
【0206】データ送信条件送信部1は、回線Aの上り
チャネルに対するデータ送信条件として、送信データの
データ長時間dA 及びデータ送信間隔時間tA を、送信
部25aを介して前記端末10に送信する。
【0207】〔交換装置30〕交換装置30には、回線
Bに接続された送信部35b及び受信部36bが設けら
れている。この送信部35b及び受信部36bには、ス
イッチ38が接続されている。このスイッチ38には、
送信部35a及び受信部36aが接続されている。この
送信部35a及び受信部36aには、回線Cが接続され
ている。回線Cでは、交換装置30から端末40へ情報
伝達される方向を上り方向、端末40から交換装置30
へ情報伝達される方向を下り方向と呼ぶことにする。
【0208】送信部35a及び送信部35bには、制御
部37が接続されている。この制御部27は、図24に
示すように、実データ送信状態獲得部2が設けられてい
る。この実データ送信状態獲得部2には、輻輳発生判断
部3が接続されている。この輻輳発生判断部3には、デ
ータ送信条件割出部4が接続されている。このデータ送
信条件割出部4には、データ送信条件送信部1が接続さ
れている。
【0209】実データ送信状態獲得部2は、回線Bの下
りチャネルの送信データを監視し、実際のデータ送信状
態として、実データ長時間dr及び実データ送信間隔時
drを獲得する。
【0210】輻輳発生判断部3は、回線Bの下りチャネ
ルに設定された、あるいは前記(ハ)によって入手し
た、上限データ長時間dm 及び上限データ送信間隔時間
m と、前記実データ送信状態獲得部2が獲得した実デ
ータ長時間dr 及び実データ送信間隔時間tr とを比較
し、回線Bのチャネルに輻輳が発生しているか否かを判
断する。
【0211】データ送信条件割出部4は、輻輳発生判断
部3の出力結果を基に、所定の割付基準を用いて、回線
Bの上りチャネルに対してデータ転送に輻輳を発生させ
ずに、なおかつ高効率のデータ転送をするための、回線
Cの下りチャネルに関するデータ送信条件を割り出す。
【0212】データ送信条件送信部1は、回線Cの下り
チャネルに対するデータ送信条件として、送信データの
データ長時間dC 及びデータ送信間隔時間tC を、送信
部35aを介して前記端末40に送信する。
【0213】〔端末40〕端末40には、回線Cに接続
された送信部45及び受信部46が設けられている。回
線Cでは、交換装置30から端末40へ情報伝達される
方向を上り方向、端末40から交換装置30へ情報伝達
される方向を下り方向と呼ぶことにする。
【0214】送信部45及び受信部46には、制御部4
7が接続されている。この制御部47には、図23に示
すように、データ送信条件受信部11と、データ送信部
12が設けられている。
【0215】データ送信条件受信部11は、回線Cの下
りチャネルに対するデータ送信条件を受信する。データ
送信部12は、データ送信条件受信部11が受信したデ
ータ送信条件と同じ条件か、それ以下の条件でデータを
送信する。
【0216】<実施例1の処理フロー>実施例1の処理
フローとして、以下の(イ)〜(ハ)の3つの処理フロ
ーを図面を参照して説明する。 (イ)端末10発呼から端末40応答における「データ
送信条件」の処理フロー(図27、図28参照) (ロ)端末10の通信中における「データ送信条件」の
更新処理フロー(図29参照) (ハ)端末11と端末41の通信が加わる場合の「デー
タ送信条件」の処理フロー(図30、図31参照) <端末10発呼から端末40応答における「データ送信
条件」の処理フロー>本処理は、端末10が発呼し、端
末40との接続を要求し、交換装置20及び交換装置3
0が、その接続処理を行う例である。この過程におい
て、端末10及び端末40への「データ送信条件」の割
り出し処理と、データ送信条件の送受信処理を示す。
【0217】ステップ1501において、端末10は、
通信相手である端末40のアドレスを指定して、「呼設
定メッセージ」を送出し発呼する。一方、交換装置20
は、「呼設定メッセージ」を受信し、この発呼を検出す
る。
【0218】ここで、呼設定メッセージの送受信経路
は、端末10の制御部17→送信部15→回線A上りチ
ャネル→交換装置20の受信部26a→交換装置20の
制御部27となる。
【0219】ステップ1502において、交換装置20
は、アドレス分析を行って、回線B上りチャネルを用い
る中継回線発信接続であることを識別する。ステップ1
503において、交換装置20の制御部27のデータ送
信条件割出部4は、回線B上りチャネルに輻輳を発生さ
せない「端末10の回線A上りチャネルに対するデータ
送信条件(uA1uA1)」値を求め、データ送信条件
送信部1に出力する。
【0220】ここで、データ送信条件割出部4は、回線
B上りチャネルを利用する他のトラフィックが発生して
おらず、回線Bの上りチャネルを端末10のトラフィッ
クで専有させることができると判断し、端末10が回線
A上りチャネルに対するデータ送信条件(uA1
uA1)値を式(4)を満たすように設定する。 (uA1uA1)=(uBsuBs)=(uBmuBm) (4) ステップ1504において、交換装置20の制御部27
のデータ送信条件送信部1は、端末10に返信される
「呼設定受付メッセージ」内に、「データ送信条件(u
A1uA1)」を格納する。
【0221】ステップ1505において、交換装置20
は、端末10に発呼受付を知らせるため、「呼設定受付
メッセージ」を返信する。これにより、「データ送信条
件」は、端末10の制御部17に到達する。端末10
は、受信した「データ送信条件(uA1uA1)」に従
って、データ送信の準備を行う。
【0222】ここで、呼設定受付メッセージの送受信経
路は、交換装置20の制御部27→送信部25a→回線
A下りチャネル→端末10の受信部16→端末10の制
御部17となる。
【0223】ステップ1506において、交換装置20
は、交換装置30との間で中継回線発信接続を行う。ま
た、交換装置20は、アドレスを格納した「呼設定メッ
セージ」を交換装置30に送信し、発呼する。
【0224】ステップ1507において、交換装置30
は、「呼設定メッセージ」を受信し、アドレス分析を行
って、端末40への着信呼であることを識別する。ま
た、交換装置30は、「呼設定受付メッセージ」を交換
装置20に返信する。
【0225】ステップ1508において、交換装置30
のデータ送信条件割出部4は、回線B下りチャネルに輻
輳を発生させない「データ送信条件(dC4dC4)」
を求め、データ送信条件送信部1に出力する。
【0226】ここで、データ送信条件割出部4は、回線
B下りチャネルを利用する他のトラフィックが発生して
おらず、回線B下りチャネルを端末40のトラフィック
を専有させることができる状態と判断し、端末40が回
線C下りチャネルに対するデータ送信条件(dC4d
C4)を式(5)を満たすように設定する。 (dC4dC4)=(dBsdBs)=(dBmdBm) (5) ここで、(dBsdBs)は、回線B下りチャネルに関
する「安全側に余裕を持たせたデータ送信条件」値であ
り、(dBmdBm)は、回線B下りチャネルの「上限
のデータ送信条件」値である。
【0227】ステップ1509において、交換装置30
の制御部37のデータ送信条件送信部1は、端末40に
送信される「呼設定メッセージ」内に、「データ送信条
件( dC4dC4)」値を格納する。
【0228】ステップ1510において、交換装置30
は、端末40に「呼設定メッセージ」を送信し、呼出を
行う。これにより、「データ送信条件」は、端末40の
制御手段47に到達する。端末40は、受信した「デー
タ送信条件(dC4dC4)」に従って、データ送信の
準備を行う。
【0229】ステップ1511において、端末40は、
前記呼出に応答すべく、「応答メッセージ」を交換装置
30に返信する。交換装置30は、この「応答メッセー
ジ」を受信することで端末40の応答を識別する。
【0230】ステップ1512において、交換装置30
は、交換装置20に「応答メッセージ」を送信する。
又、端末40に接続している回線C上下チャネルと回線
B上下チャネルの間に論理パスを設定する。
【0231】ステップ1513において、交換装置20
は、前記応答メッセージを受信することで端末40が応
答したことを識別する。そして、端末10に接続してい
る回線A上下チャネルと回線B上下チャネル間に論理パ
スを設定する。
【0232】ステップ1514において、端末10及び
端末40は、交換装置20及び交換装置30間における
前記論理パスの設定により、データ送受信が可能とな
る。そして、端末10は、「データ送信条件(uA1u
A1)」に従って、回線A上りチャネルにデータを送信
する。一方、端末40は、「データ送信条件(dC4d
C4)」に従って、回線C下りチャネルにデータを送信
する。
【0233】<端末10の通信中における「データ送信
条件」の更新処理フロー>端末10のデータ通信中にお
いて、何らかの理由により回線Bの上りチャネルの回線
使用率が「従来の半分」に低下する場合、交換装置20
は、端末10から送信されるデータ量を抑制する必要が
ある。
【0234】本処理は、このような場合に、「データ送
信条件」値を更新して、端末10に出力する例である。
なお、端末40に関する「データ送信条件」の更新処理
は、交換装置30の制御部37の実データ送信状態獲得
部2、輻輳発生判断部3及びデータ送信条件割出部4を
用いて、「回線B下りチャネル」、「回線C下りチャネ
ル」のそれぞれについて、以下と同様の処理を行えば良
い。
【0235】更に、端末10だけの更新処理に止めてお
けば、上りチャネルと下りチャネルの回線使用効率を違
えて、端末10と端末40間のデータ通信が可能とな
る。ステップ1701において、交換装置20の制御部
27の実データ送信状態獲得部2は、回線B上りチャネ
ル上を流れるビット列を、送信部25bを介して監視す
る。そして、下記の「実際のデータ送信状態(uBru
Br)」を検出し、輻輳発生判断部3に送信条件値を出
力する。
【0236】 1)N番目のデータ長時間 :uBr 2)N番目とN+1番目のデータ発生間隔時間:uBr ステップ1702において、交換装置20の制御部27
の輻輳発生判断部3は、回線Bの上りチャネルに関する
「実際のデータ送信状態(uBruBr)」を、下記の
ステップ1〜6からなる処理フローにて比較する。 〔ステップ1〕式(1)を計算する。
【0237】 uBmuBr=X (1) 〔ステップ2〕式(1)で、Xが0または輻輳発生直前
までの余裕値である+jの場合には、式(2)を計算す
る。
【0238】 (uBmuBm)−(uBruBr)=Z (2) 〔ステップ3〕式(2)で、Zが0または輻輳発生直前
までの余裕値である+pの場合には輻輳に移行しない。
〔ステップ4〕式(1)で、Xが−kの場合には、式
(3)を計算する。
【0239】 (uBmuBm)−(uBruBr)=Y (3) 〔ステップ5〕式(3)で、Yが0または輻輳発生直前
までの余裕値である+mの場合には輻輳に移行しない。 〔ステップ6〕式(3)でYが−nの場合、又は式
(2)でZが−qの場合には、輻輳に移行する。
【0240】そして、「輻輳する/しない」を判断し、
差分値(X、Y、Z)を得て、データ送信条件割出部4
に出力する。ここまでの、処理結果は、下記の1)から
3)のようになる。
【0241】1)(uA1uA1)=(uBmuBm
と設定し、この値を端末10に送信した。 2)端末10は、この値に従ってデータを回線A上りチ
ャネルに送信し、交換装置20は、このデータを回線B
上りチャネルに中継しているため、(uA1uA1)=
uBruBr)=(uBmuBm)の関係になってい
る。
【0242】3)従って、輻輳発生判断部3の処理フロ
ーの結果、輻輳は発生せず、X、 Y、Zの各
差分値は以下のようになる。 X=uBmuA1 X=0・・・・・・このため、Yは存在しない。
【0243】Z=(uBmuBm)−(uBruBr) Z=0 ステップ1703において、交換装置20の制御部27
のデータ送信条件割出部4は、回線B上りチャネルの回
線使用効率を「従来の半分」にするため、以下の更新処
理を行って、回線B上りチャネルの回線使用効率を従来
の半分にできる「回線A上りチャネルに対するデータ送
信条件(uA1-E2uA1-E2)」値(更新値)を、デー
タ送信条件送信部1に出力する。
【0244】1)輻輳発生判断部3の処理結果から、現
時点での処理過程における「データ送信条件」の各値
は、以下のようになる。 (dBrdBr)=(dBmdBm)=(uA1
uA1) 2)送信データのデータ長時間(d)を固定とした場
合、回線B上りチャネルの回線使用効率を低下させるに
は、データ送信時間間隔(t)を長くすればよい。デー
タ長時間(d)とデータ送信時間間隔(t)との関係を
示す図25により、式(6)、式(7)が成立する。
【0245】 uA1-E2uA1 (6) uA1-E2uA1uA1uA1 (7) ステップ1704において、交換装置20の制御部27
のデータ送信条件送信部1は、更新後に回線A上りチャ
ネルに対する「データ送信条件(uA1-E2
uA1-E2)」を「呼設定メッセージ」の中に格納し、端
末10に送信することで、端末10に「データ送信条
件」の更新を指示する。
【0246】ステップ1705において、端末10は、
回線A上りチャネルに対して更新後の「データ送信条件
uA1-E2uA1-E2)」値に従って、データを送信す
る。 <端末11と端末41の通信が加わる場合の「データ送
信条件」の処理フロー>端末11が発呼し、交換装置2
0及び交換装置30における接続処理の結果、端末11
と端末41のデータ通信が可能になる場合、回線B上下
チャネルは、「端末10と端末40間の送受信データ」
と「端末11と端末41間の送受信データ」を多重して
運ぶことになる。
【0247】図26は、本処理フローの接続概要図であ
る。交換装置20は、端末10の回線A上りチャネルか
らの送信データと端末11からの回線A上りチャネルか
らの送信データを、回線B上りチャネル上で輻輳が発生
しないように転送する。そのために、交換装置20は、
端末10からの送信データ量を抑制し、端末11からの
送信データと端末10からの送信データを回線B上りチ
ャネルにおいて多重可能としている。
【0248】一方、交換装置30は、端末40の回線C
下りチャネルからの送信データと端末41からの回線C
下りチャネルからの送信データを、回線B下りチャネル
上で輻輳が発生しないように転送する。そのために、交
換装置30は、端末40からの送信データ量を抑制し、
端末41からの送信データと端末40からの送信データ
を回線B下りチャネルにおいて多重可能としている。
【0249】なお、端末10と端末40及び端末11と
端末41間の送受信データ量は、単位時間あたり、均等
に転送するものとする。 <端末11からの発呼>端末11からの発呼の動作フロ
ーを説明する。
【0250】ステップ1801において、端末11は、
通信相手である端末41のアドレスを指定して「呼設定
メッセージ」を送出し発呼する。交換装置20は、「呼
設定メッセージ」を受信し、前記発呼を検出する。
【0251】ステップ1802において、交換装置20
は、アドレス分析を行って、回線B上りチャネルを用い
る中継回線発信接続であることを識別する。ステップ1
803において、交換装置20の制御部27のデータ送
信条件割出部4は、下記の1)から3)の処理を行っ
て、回線B上りチャネルに輻輳を発生させない「端末1
0が回線A上りチャネルに対するデータ送信条件(u
A1-E2 uA1-E2)」値と「端末11が回線A上りチャ
ネルに対するデータ送信条件(uA21uA21)」値を
求め、データ送信条件送信部1に出力する。
【0252】1)データ送信条件割出部4は、回線B上
りチャネルが既に端末10の送信データで占有されてい
ることを識別する。また、回線Bの上りチャネルを、端
末10と端末11の送信データで均等に使用するように
判断する。
【0253】2)データ送信条件割出部4は、端末10
が回線A上りチャネルに設定した「データ送信条件(u
A1-E2uA1-E2)」に基づいて、回線使用効率を従
来の半分にする値を式(8)、式(9)から求める。
【0254】 uA1-E2uA1 (8) uA1-E2uA1uA1uA1 (9) 3)データ送信条件割出部4は、端末11が回線A上り
チャネルに設定した「データ送信条件(uA21
uA21)」に基づいて、回線使用効率を従来の半分にす
る値を式(10)、式(11)から求める。
【0255】 uA21uA1 (10) uA21uA1uA1uA1 (11) ステップ1804において、交換装置20の制御部27
のデータ送信条件送信部1は、更新後に端末10が回線
A上りチャネルに対する「データ送信条件(uA1-E2
uA1-E2)」値を「呼設定メッセージ」の中に格納し、
端末10に送信することで、端末10に「データ送信条
件」の更新を指示する。
【0256】更に、端末11に返信される「呼設定受付
メッセージ」内に、「データ送信条件(uA21
uA21)」を格納する。ステップ1805において、交
換装置20は、端末11に発呼受付を知らせるため、
「呼設定受付メッセージ」を返信する。このことによ
り、「データ送信条件」は、端末11の制御手段(図示
せず)に入力される。また、端末11は、受信した「デ
ータ送信条件(uA21uA21)」に従って、データ送
信の準備をする。
【0257】ステップ1806において、端末10は、
先に受信した更新後に回線A上りチャネルに対する「デ
ータ送信条件(uA1-E2uA1-E2)」値に従って、回
線A上りチャネルにデータを送信する。
【0258】<端末41の呼び出し>端末41の呼び出
しの動作フローを説明する。ステップ1807におい
て、交換装置20は、交換装置30との間で端末11発
呼の中継回線発信接続を行う。また、交換装置20は、
アドレスを格納した「呼設定メッセージ」を交換装置3
0に送信し、発呼する。
【0259】ステップ1808において、交換装置30
は、「呼設定メッセージ」を受信し、アドレス分析を行
って、端末41への着信呼であることを識別する。ま
た、交換装置30は、「呼設定受付メッセージ」を交換
装置20に出力する。
【0260】ステップ1809において、交換装置30
の制御部37のデータ送信条件割出部4は、以下の1)
から3)の処理を行って、回線B下りチャネルに輻輳を
発生させない「端末40が回線C下りチャネルに対する
データ送信条件(dC4-E2 dC4-E2)」値と「端末4
1が回線C下りチャネルに対するデータ送信条件(d
C24dC24)」値を求め、データ送信条件送信部1に
出力する。
【0261】1)データ送信条件割出部4は、回線B下
りチャネルが既に端末40の送信データで占有されてい
ることを識別する。また、回線Bの下りチャネルを、端
末40と端末41の送信データで均等に使用するように
判断する。
【0262】2)データ送信条件割出部4は、端末40
が回線C下りチャネルに設定した「データ送信条件(d
C4-E2dC4-E2)」に基づいて、回線使用効率を従
来の半分にする値を式(12)、式(13)から求め
る。
【0263】 uC4-E2dA1 (12) uC4-E2dA1uA1uA1 (13) 3)データ送信条件割出部4は、端末41が回線C下り
チャネルに設定した「データ送信条件(dC24
dC24)」に基づいて、回線使用効率を従来の半分にす
る値を式(14)、式(15)から求める。
【0264】 dC24uA1 (14) dC24uA1uA1uA1 (15) ステップ1810において、交換装置30の制御部37
のデータ送信条件送信部1は、更新後に端末40が回線
C下りチャネルに対する「データ送信条件(dC4-E2
dC4-E2)」値を「呼設定メッセージ」の中に格納し、
端末40に送信することで、端末40に「データ送信条
件」の更新を指示する。
【0265】更に、呼出のための端末41に送信される
「呼設定受付メッセージ」内に、「データ送信条件(d
C24dC24)」を格納する。ステップ1811にお
いて、端末40は、先に受信した更新後に回線C下りチ
ャネルに対する「データ送信条件(dC4-E2
dC4-E2)」値に従って、回線Cの下りチャネルにデー
タを送信する。
【0266】ステップ1812において、交換装置30
は、端末41に呼出を行うため、「呼設定メッセージ」
を送信する。このことにより、「データ送信条件(d
C24 dC24)」は、端末41の制御手段(図示せず)
に出力される。
【0267】ステップ1813において、端末41は、
呼出に応答すべく、「応答メッセージ」を交換装置30
に返信する。また、交換装置30は、「応答メッセー
ジ」を受信し、端末41の応答を識別する。
【0268】ステップ1814において、交換装置30
は、交換装置20に「応答メッセージ」を送信する。ま
た、交換装置30は、端末41に接続している回線C上
下チャネルと回線B上下チャネルの間に論理パスを設定
する。
【0269】ステップ1815において、交換装置20
は、「応答メッセージ」を受信することで端末41が応
答したことを識別し、端末11に接続している回線A上
下チャネルの間に論理パスを設定する。
【0270】ステップ1816において、端末11と端
末41は、交換装置20及び交換装置30に論理パスを
設定することにより、データ送受信が可能となる。そし
て、端末10は、回線A上りチャネルへ更新後の「デー
タ送信条件(uA1-E2uA 1-E2)」に従って、データ
を送信する。一方、端末40は、回線C下りチャネルへ
更新後の「データ送信条件(dC4-E2dC4-E2)」に
従って、データを送信する。
【0271】更に、端末11は、「データ送信条件(u
A21uA21)」に従って回線A上りチャネルにデー
タを送信する。一方、端末41は、「データ送信条件(
dC24dC24)」に従って回線C下りチャネルにデー
タを送信する。
【0272】<実施例1の効果>以上の処理を行うこと
により、回線Bの上りチャネルに輻輳を発生させず、端
末10と端末40間、及び端末11と端末41間におい
て、最高のチャネル利用率でデータ転送を行うことがで
きる。
【0273】
【実施例2】 <実施例2の全体の接続関係>次に、実施例2につい
て、その全体の接続関係から説明する。図32には、実
施例2の全体の接続関係が示されている。
【0274】図32から明らかなように、実施例2は、
交換装置30がない(従って、回線Bがない)ことと、
端末11及び端末41が交換装置20に接続されている
ことを除いて、実施例1と同様に構成されている。そこ
で、以下相違する部分についてのみ説明することとし、
同一態様部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0275】<実施例2の処理構成>実施例2の処理構
成を説明する。図33には、実施例2の処理構成が示さ
れている。
【0276】〔交換装置20〕交換装置20には、回線
Aに接続された送信部25a及び受信部26aが設けら
れている。この送信部25a及び受信部26aには、ス
イッチ28が接続されている。このスイッチ28には、
送信部25b及び受信部26bが接続されている。この
送信部25b及び受信部26bには、回線Cが接続され
ている。
【0277】回線Aでは、端末10から交換装置20へ
情報伝達される方向を上り方向、交換装置20から端末
10へ情報伝達される方向を下り方向と呼ぶことにす
る。一方、回線Cでは、交換装置20から端末40へ情
報伝達される方向を上り方向、端末40から交換装置2
0へ情報伝達される方向を下り方向と呼ぶことにする。
【0278】送信部25a、25b及び受信部26a、
26bには、制御部27が接続されている。この制御部
27には、図24に示すように、実データ送信状態獲得
部2が設けられている。この実データ送信状態獲得部2
には、輻輳発生判断部3が接続されている。この輻輳発
生判断部3には、データ送信条件割出部4が接続されて
いる。このデータ送信条件割出部4には、データ送信条
件送信部1が接続されている。
【0279】実データ送信状態獲得部2は、回線Cの下
りチャネルの送信データを監視し、実際のデータ送信状
態として、実データ長時間dr 及び実データ送信間隔時
間t r を獲得する。
【0280】輻輳発生判断部3は、回線Cの上りチャネ
ルに対してデータ転送に輻輳を発生させずに、なおかつ
高効率のデータ送信条件として、上限データ長時間dm
及び上限データ送信間隔時間tm と、前記実データ送信
状態獲得部2が獲得した回線Cの上りチャネルの実デー
タ長時間dr 及び実データ送信間隔時間tr とを比較
し、回線Cの下りチャネルに輻輳が発生しているか否か
を判断する。
【0281】データ送信条件割出部4は、輻輳発生判断
部3の出力結果を基に、所定の割付基準を用いて、回線
Cの上りチャネルに対してデータ転送に輻輳を発生させ
ずに、なおかつ高効率のデータ転送をするための、回線
Aの上りチャネルに対するデータ送信条件を割り出す。
【0282】データ送信条件送信部1は、回線Aの上り
チャネルに対するデータ送信条件として、送信データの
データ長時間d及びデータ送信間隔時間tを、前記端末
10に送信する。
【0283】<実施例2の処理フロー>実施例2の処理
フローは、実施例1の処理フローと同様であるので説明
を省略する。
【0284】
【実施例3】 <実施例3の全体の接続関係>次に、実施例3につい
て、その全体の接続関係から説明する。図34には、実
施例3の全体の接続関係が示されている。
【0285】図34から明らかなように、実施例3は、
実施例1の交換装置20がATM通信装置20として置
換されていること、また、実施例1の交換装置30がA
TM通信装置30として置換されていることを除いて、
実施例1と同様に構成されている。そこで、以下相違す
る部分についてのみ説明することとし、同一態様部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0286】なお、ATM通信装置20及びATM通信
装置30は、呼接続処理を持たない装置で、端末間に一
つあるいは複数のPVC(Permanent Virtual Channel;
固定仮想論理パス)を予め設定し、端末間通信を可能と
している。
【0287】<実施例3の処理フロー>実施例3の処理
フローを図35を参照して説明する。ステップ2301
において、ATM通信装置20のスイッチ28及びAT
M通信装置30のスイッチ38は、下記の1)から6)
のPVCを設定する。設定方法としては、公地の技術が
利用される。
【0288】1)端末10とATM通信装置20の上り
チャネル 2)端末10とATM通信装置20の下りチャネル 3)ATM通信装置20とATM通信装置30の上りチ
ャネル 4)ATM通信装置20とATM通信装置30の下りチ
ャネル 5)端末40とATM通信装置30の上りチャネル 6)端末40とATM通信装置30の下りチャネル ステップ2302において、ATM通信装置20は、発
呼処理が存在しないため、制御部27の実データ送信状
態獲得部2により、回線B上りチャネルにおけるデータ
ビット列を監視する。そして、回線B上りチャネルの
「実際のデータ送信状態(uBruBr)を取り出し、
輻輳発生判断部3に出力する。
【0289】一方、ATM通信装置30は、制御部37
の実データ送信状態獲得部2により、回線B下りチャネ
ルにおけるデータビット列を監視する。そして、回線B
下りチャネルの「実際のデータ送信状態(dBr
dBr)を取り出し、輻輳発生判断部3に出力する。
【0290】ステップ2303において、ATM通信装
置20の制御部27の輻輳発生判断部3は、回線B上り
チャネルが輻輳するか否かを判断するとともに、回線B
上りチャネルのデータ送信条件と上限のデータ送信条件
との差分値を求めて、データ送信条件割出部4に出力す
る。また、ATM通信装置30の制御部37の輻輳発生
判断部3は、回線B下りチャネルが輻輳するか否かを判
断するとともに、回線B下りチャネルのデータ送信条件
と上限のデータ送信条件との差分値を求めて、データ送
信条件割出部4に出力する。
【0291】ステップ2304において、ATM通信装
置20の制御部27のデータ送信条件割出部4は、端末
10の回線A上りチャネルに対するデータ送信条件を割
り出し、端末10にこのデータ送信条件を出力する。
【0292】一方、ATM通信装置30の制御部37の
データ送信条件割出部4は、端末40の回線C下りチャ
ネルに対するデータ送信条件を割り出し、端末40にこ
のデータ送信条件を出力する。
【0293】
【実施例4】次に、実施例4について、その全体の接続
関係から説明する。図36には、実施例4の全体の接続
関係が示されている。
【0294】図36から明らかなように、実施例4は、
ATM通信装置20とATM通信装置30の間に、中継
装置としてのATM通信装置50が設けられていること
を除いて、実施例3と同様に構成されている。そこで、
以下相違する部分(ATM通信装置50)についてのみ
説明することとし、同一態様部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0295】ATM通信装置50は、回線B1 を介して
ATM通信装置20に接続されるとともに、回線B2
介してATM通信装置30に接続されている。回線B1
及び回線B2 は、どちらも中継回線である。回線B1
は、ATM通信装置20からATM通信装置50へ情報
伝達される方向を上り方向、ATM通信装置50からA
TM通信装置20へ情報伝達される方向を下り方向と呼
ぶことにする。一方、回線B2 では、ATM通信装置5
0からATM通信装置30へ情報伝達される方向を上り
方向、ATM通信装置30からATM通信装置50へ情
報伝達される方向を下り方向と呼ぶことにする。
【0296】<実施例4の処理フロー>実施例4の処理
フローを図37を参照して説明する。ステップ2501
において、ATM通信装置50は、回線B2 上りチャネ
ルにおけるビット列を監視する。そして、回線B2 上り
チャネルの実際のデータ送信条件(uB2ruB2r)を
取り出し、図示していない制御部に設けられている輻輳
発生判断部3(これは、実施例1の交換装置20の輻輳
発生判断部3と同様に構成されている)に出力する。
【0297】また、ATM通信装置50は、回線B1
りチャネルにおけるデータ列を監視する。そして、回線
1 下りチャネルの実際のデータ送信条件(uB1ru
B1r)を取り出し、輻輳発生判断部3に出力する。
【0298】ステップ2502において、輻輳発生判断
部3は、回線B2 上りチャネルが輻輳するか否かを判断
するとともに、回線B2 上りチャネルに対するデータ送
信条件と上限のデータ送信条件との差分値を求めて、デ
ータ送信条件割出部4に出力する。更に、輻輳発生判断
部3は、回線B1 下りチャネルに対しても輻輳するか否
かを判断するとともに、回線B1 下りチャネルに対する
データ送信条件と上限のデータ送信条件との差分値を求
めて、データ送信条件割出部4に出力する。
【0299】ステップ2503において、データ送信条
件割出部4は、回線B1 上りチャネルに対するデータ送
信条件を割り出す。割り出されたデータ送信条件は、デ
ータ送信条件送信部1によりATM通信装置20に送信
される。ATM通信装置20は、送信されてきたデータ
送信条件を基に、回線A上りチャネルに対するデータ送
信条件を割り出し、端末10及び端末11に送信する。
【0300】また、データ送信条件割出部4は、B2
線下りチャネルに対するデータ送信条件を割り出す。そ
して、割り出されたデータ送信条件は、データ送信条件
送信部1によりATM通信装置30に送信される。AT
M通信装置30は、送信されてきたデータ送信条件を基
に、回線C下りチャネルに対するデータ送信条件を割り
出し、端末40及び端末41に送信する。
【0301】
【発明の効果】本発明の第1から第3並びに第10から
第16のデータ転送方法、及び第1から第38のデータ
転送システムによると、データを受信する側からデータ
を送信する側に予めデータ送信量を定量的に指定できる
「データ送信条件」を送信してからデータを転送するよ
うにしたため、輻輳を発生させずに、なおかつ高効率に
回線を使用することができるデータ転送方法及びデータ
転送システムを得ることができる。
【0302】また、本発明の第4から第9のデータ転送
方法、及び第1から第38のデータ転送システムによる
と、輻輳が発生しても、輻輳を発生するための具体的条
件であるデータ送信条件が、データを送信する側からデ
ータを受信する側に送信されるため、かかる輻輳を定量
的に解除することができるデータ転送方法及びデータ転
送システムを得ることができる。更に、本発明の第4か
ら第9のデータ転送方法、及び第1から第38のデータ
転送システムを利用してネットワークを構築すると、い
つ発生するかも知れない異常トラフィックに対する輻輳
回避の為の処置、設備(例えば、迂回回線等)を設ける
必要が無くなるという効果が派生的に生じる。
【0303】そして、本発明の第1から第16のデータ
転送方法、及び第1から第38のデータ転送システムに
よると、通信装置等に設けられている「端末回線用デー
タ受信バッファメモリ」や「中継用受信/送信バッファ
メモリ」が不要となるという効果が生じる。このことに
より、光信号でデータ転送を行う光通信装置において光
信号を蓄えるバッファ機能が最小限ですむようになるた
め、本発明は、特に、光通信装置に対して大きな貢献が
期待できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ転送システムの第1原理図であ
る。
【図2】本発明のデータ転送システムの第2原理図であ
る。
【図3】本発明のデータ転送システムの第3原理図であ
る。
【図4】本発明のデータ転送システムの第4原理図であ
る。
【図5】本発明のデータ転送システムの第5原理図であ
る。
【図6】本発明のデータ転送システムの第6原理図であ
る。
【図7】本発明のデータ転送システムの第7原理図であ
る。
【図8】本発明のデータ転送システムの第8原理図であ
る。
【図9】本発明のデータ転送システムの第9原理図であ
る。
【図10】本発明のデータ転送システムの第10原理図
である。
【図11】本発明のデータ転送システムの原理接続図で
ある。
【図12】本発明のデータ転送方法の第1原理図であ
る。
【図13】本発明のデータ転送方法の第2原理図であ
る。
【図14】本発明のデータ転送方法の第3原理図であ
る。
【図15】本発明のデータ転送方法の第4原理図であ
る。
【図16】本発明のデータ転送方法の第5原理図であ
る。
【図17】本発明のデータ転送方法の第6原理図であ
る。
【図18】本発明のデータ転送方法の第7原理図であ
る。
【図19】本発明のデータ転送方法の第8原理図であ
る。
【図20】回線上のデータの転送状態を示す図である。
【図21】本発明の実施例1の全体の接続図である。
【図22】本発明の実施例1の処理構成図である。
【図23】本発明の実施例における端末の制御部の構成
図である。
【図24】本発明の実施例における交換装置及びATM
通信装置の制御部の構成図である。
【図25】本発明の実施例1において、データ長時間と
データ送信間隔時間との関係を説明する図である。
【図26】本発明の実施例1において、端末11と端末
41の通信が加わった場合の「データ送信条件」の処理
フローを説明するための接続概要図である。
【図27】本発明の実施例1において、端末10発呼か
ら端末40応答における「データ送信条件」の処理フロ
ーチャート図(その1)である。
【図28】本発明の実施例1において、端末10発呼か
ら端末40応答における「データ送信条件」の処理フロ
ーチャート図(その2)である。
【図29】本発明の実施例1において、端末10の通信
中における「データ送信条件」の処理フローチャート図
である。
【図30】本発明の実施例1において、端末11と端末
41の通信が加わる場合の「データ送信条件」の処理フ
ローチャート図(その1)である。
【図31】本発明の実施例1において、端末11と端末
41の通信が加わる場合の「データ送信条件」の処理フ
ローチャート図(その2)である。
【図32】本発明の実施例2の全体の接続図である。
【図33】本発明の実施例2の処理構成図である。
【図34】本発明の実施例3の全体の接続図である。
【図35】本発明の実施例3の処理フローチャート図で
ある。
【図36】本発明の実施例4の全体の接続図である。
【図37】本発明の実施例4の処理フローチャート図で
ある。
【図38】従来のデータ転送方式の概念図である。
【符号の説明】
(dm、tm)・・・・データ送信条件 (dA、tA)・・・・第1の回線に対するデータ送信条
件 (dC、tC)・・・・第3の回線に対するデータ送信条
件 (uAuA)・・・第1の回線の上りチャネルに対す
るデータ送信条件 (uBmuBm)・・第2の回線の上りチャネルに対す
る上限のデータ送信条件 (uBruBr)・・第2の回線の上りチャネルに対す
る実際のデータ送信条件 d・・・・・・データ送信条件のデータ長時間 dA ・・・・・第1の回線に対するデータ送信条件のデ
ータ長時間 dB ・・・・・第2の回線に対するデータ送信条件のデ
ータ長時間 dC ・・・・・第3の回線に対するデータ送信条件のデ
ータ長時間 t・・・・・・データ送信間隔時間 tA ・・・・・第1の回線に対するデータ送信条件のデ
ータ送信間隔時間 tB ・・・・・第2の回線に対するデータ送信条件のデ
ータ送信間隔時間 tC ・・・・・第3の回線に対するデータ送信条件のデ
ータ送信間隔時間 A・・・・・・第1の回線 B・・・・・・第2の回線 B1 ・・・・・第1の中継回線 B2 ・・・・・第2の中継回線 C・・・・・・第3の回線 1・・・・・・データ送信条件送信部 2・・・・・・実データ送信状態獲得部 3・・・・・・輻輳発生判断部 4・・・・・・データ送信条件割出部 5・・・・・・実データ送信状態出力部 5a・・・・・実データ受信状態出力部 6・・・・・・一義決定情報出力部 7・・・・・・上限データ送信条件出力部 8・・・・・・第1回線データ送信条件割出部 10・・・・・第1の通信装置 11・・・・・データ送信条件受信部 12・・・・・データ送信部 20・・・・・第2の通信装置 21・・・・・実データ送信状態獲得部 22・・・・・実データ送信状態送信部 30・・・・・第3の通信装置 40・・・・・第4の通信装置 50・・・・・第5の通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/08 H04Q 3/00 9466−5K H04L 11/20 G 9466−5K 102 A 9371−5K 13/00 307 Z

Claims (54)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の通信装置と、この第1の通信装置に
    第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置と、この第3の通信装置に第3
    の回線(C)を介して接続された第4の通信装置とを備
    えたデータ転送システムにおいて、 前記第1の通信装置から前記第4の通信装置へのデータ
    転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置から前記
    第1の通信装置へのデータ転送方向を下り方向とした場
    合に、 前記第1の通信装置は、 前記第2の通信装置から送信された前記第1の回線
    (A)の上りチャネルに対するデータ送信条件(uA
    uA)値を受信するデータ送信条件受信部(11)と、 このデータ送信条件受信部(11)が受信したデータ送
    信条件(uAuA)に従ってデータ送信を可能とする
    データ送信部(12)とを有することを特徴とするデー
    タ転送システム。
  2. 【請求項2】第1の通信装置と、この第1の通信装置に
    第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置と、この第3の通信装置に第3
    の回線(C)を介して接続された第4の通信装置とを備
    えたデータ転送システムにおいて、 前記第1の通信装置から前記第4の通信装置へのデータ
    転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置から前記
    第1の通信装置へのデータ転送方向を下り方向とした場
    合に、 前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置に対して、
    第1の回線(A)の上りチャネルに対するデータ送信条
    件(uAuA)値を送信するデータ送信条件送信部
    (1)を有することを特徴とするデータ転送システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記第2の通信装置の
    データ送信条件送信部(1)が、データ送信条件
    uAuA)値を保存するデータ送信条件管理表を有
    することを特徴とするデータ転送システム。
  4. 【請求項4】第1の通信装置と、この第1の通信装置に
    第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置と、この第3の通信装置に第3
    の回線(C)を介して接続された第4の通信装置とを備
    えたデータ転送システムにおいて、 前記第1の通信装置から前記第4の通信装置へのデータ
    転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置から前記
    第1の通信装置へのデータ転送方向を下り方向とした場
    合に、 前記第2の通信装置は、前記第2の回線(B)の上りチ
    ャネルの送信データを監視レベルを用いて監視し、実際
    のデータ送信状態(uBruBr)値を獲得し、また、
    通信装置の第2の回線(B)の上りチャネルの回路がデ
    ジタル信号列、フレーム列、セル列を認識し、実際のデ
    ータ送信状態(uBruBr)値を獲得し、該上りチャ
    ネル回路から該値を獲得する実データ送信状態獲得部
    (2)を有することを特徴とするデータ転送システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記第2の通信装置の実データ送信状態獲得部(2)
    が、レイヤ1において電気的同期をとり、ディジタル信
    号列を検出し、ディジタル信号列を識別することを特徴
    とするデータ転送システム。
  6. 【請求項6】請求項4において、 前記第2の通信装置の実データ送信状態獲得部(2)
    が、フレーム単位のフラグを検出することでフレーム列
    を検出し、フレーム列を識別することを特徴とするデー
    タ転送システム。
  7. 【請求項7】請求項4において、 前記第2の通信装置の実データ送信状態獲得部(2)
    が、セル単位のヘッダを検出することでセル列を検出
    し、セル列を識別することを特徴とするデータ転送シス
    テム。
  8. 【請求項8】請求項4において、 前記第2の通信装置は、通信装置又は輻輳発生判断部
    (3)に予め内蔵している前記第2の回線(B)の上り
    チャネルに対する上限のデータ送信条件(uBm
    uBm)値と、前記実データ送信状態獲得部(2)によ
    り獲得された前記第2の回線(B)の上りチャネルにお
    ける実際の送信条件(uBruBr)値を比較し、前記
    第2の回線(B)の上りチャネルにおいて輻輳が発生し
    ているか否かを判断し、前記上限のデータ送信条件(u
    BmuBm)値と前記実際の送信条件( uBr
    uBr)値との比較による差分値を求める輻輳発生判断
    部(3)を有することを特徴とするデータ転送システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記第2の通信装置の前記輻輳発生判断部(3)は、式
    (1)を計算し、 uBmuBr=X (1) 式(1)で、Xが0または輻輳発生直前までの余裕値で
    ある+jの場合には、式(2)を計算し、 (uBmuBm)−(uBruBr)=Z (2) 式(2)で、Zが0または輻輳発生直前までの余裕値で
    ある+pの場合には輻輳に移行せず、式(1)で、Xが
    −kの場合には、式(3)を計算し、 (uBmuBm)−(uBruBr)=Y (3) 式(3)で、Yが0または輻輳発生直前までの余裕値で
    ある+mの場合には輻輳に移行せず、式(3)でYが−
    nの場合、又は式(2)でZが−qの場合には、輻輳に
    移行することを特徴とするデータ転送システム。
  10. 【請求項10】請求項8において、 前記第2の通信装置は、前記輻輳発生判断部(3)の出
    力結果を基に、所定の割付基準を用いて、前記第2の回
    線(B)上りチャネルのデータ転送において輻輳を発生
    させず、高効率にデータを転送できる個々の第1の回線
    (A)の上りチャネルに対するデータ送信条件(dA
    A)を割り出し、かつ、その値を前記データ送信条件
    送信部(1)に送信するデータ送信条件割出部(4)を
    有することを特徴とするデータ転送システム。
  11. 【請求項11】請求項10において、 前記第2の通信装置のデータ送信条件割出部(4)が、
    前記上限のデータ送信条件(uAmuAm)に比べて安
    全側に余裕を持たせた安全データ送信条件(uBsu
    Bs)を、前記上限のデータ送信条件(uAmuAm)の
    代わりに用いることを特徴とするデータ転送システム。
  12. 【請求項12】請求項10において、 前記第2の通信装置の前記データ送信条件割出部(4)
    が、前記第1の回線(A)の上りチャネルの送信データ
    が、前記第2の回線(B)の上りチャネルを占有できる
    場合、前記所定割付基準として、uAiuAiuBsuBs ただし、uAi :前記第1の回線(A)の上りチャネル
    に対するデータ送信条件のデータ長時間、uAi :前記第1の回線(A)の上りチャネルに対する
    データ送信条件のデータ送信時間間隔、uBs :前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する
    データ送信条件のデータ長時間、uBs :前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する
    データ送信条件のデータ送信時間間隔、 の関係を採用することを特徴とするデータ転送システ
    ム。
  13. 【請求項13】請求項10において、 前記第2の通信装置の前記データ送信条件割出部(4)
    は、n個の前記第1の回線(A)上りチャネルの送信デ
    ータが、前記第2の回線(B)の上りチャネルを占有で
    きる場合、前記所定割付基準として、 Σ(uAiuAi)=uBsuBs ただし、uAi :第i番目の前記第1の回線(A)の上
    りチャネルに対するデータ送信条件のデータ長時間、uAi :第i番目の前記第1の回線(A)の上りチャネ
    ルに対するデータ送信条件のデータ送信時間間隔、uBs :前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する
    データ送信条件のデータ長時間、uBs :前記第2の回線(B)の上りチャネルに対する
    データ送信条件のデータ時間間隔 の関係を採用することを特徴とするデータ転送システ
    ム。
  14. 【請求項14】請求項13において、 前記uAiuAiとの合計値は、 (uA1uA1)=(uA2uA2)=・・・=(u
    AiuAi)=(uAnuAn) の均等の関係から割り出されていることを特徴とするデ
    ータ転送システム。
  15. 【請求項15】請求項13において、 前記uAiuAiとの合計値は、単位時間に送信するデ
    ータビット量の合計値であるΣdAiに順位関係が現れる
    ように付与することを特徴とするデータ転送システム。
  16. 【請求項16】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第1の通信
    装置の性能に基づいて、順位関係を設けることを特徴と
    するデータ転送システム。
  17. 【請求項17】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第1の通信
    装置の運用に基づいて、順位関係を設けることを特徴と
    するデータ転送システム。
  18. 【請求項18】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第4の通信
    装置の性能に基づいて、順位関係を設けることを特徴と
    するデータ転送システム。
  19. 【請求項19】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第4の通信
    装置の運用に基づいて、順位関係を設けることを特徴と
    するデータ転送システム。
  20. 【請求項20】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第1の回線
    (A)の性能に基づいて、順位関係を設けることを特徴
    とするデータ転送システム。
  21. 【請求項21】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第1の回線
    (A)の運用に基づいて、順位関係を設けることを特徴
    とするデータ転送システム。
  22. 【請求項22】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第3の回線
    (C)の性能に基づいて、順位関係を設けることを特徴
    とするデータ転送システム。
  23. 【請求項23】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第3の回線
    (C)の運用に基づいて、順位関係を設けることを特徴
    とするデータ転送システム。
  24. 【請求項24】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第2の回線
    (B)の性能に基づいて、順位関係を付与することを特
    徴とするデータ転送システム。
  25. 【請求項25】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第2の回線
    (B)の運用に基づいて、順位関係を付与することを特
    徴とするデータ転送システム。
  26. 【請求項26】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第1の通信
    装置のデータ送信時刻に基づいて、順位関係を付与する
    ことを特徴とするデータ転送システム。
  27. 【請求項27】請求項15において、 前記uAiuAiとの合計値は、個々の前記第4の通信
    装置のデータ受信時刻に基づいて、順位関係を付与する
    ことを特徴とするデータ転送システム。
  28. 【請求項28】請求項1において、 第1の通信装置と、この第1の通信装置に第1の回線
    (A)を介して接続された第2の通信装置と、この第2
    の通信装置に第2の回線(B)を介して接続された第3
    の通信装置と、この第3の通信装置に第3の回線(C)
    を介して接続された第4の通信装置とを備えたデータ転
    送システムにおいて、 前記第1の通信装置から前記第4の通信装置へのデータ
    転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置から前記
    第1の通信装置へのデータ転送方向を下り方向とした場
    合に、 前記第3の通信装置は、第2の回線(B)の上りチャネ
    ル回路が受信データを監視し、実際のデータ送信状態(
    uBruBr)値を検出し、該回路から該値を獲得する
    実データ送信状態獲得部(21)を有することを特徴と
    するデータ転送システム。
  29. 【請求項29】請求項28において、 前記第3の通信装置は、実データ送信状態獲得部(2
    1)が獲得した実際のデータ送信状態(uBruBr
    を、前記第2の通信装置に送信する実データ送信状態送
    信部(22)を有することを特徴とするデータ転送シス
    テム。
  30. 【請求項30】請求項8において、 前記第2の通信装置は、前記実データ送信状態獲得部
    (2)に代えて、前記第3の通信装置の前記実データ送
    信状態送信部(22)から送信された実データ送信状態
    uBruBr)を受信して、前記輻輳発生判断部
    (3)に出力する実データ送信状態出力部(5)を有す
    ることを特徴とするデータ転送システム。
  31. 【請求項31】請求項8において、 前記第2の通信装置は、前記実データ送信状態獲得部
    (2)に代えて、外部に設けられた管理システムが監視
    測定した前記第2の回線(B)の上りチャネルにおける
    実際の受信状態(uBruBr)を入力して、前記輻輳
    発生判断部(3)に出力する実データ受信状態出力部
    (5a)を有することを特徴とするデータ転送システ
    ム。
  32. 【請求項32】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置と、この第3の通信装置に第3
    の回線(C)を介して接続された第4の通信装置とを備
    えたデータ転送システムにおいて、 前記第1の通信装置から前記第4の通信装置へのデータ
    転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置から前記
    第1の通信装置へのデータ転送方向を下り方向とした場
    合に、 前記第2の通信装置は、「外部に設けられた管理システ
    ムが一義的に決定した、前記輻輳発生判断部(3)が出
    力する情報と同じ情報」を外部の管理システムから受信
    して、前記データ送信条件割出部(4)に出力する一義
    決定情報出力部(6)を有することを特徴とするデータ
    転送システム。
  33. 【請求項33】請求項8において、 前記第2の通信装置は、通信装置又は輻輳発生判断部
    (3)に予め内蔵している上限のデータ送信条件に代え
    て、「外部に設けられた管理システムより、前記第2の
    回線(B)の上りチャネルに対する上限のデータ送信条
    件(uBmuBm)を入力して、前記輻輳発生判断部
    (3)に出力する」上限データ送信条件出力部(7)を
    有することを特徴とするデータ転送システム。
  34. 【請求項34】請求項10において、 前記第2の通信装置は、前記データ送信条件割出部
    (4)に代えて、「請求項12から請求項27の所定割
    付基準に基づいて、任意の前記第1の回線(A)の上り
    チャネルに対するデータ送信条件(uAuA)値」を
    外部に設けられた管理システムから受信して前記データ
    送信条件送信部(1)に送信する第1回線データ送信条
    件割出部(8)を有することを特徴とするデータ転送シ
    ステム。
  35. 【請求項35】請求項1から請求項34において示した
    前記データ送信条件送信部(1)、前記実データ送信状
    態獲得部(2)、前記輻輳発生判断部(3)、前記デー
    タ送信条件割出部(4)、前記実データ送信状態出力部
    (5)、前記実データ受信状態出力部(5a)、前記一
    義決定情報出力部(6)、前記上限データ送信条件出力
    部(7)、前記第1回線データ送信条件割出部(8)の
    機能を、前記第1の回線(A)下りチャネル並びに前記
    第2の回線(B)上り・下りチャネル及び前記第3の回
    線(C)上り・下りチャネルへも適用することを特徴と
    するデータ転送システム。
  36. 【請求項36】請求項35において、 前記第2の通信装置は、通信上、前記第1の通信装置と
    同様の役割を果たす通信装置を複数接続し、 前記第3の通信装置は、通信上、前記第4の通信装置と
    同様の機能を果たす通信装置を複数接続し、各々の回線
    上り・下りチャネルにも適用されることを特徴とするデ
    ータ転送システム。
  37. 【請求項37】請求項35において、前記第2の通信装
    置と前記第3の通信装置が呼接続処理を使わず、固定的
    仮想論理パスによって、前記第1の通信装置と前記第4
    の通信装置間の上りチャネル及び下りチャネルを予め設
    定する場合に、前記データ送信条件送信部(1)、前記
    実データ送信状態獲得部(2)、前記輻輳発生判断部
    (3)、前記データ送信条件割出部(4)、前記実デー
    タ送信状態出力部(5)、前記実データ受信状態出力部
    (5a)、前記一義決定情報出力部(6)、前記上限デ
    ータ送信条件出力部(7)、前記第1回線データ送信条
    件割出部(8)の機能は、前記第1の回線(A)の上り
    ・下りチャネル及び前記第2の回線(B)の上り下り・
    チャネル及び前記第3の回線(C)上り・下りチャネル
    に適用されることを特徴とするデータ転送システム。
  38. 【請求項38】請求項1から請求項37において、 前記第1の回線(A)の上り・下りチャネル、前記第3
    の回線(C)の上り・下りチャネルあるいは前記第2の
    回線(B)の上り・下りチャネルの利用を有償とする場
    合、データ送信条件(d、t)の値に基づいて、利用金
    額を付与することを特徴とするデータ転送システム。
  39. 【請求項39】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置とを備えたデータ転送システム
    のデータ転送方法において、 前記第1の通信装置から前記第2の通信装置に前記第1
    の回線(A)を介して連続データが送信されるときに、
    連続データの先頭ビットから末尾ビット(以下、連続デ
    ータという)までの送信時間をデータ長時間dA とする
    とともに、連続データの発生時間間隔をtA とし、 前記第2の通信装置から前記第3の通信装置に前記第2
    の回線(B)を介して連続データが送信されるときに、
    連続データの先頭ビットから末尾ビットまでの送信時間
    をデータ長時間dB とするとともに、連続データの発生
    時間間隔をtBとした場合に、 前記第1の回線(A)のデータ送信条件(uAuA
    を、前記第2の回線(B)に対する上限のデータ送信条
    件(uBmuBm)に設定することを特徴とするデータ
    転送方法。
  40. 【請求項40】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に通信チャネルを介して接続された第2の通信装置とを
    備えたデータ転送システムのデータ転送方法において、 前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置にデータ送
    信条件(d、t)を送信し、 前記第1の通信装置は、前記データ送信条件(d、t)
    に基づいて、データを送信する動作を含むことを特徴と
    するデータ転送方法。
  41. 【請求項41】請求項40におけるデータ転送方法は、
    必要に応じ使用されることを特徴とするデータ転送方
    法。
  42. 【請求項42】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置と、この第3の通信装置に第3
    の回線(C)を介して接続された第4の通信装置とを備
    え、前記第1の通信装置から前記第2の通信装置及び前
    記第3の通信装置を介して前記第4の通信装置にデータ
    転送するデータ転送システムのデータ転送方法におい
    て、 前記第1の通信装置と前記第4の通信装置間が通信中
    に、前記第2の通信装置においてデータ転送に輻輳が発
    生する場合に、 前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置に、請求項
    1から34のデータ転送システムのいずれかにて設定さ
    れた前記第1の回線(A)に対するデータ送信条件(d
    A、tA)を送信し、前記第1の通信装置は、前記データ
    送信条件(dA、tA)に基づいて、データを送信する動
    作を含むことを特徴とするデータ転送方法。
  43. 【請求項43】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置と、この第3の通信装置に第3
    の回線(C)を介して接続された第4の通信装置とを備
    え、前記第1の通信装置から前記第2の通信装置及び前
    記第3の通信装置を介して前記第4の通信装置にデータ
    転送するデータ転送システムのデータ転送方法におい
    て、 前記第1の通信装置と前記第4の通信装置間が通信中
    に、前記第3の通信装置においてデータ転送に輻輳が発
    生する場合に、 前記第3の通信装置は、前記第1の通信装置に、請求項
    1から34のデータ転送システムのいずれかにて設定さ
    れた前記第1の回線(A)に対するデータ送信条件(d
    A、tA)を送信し、 前記第1の通信装置は、前記データ送信条件(dA
    A)に基づいて、データを送信する動作を含むことを
    特徴とするデータ転送方法。
  44. 【請求項44】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置と、この第3の通信装置に第3
    の回線(C)を介して接続された第4の通信装置とを備
    え、前記第4の通信装置から前記第3の通信装置及び前
    記第2の通信装置を介して前記第1の通信装置にデータ
    転送するデータ転送システムのデータ転送方法におい
    て、 前記第1の通信装置と前記第4の通信装置間が通信中
    に、前記第3の通信装置においてデータ転送に輻輳が発
    生する場合に、 前記第3の通信装置は、前記第4の通信装置に、前記第
    3の回線(C)に対するデータ送信条件(dC、tC)を
    送信し、 前記第4の通信装置は、請求項1から34のデータ転送
    システムのいずれかにて設定された前記データ送信条件
    (dC、tC)に基づいて、データを送信する動作を含む
    ことを特徴とするデータ転送方法。
  45. 【請求項45】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第2の回線(B)を介して接
    続された第3の通信装置と、この第3の通信装置に第3
    の回線(C)を介して接続された第4の通信装置とを備
    え、前記第4の通信装置から前記第3の通信装置及び前
    記第2の通信装置を介して前記第1の通信装置にデータ
    転送するデータ転送システムのデータ転送方法におい
    て、 前記第1の通信装置と前記第4の通信装置間が通信中
    に、前記第2の通信装置においてデータ転送に輻輳が発
    生する場合に、 前記第2の通信装置は、前記第4の通信装置に、請求項
    1から34のデータ転送システムのいずれかにて設定さ
    れた前記第3の回線(C)に対するデータ送信条件(d
    C、tC)を送信し、 前記第4の通信装置は、前記データ送信条件(dC
    C)に基づいて、データを送信する動作を含むことを
    特徴とするデータ転送方法。
  46. 【請求項46】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第3の回線(C)を介して接
    続された第4の通信装置とを備え、前記第1の通信装置
    から前記第2の通信装置を介して前記第4の通信装置に
    データ転送されるデータ転送システムのデータ転送方法
    において、 前記第1の通信装置と前記第4の通信装置間が通信中
    に、前記第2の通信装置においてデータ転送に輻輳が発
    生する場合に、 前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置に、請求項
    1から34のデータ転送システムのいずれかにて設定さ
    れた前記第1の回線(A)に対するデータ送信条件(d
    A、tA)を送信し、 前記第1の通信装置は、前記データ送信条件(dA
    A)に基づいて、データを送信する動作を含むことを
    特徴とするデータ転送システム。
  47. 【請求項47】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第3の回線(C)を介して接
    続された第4の通信装置とを備え、前記第4の通信装置
    から前記第2の通信装置を介して前記第1の通信装置に
    データ転送されるデータ転送システムのデータ転送方法
    において、 前記第1の通信装置と前記第4の通信装置間が通信中
    に、前記第2の通信装置においてデータ転送に輻輳が発
    生する場合に、 前記第2の通信装置は、前記第4の通信装置に、請求項
    1から請求項34のデータ転送システムのいずれかにて
    設定された前記第3の回線(C)に対するデータ送信条
    件(dC、tC)を送信し、 前記第4の通信装置は、前記データ送信条件(dC
    C)に基づいて、データを送信する動作を含むことを
    特徴とするデータ転送システム。
  48. 【請求項48】請求項42において、 前記第2の通信装置は、前記第2の通信装置においてデ
    ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、前記第1の
    通信装置に、請求項1から請求項34のデータ転送シス
    テムのいずれかにて設定された前記データ送信条件(d
    A、tA)を送信することを特徴とするデータ転送方法。
  49. 【請求項49】請求項43において、 前記第3の通信装置は、前記第3の通信装置においてデ
    ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、前記第1の
    通信装置に、請求項1から34のデータ転送システムの
    いずれかにて設定された前記データ送信条件(dA
    A)を送信することを特徴とするデータ転送方法。
  50. 【請求項50】請求項44において、 前記第3の通信装置は、前記第3の通信装置においてデ
    ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、前記第4の
    通信装置に、請求項1から34のデータ転送システムの
    いずれかにて設定された前記データ送信条件(dC
    C)を送信することを特徴とするデータ転送方法。
  51. 【請求項51】請求項45において、 前記第2の通信装置は、前記第2の通信装置においてデ
    ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、前記第4の
    通信装置に、請求項1から34のデータ転送システムの
    いずれかにて設定された前記データ送信条件(dC
    C)を送信することを特徴とするデータ転送方法。
  52. 【請求項52】請求項46において、 前記第2の通信装置は、前記第2の通信装置においてデ
    ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、前記第1の
    通信装置に、請求項1から34のデータ転送システムの
    いずれかにて設定された前記データ送信条件(dA
    A)を送信することを特徴とするデータ転送方法。
  53. 【請求項53】請求項47において、 前記第2の通信装置は、前記第2の通信装置においてデ
    ータ転送に輻輳が発生していない場合でも、前記第4の
    通信装置に、請求項1から34のデータ転送システムの
    いずれかにて設定された前記データ送信条件(dC
    C)を送信することを特徴とするデータ転送方法。
  54. 【請求項54】第1の通信装置と、この第1の通信装置
    に第1の回線(A)を介して接続された第2の通信装置
    と、この第2の通信装置に第1の中継回線(B1) を介
    して接続された第5の通信装置と、この第5の通信装置
    に第2の中継回線(B2) を介して接続された第3の通
    信装置と、この第3の通信装置に第3の回線(C)を介
    して接続された第4の通信装置とを備え、前記第1の通
    信装置と前記第2の通信装置間、前記第2の通信装置と
    前記第5の通信装置間、前記第5の通信装置と前記第3
    の通信装置間及び前記第3の通信装置と前記第4の通信
    装置間で双方向にデータ転送するデータ転送システムの
    データ転送方法において、 前記第1の通信装置から前記第4の通信装置へのデータ
    転送方向を上り方向とし、前記第4の通信装置から前記
    第1の通信装置へのデータ転送方向を下り方向とした場
    合に、 前記第5の通信装置は、 前記第2の通信装置に、請求項1から34のデータ転送
    システムのいずれかにて設定された前記第2の中継回線
    (B2) 上りチャネルに対するデータ送信条件
    uB2uB2)を送信し、 前記第1の通信装置に、請求項1から34のデータ転送
    システムのいずれかにて設定された前記第1の中継回線
    (B1) 上りチャネルに対するデータ送信条件
    uB1uB1)を送信し、 前記第3の通信装置に、請求項1から34のデータ転送
    システムのいずれかにて設定された前記第1の中継回線
    (B1) 下りチャネルに対するデータ送信条件
    dB1dB1)を送信し、 前記第4の通信装置に、請求項1から34のデータ転送
    システムのいずれかにて設定された前記第2の中継回線
    (B2) 下りチャネルに対するデータ送信条件
    dB2dB2)を送信する動作を含むことを特徴とす
    るデータ転送方法。
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